JP3025782U - 表面が曲面形状の家具用桐材 - Google Patents

表面が曲面形状の家具用桐材

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JP3025782U
JP3025782U JP1995014468U JP1446895U JP3025782U JP 3025782 U JP3025782 U JP 3025782U JP 1995014468 U JP1995014468 U JP 1995014468U JP 1446895 U JP1446895 U JP 1446895U JP 3025782 U JP3025782 U JP 3025782U
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paulownia
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furniture
wood
paulownia wood
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JP1995014468U
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Inventor
英夫 山下
Original Assignee
山下家具工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家具に使用される桐材の表面の曲面加工は、
主に手工業的に加工されていたので斬新的でかつ大胆な
曲面加工品の量産化は難しく生産性向上は望めないた
め、デザイン的に優れた和風桐たんすは一般的に高価格
なものであった。 【解決手段】 家具に使用する桐材1の表面を、曲面に
合わせた超硬合金刃物6をセットしたNC工作機械5を
活用して美的曲面7を形成させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、家具に使用する桐材の表面を、機械的手段により美的な曲面加工を 施したことを特徴とする、表面が曲面形状の家具用桐材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家具に使用される桐材、例えば和風桐たんすに使用される桐材の表面は 機械的に曲面加工されることはなく、主に手工業的に加工されていたので斬新的 でかつ大胆な曲面加工品の量産化は難しかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため生産性向上は難しく、デザイン的に優れた和風桐たんすは一般的に高 価格なものであった。 また、デザイン的な面で消費者のニーズに合わせることが難しかった。
【0004】 本考案は上記問題を解決し、家具用桐材の表面の斬新的曲面デザインの提供を 図り、斬新的でかつ大胆なデザインでのかつ安価な家具用桐材の提供を図ること を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成させるために第1の考案は、家具に使用する桐材1の表面を、機 械的手段により美的曲面7を形成させる。
【0006】 上記目的を達成させるために第2の考案は、前記家具に使用する桐材の種類で 比較的安価である桐の集成材2の表面を、機械的手段により美的曲面7を形成さ せた後、桐の突板3の裏面に不織紙4を接着させ、この不織紙4の裏面を桐の集 成材2の表面に接着させる。
【0007】
【考案の実施の形態】
家具に使用する桐材の表面を、機械的手段により美的な曲面を形成させること により表面加工の生産性向上を図る。 したがって当該桐材を使用した家具の付加価値は向上する。 さらに前記家具に使用する桐材の種類で比較的安価である桐の集成材の表面を 機械的手段により美的な曲面を形成させた後、桐の突板の裏面に不織紙を接着さ せ、この不織紙の裏面を桐の集成材の表面に接着させることにより高価だとされ ている和風たんすの価格低減に貢献する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。 上記第1の考案は、図1から図13に示すようにNC工作機械5に設けた桐材 1の表面を、切削加工するためデザインされた曲面に合わせて作られた超硬合金 刃物6を用いて、方形状の桐材1の表面に木目方向に向かって切削加工を施すこ とにより桐材1の表面に美的曲面7を実現させる。 桐材1の表面を、切削加工するため特別にデザインされた美的曲面(若い女性 の美しい身体のシルエットをイメージした。以下同じ)に合わせて作られた超硬 合金刃物6により実現した美的曲面7以外にも、例えば超硬合金刃物61により 実現した美的曲面71や超硬合金刃物62により実現した美的曲面72などがあ る。
【0009】 上記第2の考案は、図14及び図21に示すように前記家具に使用する桐材の 種類で比較的安価である桐の集成材2の表面をNC工作機械5に設ける、切削加 工するためデザインされた曲面に合わせて作られた超硬合金刃物6を用いて、方 形状の桐の集成材2の表面に木目方向に向かって切削加工を施すことにより桐の 集成材2の表面に美的曲面7を実現させた後、不織紙4の表面に接着剤を塗布し 、桐の集成材2と同じ大きさの方形状の0.4mm〜0.6mm程度の桐突板3 の裏面に密着させ、不織紙4の裏面に接着剤を塗布し、桐の集成材2の表面に密 着させた後桐突板3の表面に塗装を施し乾燥させる。 また桐の集成材2の表面を、切削加工するため特別にデザインされた美的曲面 に合わせて作られた超硬合金刃物6により実現した美的曲面7以外にも、例えば 超硬合金刃物61により実現した美的曲面71や超硬合金刃物62により実現し た美的曲面72などがある。
【0010】
【考案の効果】
本考案により提供される、表面が美的曲面加工された家具用桐材を使用するこ とにより以下の効果が期待できる。 1.家具用桐材の表面の斬新的曲面デザインの提供を図り、斬新的デザインで かつ安価な家具の提供ができる。 2.安価な集成材の美的曲面加工を実現させたことにより、安価でデザイン的 に優れた家具用桐材を提供できる。 3.斬新的でかつ大胆な曲面加工品の量産化が可能なので、家具以外の用途開 発につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】 本考案に係わるデザインに合わせた超硬合
金刃物の図。
【図3】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図4】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図5】 本考案の断面図である。
【図6】 本考案に係わるデザインに合わせた超硬合
金刃物の図。
【図7】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図8】 本考案の使用状態を示す斜視図である。
【図9】 本考案の断面図である。
【図10】 本考案に係わるデザインに合わせた超硬合
金刃物の図。
【図11】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図12】 本考案の使用状態を示す斜視図である。
【図13】 本考案の断面図である。
【図14】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図15】 本考案の使用状態を示す斜視図である。
【図16】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図17】 本考案の使用状態を示す斜視図である。
【図18】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図19】 本考案の使用状態を示す斜視図である。
【図20】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図21】 本考案の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 家具に使用する桐材 2 桐の集成材 3 桐の突板 4 不織紙 5 NC工作機械 6 超硬合金刃物 61 超硬合金刃物 62 超硬合金刃物 7 刃物6による美的曲面 71 刃物61による美的曲面 72 刃物62による美的曲面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具に使用する桐材の表面を、機械的手
    段により美的な曲面加工(若い女性の美しい身体のシル
    エットをイメージした。以下同じ)に施したことを特徴
    とする、表面が曲面形状の家具用桐材。
  2. 【請求項2】 上記家具に使用する桐材の種類である桐
    の集成材の表面を、機械的手段により美的な曲面加工を
    施した後、桐の突板の裏面に不織紙を接着させ、この不
    織紙の裏面を桐の集成材の表面に接着させたことを特徴
    とする、請求項1記載の表面が曲面形状の家具用桐材。
JP1995014468U 1995-12-13 1995-12-13 表面が曲面形状の家具用桐材 Expired - Lifetime JP3025782U (ja)

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