JP3027134B2 - 高電解質含量を有する水中油型エマルションおよび、特に、刺激および/または感受性皮膚現象を治療するための皮膚化粧品におけるその用途 - Google Patents
高電解質含量を有する水中油型エマルションおよび、特に、刺激および/または感受性皮膚現象を治療するための皮膚化粧品におけるその用途Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組成物の全重量に
対して少なくとも2重量%の水溶性金属塩、および特に
局所適用に有用な安定組成物を得るのに十分な量の適当
な乳化系よりなる高電解質含量を持つ安定な水中油型エ
マルションに関する。また、本発明は、サブスタンスP
および/またはTNF−アルファ(腫瘍壊死因子)の放
出に関連した病理学的および/または生理学的障害のた
めの、および特に感受性皮膚、皮膚障害および掻痒、酒
さおよび/または孤立性紅斑が存在する病気を治療する
ための、皮膚化粧品における本発明の組成物の使用に関
する。
対して少なくとも2重量%の水溶性金属塩、および特に
局所適用に有用な安定組成物を得るのに十分な量の適当
な乳化系よりなる高電解質含量を持つ安定な水中油型エ
マルションに関する。また、本発明は、サブスタンスP
および/またはTNF−アルファ(腫瘍壊死因子)の放
出に関連した病理学的および/または生理学的障害のた
めの、および特に感受性皮膚、皮膚障害および掻痒、酒
さおよび/または孤立性紅斑が存在する病気を治療する
ための、皮膚化粧品における本発明の組成物の使用に関
する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ある
種の皮膚は他のものよりも感受性であることが知られて
いる。感受性皮膚の徴候は従来十分には特徴付けされて
おらず、これらの皮膚の問題は結果として十分にはっき
りとはされていない。というのは、皮膚感受性−皮膚の
非アレルギー性機能亢進に関与する過程の正確な性質は
誰も知らないからである。ある者は感受性皮膚が化粧品
および/または皮膚病学的製品に反応すると考えている
一方、他の者はいくつかの外部因子に反応し、化粧品お
よび/または皮膚病学的製品とは必ずしも関係しない皮
膚を含むと考えている。
種の皮膚は他のものよりも感受性であることが知られて
いる。感受性皮膚の徴候は従来十分には特徴付けされて
おらず、これらの皮膚の問題は結果として十分にはっき
りとはされていない。というのは、皮膚感受性−皮膚の
非アレルギー性機能亢進に関与する過程の正確な性質は
誰も知らないからである。ある者は感受性皮膚が化粧品
および/または皮膚病学的製品に反応すると考えている
一方、他の者はいくつかの外部因子に反応し、化粧品お
よび/または皮膚病学的製品とは必ずしも関係しない皮
膚を含むと考えている。
【0003】あるテストは感受性皮膚の範囲を定めよう
とする試みを行っており、例えば、刺激性物質であるこ
とが知られている乳酸およびDMSOに関するテストで
ある。例えば、K. Lammintaustaら, Dematoses, 1988,
36, 45-49頁の論文、およびT. AgnerおよびJ. Serup, C
linical and Experimental Dematology, 1989, 14, 214
-217頁の論文参照。しかしながら、これらのテストでは
アレルギー性皮膚になぞらえる感受性皮膚を特徴付ける
ことはできなかった。
とする試みを行っており、例えば、刺激性物質であるこ
とが知られている乳酸およびDMSOに関するテストで
ある。例えば、K. Lammintaustaら, Dematoses, 1988,
36, 45-49頁の論文、およびT. AgnerおよびJ. Serup, C
linical and Experimental Dematology, 1989, 14, 214
-217頁の論文参照。しかしながら、これらのテストでは
アレルギー性皮膚になぞらえる感受性皮膚を特徴付ける
ことはできなかった。
【0004】感受性皮膚に関連する徴候は、L'Orealの
名前で1995年4月10日に出願された特許出願FR
95/04268で明らかにされ、記載されている。こ
れらの徴候は、特に、実質的に非審美的感覚である主観
的徴候である。非審美的感覚なる用語は、刺痛、ひりひ
り痛、痒みまたは掻痒、火傷、加熱、不快、窮屈等のご
とき皮膚の領域で経験する、多かれ少なかれ痛覚をいう
ものと理解されるべきである。
名前で1995年4月10日に出願された特許出願FR
95/04268で明らかにされ、記載されている。こ
れらの徴候は、特に、実質的に非審美的感覚である主観
的徴候である。非審美的感覚なる用語は、刺痛、ひりひ
り痛、痒みまたは掻痒、火傷、加熱、不快、窮屈等のご
とき皮膚の領域で経験する、多かれ少なかれ痛覚をいう
ものと理解されるべきである。
【0005】また、アレルギー性皮膚は外部剤、アレル
ゲンに反応し、それによりアレルギー性反応をトリガー
する皮膚であるので、感受性皮膚はアレルギー性皮膚で
はないことが示されている。これは、アレルゲンが存在
する場合にのみ起こり、感作個体にのみ影響する免疫学
的過程である。対照的に、感受性皮膚の本質的な特徴は
外部因子に対する応答のメカニズムであり、いわゆる感
受性皮膚を持つ個体は他の人々よりもそれに対して速く
反応するものの、これはいずれの個体にも関連し得る。
このメカニズムは免疫学的というよりも非特異的であ
る。
ゲンに反応し、それによりアレルギー性反応をトリガー
する皮膚であるので、感受性皮膚はアレルギー性皮膚で
はないことが示されている。これは、アレルゲンが存在
する場合にのみ起こり、感作個体にのみ影響する免疫学
的過程である。対照的に、感受性皮膚の本質的な特徴は
外部因子に対する応答のメカニズムであり、いわゆる感
受性皮膚を持つ個体は他の人々よりもそれに対して速く
反応するものの、これはいずれの個体にも関連し得る。
このメカニズムは免疫学的というよりも非特異的であ
る。
【0006】感受性皮膚は2つの主要な臨床的形態、刺
激反応性皮膚および不耐性皮膚に分けることができる。
刺激反応性皮膚は掻痒によって、すなわち、痒みまたは
刺痛によって、環境、感情、食物、風、摩擦、髭剃り、
高カルシウム濃度を持つ硬水、温度変化または羊毛のご
とき種々の因子に反応する皮膚である。一般に、これら
の徴候は乾燥斑のあるまたは無い、あるいは紅斑を呈す
る皮膚に関連する。不耐性皮膚は、加熱、窮屈またはひ
りひり痛感覚および/または充血によって、化粧品また
は皮膚病学的製品または石鹸の適用のごとき種々の因子
に反応する皮膚である。一般に、これらの徴候は紅斑お
よび過脂漏またはアクネ、またはうろこ状皮膚(dartre
s)のあるまたは無い酒さ様皮膚に関連する。
激反応性皮膚および不耐性皮膚に分けることができる。
刺激反応性皮膚は掻痒によって、すなわち、痒みまたは
刺痛によって、環境、感情、食物、風、摩擦、髭剃り、
高カルシウム濃度を持つ硬水、温度変化または羊毛のご
とき種々の因子に反応する皮膚である。一般に、これら
の徴候は乾燥斑のあるまたは無い、あるいは紅斑を呈す
る皮膚に関連する。不耐性皮膚は、加熱、窮屈またはひ
りひり痛感覚および/または充血によって、化粧品また
は皮膚病学的製品または石鹸の適用のごとき種々の因子
に反応する皮膚である。一般に、これらの徴候は紅斑お
よび過脂漏またはアクネ、またはうろこ状皮膚(dartre
s)のあるまたは無い酒さ様皮膚に関連する。
【0007】一般に、感受性皮膚は特定の皮膚反応性に
よって定義される。この機能亢進は特に環境、感情また
は皮膚因子によってもたらされ、あるいは化粧品または
皮膚病学的製品の適用またはそれとの接触によってもた
らされ得る。感受性皮膚を定義するこの機能亢進状態
は、ほとんどの場合、人における皮膚の刺激を誘導する
刺激物によってもたらされる普遍的反応性のそれとは異
なる。
よって定義される。この機能亢進は特に環境、感情また
は皮膚因子によってもたらされ、あるいは化粧品または
皮膚病学的製品の適用またはそれとの接触によってもた
らされ得る。感受性皮膚を定義するこの機能亢進状態
は、ほとんどの場合、人における皮膚の刺激を誘導する
刺激物によってもたらされる普遍的反応性のそれとは異
なる。
【0008】この機能亢進状態は「感受性皮膚」として
それに罹った人によって経験され、認識される。
それに罹った人によって経験され、認識される。
【0009】「感受性」頭皮はより一義的臨床徴候であ
り:掻痒および/または刺痛および/または加熱の感覚
は、実質的には、摩擦、石鹸、界面活性剤、高カルシウ
ム濃度を持つ硬水、シャンプーまたはローションのごと
き局所的因子によってトリガーされる。また、これらの
感覚は場合によっては環境、感情および/または食品の
ごとき因子によってトリガーされる。フケが存在する状
態と共に、頭皮の紅斑および過剰脂漏はしばしば前記徴
候と関連する。
り:掻痒および/または刺痛および/または加熱の感覚
は、実質的には、摩擦、石鹸、界面活性剤、高カルシウ
ム濃度を持つ硬水、シャンプーまたはローションのごと
き局所的因子によってトリガーされる。また、これらの
感覚は場合によっては環境、感情および/または食品の
ごとき因子によってトリガーされる。フケが存在する状
態と共に、頭皮の紅斑および過剰脂漏はしばしば前記徴
候と関連する。
【0010】さらに、主要襞(りょう径、泌尿生殖隆
線、腋窩、膝窩、肛門および乳腺下領域ならびに肘の屈
曲部)および脚のごときある解剖学的領域において、感
受性皮膚は、汗、摩擦、羊毛、界面活性剤、高カルシウ
ム濃度の硬水および/または温度変化に関連する、痒い
