JP3026165B2 - 業務用冷凍ショーケースおよび業務用冷凍ショーケースの電力供給制御方法 - Google Patents

業務用冷凍ショーケースおよび業務用冷凍ショーケースの電力供給制御方法

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JP3026165B2 JP30245996A JP30245996A JP3026165B2 JP 3026165 B2 JP3026165 B2 JP 3026165B2 JP 30245996 A JP30245996 A JP 30245996A JP 30245996 A JP30245996 A JP 30245996A JP 3026165 B2 JP3026165 B2 JP 3026165B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/22Refrigeration systems for supermarkets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • F25D2317/0411Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by dehumidification

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用冷凍ショー
ケースおよびその電力供給制御方法に係り、詳しくは、
霜取りのための庫内温度の上昇を伴うことなく、電力量
の増大を可及的に抑制しつつ、安定した冷凍能力を保持
することができる業務用冷凍ショーケースおよびその電
力供給制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デパートの食料売場やスーパー
マーケット等に設置されて種々の冷凍食品を陳列展示す
る業務用冷凍ショーケースでは、庫内に設置される冷却
パイプをヒーターで加熱して当該冷却パイプに付着する
霜を除去する作業を、開店時間中の所定時期に繰返し行
っている。
【0003】しかしながら、上記のようにヒーターの加
熱による霜取りでは、一旦冷却パイプの冷却作動を停止
させたうえで行う必要があり、加えて上記冷却パイプの
近傍に陳列された冷凍食品に対してもヒーターの加熱作
用が及んでしまい、当該冷凍食品の冷凍温度が上昇して
部分的な解凍が進み、食品価値が低下して商品として販
売できなくなる、という欠点を有するものであった。
【0004】一方、上述のような業務用冷凍ショーケー
スの稼動に際しては、複数設置した当該ショーケース群
に対して多大な電力消費を余儀なくされ、しかもその冷
却能率の低下を来す霜の付着に対しても、所要の冷却温
度まで低下した庫内でわざわざヒーターを加熱する、と
いう無駄な電力消費が付随することになり、全体として
して膨大な電力を必要とし、電力需要家にとって大きな
負担となっているのが実状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑み従来の欠点を解消すべく創案されたものであ
って、その目的するところは、冷却パイプをヒーターで
加熱することなく、冷却パイプを交互に断続稼動させる
ことにより霜の付着を可及的に抑制して、冷凍食品の冷
凍保持を安定に行うことができると共に、供給される電
力により直接稼働される業務用冷凍ショーケースの起動
制御に時間遅れを持たせて順次自動的にON、OFFさ
せることにより、複数の業務用冷凍ショーケースの全稼
働に必要な電力総量を抑制して電力消費の低減化を図
り、電力需要家の負担を大幅に軽減することができる業
務用冷凍ショーケースおよびその電力供給制御方法を提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明が採用した第1の技術的手段は、種々の冷凍
食品を陳列する展示収納ケース部の外側背面に、機外の
冷却機構から供給された冷媒を循環する複数の冷却パイ
プを張り巡らせ、かつこれに機外から吸入した空気を吹
