JP3025752U - ボルトナット締付け機 - Google Patents

ボルトナット締付け機

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JP3025752U
JP3025752U JP1995013201U JP1320195U JP3025752U JP 3025752 U JP3025752 U JP 3025752U JP 1995013201 U JP1995013201 U JP 1995013201U JP 1320195 U JP1320195 U JP 1320195U JP 3025752 U JP3025752 U JP 3025752U
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JP
Japan
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motor
tightening machine
nut
bolt
tightening
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JP1995013201U
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English (en)
Inventor
昌宏 藤田
進二 福原
薫 吉田
大司郎 矢野
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Maeda Metal Industries Ltd
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Maeda Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 締付け機本体の通電状態及びボルト又はナッ
トの締付け完了状態を素速く確認する。 【解決手段】 締付け機本体1には、ボルト又はナット
に嵌合するソケット部を回転させるモータ2と、モータ2
への通電を切り換える切換えスイッチ6とが具わってい
る。締付け機本体1には、モータ2が回転可能状態である
ことを示す第1の表示灯4と、該第1の表示灯4が点灯
し、切換えスイッチ6のON状態で、モータ2の負荷電流
がしきい値以上に達したことを検出すると、報知信号を
発する検知回路7と、該検知回路7からの報知信号により
点灯する第2の表示灯5が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ボルト又はナットの締結に使用するボルトナット締付け機に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、出願人が以前から実施している締付け機の側面図であり、主として先 端に剪断用チップを具えたシャーボルトを予備締めするために、該ボルトに螺合 したナットを締め付けるものである。締付け機本体(1)の先端部には、ナット(8 0)に嵌まるアウタソケット(3)が取り付けられ、アウタソケット(3)の内側には 、シャーボルト(8)に嵌まるインナソケット(30)が設けられている。締付け機本 体(1)の下側右端部には、取手(11)と収納筒(12)が並んで設けられ、該収納筒(1 2)内にアウタソケット(3)に回転動力を供給するモータ(2)が収納されている。 取手(11)の内側にはモータ(2)への通電を切り換える手動の切換えスイッチ(6) が設けられている。
【0003】 アウタソケット(3)にナット(80)を、シャーボルト(8)の先端部に設けられた ボルトチップ(81)にインナソケット(30)を夫々係合させ、切換えスイッチ(6)を ONにすると、モータ(2)が回転する。インナソケット(30)とアウタソケット( 3)に互いに逆方向の回転を付与して、ナット(80)を締め付ける。尚、モータ(2 )からインナソケット(30)及びアウタソケット(3)へ回転動力を伝達するために 遊星歯車を用いた機構については、既に出願人が実開平7−31277号で開示 しており、詳細な説明を省略する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の締付け機では、締付け機本体(1)に通電されていても、通電されている か否かの確認は、切換えスイッチ(6)を作動させ、アウタソケット(3)を回転さ せるまで判らない。従って、使用者が通電状態を確認するには、その都度切換え スイッチ(6)を作動させる必要があり、不便である。 また、斯種締付け機には、ナット(80)の締付け完了状態で、自動的にモータ( 2)への通電が切断されるものがある。然るに使用者にとっては、締付け完了状 態で通電が切断されたのか、締付け機自体の何らかの故障又は停電等により通電 が切断されたのかが判らず、特に後者の場合、ナットは必要な締付けトルクで締 め付けられることなく、放置される危険がある。 本考案は、締付け機本体の通電状態及びボルト・ナットの締付け完了状態が素 速く確認できる締付け機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
