JP3028844B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3028844B2
JP3028844B2 JP02287045A JP28704590A JP3028844B2 JP 3028844 B2 JP3028844 B2 JP 3028844B2 JP 02287045 A JP02287045 A JP 02287045A JP 28704590 A JP28704590 A JP 28704590A JP 3028844 B2 JP3028844 B2 JP 3028844B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶表示装置に係わり、特に偏光を用いて表
示を行う液晶表示装置において、広視角を実現するのに
好適な液晶表示装置の手段に関するものである。
〔従来の技術〕
偏光を用いて表示を行う液晶表示装置の構成は、一対
の透明電極を備えたガラス基板等の間に液晶層を挟持し
た液晶セルと、液晶セルを挾む一対の偏光板から構成さ
れ、特に視角を広げる手段はなかつた。最近、電子情報
通信学会89,421,35(1990)で電圧無印加の状態で黒表
示を行うTNモードの液晶表示装置において、屈折率異方
性を有するフイルムを用いて視角を広げる方法が報告さ
れている。この方法は、屈折率異方性を有するフイルム
を用いて偏光板の視角特性を改善し、主に黒表示の視角
を広げる方法である。従つて、フイルムの屈折率の特性
は液晶の屈折率の特性にほとんど依存しない。ところ
が、電圧無印加の状態で白表示を行うTNモードでは黒表
示時に電圧が印加されており、黒表示の視角特性は液晶
の屈折率の特性に強く依存する。従つて、電圧無印加の
状態で白表示を行うTNモードでは、液晶の屈折率の特性
に合わしてフイルムを最適化する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、液晶の屈折率の特性を考慮せず、
偏光板の視角を広げる方法であるため、電圧無印加の状
態で白表示を行うTNモードの視角が広がるとは限らな
い。
本発明は、液晶の屈折率の特性に対して、最適なフイ
ルムの条件を規定することによつて、電圧無印加の状態
で白表示を行うTNモードで視角の広い液晶表示装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、液晶セルと偏光板の間に屈折率異方性
を有するフイルムを設け、フイルムの屈折率を液晶の屈
折率に対して、特定することによつて達成される。
〔作用〕
液晶セルで生じる視角特性は、複屈折性を有するフイ
ルムで補償され、全体の視角は広くなる。
〔実施例〕
本発明の第1の実施例について説明する。その構成は
第1図に斜視図で示すように、液晶セル10、下側偏光板
21、上側偏光板22、下側偏光板21と液晶セル10の間にあ
り、下側偏光板21に接する一軸異方性フイルム31、下側
偏光板21と液晶セル10の間にあり、液晶セル10に接する
一軸異方性フイルム32、上側偏光板22と液晶セル10の間
にあり、上側偏光板22に接する一軸異方性フイルム33、
上側偏光板22と液晶セル10の間にあり、液晶セル10に接
する一軸異方性フイルム34からなる。液晶セル10は液晶
に電圧を印加するための透明電極を有する2枚の透明基
板の間に液晶を挿入したものである。下側偏光板21と上
側偏光板22の吸収軸は互いに直交し、液晶セル10の下側
基板のラビング軸は下側偏光板21の吸収軸と平行であ
り、上側基板のラビング方向は上側偏光板22の吸収軸と
平行である。一軸異方性フイルム31,32,33,34は同一の
材料であり、屈折率異方性は正で、その光学軸はフイル
ムの面に平行である。フイルム31,32の光学軸は互いに
直交し、フイルム31の光学軸は下側偏光板21の吸収軸と
平行である。さらに、フイルム33,34の光学軸は互いに
直交し、フイルム33の光学軸は上側偏光板の吸収軸と平
行である。第2図に視角が最も広くなるときの液晶セル
の透明電極間に印加される電圧と液晶の常屈折率、異常
屈折率の差と液晶層の厚さの積(Δnd)LC、フイルムの
常屈折率、異常屈折率の差と厚さの積(Δnd)Fの関係
を示す。斜線で示した印加電圧の低い領域では正面から
見て十分な黒表示が得られない。従つて、(Δnd)F
(Δnd)LC=0.25〜0.5で視角の広い液晶表示装置が実
現できる。
本発明の第2の実施例について説明する。その構成は
