JP3025432U - 折り畳み式載置台 - Google Patents

折り畳み式載置台

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JP3025432U
JP3025432U JP1995013879U JP1387995U JP3025432U JP 3025432 U JP3025432 U JP 3025432U JP 1995013879 U JP1995013879 U JP 1995013879U JP 1387995 U JP1387995 U JP 1387995U JP 3025432 U JP3025432 U JP 3025432U
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一彦 田中
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株式会社京屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の課題は、折り畳んだ状態の折り畳み式
載置台の積み上げ積み降し作業が楽に迅速且つ確実に行
え、作業者の負担を大幅に軽減する折り畳み式載置台を
提供する。第2の課題は、少ない部品種類で大きさの異
なる枠付テーブルが安価で製作出来る。 【解決手段】 同一断面形状の側板本体8を2対長方形
状の底板7の四隅を除いた周縁に取付け、上端を丸パイ
プ状に弯曲させコーナージョイント9を底板7の四隅に
取付けると共に、コーナージョイント9の上・下突起2
2,23を対向する側板本体8の中空部14と挿入孔1
5に挿入して2対の側板本体8と4つのコーナージョイ
ント9とで側板6を形成した枠付テーブル2を構成し、
側板本体8とコーナージョイント9との連結で、側板6
の上端全てが凸円弧状に弯曲し、枠付テーブル2の外周
下面に側板6の凸円弧状の上端だけが嵌合する嵌合溝1
0を形成し、同枠付テーブル10を折り畳み可能な台脚
3で支持した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、デパートやスーパー等の店内や店外で商品を展示したり、販売した りする際に使用されたり、又、工場で工具や部品を一時的に載置する際に使用さ れたり、イベント会場で展示品等を展示したりする場合等に組み立てて使用され る折り畳み式載置台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高さのある側板で周縁を囲まれた枠付テーブル51と、この枠付テーブ ル51を支持する折り畳み可能で且つ枠付テーブル51から分離可能な台脚52 とからなる折り畳み載置台50は、普通保管する際に枠付テーブル51と台脚5 2とを分離し、更にこの分離した台脚52を折り畳んで枠付テーブル51の収納 空間53に収納してコンパクトに折り畳んでいた。 この台脚52は、折り畳んだ状態のとき枠付テーブル51の側板の高さより低 くなるように設計されており、枠付テーブル51内に収納した場合に枠付テーブ ル51から突出することはない。 この折り畳んだ折り畳み式載置台50は、同様にして折り畳まれた別の折り畳 み式載置台50と共に、保管庫内に多段に積み重ねて保管されるものであり、段 重ねした折り畳み式載置台50が保管中ズレ落ちないように、枠付テーブル51 の下面には下段に位置する枠付テーブル51の上面開口部に嵌合するL字形等の 小柱状の突起54を設けていた。 折り畳み式載置台50の1台の重量は約30kgとかなり重く、又保管庫内の 場所を効率的に使用するため、折り畳み式載置台50は場所を取らないように約 7段〜14段程まで高く積み上げられて保管されていた。 このため、折り畳み式載置台50を使用する際は、段重ねした最上段の枠付テ ーブル51を一度上方へ持ち上げ、最上段の枠付テーブル51の下面に設けた突 起54を下段の枠付テーブル51の収納空間53から完全に抜き出した後でなけ れば、最上段の枠付テーブル51を引き出し方向である水平方向に移動させて抜 き出すことは出来なかった。