JP3026891U - 遠隔点検装置 - Google Patents
遠隔点検装置Info
- Publication number
- JP3026891U JP3026891U JP1996000503U JP50396U JP3026891U JP 3026891 U JP3026891 U JP 3026891U JP 1996000503 U JP1996000503 U JP 1996000503U JP 50396 U JP50396 U JP 50396U JP 3026891 U JP3026891 U JP 3026891U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易かつ安全に点検や調査を出来る遠隔点検
装置を提供する。 【解決手段】 カラー映像を電気信号に変換するカメラ
3と、電池駆動により放光する一対のライト5,5と、
伸縮自在に形成された操作棒1と、操作棒1に接続され
カメラ3とライト5が固定されている取付け部6と、カ
ラー映像をモニターに写し出すビデオ本体4と、カメラ
3とビデオ本体4を電気的に接続するケーブル2とから
構成されている。
装置を提供する。 【解決手段】 カラー映像を電気信号に変換するカメラ
3と、電池駆動により放光する一対のライト5,5と、
伸縮自在に形成された操作棒1と、操作棒1に接続され
カメラ3とライト5が固定されている取付け部6と、カ
ラー映像をモニターに写し出すビデオ本体4と、カメラ
3とビデオ本体4を電気的に接続するケーブル2とから
構成されている。
Description
【0001】
本考案は、管渠内部・貯水槽・浄化槽・マンホールなどの点検や調査に用いる 遠隔点検装置に関する。
【0002】
従来、管渠内部・貯水槽・浄化槽・マンホールなどの点検や調査には、操作棒 の先端に鏡が取り付けられたものが用いられることが多かった。 また、ビデオカメラを使用する場合には、マンホールなどの中に人が入って撮 影する必要があった。
【0003】
しかしながら、鏡では、反射される像を拡大・縮小することはできないので、 見えにくいような場合に、より正確に観察することは困難であった。 また、ビデオカメラを使用する場合には、管渠内部・貯水槽・浄化槽・マンホ ールの内部に人が入る必要があるが、それは、面倒かつ危険であった。
【0004】 本考案は、ビデオ本体からの操作により拡大・縮小・焦点合わせでき、必要に 応じてより正確に観察することができ、かつ、管渠内部・貯水槽・浄化槽・マン ホールの内部に人が入ることなく、すなわち、容易かつ安全に点検・調査出来る 遠隔点検装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するため、本考案に係る遠隔点検装置は、映像を電気信号に 変えてビデオ本体に送る防水性のカメラと、電池を内蔵し電池駆動により発光す る防水性のライトと、前記カメラと前記ライトが固定されている取付け部と、前 記取付け部に接続され伸縮自在に形成された操作棒と、前記カメラから送られた 電気信号を映像としてモニターに映し出すと共に、必要に応じて前記電気信号を ビデオテープに記録できるビデオ本体と、前記操作棒の内部を貫通して、前記カ メラと前記ビデオ本体とを電気的に接続しており、その一部は前記操作棒の伸縮 に応じて伸縮可能なコイル状とされた防水性のケーブルとから構成されている。 好適には、前記ビデオ本体に、焦点調整やズーム操作を行う操作部が設けられて おり、前記ケーブルを介して、前記カメラ部の動作が制御されるようになってい る。
【0006】
以下、実施例に基づいて、この考案を更に詳細に説明する。 図1は、当実施例に係る遠隔点検装置を示したものである。 当実施例に係る遠隔点検装置は、カラー映像を電気信号に変換するカメラ3と 、電池駆動により放光する一対のライト5,5と、伸縮自在に形成された操作棒 1と、操作棒1に接続されカメラ3とライト5が固定されている取付け部6と、 カラー映像をモニターに写し出すビデオ本体4と、カメラ3とビデオ本体4を電 気的に接続するケーブル2とから構成されている。
【0007】 カメラ3は、ケーブル2を介してビデオ本体4に繋がっており、ビデオ本体4 からの電気駆動により作動し、ビデオ本体4の操作に応答してカラー映像を撮影 できるようになっている。また、ズームにより撮影対象の像を拡大・縮小させ、 さらに、自動または手動により焦点をあわせる(以下、オートフォーカス、マニ ュアルフォーカスという)ことができるよう構成されている。カメラ3が撮影し たカラー映像は、電気信号に変換されて、ケーブル2を通じてビデオ本体4に送 られる。カメラ3は、防水性であり、水深約1mでの水中撮影も可能なものとな っている。 ライト5は、電池を内蔵しており、水深約1mまでの水中撮影を可能にする防 水性を有している。また、ライト5の前端部5aは、周方向に回転可能になって おり、前端部5aを左右に回転させることにより、防水性を維持したまま電源ス イッチを開閉できるようになっている。 操作棒1は、複数本の異径のパイプからなり、伸縮自在に連結されており、内 部を伸縮自在のコイル状のケーブル2が通るよう空洞となっている。操作棒1の 手元側先端にはケーブル2が貫通する開口部が形成されたキャップ1aが付属さ れている。一方、カメラ側の先端には、図2に示すように、取付け部6と螺合し て接続されるようネジ切り1bが形成されている。パイプの材質は、軽量かつ強 度の大きく絶縁性にも優れたグラスファイバーが望ましい。
【0008】 取付け部6は、図2に示すように、薄型円柱状の台部7cとネジ部7aとによ り構成されている取付け台7と、取付け台7にボルト8cで固定されたコの字型 の取付けフレーム8と、取付けフレーム8のコの字型挟辺8bの内側にボルト8 dで固定されたカメラ取付け板9からなる。取付け台7には、操作棒1と螺合す るネジ部7aから台部7cを貫通して開口部7bが形成されており、開口部7b の内部をカメラ3から延びたケーブル2が通っている。取付けフレーム8は、取 付け台7を挟み込みかつ2接点8a,8aにおいてボルト8c,8cによって固 定されており、コの字型外側には一対のライト5が接着されている。カメラ取付 け板9にはカメラ3が固定されている。 ビデオ本体4は、カメラ3から送られた電気信号を映像に映し出すモニター1 0を有し、オートフォーカスおよびマニュアルフォーカスの操作をするボタン4 aおよび録画ボタン4bおよび電源・撮影・ズーム等の操作をするボタンからな る操作部を有し、ビデオテープをもちいて録画・再生可能であり、バッテリーな いし電池駆動可能である。 ケーブル2は、カメラ3とビデオ本体4を接続しており、ビデオ本体4からカ メラ3に制御信号を伝える制御線と、カメラ3からビデオ本体4に映像信号を伝 える信号線とを有する。ケーブル2は、操作棒1の手元側先端のキャップ1aの 開口部を貫通してビデオ本体4に至る部分は紐状であり、取付け部6の取付け台 7の開口部を貫通してカメラ3に至る部分も紐状である。一方、キャップ1aの 開口部から取付け台7の開口部に至る部分、すなわち、操作棒1の内部を通る部 分は、コイル状に形成されており操作棒の収納・伸長に対応して伸縮可能に形成 されている。
