JP3026919B2 - 軟質ペースト形態の化粧用組成物または皮膚用薬学的組成物、および該組成物の調製方法 - Google Patents

軟質ペースト形態の化粧用組成物または皮膚用薬学的組成物、および該組成物の調製方法

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JP3026919B2 JP7008498A JP849895A JP3026919B2 JP 3026919 B2 JP3026919 B2 JP 3026919B2 JP 7008498 A JP7008498 A JP 7008498A JP 849895 A JP849895 A JP 849895A JP 3026919 B2 JP3026919 B2 JP 3026919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取り出して、ブラシま
たはペンスタイルフォームアプリケーターのようなアプ
リケーターを用いて、メーキャップまたは治療に適用さ
れ得る軟質ペーストの形態である組成物、特に、口紅ま
たは唇治療用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】口紅は、既知の方法では、2種の形態:
スティック形態および軟質ペースト形態をとり得る。ス
テック形態は広く用いられるが多くの欠点を有する:ス
ティックを用いて唇に良好な輪郭を描くのは困難であ
り、そしてスティックは熱耐性に乏しく、軟化し得、そ
して使用出来なくなる。
【0003】軟質ペーストの形態の口紅は、アプリケー
ターにより取り出して用いられ、それによって、口紅の
欠点を克服する。しかし、これまで、伝統的な製造工程
では、ほんの少量のワックスが、軟質ペーストの形態の
化粧品組成物に導入されるに過ぎない。何故なら、ワッ
クスの量が増加するにつれて、ペーストの粘度が増加
し、取り出して塗布するのを困難にし、そして大量のワ
ックスが取り込まれた場合、一般に、スティック形態で
のみ使用可能な固体が得られるからである。
【0004】このように、ワックスは、化粧品組成物
(特に口紅)に必要な化粧品の性質(特に堅さ、滑らか
さ、塗布された膜の維持性およびこの膜の厚さ)に重要
な役割を演じ;これまでに得られた軟質ペーストは、例
えば、米国特許出願第5,085,855号および米国特許出願
第4,935,228号の軟質ペーストのように、一般にワック
スを含まず、または12%より少ない量のワックスを含
み、そしてそれらは、使用者により結果的に油質過ぎ、
てかてかし過ぎ、そして維持性を欠くと感じられてい
る。
【0005】
【発明の要旨】本発明の主題は、軟質ペーストの形態の
化粧用組成物または皮膚用薬学的組成物である。この組
成物は、皮膚または唇をメーキャップするためまたは治
療するために用いられ得る、軟質ペーストの形態の化粧
用組成物または皮膚用薬学的組成物である。この組成物
は、脂肪相に少なくとも1種のワックスを含み、55℃
を超える融点を有する少なくとも1種のワックスを、組
成物の全重量に対して12重量%から60重量%の割合
で含有し、そして「MS-r4」移動部材を備えたCONTRAVES
TV ローター型粘度計を用いて60Hzの周波数(frequ
ency)で測定して、25℃で3Pa.sと30Pa.sとの間の
粘性係数を有する。
【0006】
【発明の構成】本発明は、皮膚または唇をメーキャップ
するためまたは治療するために用いられ得る、軟質ペー
ストの形態の化粧用組成物または皮膚用薬学的組成物で
あって、脂肪相に少なくとも1種のワックスを含み、5
5℃を超える融点を有する少なくとも1種のワックス
を、組成物の全重量に対して12重量%から60重量%
の割合で含有し、そして3Pa.sと30Pa.sとの間の25
℃での粘性係数を有する、組成物に関する。
【0007】本発明の別の局面は、55℃を超える融点
を有する少なくとも1種のワックスの12〜60重量
%、ならびに、脂質成分、色素、充填剤、および添加物
からなる群から選択される少なくとも1種の成分の混合
物を調製する工程;および冷却する工程を包含し;該混
合物は、該冷却工程の少なくとも一部分の間に混練され
る、上記組成物の製造方法に関する。
【0008】本発明による組成物は、好適には、55℃
を超える融点を有するワックスを15〜40%の割合で
含有する。
【0009】12重量%を超えるワックス含有量を有す
る本発明の組成物は、層状に、例えば唇に付与した場
合、良好な維持性を有する膜を形成し得る。さらに、そ
の粘性係数は、30パスカル秒より小さいので、アプリ
ケーターを用いて容易に取り出しそして付与し得る。
【0010】本発明の組成物は、それ故に、粘度を測定
し得ないスティックの固体構造に対して、粘度を測定し
得る軟質ペーストである。
【0011】55℃を超える融点を有するワックスは、
好適には、55℃から110℃の間の融点および25℃
でFrench Standard NFT004またはAmerican Standard AS