前記のように、折り畳み式載置台50はかなり重い ので、多く段重ねされるほど、折り畳み式載置台50の積上げや積み降しが大変 重労働となっていた。 更に、使用していた折り畳み式載置台50を折り畳んで保管する場合では、折 り畳んだ載置台を段重ねしていく際に、突起54が下方の枠付テーブル51と衝 突しないように持ち上げたまま積み重ねようとする他の折り畳み式載置台50の 上方へ移動させ、その後、枠付テーブル51の下面に突出した突起54が、下方 の枠付テーブルの収納空間53へ嵌合するように降ろし、下段の枠付テーブル5 1の周縁に接触させ段重ねしていた。 しかし、枠付テーブル51の下面に設けた突起54は作業者からでは目視しに くく、感覚で下方の枠付テーブル51の収納空間53に嵌合させなければならず 、段重ねしにくいものであった。又、突起54を下方の枠付テーブル51の収納 空間53にうまく嵌合させきれなければ、再び枠付テーブル51を持ち上げ、う まく嵌合するまで枠付テーブル51を何度も上下動させなければならず、作業者 にとって大変重労働であった。
【0003】 このように、折り畳んだ折り畳み式載置台50の積み上げ及び積み降しは、共 に段重ねの段が高くなるにつれ、作業しにくい姿勢となり、又、積み上げ及び積 み降しは折り畳んだ状態の折り畳み式載置台を常に持ち上げたまま行わなければ ならず、大変重労働であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする第1の課題は従来のこれらの問題点を解消し、折り 畳んだ状態の折り畳み式載置台の積み上げ積み降し作業が楽に迅速且つ確実に行 え、作業者の負担を大幅に軽減する折り畳み式載置台を提供することにある。 第2の課題は、枠付テーブルを少ない部品種類で製作出来又組立て作業が簡単 に行え枠付テーブルの製作を安価とし、且つ大きさの異なる枠付テーブルも簡単 に又安価に製作出来、折り畳み式載置台の製作単価を安価とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 底板の外周を低い高さの側板で囲った枠付テーブルと、同枠付テーブルを 支持する折り畳み可能で且つ前記枠付テーブルから分離可能な台脚とから成り、 しかも折り畳み状態の台脚が前記枠付テーブル内に側板の高さより低く収納出来 る折り畳み式載置台において、 前記全部の側板の上端を凸円弧状に弯曲させ、枠付テーブルを多段に重ねた際に 下段の枠付テーブルの側板の凸円弧状の上端だけが嵌合する浅い嵌合溝を枠付テ ーブルの下面外周縁に設けたことを特徴とする折り畳み式載置台 2) 枠付テーブルの平面形状を四隅を丸めた四角形とし、丸パイプを前記枠付 テーブルの側板の上部に環状に設け、同丸パイプの上表面を側板の凸円弧状に弯 曲させた上端とし、嵌合溝の幅を前記側板の上部の丸パイプ状の直径の幅以下と した前記1)記載の折り畳み式載置台 3) 枠付テーブルの底板を略四角形とし、横長に直線的に延び且つ垂直の板材 の上部を丸パイプ状にして凸円弧状に弯曲させ、同板材の下部の側面に前記底板 の一辺の周縁を挿入する底板辺部取付溝を設け、前記板材の下部の内部に丸パイ プ状にした前記板材の上部の中空部と平行に挿入孔を設け、前記板材の下面に前 記板材の上端と嵌合する直線嵌合溝を設けて側板本体を形成し、 同一断面形状の同側板本体を2対前記底板の四隅を除く前記底板の各辺の周縁に 取付け、 90度に折曲し且つ角を丸めた折曲片の上端を前記側板本体の上端と同一形状と なる凸円弧状に弯曲させ、同折曲片の下面に同折曲片の上端と嵌合する曲線嵌合 溝を設け、前記折曲片の内側の側面で前記側板本体の直線嵌合溝と連接される位 置に前記底板の隅の周縁を挿入する底板隅部取付溝を設け、前記側板本体の丸パ イプ状とした前記板材の上部の中空部に嵌入する上突起と前記側板本体の挿入孔 に嵌入する下突起をそれぞれ前記折曲片の両端に水平に突設し、高さを側板本体 の高さと同じとしたコーナージョイントを形成し、 同一形状の同コーナージョイントを4つ前記底板の四隅に取付けると共に前記折 曲片の上・下突起を隣接する前記側板本体の中空部及び挿入孔に嵌入して隣接す る前記側板本体と連結し、2対の側板本体と4つのコーナージョイントとで底板 を囲む側板を形成して分解可能な枠付テーブルとした前記1)記載の折り畳み式 載置台 にある。
