JP3026120B2 - 加工液容器の後部壁に交差するガイドアームを備えた放電加工装置 - Google Patents
加工液容器の後部壁に交差するガイドアームを備えた放電加工装置Info
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- JP3026120B2 JP3026120B2 JP3173313A JP17331391A JP3026120B2 JP 3026120 B2 JP3026120 B2 JP 3026120B2 JP 3173313 A JP3173313 A JP 3173313A JP 17331391 A JP17331391 A JP 17331391A JP 3026120 B2 JP3026120 B2 JP 3026120B2
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
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- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
イド間に張力を受けつつ走行するワイヤ状またはリボン
状加工電極によって、複合載置台に固定された被加工物
をその加工領域において火花浸食により切削する放電加
工装置に関する。この装置は少なくとも被加工物の加工
領域を囲む作業液のための容器を備え、下部電極ガイド
は水平方向長手軸線を有して延在するガイドアームによ
って装置のスタンドに支持され、複合載置台は所望に応
じて被加工物を、スタンドに関してガイドアームの長手
軸線に平行に、およびそれに直角な水平方向に送るため
の互いに交差して設けた二つの送り台を備え、容器はス
タンドに対向し、かつリムによって劃定される開口部を
備えた実質的に平らで直立する後部壁を有し、ガイドア
ームはその長手軸線方向に、開口部の位置で容器の後部
壁と直角に交差し、後部壁の開口部のリムは間隙を置い
てガイドアームを囲み、容器は後部壁に平行で、後部壁
に対して滑動可能であり、かつ後部壁の開口部を常時覆
うようにした実質的に板状の閉鎖部を備え、この閉鎖部
は他のリムによって劃定される他の開口部を有し、閉鎖
部に設けられた他の開口部の他のリムはガイドアームの
長手軸線方向にガイドアームが滑動可能であるようにガ
イドアームを囲み、第一シール手段は閉鎖部と後部壁と
の間に滑動可能なシールを確立するために設けられ、第
二シール手段はガイドアームと閉鎖部との間に滑動可能
なシールを確立するために設けられ、そして二つの送り
台の最上部は被加工物の固定装置および容器の後部壁と
に連結されるように構成されている。
号または米国特許第4565915号から知られてい
る。この装置の不利な点は閉鎖部を動かすための力がガ
イドアームにその長手軸線に直角方向に作用し、ガイド
アームをその長手軸線に直角の方向に曲げ、それと同時
に被加工物の加工精度を損なう点にある。さらに、欧州
特許第013316号または米国特許第4565915
号から知られる装置の他の欠点は、容器の後部壁におい
て、閉鎖部の保証をしなければならず、このため二重壁
にしたり、あるいはガイドレールを設けるなどしなけれ
ばならないので、後部壁がむしろ高価なものになるとい
う点である。
部ガイドアームの全体および電極ガイドならびに被加工
物と、そして少なくとも上部ガイドアームの最終部およ
び上部電極ガイドとを容器内に、それらが加工液に浸漬
されるように設ける必要があることが知られている。こ
のような示唆は米国特許第4029929号または同第
4363949号においてなされている。しかし、ここ
に示唆された解決方法は、下部ガイドアームを十分な方
法でスタンドに支持することができない限り、加工精度
を損ない、また、二つの電極ガイドを互いに独立に動か
すことができなかったり(米国特許第4029929
号)、あるいはそれを複雑にする(米国特許第4363
949号)点で不利である。
許第4808786号が示唆するところによれば、ガイ
ドアームを容器の後部壁に貫通させ、ベロウとして形成
された可撓性の閉鎖部によってガイドアームと後部壁の
間をシールしている。しかしながら、容器が加工液によ
って満たされた場合、かかるベロウでは加工液の圧力に