き付けて生成した冷却空気を、送風機構の吹出し口から
展示収納ケース部内に供給するように構成した業務用冷
凍ショーケースにおいて、上記送風機構の空気取入れ口
に湿度センサを装着し、かつ該湿度センサから送出され
る湿度検出信号に対応して湿度除去量を増減する除湿機
を、送風機構の吹出し口に至る間に介装すると共に、上
記各冷却パイプ毎に独立して冷媒の供給、停止を行うべ
く各冷却パイプに電磁弁をそれぞれ設け、前記冷却機構
に併設した切換え制御部を介して当該各電磁弁を時系列
制御で開閉するようにしたことを特徴とし、第2の技術
的手段として、上記構成の業務用冷凍ショーケースを複
数台毎のブロックとして複数ブロック設置し、当該各ブ
ロックに電力をそれぞれ供給する主制御盤に、タイマー
でリレー接点を開閉するようにしたタイマーユニットを
設けて、上記各ブロックへの電力の投入および停止を、
予め設定した時間遅れを持たせて行うようにしたことを
特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図において、1はスーパーマ
ーケット、デパートの食品売場等に設置される冷凍食品
類の陳列ケースであり、該陳列ケース1は複数の業務用
冷凍ショーケース2、2…を横方向に連設して構成され
ている。
【0008】上記各業務用冷凍ショーケース2の背面側
には、複数の冷却パイプ3a、3bを張り巡らせた送風
通路4a、4bと、当該各業務用冷凍ショーケース2の
機外に設置した冷凍機構6の冷凍機6aから冷却パイプ
3a、3b内を循環する冷媒の供給、停止を開閉制御す
る電磁弁5a、5bが、当該各冷却パイプ3a、3b毎
に独立してそれぞれ併設されていると共に、上記業務用
冷凍ショーケース2を形成する展示収納ケース部7内の
前面および下面には、当該展示収納ケース部7に設けた
空気取入れ口8から吸入した空気Xを、送風通路4内の
冷却パイプ3a、3bに吹き付けて冷却空気X´を生成
する送風機構9が配設され、上記送風通路4の上端に開
口した吹出し口10から下方に向けて冷却空気X´を供
給するようになっている。 なお、4cは送風通路4
a、4bを区画する仕切り壁、11は展示収納ケース部
7の上部に設けられた展示棚部である。
【0009】上記送風機構9は、その空気取入れ口8に
脱臭および抗菌機能を有するエアフィルタ12を着脱自
在に装着し、かつ送風通路4a、4bの入り口に設けた
送風ファン13に至る間に除湿機14を介装し、上記空
気取入れ口8の近傍に設けた湿度センサ15からの湿度
検出信号で除湿機14の除湿自動制御を行うと共に、第
2の湿度センサ16を前記吹出し口10の近傍に設け、
空気取入れ口8側の湿度センサ15と当該第2の湿度セ
ンサ16と協働で、取り入れた空気Xの湿度除去量を、
予め吹き出される冷却空気X´の湿度量を鑑みて増減す
るように自動制御する構成となっている。
【0010】また、上記送風通路4a、4b内の上部に
は、仕切り壁4cの左右に位置して分岐供給ダクト17
a、17bが交差状に配設されており、各送風通路4
a、4bでそれぞれ生成された冷却空気X´を相互に分
散供給し、後述する切換え制御部18による各冷却パイ
プ3a、3bの霜取り駆動期間中には、冷却空気X´の
生成を停止した一方の送風通路に他方の送風通路から冷
却空気X´を供給して、冷凍負荷温度の上昇を抑制する
ようになっている。
【0011】ここで、上述のように複数の業務用冷凍シ
ョーケース2、2…で構成される陳列ケース1は、図5
(a)、(b)に示すように、当該各業務用冷凍ショー
ケース2、2…の電磁弁5a、5bに至る単一の冷凍機
6aに前置した切換え制御部18により、各ショーケー
ス2毎にその冷却パイプ3a、3bを所定の連続駆動期
間T1(初期連続駆動期間T1´)で駆動する主制御手段
と、霜取り駆動期間T2で断続駆動する副制御手段を介
してそれぞれ駆動制御される。
【0012】即ち、上記切換え制御部18は、一組の陳
列ケース1に対して一台設置される冷却機構6内で、各
業務用冷凍ショーケース2、2…毎に電磁弁5a、5b
を開閉制御し、かつ冷凍機6aの冷凍能力を増減制御す