【0006】
【作用】
本考案の折り畳み式載置台によれば、折り畳んで保管庫内やフロアーの空きス ペースの床面等に保管する場合、まず折り畳み式載置台を枠付テーブルと台脚と に分離し、分離した台脚を折り畳んで枠付テーブル内に収納してコンパクトに折 り畳む。 この折り畳んだ台脚を収納した枠付テーブルを同様にして折り畳んだ他の折り 畳み式載置台の枠付テーブルと共に保管庫内や空きスペースの床面等に多段に積 み上げていく。 この枠付枠付テーブル同士を多段に積み上げていくには、段重ねした枠付枠付 テーブルの数が少なく、最上段の枠付テーブルの高さが腰より低い間は、積み上 げる枠付テーブルを段重ねした最上段の枠付テーブルの上方へ移動させると共に 、そのまま降下させ、枠付テーブルの下面に嵌合溝を下段の枠付テーブルの側板 の凸円弧状の弯曲面に嵌合させてズレ落ちないように積み上げていく。段重ねし た枠付テーブルの最上段が腰の高さよりも高くなれば、積み上げる枠付テーブル の下面の一部を、段重ねした最上段の枠付テーブルの凸円弧状となる側板の上端 に載置し、作業者は積み上げる枠付テーブルをそのまま最上段の枠付テーブルの 側板の上面で支持されたままの状態で、下方の枠付テーブルと重なり合うように 押し込んでいく。互いが重なり合えば積み上げた枠付テーブルの下面の嵌合溝と 下方の枠付テーブルの凸円弧状となる側板上端とが嵌合し合い、ズレ落ちること なく積み上げることが出来る。
【0007】 保管した折り畳み式載置台を使用するため、積み上げた最上段の枠付枠付テー ブルを引き出す場合、枠付テーブルの下面の嵌合溝の幅は側板上端の凸円弧状の 一番大きな幅以下に狭くしているため、段重ねした最上段の枠付テーブルを作業 者が水平方向に引き出すことで、枠付テーブル下面の嵌合溝は嵌合していた側板 上端の凸円弧状の滑らかな弯曲面に沿って乗り越えていき、互いの嵌合が解除さ れる。 これにより、作業者が引き出した枠付枠付テーブルの下面は、下方の枠付枠付 テーブルの側板の上端となる凸円弧状の弯曲面の頂端で支持された状態となり、 後は前記の積み上げと同様に引き出す枠付テーブルを下方の枠付テーブルの凸円 弧状となる側板の上端で支持されたまま、積み重ねられた複数の枠付テーブルよ り積み降していく。
【0008】 請求項2記載の考案では、枠付テーブルの平面形状を四隅を丸めた四角形状と しており、又この枠付テーブルの側板上部を丸パイプ状にして側板上端を凸円弧 状に弯曲させ、又嵌合溝の幅は側板上部の丸パイプ状の直径の幅以下とした枠付 テーブルである。 この枠付テーブルを用いた折り畳み式載置台の取り扱いは前記と同じである。
【0009】 請求項3記載の考案では、枠付テーブルが1枚の底板と側板を形成する2対の 側板本体と4つのコーナージョイントとの組立てで形成しているので、この2対 の側板本体は全て同一断面形状であり、押し出し成形により長尺の側板本体を成 形して、この成形した長尺の側板本体を所定の長さで切断し2対の側板本体を製 作することが出来、又2対の側板本体を同じ要領で底板に取付けることが出来る 。又側板本体を連結するコーナージョイントは、底板の四隅の周縁をコーナージ ョイントの曲線嵌合溝に嵌合させるようにして底板の四隅に取付けていくと共に 、コーナージョイントの上突起を隣接する側板本体の上端を形成する丸パイプ状 の中空部に嵌入し、又コーナージョイントの下突起を隣接する側板本体の挿入孔 に嵌入し、2対の側板本体を一体連結して底板を囲む側板を形成する。 この一体連結した側板本体とコーナージョイントとは、同じ高さであり、側板 本体の上端の凸円弧状の弯曲面と下端の直線嵌合溝は一体連結したコーナージョ イントの上端の凸円弧状の弯曲面と下端の曲線嵌合溝と連続的に形成され、又側 板本体の底板辺部取付溝とコーナージョイントの底板隅部取付溝とも連続状態と なるので、側板の上端には、側板の上端に沿った環状に凸円弧状の弯曲面が形成 され、この側板の下面には側板の上端が嵌入する嵌入溝が側板の下面に沿った環 状に形成されている。 この底板及び側板を形成する側板本体とコーナージョイントにより組立てて形 成された枠付テーブルは前記と同じ要領で取り扱えばよい。