第3図に斜視図で示すように、液晶セル10、複合部材50
からなる。複合部材50は第4図に示すように偏光板20、
偏光板20の上に積層した一軸異方性フイルム37、一軸異
方性フイルム37の上に積層した一軸異方性フイルム38か
らなる。フイルム37,38は同一の材料であり、屈折率異
方性は正で、その光学軸はフイルムの面に平行である。
偏光板20の吸収軸70とフイルム37の光学軸87は平行であ
り、偏光板20の吸収軸70とフイルム38の光学軸88は直交
する。第3図において、双方の複合部材4を互いの偏光
板20の吸収軸70が直交するように設置すれば、液晶セル
10と1種類の複合部材50を用いて第1の実施例の構成が
実現できる。本手段を用いることによつて生産性の高い
広視角液晶表示装置が実現できる。
本発明の第3の実施例について説明する。その構成は
第5図に斜視図で示すように、液晶セル10、下側偏光板
21、上側偏光板22、下側偏光板21と液晶セル10の間にあ
り、下側偏光板21に接する一軸異方性フイルム31、下側
偏光板21と液晶セル10の間にあり、液晶セル10に接する
一軸異方性フイルム32からなる。液晶セル10は液晶に電
圧を印加するための透明電極を有する2枚の透明基板の
間に液晶を挿入したものである。下側偏光板21と上側偏
光板22の吸収軸は互いに直交し、液晶セル10の下側基板
のラビング軸は下側偏光板21の吸収軸と平行であり、上
側基板のラビング方向は上側偏光板22の吸収軸と平行で
ある。一軸異方性フイルム31,32は同一の材料であり、
屈折率異方性は正で、その光学軸はフイルムの面に平行
である。フイルム31,32の光学軸は互いに直交し、フイ
ルム31の光学軸は下側偏光板21の吸収軸と平行である。
第6図に視角が最も広くなるときの液晶セルの透明電極
間に印加される電圧と液晶の常屈折率、異常屈折率の差
と液晶層の厚さの積(Δnd)LC、フイルムの常屈折率、
異常屈折率の差と厚さの積(Δnd)Fの関係を示す。斜
線で示した印加電圧の低い領域では正面から見て十分な
黒表示が得られない。従つて、(Δnd)F/(Δnd)LC
=0.5〜1.0で視角の広い液晶表示装置が実現できる。
本発明の第4の実施例について説明する。その構成は
第7図に斜視図で示すように、液晶セル10、下側偏光板
21、上側偏光板22、下側偏光板21と液晶セル10の間にあ
り、下側偏光板21と液晶セル10に接する一軸異方性フイ
ルム35、上側偏光板22と液晶セル10の間にあり、上側偏
光板22と液晶セル10に接する一軸異方性フイルム36から
なる。液晶セルは液晶に電圧を印加するための透明電極
を有する2枚の透明基板の間に液晶を挿入したものであ
る。下側偏光板21と上側偏光板22の吸収軸は互いに直交
し、液晶セル10の下側基板のラビング軸は下側偏光板21
の吸収軸と平行であり、上側基板のラビング方向は上側
偏光板22の吸収軸と平行である。一軸異方性フイルム3
5,36は同一の材料であり、屈折率異方性は負で、その光
学軸はフイルムの面に垂直である。第8図に視角が最も
広くなるときの液晶セルの透明電極間に印加される電圧
と液晶の常屈折率、異常屈折率の差と液晶層の厚さの積
(Δnd)LC、フイルムの常屈折率、異常屈折率の差と厚
さの積(Δnd)Fの関係を示す。斜線で示した印加電圧
の低い領域では正面から見て十分な黒表示が得られな
い。従つて、(Δnd)F/(Δnd)LC=0.35〜0.5で視角
の広い液晶表示装置が実現できる。
本発明の第5の実施例について説明する。その構成は
第9図に斜視図で示すように、液晶セル10、下側偏光板
21、上側偏光板22、下側偏光板21と液晶セル10の間にあ
り、下側偏光板21と液晶セル10に接する一軸異方性フイ
ルム35からなる。液晶セルは液晶に電圧を印加するため
の透明電極を有する2枚の透明基板の間に液晶を挿入し
たものである。下側偏光板21と上側偏光板22の吸収軸は
互いに直交し、液晶セル10の下側基板のラビング軸は下
側偏光板21の吸収軸と平行であり、上側基板のラビング
方向は上側偏光板22の吸収軸と平行である。一軸異方性
フイルムの屈折率異方性は負で、その光学軸はフイルム
の面に垂直である。第10図に視角が最も広くなるときの
液晶セルの透明電極間に印加される電圧と液晶の常屈折
率、異常屈折率の差と液晶層の厚さの積(Δnd)LC、フ
イルムの常屈折率、異常屈折率の差と厚さの積(Δnd)
Fの関係を示す。斜線で示した印加電圧の低い領域では
正面から見て十分な黒表示が得られない。従つて(Δn
