JP3026752U - ルアー用スプリットリング - Google Patents

ルアー用スプリットリング

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JP3026752U
JP3026752U JP1996000731U JP73196U JP3026752U JP 3026752 U JP3026752 U JP 3026752U JP 1996000731 U JP1996000731 U JP 1996000731U JP 73196 U JP73196 U JP 73196U JP 3026752 U JP3026752 U JP 3026752U
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JP
Japan
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lure
ring
split ring
shape
hook
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Application number
JP1996000731U
Other languages
English (en)
Inventor
久 小竹
達由 石橋
成之 中道
Original Assignee
株式会社オーナーばり
株式会社ニューマテック
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ルアーと釣針を連結するスプリットリングが、
工具無しで簡単に連結、取り外しが出来るように、形状
記憶合金スプリットリングを考案した。 【構成】ルアー用スプリットリング用として、簡単に釣
針の連結、取り外しが出来るように、Ni−Ti合金、
Ni−Ti−Co合金、Ni−Ti−Cu合金などの形
状記憶合金を、低温で簡単にリングが開き、ライターで
あぶったり、湯に漬けるなど高温で形状が回復するよう
設定して製作したもの。当然のことながら、実施例2で
も述べたように、形状回復温度は、常温(20℃前後)
でも可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ルアー釣りのルアーと釣針を連結するスプリットリングに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ルアー用スプリットリングは、バネ用鋼線やバネ用ステンレス線を、図 1に示すように2回リング状に巻いたものが使用されている。 従来のスプリットリングに、ルアー及び釣針を連結するには、スプリットリン グの2回巻の端部に隙間を空けて、ルアー及び釣針についているリングを、その 隙間に通して行くことにより達成する。しかし、バネ材で出来ているスプリット リングに隙間を空け、その隙間を保持し、ルアーと釣針のリングに通していくに は、手作業では容易でなく、特に小さなスプリットリングではより一層困難であ り、釣りに行く前の準備では工具を使用しているのが現状である。 魚釣りの現場で、ルアーを取り替えようとする場合、工具が無いと大変苦労す る。工具を魚釣り現場に持参することは、嵩高でもあり重荷にもなるため大変面 倒なものである。点々とポイントを移動していくには、出来るだけ軽装であるこ とが望ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記従来の技術の欠点を解決するもので、ルアーと釣針を簡単に連結 あるいは取り外しが出来るスプリットリングを実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかるルアー用スプリットリングは、形状記憶合金線を用い、釣使用 時の形状を記憶させておくことを特長とする。
【0005】
【作用】 本考案においては、スプリットリングを低温域において容易に変形し、その形 状を保持することが出来、ルアー及び釣針を連結後、スプリットリングをライタ ーであぶったり、湯に浸す等高温にすることにより、数秒の短時間で使用時の形 状に回復させることが出来る。 具体的には、低温域で連続2回巻のスプリットリングのリング間隔をルアー及 び釣針のリングが容易に通せるまで開けておき、ルアー及び釣針の連結後、スプ リットリングをライターであぶったり、湯につけたりなどして、リング間隔を記 憶させていた状態(リング間隔0.5mm以下)にもどす。このことにより、特 別な工具も必要とせず、ルアー及び釣針の連結、取り外しが容易に行なえる。
【0006】
【実施例1】 線形0.7mm(7)Ni−Ti形状記憶合金線を用い、図2に示す内径4m m、外径5.4mmの2回巻スプリットリングを形状回復温度35℃で設定し製 作した。その結果、冷蔵庫内で冷やしておくと、手作業で容易にルアーのリング が通せるだけのリング間隔を取れるまで変形(図2参照)させることが出来、変 形後放置しておいても室温では変形したままであった。通しが完了後、ライター でスプリットリングを加熱した結果、約1〜2秒で形状は回復し、ルアーと釣針 の連結は完了した。
【0007】
【実施例2】 線形0.7mmのNi−Ti−Co形状記憶合金線を用い、実施例1と同形状 のスプリットリングを、形状回復温度を10℃に設定し作成した。その結果、実 施例1と同様、冷蔵庫内で冷やしておくと、手作業で容易にリング間隔を開ける (図2参照)ことが出来、ルアーリング及び釣針を通し、その後20℃室温にて 放置することにより、数秒で自然に形状が回復し、ルアーと釣針の連結が完了し た。 したがって形状記憶合金としては、Ni−Ti合金、Ni−Ti−Co合金、 Ni−Ti−Cu合金、Fe−Cr−Ni−Co−Mn−Si合金、Fe−Cr −Ni−Mn−Si合金等各種の形状記憶合金線の適用が可能である。 なお、本考案は、ルアー用スプリットリングのみならず、キーホルダー用等他 のスプリットリングについても有効である。
【0008】
【考案の効果】
従来のスプリットリングは、バネ用鋼線やバネ用ステンレス線を使用して製作 されており、ルアーと釣針を連結するとき、手では簡単に開閉できないため、工 具を使用している。形状記憶合金のスプリットリングなら、低温下では簡単にリ ングを開くことが出来、ルアーのリングと釣針に通したあと、ライターであぶる か湯に漬けるなど高温にすることにより、形状が回復し、簡単にルアーと釣針が 連結できる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】従来のスプリットリングの斜視図。
【図 2】実際にルアーに使われいるスプリットリング
の略図
【図 3】形状記憶合金で製作した、スプリットリング
の開いた状態の斜視図。
【図 4】形状記憶合金のスプリットリングを、開いた
状態でルアーリングと釣針に通して、ライターで加熱し
ている略図。
【図 5】形状記憶合金のスプリットリングが、図4の
状況からリングが閉じて連結が完了した略図。
【符号の説明】 ……………… ルアー ……………… ルアー固定リング ……………… スプリットリング ……………… 釣針 ……………… ライター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】形状記憶合金線を用いたルアー用スプリッ
    トリング
JP1996000731U 1996-01-12 1996-01-12 ルアー用スプリットリング Expired - Lifetime JP3026752U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020145942A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 グローブライド株式会社 疑似餌、及び、疑似餌用スプリットリング
WO2024127943A1 (ja) * 2022-12-14 2024-06-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 電気接続ユニット

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