【0010】 この底板と側板本体とコーナージョイントとで組立てて形成する枠付枠付テー ブルでは、押し出し成形等により長尺な側板本体を成形して所定の長さに切断し て2対の側板本体を製作出来るので、この長尺な側板本体を製作する大きさの底 板の長さに合せて切断することで、大きさの異なった底板に合う長さの側板本体 を簡単に製作出来る。又側板本体を連結するコーナージョイントは、枠付テーブ ルの大きさに関係なく使用出来るので、大きさの異なる枠付テーブルも簡単に製 作出来る。組立てた枠付テーブルはコーナージョイントと側板本体をネジ等で連 結しておく。又側板本体と底板はネジ等で連結する場合としない場合がある。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の折り畳み式載置台は、通常平面形状が長方形状のものがよく使用され ているが、平面形状が正方形でもよい。又請求項1又は2記載の考案ではその他 に平面形状が円形、楕円形等でもよい。 又、折り畳み式載置台の寸法は、用途によって異なるが、一般的に長さが15 0cm・幅75cm・高さ12cm程の平面形状が長方形状の枠付テーブルを高 さが68cm程の台脚で支持されたものが使用されている。 枠付テーブルの側板の材質としては、アルミがよく使用されるがステンレス・ スチール・木材・FRP等を用いてもよい。 枠付テーブルの底板の材質としてはベニア板等の木材がよく使用されるがアル ミ・ステンレス・スチール・FRP等を用いてもよい。 枠付テーブルは請求項3記載のように分解可能なものが望ましいが、分解出来 ないものでもよい。 この場合、前記の材質を用いて一体成形してもよい。 台脚は車輪が付いたものが望ましいが、車輪が付いていない場合もある。 枠付テーブルの側板の上端となる凸円弧状の弯曲面は円形が望ましいが楕円で あってもよい。 台脚には一例として、スチール製の枠にベニア板を取付けて正面板と左板と右 板とを形成し、この正面板の両端に左板と右板とを回動自在に連結し、正面板の 下端に底板を上下方向に回動自在に取付けて、右板と左板との下端に底板を支持 する支持突起を設けているものがある。 枠付テーブルと台脚の連結には、枠付テーブルと台脚との対向面に互いが嵌合 する凹部と凸部とを設け、互いを嵌合させて連結することが、何ら工具を使用せ ず連結及び分離が行えるので望ましいが、ネジ等の連結具を用いて互いを連結さ せる場合もある。
【0012】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本実施例の保管状態を示す説明図、図2は本実施例で段重ね状態での嵌 合溝と下方の枠付テーブルの円弧面との嵌合状態を示す説明図、図3は本実施例 での枠付テーブルの底面図、図4は本実施例での組み立てた状態の組み立て式載 置台を示す正面図、図5は本実施例での枠付テーブルの分解状態を示す説明図、 図6は本実施例での枠付テーブルのコーナージョイントを示す斜視図、図7は本 実施例での台脚の斜視図、図8は本実施例での台脚の折り畳み状態を示す説明図 である。
【0013】 ;本実施例(図1〜8参照) 図中1は折り畳み式載置台、2は長さ約150cm・幅約75cm・高さ約1 2cm程で四隅に丸みを持たせた平面四角形状の枠付テーブル、3は折り畳み可 能な台脚、4は枠付テーブル2の収納空間、6は2対の側板本体8と4つのコー ナージョイント9との連結により形成される枠付テーブル2の側板、7は枠付テ ーブル2の木製の底板、8は板材の上部に外径が1.6cm程となる丸パイプ状 に形成して上端に凸円弧状の円弧面12を設け下面に内面が上端の円弧面12と 同一曲率で且つその円弧面12を形成する丸パイプ状の直径より狭い1.4cm 