JP3027865U - 刃物研磨用砥石 - Google Patents

刃物研磨用砥石

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JP3027865U JP1995013702U JP1370295U JP3027865U JP 3027865 U JP3027865 U JP 3027865U JP 1995013702 U JP1995013702 U JP 1995013702U JP 1370295 U JP1370295 U JP 1370295U JP 3027865 U JP3027865 U JP 3027865U
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英己 城山
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D15/00Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping
    • B24D15/06Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping specially designed for sharpening cutting edges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種刃物を研磨する場合において、荒砥石、
中仕上砥石、仕上砥石といった少なくとも3種類の砥石
を順番に使用して研磨するといったことをなくし、一種
類の砥石で荒研きから中仕上研き、仕上げ研きまでを連
続して効率よく研くことができるようにすることにあ
る。 【解決手段】 天然砥石1の研磨面2に、またはセラミ
ック砥石やビトリファイド砥石やシリケート砥石やラバ
ー砥石やレジイノイド砥石やセラック砥石やメタルボン
ド砥石等の人造砥石1aの研磨面2に、柘榴(ざくろ)
石の細粉である金剛砂3、または鋼玉・磁鉄鉱・石英な
どの混合物の粉末である金剛砂3aを設けて、刃物4を
水と共にこの金剛砂3(3a)を介して上記砥石で研磨
できるようにした構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は各種の刃物の研磨に用いる砥石に関し、特に和包丁や洋包丁を研磨す るのに使用する刃物研磨用砥石に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に刃物や各種の硬質物品のを研磨するのに砥石が使用されている。砥石に も天然砥石や人造砥石があり用途に応じて使い分けられている。
【0003】 例えば天然砥石は、硬質の微細なと粒が比較的柔らかい岩石の中に分散して含 有されているものであり、この砥石によって刃物を研いた場合、刃物の表面はと 粒によって少しずつ削り取られていくと共に、と粒も鋭さがなくなって砥石から 脱落し次々に新しいと粒が砥石の表面に現れて刃物の表面を削り取っていくよう になる。
【0004】 また、砥石から脱落したと粒の微粉は、削り取られた刃物の間に入りこみ、研 磨作用を補助してこの微細化したと粒によって刃物の切刃部分は鋭利に研磨され ていく。
【0005】 上記のようにして砥石(天然砥石または人造砥石)で刃物を研ぐことによって 、切刃部分を鋭く研磨することができる。 刃物を研磨する場合においては、上記したように天然砥石や人造砥石によって 研磨することになるが、これら天然や人造の砥石にも大きく別けて荒砥石(中荒 砥石を含む)、中仕上砥石、仕上砥石(超仕上砥石を含む)がある。
【0006】 荒砥石は、と粒が荒く、主に使用によって変形した刃物の形を整えるのに使用 される砥石であって、刃物の面を速くすり減らすことができ、使用した刃物を研 く場合には最初の研きに使用される。
【0007】 また、中仕上砥石は、と粒の粗さや堅さは中位のものであって、荒砥石によっ て研かれた荒い条こんの残っている切刃部分を平滑にするために使用されるもの である。
【0008】 また、仕上砥石は、と粒の細かい堅いものであって、中仕上砥石によって研か れた刃物の切刃部分からさらに砥石による条こんが無くなって鏡面のように仕上 げるのに使用されるものである。
【0009】 上記した荒砥石のようなと粒の荒い砥石では、刃物を速く研くことはできるが 、刃物の表面に深く条こんが残って刃先の凹凸がひどくなる。また、中仕上砥石 から仕上砥石になるにしたがってと粒は微細になり、切刃部分を精細に研くこと はできるが研き速度が遅くなる。
【0010】 そこで、従来から刃物を砥石で研く場合には、上記のような荒砥石、中仕上砥 石にさらに仕上砥石を加えた少なくとも3種類の砥石を順番に換えて研き、切刃 部分を鋭利に研き上げている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
すなわち、上記のように砥石を使って包丁やはさみ等の刃物を研磨する場合に は、先ず荒砥石によって刃物を荒研きし、次に中仕上砥石によって中仕上げ研き を行い、最後に仕上砥石によって刃物を研いて仕上げるといったように、荒砥石 、中仕上砥石、仕上げ砥石の少なくとも3種類の砥石を順番に交換して仕上げて いた。
