JP3026990U - テレビハンガ− - Google Patents

テレビハンガ−

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JP3026990U
JP3026990U JP1995006294U JP629495U JP3026990U JP 3026990 U JP3026990 U JP 3026990U JP 1995006294 U JP1995006294 U JP 1995006294U JP 629495 U JP629495 U JP 629495U JP 3026990 U JP3026990 U JP 3026990U
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JP
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pipe
hanger
hole
opening
metal fitting
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JP1995006294U
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Inventor
隆久 小出
Original Assignee
株式会社共栄商事
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビハンガ−のハンガ−本体取付け部の構
造を簡単にして強度の向上および作業性の向上を図り、
さらに外観も良くするようにする。 【構成】 支持用パイプ3の下端部に複数のダルマ穴4
を設け、該ダルマ穴4と一致する位置に接続ピン5挿通
用穴2を設けた受け金具1を前記パイプ3へ嵌合固定し
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテレビを天井近くに設置するためのテレビハンガ−に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のテレビハンガ−はスラブへ固定のフランジへパイプを上下調節 可能に固定し、該パイプの下端に設けたねじ部へ二個のナットを螺合し、該二個 のナット間にハンガ−本体のハンガ−上板を配置し、パイプへ割りピンを取付け てナットの脱落を防止するようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
テレビハンガ−はスペ−スを狭くする載置用の家具等を置くことなく、また他 人によって視界が妨げられることなくテレビを見ることが出来るように天井近く に設置するためのものであり、スラブに固定のフランジへ支持用のパイプを高さ 調節可能に取付け、該パイプの下端部にテレビを固定するテレビハンガ−本体を 取付けるのであるが、この取付けには二つの取付け方があり、一つは該パイプの 下端部にねじを切り、そこへ二個のナットを螺合し、両ナットの間にハンガ−本 体のハンガ−上板を取付けるものであり、他はパイプの下端にハンガ−上板を支 持するディスクをその下端に溶着した短いパイプをボルトナットで固定するもの であるが、この取付け作業はハンガ−本体にテレビを設置して行なう場合が多く 、出来るだけ迅速に行なうことが好ましいが、ねじ込み作業にはそれなりの時間 を要するものであり、作業性が良くない。パイプにねじを切る場合はパイプの該 ねじを切った部分の強度が低下し、必要以上の強度を有する肉厚、径のパイプを 要することになり、またねじはナットと合わせる必要上正確に作成する必要があ り、余分な作業を要しコストアップを招いていた。さらにナットの抜け止め用に パイプへ割りピンを取付けるのに、該パイプの下端部を螺着したナットより少し 下方へ突出させるようにするため外観が損なわれ、そこに被せるゴムキャップを 余分に要していた。またパイプ同士の結合の場合には天板とハンガ−上板との狭 い空間での取付け作業となり、その作業は容易なものではなかった。
【0004】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ ろは、ピンを差し込むだけの簡単な作業で取付けが出来、強度の向上が図れ、部 品も正確な加工を要せず、外観が良くしかも安全確実に支持出来るようにしたも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるテレビハンガ−は支持用パイプの 下端部に複数のダルマ穴を設け、該ダルマ穴と一致する位置に接続ピン挿通用穴 を設けた受け金具を前記パイプへ嵌合可能にしたものである。
【0006】
【作用】
本考案のテレビハンガ−は、以上のように構成されるので、その製作が容易と なり、取付けは接続ピンを挿通するだけで簡単に行なえ作業性が良く、しかも該 ピン自体の小径部分で抜止め作用をして安全に保持することが出来、またパイプ にねじを切る必要がないので強度の向上が図れ、ハンガ−上板の上面に溶着した リングでパイプを保持するので揺れがなくなり安全性をさらに向上させ、さらに パイプが受け金具より下方へ突出することがないので外観を良くすることが出来 る。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 第3図はテレビハンガ−の天井への取付け状態を示し、スラブへ固定したフラ ンジ9へ上下調節可能にパイプ3を固定し、該パイプ3の下端にハンガ−本体の ハンガ−上板11を中央の穴で挿通してハンガ−本体を取付けるものであるが、 従来は第4図のように該取付け部のパイプ3にねじを切り、そこに螺着したナッ ト15、16の間にハンガ−上板11を位置し、パイプ3の下端に設けた穴17 へ割りピン18を通してナット16の抜け止めをしていた。またハンガ−本体は チャンネル状のハンガ−上板11の両側へ逆L字状のサイドア−ム12の短い方 のア−ムを位置調節可能に取付け、該サイドア−ム12の長い垂直方向のア−ム の先端部をL形のサイドボ−ド13の一方へ位置調節可能に固定し、該サイドボ −ド13の他方へチャンネル状ハンガ−底板14の両側を位置調整可能に固定し 、ハンガ−本体を長方形あるいは正方形に作成する。