抗し得ないという欠点がある。
663509号の示唆するところによれば、ガイドアー
ムを容器の後部壁に貫通させ、両端において巻き取りま
たは巻き戻されるリボンとして形成された水平移動可能
な可撓性の閉鎖部によってガイドアームと後部壁の間を
シールしている。しかしながら、このように両側走行型
のシャッタのように機能する閉鎖部は構造も非常に複
雑、かつ高価となるという欠点がある。
目的は上述の欠点を克服すること、および特にこの明細
書の始めに述べた種類の装置装置において、閉鎖部を動
かすのに必要な力が、ガイドアームに対し、その長手軸
線に直角に働かないようにして被加工物の高精度加工を
可能にし、他方、容器の後部壁における閉鎖部のシール
が、ガイドアームをスタンドによって最適な仕方で支持
でき、かつ容器を加工液で完全に満すことができるよう
に確立される十分かつ経済的な解決方法を提供すること
にある。
が容器の外側で、その後部壁のスタンドに対向する側に
設けられ、二つの送り台のうち下部送り台は閉鎖部に剛
的に連結され、かつスタンドに対しては、ガイドアーム
の長手軸線に平行にのみ移動が可能であり、上部送り台
は下部送り台に関し、ガイドアームの長手軸線に直角に
のみ移動可能であることを特徴とする放電加工装置によ
って本発明の目的が達成される。
に必要な力が、ガイドアームに対し、その軸線方向と直
角な方向に掛かることがなく、したがって高精度の加工
が可能になる点にある。
対向するその下方部分において、排水連結部を備えたダ
クトが設けられている。このダクトは、下部送り台に閉
鎖部を剛的に支持する連結要素として設けられている。
を確立するために、第一のシール手段は少なくとも二つ
の互いに離間して設けられたシール部を含んでいる。少
なくとも一つのシール部は気体の圧力で膨らますことが
できる。さらに、幾つかのシール部がシール体に一体に
それぞれ連結され、かつ曲線状の突起としてシール体に
固定されると共に、シール体とそれに固定されたシール
部(34)がラビリンスシールを構成する。
を設けることによって、簡単かつ経済的な方法でシール
が確実になる。
を確立するために、第一実施例においては、第二シール
手段がガイドアームを少なくともその長さの一部で抱え
込み、一端がガイドアームに、そして他端が閉鎖部にシ
ール連結されているベロウを含んでいる。
を確立するために、第二実施例においては、第二シール
手段が閉鎖部のスタンドに対向する側に固定され、かつ
ガイドアームを遊びを置いて抱え込むように設けたスリ
ーブと、このスリーブの中に互いに離間して設けられ、
ガイドアームをシールし、かつそれを滑動可能な仕方で
抱え込むように設けた少なくとも二つのシール部を含ん
でいる。このスリーブは、ガイドアームを囲むシールス
ペイスを劃定するために少なくとも二つのシール部とガ
イドアームと協働する。このような構成において、シー
ルスペイスに気体圧力を加えることが望ましい。
ついては、その一方または他方を使用することができる
が、このことは両実施例を一緒に互いに他を補助するよ
うに使うことができるということを意味するものではな
い。
なく、また費用も掛からずにガイドアームと閉鎖部との
間のシールが確実になる。
発明を詳細に述べる。
被加工物1を火花浸食によって切削する本発明の装置
は、マシンベッド3およびスタンド4を含んでいる。こ
のマシンベッド3上には、互いに交差する二つの送り台
6、7を備えた複合載置台5が設けられている。上部送
り台6には被加工物用の固定装置8が設けられ、この上
部送り台6は下部送り台7の上に滑動および調整可能に
支持されている。さらに、この下部送り台7はマシンベ
ッド3に滑動および調整可能に支持されている。
加工物1の加工領域9を通って走行する。このようにす
るために、加工電極2は被加工物1の上方に位置してい
る上部電極ガイド10と、前記被加工物の下方に位置し
ている下部電極ガイド11との間で張力を加えられなが
ら走行する。上部電極ガイド10は上部ガイドアーム1
2により、また下部電極ガイド11は下部ガイドアーム
13により、それぞれスタンド4に支持されている。図
1および2に示す実施例では、二つのガイドアーム12
および13は延在するように設けられ、長手方向水平軸
線14および15を有し、他の実施例でも、少なくとも
下部ガイドアーム13がこのように設けられている。加