TM D5に従って、3と40との間のニードル貫通値を有
するワックスである。これらの規格に従い、ニードル貫
通値は、47.5gの重さのニードルホルダー中に置い
た2.5gの重さの規格化されたニードル(全部で50
gに相当する)を、試験されるワックス上に5秒間置い
た場合に、このニードルが貫通する深さの測定値であ
り、ミリメーターの10分の1で表される。本発明のワ
ックスは、動物、植物、鉱物または合成ワックスであり
得る。動物ワックスの中では、蜜ロウが特に好ましい。
植物ワックスの中では、カルナウバロウ、キャンデリラ
(candelilla)ロウ、およびオーリキュリー(ourricury)
ワックス、コルク繊維ワックス、サトウキビワックスお
よび木ロウ(Japan wax)が特に好ましい。鉱物ワックス
の中では、パラフィンワックス、微結晶ワックス、モン
タンロウ(lignite wax)、および地ロウ(ozokerite)が特
に好適である。合成ワックスの中では、ポリエチレンワ
ックスおよびFischer-Tropsch合成により得られるワッ
クスが特に好ましい。すべてのこれらのワックスは当業
者に周知である。ラノリンワックスは、上記のワックス
の定義に対応しないことに注意すべきである。
【0012】組成物の脂肪相は、上記のワックスとは別
に、公知の様式で、55℃未満の融点を有する少なくと
も1つの脂質成分を含有し得;この脂質成分は、油また
は脂肪であり得る。
【0013】ワックスと混合して使用され得る油の中で
は、以下に示される油が特に好ましい: −パラフィン油、液体ペトロラクタム、および310℃
と410℃との間の沸点を有する鉱物油のような鉱物
油、 −ペルヒドロスクアレン、アララ(arara)油のような動
物起源の油、 −スイートアーモンド油、カロフィラム(calophyllum)
油、パーム油、アボカド油、ホホバ油、オリーブ油、ひ
まし油、および小麦種子油およびゴマ油のような穀類種
子油、 −ジメチルポリシロキサンのようなシリコーン油、 −パーセリン油、ブチルミリステート、イソプロピルミ
リステート、セチルミリステート、イソプロピルパルミ
テート、ブチルステアレート、ヘキサデシルステアレー
ト、イソプロピルステアレート、オクチルステアレー
ト、イソセチルステアレート、デシルオレエート、ヘキ
シルラウレート、プロピレングリコールジカプリレー
ト、ジイソプロピルアジペートのような合成エステル、 −オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレ
ニルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチル
ドデカノールのような有機アルコール、 −イソプロピルラノレート、イソセチルラノレートのよ
うなラノリン酸由来のエステル、 −イソプロピルオレエートおよびイソセチルオレエート
のようなオレイン酸由来のエステル、 −グリコールまたはグリセロールのようなアルコールお
よびポリオールのアセチルグリセリド、オクタノエート
およびデカノエート;アルコールおよびポリオールのリ
シノレエート、例えば、セチルリシノレエート。
【0014】ワックスと混合して使用され得る脂肪の中
で、以下の脂肪が特に好ましい: −水素化ひまし油、水素化パーム油、水素化獣脂、水素
化ココナッツ油のような、25℃で固体である、水素化
油; −プロピレングリコールミリステートおよびミリスチル
ミリステート、セチルアルコールのような、25℃で固
体である脂肪エステル; −モノ、ジ、またはトリグリセリド、およびスクログリ
セリド; −ラノリン。
【0015】上記の脂質成分は、上記組成物の10から
90重量%の割合で含有され得る。
【0016】上記の組成物はまた、公知の様式で、少な
くとも1種の粉末状着色剤および/または少なくとも1
種の粉末状無機充填剤または有機充填剤を含む。
【0017】粉末状着色剤としては、以下を使用し得
る: −カーボンブラック(CI 77,266)、酸化クロム(CI 77,28
8および77,289)、黒色、黄色、および赤色の酸化鉄(CI
77,499、77,492、77,491)、群青(アルミノシリケート
ポリスルフィド)、マンガンピロホスフェート、第2鉄
ブルー(CI 77,510)、二酸化チタン(CI 77,891)、およ
び、銀またはアルミニウム粉末のようないくつかの金属
粉末; −ビスマスオキシクロライド、チタン被覆マイカ、グア
ニン結晶のような、一般に、着色顔料と混合されて使用
される真珠光沢剤; −カーミン(carmine)(CI 75,470)および有機レーキのよ
うな、一般に、着色顔料と混合されて使用される特定の
有機染料;これらのレーキは、一般に、唇および皮膚に
メーキャップ効果を与えるために使用され、ハロ酸、ア
ゾおよびアントラキノン染料のような酸性染料のカルシ
ウム、バリウム、アルミニウムまたはジルコニウム塩類
である:これらのレーキの中で、特に以下の名前で知ら
れているレーキが特に好ましい(CIは「Colour Index」