感覚および/または非審美的感覚(加熱、刺痛)によっ
て反映される。
線、腋窩、膝窩、肛門および乳腺下領域ならびに肘の屈
曲部)および脚のごときある解剖学的領域において、感
受性皮膚は、汗、摩擦、羊毛、界面活性剤、高カルシウ
ム濃度の硬水および/または温度変化に関連する、痒い
感覚および/または非審美的感覚(加熱、刺痛)によっ
て反映される。
【0011】掻痒は皮膚炎の通常の徴候であり、掻痒が
非常に重症である場合は、これはしばしば患者に認識可
能な不都合を引き起こし、該不都合は患者が己の活動を
継続できないようなものであり得る。加えて、掻痒は、
痒い領域の過剰感染した苔癬化となり得る擦傷合併症の
原因となり得、その不都合は患者を真の悪循環に追い込
む。通常掻痒が関連する皮膚炎の中では、湿疹、非局所
的皮膚炎、接触性皮膚炎、偏平苔癬、痒疹、蕁麻疹、痒
疹性中毒疹および乾癬のある種の臨床形態を挙げること
ができる。
非常に重症である場合は、これはしばしば患者に認識可
能な不都合を引き起こし、該不都合は患者が己の活動を
継続できないようなものであり得る。加えて、掻痒は、
痒い領域の過剰感染した苔癬化となり得る擦傷合併症の
原因となり得、その不都合は患者を真の悪循環に追い込
む。通常掻痒が関連する皮膚炎の中では、湿疹、非局所
的皮膚炎、接触性皮膚炎、偏平苔癬、痒疹、蕁麻疹、痒
疹性中毒疹および乾癬のある種の臨床形態を挙げること
ができる。
【0012】水原性掻痒、フケの発作の間の頭皮の掻痒
(頭部ひこう疹)、血液透析患者、腎臓機能不全患者、
エイズ患者および胆管閉塞に罹った人の掻痒、またはあ
る種の癌の腫瘍随伴性発現における掻痒の場合における
ごとく、掻痒は場合によっては皮膚上の支配的病理的徴
候である。
(頭部ひこう疹)、血液透析患者、腎臓機能不全患者、
エイズ患者および胆管閉塞に罹った人の掻痒、またはあ
る種の癌の腫瘍随伴性発現における掻痒の場合における
ごとく、掻痒は場合によっては皮膚上の支配的病理的徴
候である。
【0013】さらに、掻痒は、しばしば、ある種の皮膚
または一般的寄生虫攻撃の間に遭遇する徴候である。こ
れらは、例えば、疥癬、住血糸状虫症、蟯虫症または皮
膚デモデシドーシスであり得る。
または一般的寄生虫攻撃の間に遭遇する徴候である。こ
れらは、例えば、疥癬、住血糸状虫症、蟯虫症または皮
膚デモデシドーシスであり得る。
【0014】感受性皮膚の特徴は十分に理解されていな
いので、従来、それらを治療するのは困難であり、それ
らは、例えば、化粧品または皮膚組成物において、界面
活性剤、保存剤または香料、ならびにある種の活性剤の
ごとき刺激的性質を持つ製品の使用を制限することによ
って間接的に処置されてきた。
いので、従来、それらを治療するのは困難であり、それ
らは、例えば、化粧品または皮膚組成物において、界面
活性剤、保存剤または香料、ならびにある種の活性剤の
ごとき刺激的性質を持つ製品の使用を制限することによ
って間接的に処置されてきた。
【0015】従来、掻痒は軟化剤、局所コルチコイド、
PUVA−療法または抗ヒスタミン剤を用いて治療され
てきた。局所コルチコイドは、疑いも無く、徴候を軽減
するのに非常に効果的であるが、あいにくと、それらの
効果は即効性ではない。さらに、それらは、萎縮症のご
とくしばしば人を窮地に追いやる副作用を有し、それら
は使用者を真菌(mycosal)および/または細菌感染の
危険に曝す。PUVA−療法は、感光性物質(プソラレ
ン)の吸収の後、UVA線を病気の皮膚に局所的に照射
する。この技術は、皮膚癌に至りかねない光−老化のひ
どい欠点を有する。さらに、この治療は外来ではなく、
かくして、治療の間を通じて患者を規則的に特別のセン
ターに行くことを強いるものであり、これは非常に制限
的であって、その者の職業活動を制限する。軟化剤は非
常に温和な抗掻痒効果を有し、かなりの掻痒がある場合
は貧弱な効果である。さらに、抗ヒスタミン剤は一定の
効果がなく、経口投与する必要がある。
PUVA−療法または抗ヒスタミン剤を用いて治療され
てきた。局所コルチコイドは、疑いも無く、徴候を軽減
するのに非常に効果的であるが、あいにくと、それらの
効果は即効性ではない。さらに、それらは、萎縮症のご
とくしばしば人を窮地に追いやる副作用を有し、それら
は使用者を真菌(mycosal)および/または細菌感染の
危険に曝す。PUVA−療法は、感光性物質(プソラレ
ン)の吸収の後、UVA線を病気の皮膚に局所的に照射
する。この技術は、皮膚癌に至りかねない光−老化のひ
どい欠点を有する。さらに、この治療は外来ではなく、
かくして、治療の間を通じて患者を規則的に特別のセン
ターに行くことを強いるものであり、これは非常に制限
的であって、その者の職業活動を制限する。軟化剤は非
常に温和な抗掻痒効果を有し、かなりの掻痒がある場合
は貧弱な効果である。さらに、抗ヒスタミン剤は一定の
効果がなく、経口投与する必要がある。
【0016】かくして、これらの欠点を有しないこれら
の皮膚病訴の治療に対する要求がある。掻痒または「感
受性皮膚」問題を効果的に治療することが可能であっ
て、同時に前記欠点を克服する少なくとも1種の金属
塩、特にアルカリ土類金属の塩の使用が、L'Orealの名
において1995年4月10日に出願された特許出願F
R95/04268に記載されている。
の皮膚病訴の治療に対する要求がある。掻痒または「感
受性皮膚」問題を効果的に治療することが可能であっ
て、同時に前記欠点を克服する少なくとも1種の金属
塩、特にアルカリ土類金属の塩の使用が、L'Orealの名
において1995年4月10日に出願された特許出願F
R95/04268に記載されている。
【0017】高電解質を含むゲル化組成物がL'Orealの
名において1996年1月27日および1996年3月
12日に出願された特許出願FR96/00742およ
びFR96/03094に記載されている。
名において1996年1月27日および1996年3月
12日に出願された特許出願FR96/00742およ
びFR96/03094に記載されている。
【0018】本発明は問題の「感受性皮膚」、特に掻痒
を治療することができる、高含有量の金属イオンを含む
新規な水中油型(O/W)エマルション組成物に関す
る。本発明の組成物は、好ましくは、化粧品または皮膚
組成物である。
を治療することができる、高含有量の金属イオンを含む
新規な水中油型(O/W)エマルション組成物に関す
る。本発明の組成物は、好ましくは、化粧品または皮膚
組成物である。
【0019】化粧品分野では、水相に分散した油相を含
有するO/Wエマルションよりなるクリームを使用する
のが普通である。これらのエマルションは、しばしば、
製造を困難とする安定性の問題を有する。かくして、種
々の手段がこの欠点を克服するために考えられてきた。
それを克服するための1つの手段は、これらのエマルシ
ョンの乳化剤含有量をかなり増加させることである。し
かしながら、大量に使用される乳化剤はあるタイプの皮
膚に対して刺激的であることが判明した。前記した問題
に鑑み、かかる組成物は感受性皮膚への適用に適しない
ことは容易に理解されるであろう。
有するO/Wエマルションよりなるクリームを使用する
のが普通である。これらのエマルションは、しばしば、
製造を困難とする安定性の問題を有する。かくして、種
々の手段がこの欠点を克服するために考えられてきた。
それを克服するための1つの手段は、これらのエマルシ
ョンの乳化剤含有量をかなり増加させることである。し
かしながら、大量に使用される乳化剤はあるタイプの皮
膚に対して刺激的であることが判明した。前記した問題
に鑑み、かかる組成物は感受性皮膚への適用に適しない
ことは容易に理解されるであろう。
【0020】高電解質濃度の種々のO/Wエマルション
組成物が先行技術に記載されている。かくして、特許出
願EP 530,531(Benckiser)は乳化系および少
なくとも2%(好ましくは、少なくとも5%)のアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属の水溶性塩を含むO/W
またはW/Oエマルションの形態の化粧品組成物を記載
している。該塩は、好ましくは、保存剤として働くマグ
ネシウム塩である。本出願の主題は、保存剤のない化粧
品組成物を得るのを可能とする。O/Wエマルションで
は、該組成物は5ないし10重量%の乳化系、一般に8
重量%の乳化系を含む。
組成物が先行技術に記載されている。かくして、特許出
願EP 530,531(Benckiser)は乳化系および少
なくとも2%(好ましくは、少なくとも5%)のアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属の水溶性塩を含むO/W
またはW/Oエマルションの形態の化粧品組成物を記載
している。該塩は、好ましくは、保存剤として働くマグ
ネシウム塩である。本出願の主題は、保存剤のない化粧
品組成物を得るのを可能とする。O/Wエマルションで
は、該組成物は5ないし10重量%の乳化系、一般に8
重量%の乳化系を含む。
【0021】かくして、局所適用に、特に問題の感受性
皮膚および掻痒を治療するのに適する高電解質含有量を
含有する安定なO/Wエマルションを利用可能とするの
が重要である。
皮膚および掻痒を治療するのに適する高電解質含有量を
含有する安定なO/Wエマルションを利用可能とするの
が重要である。
【0022】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
かくして、本発明は、組成物の全重量に対して少なくと
も2重量%、好ましくは少なくとも3重量%、より好ま
