JP3026755U - 貼り替えしっかり粘着シール機構 - Google Patents

貼り替えしっかり粘着シール機構

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JP3026755U
JP3026755U JP1996000789U JP78996U JP3026755U JP 3026755 U JP3026755 U JP 3026755U JP 1996000789 U JP1996000789 U JP 1996000789U JP 78996 U JP78996 U JP 78996U JP 3026755 U JP3026755 U JP 3026755U
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seal
layer
adhesive
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sheet
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JP1996000789U
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豊 武内
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豊 武内
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 シールをしっかり貼りつけた後、シールの一
部を傷つけることなく簡単にはがして、十分な粘着強度
で確実に貼り替えられるようにした考案で、簡単に貼り
替えができて、十分な粘着強度で粘着するシールを提供
する。 〔解決手段〕 シール台紙(1)、粘着材のベースシー
ト粘着層(2)とべースシート(3)より成るベースシ
ート層(4)、粘着材のシールシート粘着層(5)とシ
ールシート(6)より成るシールシート層(7)の三層
構成を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は強固に貼りつけたシールの一部を傷つけることなく簡単にはがして 、十分な粘着強度で確実に貼り替えられるようにした考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エーワン株式会社製フリーラベル再はくりタイプ、ニチバン株式会 社製マイタックラベルリムカ、住友スリーエム社製ポスト・イットのように、ピ ッタリ貼れてスッキリはがせるラベルは存在している。しかし、シール台紙と粘 着層を有するラベルシート層の二層で構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この場合の欠点は、 (イ)『貼る−はがす』の条件を満足するために、粘着性能には限界がある。 (ロ) 何度も『貼る−はがす』を繰り返したり、ラベル(シール)辺縁をこ すると辺縁がはがれてくる。 以上のような大きな欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで改良されたのが本案であり、これを図面によって説明すれば、 (イ)図1の如く、シール台紙(1)、ベースシート層(4)、シールシート 層(7)の三層で構成されており、ベースシート層(4)、シールシート層(7 )はそれぞれ片面に粘着材のベースシート粘着層(2)、シールシート粘着層( 5)を有する。 (ロ)図2の如く、ベースシート層(4)、シールシート層(7)の二層をシ ール台紙(1)からはがし、所定の台紙(ハガキ、ノート等:台紙の材質は用 途によって紙、高分子材料その他)に貼る。 (ハ)図3の如く、所定の台紙(ハガキ、ノート等)に貼ったベースシート 層(4)、シールシート層(7)の二層のうち、シールシート層(7)をベース シート層(4)からはがして所定の台紙(住所録、アルバム、ノート等:台紙 の材質は用途によって紙、高分子材料その他)に貼る。
【0005】
【考案の効果】
貼り替えしっかり粘着シール機構は上記の三層構成によってベースシート粘着 層(2)、シールシート粘着層(5)の粘着強度はそれぞれ、シール台紙(1) 、ベースシート(3)、シールシート(6)の材質、化学的性状との関係におい ていくらでも自在に変化させることができる。結果として、シールシート層(7 )の粘着強度も自在に変化させることができる。
【0006】
【実施例】
実施に当たっては次のことが考えられる。 (イ)転居住所シールとして−あらかじめシールシート(6)に転居先の住所 (新住所)を印刷しておく。ベースシート層(4)とシールシート層(7)をシ ール台紙(1)からはがし、転居ハガキに貼る。転居ハガキを受け取った人は、 シールシート層(7)を傷つけることなく安全確実にベースシート層(4)から はがして住所録に十分な粘着強度で貼り替えることができる(図4)。 (ロ)写真シールとして−例えば、市販のシールプリント(コニカ株式会社) を本考案のシール機構にすれば、同じ手順でハガキを受け取った人は、アルバム に貼り替えることができる(図5)。 (ハ)基本的には、三層構成であるが、所定の台紙(ハガキ、ノート等)の 表面を特殊化学処理(コーティング)すればベースシート層(4)の代わりにす ることができる。その結果、シール台紙(1)とシールシート層(7)の二層構 成も可能であるが、本質的には、本考案の三層構成と同一である。しかし、二層 構成の場合は、特殊化学処理した表面を有する所定の台紙を使用しなければな らないので、汎用性が低い。 (ニ)シールシート層(7)は、外形に対して、内側にカットを入れ、シール 実質部分を保護するようにしてもよい(図6)。また、この様にすると、シール シート層外形と内側のカットラインとの間に幅があるので、そのスペースに、『 内側の部分をはがして***にお貼りください』などのコメントを印刷すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】貼り替えしっかり粘着シール機構の三層構成図
である。
【図2】ベースシート層、シールシート層の二層をシー
ル台紙からはがして所定の台紙に貼った所。
【図3】シールシート層をベースシート層からはがして
所定の台紙に貼った所。
【図4】本案応用例1。
【図5】本案応用例2。
【図6】シールシート層の平面図。
【符号の説明】
1 シール台紙 2 粘着材のベースシート粘着層 3 ベースシート 4 ベースシート層 5 粘着材のシールシート粘着層 6 シールシート 7 シールシート層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール台紙(1)、粘着材のベースシー
    ト粘着層(2)とベースシート(3)より成るベースシ
    ート層(4)、粘着材のシールシート粘着層(5)とシ
    ールシート(6)より成るシールシート層(7) 以上の三層で構成された貼り替えしっかり粘着シール
    機構
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