締付け機本体(1)に、ボルト又はナットに嵌合するソケット部を回転させるモ ータ(2)と、モータ(2)への通電と通電停止を切り換える切換えスイッチ(6)と を具え、締付け機本体(1)に通電され、モータ(2)が回転可能状態であることを 示す第1の表示灯(4)と、第1の表示灯(4)が点灯し、切換えスイッチ(6)のO N状態で、モータ(2)の負荷がしきい値以上に達したことを検出すると、報知信 号を発する検知手段(7a)と、該検知手段(7a)からの報知信号により点灯する第 2の表示灯(5)が設けられている。
【0006】
【作用及び効果】
第1の表示灯(4)の点灯・消灯により、締付け機本体(1)が通電状態、即ち使 用可能か否かが素速く判る。また、締付け時に、第1の表示灯(4)が点灯状態で 、第2の表示灯(5)が点灯すれば、締付け完了状態に達したことが判り、従来の ように、モータ(2)への通電が切断された際に、締付け完了によるものか、締付 け機の故障等によるものかとの疑義や不安を抱かせることがない。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一例につき、図を用いて詳述する。 図2は、本例に於ける締付け機の正面図である。尚、側面形状は図1に示すよ うに、従来と同一である。 締付け機本体(1)の先端部には、ナット(80)に嵌まるソケット部であるアウタ ソケット(3)が取り付けられ、アウタソケット(3)の内側には、シャーボルト( 8)に嵌まるインナソケット(30)が設けられている。締付け機本体(1)の下側右 端部には、取手(11)と収納筒(12)が並んで設けられ、該収納筒(12)内にアウタソ ケット(3)に回転動力を供給するモータ(2)が収納されている。取手(11)の内側 にはモータ(2)への通電を切り換える手動の切換えスイッチ(6)が設けられてい る。取手(11)の下側からは、先端部にプラグ(90)を具えた電源コード(9)が延び ている。締付け機本体(1)内には、モータ(2)の回転をインナソケット(30)とア ウタソケット(3)に、互いに逆方向の回転に変換して伝達する遊星歯車機構(図 示せず)が内蔵されている。
【0008】 締付け機本体(1)の右端部には、トルク調整ダイアル(10)が設けられ、該ダイ アル(10)を回転させることで、アウタソケット(3)の締付けトルクが調節できる 。 図2に示すように、トルク調整ダイアル(10)の下側には、第1、第2の2つの LED(light emitting diode)(4a)(5a)からなる表示灯(4)(5)が左右に並設 されている。右側の第1表示灯(4)は緑色に発光し、左側の第2表示灯(5)は赤 色に発光する。 後記するように、プラグ(90)がコンセントに差し込まれ、締付け機本体(1)に 通電されたときは、右側の第1表示灯(4)が点灯し、ナット(80)の締付けが完了 して、モータ(2)が停止した時には、左側の第2表示灯(5)が点灯する。
【0009】 図3は、締付け機本体(1)内の回路構成を示すブロック図である。電源コード (9)は、モータ(2)に接続される陽極線(91)と陰極線(92)とから成り、陽極線(9 1)は分岐点(93)にて2つの電路(94)(95)に分岐されている。一方の電路(94)は陰 極線(92)に接続し、該電路(94)上には、前記緑色光を発する第1表示灯(4)が接 続されている。 他方の電路(95)上には、前記切換えスイッチ(6)が接続され、該切換えスイッ チ(6)の下流側にはトルク調整ダイアル(10)に連動した可変抵抗(20)が設けられ ている。陽極線(91)上の電圧は、該可変抵抗(20)と可変抵抗(20)の直前で、陽極 線(91)から分岐してアース接続された抵抗(21)とにより分圧されており、これに よりモータ(2)への印加電圧が変えられ、アウタソケット(3)の締付けトルクが 調節できる。
【0010】 可変抵抗(20)とモータ(2)の間には、印加電流のレベルを検出する検知回路( 7)が設けられている。検知回路(7)には、コンパレータ(70)を介して、前記赤 色光を発する第2表示灯(5)が接続されている。検知回路(7)とコンパレータ(7 0)とで、検知手段(7a)を構成する。 検知回路(7)には、予め所定の電流値であるしきい値が記憶されており、しき い値を越える電流が流れると、コンパレータ(70)の一方の入力端に、検知回路( 7)から報知信号が発せられる。コンパレータ(70)の他方の入力端には、周知の 如く、常に一定電圧Vccが印加されており、報知信号が入力されていない状態で は、コンパレータ(70)からは゛0゛信号が出力されている。 報知信号が入力されると、コンパレータ(70)が反転し、コンパレータ(70)から は゛1゛信号が出力され、第2表示灯(5)が点灯する。
【0011】 電源コード(9)のプラグ(90)がコンセントに差し込まれ、締付け機本体(1)に 通電されると、第1表示灯(4)が点灯して、緑色発光する。切換えスイッチ(6) がOFFの状態では、モータ(2)及び検知回路(7)への電路が開いている。 切換えスイッチ(6)をONにすると、電路が閉じ、検知回路(7)を介して、モ ータ(2)に給電される。アウタソケット(3)が回転し、ナット(80)を締める。ナ ット(80)を締め付けている際には、モータ(2)の負荷電流値は、検知回路(7)が 記憶しているしきい値以下であり、検知回路(7)が作動することはない。