しくは少なくとも5重量%の少なくとも1種の水溶性金
属塩、および組成物の全重量に対して2ないし4.5重
量%、好ましくは2ないし4重量%の適当な乳化系を含
む新規組成物に関し、ポリアクリルアミド、炭素数13
−14のイソパラフィンおよびラウレソ(laureth)−
7(CTFA)(SEPPIC社から商品名Sepig
el305として販売されている)の組合せよりなる1
重量%のゲル化剤を含む組成物を除く。
かくして、本発明は、組成物の全重量に対して少なくと
も2重量%、好ましくは少なくとも3重量%、より好ま
しくは少なくとも5重量%の少なくとも1種の水溶性金
属塩、および組成物の全重量に対して2ないし4.5重
量%、好ましくは2ないし4重量%の適当な乳化系を含
む新規組成物に関し、ポリアクリルアミド、炭素数13
−14のイソパラフィンおよびラウレソ(laureth)−
7(CTFA)(SEPPIC社から商品名Sepig
el305として販売されている)の組合せよりなる1
重量%のゲル化剤を含む組成物を除く。
【0023】本発明によると、金属塩なる用語は金属の
塩、すなわち、簡単なカチオンを遊離できる簡単な物質
をいうと理解されるべきである(文献:Dictionnarire
de la Chimie et de ses Applications, Duval & Duva
l, 第3版, 1978. Techniquesand Documentation)。
塩、すなわち、簡単なカチオンを遊離できる簡単な物質
をいうと理解されるべきである(文献:Dictionnarire
de la Chimie et de ses Applications, Duval & Duva
l, 第3版, 1978. Techniquesand Documentation)。
【0024】水溶性金属塩は、より好ましくは、アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属、遷移金属および元素の
周期律表第13族および14族の金属の水溶性金属から
選択される。
リ金属またはアルカリ土類金属、遷移金属および元素の
周期律表第13族および14族の金属の水溶性金属から
選択される。
【0025】本発明で有用であるアルカリ金属の水溶性
塩としては、特にリチウム、ナトリウムまたはカリウム
塩を挙げることができる。本発明で有用であるアルカリ
土類金属の水溶性塩としては、特にベリリウム、マグネ
シウム、カルシウム、ストロンチウムおよび/またはバ
リウム塩が挙げられる。
塩としては、特にリチウム、ナトリウムまたはカリウム
塩を挙げることができる。本発明で有用であるアルカリ
土類金属の水溶性塩としては、特にベリリウム、マグネ
シウム、カルシウム、ストロンチウムおよび/またはバ
リウム塩が挙げられる。
【0026】本発明で有用である遷移金属の水溶性塩と
しては、共にランタニド塩、ならびにマンガン、コバル
トまたは亜鉛塩のごとき元素の周期律表の第4周期の金
属塩を挙げることができる。本発明で有用な元素の周期
律表の第13および14属からの水溶性塩としては、ア
ルミニウムおよびスズ塩を挙げることができる。
しては、共にランタニド塩、ならびにマンガン、コバル
トまたは亜鉛塩のごとき元素の周期律表の第4周期の金
属塩を挙げることができる。本発明で有用な元素の周期
律表の第13および14属からの水溶性塩としては、ア
ルミニウムおよびスズ塩を挙げることができる。
【0027】ランタニドなる用語は、57ないし71の
範囲の原子番号zの元素、すなわち、ランタン、セリウ
ム、パラセオジウム、ネウジム、プロメチウム、サマリ
ウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジス
プロシウム、ホルミウム、エルビウム、トリウム、イッ
テリビウムおよびルテチウムをいうと理解されるべきで
ある。
範囲の原子番号zの元素、すなわち、ランタン、セリウ
ム、パラセオジウム、ネウジム、プロメチウム、サマリ
ウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジス
プロシウム、ホルミウム、エルビウム、トリウム、イッ
テリビウムおよびルテチウムをいうと理解されるべきで
ある。
【0028】本発明の水溶性金属塩は、好ましくは、リ
チウム、ストロンチウム、バリウム、イットリウム、ネ
ウジム、ガドリニウム、マンガンおよび亜鉛塩、より好
ましくはストロンチウム塩から選択される。
チウム、ストロンチウム、バリウム、イットリウム、ネ
ウジム、ガドリニウム、マンガンおよび亜鉛塩、より好
ましくはストロンチウム塩から選択される。
【0029】これらの塩は、例えば、炭酸塩、炭酸水素
塩、硫酸塩、グリセロリン酸塩、ホウ酸塩、塩化物、硝
酸塩、酢酸塩、水酸化物または過硫酸塩、ならびにα−
ヒドロキシ酸塩または果実酸(クエン酸塩、酒石酸塩、
乳酸塩、リンゴ酸塩)、あるいはアミノ酸の塩(アスパ
ラギン酸塩、アルギン酸塩、グリココール酸塩、フマル
酸塩)または脂肪酸塩(パルミチン酸塩、オレイン酸
塩、カゼイン酸塩、ベヘン酸塩)である。
塩、硫酸塩、グリセロリン酸塩、ホウ酸塩、塩化物、硝
酸塩、酢酸塩、水酸化物または過硫酸塩、ならびにα−
ヒドロキシ酸塩または果実酸(クエン酸塩、酒石酸塩、
乳酸塩、リンゴ酸塩)、あるいはアミノ酸の塩(アスパ
ラギン酸塩、アルギン酸塩、グリココール酸塩、フマル
酸塩)または脂肪酸塩(パルミチン酸塩、オレイン酸
塩、カゼイン酸塩、ベヘン酸塩)である。
【0030】該塩は、好ましくは、硝酸塩および塩化
物、特に、硫酸カルシウム、スチロンチウムまたはマグ
ネシウムおよび酢酸スチロンチウムおよびマグネシウム
のごとき、硝酸リチウム、スチロンチウム、バリウム、
イットリウム、ネオジム、ガドリニウム、マンガンまた
は亜鉛、塩化、硫酸または酢酸リチウム、スチロンチウ
ム、バリウム、イットリウム、ネオジム、ガドリニウ
ム、マンガンまたは亜鉛から選択される。
物、特に、硫酸カルシウム、スチロンチウムまたはマグ
ネシウムおよび酢酸スチロンチウムおよびマグネシウム
のごとき、硝酸リチウム、スチロンチウム、バリウム、
イットリウム、ネオジム、ガドリニウム、マンガンまた
は亜鉛、塩化、硫酸または酢酸リチウム、スチロンチウ
ム、バリウム、イットリウム、ネオジム、ガドリニウ
ム、マンガンまたは亜鉛から選択される。
【0031】本発明の組成物における水溶性金属の量、
有利には、組成物の全重量に対して2重量%および20
重量%の間、好ましくは5重量%および10重量%の間
である。
有利には、組成物の全重量に対して2重量%および20
重量%の間、好ましくは5重量%および10重量%の間
である。
【0032】適当な乳化系(suitable emulsifying s
ystem)なる表現は、組成物の全重量に対して2および
4.5重量%の間の含有量にて組成物に存在させた場合
に、高電解質含有量の安定なO/Wエマルションを生成
できるいずれの乳化剤または乳化剤の混合物をもいうと
理解されるべきである。
ystem)なる表現は、組成物の全重量に対して2および
4.5重量%の間の含有量にて組成物に存在させた場合
に、高電解質含有量の安定なO/Wエマルションを生成
できるいずれの乳化剤または乳化剤の混合物をもいうと
理解されるべきである。
【0033】本発明によると、安定なO/Wエマルショ
ンなる表現は、好ましくは、45℃で少なくとも1カ月
間安定を保つエマルションをいうと理解されるべきであ
る。適当な乳化系は、有利には、O/Wエマルションの
調製に適した少なくとも1種のポリエチレングリコール
(PEG)の脂肪酸エステルおよび/または少なくとも
1種のポリオキシエチレン化ポリオールの脂肪酸エステ
ルよりなる。また、乳化系は少なくとも1種のポリオー
ルの脂肪酸エステルを含んでもよい。
ンなる表現は、好ましくは、45℃で少なくとも1カ月
間安定を保つエマルションをいうと理解されるべきであ
る。適当な乳化系は、有利には、O/Wエマルションの
調製に適した少なくとも1種のポリエチレングリコール
(PEG)の脂肪酸エステルおよび/または少なくとも
1種のポリオキシエチレン化ポリオールの脂肪酸エステ
ルよりなる。また、乳化系は少なくとも1種のポリオー
ルの脂肪酸エステルを含んでもよい。
【0034】適当な乳化系は、好ましくは、少なくとも
1種のPEGの脂肪酸エステルおよび少なくとも1種の
ポリオールの脂肪酸エステルよりなる。本発明による
と、脂肪酸なる用語は、少なくとも10個の炭素原子、
好ましくは10および20個の間の炭素原子、より好ま
しくは12および18個の間の炭素原子よりなる直鎖状
または分岐鎖状の飽和または不飽和の脂肪酸をいうと理
解されるべきである。これらは、より好ましくは、ラウ
リン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン
酸およびオレイン酸である。
1種のPEGの脂肪酸エステルおよび少なくとも1種の
ポリオールの脂肪酸エステルよりなる。本発明による
と、脂肪酸なる用語は、少なくとも10個の炭素原子、
好ましくは10および20個の間の炭素原子、より好ま
しくは12および18個の間の炭素原子よりなる直鎖状
または分岐鎖状の飽和または不飽和の脂肪酸をいうと理
解されるべきである。これらは、より好ましくは、ラウ
リン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン
酸およびオレイン酸である。
【0035】本発明によると、PEGの脂肪酸エステル
なる用語は、好ましくは、前記定義の脂肪酸およびPE
G単位含有のPEGのエステルをいうと理解されるべき
