JP3028871B2 - 光ディスクの記録再生装置 - Google Patents

光ディスクの記録再生装置

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JP3028871B2
JP3028871B2 JP3261045A JP26104591A JP3028871B2 JP 3028871 B2 JP3028871 B2 JP 3028871B2 JP 3261045 A JP3261045 A JP 3261045A JP 26104591 A JP26104591 A JP 26104591A JP 3028871 B2 JP3028871 B2 JP 3028871B2
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祥孝 光成
博 新井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サンプルサーボ方式に
よってキャリッジの動作を制御するための光ディスクの
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サンプルサーボ方式におけるフォーマッ
トの最大の特徴は、プリグルーブがなく、1トラック中
1376箇所にプリフォーマットされているサーボフィ
ールドによって、トラッキングエラーや記録/再生用ク
ロック等をサンプリングで生成することである。
【0003】またセクタ構造における各セクタは、43
個のセグメントと呼ばれるサーボブロックよりなり、更
に1セグメントは18バイトに分割されている。1セグ
メント18バイトのうち、先頭2バイトがサーボフィー
ルドとしてプリフォーマットされている。残り16バイ
トがデータを書込むためのフィールドであり、単なる鏡
面となっている。但し、先頭セグメントには、セクタ同
期信号とセクタアドレスとがプリフォーマットされてい
る。
【0004】以上のようなフォーマットのサンプルサー
ボ方式におけるフォーカスエラーは、サーボフィールド
内に確保されている鏡面部でサンプルすることにより生
成可能であるため、グルーブやピットの有無によるゲイ
ン変動及び目標ズレ変動等の悪影響を受けない。また、
トラッキングエラーは、サーボフィールド中の1番目と
2番目の1組のトラック中心から左右にずれて配置され
たウォブルピットの再生信号の振幅の差をサンプルする
ことにより生成されるので、ディスクの反りやトラック
の偏心等による目標値ズレの発生が少ない。
【0005】それ以外には、ピックアップ内にトラッキ
ングエラー検出光学系が不要であるということも上げら
れる。また記録/再生用クロックは、サーボフィールド
中の3番目のピットにPLLを同期させることによって
生成され、その3番目のピットの位置検出、すなわちセ
グメント同期は2番目と3番目のピットの固有の間隔を
検出することにより記録再生が行われる。
【0006】なお、トラッキングサーボがオフのときで
も、各ピットの位置を特定するために再生クロックを必
要とするが、トラックピッチが1.5μmと狭いので、
クロストーク信号によってPLLのロックが維持されて
いる。このため、トラック横切り中もサーボフィールド
の各ピットの位置検出が可能である。
【0007】一方、サーボフィールドの1番目のピット
は、16トラックおきにその位置を変えているので、ト
ラック横切り中に1番目のピット位置が16トラック毎
に切替わることを検出すれば、高速早送り時も横切った
トラック数のカウントを正確に行うことができる。ま
た、移動速度が遅くなってくればセクタアドレスを読取
ることも可能となるので、早送り後のトラックジャンプ
数を非常に少なくすることができる。すなわち、短いシ
ークタイムを実現可能なフォーマットとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のサンプルサーボ方式では、ディスク上の同期信号が
所定時間内において所定数以上連続して欠落している場
合、再び同期が正しくとれるまで上述のトラッキングエ
ラー信号や16トラックのカウント情報をサンプリング
することができない。そこで従来は、キャリッジをディ
スクの半径方向に移動させるためのリニアモータの駆動
を制御し、強制的にフリーラン又は定速移動させるよう
にしていた。これは、再度同期がとれたときにアクセス
時間を短くするために行っているものである。
【0009】しかしながら、ディスクの記録面に傷がつ
いたり塵が付着したりすること等によるバースト的な同
期欠落がディスクの終端近傍で発生した場合等において
は、トラックカウントに誤差を生じ、光学ピックアップ
がサーボ情報のない鏡面部までオーバランしてしまう可
能性があった。
【0010】また、光学ピックアップがサーボ情報のな
い鏡面部までオーバランしてしまった場合には、キャリ
ッジを内周位置まで戻す必要があるため、結果的にアク
セス時間が長くなってしまうという問題もある。
【0011】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、ディスクの記録面に傷がついたり塵が付着
