JP3026112U - メンテナンスが容易な整流型節水器具及びそれを用いた蛇口 - Google Patents
メンテナンスが容易な整流型節水器具及びそれを用いた蛇口Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水道水の使用水量を大幅に低減できると共
に、水道水の流通経路を変えることによって、吐出水が
流しや洗面器具に整流された形で吐出される。 【構成】 水道水を吐出させる蛇口11等に継手部材1
2を介して着脱自在に接 の内径D1とほぼ等しい外径を有する円筒体1からな
り、該円筒体の流通孔4を前記吐出管13の内径より約
50%程度の小さな孔径に形成せしめ、かつ該円筒体1
の側面に2つ以上の吐出孔5を設け、更に該円筒体1の
先端部に止水栓6を設ける構造とする。
に、水道水の流通経路を変えることによって、吐出水が
流しや洗面器具に整流された形で吐出される。 【構成】 水道水を吐出させる蛇口11等に継手部材1
2を介して着脱自在に接 の内径D1とほぼ等しい外径を有する円筒体1からな
り、該円筒体の流通孔4を前記吐出管13の内径より約
50%程度の小さな孔径に形成せしめ、かつ該円筒体1
の側面に2つ以上の吐出孔5を設け、更に該円筒体1の
先端部に止水栓6を設ける構造とする。
Description
【0001】
本考案は、圧力がかけられて吐出する液体の量を低減させるための器具に関し 詳しくは水道水等の節水のための器具に関し、例えば水道水の蛇口、シャワーヘ ッドあるいはシャワーホースなどの吐出部に接続部位を設け、該部位内に装着さ れる節水器具に関する。
【0002】
従来の節水器具としては、例えば水道水蛇口等に継手部材を介して、着脱自在 節水器具は前記吐出管の内径とほぼ同等の外径をなす円筒体であって該円筒体に 水量調節可能な流通孔を形成したものである。
【0003】
しかしながら、このような従来の節水器具にあっては、水道水蛇口等に継手部 材を介して設置すると、継手部以降の吐出管に工夫をしないと水の流勢が強く、 吐出水が流しや洗面器具の底部に強く当たり、飛散して周囲を濡らしてしまう欠 点がある。即ち、節水器具によって、流通孔の口径を小さくした分だけ水圧が加 わり、水勢が強くなる問題点があった。
【0004】
上記した問題点を解決するために、本考案者は鋭意検討した結果、水道水を吐 出させる蛇口等に継手部材を介して、着脱自在に接続された吐出管の接続部位内 からなり、該円筒体の流通孔を前記吐出管の内径に対して50%程度の小さな孔 径に形成せしめ、かつ、該円筒体の側面に2つ以上の吐出孔を設け、更に該円筒 体の先端部にネジ込み式の止水栓を設ける構造とする。本考案においては、円筒 体及び止水栓の材料は長期にわたって錆等の発生しないステンレスを用いるのが 好ましい態様である。また、前記円筒体の吐出孔の角度を変えることによって、 吐出管の出口での流勢を調整することも可能である。該吐出孔の角度は大略90 度で好ましく用いられ、更に好ましくは60度から150度であり、最も好まし くは90度から120度に水の吐出される方向と逆の方向に向ける態様である。
【0005】
本考案は水道水の蛇口やシャワーヘッドあるいはシャワーホース等の吐出部に 接続部位を設け、該部位内に円筒体の側面に吐出孔を設ける形状の節水器具を装 着させることによって、使用水量を大幅に軽減できると共に、水の流通経路を節 水のために絞られた吐出孔から吐出される圧力の高い流水の経路を大略90度の 角度で変えることが可能となり、吐出水が流しや洗面器具に整流された形で、使 い易い圧力の低毛した流水として吐出されるので水が飛散することがない。
【0006】
次に本考案について図面を参照して説明する。第1図は、本考案による節水器 具の一実施例を示す断面図で、図中1は節水器具本体である。2は円筒体1の係 止鍔部、3は流通孔入口、4は流通孔、5は流通孔出口、6は止水栓である。こ の節水器具は、例えば図2に示すように、水道水の蛇口11やシャワーホース1 4とシャワーヘッド16の部位A又はBにフクロナットからなる継手部材12又 は15を介して着脱自在にかつ回転自在に接続できる。節水器具の円筒体1は、 干小さい外径d1を有している。この円筒体1及び止水栓6の材質は、長期の使 用及び水質等によって錆や腐食等によって円筒体1の形状が侵されないステンレ スが好ましい。また、止水栓6は節水器具の円筒体1を定期点検したり洗浄する 場合、特別の器具や道具を用いなくてもメンテナンスがし易い様に、手で操作で きる程度のネジ込み方式に形成されている。
【0007】 図1,3,4において、節水器具の円筒体1の流通孔4は、前記吐出管13の 内径D1より50%以下の孔径d2に形成され、流通孔入口3の外周端縁7には 係止鍔部2が形成され、この係止鍔部2は前記吐出管13の内径D1より大きく 、かつその外径D2とほぼ等しい径d3からなっている。上記の構成によれば、 前記節水器具を水道管の配管系に設けた蛇口11やシャワー配管14等に接続さ れた 従って、節水器具の装着時や円筒体1のメンテナンス時に水道の元栓を閉弁する 必要がない。また、吐出管13の内径D1より若干小さい外径d1を有する円筒 体1の流通孔4の外径が吐出管13の内径より50%以下に形成されている為、 水道水蛇口のバルブ10を全開しても吐出管からの水の流通量を例えば50%以 下にさせることが可能となる。また、円筒体1の流通孔4の側面に吐出孔5を形 成せしめ、節水器具の流通孔4で細められた水流を再び整流となす構成とする。 吐出孔5の外径d4は流通孔4の外径d2と等しくするか、d2より小さくても 大きくてもかまわない。吐出孔5の数は2カ所以上に設けることが好ましいが、 2〜4カ所設けるのが円筒体1の成形加工上及び強度の点から好ましい。図3に おいて、流通孔内及び流通孔吐出部に矢印で示した実線は水道水の流れる経路で ある。
