JP3026273U - 拡大読書器 - Google Patents
拡大読書器Info
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- JP3026273U JP3026273U JP1995014456U JP1445695U JP3026273U JP 3026273 U JP3026273 U JP 3026273U JP 1995014456 U JP1995014456 U JP 1995014456U JP 1445695 U JP1445695 U JP 1445695U JP 3026273 U JP3026273 U JP 3026273U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video camera
- display screen
- magnifying
- reader
- optical system
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 使用者の身体の大きさや姿勢に応じて表
示画面の向きを変えたり、原稿台以外の表示等の拡大表
示も可能にした拡大読書器を提供すること。 【解決手段】 原稿台1に後端を枢着して起伏自在、か
つ、任意の高さで起伏中間位置を保持できるようにした
支持ア−ム3,4の先端に表示画面8の支持台を兼用し
たビデオカメラ7等による読取り光学系の収納部5を枢
着し、該収納部5に平板状の表示画面8を起伏自在に設
けた。
示画面の向きを変えたり、原稿台以外の表示等の拡大表
示も可能にした拡大読書器を提供すること。 【解決手段】 原稿台1に後端を枢着して起伏自在、か
つ、任意の高さで起伏中間位置を保持できるようにした
支持ア−ム3,4の先端に表示画面8の支持台を兼用し
たビデオカメラ7等による読取り光学系の収納部5を枢
着し、該収納部5に平板状の表示画面8を起伏自在に設
けた。
Description
【0001】
本考案は弱視者用の改良された拡大読書器に関するものである。
【0002】 拡大読書器は、原稿台の上に載せた原稿をビデオカメラ等で撮映して表示画面 に拡大表示させ、弱視者がその拡大表示された原稿を読むことができるようにし たものである。
【0003】
従来の拡大読書器は、CRTや液晶画面を表示画面としているが、その画面は 固定された位置に設けられているため、使用者の身体の大きさや姿勢によっては 、画面が見づらいとか、見にくいといった問題がある。
【0004】 また、従来の拡大読書器は原稿台の上に載せた原稿の拡大表示しかできないた め、利用範囲が限られたものしかなかった。
【0005】
本考案は上記のような従来の拡大読書器の問題を解消、つまり、使用者の身体 の大きさや姿勢に応じて表示画面の向きを変えたり、原稿台以外の表示等の拡大 表示も可能にした拡大読書器を提供することを課題とするものである。
【0006】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案拡大読書器の構成は、原 稿台に後端を枢着して起伏自在、かつ、任意の高さで起伏中間位置を保持できる ようにした支持ア−ムの先端に、表示画面の支持台を兼用したビデオカメラ等に よる読取り光学系の収納部を枢着し、該収納部に平板状の表示画面を起伏自在に 設けたことを特徴とするものである。
【0007】
次に本考案拡大読書器の実施形態の例について、図に拠り説明する。図1は本 考案拡大読書器の使用状態の一例の左側面図、図2は図1の拡大読書器の背面図 、図3は図1の拡大読書器の正面図、図4は折畳み途中の左側面図、図5は折畳 んだ状態の左側面図、図6は光学系収納部の平面図、図7はフォ−カス切換回路 の一例のブロック図である。
【0008】 図において、1は原稿台で、ここでは平面矩形の平板状に形成されている。2 は前記原稿台1の奥端部に立設した箱状をなす立壁部、3,4は前記立壁部2の 左,右側面2a,2bに、それぞれ後端を枢着3a,4aした2本一組の平行で同長の支 持ア−ムで、先端に前記原稿台1と略同幅の光学系収納部5がその左,右側面に おいて枢着3b,4bされている。
【0009】 上記支持ア−ム3,4による支持によって、光学系の収納部5は原稿台1の上 面に対し、平行な姿勢のまま上,下移動させることができると共に、中間位置を 保持することができる。また、この収納部5の内部には、原稿台1の上面を照明 する光源、該光源の光に照明された原稿台1上の原稿の撮像をビデオカメラ7に 入射するミラ−,レンズ等を主体に形成した光学系6と当該ビデオカメラ7とが 収納されている。ここでは、前記カメラ7は収納部5の中において、雲台又は架 台7aによって、図6に例示するように少なくとも平面内において旋回し、その対 物レンズ7bの側の向きを自由に変えることができるように形成されている。尚、 雲台7aを使用して仰角を変更できるようにすることは任意である。
