JP3026598B2 - テレビジョンチューナの受信回路 - Google Patents

テレビジョンチューナの受信回路

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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はテレビジョンチューナの受信回路に関する。
(ロ) 従来の技術 カラーテレビジョン受像機に使用されている電子同調
チューナの段間同調回路の通過帯域は、映像搬送波から
音声搬送波まで、ほぼフラットな特性である。このた
め、ビデオ信号段での周波数特性も高域まで伸ばすこと
が出来、画質の高品質化が出来る。
しかし、入力電界レベルが弱電界となると高域ノイズ
が発生し、S/Nが低下する。
このため、弱電界受信時に、ビデオ信号の高域レベル
を低下させたり(実開昭60−19268、H04N5/205)、高域
分が減衰するように局部発振周波数をずらしたり(特開
平2−278923、H04B1/10)していた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、弱電界受信時に段間複同調回路の帯域幅を
狭くしてビデオ信号の高域を成衰せしめる。
(ニ) 課題を解決するための手段 本願は、RF変調されたテレビジョン信号の中間周波信
号を映像検波して得たビデオ信号のレベルにより入力さ
れる電波の強弱を判断するための自動利得制御信号を出
力するAGC回路と、該自動利得制御信号により高周波増
幅回路の利得が制御されるチューナ(12)とを備えるテ
レビジョンチューナの受信回路において、 前記チューナの高周波増幅回路と混合回路との間にあ
る段間同調回路の入力段に並列に接続されたダンピング
抵抗(R5)とスイッチング手段(D1)とを接続して、前
記自動利得制御信号のレベルが弱電界のレベルの以下の
ときには、前記スイッチング手段(D1)をオンして前記
段間同調回路に前記ダンピング抵抗(R5)を挿入して広
帯域な周波数特性とし、前記自動利得制御信号のレベル
が弱電界のレベルの以上のときには、前記スイッチング
手段(D1)をオフして前記段間同調回路に前記ダンピン
グ抵抗(R5)を開放して狭帯域な周波数特性とする。
(ホ) 作用 本願では、強・中電界受信時と弱電界受信時とてダン
ピング抵抗(R5)の挿入を行うスイッチングダイオード
(D1)のオン・オフを制御して通過帯域幅を切り換えて
弱電界受信時にノイズを抑圧する。
(ヘ) 実 施 例 第1図を参照しつつ、本発明の一実施例を説明する。
第1図に於いて、(10)はアンテナ、(12)はチュー
ナ回路、(14)は映像中間周波増幅回路である。(16)
は映像検波回路である。(18)はIF段のAGC信号IF・AGC
を出力するIF・AGC出力回路である。(20)はRF・AGC信
号出力回路である。(22)はシュミットトリガ回路であ
る。
チューナ回路(12)に於いて、(12a)はチューニン
グ電圧入力端子、(12b)はVHF帯のハイバンドとローバ
ンド入力端子、(12c)はVHF帯受信用の入力端子、(12
d)は直流電源入力端子、(12e)はRF・AGC信号入力端
子、(12f)は通過切替制御用の切替信号入力端子であ
る。(L1)〜(L4)はコイル、(C1)〜(C12)はコン
デンサ、(R1)〜(R9)は抵抗、(D1)〜(D5)はダイ
オードである。
このカラーTV受像機のAGCは映像中間周波数増幅回路
(14)に加えるIF・AGC信号とチューナ回路(12)に加
えるRF・AGC信号があり、弱電界から中電界でIF・AGCが
動作し、中電界から強電界でRF・AGCが動作する遅延形
のAGCを用いている。
そして、弱電界から中電界で動作するIF・AGC電圧
を、シュミットトリガ回路(22)を通して切替信号に変
換して、チューナ回路(12)に印加する。
シュミットトリガ回路(22)を通しているのは、スイ
ッチングする点にヒステリシス特性を持たせ、後述する
ダンピング抵抗(R5)の挿入のON、OFFによるゲイン変
化でAGC電圧が変化しても一定状態を保つためである。
第2図にIF・AGC信号の特性を示す。
第3図にチューナ回路(12)内のVHF段間同調回路を
示す。第3図の特徴は、端子(12f)からの信号によ
り、スイッチングダイオード(D1)のオン・オフを制御
してダンピング抵抗(R5)を回路に挿入させたり、開放
させたりして、帯域を可変することである。
(12c)は直流電源のVB端子、(12d)はVHF帯/ミッ
ドバンド受信用のMB端子、(12b)はVHF帯のハイバンド
とローバンドの切換用のSW端子、(12a)はチューニン
グ電圧印加用のTu端子、(12f)は帯域幅切換信号の入
力端子である。
尚、SW端子(12b)にスイッチ用電圧を印加するとダ
イオード(D3)(D4)が開放となり、第4図の如き等価