d)F/(Δnd)LC=0.7〜1.0で視角の広い液晶表示装置
が実現できる。
本発明の第6の実施例について説明する。その構成は
第11図に斜視図で示すように、液晶セル10、下側偏光板
21、上側偏光板22、下側偏光板21と液晶セル10の間にあ
り、下側偏光板21に接する二軸異方性フイルム41、下側
偏光板21と液晶セル10の間にあり、液晶セル10に接する
二軸異方性フイルム42、上側偏光板22と液晶セル10の間
にあり、上側偏光板22に接する二軸異方性フイルム43、
上側偏光板22と液晶セル10の間にあり、液晶セル10に接
する二軸異方性フイルム44からなる。液晶セル10は液晶
に電圧を印加するための透明電極を有する2枚の透明基
板の間に液晶を挿入したものである。液晶の常屈折率、
異常屈折率の差と液晶層の厚さの積は500nmである。第1
2図に各素子の角度の関係を示す。下側偏光板21と上側
偏光板22の吸収軸71,72は互いに直交し、液晶セル10の
下側基板のラビング軸は61下側偏光板21の吸収軸71と平
行であり、上側基板のラビング方向62は上側偏光板22の
吸収軸72と平行である。二軸異方性フイルム41,42,43,4
4は同一の材料であり、三つの誘電軸のうち、二つはフ
イルムの面に平行であり、他の一つは垂直である。フイ
ルムの面に垂直な方向にz軸をとり、各方向の屈折率を
nx、ny、nzで表すと(nx−nz)d=145nm、(ny−nz
d=100nmである。フイルム41,42のnxの方向91,92は互
いに直交し、フイルム41のnxの方向91は下側偏光板21の
吸収軸71と平行である。さらに、フイルム43,44のnx
方向93,94は互いに直交し、フイルム43のnxの方向93は
上側偏光板22の吸収軸72と平行である。第13図に、第12
図に示す左右方向の透過率の視角依存性を示す。本実施
例を用いることによつて、視角の広い液晶表示装置が実
現できる。
本発明の第7の実施例について説明する。その構成は
第14図に斜視図で示すように、液晶セル10、下側偏光板
21、上側偏光板22、下側偏光板21と液晶セル10の間にあ
り、下側偏光板21と液晶セル10に接する二軸異方性フイ
ルム45、上側偏光板22と液晶セル10の間にあり、上側偏
光板22と液晶セル10に接する二軸異方性フイルム46から
なる。液晶セル10は液晶に電圧を印加するための透明電
極を有する2枚の透明基板の間に液晶を挿入したもので
ある。液晶の常屈折率、異常屈折率の差と液晶層の厚さ
の積は500nmである。第15図に各素子の角度の関係を示
す。下側偏光板21と上側偏光板22の吸収軸71,72は互い
に直交し、液晶セル10の下側基板のラビング軸61は下側
偏光板21の吸収軸71と平行であり、上側基板のラビング
方向62は上側偏光板22の吸収軸72と平行である。二軸異
方性フイルム45,46は同一の材料であり、三つの誘電軸
のうち、二つはフイルムの面に平行であり、他の一つは
垂直である。フイルムの面に垂直な方向にz軸をとり、
各方向の屈折率をnx、ny、nzで表すと(nx−ny)d=65
nm、(ny−nz)d=180nmである。フイルム45,46のnx
方向95,96は互いに直交し、フイルム45のnxの方向は下
側偏光板21の吸収軸72と直交する。第16図に、第15図に
示す左右方向の透過率の視角依存性を示す。本実施例を
用いることによつて、視角の広い液晶表示装置が実現で
きる。
〔発明の効果〕
本発明の液晶表示装置は、以上説明したように、電圧
無印加で白表示を行うTNモードにおいて、屈折率異方性
を有するフイルムを用い、しかも、その屈折率を液晶の
屈折率に対して特定することによつて、広い視角を得る
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す斜視図、第
2図は第1の実施例において、視角が最も広くなるとき
の液晶セルの印加電圧と液晶の常屈折率、異常屈折率の
差と液晶層の厚さの積(Δnd)LC、フイルムの常屈折
率、異常屈折率の差と厚さの積(Δnd)Fの関係を示す
図、第3図は本発明の第2の実施例の構成を示す斜視
図、第4図は第3図中の複合部材の構成を示す図、第5
図は本発明の第3の実施例の構成を示す斜視図、第6図
は第3の実施例において、視角が最も広くなるときの液
晶セルの印加電圧と液晶の常屈折率、異常屈折率の差と
液晶層の厚さの積(Δnd)LC、フイルムの常屈折率、異
常屈折率の差と厚さの積(Δnd)Fの関係を示す図、第
7図は本発明の第4の実施例の構成を示す斜視図、第8
