JPH07196448A - 口紅ニジミ止め組成物 - Google Patents
口紅ニジミ止め組成物Info
- Publication number
- JPH07196448A JPH07196448A JP6022993A JP2299394A JPH07196448A JP H07196448 A JPH07196448 A JP H07196448A JP 6022993 A JP6022993 A JP 6022993A JP 2299394 A JP2299394 A JP 2299394A JP H07196448 A JPH07196448 A JP H07196448A
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- JP
- Japan
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- lipstick
- spherical
- rouge
- silica
- composition
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- Cosmetics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】従来の口紅化粧料の欠点を除去せる口紅ニジミ
止め組成物を提供するものである。 【構成】(a)シリコンオイル、(b)球状セルロース
及び/又は球状シリカ及び(c)無定型微粒子シリカを
含有する。 【効果】本発明の口紅ニジミ止め組成物は、口紅を塗布
した上に塗布したとき、ムラなく塗布でき、口紅のニジ
ミを防ぐとともに口紅の転色を防ぎ化粧持ちを良くす
る。
止め組成物を提供するものである。 【構成】(a)シリコンオイル、(b)球状セルロース
及び/又は球状シリカ及び(c)無定型微粒子シリカを
含有する。 【効果】本発明の口紅ニジミ止め組成物は、口紅を塗布
した上に塗布したとき、ムラなく塗布でき、口紅のニジ
ミを防ぐとともに口紅の転色を防ぎ化粧持ちを良くす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料、詳しくは粘度
が25℃において10〜1000センチストークスのシ
リコンオイル及び粒径が0.1〜30μmの球状セルロ
ース及び/又は球状シリカ及び粒径が0.001〜0.
03μmの無定形微粒子シリカを含有し、これを口紅を
塗布した上に塗布することにより、口紅のニジミを防ぐ
とともに口紅の転色を防ぎ化粧持ちを良くする口紅ニジ
ミ止め組成物に関するものである。
が25℃において10〜1000センチストークスのシ
リコンオイル及び粒径が0.1〜30μmの球状セルロ
ース及び/又は球状シリカ及び粒径が0.001〜0.
03μmの無定形微粒子シリカを含有し、これを口紅を
塗布した上に塗布することにより、口紅のニジミを防ぐ
とともに口紅の転色を防ぎ化粧持ちを良くする口紅ニジ
ミ止め組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】口紅のニジミは塗布した口紅あるいは口
紅の油成分及び色素類の一部が、唇の輪郭線から頤唇溝
という唇周辺にある小さい縦ジワにしみ出すことに起因
し個人差がある。口紅の化粧持ちを良くするために、口
紅を塗布した後、化粧紙で抑え口紅あるいは口紅の油成
分及び色素類の一部を除去していたが、口紅は薄くな
り、口紅の色が変わったりするうえ、化粧もちも充分で
なく口紅のニジミや衣服、食器への転色は防げなかっ
た。
紅の油成分及び色素類の一部が、唇の輪郭線から頤唇溝
という唇周辺にある小さい縦ジワにしみ出すことに起因
し個人差がある。口紅の化粧持ちを良くするために、口
紅を塗布した後、化粧紙で抑え口紅あるいは口紅の油成
分及び色素類の一部を除去していたが、口紅は薄くな
り、口紅の色が変わったりするうえ、化粧もちも充分で
なく口紅のニジミや衣服、食器への転色は防げなかっ
た。
【0003】そこで、従来から口紅の塗布後に発生する
ニジミや衣服、食器への転色を防ぎ化粧持ちを改善しよ
うと、幾多のものが提案されている。これらは、粉体を
主成分とした粉末状もしくは固形状のもの、あるいはポ
リビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロースな
どの被膜形成能のある水溶性高分子化合物、エチルセル
ロース、セラックなどの被膜形成能のあるアルコール可
溶性高分子化合物、被膜形成能のある酢酸ビニル系エマ
ルジョン、アクリル酸エチル・メタクリル酸共重合体エ
マルジョンのようにアクリル酸アルキルからなる共重合
体エマルジョンなどの水溶性化合物などの特性を利用
し、応用した液体状のものである。
ニジミや衣服、食器への転色を防ぎ化粧持ちを改善しよ
