JP3025737B2 - ショーケース - Google Patents
ショーケースInfo
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- JP3025737B2 JP3025737B2 JP30063393A JP30063393A JP3025737B2 JP 3025737 B2 JP3025737 B2 JP 3025737B2 JP 30063393 A JP30063393 A JP 30063393A JP 30063393 A JP30063393 A JP 30063393A JP 3025737 B2 JP3025737 B2 JP 3025737B2
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- JP
- Japan
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- ballast
- fluorescent lamp
- showcase
- connector
- mounting member
- Prior art date
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵室内に左右に渡っ
て蛍光灯を設けたショーケースに関するものである。
て蛍光灯を設けたショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種ショーケース、特にケーキや
チョコレート等の洋菓子を冷却しながら陳列する所謂対
面型と称されるショーケースは、例えば特開平1ー18
4382号公報(F25D23/00)に示されるよう
に、前面に透明ガラスを備え、後面には複数枚の引き戸
式扉を設けて貯蔵室を開閉自在に閉塞すると共に、貯蔵
室内に冷気を循環させて所定の冷蔵温度に冷却してい
る。
チョコレート等の洋菓子を冷却しながら陳列する所謂対
面型と称されるショーケースは、例えば特開平1ー18
4382号公報(F25D23/00)に示されるよう
に、前面に透明ガラスを備え、後面には複数枚の引き戸
式扉を設けて貯蔵室を開閉自在に閉塞すると共に、貯蔵
室内に冷気を循環させて所定の冷蔵温度に冷却してい
る。
【0003】また、この貯蔵室内には前記商品を陳列す
るための複数段の棚が架設されており、各棚の下面には
貯蔵室内を照明するための蛍光灯が左右に渡ってそれぞ
れ取り付けられていた。図5に従来のこの種ショーケー
スの蛍光灯100の電気回路を示す。尚、図では蛍光灯
100を一本のみ示すが、実際には棚の数等に合わせて
複数本設けられる。
るための複数段の棚が架設されており、各棚の下面には
貯蔵室内を照明するための蛍光灯が左右に渡ってそれぞ
れ取り付けられていた。図5に従来のこの種ショーケー
スの蛍光灯100の電気回路を示す。尚、図では蛍光灯
100を一本のみ示すが、実際には棚の数等に合わせて
複数本設けられる。
【0004】蛍光灯100の両端フィラメント101、
102からはそれぞれリード線103、104が引き出
されており、このリード線103、104は図示しない
ショーケースの後部を引き回されてこれの図示しない機
械室に引き込まれ、それらの端部には一対の蛍光灯側コ
ネクタ106、107が設けられている。一方、この蛍
光灯100に電力を供給するための安定器108は前記
機械室内に配設されており、この安定器108からは一
対のリード線109、111が引き出されてそれらの端
部には一対の安定器側コネクタ112、113が設けら
れている。
102からはそれぞれリード線103、104が引き出
されており、このリード線103、104は図示しない
ショーケースの後部を引き回されてこれの図示しない機
械室に引き込まれ、それらの端部には一対の蛍光灯側コ
ネクタ106、107が設けられている。一方、この蛍
光灯100に電力を供給するための安定器108は前記
機械室内に配設されており、この安定器108からは一
対のリード線109、111が引き出されてそれらの端
部には一対の安定器側コネクタ112、113が設けら
れている。
【0005】この安定器側コネクタ112、113はコ
ネクタボックス114に取付られており、しかも従来は
安定器108から見て同一側(例えば右側)に並設さ
れ、蛍光灯側コネクタ106、107にそれぞれ接続さ
れる構造とされていた。