【0012】 ナット(80)の締付け完了時には、負荷電流が過大となり、該負荷電流の値は、 検知回路(7)に記憶されたしきい値を越える。検知回路(7)はモータ(2)への給 電を停止するとともに、コンパレータ(70)に向けて報知信号を出力する。コンパ レータ(70)は反転して、゛1゛信号が出力され、第2表示灯(5)が点灯して、赤 色発光する。 従って、第2表示灯(5)の点灯により、締付け完了状態に達したことが判る。
【0013】 尚、締付け完了時に於いて、モータ(2)に加わる過大な負荷を検知する手段と して、出願人は以前に、トルク検知制御機構を用いるものを提案している(実開 平7−31277号参照)。 これは、アウタソケット(3)に連繋する回転軸と、モータ(2)に連繋する傘歯 車とをネジリバネを介して接続する。傘歯車にスリーブを押圧付勢し、アウタソ ケット(3)に過大な負荷が加わった際の回転軸と傘歯車との捩れを利用し、スリ ーブに連繋したスイッチ回路を作動させるものである。 本例に於ける検知回路(7)に代えて、この機械的トルク検知制御機構、或いは その他の機械的なトルク検知制御機構を用いてもよい。
【0014】 本例に於いては、緑色光の第1表示灯(4)の点灯・消灯により、締付け機本体 (1)が通電状態、即ち使用可能か否かが素速く判るので、従来のように、通電状 態を確認する為に、その都度切換えスイッチ(6)を作動させる必要はない。 また、締付け時に、モータ(2)への通電が切断されても、緑色光の第1表示灯 (4)と、赤色光の第2表示灯(5)が点灯していれば、締付け完了状態に達したこ とが判り、従来のように、モータ(2)への通電が切断された際に、使用者に締付 け機の故障等による通電切断との疑義や不安を抱かせることがない。 尚、本例では、赤色光と緑色光の表示灯を用いたが、この色の種類は適宜変更 可能であることは、言うまでもない。また、陽極線(91)と陰極線(92)は、表示灯 (4)(5)の順逆方向を変えれば、図3に示すものと反対にしてもよい。
【0015】 上記実施例の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請 求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又 、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技 術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】締付け機の側面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】締付け機本体内の回路構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
(1) 締付け機本体 (2) モータ (4) 表示灯 (5) 表示灯 (6) 切換えスイッチ (7) 検知回路
フロントページの続き (72)考案者 矢野 大司郎 大阪府大阪市東成区深江北3丁目14番3号 前田金属工業株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締付け機本体(1)に、ボルト又はナット
    に嵌合するソケット部を回転させるモータ(2)と、モー
    タ(2)への通電と通電停止を切り換える切換えスイッチ
    (6)とを具えたボルトナット締付け機に於いて、 締付け機本体(1)に通電され、モータ(2)が回転可能状
    態であることを示す第1の表示灯(4)と、該第1の表示
    灯(4)が点灯し、切換えスイッチ(6)のON状態で、モ
    ータ(2)の負荷がしきい値以上に達したことを検出する
    と、報知信号を発する検知手段(7a)と、該検知手段(7
    a)からの報知信号により点灯する第2の表示灯(5)が設
    けられたことを特徴とするボルトナット締付け機。
  2. 【請求項2】 締付け機本体(1)に、ボルト又はナット
    に嵌合するソケット部を回転させるモータ(2)と、モー
    タ(2)への通電と通電停止を切り換える切換えスイッチ
    (6)とを具えたボルトナット締付け機に於いて、 締付け機本体(1)に通電され、モータ(2)が回転可能状
    態であることを示す第1のLED(4a)と、該第1のL
    ED(4a)が点灯し、切換えスイッチ(6)のON状態
    で、モータ(2)の負荷電流がしきい値以上に達したこと
    を検出すると、報知信号を発する検知回路(7)と、該検
    知回路(7)からの報知信号により点灯する第2のLED
    (5a)が設けられたことを特徴とするボルトナット締付
    け機。
JP1995013201U 1995-12-13 1995-12-13 ボルトナット締付け機 Expired - Lifetime JP3025752U (ja)

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