的な回路となり、ローバンド受信状態となる。又、SW端
子(12b)がアースされるとダイオード(D3)(D4)が
導通してハイバンド受信状態となる。この時の等価回路
は第5図の如くなる。
上記回路に於ける帯域切替のためのダンピング抵抗
(R5)の挿入のオン・オフについて説明する。
スイッチングトランジスタ(Tr1)のベースにIF・AGC
信号より作成した切替信号を抵抗(R1)(R2)で分割し
て加えている。そして、切替信号がハイレベルとなると
スイッチングトランジスタ(Tr1)はオンとなる。この
トランジスタ(Tr1)がオンすると、MB端子(12d)から
バイアス抵抗(R3)(R4)を介して、スイッチングダイ
オード(D1)に印加されていた電圧が低下し、このスイ
ッチングダイオード(D1)がオフとなる。これにより、
ダンピング抵抗(R5)は、この段間同調回路より切り離
される。
又、ローレベルの切替信号が端子(12f)より入力さ
れると、スイッチングトランジスタ(Tr1)はオフであ
り、MB端子(12d)からの電源電圧がバイアス抵抗(R
3)(R4)を介してスイッチングダイオード(D1)に印
加されて、このスイッチングダイオード(D1)はオンす
る。これにより、ダンピング抵抗(R5)が挿入される。
尚、コンデンサ(C3)は直流阻止のコンデンサであ
り、容量を大きくした。また、バイアス抵抗(R4)も、
ダンピング抵抗(R5)より、かなり大きく設定し、同調
回路には、影響を与えないようにしている。
又、(D2)、(D5)は同調用のバラクタダイオード、
(C5)、(C7)はトラッキング補正用コンデンサであ
る。
第6図に、段間同調回路の複同調の選択度特性を示
す。第3図の実施例では、ダンピング抵抗(R5)の挿入
時に第6図の実線のような選択度特性に設定しており,
周波数の高い方(音声搬送側)の帯域を広くしている。
一方、ダンピング抵抗(R5)の開放時は、第6図の破線
のような選択度特性になり、映像搬送波に対して、周波
数の高い方が落ち、ビデオ帯域でも高域を落とすことが
出来る。
つまり、第2図に示す入力電界強度が、a点より小さ
くなった時スイッチングダイオード(D1)がオンにな
り、ダンピング抵抗(R5)を挿入し、b点より大きくな
った時スイッチングダイオード(D1)がオフになりダン
ピング抵抗(R5)の挿入をオフとすることにより、第6
図の選択度特性を入力電界弱度に応じて切り換えて、S/
Nを改善する。
第7図はこの回路のS/N特性を示す。図中の実線は従
来回路の特性を示し、破線は本考案による特性であり、
ビデオ帯域での高域の低下による見かけ上S/N改善効果
を示している。
尚、上記実施例では、IF・AGC信号をシュミットトリ
ガ回路で2値信号としているが、これは、IF・AGC信号
を端子(12f)に印加しても良い。尚、この場合は、動
作が不安定となる惧れがある。
(ト) 発明の効果 本発明によれば、弱電界時のS/Nを改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図である。 第2図はIF・AGC信号の特性を示す図である。 第3図はチューナ回路内のVHF用の段間複同調回路を示
す図である。 第4図は第3図のVHFのローバンド受信時の等価回路を
示す図である。 第5図は第3図のVHFのハイバンド受信時の等価回路を
示す図である。 第6図は複同調回路の選択度特性を示す図である。 第7図はS/N特性を示す図である。 (D1)……スイッチングダイオード、 (R5)……ダンピング抵抗。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】RF変調されたテレビジョン信号の中間周波
    信号を映像検波して得たビデオ信号のレベルにより入力
    される電波の強弱を判断するための自動利得制御信号を
    出力するAGC回路と、該自動利得制御信号により高周波
    増幅回路の利得が制御されるチューナ(12)とを備える
    テレビジョンチューナの受信回路において、 前記チューナの高周波増幅回路と混合回路との間にある
    段間同調回路の入力段に並列に接続されたダンピング抵
    抗(R5)とスイッチング手段(D1)とを接続して、前記
    自動利得制御信号のレベルが弱電界のレベルの以下のと
    きには、前記スイッチング手段(D1)をオンして前記段
    間同調回路に前記ダンピング抵抗(R5)を挿入して広帯
    域な周波数特性とし、前記自動利得制御信号のレベルが
    弱電界のレベルの以上のときには、前記スイッチング手
    段(D1)をオフして前記段間同調回路に前記ダンピング
    抵抗(R5)を開放して狭帯域な周波数特性とすることを
    特徴とするテレビジョンチューナの受信回路。
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