ネクタボックス114に取付られており、しかも従来は
安定器108から見て同一側(例えば右側)に並設さ
れ、蛍光灯側コネクタ106、107にそれぞれ接続さ
れる構造とされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
安定器側コネクタ112、113を安定器108の一側
に並設していたため、蛍光灯側コネクタ106、107
を同一方向から安定器側コネクタ112、113に接続
しなければならなかった。そのため、市場における蛍光
灯100の交換修理等の際に、誤配線が発生する危険性
が極めて高かった。
安定器側コネクタ112、113を安定器108の一側
に並設していたため、蛍光灯側コネクタ106、107
を同一方向から安定器側コネクタ112、113に接続
しなければならなかった。そのため、市場における蛍光
灯100の交換修理等の際に、誤配線が発生する危険性
が極めて高かった。
【0007】また、例えば図5の如く安定器108の右
側に安定器側コネクタ109、111を配置した場合、
蛍光灯100の左側から引き出されたリード線103は
安定器108やコネクタボックス114を大きく迂回し
て配線しなければならなくなり、その分のコストが高騰
する。特に、蛍光灯は通常一台のショーケースで多数本
設けられるので、配線処理が複雑で困難なものとなり、
製造コストの高騰と品質の低下を来すと共に、貯蔵室内
に露出して美観を損ねる場合もあった。
側に安定器側コネクタ109、111を配置した場合、
蛍光灯100の左側から引き出されたリード線103は
安定器108やコネクタボックス114を大きく迂回し
て配線しなければならなくなり、その分のコストが高騰
する。特に、蛍光灯は通常一台のショーケースで多数本
設けられるので、配線処理が複雑で困難なものとなり、
製造コストの高騰と品質の低下を来すと共に、貯蔵室内
に露出して美観を損ねる場合もあった。
【0008】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、蛍光灯の配線作業を容易と
し、且つ、誤配線の発生を防止できるショーケースを提
供することを目的とする。
ために成されたものであり、蛍光灯の配線作業を容易と
し、且つ、誤配線の発生を防止できるショーケースを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のショーケース
は、貯蔵室内に左右に渡って蛍光灯を設けたものであっ
て、蛍光灯の両端から引き出されたリード線端部に設け
られた一対の蛍光灯側コネクタと、蛍光灯に電力を供給
するための安定器と、この安定器が取り付けられ、ショ
ーケースに保持される安定器取付部材と、安定器からの
リード線端部に設けられ、蛍光灯側コネクタとそれぞれ
接続される一対の安定器側コネクタが取り付けられたコ
ネクタ取付部材とを具備しており、前記一対の安定器側
コネクタが安定器取付部材の両側にそれぞれ位置するよ
うに構成し、コネクタ取付部材と安定器取付部材を一体
化すると共に、ショーケースの機械室天壁にレールを設
け、安定器取付部材をこのレールに引き出し自在に保持
させたものである。
は、貯蔵室内に左右に渡って蛍光灯を設けたものであっ
て、蛍光灯の両端から引き出されたリード線端部に設け
られた一対の蛍光灯側コネクタと、蛍光灯に電力を供給
するための安定器と、この安定器が取り付けられ、ショ
ーケースに保持される安定器取付部材と、安定器からの
リード線端部に設けられ、蛍光灯側コネクタとそれぞれ
接続される一対の安定器側コネクタが取り付けられたコ
ネクタ取付部材とを具備しており、前記一対の安定器側
コネクタが安定器取付部材の両側にそれぞれ位置するよ
うに構成し、コネクタ取付部材と安定器取付部材を一体
化すると共に、ショーケースの機械室天壁にレールを設
け、安定器取付部材をこのレールに引き出し自在に保持
させたものである。
【0010】
【0011】
【作用】本発明のショーケースによれば、安定器から引
き出されたリード線端部に設けられた一対の安定器側コ
ネクタを、安定器取付部材の両側に位置せしめたので、
蛍光灯の両側から引き出されたリード先端部に設けられ
た一対の蛍光灯側コネクタを、安定器取付部材、即ち安
定器の両側にて安定器側コネクタにそれぞれ接続し、コ
ネクタ取付部材と安定器取付部材を一体化すると共に、
ショーケースの機械室天壁にレールを設け、安定器取付