うと、幾多のものが提案されている。これらは、粉体を
主成分とした粉末状もしくは固形状のもの、あるいはポ
リビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロースな
どの被膜形成能のある水溶性高分子化合物、エチルセル
ロース、セラックなどの被膜形成能のあるアルコール可
溶性高分子化合物、被膜形成能のある酢酸ビニル系エマ
ルジョン、アクリル酸エチル・メタクリル酸共重合体エ
マルジョンのようにアクリル酸アルキルからなる共重合
体エマルジョンなどの水溶性化合物などの特性を利用
し、応用した液体状のものである。
【0004】しかしながら、粉体を主成分とした粉末状
もしくは固形状のものでは、口紅の色が変わり、塗布の
仕方によってはムラがでてしまう欠点があり、ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロースなどの被
膜形成能のある水溶性高分子化合物を利用したものでは
被膜形成まで時間を要し、唾液でベタツキが出る欠点が
あり化粧持ちの改善は充分とはいえない。
もしくは固形状のものでは、口紅の色が変わり、塗布の
仕方によってはムラがでてしまう欠点があり、ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロースなどの被
膜形成能のある水溶性高分子化合物を利用したものでは
被膜形成まで時間を要し、唾液でベタツキが出る欠点が
あり化粧持ちの改善は充分とはいえない。
【0005】またエチルセルロース、セラックなどの被
膜形成能のあるアルコール可溶性高分子化合物を利用し
たものでは塗布の仕方によってムラができ、アルコール
による刺激があることから安全性に問題があるという欠
点があり、酢酸ビニル系エマルジョン、アクリル酸アル
キルからなる共重合体エマルジョンなどの水溶性化合物
を利用したものでは被膜形成まで時間を要し、その被膜
が暫くすると剥離する欠点がある。即ち、これらは、口
紅のニジミや衣服、食器への転色を防ぎ化粧持ちを改善
するには充分でなく、使用性や安全性において問題があ
るものである。
膜形成能のあるアルコール可溶性高分子化合物を利用し
たものでは塗布の仕方によってムラができ、アルコール
による刺激があることから安全性に問題があるという欠
点があり、酢酸ビニル系エマルジョン、アクリル酸アル
キルからなる共重合体エマルジョンなどの水溶性化合物
を利用したものでは被膜形成まで時間を要し、その被膜
が暫くすると剥離する欠点がある。即ち、これらは、口
紅のニジミや衣服、食器への転色を防ぎ化粧持ちを改善
するには充分でなく、使用性や安全性において問題があ
るものである。
【0006】さらに、低粘度のシリコンオイルは炭化水
素系や高級脂肪酸エステルの油に比べてなめらかな使用
性と揆水性を有し、且つ、粘度が25℃において10セ
ンチストークス以上のシリコンオイルー部の油を除いて
混和しにくく揆油性も有するが、このシリコンオイルを
口紅を塗布した上に塗布するとき、塗布の仕方によって
ムラが出たり、口紅成分の一部と混和してより口紅をニ
ジミ易くしたりする欠点が生する。
素系や高級脂肪酸エステルの油に比べてなめらかな使用
性と揆水性を有し、且つ、粘度が25℃において10セ
ンチストークス以上のシリコンオイルー部の油を除いて
混和しにくく揆油性も有するが、このシリコンオイルを
口紅を塗布した上に塗布するとき、塗布の仕方によって
ムラが出たり、口紅成分の一部と混和してより口紅をニ
ジミ易くしたりする欠点が生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の如き
従来品の欠点を除き、口紅を塗布した上に塗布したと
き、ムラなく塗布でき、使用性、安全性及び官能性の面
において問題なく、口紅のニジミを防ぐとともに口紅の
転色を防ぎ化粧持ちを良くする口紅ニジミ止め組成物を
提供することにある。
従来品の欠点を除き、口紅を塗布した上に塗布したと
き、ムラなく塗布でき、使用性、安全性及び官能性の面
において問題なく、口紅のニジミを防ぐとともに口紅の
転色を防ぎ化粧持ちを良くする口紅ニジミ止め組成物を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく鋭意検討した結果、シリコンオイル、球状セ
ルロース及び/又は球状シリカ及び無定形微粒子シリカ
を併用することにより、使用性、安全性及び官能性の面
において優れた化粧料が得られることを見い出し本発明
を完成した。即ち、本発明は(a)粘度が25℃におい
て10〜1000センチストークスのシリコンオイルが
15〜85重量%、(b)粒径が0.1〜30μmの球
状セルロース及び/又は球状シリカが10〜80重量%
及び(c)粒径が0.001〜0.03μmの無定形微
粒子シリカが0.1〜5.5重量%を含有することを特