工電極2は供給コイルから解きほどかれ、少なくとも一
つの上部ローラ16によってその向きが変えられ、そこ
から上部電極ガイド10、加工領域9、及び下部電極ガ
イド11へ連続して導かれ、そこで少なくとも一つの下
部ローラ17によって向きを変えられて、図示しない方
法、例えば巻取りあるいは切断する方法によって収容さ
れる。
動方向は下部ガイドアーム13の長手方向水平軸線15
に平行であり、上部送り台6の滑動方向は、この長手方
向軸線15と直角の方向である。それ故、下部送り台7
はスタンド4に対してガイドアーム13の長手方向軸線
15に平行にのみ移動が可能であり、そして上部送り台
6はガイドアーム13の長手方向軸線15に対し直角方
向にのみ移動が可能であり、被加工物1は複合載置台5
によって常に水平面内で移動することになり、選択によ
って上部ガイドアーム13の長手方向軸線15に平行
に、そしてそれに関連した直角、水平、及びこれらの組
合せによるいかなる方向にも移動が可能である。
を備えている。この容器18は上部送り台6によって支
持され、この容器18が加工液によって満たされたとき
には、被加工物1または少なくともその加工領域9が加
工液中に浸漬されるように被加工物の固定装置8を内包
している。容器18は、スタンド4に対向しかつ上部送
り台6に剛的に連結された実質的に垂直で平らな後部壁
19を有している。
部ガイドアーム13は、開口部20a(図1)または2
0b(図2)の領域に於て、その長手軸線方向に容器1
8の後部壁19と交差する。この開口部20aまたは2
0bは下部ガイドアーム13と間隙を置いてそれを囲む
リム21a(図1)または21b(図2)によって劃定
されている。図1に示す実施例では、開口部20aのリ
ム21aは、例えば、垂直方向の短い辺に円弧を加えて
延ばした長方形に相当する連続して凹状に閉じた幾何学
曲線形状を有している。図2、図3に示す実施例では、
開口部20bのリム21bはU字型曲線部分の幾何形状
を有し、この形は図1の開口部20aのリム21aの幾
何学形状から、開口部20aの上部に位置する容器18
の後部壁19の部分を取り去った形をしている。しかし
ながら、図4の構造は上記両実施例に適用が可能であ
る。
たは20b内において、後部壁19に関して、リム21
a、21bが劃定する制限内で、下部ガイドアーム13
をその長手方向軸線に対して直角に移動することを可能
にするものである。
18から加工液が流れ出すのを防止するために、閉鎖部
22が容器18に設けられている。この閉鎖部は少なく
とも開口部20a、20bの範囲内では、実質的に板状
に形成されている。この閉鎖部22の板部材23は、特
に図3および4に示すように、後部壁のスタンド4に対
向する一側26から平行に最小距離離れて、容器18の
外側に滑動可能に設けらている。閉鎖部22の全体は、
特に図3に示すように、下部送り台7に剛的に連結され
ている。
よらず常に後部壁19の開口部20aまたは20bを覆
うようにする。このことは、水平方向においては、板部
材23と、この部材と略同じに水平方向に延びる後部壁
19とによって実現される。そして、この水平方向への
延びは、特に図4に示されるように、開口部20a、2
0bの最大水平幅より、少なくとも下部ガイドアーム1
3の直径の二倍のみ大きくなっている。垂直方向に関し
ては、図1の実施例の場合、少なくとも前記直径の二倍
のみ大きい板部材23によって実現され、図2および3
の実施例では、開口部20aの最大垂直幅より下部ガイ
ドアーム13の直径の一倍のみ大きい板部材23によっ
て実現される。閉鎖部22と後部壁19との間を滑動自
在に密封するために、以下に述べるシール部材が設けら
れる。
鎖部の移動に要する力が、ガイドアームの長手軸線に直
角な方向には何程も掛かることがなく、したがって非加
工物の高精密加工を可能にする点にある。
は、容器18の後部壁19の製造、および以下に示す第
一シール部材32の製造がきわめて経済的に行なえる点
にあり、さらに図2に示す実施例の利点は、容器18へ
のガイドアーム13の挿入が容易であるという点にあ
る。
に、下部ガイドアーム13は、その長手軸線の方向に閉
鎖部22の板部材23を越え、この閉鎖部材22の板部
材23の開口部24の領域と直角に交差する。この開口
部24は、下部ガイドアーム13をシールし、かつその