【0008】 第1、2図は本考案の取付け部であり、パイプ3の下端部に鍵穴状のダルマ穴 4を該パイプの横断面直径上に形成し、さらに該直径と直交する直径上にもダル マ穴4を形成することが出来、該ダルマ穴4を大きい方の開口部40と小さい方 の開口部41より構成し、該小さい方の開口部41の先端とパイプ3の端との間 の距離を支持強度上から適当に選定する。ダルマ穴4は多い方が接続ピン5を取 付ける時便利なので、前記直径と直交する直径上にも設けることが出来、さらに 60°で交差する直径上に設けることもできるが、強度上の制約からその数は限 定されることになる。 パイプ3の下端部へ嵌合してハンガ−上板11を支持する受け金具1はアルミ ダイキャストより作成され、該ハンガ−上板11と当接支持する径の大きいディ スク状フランジ部分と該フランジ部分より突出しパイプ3へ嵌合する筒状を呈す る部分よりなるが、該フランジ部分から筒状部分側へ急激に移行するわけではな くなだらかに移行させ、フランジ部分側の筒状部分に前記ダルマ穴の大きい方の 開口部40と略同一径の穴2、2をその直径方向に形成し、該穴2、2部分周囲 を肉盛りし端面に穴2より大きい平坦部を形成する。この場合パイプ3に対する 揺れ止めはこの受け金具1で特に行なう訳ではなく、テレビを載置したハンガ− 本体を支持する方を主とするので、パイプと嵌合するそのボア面に特に仕上げ加 工を施す必要はない。 パイプ3へ受け金具1を固定するピン6はダルマ穴4の大きい方の開口部40 および受け金具1の穴2に挿通可能な外径を有し、該ピン6の中間部のダルマ穴 4、4と係合する部分に溝6を設けて径を小さくし、該溝6部でダルマ穴4の小 さい方の開口部41と係合可能にし、該ピン5の長さを穴2、4に挿通係合時該 穴2より突出しないようにする。この場合、溝6、6間の部分を該溝6の部分の 直径と同じにせず端部側と同じ大きい直径にすることにより、穴2、4挿通時下 側に傾斜することなく真直ぐに差し込むことが出来容易に取付けることが出来る 。 ハンガ−上板11のパイプ3挿通用開口縁上面に第2図に示すようにパイプ 3保持用のパイプ状リング7を溶接し、該リング7の半径方向にボルト8取付け 用ねじ穴を設け、ハンガ−上板11にボルト8取付け用開口を設け、パイプ3に 該ボルト8と螺合するねじ穴を適宜設ける。
【0009】 取付け時にはまずスラブへ固定したフランジ9へパイプ3を固定し、該パイプ 3へテレビを載置したハンガ−本体をそのハンガ−上板11で取付け、この時受 け金具1をハンガ−上板11と共にしてパイプ3へ嵌合し、該パイプ3の開口部 40と受け金具1の穴2を一致させて接続ピン5を通し、該接続ピン5が丁度入 ったところで受け金具1を下方へ移動させ、該接続ピン5の溝6をダルマ穴4の 開口部41へ係合させて抜け止め固定し、固定した受け金具1上へテレビを載置 したハンガ−本体のハンガ−上板11をおろし、テレビの向きを決めた後ボルト 8をねじ込んでハンガ−本体が回動しないようにする。
【考案の効果】
本考案のテレビハンガ−は、以上のように構成されるので、ナットを使用する 必要がなく、該ナットに合わせるねじをパイプに切る必要もなく、また受け金具 も負荷を支持することを主とするものなので仕上げ加工等を要せず、アルミダイ キャストで製作したまま使用出来、その製作が容易となる。取付けは接続ピンを 差し込むだけで真直ぐに入り、しかも天板の下側で簡単に行なえ作業性が良く、 しかも該ピン自体の溝で抜止め作用をするので安全に保持することが出来る。ま たパイプにねじを切る必要がないので強度の向上が図れ、上下のねじでパイプに 対してハンガ−上板を保持したのと異なりハンガ−上板の上面に溶着したリング でパイプを保持するので揺れがなくなり安全性をさらに向上させる。さらに受け 金具を通す隙間がハンガ−上板とテレビの上面との間にあれば良いので天井ぎり ぎりに設置可能となり、そしてパイプが受け金具より下方へ突出することがない ので外観を良くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のテレビハンガ−支持部分解斜視
図。
【図2】第1図の一部を上面より見た斜視図である。
【図3】テレビハンガ−の取付け状態を示す斜視図であ
る。
【図4】従来のテレビハンガ−の取付け部を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 受け金具 2 穴 3 パイプ 4 ダルマ穴 5 接続ピン 6 溝 7 保持リング 8 ボルト 10 ハンガ−上板 40 大きい開口部 41 小さい開口部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持用パイプの下端部に複数のダルマ穴
    を設け、該ダルマ穴の大きい方の開口部と一致する位置
    に接続ピン挿通用穴を設けた受け金具を前記パイプへ嵌
    合固定するようにしたことを特徴とするテレビハンガ
    −。
  2. 【請求項2】 ダルマ穴の大きい方の開口部を上側に
    し、該ダルマ穴をパイプ横断面直径上に設け、接続ピン
    に設けた溝部をダルマ穴の小さい開口部と係合可能にし
    たことを特徴とする請求項1のテレビハンガ−。
  3. 【請求項3】 支持用パイプの下端部に複数のダルマ穴
    を設け、該ダルマ穴の大きい方の開口部と一致する位置
    に接続ピン挿通用穴を設けた受け金具を前記パイプへ嵌
    合固定し、該受け金具で当接支持するハンガ−上板の上
    面にパイプ保持リングを設けたことを特徴とするテレビ
    ハンガ−。
  4. 【請求項4】 パイプ保持リングにパイプの回動を阻止
    するボルトを通し、ダルマ穴の大きい方の開口部を上側
    にし、該ダルマ穴をパイプ横断面直径上に設け、接続ピ
    ンに設けた溝部をダルマ穴の小さい開口部と係合可能に
    したことを特徴とする請求項3のテレビハンガ−。
JP1995006294U 1995-05-31 1995-05-31 テレビハンガ− Expired - Lifetime JP3026990U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020522343A (ja) * 2017-06-09 2020-07-30 クロスジェクト 薬物注射装置用チューブの保持トレイ

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020522343A (ja) * 2017-06-09 2020-07-30 クロスジェクト 薬物注射装置用チューブの保持トレイ
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