程の幅の直線嵌合溝13を設け又一方の側面の下部に底板辺部取付溝16を設け 更に下部に長手方向に延びる挿入孔15を設けて構成され枠付テーブル2の辺部 分に位置するアルミ製の側板本体、9は90度に折曲るすと共に角を丸めた垂直 の折曲片の上端を側板本体の上端の凸円弧状と同一の円弧面とし且つ折曲片の下 面に側板本体の直線嵌合溝13と同一曲率で又幅も同一となる曲線嵌合溝20を 設け更に折曲片の両端に側板本体8の中空部14に嵌入する上突起22と側板本 体8の挿入孔15に挿入する下突起23とを設け、折曲片の内側の側面に底板7 の隅の周縁を挿入する底板隅部取付溝21を設けて構成され枠付テーブル2の四 隅に位置するアルミ製のコーナージョイント、10は側板本体8の直線嵌合溝1 3とコーナージョイント9の曲線嵌合溝20との連結により枠付テーブル2の下 面の外周に環状に形成された嵌合溝、12は側板本体8の円弧面、13は側板本 体8の直線嵌合溝、14は側板本体8の上部に形成した丸パイプ状の中空部、1 5は側板本体8の挿入孔、16は側板本体8の底板辺部取付溝、19はコーナー ジョイント9の円弧面、20はコーナージョイント9の曲線嵌合溝、21はコー ナージョイント9の底板隅部取付溝、22はコーナージョイント9の上突起、2 3はコーナージョイント9の下突起、26は底板7の四隅の下面に埋設して台脚 3の垂直突起31を嵌入する嵌入孔15を形成したキャップ、27は台脚3の垂 直突起31を嵌入する嵌入孔、28は台脚3の正面壁、29は台脚3の側壁、3 0は台脚3の底壁、31は台脚3の垂直突起、32は枢着部、33は台脚3の側 壁29の下縁に設けた台脚3の底壁30を支持する支持突起、35は車輪、36 はネジである。lは円弧面の幅が最大となる円弧面最大幅である。
【0014】 図1〜8に示す本実施例の折り畳み式載置台1は、組立てた状態の台脚3の垂 直突起が枠付テーブル2の下面のキャップ26の嵌入孔27に嵌入するようにし て台脚3の上面に枠付テーブル2を連結し、折り畳み式載置台1を組立てて使用 していく。 この折り畳み式載置台1を使用せず、保管庫内に保管する場合、まず図7に示 すように枠付テーブル2を持ち上げ、枠付テーブル2下面の嵌入孔27から台脚 3の垂直突起31を引き抜いて、枠付テーブル2と台脚3とを分離する。その後 、台脚3は図8に示すように台脚3の底壁30を枢着部32を軸に台脚3の正面 壁28に接触させるように回転させ、次に台脚3の側壁29を枢着部32を軸に 台脚3の正面壁28となる内側へ回転させて、先に回転させた台脚3の底壁30 に接触させ、台脚3を板状に折り畳む。 その後、この折り畳んだ台脚3は分離させた枠付テーブル2の収納空間4内に 収納し、折り畳み式載置台1はコンパクトに折り畳まれる。 この折り畳まれた折り畳み式載置台1の枠付テーブル2は一部の下面を図1に 示すように、同じ様に折り畳まれた他の折り畳み載置台1の枠付テーブル2の端 の上面に載置し、そのまま下方の枠付テーブル2と一致した状態に重ね合うまで 作業者が水平方向へ押込んでいく。 押し込まれていく枠付テーブル2の下面は、下方の枠付テーブル2の側板6の 上端の円弧面12で支持された状態となっているが、下方の枠付テーブル2と重 なり合うと、押し込んだ枠付テーブル2の下面の嵌合溝10が下方の枠付テーブ ル2の側板6の上端の円弧面12,19と嵌合し合い、ズレ落ちることなく多段 に段重ね出来る。 このように、積み重ねる枠付テーブル2の一部の下面を段重ねされた最上段の 枠付テーブル2の側板6の上端に載置した後はそのまま水平方向へ押し込んでい くだけで、楽に段重ねしていくことが出来、段重ねする最上段の枠付テーブル2 の高さが作業者の腰の高さより高く積み上げにくい姿勢となっていても、楽に積 み上げられ、枠付テーブル2を楽に7段〜14段程に多段に段重ねしていけるも のとなる。