部材をこのレールに引き出し自在に保持させたものであ
るから、ショーケースに安定器及び安定器側コネクタを
容易に組み付けることができるようになり、蛍光灯の配
線作業性をより一層改善することができるようになる。
き出されたリード線端部に設けられた一対の安定器側コ
ネクタを、安定器取付部材の両側に位置せしめたので、
蛍光灯の両側から引き出されたリード先端部に設けられ
た一対の蛍光灯側コネクタを、安定器取付部材、即ち安
定器の両側にて安定器側コネクタにそれぞれ接続し、コ
ネクタ取付部材と安定器取付部材を一体化すると共に、
ショーケースの機械室天壁にレールを設け、安定器取付
部材をこのレールに引き出し自在に保持させたものであ
るから、ショーケースに安定器及び安定器側コネクタを
容易に組み付けることができるようになり、蛍光灯の配
線作業性をより一層改善することができるようになる。
【0012】
【0013】特に、安定器及び安定器側コネクタは機械
室天壁のレールにより機械室上部に保持されることにな
るので、結露や排水等の水がかかり難くなり、漏電故障
等の発生も低減させることができる。また、機械室上部
に安定器側コネクタが存在することにより、蛍光灯から
のリード線にUトラップを形成し易くなり、安定器側へ
の結露の侵入も容易に防止できるようになる。
室天壁のレールにより機械室上部に保持されることにな
るので、結露や排水等の水がかかり難くなり、漏電故障
等の発生も低減させることができる。また、機械室上部
に安定器側コネクタが存在することにより、蛍光灯から
のリード線にUトラップを形成し易くなり、安定器側へ
の結露の侵入も容易に防止できるようになる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明のショーケース1の後方斜視図、図2
はショーケース1の蛍光灯2の電気回路図である。実施
例のショーケース1は、ケーキやチョコレート等の洋菓
子を冷却しながら陳列販売する所謂対面型ショーケース
であり、上面に開口した図示しない容器状の断熱壁を備
えた本体3と、この本体3の後端に立設された支柱4、
4と、この支柱4、4の上端に取り付けられた天壁6
と、この天壁6の前端及び本体3の前端間を結んで取り
付けられた前面の透明ガラス7と、側面ガラス8、8と
から後方に開放した貯蔵室5を構成している。
る。図1は本発明のショーケース1の後方斜視図、図2
はショーケース1の蛍光灯2の電気回路図である。実施
例のショーケース1は、ケーキやチョコレート等の洋菓
子を冷却しながら陳列販売する所謂対面型ショーケース
であり、上面に開口した図示しない容器状の断熱壁を備
えた本体3と、この本体3の後端に立設された支柱4、
4と、この支柱4、4の上端に取り付けられた天壁6
と、この天壁6の前端及び本体3の前端間を結んで取り
付けられた前面の透明ガラス7と、側面ガラス8、8と
から後方に開放した貯蔵室5を構成している。
【0015】この貯蔵室5の後面開口5Aは四枚の引き
戸式ガラス扉9・・・によって開閉自在に閉塞されてお
り、貯蔵室5の底面には底板11が設けられている。こ
の底板11下側の本体3内には冷却装置を構成する図示
しない冷却器と送風機が配設されており、底板11の前
後には貯蔵室5に開口したこれも図示しない吸込口及び
吐出口が形成されている。
戸式ガラス扉9・・・によって開閉自在に閉塞されてお
り、貯蔵室5の底面には底板11が設けられている。こ
の底板11下側の本体3内には冷却装置を構成する図示
しない冷却器と送風機が配設されており、底板11の前
後には貯蔵室5に開口したこれも図示しない吸込口及び
吐出口が形成されている。
【0016】また、前記断熱壁の下方床面との間に位置
する本体3内には後方に開口10Aを有した機械室10
が構成されており、この機械室10内には前記冷却器等
と共に冷却装置を構成する図示しない圧縮機や凝縮器、
コントローラ21等が設置される。一方、貯蔵室5内に
は前記支柱4、4に複数段の棚12、12が架設されて
おり、天壁6下面及び各棚12、12の下面には蛍光灯
2が左右に渡ってそれぞれ取り付けられている。この蛍
光灯2は図2に示す如く(尚、図2では1本のみ示す)
両端にフィラメント13、13を備えており、左右の各
フィラメント13、13に接続されたリード線14、1
6は、天壁6或いは棚12下面から例えば両側の支柱
4、4内部に引き込まれている。
する本体3内には後方に開口10Aを有した機械室10