したりすることに等に起因する非常事態が生じてもアク
セス時間を短くすることができ、アクセス動作の信頼性
を大幅に向上させることができる光ディスクの記録再生
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、光ディスクの記録面から情報を読取るピ
ックアップを搭載し、このピックアップを前記光ディス
クの半径方向に移動させるためのキャリッジの動作を制
御する光ディスクの記録再生装置において、前記ピック
アップによって読取られた情報から同期信号の欠落を検
出する同期検出手段と、前記キャリッジに対して加速動
作を行わせている最中に前記同期検出手段によって同期
信号の欠落が検出されたとき、前記キャリッジを強制的
に減速させて停止させるキャリッジ速度制御手段とを具
備することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の光ディスクの記録再生装置では、キャ
リッジが加速動作を行っている最中に、同期検出手段に
よって同期信号の欠落が検出されると、キャリッジ速度
制御手段がキャリッジを強制的に減速させて停止させ
る。
【0014】したがって、バースト的な同期欠落やキャ
リッジの移動終端近傍での同期欠落があった場合であっ
ても、キャリッジは加速状態から強制的に減速されて停
止されるため、サーボ情報のない鏡面部までピックアッ
プがオーバランすることを確実に防止することができ
る。また、キャリッジの停止した位置から再度同期検出
を行わせることができるため、再度内周位置までキャリ
ッジを戻すことがなくなり、その結果アクセス時間が短
くなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明の光ディスクの記録再生装
置の一実施例を示すもので、スピンドルモータ1によっ
て回転する光ディスク2の記録面から情報を読取るため
のピックアップ3が備えられている。このピックアップ
3は、図示省略のキャリッジに搭載されており、ピック
アップ3はキャリッジの移動によって光ディスク2の半
径方向に移動されるようになっている。
【0016】また、光ディスクの記録再生装置には、キ
ャリッジの実測速度データを出力するF/V変換器4、
トラッキングエラー信号を抽出するトラッキングエラー
抽出回路5、同期信号を検出する同期検出手段としての
同期検出回路6が備えられている。なお、これらはいず
れもピックアップ3によって読取られた情報に基づきそ
れぞれの検出結果を出力するものである。
【0017】ここで、F/V変換器4はたとえば図2に
示すように、ピックアップ3が光ディスク2のトラック
を横切る毎に発生するパルスをF/V変換(積分)し、
キャリッジの実測速度をデータとして出力するものであ
る。また、同期検出回路6からは、24×(2〜3)μ
secの期間内にて同期信号が検出されないとき、その
検出が無いことを示すパルスが出力されるようになって
いる。
【0018】更に、光ディスクの記録再生装置には、シ
ーク動作を指示するためのシーク命令信号が取込まれた
とき、後述するキャリッジ速度制御手段としてのキャリ
ッジ速度制御回路9に対して加速、定速、減速を指示す
るためのコントロール信号を出力する主制御部7、シー
ク時において主制御部7により現在アドレスと目標アド
レスとのトラック数差がセットされるカウンタ8が備え
られている。
【0019】ここで、カウンタ8内においては、トラッ
キングエラー抽出回路5からのトラックを横切る毎に発
生するパルスに基づき、セットされている現在アドレス
と目標アドレスとのトラック数をそのパルスに対応させ
て減算されるようになっている。なお、このような減算
に際しては1トラック毎にトラックを横切ったことを示
すパルスが発生されるものにあっては1減とし、16ト
ラック毎にトラックを横切ったことを示すパルスが発生
されるものにあっては16減とされるようになってい
る。
【0020】更にまた、光ディスクの記録再生装置に
は、シーク時において加速を指示するためのコントロー
ル信号が取込まれたとき、カウンタ8にセットされたデ
ータに基づいて目標アドレスまでキャリッジを移動させ
るためのコントロール信号を出力するキャリッジ速度制
御回路9が備えられている。ここで、キャリッジ速度制
御回路9には、ROMテーブル(図示省略)が備えられ
ており、このROMテーブルにはキャリッジの動作をコ
ントロールするための速度データがセットされている。
【0021】続いて、このような構成の光ディスクの記
録再生装置の動作を、図3を用いて説明する。まず、主
制御部7にシーク命令信号が取込まれると、主制御部7
はカウンタ8に現在アドレスと目標アドレスとのトラッ
ク数差をセットする。また、主制御部7はキャリッジ速
度制御回路9に対して加速を指示するためのコントロー
ル信号を出力する。これにより、キャリッジ速度制御回
路9は、キャリッジをBのラインに沿って加速させる。
【0022】このとき、トラッキングエラー抽出回路5
からカウントパルスが出力されると、カウンタ8内の現