図は第4の実施例において、視角が最も広くなるときの
液晶セル印加電圧と液晶の常屈折率、異常屈折率の差と
液晶層の厚さの積(Δnd)LC、フイルムの常屈折率、異
常屈折率の差と厚さの積(Δnd)Fの関係を示す図、第
9図は本発明の第5の実施例の構成を示す斜視図、第10
図は第5の実施例において、視角が最も広くなるときの
液晶セルの印加電圧と液晶の常屈折率、異常屈折率の差
と液晶層の厚さの積(Δnd)LC、フイルムの常屈折率、
異常屈折率の差と厚さの積(Δnd)Fの関係を示す図、
第11図は本発明の第6の実施例の構成を示す斜視図、第
12図は第6の実施例における各素子の角度の関係を示す
図、第13図は、第6の実施例の第12図に示す左右方向の
透過率の視角依存性を示す図、第14図は本発明の第7の
実施例の構成を示す斜視図、第15図は第7の実施例にお
ける各素子の角度の関係を示す図、第16図は第7の実施
例の第15図に示す左右方向の透過率の視角依存性を示す
図である。 10…液晶セル、20…偏光板、21…下側偏光板、22…上側
偏光板、31…下側偏光板21と液晶セル10の間にあり、下
側偏光板21に接する一軸異方性フイルム、32…下側偏光
板21と液晶セル10の間にあり、液晶セル10に接する一軸
異方性フイルム、33…上側偏光板22と液晶セル10の間に
あり、上側偏光板22に接する一軸異方性フイルム、34…
上側偏光板22と液晶セル10の間にあり、液晶セル10に接
する一軸異方性フイルム、35…下側偏光板21と液晶セル
10の間にあり、下側偏光板21と液晶セル10に接する一軸
異方性フイルム、36…上側偏光板22と液晶セル10の間に
あり、上側偏光板22と液晶セル10に接する一軸異方性フ
イルム、37…偏光板20の上に積層した一軸性異方性フイ
ルム、38…一軸異方性フイルム37の上に積層した一軸異
方性フイルム、41…下側偏光板21と液晶セル10の間にあ
り、下側偏光板21に接する二軸異方性フイルム、42…下
側偏光板21と液晶セル10の間にあり、液晶セル10に接す
る二軸異方性フイルム、43…上側偏光板22と液晶セル10
の間にあり、上側偏光板22に接する二軸異方性フイル
ム、44…上側偏光板22と液晶セル10の間にあり、液晶セ
ル10に接する二軸異方性フイルム、45…下側偏光板21と
液晶セル10の間にあり、下側偏光板21と液晶セル10に接
する二軸異方性フイルム、46…上側偏光板22と液晶セル
10の間にあり、上側偏光板22と液晶セル10に接する二軸
異方性フイルム、50…偏光板20と一軸異方性フイルム37
と一軸性フイルム38からなる複合部材、61…液晶セル10
の下側基板のラビング方向、62…液晶セル10の上側基板
のラビング方向、70…偏光板20の吸収軸、71…下側偏光
板21の吸収軸、72…上側偏光板22の吸収軸、87…一軸異
方性フイルム37の光学軸、88…一軸異方性フイルム38の
光学軸、91…二軸異方性フイルム41のnxの方向、92…二
軸異方性フイルム42のnxの方向、93…二軸異方性フイル
ム43のnxの方向,94…二軸異方性フイルム44のnxの方
向、95…二軸異方性フイルム45のnxの方向、96…二軸異
方性フイルム46のnxの方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−223914(JP,A) 特開 平2−253233(JP,A) 特開 昭64−23224(JP,A) 特開 昭63−279229(JP,A) 特開 平2−282725(JP,A) 特開 平3−155522(JP,A) 特開 平4−3018(JP,A) 特開 平4−101119(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13363

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の基板と前記一対の基板に挟持される
    液晶層とで構成された液晶セルと、 前記液晶セルを挟持し、互いの吸収軸を直交させるよう
    に配置した一対の偏光板とを有する液晶表示装置におい
    て、 前記一対の偏光板と前記液晶セルとのそれぞれの間に、
    それぞれの光学軸を直交させて配置した第1の部材及び
    第2の部材を有し、 該第1の部材及び第2の部材は、一軸異方性、正の屈折
    率異方性を有し、その光学軸はそれぞれの部材が近接し
    ている前記一対の偏光板の面に平行になるように配置
    し、そのリタデーションの和は前記液晶セルのリタデー