中の編集番号(codification)を示す):D&Cレッド2
1番(CI 45,380)、D&Cオレンジ5番(CI 45,370)、D
&Cレッド27番(CI 45,410)、D&Cオレンジ10番
(CI 45,425)、D&Cレッド3番(CI 45,430)、D&Cレ
ッド7番(CI 15,850:1)、D&Cレッド4番(CI 15,51
0)、D&Cレッド33番(CI 17,220)、D&Cイエロー
5番(CI 19,140)、D&Cイエロー6番(CI 15,985)、D
&Cグリーン5番(CI 61,570)、D&Cイエロー10番
(CI 77,002)、D&Cグリーン3番(CI 42,053)、D&C
ブルー1番(CI 42,090)。
【0018】これらの着色剤は、組成物の全重量に対し
て0.5〜20重量%の割合で含有され得る。
【0019】粉末状充填剤は、好適には、以下の群から
選択され得る: −タルク、一般的に40μmより小さいサイズの粒子形
態で用いられる水和ケイ酸マグネシウムであり、タルク
は吸湿特性を有し、そして特に滑らかな触感を与えるた
めに用いられる; −マイカ、これは、種々の組成のケイ酸アルミニウムで
あり、2〜200μmのスケールの形態をとり、好まし
くは5〜70μmのサイズであり、そして厚さは0.1
〜5μm、好ましくは0.2〜3μmであり、これらの
一般的に透明なマイカは、天然起源(例えば、白雲母、
真珠雲母、バナジン雲母、リピドライト(lipidolite)、
黒雲母)、または合成物起源である; −カオリン、これは水和ケイ酸アルミニウムであり、等
方晶系の粒子形態であり、一般的にそのサイズは30μ
m未満であり、そして良好な脂肪吸収特性有する; −酸化亜鉛および酸化チタン、これらは一般的に、数μ
mを超えないサイズの粒子形態で用いられ、滑らかな触
感を有し、優れた被覆力および高度の不透明性を有す
る; −沈降炭酸カルシウム、これはサイズ10μm未満の粒
子形態であり、滑らかな触感を有する; −炭酸マグネシウムおよび炭酸水素マグネシウム、これ
らは、特に、香料結合特性を有する; −シリカ、特に球状シリカ、および「CABOT」社により
「CAB-O-SIL TS 530」の 名前で販売されているシリカ粉末;−球状二酸化チタ
ン、特に商品名「SPHERITITAN」で販売されている; −「3M」社により商品名「MACROLITE」で販売される
ガラスおよびセラミックのビーズ; −8〜22個の炭素原子、好適には12〜18個の炭素
原子数を有する有機カルボン酸由来の金属石鹸、例えば
ステアリン酸の亜鉛塩、マグネシウム塩、またはリチウ
ム塩、ラウリン酸の亜鉛塩、ミリスチン酸のマグネシウ
ム塩で、これらの石鹸は、一般的には10μm未満のサ
イズの粒子形態で存在し、滑らかな触感を有し、そして
粉末吸着を容易にする; −ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル(例え
ば、ポリエチレンイソフタレートまたはテレフタレー
ト)、ポリアミド(例えばナイロンまたはポリβアラニ
ン)、アクリレートコポリマー(例えば、「DOW CORNIN
G」社により商品名「POLYTRAP」で販売される微多孔性
のマイクロスフェア)、シリコーン樹脂、ポリスチレン
とポリメタクリル酸とのコポリマー(ジビニルベンゼン
で架橋)、「MONTEFLUO」社により販売されている粒子
「FLUON」および「HOECHST」社により販売されている
「HOSTAFLON Q」)のような、テフロン、などの合成ポリ
マーの非発泡粉末、これら粉末は、サイズ50μmより
小さい粒子からなり、吸収特性を有し、そしてベルベッ
ト様の外観を与えることを可能にする; −US-A-3,615,972およびEP-A-056,219中で記載されるよ
うな、既知のプロセスにより調製される、熱可塑性材料
から形成される中空(hollow)マイクロスフェアのような
発泡粉末、これらのマイクロスフェアは、全て非毒性の
および非刺激性の合成ポリマー、例えば、熱可塑性材料
から形成され得、例えば、ポリエチレン、ポリスチレン
のようなエチレン誘導体のポリマーまたはコポリマーか
ら、ビニルクロライド/アクリロニトリルコポリマーか
ら、ポリアクリロニトリルから、ポリアミドから、ポリ
エステルから、尿素/ホルムアルデヒドポリマーから、
またはビニリデンクロライドコポリマー(例えば、ビニ
リデンクロライド/アクリロニトリル)から形成され
る;および、特に、「KEMANORD PLAST」社により商品名
「EXPANCEL」、または「MATSUMOTO」社により「MICROPE
ARL F 80 ED」の商品名で販売されているマイクロスフ
ェア、 −とうもろこし、小麦、または米のデンプンのような、
架橋されたまたは他の天然有機材料の粉末。
【0020】これらの充填材は、組成物の全重量に対し
て、40重量%までの割合で含有され得る。
【0021】組成物はまた、公知の様式で、脂溶性の、
製剤アジュバントおよび/または化粧用および/または
