JP3027014U - シート状乾燥材 - Google Patents
シート状乾燥材Info
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- JP3027014U JP3027014U JP1995011366U JP1136695U JP3027014U JP 3027014 U JP3027014 U JP 3027014U JP 1995011366 U JP1995011366 U JP 1995011366U JP 1136695 U JP1136695 U JP 1136695U JP 3027014 U JP3027014 U JP 3027014U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- desiccant
- sheet
- bag
- adhered
- shaped
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多様な形状に対応して、平面的かつ平均に乾
燥剤を使用することを目的とする。 【構成】 通気性のあるシート状基材に乾燥剤を層状に
付着したものを、乾燥剤付着面を内側にして通気性のあ
るシート状基材と重ね縁部を接着した構成となってい
る。
燥剤を使用することを目的とする。 【構成】 通気性のあるシート状基材に乾燥剤を層状に
付着したものを、乾燥剤付着面を内側にして通気性のあ
るシート状基材と重ね縁部を接着した構成となってい
る。
Description
【0001】
本考案は、衣類・布団・人体の部分等を乾燥する乾燥剤の保持形状に関するも のである。
【0002】
一般に、従来の乾燥剤は粒状で通気性のある袋に収納されていた。そのため乾 燥剤は袋の底部に寄り、塊状となる傾向があった。
【0003】
しかしながら、粒状の乾燥剤を通気性のある袋に詰めると、袋の底部に寄り塊 状となるため、乾燥したい物品から平均に吸湿することは困難であった。すなは ち、乾燥剤の形状的な理由から、その使用範囲が制限されるという問題があった 。 従来、乾燥剤を必要とする箇所、たとえば衣類ケース等に平均に乾燥剤を使用 したくても、袋詰めの乾燥剤では、形状的に衣類等とのなじみが悪く、十分な効 果が得られないという問題があった。 また、人体の吸湿を必要とする部分、たとえば、足先とか、吸湿を必要とする 患部には従来の袋状製品では形状的になじまず、平均に吸湿することはできない という問題があった。
【0004】
本考案は上記の課題を解消するために、乾燥剤を袋詰めにすると袋の下部に寄 ってしまい、塊状となってしまうのを防止するため、不織布で作った袋の内面に 粒伏の乾燥剤を層状に接着して固定して縁部を接着したものである。
【0005】
上記の構成からなるため、袋詰めした場合、塊状になる傾向のある乾燥剤は通 気性のある不織布製の袋の内面に層状に固定され袋の内部に密封されてシート状 に形成される。したがって、シート状の乾燥剤はその接触面から平均に水分を吸 湿する。
【0006】
以下、本考案によるシート状乾燥材を実施例の添付図面に基づいて詳細に説明 する。 図1は本考案の実施例の平面図であり、図2は、図1の平面図に示した矢印に よる部分断面図である。不織布製の袋1の下側2の内面の複数の区画に乾燥剤3 を一重になるように付着させた乾燥剤付着部4を設けてある。袋1の下側2と上 側5は縁部6において接着されている。図2の部分断面図において不織布の袋1 の下側2の二つの区画に一重の層になるように乾燥剤3が固定されている状態が 示されている。
【0007】 上記の実施例において、乾燥剤付着部4は複数の矩形の区画となっている。し かし、乾燥剤が袋1の面積に平均に配置された構成である限り、区画の形状及び 数は、円、楕円等の形状であることを問わずまたその数も特に限定する必要はな い。また袋の形状も本実施例に示した形状に限定されない。
【0008】 また、上記の実施例の図2において、乾燥剤3は不織布の下側だけに付着して あるが、不織布の上側にも下側同様に乾燥剤3を付着させてもよい。すなはち、 乾燥剤付着部4に乾燥剤が平均に付着されている限り、乾燥剤3の形成する層数 は複数であってもよい。
【0009】 本実施例においては、袋1を不織布製としたが、通気性があるものであれば、 織ったもの、漉いたもの等であることに限定されない。
【0010】 乾燥剤付着部の間の空白部を縁部同様に接着してもよい。
【0011】
本考案のシート状乾燥材は、前述の如くシート状に構成したので、従来の袋詰 めの乾燥剤と異なり、乾燥したい物品の多様な形状にもなじみ易い。たとえば、 旅先等でランジェリ、アンダウエア等の衣類を洗濯した際に、携帯用の袋、例え ば、携帯用ランドリケースに本考案のシート状乾燥材で水分を含んだ衣類を挟む ように収納することで完全に近い状態まで乾燥することができるという効果があ る。 また、シート状であるため、衣類・布団ケースの底に敷くとか、あるいは衣類 ・布団の間に挟み込み平均に水分を吸湿することが可能となる効果がある。 また、袋詰めの乾燥剤を使用困難であった不整形の場所、たとえば靴底等にも 、それに対応する形状に本シート状乾燥材を形成使用することにより平均に吸湿 することが可能となる効果がある。 また、副作用のない限り、患部の乾燥ないし吸湿にも応用が可能となる効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の平面図である。
【図2】図1の矢印部分の部分断面図である。
1 袋 2 下側 3 乾燥剤 4 乾燥剤付着部 5 上側 6 縁部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項2】 通気性のあるシート状の基材上の少なく
とも一つの区画に、層状に粒状の乾燥剤を付着固定した
シート状の乾燥基材に、乾燥剤を付着固定しない通気性
の基材を重ね、縁部を接着したシート状乾燥材。 【請求項2】 該シート状の乾燥基材を少なくとも2
枚、乾燥剤を付着固定した面を内側に向併せて縁部を接
着した請求項1に記載のシート状乾燥材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011366U JP3027014U (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | シート状乾燥材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011366U JP3027014U (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | シート状乾燥材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3027014U true JP3027014U (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=43162146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995011366U Expired - Lifetime JP3027014U (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | シート状乾燥材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027014U (ja) |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP1995011366U patent/JP3027014U/ja not_active Expired - Lifetime
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