    ションの0.25倍以上0.5倍以下であることを特徴とする
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記一対の偏光板の一方の偏光板の吸収軸
    と、前記一方の偏光板に近接する前記第1の部材の光学
    軸とのなす角度は、 前記一対の偏光板の他方の偏光板の吸収軸と、前記他方
    の偏光板に近接する前記第2の部材の光学軸とのなす角
    度と、等しくなるように配置した請求項1の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1の部材及び前記第2の部材のそれ
    ぞれの光学軸を、それぞれの部材に近接している偏光板
    の吸収軸に平行になるように配置した請求項2の液晶表
    示装置。
  4. 【請求項4】前記第1の部材及び前記第2の部材のそれ
    ぞれの光学軸を、それぞれの部材に近接している偏光板
    の吸収軸に直交するように配置した請求項2の液晶表示
    装置。
  5. 【請求項5】一対の基板と前記一対の基板に挟持される
    液晶層とで構成された液晶セルと、 該液晶セルを挟持し、互いの吸収軸が直交するように配
    置した一対の偏光板とを有する液晶表示装置において、 前記一対の偏光板の一方の偏光板と前記液晶セルとの間
    には、前記一対の偏光板の一方の面に平行な光学軸を有
    する第1の部材と、該第1の部材の光学軸と直交する光
    学軸を有する第2の部材を有し、 該第1の部材及び第2の部材は、一軸異方性、正の屈折
    率異方性を有し、そのリタデーションの和は前記液晶セ
    ルのリタデーションの0.5倍以上1.0倍以下であることを
    特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】前記一対の偏光板の一方の偏光板の吸収軸
    と、前記第1の部材の光学軸とを平行に配置した請求項
    5の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】前記一対の偏光板の一方の偏光板の吸収軸
    と、前記第1の部材の光学軸とを直交させて配置した請
    求項5の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】一対の基板と前記一対の基板に挟持される
    液晶層とで構成された液晶セルと、 前記液晶セルを挟持し、互いの吸収軸が直交するように
    配置した一対の偏光板とを有する液晶表示装置おいて、 前記一対の偏光板の一方の偏光板と前記液晶セルとの間
    に、光学軸が前記一方の偏光板に対して垂直になるよう
    に配置された一軸異方性、及び負の屈折率異方性を有す
    る第1の部材を有し、 前記一対の偏光板の他方の偏光板と前記液晶セルとの間
    に、光学軸が前記他方の偏光板に対して垂直になるよう
    に配置された一軸異方性、及び負の屈折率異方性を有す
    る第2の部材を有し、 前記第1の部材と前記第2の部材のリタデーションの和
    は、前記液晶セルのリタデーションの0.35倍以上0.5倍
    以下であることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】一対の基板と前記一対の基板に挟持される
    液晶層とで構成された液晶セルと、 前記液晶セルを挟持し、互いの吸収軸が直交するように
    配置された一対の偏光板とを有する液晶表示装置におい
    て、 前記一対の偏光板の一方の偏光板と前記液晶セルとの間
    に、光学軸が前記一方の偏光板に対して垂直になるよう
    に配置された一軸異方性及び負の屈折率異方性を有する
    部材を有し、 前記部材のリタデーションは、前記液晶セルのリタデー
    ションの0.7倍以上1.0倍以下であることを特徴とする液
    晶表示装置。
  10. 【請求項10】電極を有する一対の基板の間に液晶を挿
    入した液晶セルと、 前記液晶セルを挟持し吸収軸が互いに直交するように配
    置された一対の偏光板と、 前記一対の偏光板の一方の偏光板と前記液晶セルとの間
    で、前記一方の偏光板に接する位置に配置した二軸異方
    性を有する第1の部材と、 前記一方の偏光板と液晶セルとの間で、前記液晶に接す
    る位置に配置した二軸異方性を有する第2の部材と、 前記一対の偏光板の他方の偏光板と前記液晶セルとの間