皮膚用薬学的に活性な薬剤からなる群から選択される添
加剤を含有し得る。
【0022】製剤アジュバントとして、特に少なくとも
1種の抗酸化剤が使用される。抗酸化剤の中で、没食子
酸のプロピル、オクチルおよびドデシルエステル、ブチ
ル化ヒドロキシトルエンおよびブチル化ヒドロキシアニ
ソールが好ましい。抗酸化剤は、一般に、組成物の全重
量に対して、0〜3重量%、そして好適には、0.05
〜0.5重量%の割合で含有され得る。製剤アジュバン
トはまた、メチルまたはプロピルパラヒドロキシベンゾ
エートのような香料および/または保存剤であり得る。
【0023】組成物中に導入され得る、化粧用および/
または皮膚用薬学的に活性な薬剤は、親油性の化合物で
ある。これらの中で、例えば、脂溶性のトコフェロール
エステルおよびビタミンAエステルのようなビタミン誘
導体、必須脂肪酸、スフィンゴセリン(sphingoceril)お
よびサンスクリーン剤、抗炎症剤、および植物の油状抽
出物が好適である。
【0024】化粧用および/または皮膚用薬学的に活性
な薬剤は、組成物の全重量に対して、0.05〜5重量
%、そして好適には0.5〜3重量%の割合で含有され
得る。
【0025】組成物はまた、脂溶性ポリマーを含有し得
る。これらの中で、ポリアルキレン(特にポリエチレン
およびポリブテン)およびポリアクリレートが好適であ
る。ポリアルキレンの中で、特に「AMOCO」社により商
品名「UDOPOL」で販売されているポリブテンが好適であ
る。それらは組成物の25%までの割合で含有され得
る。
【0026】これまで、ワックスを含まないまたは少量
のワックスを含む軟質ペーストの形態で化粧用または皮
膚用薬学組成物を調製するために、顔料および/または
充填剤が脂肪相中に分散されていた。
【0027】さらに、ワックスを含む従来の口紅を製造
するために、以下の手法が採用された: −第1の工程で、少なくとも1種の脂質成分および少な
くとも1種のワックス成分を含むペースト(このペース
トは、必要に応じて色素および/または充填剤および/
または他の添加剤を含む)を、ワックス類の最も高い融
点(終了温度と呼ぶ)を超える温度まで加熱し、 −第2の工程で、終了温度まで加熱したペーストを鋳型
に注ぎ(これは最初の冷却に相当する)、そしてこの鋳型
を冷却する(第2の冷却)。
【0028】この方法では、2つの連続する冷却によ
り、ワックスが結晶性ネットワークを形成することを可
能にし、そして結果的に固体の製品が得られる。
【0029】本発明によれば、冷却工程の間にペースト
を混練することにより、高ワックス含有量を有する軟質
ペーストを得ることが可能であることが見いだされ、す
なわち、ペーストは、バルク中でペーストを破壊するゾ
ーンを作製するために、冷却工程の一部分の間に混練さ
れる。攪拌器を用いる剪断による単純な攪拌によって
は、適切な軟質ペーストは得られないことは注目すべき
である。
【0030】それ故に、本発明の主題はまた、上記で定
義されたような組成物の製造方法に関する。この方法に
おいては、55℃を超える融点を有する少なくとも1種
のワックスの12〜60重量%、ならびに、脂質成分、
顔料、充填剤、および添加物からなる群から選択される
少なくとも1種の成分の混合物を調製し、そして次いで
冷却する。ここで、該混合物は、該冷却工程の少なくと
も一部分の間にこねられる。
【0031】これらの条件の下では、ワックスは、微細
結晶の形態で結晶化し、このことが、組成物が軟質ペー
ストの形態を維持する事実を説明し得る。しかし、この
仮説は、いかなる方法によっても本発明を制限すると考
えられるべきではない。
【0032】混練工程を実施するため、特に、2つのタ
イプの装置を使用し得る:2つの対向する回転ロールを
備えるロールミル(ペーストは2つの回転ロールの間を
通過する)、およびスクリューエクストルーダミキサー
である。再現性良く、品質が一定のペーストが得られる
ため、好適には、スクリューエクストルーダミキサーが
使用される。さらに、スクリューエクストルーダミキサ
ーの出口ダイを採用することにより、スクリューエクス
トルーダミキサー出口で一列に組成物を包装し得る。
【0033】本発明においてはまた、好適には、クッカ
ーエクトルーダミキサーが使用される。このミキサー
は、押出ダイを有する出口側に備えられた外側のバレル
中に、1つのシャフトの周辺構造が外側のバレルと共同
して動くように回転する1つ(または2つ)のシャフト
を備え、そして、必要に応じて、もう1つのシャフトの
周辺構造と共に、ペーストを混合および混練して、外側
のバレルに沿って、押出ダイにむけてペーストを移動さ
せるようにする。
【0034】好適には、前記シャフト(またはシャフト
のそれぞれ)は、少なくとも2つの連続するスリーブを
備え、このシャフトの内側の部分は回転する軸に取り付
けられ、そしてこのシャフトの外側の部分は異なる周辺
構造を有する;従来の構造では、一方のらせん状スクリ
ューフライト(以後「DF」と呼ぶ)のピッチが加工された
材料をミキサーの投入側から出口側に運搬し、上記と逆