【0010】 8は上記光学系収納部5に起伏自在に設けた、ここでは液晶パネルによる表示 画面で、この画面8は、後面側の下端の左,右側に支持ピン8aを外向きに設ける 一方、このピン8aを嵌合してスライド可能に案内するガイドレ−ル5aが、収納部 5の左,右側の内面に設けられていることにより、図1の起立状態から図4の伏 倒状態に、又は、この逆方向に起伏自在に取付けられている。この実施例では、 前記画面8は、ガイドレ−ル5aとピン8aの作用により起伏自在に収納部5に設け られているが、ピン8aの定位置において前記画面8を起伏自在としたり、或は、 短かいア−ム(図示せず)を介在させて起伏自在に形成することもできる。なお 、上記画面8は、CRT(カソ−ドレイチュ−ブ)により形成してもよい。
【0011】 上記のように構成される本考案拡大読書器は、次のような態様で使用する。図 1の使用状態から不使用時における運搬,格納等のために折畳むには、まず、図 1の起立状態の表示画面8を図4に示すように、後方へ伏倒させる。この伏倒は 、前記画面8の下端左右に設けたピン8aを収納部5のガイドレ−ル5aに沿って移 動させることにより行う。
【0012】 画面8を倒した図4の状態からその画面8と収納部5とを、両者一体のまま支 持ア−ム3,4を枢着3a,4a部分を中心にして時計方向へ旋回させると、前記画 面8と収納部5は、図5に示すように原稿台1の上に重なり、全体として小さく 折畳むことが出来る。なお、図5において、立壁部2の高さを低く形成すると、 折畳み時の本考案読書器を更にコンパクトにすることができる。
【0013】 一方、図5の折畳み状態から使用状態にするには、先の折畳み順とは逆の序で 組立てることにより、本考案読書器を図1の状態の姿勢にすることができる。こ の状態において、原稿台1の上に読みたい原稿を置き、照明光源を含む光学系6 、ビデオカメラ7、表示画面8を動作状態にすると、原稿上の文字等が前記光学 系6、カメラ7を経由して読取られ、表示画面8に拡大表示されるので、使用者 はこの画面8の拡大された表示をみることにより、原稿台1の上の原稿の内容を 読み取ることができる。
【0014】 ここで、表示画面8に表示される拡大率、明るさなどの条件は光学系収納部5 の正面の操作つまみ5bを操作することにより任意に調整することができる。また 、ビデオカメラ7は、そのフォ−カス機能を手動フォ−カスとオ−トフォ−カス の切換えタイプを用いることが使用上便利であり、また、手動とオ−トの切換え は、図7に示すように、手動フォ−カス機能を優先させ、オ−トフォ−カス機能 は、使用者がカメラをオ−トフォ−カス機能に自動切換えさせるための、例えば 、ツマミ5bに接触したときにしか機能しないようにすることが望ましい。
【0015】 即ち、図7において、5bはオ−トフォ−カス機能への自動切換スイッチとして 機能する電極が形成されたズ−ム変倍用の操作ツマミ、7cはそのツマミ5bへの接 触を検出するため、例えば高利得交流アンプにより形成した接触検知回路、7dは ビデオカメラ7のオ−トフォ−カス機能が動作する時間を設定,保持するタイマ −回路で、使用者がオ−トフォ−カス機能への切換電極が形成されている前記ツ マミ5bに触れたことが検知回路7cで検出されると、タイマ−回路7dが作動して、 所定の時間内、上記カメラ7にそのオ−トフォ−カス機能を保持させる。時間が 経過すれば、カメラ7のオ−トフォ−カス機能は解除され、手動フォ−カス機能 に戻る。ここで、カメラ7のオ−トフォ−カス機能側への切換電極は、他のツマ ミ、或は、光学系収納部5の前面パネルの全面に形成してもよい。
【0016】 本考案において、ビデオカメラ7に上記機能をもたせる理由は、オ−トフォ− カス単能としていると、例えば原稿を動かしただけでカメラ7がオ−トフォ−カ ス動作をして画面8の表示が不必要に変動するのを回避するためである。
【0017】
本考案読書器は、図1の使用状態において、表示画面の高さを使用者の見易い 高さに自由に変えることができる。即ち、本考案読書器では、支持ア−ムによっ て光学系の収納部の原稿台に対する高さを、平行な姿勢のまま変えることができ るので、表示画面の観察者は、自分の眼の高さに合った画面の位置を、姿勢を変 えることなく容易に得ることができる。この場合、ビデオカメラと原稿台の距離 が変化するが、これはカメラ側のオ−トフォ−カス機能により、前記距離の変化 に自動的に追従するので問題ない。
【0018】 また、本考案読書器では、ビデオカメラの向きをその架台又は雲台の作用によ り、少なくとも平面内で任意の向きに変更できるから、そのカメラを後方に向け ることにより、例えば、黒板に書かれた文字等を表示画面に拡大表示させること ができるので、教室等で使用する拡大読書器としてきわめて有用である。
【図1】本考案拡大読書器の使用状態の一例の左側面
図。
図。
【図2】図1の拡大読書器の背面図。
【図3】図1の拡大読書器の正面図。
【図4】折畳み途中の左側面図。
【図5】折畳んだ状態の左側面図。
【図6】光学系収納部の平面図。
【図7】フォ−カス切換回路の一例のブロック図。