徴とする口紅ニジミ止め組成物を提供するものである。
達成すべく鋭意検討した結果、シリコンオイル、球状セ
ルロース及び/又は球状シリカ及び無定形微粒子シリカ
を併用することにより、使用性、安全性及び官能性の面
において優れた化粧料が得られることを見い出し本発明
を完成した。即ち、本発明は(a)粘度が25℃におい
て10〜1000センチストークスのシリコンオイルが
15〜85重量%、(b)粒径が0.1〜30μmの球
状セルロース及び/又は球状シリカが10〜80重量%
及び(c)粒径が0.001〜0.03μmの無定形微
粒子シリカが0.1〜5.5重量%を含有することを特
徴とする口紅ニジミ止め組成物を提供するものである。
【0009】本発明で用いられる(a)シリコンオイル
は、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサンなどの通常化粧料に用い
られているもので、粘度が25℃において10〜100
0センチストークスのもので、これらのシリコンオイル
は、1種又は2種以上を組合せて用いることができる。
10センチストークス未満のものでは口紅と混和し、本
発明が期待しているシリコンオイルの性質である揆油性
が発揮されない。また、1000センチストークスを越
えるとシリコンオイルの性質であるなめらかな使用性が
満たされない。シリコンオイルは1種又は2種以上を組
合せて用いられ本発明の口紅ニジミ止め組成物の全組成
中に好ましくは15〜85重量%配合され、より好まし
くは34〜74重量%配合される。15重量%未満では
使用感が悪くなる傾向にあり、85重量%を越えると化
粧持ちが悪くなる傾向にある。
は、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサンなどの通常化粧料に用い
られているもので、粘度が25℃において10〜100
0センチストークスのもので、これらのシリコンオイル
は、1種又は2種以上を組合せて用いることができる。
10センチストークス未満のものでは口紅と混和し、本
発明が期待しているシリコンオイルの性質である揆油性
が発揮されない。また、1000センチストークスを越
えるとシリコンオイルの性質であるなめらかな使用性が
満たされない。シリコンオイルは1種又は2種以上を組
合せて用いられ本発明の口紅ニジミ止め組成物の全組成
中に好ましくは15〜85重量%配合され、より好まし
くは34〜74重量%配合される。15重量%未満では
使用感が悪くなる傾向にあり、85重量%を越えると化
粧持ちが悪くなる傾向にある。
【0010】また、本発明で用いられる(b)球状セル
ロース及び球状シリカは、本発明の化粧料を口紅の上に
塗布するとき、ムラなく塗布できるように伸びを助長す
ることから球状であることが必要で、通常化粧料に用い
られているものであって、これらを1種又は2種以上を
組合せて用いることができる。口紅の上にムラなく塗布
できるように伸びを助長するには、粒径が0.1〜30
μmのものが好ましく、粒径が0.1μm未満では伸び
を助長する効果が劣り、粒径が30μmを越えるとザラ
ツキを感じ官能的に劣る。
ロース及び球状シリカは、本発明の化粧料を口紅の上に
塗布するとき、ムラなく塗布できるように伸びを助長す
ることから球状であることが必要で、通常化粧料に用い
られているものであって、これらを1種又は2種以上を
組合せて用いることができる。口紅の上にムラなく塗布
できるように伸びを助長するには、粒径が0.1〜30
μmのものが好ましく、粒径が0.1μm未満では伸び
を助長する効果が劣り、粒径が30μmを越えるとザラ
ツキを感じ官能的に劣る。
【0011】さらに、球状セルロース及び/又は球状シ
リカはほぼ等量のシリコンオイルを保持し、本発明の口
紅ニジミ止め組成物を口紅の上に塗布するとき、球状セ
ルロース及び/又は球状シリカはシリコンオイルを保持
することによりシリコンオイルの性質である揆油性を発
揮させ、口紅のニジミを防ぐとともに口紅の転色を防ぎ
化粧持ちを良くする効果を顕わし、これらのことから球
状セルロース及び/又は球状シリカは全組成中に好まし
くは10〜80重量%配合され、より好ましくは25.
5〜65.5重量%が配合される。10重量%未満では
化粧持ちが悪くなる傾向にあり、80重量%を越えると
使用感が悪くなる傾向にある。
リカはほぼ等量のシリコンオイルを保持し、本発明の口
紅ニジミ止め組成物を口紅の上に塗布するとき、球状セ
ルロース及び/又は球状シリカはシリコンオイルを保持
することによりシリコンオイルの性質である揆油性を発
揮させ、口紅のニジミを防ぐとともに口紅の転色を防ぎ
化粧持ちを良くする効果を顕わし、これらのことから球
状セルロース及び/又は球状シリカは全組成中に好まし
くは10〜80重量%配合され、より好ましくは25.