であるピッチを有する他方のらせん状スクリューフライ
ト(負のピッチ値を有し、以後「CF」と呼ぶ)が加工され
た材料をミキサーの出口側から投入側の方向へ戻し、そ
のようなフライトは、ミキサーの出口方向に材料の通過
を行う、長手方向通路を形成し、そして最後に多ローブ
セクションが、その全長に渡り、相並んで配置されそし
て互いに角度をずらした刃(またはローブ)を有する。イ
チョウ葉型(bilobate)のセクションは、互いに90゜ず
らした連続するローブを有する。これを以後「BL」と呼
ぶ。別の連続するミキサーの長手方向ゾーン中に、フラ
イトのピッチ、深さおよび数を変えた外部フライトを備
える十分な数のスリーブを有し得る。さらに、ミキサー
の別の長手方向ゾーンは、外部バレルの外側に配置され
た1つまたはそれ以上のバンドにより加熱され得る。こ
の加熱は、少なくとも1つの電気抵抗部材または少なく
とも1つの熱交換器を用いて各バンドで実施され得る。
【0035】本発明によれば、好適に使用されるクッカ
ーエクトルーダミキサーのシャフト(または各シャフト)
は、ミキサーの供給(または投入)側に位置する輸送スク
リューを形成する少なくとも1つの「DF」スリーブ、少
なくとも1つの「CF」スリーブ(「カウンターフライト
型」と呼ぶ)、および/または、混練作用および/また
は均一化作用を有する多ローブ「BL」スリーブ、および
ミキサーの出口末端に位置する輸送スクリューを形成す
る少なくとも1つの「DF」スリーブを有する。
【0036】第1の実施態様では、本発明は、上記で定
義された型の方法に関し、第1の工程で、前記組成物の
すべての成分の混合が、ワックスが溶融する温度で実施
され、そして第2の工程で、得られた熱混合物が、ロー
ルミル中またはスクリューエクストルーダミキサー中に
導入される。
【0037】別の実施態様では、前記組成物の非粉末状
成分の混合物が、ワックスが溶融する温度でスクリュー
エクストルーダミキサーのヘッドに導入され、そして前
記組成物の粉末状成分が押出ダイ前の1つまたはそれ以
上のポイントで該スクリューエクストルーダミキサーに
導入される。
【0038】本発明の実施のいくつかの例を以下に記載
するが、例示に過ぎず、本発明を制限する意図はない。
【0039】以下の実施例1から3中に記載された発明
による組成物の調製は、ツインスクリューエクストルー
ダミキサー(「CLEXTRAL」社の「BC 21」型)中で実施さ
れ、その構造の概要を以下に示す:
【0040】
【表1】
【0041】添付した図において: −図1、3および5は、使用されるミキサーのシャフト
上のスリーブの異なる型の側面図である。
【0042】−図2、4および6は、それぞれ、図1、
3および5のII−II、IV−IVおよびVI −VIに沿った断面図である。
【0043】図1、2、3、4、5および6において、
ミキサーの外側バレルは1で示され、バレル中に配置さ
れたスリーブを有する2つの平行のシャフトの軸は、2
および2で示される。隣接するスリーブは、2つの
軸2および2に外嵌し、2つのシャフトは、回転の
間互いに機械的に共同して作動するために、同じセクシ
ョンの長さに渡り、同じスリーブを備える。
【0044】図1および2においては、3および3
で示される「DF」型スリーブを備えるセクションが示さ
れる。図3および4は、「BL」型イチョウ葉型スリーブ
および4を示す。図5および6は、長手方向通路
11を備えた「CF」型スリーブ5、5を有するセク
ションを示す。
【0045】上記の表において: −DFは、図1および図2に示されるように、ツインらせ
ん状フライトを有するスクリュー部材を示す; −BLは、図3および図4に示されるように、イチョウ葉
型部材を示す;そして −CFは、図5および図6に示されるように、DFとは逆で
あるピッチを有し、長手方向の通路11を有するスクリ
ュー部材を示す。
【0046】種々の部材は、外径25mmおよび内径14
mmを有し;2つのシャフトの軸間隔は、21mmである。
【0047】2本のシャフトは、300回/分の速度で
回転し;出口のオリフィスは総断面積500mm2を有す
る。押出し量は、約5kg/時間である。
【0048】ミキサーは最初の300mmにわたって10
0℃に加熱され、そして残りの300mmにわたって30
℃に加熱される。
【0049】
【実施例】
(実施例1)唇の治療用ベース 以下の配合(重量%)を有する治療ベースを調製した: 脂質成分: −液体ペトロラタム 22 % −ラノリン油 23.6% −イソプロピルラノレート 24.2% ワックス: −微結晶ワックス 15 % −カルナウバロウ 15 % 添加物: −ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシトルエン 0.2% この組成物は30重量%のワックスを含有する。
【0050】別の成分を100℃で混合し、そしてこの
プレミックスを上記のエクストルーダミキサーのヘッド
に導入した。
【0051】「MS-r4」移動部材を備えたCONTRAVES TV