であり、nは少なくとも8に等しい整数、好ましくは1
0および100の間、より好ましくは20および100
の間の整数である。本発明による好ましいPEGの脂肪
酸エステルはPEG−nステアレートであり、nは8お
よび100の間の整数であり、ICIカンパニーにより
商品名Myrjとして市販されており、より好ましくは
ICIカンパニーによって商品名Myrj49およびM
yrj52として市販されているPEG−20ステアレ
ートまたはPEG−40ステアレートである。
なる用語は、好ましくは、前記定義の脂肪酸およびPE
G単位含有のPEGのエステルをいうと理解されるべき
であり、nは少なくとも8に等しい整数、好ましくは1
0および100の間、より好ましくは20および100
の間の整数である。本発明による好ましいPEGの脂肪
酸エステルはPEG−nステアレートであり、nは8お
よび100の間の整数であり、ICIカンパニーにより
商品名Myrjとして市販されており、より好ましくは
ICIカンパニーによって商品名Myrj49およびM
yrj52として市販されているPEG−20ステアレ
ートまたはPEG−40ステアレートである。
【0036】ポリオールのポリオキシエチレン化脂肪酸
エステル(n−OE、nは2より大であるか2に等し
い:OEはオキシエチレン単位を表す)の中では、特
に、オキシエチレン化ソルビタントリステアレート(2
0−OE)、オキシエチレン化ソルビタントリオレエー
ト(20 OE)、オキシエチレン化ソルビタンモノラ
ウレート(5−OE)、オキシエチレン化ソルビタンモ
ノステアレート(20−OE)、オキシエチレン化ソル
ビタンモノパルミテート(20−OE)およびオキシエ
チレン化ソルビタンモノオレエート(20−OE)が挙
げられる。
エステル(n−OE、nは2より大であるか2に等し
い:OEはオキシエチレン単位を表す)の中では、特
に、オキシエチレン化ソルビタントリステアレート(2
0−OE)、オキシエチレン化ソルビタントリオレエー
ト(20 OE)、オキシエチレン化ソルビタンモノラ
ウレート(5−OE)、オキシエチレン化ソルビタンモ
ノステアレート(20−OE)、オキシエチレン化ソル
ビタンモノパルミテート(20−OE)およびオキシエ
チレン化ソルビタンモノオレエート(20−OE)が挙
げられる。
【0037】本発明によると、ポリオールの脂肪酸エス
テルなる用語は、好ましくは、前記定義の脂肪酸および
ポリオールのモノ−またはポリエステルをいうと理解さ
れるべきである。本発明によると、ポリオールなる用語
は、好ましくは、3ないし6個のヒドロキシルを含む炭
素数3−6の多価アルコールをいうと理解されるべきで
ある。これらは、より好ましくは、糖およびグリセロー
ルである。
テルなる用語は、好ましくは、前記定義の脂肪酸および
ポリオールのモノ−またはポリエステルをいうと理解さ
れるべきである。本発明によると、ポリオールなる用語
は、好ましくは、3ないし6個のヒドロキシルを含む炭
素数3−6の多価アルコールをいうと理解されるべきで
ある。これらは、より好ましくは、糖およびグリセロー
ルである。
【0038】糖は、有利には、天然または合成起源の、
より特別にはソルビトールの炭素数5−6の糖から選択
される。糖の脂肪酸エステルは、好ましくは、ソルビト
ールの脂肪酸モノ−またはトリエステル、特に、ICI
カンパニーからArlacelまたはSpanの商品名
で市販されているものから選択される。特に有利には、
糖の脂肪酸エステルはソルビトールトリステアレート、
特にICIカンパニーからSpan65の商品名で市販
されているものである。
より特別にはソルビトールの炭素数5−6の糖から選択
される。糖の脂肪酸エステルは、好ましくは、ソルビト
ールの脂肪酸モノ−またはトリエステル、特に、ICI
カンパニーからArlacelまたはSpanの商品名
で市販されているものから選択される。特に有利には、
糖の脂肪酸エステルはソルビトールトリステアレート、
特にICIカンパニーからSpan65の商品名で市販
されているものである。
【0039】グリセロールの脂肪酸エステルの中では、
グリセロールの脂肪酸モノ−またはジエステル、特にグ
リセリルモノ−またはジステアレート、および全ての割
合のその混合物を挙げることができる。好ましくは、P
EGの脂肪酸エステル/ポリオールの脂肪酸エステルの
重量比は0.2および3の間、好ましくは0.25および
2.5の間である。
グリセロールの脂肪酸モノ−またはジエステル、特にグ
リセリルモノ−またはジステアレート、および全ての割
合のその混合物を挙げることができる。好ましくは、P
EGの脂肪酸エステル/ポリオールの脂肪酸エステルの
重量比は0.2および3の間、好ましくは0.25および
2.5の間である。
【0040】本発明の第1の態様によると、適当な乳化
系は、PEG−40ステアレートおよびソルビトールト
リステアレートの組合せよりなり、PEGステアレート
/ソルビトールトリステアレートの重量比は0.2およ
び3の間、好ましくは0.25および2の間である。
系は、PEG−40ステアレートおよびソルビトールト
リステアレートの組合せよりなり、PEGステアレート
/ソルビトールトリステアレートの重量比は0.2およ
び3の間、好ましくは0.25および2の間である。
【0041】本発明の第2の態様によると、乳化系は、
PEG−20ステアレートとPEG−100ステアレー
トおよびグリセリルモノ/ジステアレートの混合物との
組合せ(特に、ICIカンパニーによって商品名Arl
acel 165で市販されているもの)よりなり、P
EG−20ステアレート/混合物重量比は0.2および
3の間、好ましくは0.25および1.5の間である。乳
化系は、好ましくは、9以上の、有利には11以上のH
LBを有する。好ましくは、乳化系は18と等しいかま
たはそれよりも小さいHLBバランスを有する。乳化剤
のHLB(親水性−親油性バランス)は以下の式:
PEG−20ステアレートとPEG−100ステアレー
トおよびグリセリルモノ/ジステアレートの混合物との
組合せ(特に、ICIカンパニーによって商品名Arl
acel 165で市販されているもの)よりなり、P
EG−20ステアレート/混合物重量比は0.2および
3の間、好ましくは0.25および1.5の間である。乳
化系は、好ましくは、9以上の、有利には11以上のH
LBを有する。好ましくは、乳化系は18と等しいかま
たはそれよりも小さいHLBバランスを有する。乳化剤
のHLB(親水性−親油性バランス)は以下の式:
【0042】HLB=(100−L)/5
【0043】[式中、Lは全分子の重量に対する親油性
基の重量パーセントを表す]に従って計算される。いく
つかの乳化剤を乳化系に存在させる場合、乳化系のHL
Bは、存在する乳化剤の量の関数として計算された平均
HLBに相当する。
基の重量パーセントを表す]に従って計算される。いく
つかの乳化剤を乳化系に存在させる場合、乳化系のHL
Bは、存在する乳化剤の量の関数として計算された平均
HLBに相当する。
【0044】本発明のエマルションの水相は水、精製
水、コーンフラワー水、または天然の熱水もしくはミネ
ラル水のごときフラワー水およびその混合物を含むこと
ができる。例えば、天然の加熱水またはミネラル水は、
オー ド ビッテル(eau de Vittel)、ヴィッシー
バシン(Vichy basin)、オー ジュシアージュ(eau
d'Uriage)、オー ド ラ ロッシュ ポゼイ(eau de
la Roche Posay)、オード ラ ブルブール(eau de
la Bourboule)、オー ダンギアン ル バン(eau d'
Enghien-les-Bains)、オー ド サン ゲル バイス
ル バン(eau deSaint Gervais-les-Bains)、オー
ド ネリ レ バン(eau de Neris-les-Bains)、オー
ダレバード レ バン(eau d'Allevard-les-Bain
s)、オー ドディグネ(eau de Digne)、オー ド
メジエール( eau de Maizieres)、オー ド ネイラ
アック レ バン( eau de Neyrac les Bain)、オ
ー ドロン ル ソニエ(eau de Lons-le-Saunier)、
レ オー ボン(les Eaux Bonnes)、オー ド ロシ
ュフォール(eau de Rochefort)、オー ド サンクリ
ストー(eau de Saint Christau)、オー デ ヒュマ
デュ(eau des Fumades)、オー ド テルシス レ
バン(eau de Tercis-les-bains)、オー ダヴェーヌ
(eau d'Avene)またはオー ダイ レ バン(eau d'A
ix-les-Bains)から選択される。
水、コーンフラワー水、または天然の熱水もしくはミネ
ラル水のごときフラワー水およびその混合物を含むこと
ができる。例えば、天然の加熱水またはミネラル水は、
オー ド ビッテル(eau de Vittel)、ヴィッシー
バシン(Vichy basin)、オー ジュシアージュ(eau
d'Uriage)、オー ド ラ ロッシュ ポゼイ(eau de
la Roche Posay)、オード ラ ブルブール(eau de
la Bourboule)、オー ダンギアン ル バン(eau d'
Enghien-les-Bains)、オー ド サン ゲル バイス
ル バン(eau deSaint Gervais-les-Bains)、オー
ド ネリ レ バン(eau de Neris-les-Bains)、オー