5〜65.5重量%が配合される。10重量%未満では
化粧持ちが悪くなる傾向にあり、80重量%を越えると
使用感が悪くなる傾向にある。
【0012】次に、本発明で用いられる(c)無定形微
粒子シリカは四塩化珪素を酸水素焔中で燃焼加水分解し
て得られる凝集体のものが好ましく、シリコンオイル中
において個々のシリカ粒子が互いに三次元構造を形成
し、さらに100〜300m2/gの表面積をもつシリ
カ粒子の比表面積をさらに増大させ、シリカ粒子のシリ
コンオイルの保持能を増大させ、口紅の上に塗布された
本発明の口紅ニジミ止め組成物のシリコンオイルの保持
能を増大させ、シリコンオイルの性質である揆油性を発
揮させ口紅のニジミや転色を防ぎ化粧持ちの改善を助長
し、無定形微粒子シリカは全組成中に好ましくは0.1
〜5.5重量%配合され、より好ましくは0.5〜3.
5重量%が配合される。0.1重量%未満では化粧持ち
が悪くなる傾向にあり、5.5重量%を越えると使用感
が悪くなる傾向にある。
粒子シリカは四塩化珪素を酸水素焔中で燃焼加水分解し
て得られる凝集体のものが好ましく、シリコンオイル中
において個々のシリカ粒子が互いに三次元構造を形成
し、さらに100〜300m2/gの表面積をもつシリ
カ粒子の比表面積をさらに増大させ、シリカ粒子のシリ
コンオイルの保持能を増大させ、口紅の上に塗布された
本発明の口紅ニジミ止め組成物のシリコンオイルの保持
能を増大させ、シリコンオイルの性質である揆油性を発
揮させ口紅のニジミや転色を防ぎ化粧持ちの改善を助長
し、無定形微粒子シリカは全組成中に好ましくは0.1
〜5.5重量%配合され、より好ましくは0.5〜3.
5重量%が配合される。0.1重量%未満では化粧持ち
が悪くなる傾向にあり、5.5重量%を越えると使用感
が悪くなる傾向にある。
【0013】本発明の口紅ニジミ止め組成物には、上記
の必須成分に加えて、必要に応じて通常の化粧料に配合
される成分を配合しうる。例えば、アボカド油、アルモ
ンド油、サザンカ油、サフラワー油、ホホバ油、ミンク
油、ラノリン、スクワランなどの動植物油、エステル、
トリグリセライド、ジグリセライドなどの合成油、アニ
オン性、非イオン性などの活性剤、タルク、カオリン、
マイカ、セリサイトなどの無機顔料、レチノール、リボ
フラビンなどのビタミン剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外
線防止剤などを本発明の効果を損なわない範囲内で配合
可能である。本発明の口紅ニジミ止め絹成物は、常法に
従って製造することができる。
の必須成分に加えて、必要に応じて通常の化粧料に配合
される成分を配合しうる。例えば、アボカド油、アルモ
ンド油、サザンカ油、サフラワー油、ホホバ油、ミンク
油、ラノリン、スクワランなどの動植物油、エステル、
トリグリセライド、ジグリセライドなどの合成油、アニ
オン性、非イオン性などの活性剤、タルク、カオリン、
マイカ、セリサイトなどの無機顔料、レチノール、リボ
フラビンなどのビタミン剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外
線防止剤などを本発明の効果を損なわない範囲内で配合
可能である。本発明の口紅ニジミ止め絹成物は、常法に
従って製造することができる。
【0014】
【実施例】次に、実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0015】
【実施例−1】次のように成分を組合せて本発明の効果
を評価する。
を評価する。
【0016】
【0017】
【評価方法】次の処方にてテスト用口紅を作成し、15
名のパネラーに口紅を使用させ、口紅を塗布した上に塗
布し、口紅のニジミの防止効果、口紅の転色の防止効
果、塗布による口紅の色の変化をしないか、塗布による
口紅のムラ発生をしないかについて評価した。 「評価基準」 ○: 10名以上に効果をみとめられ
る。 △: 5名以上10名未満に効果を認められる。 ×: 5名未満に効果を認められる。 「テスト用口紅の処方」
名のパネラーに口紅を使用させ、口紅を塗布した上に塗
布し、口紅のニジミの防止効果、口紅の転色の防止効
果、塗布による口紅の色の変化をしないか、塗布による
口紅のムラ発生をしないかについて評価した。 「評価基準」 ○: 10名以上に効果をみとめられ
る。 △: 5名以上10名未満に効果を認められる。 ×: 5名未満に効果を認められる。 「テスト用口紅の処方」
【0018】「製法」成分1,2を混練し、3〜10に
加え可温溶解し均一に混合する。その後、型にいれ口紅
の形に成型する。これを容器に装填する。表−1の結果
から明らかにシリコンオイル、球状セルロース及び/又
は球状シリカ及び無定形微粒子シリカの成分を組合せた
ものに優位さが認められる。
加え可温溶解し均一に混合する。その後、型にいれ口紅
の形に成型する。これを容器に装填する。表−1の結果
から明らかにシリコンオイル、球状セルロース及び/又
は球状シリカ及び無定形微粒子シリカの成分を組合せた
ものに優位さが認められる。
【0019】
【実施例−2】次に本発明の口紅ニジミ止め組成物を製
造する。 「処方」 「製法」成分1,2に5,6を添加し、3,4を加え均
一に混合する。
造する。 「処方」 「製法」成分1,2に5,6を添加し、3,4を加え均
一に混合する。
【0020】
【実施例−3】次に本発明の口紅ニジミ止め組成物を製
造する。 「処方」 「製法]成分1,2に5,6を添加し、3,4を加え均
一に混合する。
造する。 「処方」 「製法]成分1,2に5,6を添加し、3,4を加え均