ローター型粘度計を用いて60Hzの周波数で測定され
た、17Pa.sの粘性係数を有する軟質ペーストを得た。
このペーストは、唇の皮膚用薬学的治療のために、ブラ
シを用いて容易に取り出され得る。
【0052】(実施例2)口紅 以下の配合(重量%)を有する口紅を調製した: 脂質成分: −ホホバ油 12% −ひまし油 7% −イソプロピルラノレート 20% ワックス: −蜜ロウ 20% −ポリエチレンワックス 20% ポリマー類: −ポリブテン 8% 添加剤: −ブチル化ヒドロキシトルエン 0.2% 顔料: −FD&Cイエロー6番アルミニウムレーキ(CI 15,985) 1 % −D&Cレッド27番(CI 45,410) 9 % −二酸化チタン(CI 77,891) 2.8% この組成物は40重量%のワックスを含有する。
【0053】異なる顔料を脂質成分(ひまし油、ホホバ
油およびイソプロピルラノレート)中に砕いた。次いで
添加物を添加しそして混合物を100℃に熱した。
【0054】次いでワックスを予熱した混合物中に導入
し、そして全部をエクストルーダミキサーのヘッドに導
入した。
【0055】「MS-r4」移動部材を備えたCONTRAVES TV
ローター型粘度計を用いて60Hzの周波数で測定され
た、24Pa.sの粘性係数を有する軟質ペーストを得た。
このペーストは、唇のメーキャップのために、ペンスタ
イルフォームアプリケーターを用いて容易に取り出され
得る。
【0056】(実施例3)口紅 以下の配合(重量%)を有する口紅を調製した: 脂質成分: −ホホバ油 20 % −液体ペトロラタム 13.8% −ラノリン 22 % 添加物: −ブチル化ヒドロキシトルエン 0.2% 充填剤: −タルク 8 % −ナイロン粉末 8 % ワックス: −微結晶ワックス 17 % 顔料: −D&Cレッド7番カルシウムレーキ(CI 15,850:1) 5.8% −黒色酸化鉄(CI 77,499) 0.2% −D&Cイエロー6番アルミニウムレーキ(CI 15,985) 5 % この組成物は17重量%のワックスを含有する。
【0057】脂質成分、ワックスおよび添加物を含有す
るプレミックスを100℃で調製し、そしてこのプレミ
ックスを第1のオリフィスを経由してエクストルーダヘ
ッドに導入する。顔料を第2のオリフィスを経由してエ
クストルーダヘッドに導入し、そして充填剤を第3のス
リフィスを経由してダイの100mm上流に導入した。
【0058】「MS-r4」移動部材を備えたCONTRAVES TV
ローター型粘度計を用いて60Hzの周波数で測定され
た、8Pa.sの粘性係数を有する軟質ペーストを得、この
ペーストは、唇のメーキャップのために、ペンスタイル
フォームアプリケーターを用いて容易に拾い取られ得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用されるミキサーの、シャフト上の
スリーブの1つの型を示す部分側面断面図である。
【図2】図1のミキサーのII-IIで示す切断面における
断面図である。
【図3】本発明で使用されるミキサーの、シャフト上の
スリーブの別の型を示す部分側面断面図である。
【図4】図3のミキサーのIV-IVで示す切断面における
断面図である。
【図5】本発明で使用されるミキサーの、シャフト上の
スリーブの別の型を示す部分側面断面図である。
【図6】図5のミキサーのVI-VIで示す切断面における
断面図である。
【符号の説明】
1 外側バレル 2 シャフトの軸 2 シャフトの軸 3 「DF」型スリーブ 3 「DF」型スリーブ 4 「BL」型イチョウ葉型スリーブ 4 「BL」型イチョウ葉型スリーブ 5 「CF」型スリーブ 5 「CF」型スリーブ 11 長手方向通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランソワ プラディエ フランス国 92260 フォントゥネー− オ−ローズ,リュ アンドレ サレル, 52 (56)参考文献 特開 昭61−236716(JP,A) 特開 平2−204405(JP,A) 特開 昭61−171412(JP,A) 特開 昭59−7107(JP,A) 特開 平2−243612(JP,A) 特開 昭51−144740(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/025 A61K 7/02 A61K 9/06

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのワックスを含有する脂
    肪相によって構成される軟質ペーストの形態の化粧用組
    成物または皮膚用薬学的組成物であって、 55℃を越える融点を有し、冷却工程の間に混練するこ
    とに起因して微細結晶の形態である少なくとも一つのワ
    ックスを、組成物の全重量に対して12重量%から60
    重量%の割合で含有し、そして25℃で3Pa.sと30P