るものであり、上記連続駆動期間T1(初期連続駆動期
間T1´)では電磁弁5a、5bを同時に開放して各冷
却パイプ3a、3bによる冷却空気X´の生成を行うと
共に、霜取り駆動期間T2では、電磁弁5a、5bを断
続周期t2で交互に冷却作動の駆動および停止を行い、
この冷却停止期間に冷却パイプ3a、3bに付着した霜
を自然解凍するようになっている。
【0013】上記の連続駆動期間T1(初期連続駆動期
間T1´)、霜取り駆動期間T2および断続周期t2は、
単位毎の業務用冷凍ショーケース2において、冷凍機の
冷却能力に応じて T1(T1´)≒30〜45min T2 ≒30〜45min t2 ≒5〜10min の時間設定を主制御手段、副制御手段で行うことによ
り、最良の冷却状態および霜取り作動状態が得られるこ
とが知見される。
【0014】また、上記切換え制御部18における冷凍
能力の増減制御は、図7(b)に示すように、定常の連
続駆動期間T1(T1´)で冷凍負荷温度(−18度)を
維持する定温制御手段と、上記連続駆動期間T1(T1
´)から霜取り駆動期間T2に切換わる直前の所定期間
t1の間に冷凍機6aの冷却能力を一時的に増大し、冷
却パイプ3a、3bによる冷凍負荷温度を−24度(実
測値)まで低下させる降温制御手段で行われ、当該降温
制御手段を行わない従来の霜取り駆動期間T2の温度上
昇(点線で示す)に比して、その後の霜取り駆動期間T
2での温度上昇を最小限に抑制する制御構成となってい
る。
【0015】本発明は叙上の如く構成されているから、
陳列ケース1の稼動を開始した際に、まず冷却機構6の
冷凍機6aが駆動され、これと同時に切換え制御部18
を介して各業務用冷凍ショーケース2、2…の電磁弁5
a、5bがそれぞれ開放される。そして、初期の冷凍駆
動は、各業務用冷凍ショーケース2、2…の一方の冷却
パイプ3aでは連続駆動期間T1、他方の冷却パイプ3
bでは連続駆動期間T1´行われ、その後の霜取り駆動
期間T2で各電磁弁5a、5bが断続周期t2の間隔で開
閉制御されることにより、各冷却パイプ3a、3bは冷
却駆動およびその停止を霜取り駆動期間T2中に相互に
繰り返し、冷却停止した側の冷却パイプに付着した霜が
自然解凍されることになる。
【0016】上記連続駆動期間T1(T1´)中におい
て、各冷却パイプ3a、3bで生成された冷却空気X´
は、各送風通路4a、4bを通じて吹出し口10、10
から展示収納ケース部7および展示棚部11に向けて供
給されると共に、霜取り駆動期間T2中に何れか一方の
冷却パイプ3a、3bが冷却駆動を停止している場合
は、冷却駆動を持続している側の送風通路から分岐供給
ダクト17aまたは17bを介して冷却空気X´が冷却
駆動を停止した側の送風通路に分配される。したがっ
て、切換え制御部18の降温制御手段と相俟って冷却駆
動を停止した側の冷凍負荷温度の上昇が可及的に抑制さ
れ、またヒーターの加熱制御を要することなく冷却パイ
プに付着した霜を効率良く除去することができる。
【0017】次に、上述のように構成した複数の業務用
冷凍ショーケース2、2…からなる陳列ケース1を単位
ブロックとして複数ブロック設置した場合の電力供給制
御方法について詳細に説明する。図4において、19は
スーパーマーケットの店舗であり、該店舗19内にはカ
ウンタレジ20、通常の食品棚21、食品ケース22お
よび本発明の業務用冷凍ショーケース2、2…を複数連
設してなる陳列ケース1がA〜Eの各ブロック毎に配置
されている。
【0018】上記A〜Eの各ブロックをなす陳列ケース
1、1…は、図6に示すように、電力供給源の制御盤2
3から電力線24を介してそれぞれの冷却機構6、6…
に電力が分配され、各ブロックA〜E毎の陳列ケース1
における冷凍制御を前述の実施例と同様に行うものであ
る。
【0019】上記制御盤23は、図7(a)に示すよう
に、オンディレイタイマー25とオフディレイタイマー
26をリレー接点27にそれぞれ接続してタイマーユニ
ット28を形成し、このタイマーユニット28を各ブロ
ックA〜E毎にそれぞれ配設して構成されており、上記