一に混合する。
【0021】実施例−2、実施例−3について15名の
パネラーに口紅を使用させ、口紅を塗布した上に塗布
し、口紅のニジミの防止効果、口紅の転色の防止効果、
化粧効果の持続性、塗布による口紅の色の変化をしない
か、塗布による口紅のムラ発生をしないかについて評価
した。使用した口紅は実施例−1で作成したものを用い
た。また、比較例は、口紅のみのものである。その結果
を表−2に示す。
パネラーに口紅を使用させ、口紅を塗布した上に塗布
し、口紅のニジミの防止効果、口紅の転色の防止効果、
化粧効果の持続性、塗布による口紅の色の変化をしない
か、塗布による口紅のムラ発生をしないかについて評価
した。使用した口紅は実施例−1で作成したものを用い
た。また、比較例は、口紅のみのものである。その結果
を表−2に示す。
【0022】「評価基準」 ○: 10名以上に効果を
認められる。 △: 5名以上10名未満に効果を認められる。 ×: 5名未満に効果を認められる。
認められる。 △: 5名以上10名未満に効果を認められる。 ×: 5名未満に効果を認められる。
【0023】
【0024】
【発明の効果】本発明の口紅ニジミ止め組成物は、口紅
を塗布した上に塗布したとき、ムラなく塗布でき、使用
性、安全性及び官能性の面において問題なく、口紅のニ
ジミを防ぐとともに口紅の転色を防ぎ化粧持ちを良くす
る。
を塗布した上に塗布したとき、ムラなく塗布でき、使用
性、安全性及び官能性の面において問題なく、口紅のニ
ジミを防ぐとともに口紅の転色を防ぎ化粧持ちを良くす
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 次の成分(a)、(b)及び(c)を含
有する口紅ニジミ止め組成物。 (a)粘度が25℃において10〜1000センチスト
ークスのシリコンオイルが15〜85重量%。 (b)粒径が0.1〜30μmの球状セルロース及び/
又は球状シリカが10〜80重量%。 (c)粒径が0.001〜0.03μmの無定形微粒子
シリカが0.1〜5.5重量%。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6022993A JPH07196448A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 口紅ニジミ止め組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6022993A JPH07196448A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 口紅ニジミ止め組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07196448A true JPH07196448A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=12098065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6022993A Pending JPH07196448A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 口紅ニジミ止め組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07196448A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07316016A (ja) * | 1994-05-25 | 1995-12-05 | Shiseido Co Ltd | 口紅オーバーコート |
JP3020882U (ja) * | 1995-07-24 | 1996-02-06 | 東興産業株式会社 | 地面穿孔装置 |
WO1996019185A1 (en) * | 1994-12-21 | 1996-06-27 | The Procter & Gamble Company | Lipstick overcoat compositions comprising silicone oil and silica |
EP0748622A1 (en) † | 1994-12-16 | 1996-12-18 | Shiseido Company Limited | Lipstick composition |
JPH0940546A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-10 | L'oreal Sa | 化粧品組成物等の組成物における二つの特定の油類の組み合わせの使用および組成物 |
US6120781A (en) * | 1994-01-25 | 2000-09-19 | L'oreal | Cosmetic or dermopharmaceutical composition in the form of a soft paste and process for preparing the said composition |
JP2010168401A (ja) * | 2010-05-10 | 2010-08-05 | Kao Corp | 口唇化粧料 |
-
1994
- 1994-01-10 JP JP6022993A patent/JPH07196448A/ja active Pending
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