長手軸線15の方向に移動可能に下部アーム13を包む
リム25によって劃定される。下部ガイドアーム13と
閉鎖部22の間に滑動可能なシールを形成するために、
以下に詳述する第二シール手段が設けられる。
シールのために、図5に示す実施例では、第一シール手
段32は少なくとも2つ、この実施例では4つのシール
部34が互いに離間して設けられている。これらシール
手段は図4では明示をせずにそれとなく図示されている
が、図5では拡大断面図として示されている。しかし、
第一シール手段はシール部34を2つ含んでいれば十分
効果があろう。シール部34はチューブ状に形成されお
り、ガスまたは空気の圧力によって膨らませても良い
(こうしたシールそのものについては公知であるから、
この点については図示しない)。シール部34の内の一
つのみあるいは幾つかが、膨らませることのできるシー
ルの場合にも十分効果がある。図5に見られるとおり、
4つのシール部34はシール体35に一体に連結され、
曲線状の突起としてシール体に固定されている。シール
体35は、これに固定されたシール部34と共に、シー
ル用として一般に使用されている弾性合成材料からなる
ラビリンスシールを構成する。
20aまたは20b(図1または図2)のリム21aま
たは21bの幾何形状に対応する幾何形状を備えてい
る。図1に示す実施例では、ラビリンスシール34、3
5は丁度開口部20aのリム21aの様な連続した凹状
の閉曲線幾何形状を備え、図2および図3に示す実施例
では、丁度開口部20bのリム21bのようなU字型の
曲線部分に相当する幾何形状を有している。
2と後部壁19の間に滑動可能なシールを設けるため
に、第一シール手段32は後部壁19のスタンド4に対
向する側面26に設けたU字型部分42を含んでいる。
したがって、このU字型部分42は後部壁19のスタン
ド4に対向する側面26と、容器18に対向する閉鎖部
22の板部材の側面27の間にある。例えば、長方形の
断面を有する滑動部43は、少なくとも一部がU字型部
分42に入り込むように設けられる。この滑動部43
は、例えばグラファイトを添加したポリテトラフロロエ
チレン(PTFE)によって作ることができ、板部材2
3の側面27に押圧されて滑動シールを形成する。U字
型部分42に一部に入り込むように設けられた滑動部4
3は、U字型部分42に空洞部44を形成するようにな
り、この空洞部にシール45が挿入されている。U字型
部分42とシール45との間に残る空洞44には図示し
ない方法によって圧搾空気を供給しても良い。この空気
圧によって、力は閉鎖部22の方向に沿って、シール4
5に作用することになる。このことによって、シール4
5は滑動部43に押圧され、ついで閉鎖部22の板部材
23の側面27に押圧される。このようにして、容器1
8は閉鎖部22に対し滑動自在にシールされることにな
る。
閉鎖部22はその下方部分において、容器18に対向す
る側面27に、シール手段32を介して、漏洩してくる
であろう加工液を回収するダクト28を備えている。同
時に、このダクト28は、板部材23を剛的に支持する
ための支持要素としての機能を有すると共に、下部送り
台7上の閉鎖部22全体を剛的に支持する支持要素とし
て機能する。回収された加工液の排水のために、ダクト
28は加工液排水用の図示しない導管に連結される排水
連結部29を備えている。
ールを確立するために、第二シール手段は、少なくとも
ガイドアーム13の長さの一部を囲む内側ベロウ30及
び外側ベロウ31を含んでいる。ベロウ30、31の一
端は、例えば接着剤、またはきっちりしたチャック止め
によって、ガイドアームにシール接続される。ベロウ3
0、31の他端は、例えば接着剤または閉鎖部22に螺
着した図示しないフランジによって閉鎖部22にシール
接続される。ベロウ30、31内に溜まった加工液を排
水するために、よく知られているので図示しない手段が
排水連結部として設けられ、図示しない加工液の排水用
導管がこれに連結されている。
いて、シールを確立するために、第二シール手段はガイ
ドアーム13と閉鎖部22の間に設けられたシール装置
33として形成される。このシール装置33は閉鎖部の
スタンド4に対向する側面37上に、ネジまたは接着剤
によって固定されたスリーブ36を含んでいる。このス
リーブ36はその内部に、ガイドアーム13をシール