各タイマーユニット28、28…を各別に独立して予め
1sec〜500hの範囲内で設定することにより、各ブロ
ックA〜Eの冷却機構6、6…への電力供給の投入、停
止を所定の時系列遅れを持たせて制御するようになって
いる。
【0020】上記各タイマーユニット28、28…は、
図示しない電源ONボタンを操作することにより、それ
ぞれ異なる遅延時間に設定された各ユニットのオンディ
レイタイマー25、25…を作動させて、そのタイムア
ップ時にリレー接点27を閉成し、該当する冷却機構6
の起動スイッチ(図示せず)を自動的にONさせると共
に、上記オンディレイタイマー25、25…と同様に、
オフディレイタイマー26、26…を作動させて、その
タイムアップ時にリレー接点27を閉成し、該当する冷
却機構6の起動スイッチ(図示せず)を自動的にOFF
するように構成されている。
【0021】ここで、上記各タイマーユニット28、2
8…のオンディレイタイマー25、25…は、図8に示
すように、それぞれ遅延時間Tu(実施例では8min)の
時間間隔を置いて順次に電力供給の投入を行うように設
定され、またオフディレイタイマー26、26…も同様
に遅延時間(図示せず)の時間間隔を置いて順次に電力
供給を停止するように設定されており、稼動開始後の各
冷却機構6、6…の冷却制御は前出の実施例と同様に行
なわれる設定となっている。したがって、店舗19内に
設置された各ブロックA〜Eの陳列ケース1、1…が時
間遅れを持たせて順次稼働されるので、全陳列ケース
1、1…を一斉に稼働状態とすることによって生ずる稼
働初期の突入電力が回避でき、各ブロックA〜Eの陳列
ケース1、1…で消費する電流量の総和で規定した電流
遮断器の不用意な遮断作動を一掃して、安定した陳列ケ
ース1、1…の冷却稼動状態を維持することができる。
【0022】
【発明の効果】これを要するに本発明は、種々の冷凍食
品を陳列する展示収納ケース部の外側背面に、機外の冷
却機構から供給された冷媒を循環する複数の冷却パイプ
を張り巡らせ、かつこれに機外から吸入した空気を吹き
付けて生成した冷却空気を、送風機構の吹出し口から展
示収納ケース部内に供給するように構成した業務用冷凍
ショーケースにおいて、上記送風機構の空気取入れ口に
湿度センサを装着し、かつ該湿度センサから送出される
湿度検出信号に対応して湿度除去量を増減する除湿機
を、送風機構の吹出し口に至る間に介装すると共に、上
記各冷却パイプ毎に独立して冷媒の供給、停止を行うべ
く各冷却パイプに電磁弁をそれぞれ設け、前記冷却機構
に併設した切換え制御部を介して当該各電磁弁を時系列
制御で開閉するようにしたから、所要の冷却温度まで
低下した庫内でわざわざヒーターを加熱する、という無
駄な電力消費を伴うことなく、冷凍食品の冷凍温度が上
昇して部分的な解凍が進み、食品価値が低下して商品と
して販売できなくなる等の不具合を一掃しつつ、冷却パ
イプに付着した霜を確実に除去することができると共
に、霜取り期間中における冷凍負荷温度の上昇を可及的
に抑制して、電力消費の低減化を図りながら安定した冷
凍能力を維持することができる。また、上記切換え制御
部は、展示収納ケース部の外側背面に設けた複数の冷却
パイプに同時に冷媒を供給する主制御手段と、単一の冷
却パイプへの冷媒の供給停止を、展示収納ケース部の外
側背面に設けた全冷却パイプに対し所定の時間間隔をお
いて順次に行う副制御手段とを有するから、冷凍機構
の連続動作と霜取り動作を自動的に切換えることがで
き、稼動中の業務用冷凍ショーケースに対する煩わしい
準備作業を一掃できる。加えて、上記主制御手段から副
制御手段へ切換える際に、冷却機構の冷却能力を一時的
に増大する降温制御手段を有するから、冷凍機構が連
続駆動期間から霜取り駆動期間に切換わる際に、その直
前期間に冷凍負荷温度を自動的に低下させることができ
るので、その後の霜取り駆動期間中のケース内の温度上
昇を最小限に抑制することができ、適正な冷凍状態に冷
凍食品を保持することができる。更に、上記湿度センサ
を装着した送風機構の空気取入れ口には、脱臭および抗
