JP3027773B2 - 低圧希ガス放電ランプ装置 - Google Patents

低圧希ガス放電ランプ装置

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JP3027773B2
JP3027773B2 JP3119896A JP11989691A JP3027773B2 JP 3027773 B2 JP3027773 B2 JP 3027773B2 JP 3119896 A JP3119896 A JP 3119896A JP 11989691 A JP11989691 A JP 11989691A JP 3027773 B2 JP3027773 B2 JP 3027773B2
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rare gas
discharge lamp
gas discharge
low
glass bulb
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宏美 安達
征寿郎 三橋
隆司 大澤
毅彦 櫻井
健夫 西勝
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ,複写
機,イメージリーダ等の情報機器に照明用として用いら
れる低圧希ガス放電ランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ,複写機,イメージ
リーダ等の情報機器の照明用光源として、希ガスの放電
発光を利用する低圧希ガス放電ランプが使用されるよう
になっている。
【0003】図3は、例えば特開平1−157053号
公報に示されたこの種の熱陰極型低圧希ガス放電ランプ
の構造図であり、一部を切欠いて示している。同図にお
いて、1はガラスバルブ、2はこのガラスバルブ1の内
面に形成された反射膜、3は反射膜2上に形成された蛍
光体層、4は電極であり、ステム5に植設された一対の
リード線6とこれに両端が接続されたフィラメントコイ
ル7とで構成されている。8はアパーチャー開口部、9
は不純ガスを吸着するゲッターである。なお、上記ガラ
スバルブ1内には、希ガスとしてXe10%,Ne90
%の混合ガスが3Torrの圧力で封入されている。
【0004】上記の低圧希ガス放電ランプは、点灯に際
して40KHzの正弦波電源が使用され、熱陰極始動され
る。そして、ガラスバルブ1内に封入された希ガスが発
光ガスとして利用され、アパーチャー開口部8から光が
取り出される。その際、ある特定のランプ電流範囲にお
いて、ランプの長さ方向に明部と暗部が交互に発生し、
電極の一方から他方に流れているように見える移動縞が
発生することがある。この移動縞の発生する電流範囲
は、ガラスバルブ1内の希ガスの封入ガス圧が低いほど
広くなる。また、直流点灯の場合は移動縞は高速で流れ
るが、交流点灯の場合は移動縞は非常にゆっくり流れた
り、時には静止することがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような低圧希ガ
ス放電ランプにあっては、交流点灯の場合には、移動縞
が静止あるいはゆっくり流れるので、特にランプの全長
にわたって輝度が一様であることが強く要求されるファ
クシミリなどの読取り用光源として用いると、正しく原
稿を読み取れなくなることがあるという問題点がある。
また、直流点灯の場合には、移動縞は高速で流れるので
一定時間で積分すればランプ全長にわたって一様で且つ
高い輝度が得られ、原稿を正しく読み取れるという利点
があるが、ランプ電圧や始動電圧が高くなり、高電圧の
直流を発生する点灯電源が必要となるため、点灯回路が
複雑で、高耐圧の素子が必要になり、コスト面や大きさ
の面で問題点がある。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、簡単な構成で、ランプの全長
にわたって一様で且つ高い輝度が得られる安価な低圧希
ガス放電ランプ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る低圧希ガ
ス放電ランプ装置は、ガラスバルブの両端に設けた電極
の一方を熱陰極として動作する電極とすると共に、上記
ガラスバルブの内部に希ガスを単独あるいは混合ガスで
封入し、この希ガスの発する光を利用するかあるいはこ
の希ガスの発する光を蛍光体により所望の可視光に変換
して利用する熱陰極型低圧希ガス放電ランプと、この低
圧希ガス放電ランプに上記熱陰極として動作する電極を
陰極、他方の電極を陽極となるように接続し、該低圧希
ガス放電ランプに全波整流波形の電圧を印加する高周波
交流インバータ及び電流制限素子を有した点灯回路とか
らなるものである。
【0008】
【作用】この発明の低圧希ガス放電ランプ装置において
は、熱陰極型低圧希ガス蛍光ランプを、通常のインバー
タを有した全波整流形の点灯回路で点灯するため、移動
縞が静止せずに常に高速で流れ、交流点灯では得られな
い輝度を得ることができると共に、回路構成が簡単で、
安価に作れる。
【0009】図1はこの発明の一実施例による低圧希ガ
ス放電ランプ装置の全体構成図であり、図3と同一符号
は同一構成部分を示している。図において、1は外形1
5.4mm、肉厚0.7mmのガラスバルブ、2はこのガラ
スバルブ1の内面に形成された反射膜、3はこの反射膜
2上に形成された蛍光体層で、化成オプトニクス社製G
11 緑色蛍光体よりなっている。そして、この蛍光
体層3と反射膜2のガラスバルブ1の長手方向に沿った
共通の箇所には、それら蛍光体層3及び反射膜2が塗着
されていない幅2mmのアパーチャー開口部8がガラスバ
ルブ1面に露呈して形成されている。9は不純ガスを吸
着するゲッター、10はガラスバルブ1の両端に設けた
電極のうち一方の熱陰極として動作するフィラメント陰
極であり、ステム5に植設された一対のリード線6と、
このリード線6に継線されたタングステン製のフィラメ
ントコイル7とで構成されている。11は他方の電極で
ある棒状陽極である。なお、上記ガラスバルブ1内に
は、希ガスとしてXe10%、Ne90%の混合ガスが
3Torrの封入圧力をもって封入されている。そし
て、以上で熱陰極型低圧希ガス放電ランプ12が構成さ
れている。また、上記フィラメント陰極10の両端に