1 原稿台 2 立壁部 2a,2b 左,右側面 3,4 支持ア−ム 3a,4a 枢着 3b,4b 枢着 5 光学系収納部 5a ガイドレ−ル 6 入射光学系 7 ビデオカメラ 7a 架台 7b 対物レンズ 8 表示画面 8a 支持ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/232 A
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿台に後端を枢着して起伏自在、か
つ、任意の高さで起伏中間位置を保持できるようにした
支持ア−ムの先端に、表示画面の支持台を兼用したビデ
オカメラ等による読取り光学系の収納部を枢着し、該収
納部に平板状の表示画面を起伏自在に設けたことを特徴
とする拡大読書器。 - 【請求項2】 ビデオカメラは、その収納部において水
平面内で自由に回転できるようにした請求項1の拡大読
書器。 - 【請求項3】 ビデオカメラは、その収納部において垂
直面内での角度を変更し、その位置を保持できるように
した請求項2の拡大読書器。 - 【請求項4】 ビデオカメラは、オ−トフォ−カスと手
動フォ−カスとを切換えて使用できるものである請求項
1〜3のいずれかの拡大読書器。 - 【請求項5】 ビデオカメラのフォ−カス機能の切換え
は、手動フォ−カス機能を優先し、オ−トフォ−カス機
能はその操作スイッチを操作することにより得られるよ
うにした請求項4の拡大読書器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014456U JP3026273U (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 拡大読書器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014456U JP3026273U (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 拡大読書器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026273U true JP3026273U (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=43161442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995014456U Expired - Lifetime JP3026273U (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 拡大読書器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026273U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015529842A (ja) * | 2012-07-20 | 2015-10-08 | フリーダム サイエンティフィック インコーポレイテッド | 複数姿勢に関する拡大カメラ |
US10511749B2 (en) | 2016-02-26 | 2019-12-17 | Freedom Scientific, Inc. | Magnifier device with adjustable camera |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP1995014456U patent/JP3026273U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015529842A (ja) * | 2012-07-20 | 2015-10-08 | フリーダム サイエンティフィック インコーポレイテッド | 複数姿勢に関する拡大カメラ |
US9992453B2 (en) | 2012-07-20 | 2018-06-05 | Freedom Scientific, Inc. | Multiposition magnifier camera |
US10708546B2 (en) | 2012-07-20 | 2020-07-07 | Freedom Scientific, Inc. | Multiposition magnifier camera |
US10511749B2 (en) | 2016-02-26 | 2019-12-17 | Freedom Scientific, Inc. | Magnifier device with adjustable camera |
US11201990B2 (en) | 2016-02-26 | 2021-12-14 | Freedom Scientific, Inc. | Magnifier device with adjustable camera |
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