【0008】 図4は、節水器具の円筒体1の流通孔4を螺旋溝となした第2実施例である。 ば、止水栓6の着脱が容易であり、メンテナンス時に止水栓部の洗浄が容易にな る。
以上の実施例からも明らかなように、本考案によれば節水器具の装着及びメンテ ナンスが非常に簡便にかつ容易に行うことができると共に、流水孔部を工夫する ことによって、節水器具によって水の流勢が強められたものを流水孔出口で、再 び整流となすことが可能となる。
【図1】本考案に係わる節水器具の第一実施例を示す断
面図
面図
【図2】本考案に係わる節水器貝の装着状態を示す断面
図
図
【図3】図2のA部における要部拡大図
【図4】本考案に係わる節水器具の第2実施例を示す断
面図
面図
1 節水器具の円筒体 2 係止鍔部 3 流通孔入口 4 流通孔 5 流通孔出口 6 止水栓 10 蛇口バルブ 11 蛇口 12 継手部材 13 吐出管 14 シャワーホース 15 継手部材 D1 吐出管の内径 D2 吐出管の外径 d1 円筒体の外径 d2 流通孔の外径 d3 係止鍔部の外径 d4 流通孔出口の外径
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項3】前記円筒体先端部に設けられる着脱自在な
止水栓がネジ込み式ある事を特徴とする実用新案登録請
求範囲の請求項1又は請求項2に記載の整流型節水器
具。 ─────────────────────────────────────────────────────
止水栓がネジ込み式ある事を特徴とする実用新案登録請
求範囲の請求項1又は請求項2に記載の整流型節水器
具。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (5)
- 【請求項1】水道水を吐出させる蛇口等に継手部材を介
して、着脱自在に 記吐出管の内径とほぼ等しい外径を有する円筒体からな
るとともに、該円筒体の流通孔を前記吐出管の内径の5
0%以下の小さな孔径に形成せしめ、かつ該円筒体の側
面に吐出孔を設け、該円筒体の先端部に着脱自在な止水
栓を設けたことを特徴とする整流型節水器具。 - 【請求項2】前記円筒体の側面に設けられる吐出孔が2
つ以上であり、該吐出孔の内径が2ミリメートルから8
ミリメートルである事を特徴とする実用新案登録請求範
囲の請求項1に記載の整流型節水器具。 - 【請求項3】前記円筒体先端部に設けられる着脱自在な
止水栓がネジ込み式である事を特徴とする実用新案登録
請求範囲の請求項1及び請求項2に記載の整流型節水器
具。 - 【請求項4】前記円筒体及び円筒体先端部に設けられる
止水栓の材料がステンレスである事を特徴とする実用新
案登録請求範囲の請求項1、請求項2及び請求項3に記
載の整流型節水器具。 - 【請求項5】前記請求項1〜5に記載した整流型節水器
具を装着した整流型水道水蛇口及びシャワーヘッド
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008969U JP3026112U (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | メンテナンスが容易な整流型節水器具及びそれを用いた蛇口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008969U JP3026112U (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | メンテナンスが容易な整流型節水器具及びそれを用いた蛇口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026112U true JP3026112U (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=43161288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995008969U Expired - Lifetime JP3026112U (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | メンテナンスが容易な整流型節水器具及びそれを用いた蛇口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026112U (ja) |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP1995008969U patent/JP3026112U/ja not_active Expired - Lifetime
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