が構成されており、この機械室10内には前記冷却器等
と共に冷却装置を構成する図示しない圧縮機や凝縮器、
コントローラ21等が設置される。一方、貯蔵室5内に
は前記支柱4、4に複数段の棚12、12が架設されて
おり、天壁6下面及び各棚12、12の下面には蛍光灯
2が左右に渡ってそれぞれ取り付けられている。この蛍
光灯2は図2に示す如く(尚、図2では1本のみ示す)
両端にフィラメント13、13を備えており、左右の各
フィラメント13、13に接続されたリード線14、1
6は、天壁6或いは棚12下面から例えば両側の支柱
4、4内部に引き込まれている。
【0017】そして、左側のリード線14は左側の支柱
4内を通して降下し、本体3内背部を通って右方に引き
回され、その端部に設けられた蛍光灯側コネクタ17は
機械室10の天壁から機械室10内に引き出されてい
る。また、右側のリード線16は右側の支柱4内を通し
て降下し、その端部に設けられた前記蛍光灯側コネクタ
17と対を成す蛍光灯側コネクタ18は、機械室10の
天壁右端から機械室10内に引き出されている。
4内を通して降下し、本体3内背部を通って右方に引き
回され、その端部に設けられた蛍光灯側コネクタ17は
機械室10の天壁から機械室10内に引き出されてい
る。また、右側のリード線16は右側の支柱4内を通し
て降下し、その端部に設けられた前記蛍光灯側コネクタ
17と対を成す蛍光灯側コネクタ18は、機械室10の
天壁右端から機械室10内に引き出されている。
【0018】次に、図2において22は前記蛍光灯2・
にそれぞれ電力を供給するための安定器であり(図2で
は1個のみ示す)、この安定器22は図3に示す如き矩
形状鋼板から成る安定器取付部材としての安定器取付板
23下面に固定されている(実施例では3個並んで取り
付けられる)。また、図3において24はコネクタ取付
部材としての鋼板製のコネクタボックスであり、横長で
上方及び両側方に開放した本体26と、この本体26の
左右両側に取り付けられたコネクタ取付板27、28
(図3では左右にこれらコネクタ取付板27、28を拡
大して示している)とから構成されている。
にそれぞれ電力を供給するための安定器であり(図2で
は1個のみ示す)、この安定器22は図3に示す如き矩
形状鋼板から成る安定器取付部材としての安定器取付板
23下面に固定されている(実施例では3個並んで取り
付けられる)。また、図3において24はコネクタ取付
部材としての鋼板製のコネクタボックスであり、横長で
上方及び両側方に開放した本体26と、この本体26の
左右両側に取り付けられたコネクタ取付板27、28
(図3では左右にこれらコネクタ取付板27、28を拡
大して示している)とから構成されている。
【0019】前記各安定器22・・からは後ろ側に一対
のリード線31、32がそれぞれ引き出され、各リード
線31、32の端部には一対の安定器側コネクタ33、
34が設けられている。前記コネクタボックス24は安
定器22・・の後側において安定器取付板23下面にネ
ジ止めされて安定器取付板23と一体化されるが、一つ
の安定器22から引き出された前記リード線31、32
は、コネクタボックス24後壁の切欠36からコネクタ
ボックス24内に引き込まれ、リード線31は左方に、
リード線32は右方にそれぞれ延在し、それらの端部に
設けられた一対の安定器側コネクタ33、34は左右の
コネクタ取付板27、28にそれぞれ取り付けられる。
また、これによって安定器側コネクタ33、34は安定
器取付板23の左右両側部に位置する。
のリード線31、32がそれぞれ引き出され、各リード
線31、32の端部には一対の安定器側コネクタ33、
34が設けられている。前記コネクタボックス24は安
定器22・・の後側において安定器取付板23下面にネ
ジ止めされて安定器取付板23と一体化されるが、一つ
の安定器22から引き出された前記リード線31、32
は、コネクタボックス24後壁の切欠36からコネクタ
ボックス24内に引き込まれ、リード線31は左方に、
リード線32は右方にそれぞれ延在し、それらの端部に
設けられた一対の安定器側コネクタ33、34は左右の
コネクタ取付板27、28にそれぞれ取り付けられる。
また、これによって安定器側コネクタ33、34は安定
器取付板23の左右両側部に位置する。
【0020】一方、前記両蛍光灯側コネクタ17、18
が引き出された部分の間に位置する機械室10の天壁に
は、左右一対で前後に延在するレール37、37が所定