し、かつ滑動可能にガイドアームを抱え込む、互いに離
間して設けられた少なくとも二つのシール部38を設け
るために遊びを持たせて、ガイドアーム13を囲んでい
る。例えば、図7の断面図に示すとおり、シール体39
に一体に連結され、かつ環状内部突起として、シール体
に固定された5つの環状シール部38が設けられる。こ
の環状シール部38はガイドアーム13をシールし、か
つ滑動可能に囲む。このような関係から、シールスペイ
ス40がガイドアーム13、スリーブ36によって支持
されるシール体39およびシール部38の各一対によっ
て劃定され、このスペイスでガイドアーム13を囲み、
そこに気体の圧力が加えられる(気体の圧力を加えるこ
とができるシールはそれ自体知られているので、ここで
は詳しく図示しない)。シール体39は、そこに固定さ
れたシール部38と共に、一般にシール目的に使われる
合成材料によって形成した、よく知られているラビリン
スシールを構成する。
助的支持を行うために、U字型ブラッケット41が容器
18の後部壁19において、板部材23を支持する。ブ
ラッケット41は容器18の後部壁19に、例えばネジ
または接着剤で着設され、また低摩擦材料、例えばグラ
ファイトを含む弾性合成材料によって形成した滑動体4
6によって板部材23がその中を滑動走行することを可
能にしている。
べられた実施例に限定されるものではない。多くの等価
な実施例が可能であり、その開発は本発明の範囲に属す
るものである。
部分を含む斜視図。
部分を含む斜視図。
ムとこれに対応する容器の一部縦断面を示す図。
ムとこれに対応する容器の一部水平断面を示す図。
水平断面図。
Claims (9)
- 【請求項1】 上部および下部電極ガイド(10、1
1)間に張力を受けつつ走行するワイヤ状またはリボン
状加工電極(2)によって、複合載置台(5)に固定さ
れた被加工物をその加工領域において火花浸食により切
削する放電加工装置であって、 少なくとも被加工物(1)の加工領域(9)を囲む加工
液のための容器(18)を備え、 下部電極ガイド(11)は水平方向長手軸線を有して延
在するガイドアーム(13)によって装置のスタンド
(4)に支持され、 複合載置台(5)は所望に応じて被加工物をスタンド
(4)に関してガイドアーム(13)の長手軸線(1
5)に平行におよびそれに直角な水平方向に送るための
互いに交差して設けた二つの送り台(6、7)を備え、 容器(18)はスタンド(4)に対向し、かつリム(2
1a,21b)によって劃定される開口部(20a,2
0b)を備えた実質的に平らで、直立する後部壁(1
9)を有し、 ガイドアーム(13)はその長手軸線(15)の方向
に、開口部(20a,10b)の位置で容器(18)の
後部壁(19)と直角に交差し、 後部壁(19)の開口部(20a,20b)のリム(2
1a,21b)は、間隙を置いてガイドアームを囲み、 容器(18)は、後部壁(19)に平行で後部壁に対し
て滑動可能でありかつ後部壁(19)の開口部(20
a,20b)を常時覆う実質的に板状の閉鎖部(22)
を備え、 この閉鎖部(22)は他のリム(25)によって劃定さ
れる他の開口部(24)を有し、 この閉鎖部(22)は容器(18)の外側で、後部壁
(19)のスタンド(4)に対向する側(26)に設け
られ、 この閉鎖部(22)に設けられた他の開口部(24)の
他のリム(25)はガイドアーム(13)の長手軸線方
向にガイドアームが滑動可能であるようにガイドアーム
(13)を囲み、 第一シール手段(32)は閉鎖部(22)と後部壁(1
9)との間に滑動可能なシールを確立するために設けら
れ、 第二シール手段(30、31、33)はガイドアーム
(13)と閉鎖部(22)との間に滑動可能なシールを
確立するために設けられ、 二つの送り台のうちの上部送り台(6)は被加工物
(1)の固定装置(8)および容器(18)の後部壁
(19)に連結され、 第一シール手段(32)の少なくとも一つのシール部
(34)は気体の圧力で膨らませることができ、 二つの送り台のうちの下部送り台(7)は、閉鎖部(2
2)に剛的に連結されていると共に、スタンド(4)に
関してガイドアーム(13)の長手軸線(15)に平行
にのみ移動することができ、 閉鎖部(22)は容器(18)に対向する側(27)の
下方部分にダクト(28)を備え、このダクト(28)