【0012】 本考案はこのような点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところ は、各種刃物を研磨する場合において、荒砥石、中仕上砥石、仕上砥石といった 少なくとも3種類の砥石を順番に使用して研磨するといったことをなくし、一種 類の砥石で荒研きから中仕上研き、仕上げ研きまでを連続して効率よく研くこと ができる刃物研磨用砥石を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を有効に達成するために、次のような構成にしてある。す なわち、天然砥石の研磨面に、またはセラミック砥石やビトリファイド砥石やシ リケート砥石やラバー砥石やレジイノイド砥石やセラック砥石やメタルボンド砥 石等の人造砥石の研磨面に、柘榴(ざくろ)石の細粉である金剛砂、または鋼玉 ・磁鉄鉱・石英などの混合物の粉末である金剛砂を設けて、刃物を水と共にこの 金剛砂を介して上記砥石で研磨するようにした構成にしてある。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図1〜図2に基づいて説明する。 図1は刃物研磨用砥石の斜視図であり、図2は使用状態を示す斜視図である。 図において、1、1aは天然砥石またはセラミック砥石やビトリファイド砥石や シリケート砥石やラバー砥石やレジイノイド砥石やセラック砥石やメタルボンド 砥石等の人造砥石である。
【0015】 天然砥石1は、前記したように硬質の微細なと粒が比較的柔らかい岩石の中に 分散して含有されているものである。
【0016】 また、人造砥石1aであるセラミック砥石は水、油が中にしみ込まないで刃物 を速く研ける減り少ない砥石である。
【0017】 また、人造砥石1aであるビトリファイド砥石は、粘土を結合剤として使用し 、と料とこの結合剤とを混合して成形、焼結したものである。
【0018】 また、人造砥石1aであるシリケート砥石は、水ガラスを結合剤の主成分とし て使用し、と料とこの結合剤とを混合して形成した砥石である。
【0019】 また、人造砥石1aであるラバー砥石は、天然ゴムを結合剤として使用し、と 料とこの結合剤とを混合して形成した砥石である。
【0020】 また、人造砥石1aであるレジイノイド砥石は、フェノール樹脂または熱硬化 性樹脂を結合剤として使用し、と料とこの結合剤とを混合して形成した砥石であ る。
【0021】 また、人造砥石1aであるセラック砥石は、天然樹脂を結合剤として使用し、 と料とこの結合剤とを混合して形成した砥石である。
【0022】 さらに、人造砥石1aであるメタルボンド砥石は、ダイヤモンドを青銅、鋼、 ニッケルなどで結合して形成した砥石である。
【0023】 前記のような天然砥石1又は各種の人造砥石1aからなる図示のような仕上砥 石の研磨面2に、柘榴(ざくろ)石の細粉である金剛砂3、または鋼玉・磁鉄鉱 ・石英などの混合物の粉末である金剛砂3aを蒔くようにして設け、刃物研磨用 砥石Aは構成されている。
【0024】 上記の構成からなる本考案の刃物研磨用砥石Aでは、研磨面2に蒔かれた金剛 砂3(3a)の粒度は最初は粗く、水を掛けて刃物4をこの金剛砂3(3a)を 介して上記砥石1に当てて研くことにより、最初は刃物4を荒研きすることがで きる。
【0025】 さらに、研き進んでいくことにより、粗かった金剛砂3(3a)も細かく成っ ていき刃物4を中仕上砥石(図示せず)で研くのと同様の研磨を施すことができ る。さらに刃物4を研き進んでいくことにより金剛砂3(3a)もさらに微細な 粉(粒)体状になり、刃物4の切刃部分の表面が光る位に鋭利に研磨して仕上砥 石(図示せず)で研磨したような仕上がりとなる。最後に研いた刃物4を水で洗 って微細な粉体状の金剛砂3(3a)を洗い流して刃物4の研磨を完了する。
【0026】
【考案の効果】
以上、上記説明でも明らかなように本考案の刃物研磨用砥石では、荒研磨、中 仕上研磨、仕上げ研磨の研磨作業を1種類の砥石によって行うことができ,研磨 された後の刃物は、光沢が良く、切れ味の鋭い刃物を再生することができる。ま た、荒研磨から仕上げ研磨までの作業時間も、従来の荒砥石、中仕上砥石、仕上 砥石の少なくとも3種類の砥石を交換しながら研き上げていく作業に比べ、一段 と速く研磨作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】刃物研磨用砥石の斜視図である。
【図2】刃物研磨用砥石の使用状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 天然砥石 1a 人造砥石 2 研磨面 3(3a)金剛砂 4 刃物 A刃物研磨用砥石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然砥石の研磨面に、またはセラミック
    砥石やビトリファイド砥石やシリケート砥石やラバー砥
    石やレジイノイド砥石やセラック砥石やメタルボンド砥
    石等の人造砥石の研磨面に、柘榴(ざくろ)石の細粉で
    ある金剛砂、または鋼玉・磁鉄鉱・石英などの混合物の
    粉末である金剛砂を設けて、刃物を水と共にこの金剛砂
    を介して上記砥石で研磨するようにした構成を特徴とす
    る刃物研磨用砥石。
JP1995013702U 1995-12-01 1995-12-01 刃物研磨用砥石 Expired - Lifetime JP3027865U (ja)

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GB9624848A GB2307657A (en) 1995-12-01 1996-11-29 Edge tool grinding stone
FR9614706A FR2741829B3 (fr) 1995-12-01 1996-11-29 Pierre d'affutage pour outil a bord tranchant

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