【0009】 次に、当実施例の使用方法を説明する。 操作棒1を適当な長さに調節し、ライト5を点灯させ、ビデオ本体4の操作部 を操作して撮影可能な状態にする。これを、図3のように、マンホールに入れる と、ライト5が管渠内部を明るく照らし、その明るい管渠内部をカメラ3が撮影 し、ビデオ本体4に信号を送り、ビデオ本体4のモニター10にカラー映像が映 し出される。焦点合わせやズームをビデオ本体4の操作部から操作して管渠内部 を点検し、必要ある場合には、ビデオテープに録画する。 管渠内部および貯水槽・浄化槽・マンホール内の点検や調査だけでなく、屋根 の上など高所の点検・調査や、危険な物の点検・調査や、水中などの点検・調査 などにも有用である。
【0010】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。 操作棒の先端部にビデオカメラが取り付けられており、ビデオ本体にその撮影 された映像が映し出されるので、管渠内部および貯水槽・浄化槽・マンホール内 に人が入らなくとも外部から遠隔点検できる。 ライトが装着されているので、明るい映像を得ることができ、ビデオ本体から の操作によりズームや焦点合わせができるので、必要に応じて拡大あるいは縮小 の鮮明な映像を得ることが可能であり、より緻密な点検や調査が可能であり、ま た、その結果を録画して記録として残すことができる。 ケーブルが操作棒の内部を貫通していることにより、使用中にケーブルがブラ ブラしたり引っ掛かったりすることがなく、簡単に使用することができる。 操作棒が伸縮自在であり、かつケーブルの操作棒内部の部分がコイル状とされ て操作棒の伸縮に対応して伸縮することにより、遠隔距離に応じて操作棒の長さ を使いやすいように変えることができ、かつ、運搬や収納の際にはコンパクトと なり便利である。 カメラ・ライトおよびケーブルが防水性を有することにより、検査や点検の際 に水中に入ってもよく、さらに水中での検査や点検等にも用いることができる。
【図1】遠隔点検装置の実施例を示す図面である。
【図2】遠隔点検装置の実施例の取付け部を示す図面で
ある。
ある。
【図3】遠隔点検装置の実施例の使用状況を示す図面で
ある。
ある。
1 操作棒 3 カメラ 4 ビデオ本体 5 ライト 7 取付け台 8 取付けフレーム 9 カメラ取付け板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 17/08 17/56 A H04N 5/232 B 7/18 B
Claims (2)
- 【請求項1】 映像を電気信号に変えてビデオ本体に送
る防水性のカメラと、 電池を内蔵し電池駆動により発光する防水性のライト
と、 前記カメラと前記ライトが固定されている取付け部と、 前記取付け部に接続され伸縮自在に形成された操作棒
と、 前記カメラから送られた電気信号を映像としてモニター
に映し出すと共に、必要に応じて前記電気信号をビデオ
テープに記録できるビデオ本体と、 前記操作棒の内部を貫通して、前記カメラと前記ビデオ
本体とを電気的に接続しており、その一部は前記操作棒
の伸縮に応じて伸縮可能なコイル状とされた防水性のケ
ーブルとからなる遠隔点検装置。 - 【請求項2】 前記ビデオ本体には、焦点調整やズーム
操作を行う操作部が設けられており、前記ケーブルを介
して、前記カメラ部の動作が制御されるようになってい
ることを特徴とする請求項1に記載の遠隔点検装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000503U JP3026891U (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 遠隔点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000503U JP3026891U (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 遠隔点検装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026891U true JP3026891U (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=43162028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996000503U Expired - Lifetime JP3026891U (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 遠隔点検装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026891U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016117655A1 (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 株式会社ルミカ | 無線通信用補助具および無線通信方法 |
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-
1996
- 1996-01-17 JP JP1996000503U patent/JP3026891U/ja not_active Expired - Lifetime
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