ダレバード レ バン(eau d'Allevard-les-Bain
s)、オー ドディグネ(eau de Digne)、オー ド
メジエール( eau de Maizieres)、オー ド ネイラ
アック レ バン( eau de Neyrac les Bain)、オ
ー ドロン ル ソニエ(eau de Lons-le-Saunier)、
レ オー ボン(les Eaux Bonnes)、オー ド ロシ
ュフォール(eau de Rochefort)、オー ド サンクリ
ストー(eau de Saint Christau)、オー デ ヒュマ
デュ(eau des Fumades)、オー ド テルシス レ
バン(eau de Tercis-les-bains)、オー ダヴェーヌ
(eau d'Avene)またはオー ダイ レ バン(eau d'A
ix-les-Bains)から選択される。
【0045】水相は、好ましくは、皮膚に適用する場
合、その緩和、抗刺激剤および抗ラジカル特性で知られ
ている熱水、特にオー ド ラ ロッシュ ポゼイ(ea
u de la Roche Posay)よりなる。かかる熱水は、一般
に、特にアルカリ土類金属の水溶性塩を含む高電解質を
有する。明らかに、熱水中のアルカリ土類金属の量は、
本発明の組成物中のアルカリ土類金属の合計量を決定す
るために考慮に入れられる。
合、その緩和、抗刺激剤および抗ラジカル特性で知られ
ている熱水、特にオー ド ラ ロッシュ ポゼイ(ea
u de la Roche Posay)よりなる。かかる熱水は、一般
に、特にアルカリ土類金属の水溶性塩を含む高電解質を
有する。明らかに、熱水中のアルカリ土類金属の量は、
本発明の組成物中のアルカリ土類金属の合計量を決定す
るために考慮に入れられる。
【0046】該水相は組成物の全重量に対して30重量
%および80重量%の間、好ましくは40重量%および
70重量%の間の含有量で存在させることができる。本
発明のエマルションの脂肪相は考えられる適用分野で通
常使用される脂質物質を含むことができる。これらのう
ち、シリコーンオイルのごときシリコーン脂質物質、な
らびに植物、ミネラル、動物もしくは合成油のごとき非
シリコーン脂質物質を挙げることができる。
%および80重量%の間、好ましくは40重量%および
70重量%の間の含有量で存在させることができる。本
発明のエマルションの脂肪相は考えられる適用分野で通
常使用される脂質物質を含むことができる。これらのう
ち、シリコーンオイルのごときシリコーン脂質物質、な
らびに植物、ミネラル、動物もしくは合成油のごとき非
シリコーン脂質物質を挙げることができる。
【0047】シリコーン脂質物質のうち、以下のものを
挙げることができる。 −(i)ポリ(C1−C20)アルキルシロキサン、特
にトリメチルシリル末端基を含有するもの、とりわけ直
鎖状ポリジメチルシロキサン(PDMS)およびセチル
ジメチコーン(CTFA名)のごときアルキルメチルポ
リシロキサンが挙げられる。
挙げることができる。 −(i)ポリ(C1−C20)アルキルシロキサン、特
にトリメチルシリル末端基を含有するもの、とりわけ直
鎖状ポリジメチルシロキサン(PDMS)およびセチル
ジメチコーン(CTFA名)のごときアルキルメチルポ
リシロキサンが挙げられる。
【0048】−(ii)以下のごとき揮発性シリコーン
油: −3ないし8個、好ましくは4ないし6個のケイ素原子
を有する環状揮発性シリコーン。これらは、例えば、シ
クロテトラジメチルシロキサン、シクロペンタジメチル
シロキサンまたはシクロヘキサジメチルシロキサンであ
る。 −2ないし9個のケイ素原子を有する直鎖状揮発性シリ
コーン。例えば、ヘキサメチルジシロキサン、ヘキシル
ヘプタメチルトリシロキサンまたはオクチルヘプタメチ
ルトリシロキサン。
油: −3ないし8個、好ましくは4ないし6個のケイ素原子
を有する環状揮発性シリコーン。これらは、例えば、シ
クロテトラジメチルシロキサン、シクロペンタジメチル
シロキサンまたはシクロヘキサジメチルシロキサンであ
る。 −2ないし9個のケイ素原子を有する直鎖状揮発性シリ
コーン。例えば、ヘキサメチルジシロキサン、ヘキシル
ヘプタメチルトリシロキサンまたはオクチルヘプタメチ
ルトリシロキサン。
【0049】非シリコーン脂肪様物質のうちでは、流動
パラフィン、流動ワセリン、アーモンド油、ペルヒドロ
スクワレン、あんず油、小麦胚油、甘扁桃油、ビューテ
ィ−リーフ油、パーム油、ひまし油、アボカド油、ホホ
バ油、オリーブ油または穀物芽油のごとき通常の油;オ
クチルドデシルミリステートまたはC12−C15アル
キルのベンゾエートのごときアルコール、脂肪アルコー
ルまたは脂肪酸のエステル;アセチルグリセリド;アル
コールまたはポリアルコールのオクタノエート、デカノ
エートまたはリシノレエート;水添ポリイソブテン、2
5℃で固体である水添油;ラノリン;25℃で固体であ
る脂肪酸を挙げることができる。
パラフィン、流動ワセリン、アーモンド油、ペルヒドロ
スクワレン、あんず油、小麦胚油、甘扁桃油、ビューテ
ィ−リーフ油、パーム油、ひまし油、アボカド油、ホホ
バ油、オリーブ油または穀物芽油のごとき通常の油;オ
クチルドデシルミリステートまたはC12−C15アル
キルのベンゾエートのごときアルコール、脂肪アルコー
ルまたは脂肪酸のエステル;アセチルグリセリド;アル
コールまたはポリアルコールのオクタノエート、デカノ
エートまたはリシノレエート;水添ポリイソブテン、2
5℃で固体である水添油;ラノリン;25℃で固体であ
る脂肪酸を挙げることができる。
【0050】これらの脂肪様物質は、所望の特性、例え
ば所望のコンシステンシーまたはテキスチャー特性を有
する組成物を調製するために当業者が種々に選択するこ
とができる。
ば所望のコンシステンシーまたはテキスチャー特性を有
する組成物を調製するために当業者が種々に選択するこ
とができる。
【0051】かくして、本発明によるエマルションの脂
肪相は組成物の全重量に対して20重量%および70重
量%の間、好ましくは20重量%および50重量%の間
の含有量で存在させることができる。
肪相は組成物の全重量に対して20重量%および70重
量%の間、好ましくは20重量%および50重量%の間
の含有量で存在させることができる。
【0052】加えて、本発明の組成物は、高電解質含有
量のO/Wエマルションに適した少なくとも1種の安定
化剤を含むことができる。かかる安定化剤は、特に、C
0ないしC20脂肪アルコールまたは脂肪酸、およびキ
サンタンガム、カブロガム、グアーガム、カラギーナン
またはゲランのごとき水溶性ゲル化剤から選択される。
量のO/Wエマルションに適した少なくとも1種の安定
化剤を含むことができる。かかる安定化剤は、特に、C
0ないしC20脂肪アルコールまたは脂肪酸、およびキ
サンタンガム、カブロガム、グアーガム、カラギーナン
またはゲランのごとき水溶性ゲル化剤から選択される。
【0053】安定化剤の量は、有利には、組成物の全重
量に対して0および10重量%の間、好ましくは0.1
および5重量%の間である。本発明の組成物は、有利に
は、クリーム、ミルク等の形態である。
量に対して0および10重量%の間、好ましくは0.1
および5重量%の間である。本発明の組成物は、有利に
は、クリーム、ミルク等の形態である。
【0054】知られているように、本発明のエマルショ
ンは、保存剤、抗酸化剤、錯化剤、溶媒、フラグラン
ス、充填剤(例えば、マット効果剤)、遮へい剤、バク
テリオシド、臭吸収剤、染料等のごとき、化粧品および
/または皮膚病学的分野で通常のアジュバントを含有さ
せることもできる。これらの種々のアジュバントの量は
考えられる分野で慣用されるもの、例えば、組成物の全
重量に対して0.01重量%ないし5重量%である。こ
れらの性質に応じ、これらのアジュバントは脂肪相また
は水相に導入することができる。
ンは、保存剤、抗酸化剤、錯化剤、溶媒、フラグラン
ス、充填剤(例えば、マット効果剤)、遮へい剤、バク
テリオシド、臭吸収剤、染料等のごとき、化粧品および
/または皮膚病学的分野で通常のアジュバントを含有さ
せることもできる。これらの種々のアジュバントの量は
考えられる分野で慣用されるもの、例えば、組成物の全
重量に対して0.01重量%ないし5重量%である。こ
れらの性質に応じ、これらのアジュバントは脂肪相また
は水相に導入することができる。
【0055】本発明の組成物は、皮膚刺激を誘導できる
少なくとも1種の活性化合物を含むこともできる。
少なくとも1種の活性化合物を含むこともできる。
【0056】また、本発明の組成物は、化粧品組成物ま
たは医薬組成物において、別々に、局所投与(クリー
ム、ローション、ゲル等)または全身投与(経口、直
腸、非経口等)される少なくとも1種の活性化合物の刺
激効果を低下させるのに使用することができる。本発明
の組成物は、刺激を起こしやすい活性剤の投与と同時に
皮膚に適用することができ、あるいはそれは時間的に別
々に適用することもできる。
たは医薬組成物において、別々に、局所投与(クリー
ム、ローション、ゲル等)または全身投与(経口、直
腸、非経口等)される少なくとも1種の活性化合物の刺
激効果を低下させるのに使用することができる。本発明
の組成物は、刺激を起こしやすい活性剤の投与と同時に
皮膚に適用することができ、あるいはそれは時間的に別
々に適用することもできる。
【0057】蛋白質または蛋白質加水分解物、アミノ
酸、ポリオール、尿素、アラントイン、糖および糖誘導
体、水溶性ビタミン、澱粉および細菌もしくは植物エキ
ス、特にアロエベラ抽出物を親水性活性剤として使用す
ることもできる。レチノール(ビタミンA)およびその