間隔を存して取り付けられている。このレール37、3
7は対向する部分が下方に階段上に段落しており、この
段落面と機械室10天壁間に前記安定器取付板23を後
方の開口10Aから挿入することにより、安定器取付板
23(及び安定器22・・コネクタボックス24等)の
両側縁はレール37、37に対して引き出し自在に保持
される(尚、安定器取付板23はその後天壁等にネジ止
めする)。また、この状態で左側の蛍光灯側コネクタ1
7は左側のコネクタ取付板27の左側に臨み、右側の蛍
光灯側コネクタ18は右側のコネクタ取付板28の右側
に臨んでいる。
が引き出された部分の間に位置する機械室10の天壁に
は、左右一対で前後に延在するレール37、37が所定
間隔を存して取り付けられている。このレール37、3
7は対向する部分が下方に階段上に段落しており、この
段落面と機械室10天壁間に前記安定器取付板23を後
方の開口10Aから挿入することにより、安定器取付板
23(及び安定器22・・コネクタボックス24等)の
両側縁はレール37、37に対して引き出し自在に保持
される(尚、安定器取付板23はその後天壁等にネジ止
めする)。また、この状態で左側の蛍光灯側コネクタ1
7は左側のコネクタ取付板27の左側に臨み、右側の蛍
光灯側コネクタ18は右側のコネクタ取付板28の右側
に臨んでいる。
【0021】ここで、同一の蛍光灯2用の安定器22に
繋がる一対の安定器側コネクタ33、34は、他の蛍光
灯2用の安定器側コネクタ33、34と異なる色、例え
ば図3の右上の安定器側コネクタ33、34は白、左下
の安定器側コネクタ33、34は青と区別されている。
そして、これら安定器側コネクタ33、34に左右両側
方より蛍光灯側コネクタ17、18をそれぞれ接続する
ことにより、蛍光灯2を安定器22に配線接続する。
繋がる一対の安定器側コネクタ33、34は、他の蛍光
灯2用の安定器側コネクタ33、34と異なる色、例え
ば図3の右上の安定器側コネクタ33、34は白、左下
の安定器側コネクタ33、34は青と区別されている。
そして、これら安定器側コネクタ33、34に左右両側
方より蛍光灯側コネクタ17、18をそれぞれ接続する
ことにより、蛍光灯2を安定器22に配線接続する。
【0022】このように、本発明では安定器22から引
き出されたリード線31、32端部の一対の安定器側コ
ネクタ33、34が、安定器取付板23の両側に位置し
ているので、蛍光灯2の両側から引き出されたリード線
14、16端部の一対の蛍光灯側コネクタ17、18
を、安定器取付板23、即ち安定器22の左右両側にて
安定器側コネクタ33、34にそれぞれ接続することが
できる。
き出されたリード線31、32端部の一対の安定器側コ
ネクタ33、34が、安定器取付板23の両側に位置し
ているので、蛍光灯2の両側から引き出されたリード線
14、16端部の一対の蛍光灯側コネクタ17、18
を、安定器取付板23、即ち安定器22の左右両側にて
安定器側コネクタ33、34にそれぞれ接続することが
できる。
【0023】従って、従来の如く例えばリード線14を
安定器取付板23の右側まで引き回る必要がなくなり、
リード線14の長さを短縮することが可能となると共
に、蛍光灯2が複数存在する場合にもリード線14、1
6が整理され、誤配線の発生を防止できると共に、配線
作業も容易となり、製造コストの低減と品質の向上を図
ることができるようになる。
安定器取付板23の右側まで引き回る必要がなくなり、
リード線14の長さを短縮することが可能となると共
に、蛍光灯2が複数存在する場合にもリード線14、1
6が整理され、誤配線の発生を防止できると共に、配線
作業も容易となり、製造コストの低減と品質の向上を図
ることができるようになる。
【0024】特に、実施例の如く一対の安定器側コネク
タ33、34毎に色を違えて置けば、蛍光灯2が複数と
なってもコネクタボックス24の同じ側には同一色の安
定器側コネクタ33或いは34は存在しなくなり、誤配
線の発生を一層確実に防止することができるようにな
る。また、コネクタ取付板27、28を含むコネクタボ
ックス24と安定器取付板23は一体化され、機械室1
0の天壁のレール37、37に安定器取付板23を引き
出し自在に保持させたから、ショーケース1に安定器2
2及び安定器側コネクタ33、34を容易に組み付ける
ことができるようになり、蛍光灯2の配線作業性をより