    a.sとの間の粘性係数を有する、組成物。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1種のワックスを、組成
    物の全重量に対して15重量%から40重量%の割合で
    含有する、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記ワックスが、55℃と110℃との
    間の融点を有し、そしてFrench Standard NFT 004に従
    って測定したとき、3と40との間のニードル貫通値を
    有する、請求項1および請求項2のいずれかに記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記ワックスが、蜜ロウ、カルナウバロ
    ウ、キャンデリラロウ、オーリキュリーワックス、コル
    ク繊維ワックス、サトウキビワックス、木ロウ、微結晶
    ワックス、モンタンロウ、地ロウ、ポリエチレンワック
    ス、およびFischer−Tropschの合成で得られるワックス
    からなる群より選択される、請求項1から3のいずれか
    に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記脂肪相が、ワックス以外の少なくと
    も一種の脂質成分を含有し、該脂質成分が55℃より低
    い融点を有する、請求項1から4のいずれかに記載の組
    成物。
  6. 【請求項6】 前記脂質成分が、パラフィン油、液体ペ
    トロラタム、310℃と410℃との間の沸点を有する
    鉱物油;ペルヒドロスクアレン;スイートアーモンド
    油、カロフィラム油、パーム油、アボカド油、ホホバ
    油、オリーブ油、ひまし油、穀類種子油;シリコーン
    油、パーセリン油、ブチルミリステート、イソプロピル
    ミリステート、セチルミリステート、イソプロピルパル
    ミテート、ブチルステアレート、ヘキサデシルステアレ
    ート、イソプロピルステアレート、オクチルステアレー
    ト、イソセチルステアレート、デシルオレエート、ヘキ
    シルラウレート、プロピレングリコールジカプリレー
    ト、ジイソプロピルアジペート;オレイルアルコール、
    リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、イソス
    テアリルアルコール、オクチルドデカノール;イソプロ
    ピルラノレート、イソセチルラノレート;アセチルグリ
    セリド、グリコールまたはグリセロールオクタノエート
    およびデカノエート;セチルリシノレエート、イソプロ
    ピルオレエートおよびイソセチルオレエートからなる群
    から選択される、請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記脂質成分が、水素化ひまし油、水素
    化パーム油、水素化獣脂、水素化ココナッツ油、プロピ
    レングリコールミリステート、ミリスチルミリステー
    ト、セチルアルコール、モノ−、ジ−、およびトリグリ
    セリド、スクログリセリド、およびラノリンからなる群
    から選択される脂質である、請求項5に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記脂質成分が、組成物の10〜90重
    量%の割合で含有される、請求項5から7のいずれかに
    記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記脂肪相が、さらに、着色剤、充填
    剤、製剤アジュバン、化粧用および/または皮膚用薬
    学的に活性な薬剤を含有する、請求項1から8のいずれ
    かに記載の組成物。
  10. 【請求項10】 前記着色剤が、酸化クロム、黒、赤お
    よび黄色の酸化鉄、群青、マンガンピロホスフェート、
    第2鉄ブルー、二酸化チタン、銀粉末、およびアルミニ
    ウム粉末からなる群から選択される少なくとも1種の着
    色顔料を含有する、請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 前記着色剤が、少なくとも1種の真珠
    光沢剤および/または少なくとも1種の有機染料を含有
    する、請求項9および10のいずれかに記載の組成物。
  12. 【請求項12】 前記着色剤を、前記組成物の全重量に
    対して0.5〜20重量%の割合で含有する、請求項9
    から11のいずれかに記載の組成物。
  13. 【請求項13】 前記充填剤が、タルク、マイカ、カオ
    リン、酸化亜鉛または酸化チタン、沈降炭酸カルシウ
    ム、炭酸マグネシウムおよび炭酸水素マグネシウム、シ
    リカ、二酸化チタン、ガラスまたはセラミックビーズ、
    金属セッケン、合成ポリマーの非発泡粉末、合成ポリマ
    ーの発泡粉末および天然有機物質の粉末からなる群から