は、リード線6を介して予熱電源13が接続されてお
り、このリード線6の一方と陽極側のリード線6にはダ
イオード14a,14b,14c,14dからなるダイ
オードブリッジ回路14、その入力側の一端に接続され
た電流制限素子18を介して高周波交流正弦波電圧を発
生する通常の高周波交流インバータ15が接続されてい
る。そして、このインバータ15とダイオードブリッジ
回路14、電流制限素子18とで放電ランプ12の点灯
回路16が構成されている。17はインバータ15を駆
動するための直流電源であり、このインバータ15の周
波数は40KHZ となっている。
【0010】なお、上記ガラスバルブ1内には希ガスを
混合ガスとして封入してあるが、単独で封入してもよ
い。また、希ガスの発する光を蛍光体層3により所望の
可視光に変換して利用するようにしてあるが、希ガスの
発する光をそのまま利用するようにしてもよい。
【0011】次に動作について説明する。上記のように
構成された低圧希ガス放電ランプ装置においては、熱陰
極型低圧希ガス放電ランプ12のガラスバルブ1の両端
の電極のうち、一方の熱陰極として動作する電極がフィ
ラメント陰極10、他方の電極が棒状陽極11となるよ
うに接続されており、点灯回路16により該放電ランプ
12に全波整流波形の点灯電圧が印加される。そして、
ガラスバルブ1内に封入された希ガスの発する光が蛍光
体層3により可視光に変換され、この光がアパーチャー
開口部8から取出されて使用される。その際、インバー
タ15の高周波交流の出力は、電流制限素子18を介し
ダイオード14a,14b,14c,14dからなる
ダイオードブリッジ回路14によって全波整流され、低
圧希ガス放電ランプ12の棒状陽極11とフィラメント
陰極10の間に印加される。この時、ランプ12に印加
される全波整流波形の電圧は、直流であるため、前述の
移動縞は静止せず、常に高速で陽極電極から陰極電極に
流れるようになる。しかも、この全波整流波形の電流
は、常に値が変動する脈動電流であるため、ランプ電圧
や始動電圧はむしろ交流に近い値となる。なお、本実施
例では電流制限素子18としてインダクタを用いている
が、コンデンサでも同様の効果が得られる。
【0012】図2はガラスバルブ1内の封入ガス、その
ガス圧、ランプ寸法などが同一の放電ランプについて、
従来の高周波交流点灯、通常の直流点灯及び本実施例の
全波整流での点灯におけるランプ電流(mA)と輝度
(%)の関係を比較したグラフである。図中、(ア)が
交流点灯、(イ)が通常の直流点灯、(ウ)が全波整流
波形による点灯の結果である。これによると、高輝度の
得られる電流領域においては、交流点灯よりも直流点灯
のほうが高輝度であり、全波整流波による点灯では、さ
らに高い輝度が得られていることがわかる。
【0013】ここで、上記の高周波交流インバータ15
は通常のインバータであり、これとダイオードブリッジ
回路14と電流制限素子18を組み合わせた点灯回路1
6は、簡単で且つ安価な構成とすることができる。そし
て、この点灯回路16により移動縞が高速で流れ、放電
ランプ12の全長にわたって一様で且つ高い輝度が得ら
れ、また輝度むらのない情報機器の照明用光源を実現す
ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、熱陰
極型低圧希ガス放電ランプに、一方の熱陰極として動作
する電極を陰極、他方の電極を陽極となるように接続
し、該低圧希ガス放電ランプに全波整流波形の電圧を印
加する高周波交流インバータを有した点灯回路を備えた
ため、簡単且つ安価な構成で、移動縞が高速で流れ、ラ
ンプの全長にわたって一様で且つ高い輝度が得られると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す全体構成図
【図2】同実施例と従来方式とでランプ電流と輝度の関
係を比較したグラフ
【図3】従来例を示す構造図
【符号の説明】
1 ガラスバルブ 10 フィラメント陰極 11 棒状陽極 12 熱陰極型低圧希ガス放電ランプ 13 予熱電源 14 ダイオードブリッジ回路 15 高周波交流インバータ 16 点灯回路
フロントページの続き (72)発明者 大澤 隆司 鎌倉市大船5−1−1 オスラム・メル コ株式会社 大船工場内 (72)発明者 櫻井 毅彦 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株 式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 西勝 健夫 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株 式会社 生活システム研究所内 (56)参考文献 特開 平2−312192(JP,A) 特開 昭62−17999(JP,A) 特開 平1−157053(JP,A) 特開 平1−159960(JP,A) 特開 平2−256197(JP,A) 特開 平2−306596(JP,A) 特開 平3−20995(JP,A) 特開 平3−93195(JP,A) 特開 平3−93196(JP,A) 特開 平3−254097(JP,A) 特開 平4−39896(JP,A) 特開 昭58−25070(JP,A) 特開 昭59−66047(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/26 - 41/298

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスバルブの両端に設けた電極の一方
    を熱陰極として動作する電極とすると共に、上記ガラス
    バルブの内部に希ガスを単独あるいは混合ガスで封入
    し、この希ガスの発する光を利用するかあるいはこの希
    ガスの発する光を蛍光体により所望の可視光に変換して
    利用する熱陰極型低圧希ガス放電ランプと、この低圧希
    ガス放電ランプに上記熱陰極として動作する電極を陰
    極、他方の電極を陽極となるように接続し、該低圧希ガ
    ス放電ランプに全波整流波形の電圧を印加する高周波交
    流インバータ及び電流制限素子を有した点灯回路とから
    なる低圧希ガス放電ランプ装置。
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