誘導体、トコフェロール(ビタミンE)およびその誘導
体、必須脂肪酸、セラミドおよび精油を親油性活性剤と
して使用することもできる。
酸、ポリオール、尿素、アラントイン、糖および糖誘導
体、水溶性ビタミン、澱粉および細菌もしくは植物エキ
ス、特にアロエベラ抽出物を親水性活性剤として使用す
ることもできる。レチノール(ビタミンA)およびその
誘導体、トコフェロール(ビタミンE)およびその誘導
体、必須脂肪酸、セラミドおよび精油を親油性活性剤と
して使用することもできる。
【0058】これらの活性剤は、特に、皮膚病を予防お
よび/または治療することを意図し得る。これらの活性
剤のうち、例えば、以下のものを挙げることができる。
よび/または治療することを意図し得る。これらの活性
剤のうち、例えば、以下のものを挙げることができる。
【0059】−レチノイン酸およびその異性体、レチノ
ールおよびそのエステル、レチノイド、特に、特許出願
FR2,570,377、EP 199,636、EP
325,540およびEP 402,072に記載されて
いるもの、レチナール、ビタミンDおよびその誘導体、
コウジ酸またはヒドロキノン、エストラジオールのごと
きエストロゲンのごとき皮膚の分化および/または増殖
および/または色素沈着を変性する剤; −クリンダマイシンリン酸、エリスロマイシンまたはテ
トラサイクリンクラスの抗生物質のごとき抗菌剤; −抗寄生虫剤、特に、メトロニダソール、クロタミトン
またはピレトロイド; −抗菌類剤、特に、エコナゾール、ケトコナゾールまた
はミコナゾールまたはそれらの塩のごときイミダゾール
クラスに属する化合物、アンホテリシンBのごときポリ
エン化合物、テルビナフィンのごときアリルアミン属の
化合物、またはオクトピロックス; −ヒドロコルチゾン、ベタメタゾン吉草酸塩またはクロ
ベタゾールプロピオン酸塩のごときステロイド系抗炎症
剤、または イブプロフェンおよびその塩、ジクロフェ
ナックおよびその塩、アセチルサリチル酸、アセトアミ
ノフェンまたはグリシルレチン酸のごとき非ステロイド
系抗炎症剤; −リドカイン塩酸塩およびその誘導体のごとき麻酔剤; −テナルジン、トリメプラジンまたはシプロヘプタジン
のごとき抗掻痒剤; −アシクロビールのごとき抗ウイルス剤; −アルファ−およびベータ−ヒドロキシカルボン酸また
はベータ−ケトカルボン酸、それらの塩、アミドまたは
エステル、特には、グリコール酸、乳酸、酒石酸、リン
ゴ酸、クエン酸、マンデル酸のごときアルファ−ヒドロ
キシ酸および、一般に、サリチル酸およびその誘導体、
特に、5−n−オクタノイルサリチル酸のごときアルキ
ル化誘導体のごとき果実酸およびベータ−ヒドロキシ酸
のような角質溶解剤; −α−トコフェロールまたはそのエステル、スーパーオ
キシドジスムターゼ、ある種の金属−キレート化剤また
はアスコルビン酸およびそのエステルのごとき抗−フリ
ーラジカル剤; −プロゲステロンのごとき抗脂漏剤; −オクトピロックスまたは亜鉛ピリチオニンのごとき抗
フケ剤; −レチノイン酸またはベンゾイルペルオキシドのごとき
抗アクネ剤; −抗代謝物; −ミノキシジルのごとき毛髪喪失と戦うための薬剤; −防腐剤。
ールおよびそのエステル、レチノイド、特に、特許出願
FR2,570,377、EP 199,636、EP
325,540およびEP 402,072に記載されて
いるもの、レチナール、ビタミンDおよびその誘導体、
コウジ酸またはヒドロキノン、エストラジオールのごと
きエストロゲンのごとき皮膚の分化および/または増殖
および/または色素沈着を変性する剤; −クリンダマイシンリン酸、エリスロマイシンまたはテ
トラサイクリンクラスの抗生物質のごとき抗菌剤; −抗寄生虫剤、特に、メトロニダソール、クロタミトン
またはピレトロイド; −抗菌類剤、特に、エコナゾール、ケトコナゾールまた
はミコナゾールまたはそれらの塩のごときイミダゾール
クラスに属する化合物、アンホテリシンBのごときポリ
エン化合物、テルビナフィンのごときアリルアミン属の
化合物、またはオクトピロックス; −ヒドロコルチゾン、ベタメタゾン吉草酸塩またはクロ
ベタゾールプロピオン酸塩のごときステロイド系抗炎症
剤、または イブプロフェンおよびその塩、ジクロフェ
ナックおよびその塩、アセチルサリチル酸、アセトアミ
ノフェンまたはグリシルレチン酸のごとき非ステロイド
系抗炎症剤; −リドカイン塩酸塩およびその誘導体のごとき麻酔剤; −テナルジン、トリメプラジンまたはシプロヘプタジン
のごとき抗掻痒剤; −アシクロビールのごとき抗ウイルス剤; −アルファ−およびベータ−ヒドロキシカルボン酸また
はベータ−ケトカルボン酸、それらの塩、アミドまたは
エステル、特には、グリコール酸、乳酸、酒石酸、リン
ゴ酸、クエン酸、マンデル酸のごときアルファ−ヒドロ
キシ酸および、一般に、サリチル酸およびその誘導体、
特に、5−n−オクタノイルサリチル酸のごときアルキ
ル化誘導体のごとき果実酸およびベータ−ヒドロキシ酸
のような角質溶解剤; −α−トコフェロールまたはそのエステル、スーパーオ
キシドジスムターゼ、ある種の金属−キレート化剤また
はアスコルビン酸およびそのエステルのごとき抗−フリ
ーラジカル剤; −プロゲステロンのごとき抗脂漏剤; −オクトピロックスまたは亜鉛ピリチオニンのごとき抗
フケ剤; −レチノイン酸またはベンゾイルペルオキシドのごとき
抗アクネ剤; −抗代謝物; −ミノキシジルのごとき毛髪喪失と戦うための薬剤; −防腐剤。
【0060】本発明の組成物は、特に感受性皮膚を治療
するための、水溶精金属塩とは異なった、少なくとも1
種の角質溶解剤および/または少なくとも1種の神経ペ
プチドアンタゴニストおよび/または少なくとも1種の
炎症メディエーターアンタゴニストを含むこともでき
る。
するための、水溶精金属塩とは異なった、少なくとも1
種の角質溶解剤および/または少なくとも1種の神経ペ
プチドアンタゴニストおよび/または少なくとも1種の
炎症メディエーターアンタゴニストを含むこともでき
る。
【0061】本発明で有用である角質溶解剤としては、
アルファ−およびベータ−ヒドロキシカルボン酸または
ベータ−ケトカルボン酸、これらの塩、アミドまたはエ
ステル、より特別には、グリコール酸、乳酸、酒石酸、
リング酸、クエン酸、マンデル酸のごときアルファ−ヒ
ドロキシ酸および、一般には、サリチル酸およびその誘
導体のごとき果実酸およびベータ−ヒドロキシ酸、特
に、5−n−オクタノイルサリチル酸のごときアルキル
化誘導体を挙げることができる。これらの角質溶解剤
は、有利には、本発明の組成物中に、組成物の全重量に
対して10重量%までの量で、好ましくは0.1および
5重量%の間の量で存在させることができる。
アルファ−およびベータ−ヒドロキシカルボン酸または
ベータ−ケトカルボン酸、これらの塩、アミドまたはエ
ステル、より特別には、グリコール酸、乳酸、酒石酸、
リング酸、クエン酸、マンデル酸のごときアルファ−ヒ
ドロキシ酸および、一般には、サリチル酸およびその誘
導体のごとき果実酸およびベータ−ヒドロキシ酸、特
に、5−n−オクタノイルサリチル酸のごときアルキル
化誘導体を挙げることができる。これらの角質溶解剤
は、有利には、本発明の組成物中に、組成物の全重量に
対して10重量%までの量で、好ましくは0.1および
5重量%の間の量で存在させることができる。
【0062】本発明で有用な神経ペプチドアンタゴニス
トとしては、サブスタンスPアンタゴニストおよびCG
RPアンタゴニストを挙げることができ、炎症メディエ
ーターアンタゴニストとしては、ヒスタミン、インター
ロイキン−1またはTNFαのアンタゴニストを挙げる
ことができる。これらのアンタゴニストは組成物の全重
量に対して0.000001ないし10重量%、好まし
くは0.0001ないし5重量%の割合で存在させるこ
とができる。
トとしては、サブスタンスPアンタゴニストおよびCG
RPアンタゴニストを挙げることができ、炎症メディエ
ーターアンタゴニストとしては、ヒスタミン、インター
ロイキン−1またはTNFαのアンタゴニストを挙げる
ことができる。これらのアンタゴニストは組成物の全重
量に対して0.000001ないし10重量%、好まし
くは0.0001ないし5重量%の割合で存在させるこ
とができる。
【0063】有利には、サブスタンスP、CGRPおよ
び/またはインターロイキン−1の受容体−アンタゴニ
ストが好ましく使用される。
び/またはインターロイキン−1の受容体−アンタゴニ
ストが好ましく使用される。
【0064】本発明で有用なサブスタンスPアンタゴニ
ストとしては、受容体に対するサブスタンスPの結合の
阻害または感受性神経繊維によるサブスタンスPの合成
および/または放出の阻害を生じさせることができる有
機または無機起源のいずれの物質も挙げることができ
る。
ストとしては、受容体に対するサブスタンスPの結合の
阻害または感受性神経繊維によるサブスタンスPの合成
および/または放出の阻害を生じさせることができる有
機または無機起源のいずれの物質も挙げることができ
る。
【0065】サブスタンスP受容体アンタゴニストは、
特に、ヘテロ原子を含有するペプチドまたは非ペプチド
誘導体、より正確には、複素環あるいはベンゼン環に直
接または間接に結合したヘテロ原子を含有する化合物で
あり得る。
特に、ヘテロ原子を含有するペプチドまたは非ペプチド
誘導体、より正確には、複素環あるいはベンゼン環に直
接または間接に結合したヘテロ原子を含有する化合物で
あり得る。
【0066】センダイド(Sendide)およびスパ
ンタイド(Spantide)IIを、例えば、サブス
タンスP受容体−アンタゴニストペプチドとして使用で