菌機能を有するエアフィルタが着脱自在に装備されてい
るから、吸入空気中の微生物、粉塵等を除去するの
で、冷凍ショーケース内に供給されるされる冷却空気を
清浄な状態に維持することができ、冷凍食品の衛生管理
を確実にすることができる。しかも、上記冷却空気を収
納ケース内に供給する吹出し口に、当該冷却空気の湿度
を検出する第2の湿度センサを装着し、上記送風機構の
空気取入れ口に装着した湿度センサとの協働で、除湿機
の湿度除去量を増減制御するように構成したから、吹
き出される冷却空気の湿度を正確に制御することがで
き、冷凍食品の外面に露、霜を付着させることなく、清
潔な冷凍保持状態とすることができる。一方、種々の冷
凍食品を陳列する展示収納ケース部の外側背面に、機外
の冷却機構から供給された冷媒を循環する複数の冷却パ
イプを張り巡らせ、かつこれに機外から吸入した空気を
吹き付けて生成した冷却空気を、送風機構の吹出し口か
ら展示収納ケース部内に供給するように構成した業務用
冷凍ショーケースにおいて、上記送風機構の空気取入れ
口に湿度センサを装着し、かつ該湿度センサから送出さ
れる湿度検出信号に対応して湿度除去量を増減する除湿
機を、送風機構の吹出し口に至る間に介装すると共に、
上記各冷却パイプ毎に独立して冷媒の供給、停止を行う
べく各冷却パイプに電磁弁をそれぞれ設け、前記冷却機
構に併設した切換え制御部を介して当該各電磁弁を時系
列制御で開閉するように業務用冷凍ショーケースを構成
する一方、上記構成の業務用冷凍ショーケースを複数台
毎のブロックとして複数ブロック設置し、当該各ブロッ
クに電力をそれぞれ供給する主制御盤に、タイマーでリ
レー接点を開閉するようにしたタイマーユニットを設け
て、上記各ブロックへの電力の投入および停止を、予め
設定した時間遅れを持たせて行うようにしたから、複
数の業務用冷凍ショーケースを一斉に稼働状態とするこ
とによって生ずる稼働初期の突入電力が回避でき、各ケ
ースで消費する電流量の総和で規定した電流遮断器の不
用意な遮断作動を一掃して、安定した冷却稼動状態を維
持することができ、もって全稼働に必要な電力総量を抑
制して電力需要家の負担を大幅に軽減することができ
る。等の極めて有用な新規的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の業務用冷凍ショーケースを採用した陳
列ケースの全体斜視図である。
【図2】(a)は業務用冷凍ショーケースの背面断面図
である。 (b)は側断面図である。
【図3】業務用冷凍ショーケースの上部平面断面図であ
る。
【図4】本発明の業務用冷凍ショーケースをブロック毎
に配置したスーパーマーケットの平面見取り図である。
【図5】(a)は冷却機構と業務用冷凍ショーケースの
接続を示す説明図である。 (b)は連続駆動期間、霜取り駆動期間および断続周期
を示す説明図である。
【図6】制御盤と複数の冷却機構および業務用冷凍ショ
ーケースの接続を示す説明図である。
【図7】(a)は制御盤の説明図である。 (b)は連続駆動期間から霜取り駆動期間に切り換わる
際の冷凍負荷温度の制御状態を示す説明図である。
【図8】各業務用冷凍ショーケースの起動の遅延状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
2 業務用冷凍ショーケース 3a 冷却パイプ 3b 冷却パイプ 5a 電磁弁 5b 電磁弁 6 冷却機構 7 展示収納ケース部 8 空気取入れ口 9 送風機構 10 吹出し口 12 エアフィルタ 14 除湿機 15 湿度センサ 16 第2の湿度センサ 18 切換え制御部 23 制御盤 25 オンディレイタイマー 26 オフディレイタイマー 27 リレー接点 28 タイマーユニット A ブロック B ブロック C ブロック D ブロック E ブロック X 空気 X´ 冷却空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 11/00 101 F25D 21/04 F25D 21/06 F25D 23/00 302