在アドレスと目標アドレスとのトラック数差が減算され
る。また、F/V変換器4からの変換出力である実測速
度データがキャリッジ速度制御回路9に取込まれると、
キャリッジ速度制御回路9はROMテーブルからキャリ
ッジの動作を制御すべき速度データを読取る。
【0023】そして、同期信号が検出されている通常の
キャリッジの移動は、Bのラインに沿って加速された
後、キャリッジ速度制御回路9のROMテーブルの速度
データAに従って、目標アドレスに到達する。一方、キ
ャリッジがBのラインに沿っての加速中に同期検出回路
6によって同期信号の欠落が検出されると、主制御部7
はキャリッジ速度制御回路9に対してキャリッジを強制
減速させるべく制御信号を出力する。これにより、キャ
リッジ速度制御回路9は、キャリッジをB1 のラインに
沿って強制減速を行わせ停止させる。キャリッジが強制
減速を行い停止した後、この停止位置から再度キャリッ
ジをB2 のラインに沿って加速させる。
【0024】キャリッジがB2 のラインに沿っての加速
中に同期検出回路6によって再び同期信号の欠落が検出
されると、主制御部7は上記同様にキャリッジ速度制御
回路9に対してキャリッジを強制減速させるべく制御信
号を出力する。これにより、キャリッジ速度制御回路9
は、キャリッジをB3 のラインに沿って強制減速を行わ
せ停止させる。
【0025】一方、たとえばB2 のラインに沿っての加
速中に同期信号の欠落が検出されなかったときは、B5
のラインに沿って更に加速され、Aのラインに到達した
後はこのAのラインに従って減速され、目標アドレスに
到達する。ちなみに、従来のキャリッジの制御では、B
のラインに沿っての加速中に同期信号の欠落が検出され
た場合、Cのラインに示すように一定の速度でキャリッ
ジを移動させている。
【0026】このように、この実施例では、キャリッジ
が加速動作を行っている最中に、同期検出回路6によっ
て同期信号の欠落が検出されると、キャリッジ速度制御
回路9がキャリッジを強制的に減速させて停止させる。
したがって、バースト的な同期欠落やキャリッジの移動
終端近傍での同期欠落があった場合であっても、キャリ
ッジは加速状態から強制的に減速されて停止されるた
め、サーボ情報のない鏡面部までのピックアップ3のオ
ーバランが確実に防止される。
【0027】また、キャリッジが停止した位置から再度
同期検出を行わせることができるため、再度内周位置ま
でキャリッジを戻すことがなくなり、その結果アクセス
時間が短くなる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
クの記録再生装置によれば、キャリッジの加速動作中
に、同期検出手段によって同期信号の欠落が検出される
と、キャリッジ速度制御手段がキャリッジを強制的に減
速させて停止させる。したがって、バースト的な同期欠
落やキャリッジの移動終端近傍での同期欠落があった場
合であっても、キャリッジを加速状態から強制的に減速
させ停止させることにより、サーボ情報のない鏡面部ま
でのピックアップのオーバランが確実に防止され、また
キャリッジの停止した位置から再度同期検出を行わせる
ことが不要となり、再度内周位置までキャリッジを戻す
ことがなくなる。その結果、ディスクの記録面に傷がつ
いたり塵が付着したりすることに等に起因する非常事態
が生じてもアクセス時間を短くすることができ、アクセ
ス動作の信頼性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のサンプルサーボ装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】 図1のF/V変換器の変換出力を示す図であ
る。
【図3】 図1のサンプルサーボ装置の動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
4 F/V変換器 5 トラッキングエラー抽出回路 6 同期検出回路 7 主制御部 8 カウンタ 9 キャリッジ速度制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/004 G11B 19/02 501 G11B 21/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの記録面から情報を読取るピ
    ックアップを搭載し、このピックアップを前記光ディス
    クの半径方向に移動させるためのキャリッジの動作を制
    御する光ディスクの記録再生装置において、 前記ピックアップによって読取られた情報から同期信号
    の欠落を検出する同期検出手段と、 前記キャリッジに対して加速動作を行わせている最中に
    前記同期検出手段によって同期信号の欠落が検出された
    とき、前記キャリッジを強制的に減速させて停止させる
    キャリッジ速度制御手段とを具備することを特徴とする
    光ディスクの記録再生装置。
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