きる。
ンタイド(Spantide)IIを、例えば、サブス
タンスP受容体−アンタゴニストペプチドとして使用で
きる。
【0067】特許および特許出願US4,472,30
5、US4,839,465、EP101,929、EP
333,174、EP336,230、EP394,98
9、EP44,332、EP498,069、EP51
5,681、EP517,589、WO92/22569
およびGB2,216,529に記載されたペプチドも本
発明でペプチドとして使用できる。
5、US4,839,465、EP101,929、EP
333,174、EP336,230、EP394,98
9、EP44,332、EP498,069、EP51
5,681、EP517,589、WO92/22569
およびGB2,216,529に記載されたペプチドも本
発明でペプチドとして使用できる。
【0068】本発明で有用である非ペプチド性サブスタ
ンスP受容体アンタゴニストは、特に、複素環化合物、
特に硫黄含有、窒素含有または酸素含有化合物またはベ
ンゼン環に直接または間接に結合した窒素原子含有の化
合物である。
ンスP受容体アンタゴニストは、特に、複素環化合物、
特に硫黄含有、窒素含有または酸素含有化合物またはベ
ンゼン環に直接または間接に結合した窒素原子含有の化
合物である。
【0069】以下の特許出願EP360,390、EP
429,366、EP430,771、EP499,31
3、EP514,273、EP514,274、EP51
4,275、EP514,276、EP520,555、
EP528,495、EP532,456、EP545,
478、EP558,156、WO90/05525、
WO90/05729、WO91/18878、WO9
1/18899、WO92/12151、WO92/1
5585、WO92/17449、WO92/2067
6、WO93/00330、WO93/00331、W
O93/01159、WO93/01169、WO93
/001170、WO93/06099、WO93/0
9116およびWO94/08997を本発明に従って
複素環化合物として使用することができる。特に、少な
くとも1個の窒素を含有する複素環含有の化合物は2−
トリシクリル−2−アミノエタン誘導体、スピロラクタ
ム誘導体、キヌクリジン誘導体、アザ環式誘導体、アミ
ノピロリジン誘導体、ピペリジン誘導体、アミノアザ複
素環またはイソインドール誘導体である。
429,366、EP430,771、EP499,31
3、EP514,273、EP514,274、EP51
4,275、EP514,276、EP520,555、
EP528,495、EP532,456、EP545,
478、EP558,156、WO90/05525、
WO90/05729、WO91/18878、WO9
1/18899、WO92/12151、WO92/1
5585、WO92/17449、WO92/2067
6、WO93/00330、WO93/00331、W
O93/01159、WO93/01169、WO93
/001170、WO93/06099、WO93/0
9116およびWO94/08997を本発明に従って
複素環化合物として使用することができる。特に、少な
くとも1個の窒素を含有する複素環含有の化合物は2−
トリシクリル−2−アミノエタン誘導体、スピロラクタ
ム誘導体、キヌクリジン誘導体、アザ環式誘導体、アミ
ノピロリジン誘導体、ピペリジン誘導体、アミノアザ複
素環またはイソインドール誘導体である。
【0070】ベンゼン環に直接または間接に結合した窒
素原子を含有する化合物としては、EP522,808
およびWO93/01165に記載されたものを挙げる
ことができる。
素原子を含有する化合物としては、EP522,808
およびWO93/01165に記載されたものを挙げる
ことができる。
【0071】本発明で有用なCGRPアンタゴニストと
しては、CGRPの受容体への結合の阻害を生じさせる
ことができる、または感受性神経細胞によるCGRPの
合成および/または放出の阻害を生じさせることができ
る有機または無機起源のいずれの物質も挙げることがで
きる。
しては、CGRPの受容体への結合の阻害を生じさせる
ことができる、または感受性神経細胞によるCGRPの
合成および/または放出の阻害を生じさせることができ
る有機または無機起源のいずれの物質も挙げることがで
きる。
【0072】CGRPアンタゴニストとして認識される
べき物質では、それは、特にCGRP−アンタゴニスト
薬理学的活性を有する、すなわち特に以下のテストの1
つで首尾一貫した薬理学的応答を誘導できる以下の特性
を満足しなければならない: −アンタゴニスト物質はカプサイシンによって誘導され
る血管拡張を低下させなければならない、および/また
は −アンタゴニスト物質は感受性神経繊維によるCGRP
の放出の阻害を誘導しなければならない、および/また
は −アンタゴニスト物質はCGRPによって誘導された精
管(vas deferens)における平滑筋の収縮の阻害を誘導
しなければならない。
べき物質では、それは、特にCGRP−アンタゴニスト
薬理学的活性を有する、すなわち特に以下のテストの1
つで首尾一貫した薬理学的応答を誘導できる以下の特性
を満足しなければならない: −アンタゴニスト物質はカプサイシンによって誘導され
る血管拡張を低下させなければならない、および/また
は −アンタゴニスト物質は感受性神経繊維によるCGRP
の放出の阻害を誘導しなければならない、および/また
は −アンタゴニスト物質はCGRPによって誘導された精
管(vas deferens)における平滑筋の収縮の阻害を誘導
しなければならない。
【0073】加えて、CGRPアンタゴニストはCGR
P受容体に親和性を有しなければならない。抗−CGR
P抗体であるCGRP 8−37を、例えば、CGRP
受容体アンタゴニストとして本発明で使用することがで
きる。
P受容体に親和性を有しなければならない。抗−CGR
P抗体であるCGRP 8−37を、例えば、CGRP
受容体アンタゴニストとして本発明で使用することがで
きる。
【0074】本発明の組成物が、水溶性金属塩以外に、
角質溶解剤、神経ペプチドアンタゴニストおよび炎症メ
ディエーターアンタゴニストから選択される皮膚刺激を
誘導できる活性化合物を含む場合、乳化系の量は、前記
定義の安定性基準に従って、安定な組成物を得るのに適
しているであろう。ここに、また、安定な組成物を得る
ことを可能とする乳化系の最小量を使用するのが求めら
れる。かくして、乳化系の適量は、45℃で少なくとも
1カ月の間安定な組成物を得るのに必要で十分な量であ
る。それは、好ましくは、組成物の全重量に対して10
重量%未満、より好ましくは8重量%未満である。
角質溶解剤、神経ペプチドアンタゴニストおよび炎症メ
ディエーターアンタゴニストから選択される皮膚刺激を
誘導できる活性化合物を含む場合、乳化系の量は、前記
定義の安定性基準に従って、安定な組成物を得るのに適
しているであろう。ここに、また、安定な組成物を得る
ことを可能とする乳化系の最小量を使用するのが求めら
れる。かくして、乳化系の適量は、45℃で少なくとも
1カ月の間安定な組成物を得るのに必要で十分な量であ
る。それは、好ましくは、組成物の全重量に対して10
重量%未満、より好ましくは8重量%未満である。
【0075】本発明のエマルションの以下の例は、説明
のために掲げ、限定的性質のものではない。そこでの量
は組成物の全重量に対する重量%として与える。
のために掲げ、限定的性質のものではない。そこでの量
は組成物の全重量に対する重量%として与える。
【0076】
【実施例】 実施例1:O/Wクリーム A:脂肪相: ・PEG−100ステアレートおよびグリセリルモノ/ジステアレートの混合物 (特にICIカンパニーから商品名Arlacel165として市販) 1.2% ・PEG−20ステアレート(ICIカンパニーから商品名Myrj49として 市販) 1.2% ・ステアリン酸 0.6% ・セチルアルコール 0.6% ・ステアリルアルコール 0.6% ・シクロメチコーン 7.0% ・脂肪エステル 19.0% ・植物油 4.0% B:水相 ・グリセロール 3.0% ・保存剤 適量 ・塩化ストロンチウム・6H2O 5.5% ・蒸留水 合計 100% C:追加相: ・キサンタンガム 0.2% ・蒸留水 10.0%
【0077】以下の手法に従って、O/Wクリームを調
製する。 −相AおよびBを別々に75℃まで加熱し、次いで、相
Aを600rpmにて相Bに徐々に注ぐ; −600rpmで攪拌しつつ、混合物を40℃まで冷却
する; −次いで、相Cを1500rpmにて添加し、しかる
後、エマルションを3000rpmで5分間攪拌する。
45℃で少なくとも1カ月安定なエマルションを得る。
製する。 −相AおよびBを別々に75℃まで加熱し、次いで、相
Aを600rpmにて相Bに徐々に注ぐ; −600rpmで攪拌しつつ、混合物を40℃まで冷却
する; −次いで、相Cを1500rpmにて添加し、しかる
後、エマルションを3000rpmで5分間攪拌する。
45℃で少なくとも1カ月安定なエマルションを得る。
【0078】 実施例2:O/Wクリーム A:脂肪相: ・ソルビトールトリステアレート(ICIカンパニーから商品名Span65と して市販) 0.9% ・PEG−40ステアレート(ICIカンパニーから商品名Myrj52として 市販) 2.0% ・セチルアルコール 4.0% ・グリセリルステアレート 3.0% ・シクロメチコーン 10.0% ・水添イソパラフィン(イソブチレンの6−8モル) 14.0% B:水相 ・保存剤 適量 ・塩化ストロンチウム・6H2O 6.6% ・蒸留水 合計 100%