【0015】 保管中の折り畳み式載置台1を使用するには、段重ねした最上段の枠付テーブ ル2を作業者が枠付テーブル2の側板6を把って手前に引き出し、作業者が枠付 テーブル2を持ち上げることなく水平方向に引き出していく。直線嵌合溝13と 曲線嵌合溝20との連結で枠付テーブル2の下面に環状に形成された嵌合溝10 は、下方の枠付テーブル2の側板上端の円弧面12,19を形成する丸パイプ状 の幅の一番広い部分まで嵌合させていないので、枠付テーブル2を水平に引き出 した際に、引き出した枠付テーブル2の下面の嵌合溝10の内面が、下方の枠付 テーブル2の円弧面12,19に沿って摺動し易くなり、引き出した枠付テーブ ル2の下面の嵌合溝10から下方の枠付テーブル2の円弧面12,19が作業者 の引き出し力により簡単に抜け出し、又この円弧面12,19によって水平に引 き出す際に引き出す枠付テーブル2の下面が下方の枠付テーブル2の円弧面12 ,19の頂端まで持ち上げられ、この下方の枠付テーブル2の円弧面12,19 の頂端が、引き出す枠付テーブル2の下面を支持し、そのまま水平に引き出し、 段重ねした枠付テーブル2から最上段の枠付テーブル2を引き出すことが出来る 。このように、作業者の水平に引き出す力によって、引き出す枠付テーブル2の 下面の嵌合溝10と、その嵌合溝10に嵌合した下方の枠付テーブル2の円弧面 12,19とを簡単に外すことが出来るものとなり、作業者が積み降しにくい姿 勢となる。腰より高く積み重ねられた枠付テーブル2でも、簡単に引き出してい くことが出来る。 更に、枠付テーブル2の引き出しに作業者は何ら枠付テーブル2を持ち上げる 必要がないので、段重ねした枠付テーブル2の最上段から抜き出していくだけで なく、最上段から何段かまとめて引き出していく場合でも、前記同様にして作業 者はまとめて引き出す枠付テーブル2の下方の枠付テーブル2を水平に引き出し ていくことで簡単に引き出していくものとなる。 環状に形成された枠付テーブル2の下方の嵌合溝10と環状に形成された下 方の枠付テーブル2の側板6の上端の円弧面12,19とは互いが一致した状態 でない限り嵌合せず、又互いがズレ合っていれば一部嵌合することもない。この ため、枠付テーブル2を引き出していく場合、引き出していく枠付テーブル2の 嵌合溝と下方の枠付テーブル2の円弧面12,19とが一部嵌合し合い、引き出 しの障害となることはなく、スムーズにスライドさせていける。
【0016】 このように、作業者は枠付テーブル2の積み上げ、積み降しが、下段の枠付テ ーブル2に載せたままスライドさせて行っていくので、積み上げ、積み降しを行 う際に作業者にかかる折り畳み式載置台1の重さを軽減出来る。 枠付テーブル2を引き出した後は、枠付テーブル2の収納空間内に収納してい た台脚3を取り出して組み立て、組み立てた台脚3の垂直突起31を、枠付テー ブル2の四隅のキャップ26の嵌入孔27に挿入すると共に枠付テーブル26の 下面を台脚6で支持して、折り畳み式載置台1の組み立てを完了する。
【0017】 本実施例の枠付テーブルは1枚の底板7と、側板6を形成する2対の側板本体 8と4つのコーナージョイント9との組立てで形成しており、この2対の側板本 体8は全て同一断面形状であり、押し出し成形により長尺の側板本体を成形して 、この成形した長尺の側板本体を所定の長さで切断し2対の側板本体8を製作す ることが出来、又2対の側板本体8を同じ要領で底板7に取付けることが出来る 。又側板本体8を連結するコーナージョイント9は、底板7の四隅の周縁をコー ナージョイント9の曲線嵌合溝20に嵌合させるようにして底板7の四隅に取付 けていくと共に、コーナージョイント9の上突起22を隣接する側板本体8の上 端を形成する丸パイプ状の中空部14に嵌入し、又コーナージョイント9の下突 起23を隣接する側板本体8の挿入孔15に嵌入し、2対の側板本体8を一体連 結して底板7を囲む側板6を形成する。 この一体連結した側板本体8とコーナージョイント9とは、同じ高さであり、 側板本体8の上端の凸円弧状の円弧面12と下端の直線嵌合溝13は一体連結し たコーナージョイント9の上端の凸円弧状の円弧面12と下端の曲線嵌合溝20 と連続的に形成され、又側板本体8の底板辺部取付溝21とコーナージョイント 9の底板隅部取付溝21とも連続状態となるので、側板6の上端には、側板6の 上端に沿った環状に凸円弧状の円弧面が形成され、この側板6の下面には側板6 の上端が嵌入する嵌合溝10が側板の下面に沿った環状に形成されている。