一層改善できると共に、安定器22等のメンテナンス作
業性も向上する。
タ33、34毎に色を違えて置けば、蛍光灯2が複数と
なってもコネクタボックス24の同じ側には同一色の安
定器側コネクタ33或いは34は存在しなくなり、誤配
線の発生を一層確実に防止することができるようにな
る。また、コネクタ取付板27、28を含むコネクタボ
ックス24と安定器取付板23は一体化され、機械室1
0の天壁のレール37、37に安定器取付板23を引き
出し自在に保持させたから、ショーケース1に安定器2
2及び安定器側コネクタ33、34を容易に組み付ける
ことができるようになり、蛍光灯2の配線作業性をより
一層改善できると共に、安定器22等のメンテナンス作
業性も向上する。
【0025】特に、安定器22及び安定器側コネクタ3
3、34は機械室10の天壁のレール37、37により
機械室10内上部に保持されることになるので、結露や
排水等の水がかかり難くなり、漏電故障等の発生も低減
させることができる。また、機械室10上部に安定器側
コネクタ33、34が存在することにより、蛍光灯2か
らのリード線14(16)に、図4に示す如くUトラッ
プ14Aを形成し易くなり、安定器22側への結露の侵
入も容易に防止できるようになる。
3、34は機械室10の天壁のレール37、37により
機械室10内上部に保持されることになるので、結露や
排水等の水がかかり難くなり、漏電故障等の発生も低減
させることができる。また、機械室10上部に安定器側
コネクタ33、34が存在することにより、蛍光灯2か
らのリード線14(16)に、図4に示す如くUトラッ
プ14Aを形成し易くなり、安定器22側への結露の侵
入も容易に防止できるようになる。
【0026】更に、実施例ではコネクタボックス24に
よってリード線31、32が被覆されているので、リー
ド線31、32の断線等の生じ難くなると共に、リード
線16は蛍光灯2の右側から機械室10の右端に臨ませ
るものであるから、ショーケース1の幅寸法が変更され
ても部品の共通化を図ることができる。尚、実施例では
所謂対面型のショーケースに本発明を適用したが、それ
に限らず、蛍光灯を備えた各種ショーケースに本発明は
有効である。
よってリード線31、32が被覆されているので、リー
ド線31、32の断線等の生じ難くなると共に、リード
線16は蛍光灯2の右側から機械室10の右端に臨ませ
るものであるから、ショーケース1の幅寸法が変更され
ても部品の共通化を図ることができる。尚、実施例では
所謂対面型のショーケースに本発明を適用したが、それ
に限らず、蛍光灯を備えた各種ショーケースに本発明は
有効である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、安定
器から引き出されたリード線端部に設けられた一対の安
定器側コネクタを、安定器取付部材の両側に位置せしめ
たので、蛍光灯の両側から引き出されたリード先端部に
設けられた一対の蛍光灯側コネクタを、安定器取付部
材、即ち安定器の両側にて安定器側コネクタにそれぞれ
接続し、コネクタ取付部材と安定器取付部材を一体化す
ると共に、ショーケースの機械室天壁にレールを設け、
安定器取付部材をこのレールに引き出し自在に保持させ
たものであるから、ショーケースに安定器及び安定器側
コネクタを容易に組み付けることができるようになり、
蛍光灯の配線作業性をより一層改善することができるよ
うになる。
器から引き出されたリード線端部に設けられた一対の安
定器側コネクタを、安定器取付部材の両側に位置せしめ
たので、蛍光灯の両側から引き出されたリード先端部に
設けられた一対の蛍光灯側コネクタを、安定器取付部
材、即ち安定器の両側にて安定器側コネクタにそれぞれ
接続し、コネクタ取付部材と安定器取付部材を一体化す
ると共に、ショーケースの機械室天壁にレールを設け、
安定器取付部材をこのレールに引き出し自在に保持させ
たものであるから、ショーケースに安定器及び安定器側
コネクタを容易に組み付けることができるようになり、
蛍光灯の配線作業性をより一層改善することができるよ
うになる。
【0028】
【0029】特に、安定器及び安定器側コネクタは機械
室天壁のレールにより機械室上部に保持されることにな
るので、結露や排水等の水がかかり難くなり、漏電故障
等の発生も低減させることができる。また、機械室上部
に安定器側コネクタが存在することにより、蛍光灯から
のリード線にUトラップを形成し易くなり、安定器側へ