【0079】実施例1の手法に従って、エマルションを
調製する。45℃で1カ月安定な組成物が再度得られ
る。
調製する。45℃で1カ月安定な組成物が再度得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−208505(JP,A) 欧州特許出願公開530531(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/48 A61K 7/00
Claims (30)
- 【請求項1】 ポリアクリルアミド、炭素数13−14
のイソパラフィンおよびCTFA名がラウレソ−7であ
る物質の組合せよりなる1重量%のゲル化剤を含む組成
物を除く、組成物の全重量に対して少なくとも2重量%
の少なくとも1種の水溶性金属塩、および組成物の全重
量に対して2ないし4.5重量%の乳化系を含み、前記
乳化系が、O/Wエマルションの調製に適した、少なく
とも1種のポリオールの脂肪酸エステルと任意に組み合
わせてもよい、少なくとも1種のポリエチレングリコー
ル(PEG)の脂肪酸エステルおよび/または少なくと
も1種のポリオキシエチレン化ポリオールの脂肪酸エス
テルよりなることを特徴とするO/Wエマルションの形
態の皮膚または頭皮用化粧品組成物。 - 【請求項2】 少なくとも3重量%の少なくとも1種の
水溶性金属塩を含むことを特徴とする請求項1記載の組
成物。 - 【請求項3】 少なくとも5重量%の少なくとも1種の
水溶性金属塩を含むことを特徴とする請求項2記載の組
成物。 - 【請求項4】 水溶性金属塩が、アリカリ金属、アルカ
リ土類金属、遷移金属および元素の周期律表第13族お
よび14族の金属の水溶性塩から選択されることを特徴
とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の組成物。 - 【請求項5】 該水溶性金属塩が、リチウム、ストロン
チウム、バリウム、イットリウム、ネウジム、ガドリニ
ウム、マンガンおよび亜鉛塩から選択されることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の組成物。 - 【請求項6】 該水溶性金属塩が、ストロンチウム塩で
あることを特徴とする請求項5記載の組成物。 - 【請求項7】 該水溶性金属塩が炭酸塩、炭酸水素塩、
硫酸塩、グリセロ燐酸塩、ホウ酸塩、塩化物、硝酸塩、
酢酸塩、水酸化物、過硫酸塩、α−ヒドロキシ酸塩、ア
ミノ酸塩または脂肪酸塩から選択されることを特徴とす
る請求項1ないし6のいずれか1項記載の組成物。 - 【請求項8】 該水溶性金属塩の量が組成物の全重量に
対して2重量%および20重量%の間である請求項1な
いし7のいずれか1項記載の組成物。 - 【請求項9】 該水溶性金属塩の量が組成物の全重量に
対して5重量%および10重量%の間である請求項8記
載の組成物。 - 【請求項10】 前記乳化系が、少なくとも1種のPE
Gの脂肪酸エステルおよび少なくとも1種のポリオール
の脂肪酸エステルよりなる請求項1ないし9のいずれか
1項に記載の組成物。 - 【請求項11】 脂肪酸が、少なくとも10個の炭素原
子を含む直鎖状または分岐状の飽和または不飽和脂肪族
酸から選択される請求項1ないし10のいずれか1項に
記載の組成物。 - 【請求項12】 脂肪酸が、10および20個の間の炭
素原子を含む直鎖状または分岐状の飽和または不飽和脂
肪族酸から選択される請求項11記載の組成物。 - 【請求項13】 脂肪酸が、12および18個の間の炭
素原子を含む直鎖状または分岐状の飽和または不飽和脂
肪族酸から選択される請求項11記載の組成物。 - 【請求項14】 脂肪酸が、ラウリン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、イソステアリン酸およびオレイン酸
から選択される請求項11記載の組成物。 - 【請求項15】 PEGの脂肪酸エステルがn個のPE
G単位を含み、nが少なくとも8に等しい整数であるこ
とを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項記載
の組成物。 - 【請求項16】 PEGの脂肪酸エステルがn個のPE
G単位を含み、nが10および100の間の整数である
ことを特徴とする請求項15記載の組成物。 - 【請求項17】 PEGの脂肪酸エステルがn個のPE
G単位を含み、nが20および100の間の整数である
ことを特徴とする請求項15記載の組成物。 - 【請求項18】 ポリオールのポリオキシエチレン化脂
肪酸エステルがオキシエチレン化ソルビタントリステア
レート(20−OE)、オキシエチレン化ソルビタント
リオレエート(20−OE)、オキシエチレン化ソルビ
タンモノラウレート(5−OE)、オキシエチレン化ソ
ルビタンモノステアレート(20−OE)、オキシエチ
レン化ソルビタンモノパルミテート(20−OE)およ
びオキシエチレン化ソルビタンモノオレエート(20−
OE)から選択されることを特徴とする請求項1ないし
17のいずれか1項記載の組成物。 - 【請求項19】 ポリオールの脂肪酸エステルが、脂肪
酸のモノ−またはポリエステルから選択され、該ポリオ
ールが、糖およびグリセロールに代表される3ないし6
個のヒドロキシルを含む炭素数3−6の多価アルコール
から選択されることを特徴とする請求項1ないし18の
いずれか1項記載の組成物。 - 【請求項20】 該糖がソルビトールに代表される天然
または合成起源の炭素数5−6の糖から選択されること
を特徴とする請求項19記載の組成物。 - 【請求項21】 糖の脂肪酸エステルが、ソルビトール
トリエステルに代表される、ソルビトールの脂肪酸モノ
−またはトリエステルから選択されることを特徴とする
請求項20記載の組成物。 - 【請求項22】 グリセロールの脂肪酸エステルが、グ
リセリルモノ−またはジステアレートに代表される、グ
リセロールの脂肪酸モノ−およびジステアレート、およ
び全ての割合のその混合物から選択されることを特徴と
する請求項19記載の組成物。 - 【請求項23】 PEGの脂肪酸エステル/ポリオール
の脂肪酸エステルの重量比が0.2および3の間である
請求項1ないし22のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項24】 PEGの脂肪酸エステル/ポリオール
の脂肪酸エステルの重量比が0.25および2.5の間で
ある請求項23に記載の組成物。 - 【請求項25】 乳化系が9以上ののHLBを有するこ
とを特徴とする請求項1ないし24のいずれか1項に記
載の組成物。 - 【請求項26】 乳化系が11以上のHLBを有するこ
とを特徴とする請求項25に記載の組成物。 - 【請求項27】 水溶性金属塩以外のものである、少な
くとも1種の神経ペプチドアンタゴニストおよび/また
は少なくとも1種の炎症−メディエーターアンタゴニス
トを含有することを特徴とする請求項1ないし26のい
ずれか1項記載の組成物。 - 【請求項28】 界面活性剤、保存剤、香料、尿素、レ
チノイン酸および その異性体、レチノールおよびそのエ
ステル、レチノイドおよびその誘導体、レチナール、ビ
タミンDおよびその誘導体、コウジ酸またはヒドロキノ
ン、エストロゲン、抗菌剤、抗寄生虫剤、抗菌類剤、抗
ウイルス剤、角質溶解剤、抗−フリーラジカル剤、ベン
ゾイルペルオキシド、抗代謝物、およびミノキシジルか
らなる群から選択された皮膚刺激を誘導できる活性化合
物をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし27の
いずれか1項記載の組成物。 - 【請求項29】 エストロゲンがエストラジオールから
選択され、抗菌剤がクリンダマイシンリン酸、エリスロ
マイシン、テトラサイクリンクラスの抗生物質から選択
され、抗寄生虫剤が、メトロニダソール、クロタミト
ン、ピレトロイドから選択され、抗菌類剤が、エコナゾ
ール、ケトコナゾールまたはミコナゾールまたはそれら
の塩から選択されたイミダゾールクラスに属する化合
物、アンホテリシンBから選択されたポリエン化合物、
テルビナフィンから選択されたアリルアミン属の化合
物、オクトピロックスからなる群から選択され、抗ウイ
ルス剤がアシクロビール選択され、角質溶解剤が、アル
ファ−およびベータ−ヒドロキシカルボン酸、ベータ−
ケトカルボン酸、それらの塩、アミドまたはエステル、
グリコール酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、マ
ンデル酸から選択されたアルファ−ヒドロキシ酸、サリ
チル酸およびその誘導体、果実酸およびベータ−ヒドロ
キシ酸から選択され、抗−フリーラジカル剤が、α−ト
コフェロールまたはそのエステル、スーパーオキシドジ
スムターゼ、金属−キレート化剤またはアスコルビン酸
およびそのエステルから選択されることを特徴とする請
求項28記載の組成物。 - 【請求項30】 請求項1ないし27のいずれか1項記
載の組成物と請求項28または29で定義した皮膚刺激
を誘導可能な少なくとも1種の活性化合物を含む化粧品
または医薬組成物とを含む組合せ製品であって、前記各
組成物を別々の適用用に適用するための、または前記各
組成物を同じ適用用に適用するための、または、前記各
組成物を同時に使用するための、または前記各組成物を
時間差をもって別々に使用するための、組合せ製品。
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