JP3027424U - オイルクーラの取付構造 - Google Patents

オイルクーラの取付構造

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JP3027424U JP1996000987U JP98796U JP3027424U JP 3027424 U JP3027424 U JP 3027424U JP 1996000987 U JP1996000987 U JP 1996000987U JP 98796 U JP98796 U JP 98796U JP 3027424 U JP3027424 U JP 3027424U
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oil cooler
pipe
lower tank
bolt
oil
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稔 飯野
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Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
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Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルクーラの幅寸法を大きく形成できるよ
うにして、冷却性能を向上せしめたものを提供すること
にある。 【解決手段】 ラジエータのロアタンク内に挿入したオ
イルクーラ11の前記ロアタンクに形成した貫通孔から
外側に突出するオイルの流入口及び流出口に夫々パイプ
ボルト20を装着し、該パイプボルト20にロックナッ
ト21を螺合して前記オイルクーラ11をラジエータの
ロアタンク内に固定するとゝもに、前記ロックナット2
1の前面の内壁に雌ネジ22aを刻設した短筒ナット部
22に、接続パイプ23の一端に設けたボルト部24を
螺合によって固定したことを特徴とするオイルクーラの
取付構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、オイルクーラの取付構造、更に詳しくは、ラジエータのロアタンク 内に内装されるオイルクーラの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に示すものはダウンフロー型のラジエータで、並列配置した偏平なウォー タチューブ1,1間にコルゲートフィン2を介装するとゝもに、上下のエンドプ レート3,3に形成した挿入孔に前記ウォータチューブ1の上下の開口端部を挿 入し、前記コルゲートフィン2の左右の外側端にはプロテクタ4を配置して、前 記各部材をろう付け等により一体に固定してラジエータコアを構成し、更に前記 上下のエンドプレート3,3には夫々アッパタンク5及びロアタンク6を一体に 固定した構造のものである。なお、図中7はプレッシャキャップで、8はインレ ットパイプ、9はアウトレットパイプ、10はドレンコックである。
【0003】 そして、前記ラジエータのロアタンク6の内部にはオイルクーラ11が内装さ れているが、このオイルクーラ11は、図5及び図6に示すように、左右両端が 閉塞されたパイプ本体12の外側に、その長手方向に沿って複数枚の放熱用フィ ン13が並列して設けられており、前記パイプ本体12の一端のオイルの流入口 12aと他端の流出口12bには夫々パイプボルト14が連通状態に固定されて いる。
【0004】 而して、前記オイルクーラ11をラジエータの前記ロアタンク6内に取付ける 場合は、図5に示すように、先ず前記ロアタンク6の側壁6aに設けた貫通孔1 5に、ロアタンク6内より前記オイルクーラ11のパイプボルト14を挿入して 前記側壁6aより外側に突出せしめた後、該パイプボルト14に螺合したロック ナット16を締め付けて固定する。次いで、該ロックナット16より突出したパ イプボルト14の先端部分14aに、夫々オイル流入用及び流出用の接続用パイ プ17,17をその連結ナット部18を締着して、図6に示すように連結するも のである。
【0005】 そこで、図7に示すように、インレットパイプ8よりアッパタンク5内に流入 した冷却水は、ウォータチューブ1を流下する間にコルゲートフィン2を通過す る風により冷却されてロアタンク6内に流入する。そして、該ロアタンク6に流 入した冷却水はオイルクーラ11の放熱用フィン13の間を流動した後、アウト レットパイプ9より排出される。一方、オイルは流入用の接続パイプ17からパ イプ本体12内に供給され、前記ロアタンク6内の冷却水により冷却された後、 流出用の接続パイプ17から排出される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
図5に示すように、前記オイルクーラの性能を向上させるためには、オイルク ーラ11の長手方向と直交する方向の幅Aの寸法を増加させる必要がある。しか し、前記オイルクーラ11のパイプボルト14は、ロックナット16及び接続パ イプ17の連結ナット部18の両者を連結するためにその全長Bは必然的に長く なってしまう。