は排水連結部(29)を備え、また、このダクト(2
8)は下部送り台(7)に閉鎖部(22)を剛的に支持
するための連結要素として設けられている、放電加工装
置。 - 【請求項2】 閉鎖部(22)の上方部分のみが容器
(18)の後部壁(19)に滑動可能に取り付けられて
いる、請求項1に記載の放電加工装置。 - 【請求項3】 第一シール手段(32)はU字型ブラケ
ット(41)に設けられた滑動体(46)を含む、請求
項1に記載の放電加工装置。 - 【請求項4】 ガイドアーム(13)と閉鎖部(22)
との間に滑動可能なシールを確立するための第二のシー
ル手段はガイドアーム(13)を少なくともその長さの
一部で抱え込む少なくとも一つのベロウ(30、31)
を含み、このベロウ(30、31)の一端はガイドアー
ム(13)とシール連結し、ベロウ(30、31)の他
端は閉鎖部(22)とシール連結する請求項1に記載の
放電加工装置。 - 【請求項5】 数個のシール部(34)がシール体(3
5)に一体に連結されると共に、曲線状の突起としてシ
ール体に固定されている請求項1に記載の放電加工装
置。 - 【請求項6】 シール体(35)はそれに固定されたシ
ール部(34)と共に、ラビリンスシールを形成する請
求項1に記載の放電加工装置。 - 【請求項7】 第二のシール手段は、ガイドアーム(1
3)と閉鎖部(22)との間に滑動可能なシールを確立
するためのシール装置として形成され、かつ閉鎖部(2
2)のスタンド(4)に対向する側に固定され、ガイド
アーム(13)を遊びを置いて抱え込むスリーブ(3
6)と、このスリーブ(36)内に互いに離間して設け
られ、ガイドアーム(13)をシールし、かつ滑動可能
に抱え込む少なくとも二つのシール部を含み、ガイドア
ーム(13)を囲むシールスペイスを劃定するために、
スリーブ(33)が二つのシール部およびガイドアーム
(13)と協働する請求項1に記載の放電加工装置。 - 【請求項8】 閉鎖部(22)と後部壁(19)との間
に滑動可能なシールを確立するために、第一シール手段
は互いに離間して設けられた少なくとも二つのシール部
(34)を含んでいる請求項1に記載の放電加工装置。 - 【請求項9】 第一シール手段(32)はシール(4
5)又は滑動部(43)が挿入されるU字セクション
(42)を含み、圧縮空気がU字セクション(42)と
シール(45)との間にキャビティ(44)に送られ
る、請求項1に記載の放電加工装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4019662.3 | 1990-06-20 | ||
DE4019662A DE4019662C2 (de) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | Maschine zum funkenerosiven Schneiden mit einem die Rückwand des Arbeitsflüssigkeits-Behälters durchquerenden Führungsarm |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04226835A JPH04226835A (ja) | 1992-08-17 |
JP3026120B2 true JP3026120B2 (ja) | 2000-03-27 |
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Family Applications (1)
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JP3173313A Expired - Fee Related JP3026120B2 (ja) | 1990-06-20 | 1991-06-19 | 加工液容器の後部壁に交差するガイドアームを備えた放電加工装置 |
Country Status (6)
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JP (1) | JP3026120B2 (ja) |
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