    で、前記他方の偏光板に接する位置に配置した二軸異方
    性を有する第3の部材とを有する液晶表示装置であっ
    て、 前記第1の部材、第2の部材及び第3部材は同一の材料
    であって、 これらの部材のそれぞれは、三つの誘電軸のうち、二つ
    の誘電軸は前記偏光板の面に平行で、他の一つの誘電軸
    は前記偏光板の面に垂直であり、前記偏光板の面に垂直
    な誘電軸方向の屈折率が、前記偏光板の面に平行な他の
    二つの誘電軸方向の屈折部よりも小さくなるように構成
    し、 前記第1の部材と前記第2の部材のうち一方の部材の屈
    折率の一番大きい誘電軸と他方の部材の屈折率の一番大
    きい誘電軸が直交するように構成したことを特徴とする
    液晶表示装置。
  11. 【請求項11】電極を有する一対の基板の間に液晶を挿
    入した液晶セルと、 前記液晶セルを挟持し吸収軸が互いに直交するように配
    置された一対の偏光板と、 前記一方の偏光板と前記液晶セルとの間で、前記一対の
    偏光板の一方の偏光板に接するように配置した二軸異方
    性を有する第1の部材と、 前記一方の偏光板と前記液晶セルの間で、前記液晶セル
    に接するように配置した二軸異方性を有する第2の部材
    とを有する液晶表示装置であって、 該第1の部材及び第2の部材は同じ成分の材料で構成さ
    れ、 前記二軸異方性の三つの誘電軸のうち、二つの誘電軸を
    前記偏光板の面に平行に配置し、他の一つの誘電軸を前
    記偏光板の面に垂直に配置し、 前記一対の偏光板の面に垂直な誘電軸方向の屈折率を偏
    光板の面に平行な他の二つの誘電軸方向の屈折率よりも
    小さく構成し、 前記第1の部材と前記第2の部材は、一方の部材の屈折
    率の一番大きい誘電軸と他方の部材の屈折率の一番大き
    い誘電軸とが直交するように構成したことを特徴とする
    液晶表示装置。
  12. 【請求項12】電極を有する一対の基板の間に液晶を挿
    入した液晶セルと、 前記液晶セルを挟持し、吸収軸を互いに直交するように
    配置した一対の偏光板と、 前記一対の偏光板の一方の偏光板と前記液晶セルとの間
    に配置した二軸異方性を有する第1の部材と、 前記一対の偏光板の他方の偏光板と前記液晶セルとの間
    に配置した二軸異方性を有する第2の部材とを有する液
    晶表示装置であって、 前記第1の部材と前記第2の部材とは同じ成分の材料で
    構成され、 前記第1の部材及び前記第2の部材はそれぞれ、三つの
    誘電軸のうちの二つの誘電軸がそれぞれの部材が接して
    いる前記偏光板の面に平行になるように構成し、他の一
    つの誘電軸はそれぞれの部材が接接している前記偏光板
    の面に垂直になるように構成し、 前記偏光板の面に垂直な誘電軸方向の屈折率は、前記偏
    光板の面に平行な他の二つの誘電軸方向の屈折率よりも
    小さくなるように構成し、 前記第1の部材の屈折率の一番大きい誘電軸と、前記一
    方の偏光板の吸収軸とを直交するように構成し、 前記第2の部材の屈折率の一番大きい誘電軸と、前記他
    方の偏光板の吸収軸とを直交するように構成したことを
    特徴とする液晶表示装置。
  13. 【請求項13】電極を有する一対の基板の間に液晶を挿
    入した液晶セルと、 該液晶セルを挟持し、互いの吸収軸が直交するように配
    置された一対の偏光板と、 前記一対の偏光板の一方の偏光板と前記液晶セルの間
    に、二軸異方性を有する部材とを有する液晶表示装置で
    あって、 前記部材は、 該部材の三つの誘電軸のうち二つの誘電軸を前記一方の
    偏光板の面にに平行に、他の一つの誘電軸を前記一方の
    偏光板の面に垂直になるように配置し、 前記一方の偏光板の面に垂直な誘電軸方向の屈折率は、
    前記一方の偏光板の面に平行な他の二つの誘電軸方向の
    屈折率よりも小さくなるように構成し、 屈折率が一番大きい誘電軸と、前記一方の偏光板の吸収
    軸とを直交するように構成したことを特徴とする液晶表
    示装置。
  14. 【請求項14】前記第1の部材及び第2の部材は、屈折
    率異方性を有する部材が少なくとも一方向に延伸した部
    材である請求項1、5、8或いは13の液晶表示装置。
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