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の冷凍食品を陳列する展示収納ケー
    ス部の外側背面に、機外の冷却機構から供給された冷媒
    を循環する複数の冷却パイプを張り巡らせ、かつこれに
    機外から吸入した空気を吹き付けて生成した冷却空気
    を、送風機構の吹出し口から展示収納ケース部内に供給
    するように構成した業務用冷凍ショーケースにおいて、
    上記送風機構の空気取入れ口に湿度センサを装着し、か
    つ該湿度センサから送出される湿度検出信号に対応して
    湿度除去量を増減する除湿機を、送風機構の吹出し口に
    至る間に介装すると共に、上記各冷却パイプ毎に独立し
    て冷媒の供給、停止を行うべく各冷却パイプに電磁弁を
    それぞれ設け、前記冷却機構に併設した切換え制御部を
    介して当該各電磁弁を時系列制御で開閉するようにした
    ことを特徴とする業務用冷凍ショーケース。
  2. 【請求項2】 上記切換え制御部は、展示収納ケース部
    の外側背面に設けた複数の冷却パイプに同時に冷媒を供
    給する主制御手段と、単一の冷却パイプへの冷媒の供給
    停止を、展示収納ケース部の外側背面に設けた全冷却パ
    イプに対し所定の時間間隔をおいて順次に行う副制御手
    段とを有することを特徴とする請求項1記載の業務用冷
    凍ショーケース。
  3. 【請求項3】 上記切換え制御部は、主制御手段から副
    制御手段へ切換える際に、冷却機構の冷却能力を一時的
    に増大する降温制御手段を有することを特徴とする請求
    項2に記載の業務用冷凍ショーケース。
  4. 【請求項4】 上記湿度センサを装着した送機構の空
    気取入れ口には、脱臭および抗菌機能を有するエアフィ
    ルタが着脱自在に装備されていることを特徴とする請求
    項1記載の業務用冷凍ショーケース。
  5. 【請求項5】 上記冷却空気を展示収納ケース部内に供
    給する吹出し口に、当該冷却空気の湿度を検出する第2
    の湿度センサを装着し、上記送風機構の空気取入れ口に
    装着した湿度センサとの協働で、除湿機の湿度除去量を
    増減制御するように構成したことを特徴とする請求項1
    記載の業務用冷凍ショーケース。
  6. 【請求項6】 種々の冷凍食品を陳列する展示収納ケー
    ス部の外側背面に、機外の冷却機構から供給された冷媒
    を循環する複数の冷却パイプを張り巡らせ、かつこれに
    機外から吸入した空気を吹き付けて生成した冷却空気
    を、送機構の吹出し口から展示収納ケース部内に供給
    するように構成した業務用冷凍ショーケースにおいて、
    上記送機構の空気取入れ口に湿度センサを装着し、か
    つ該湿度センサから送出される湿度検出信号に対応して
    湿度除去量を増減する除湿機を、送機構の吹出し口に
    至る間に介装すると共に、上記各冷却パイプ毎に独立し
    て冷媒の供給、停止を行うべく各冷却パイプに電磁弁を
    それぞれ設け、前記冷却機構に併設した切換え制御部を
    介して当該各電磁弁を時系列制御で開閉するように業務
    用冷凍ショーケースを構成する一方、上記構成の業務用
    冷凍ショーケースを複数台毎のブロックとして複数ブロ
    ック設置し、当該各ブロックに電力をそれぞれ供給する
    主制御盤に、タイマーでリレー接点を開閉するようにし
    たタイマーユニットを設けて、上記各ブロックへの電力
    の投入および停止を、予め設定した時間遅れを持たせて
    行うようにしたことを特徴とする業務用冷凍ショーケー
    スの電力供給制御方法。
JP30245996A 1996-10-28 1996-10-28 業務用冷凍ショーケースおよび業務用冷凍ショーケースの電力供給制御方法 Expired - Lifetime JP3026165B2 (ja)

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