の結露の侵入も容易に防止できるようになるものであ
る。
室天壁のレールにより機械室上部に保持されることにな
るので、結露や排水等の水がかかり難くなり、漏電故障
等の発生も低減させることができる。また、機械室上部
に安定器側コネクタが存在することにより、蛍光灯から
のリード線にUトラップを形成し易くなり、安定器側へ
の結露の侵入も容易に防止できるようになるものであ
る。
【図1】本発明のショーケースの後方斜視図である。
【図2】本発明のショーケースの蛍光灯の電気回路図で
ある。
ある。
【図3】本発明のショーケースの安定器取付板及びコネ
クタボックスの分解斜視図である。
クタボックスの分解斜視図である。
【図4】本発明のショーケースの蛍光灯側コネクタと安
定器側コネクタの接続状態の斜視図である。
定器側コネクタの接続状態の斜視図である。
【図5】従来のショーケースの蛍光灯の電気回路図であ
る。
る。
1 ショーケース 2 蛍光灯 5 貯蔵室 10 機械室 12 棚 14、16 リード線 17、18 蛍光灯側コネクタ 22 安定器 23 安定器取付板 24 コネクタボックス 27、28 コネクタ取付板 31、32 リード線 33、34 安定器側コネクタ 37 レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−205837(JP,A) 実開 昭61−54191(JP,U) 実開 昭56−69071(JP,U) 実公 平2−27463(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 11/06 - 11/10 F21V 23/00 310 F21V 23/02 F25D 27/00
Claims (1)
- 【請求項1】 貯蔵室内に左右に渡って蛍光灯を設けた
ショーケースにおいて、前記蛍光灯の両端から引き出さ
れたリード線端部に設けられた一対の蛍光灯側コネクタ
と、前記蛍光灯に電力を供給するための安定器と、該安
定器が取り付けられ、前記ショーケースに保持される安
定器取付部材と、前記安定器からのリード先端部に設け
られ、前記蛍光灯側コネクタとそれぞれ接続される一対
の安定器側コネクタが取り付けられたコネクタ取付部材
とを具備して成り、前記一対の安定器側コネクタが前記
安定器取付部材の両側にそれぞれ位置するよう構成し、
コネクタ取付部材と安定器取付部材とを一体化すると共
に、ショーケースの機械室天壁にレールを設け、前記安
定器取付部材を前記レールに引き出し自在に保持させた
ことを特徴とするショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30063393A JP3025737B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30063393A JP3025737B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07148055A JPH07148055A (ja) | 1995-06-13 |
JP3025737B2 true JP3025737B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=17887217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30063393A Expired - Lifetime JP3025737B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025737B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5523172B2 (ja) * | 2010-04-05 | 2014-06-18 | パナソニック株式会社 | 車輌用照明器具 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP30063393A patent/JP3025737B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07148055A (ja) | 1995-06-13 |
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