【0007】 然るに、前記オイルクーラ11の幅Aとパイプボルト14の長さBとの合計長 さCを前記ロアタンク6の長手方向と直交する内法幅Dより小さくしなければ、 組付時において前記ロアタンク6内にオイルクーラ11を挿入できない。したが って、前記オイルクーラ11の幅A寸法を増加させようとしてもロアタンク6の 長手方向と直交する内法幅Dとの関係で限界があり、したがって性能向上にも自 ずから限界があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような従来の諸問題点を解決するために成されたもので、ラ ジェータのロアタンクへの取付構造を改良することにより、オイルクーラの幅寸 法を大きく形成できるようにして、冷却性能を向上せしめたものを提供すること を目的としたものであり、その要旨は、ラジエータのロアタンク内に挿入したオ イルクーラの前記ロアタンクに形成した貫通孔から外側に突出するオイルの流入 口及び流出口に夫々パイプボルトを装着し、該パイプボルトにロックナットを螺 合して前記オイルクーラをラジエータのロアタンク内に固定するとゝもに、前記 ロックナットの前面の内壁に雌ネジを刻設した短筒ナット部に、接続パイプの一 端に設けたボルト部を螺合によって固定したことを特徴とするオイルクーラの取 付構造にある。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図1乃至図4に示す実施例により詳細に説明するに、図におい て、6はダウンフロー型ラジエータのロアタンクで、該ロアタンク6に内装され ているオイルクーラ11は、左右両端が閉塞されたパイプ本体12の外側におい て、その長手方向に沿って複数枚の放熱用フィン13が並列して設けられ、また 前記パイプ本体12の一端のオイルの流入口及び他端の流出口には夫々パイプボ ルト20,20が連通状態で固定されている。
【0010】 21は前記パイプボルト20に螺合可能なロックナットで、該ロックナット2 1の前面にはその内壁に雌ネジ22aを刻設した短筒ナット部22が同心円上に 直結されている。23は前記パイプボルト20に対し直列に連結されるオイル流 入用及びオイル流出用の接続パイプで、この接続パイプ23の後部には、前記ロ ックナット21と同形の頭部24aを有するボルト部24が設けられており、こ のボルト部24には前記ロックナット21の短筒ナット部22の雌ネジ22aに 螺合する雄ネジ24bが刻設されている。
【0011】 次に、前記オイルクーラ11をロアタンク6内へ取付ける手段について説明す るに、先ず図2に示すように、オイルクーラ11をロアタンク6内へ挿入する。 そして、該ロアタンク6の側壁6aに開口した貫通孔15にロアタンク6内より オイルクーラ11のパイプボルト20を挿入して前記側壁6aより外部に突出せ しめた後、前記パイプボルト20にロックナット21の雌ネジ21aを螺合して これを締め付ける。
【0012】 これにより、図3に示すように、オイルクーラ11はロアタンク6の側壁6a に固定される。この際、前記パイプボルト20の先端20aは、図4に示すよう に、ロックナット21の雌ネジ21aの前面より僅かに突出した状態となってい る。次いで、前記ロックナット21の短筒ナット部22に夫々流入用及び流出用 の接続パイプ23のボルト部24を螺合して締着する。
【0013】 而して、図2に示すように、オイルクーラ11のパイプボルト20の全長B1 はロックナット21を螺合するだけの長さだけですみ、図5に示すような従来の ロックナット16及び接続パイプ17の連結ナット部18の両者を連結するため に必要なパイプボルト14の全長Bより短くなる。したがって、ロアタンク6の 内法幅Dが同じ大きさの場合でも、オイルクーラ11の幅A1寸法をパイプボル ト20が短くなった分だけ大きくすることが可能になる。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係るオイルクーラの取付構造は、上記のように、ラジエータのロアタ ンク内に挿入したオイルクーラの前記ロアタンクに形成した貫通孔から外側に突 出するオイルの流入口及び流出口に夫々パイプボルトを装着し、該パイプボルト にロックナットを螺合して前記オイルクーラをラジエータのロアタンク内に固定 するとゝもに、前記ロックナットの前面の内壁に雌ネジを刻設した短筒ナット部 に接続パイプの一端に設けたボルト部を螺合によって固定した構成であるから、 オイルクーラのパイプボルトの全長を短くすることができる。したがって、オイ ルクーラの幅寸法をパイプボルトが短くなった分だけ大きくすることが可能にな り、オイルクーラの冷却性能を一段と向上させることができる、といった効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るオイルクーラの取付け部における
分解斜視図である。
【図2】同オイルクーラの第1組付け説明図である。
【図3】同オイルクーラの第2組付け説明図である。
【図4】同オイルクーラの取付け構造を示す縦断面図で
ある。
【図5】従来のオイルクーラの組付け説明図である。
【図6】同オイルクーラの取付け構造を示す縦断面図で
ある。
【図7】オイルクーラを内蔵した汎用のラジエータの正
面図である。
【符号の説明】
6 ロアタンク 6a 前側壁 11 オイルクーラ 12 パイプ本体 13 放熱用フィン 15 貫通孔 20 パイプボルト 20a 先端 21 ロックナット 21a 雌ネジ 22 短筒ナット部 22a 雌ネジ 23 接続パイプ 24 ボルト部 24a 頭部 24b 雄ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータのロアタンク内に挿入したオ
    イルクーラの前記ロアタンクに形成した貫通孔から外側
    に突出するオイルの流入口及び流出口に夫々パイプボル
    トを装着し、該パイプボルトにロックナットを螺合して
    前記オイルクーラをラジエータのロアタンク内に固定す
    るとゝもに、前記ロックナットの前面の内壁に雌ネジを
    刻設した短筒ナット部に、接続パイプの一端に設けたボ
    ルト部を螺合によって固定したことを特徴とするオイル
    クーラの取付構造。
JP1996000987U 1996-01-31 1996-01-31 オイルクーラの取付構造 Expired - Lifetime JP3027424U (ja)

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