    選択される、請求項9に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記充填剤を、前記組成物の全重量に
    対して40重量%までの割合で含有する、請求項9から
    13のいずれかに記載の組成物。
  15. 【請求項15】 少なくとも1種の製剤アジュバントお
    よび/または少なくとも1種の化粧用および/または皮
    膚用薬学的に活性な薬剤を含有する、請求項1から14
    のいずれかに記載の組成物。
  16. 【請求項16】 前記製剤アジュバントが、抗酸化剤で
    ある、請求項15に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 前記抗酸化剤を、前記組成物の全重量
    に対して3重量%より少ない割合で含有する、請求項1
    6に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 前記化粧用および/または皮膚用薬学
    的に活性な薬剤が、脂溶性のビタミン誘導体、必須脂肪
    酸、スフィンゴセリンおよびサンスクリーン剤からなる
    群から選択される、請求項15から17のいずれかに記
    載の組成物。
  19. 【請求項19】 前記化粧用および/または皮膚用薬学
    的に活性な薬剤を、前記組成物の全重量に対して、0.
    05から5重量%の割合で含有する、請求項15から1
    8のいずれかに記載の組成物。
  20. 【請求項20】 55℃を超える融点を有する少なくと
    も1種のワックスの12〜60重量%および脂質成分、
    ならびに、色素、充填剤、および添加剤からなる群から
    選択される少なくとも1種の成分の混合物を、該ワック
    スが溶融する温度で調製する工程;および冷却する工程
    を包含し;該混合物が、該冷却工程の少なくとも一部分
    の間に混練されて、軟質ペーストを得る、請求項1から
    19のいずれかに記載の組成物を製造する方法。
  21. 【請求項21】 前記混練工程が、ロールミル中で行わ
    れる、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記混練工程が、スクリューエクスト
    ルーダミキサー中で行われる、請求項20に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 前記混練工程が、クッカーエクトルー
    ダミキサー中で行われ、該ミキサーが、押出ダイを有す
    る出口側に備えられた外側のバレル(1)中に、1つの
    シャフトの周辺構造が外側のバレル(1)と共同して動
    くように回転する1つ(または2つ)のシャフトを備
    え、そして、必要に応じて、もう1つのシャフトの周辺
    構造と共に、ペーストを混合および混練して、外側のバ
    レル(1)に沿って、押出ダイにむけてペーストを移動
    させるようにする、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記シャフトが、少なくとも2つの連
    続するスリーブ(3、3;4、4;5、5
    )を備え、該シャフトの内側の部分が回転する軸(2
    、2)上に取り付けられ、そして該シャフトの外側
    の部分が該スリーブに応じて異なる周辺構造を有する、
    請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記シャフトが、前記ミキサーの供給
    側に位置する輸送スクリューを形成する少なくとも1つ
    のスリーブ(3、3)、少なくとも1つのカウンタ
    ーフライト型スリーブ(5、5)および/または少
    なくとも1つの多ローブ型スリーブ(4、4)、そ
    して前記ミキサーの出口末端に位置する輸送スクリュー
    を形成する少なくとも1つのスリーブ(3、3)を
    備える、請求項23および24のいずれかに記載の方
    法。
  26. 【請求項26】 第1の工程で、前記組成物のすべての
    成分の混合が、ワックスが溶融する温度で実施され、そ
    して第2の工程で、該得られた熱混合物が、ロールミル
    中またはスクリューエクストルーダミキサー中に導入さ
    れる、請求項20に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記組成物の非粉末状成分の混合物
    が、ワックスが溶融する温度でスクリューエクストルー
    ダミキサーのヘッドに導入され、そして前記組成物の粉
    末状成分が押出ダイ前の1つまたはそれ以上のポイント
    で該スクリューエクストルーダミキサーに導入される、
    請求項23から25のいずれかに記載の方法。
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