【0018】 この底板7と側板本体8とコーナージョイント9とで組立てて形成する枠付テ ーブル2では、押し出し成形等により長尺な側板本体8を成形して所定の長さに 切断して2対の側板本体8を成作出来るので、この長尺な側板本体8を製作する 大きさの底板7の長さに合せて切断することで、大きさの異なった底板7に合う 長さの側板本体8を簡単に製作出来る。又側板本体8を連結するコーナージョイ ント9は、枠付テーブル2の大きさに関係なく使用出来るので、大きさの異なる 枠付テーブルも簡単に製作出来る。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、本考案の折り畳み式載置台では、枠付テーブルと台脚とを分離 させ、分離させた台脚を折り畳んで枠付テーブル内に収納して折り畳み状態とし 、この折り畳み状態となった折り畳み式載置台の枠付テーブルを作業者が保管の ために多段に段重ねしたり、又保管状態の折り畳み式載置台を使用するため積み 降したりする場合、作業者は積み上げ又は積み降しする折り畳み状態となった折 り畳み式載置台の枠付テーブルを、下方に位置する他の枠付テーブルの側板の上 端に載置したままで、水平方向へ摺動させながら積み上げたり、積み降していく ものとなり、折り畳み式載置台の荷重は全て下方の枠付テーブルにかけて行え、 又、積み上げた枠付テーブルの嵌合溝が下方の枠付テーブルの側板の上端に正し く嵌合出来なくても、作業者は積み上げた枠付テーブルを下方の枠付テーブルの 側板の上端に支持したまま摺動させていくだけで楽に又簡単且つ確実に互いを嵌 合させることが出来、作業者にかかる負担を大幅に軽減出来るものとなった。 このため、折り畳み状態となった折り畳み式載置台の枠付テーブルの積み上げ や積み降しが行いにくい姿勢となる腰より高い位置でも、作業者は枠付枠付テー ブルを容易に迅速且つ確実に積み上げ又は積み降しが行え、段重ねの高さに関係 なく作業者にかかる負担が大幅に軽減されるものとなった。
【0020】 嵌合溝は、幅を側板の上端の凸円弧状に弯曲させた弯曲面の一番広い幅以下と しているので、作業者が引き出す枠付テーブルの嵌合溝とその嵌合溝に嵌合した 側板の上端の弯曲面は、作業者の引き出す力によって互いの嵌合が容易に且つ確 実に解けるものであり、積み降しに何ら障害となることはない。 請求項3記載の考案では、枠付テーブルが底板と、側板を形成する2対の側板 本体と4つのコーナージョイントとから組み立てられ形成されており、この側板 本体は直線状であると共に、2対の側板本体の断面形状が同一形状であるので、 2対の側板本体の製作が押し出し成形等で長尺な側板本体を製作すると共に底板 に合った長さが切断することで簡単に製作出来るので、大量生産が可能で製作単 価を安価に出来る。又大きさの異なる枠付テーブルの製作にも切断長さを変える ことで大きさの異なる底板に合った側板本体が大変簡単に且つ安価に製作出来、 又枠付テーブルの大きさに関係なく同一のコーナージョイントが使用出来、更に 枠付テーブルの組立ても底板と側板本体とコーナージョイントとの3種類の部品 数という少ない部品種類で組立てていくので、組立て作業が大変容易に且つ迅速 に行えて組立て易くなり、大きさの異なった枠付テーブルでも安価に製作出来る ものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の保管状態を示す説明図である。
【図2】本実施例で段重ね状態での嵌合溝と下方の枠付
テーブルの円弧面との嵌合状態を示す説明図である。
【図3】本実施例での枠付テーブルの底面図である。
【図4】本実施例での組み立てた状態の組み立て式載置
台を示す正面図である。
【図5】本実施例での枠付テーブルの分解状態を示す説
明図である。
【図6】本実施例での枠付テーブルのコーナージョイン
トを示す斜視図である。
【図7】本実施例での台脚の斜視図である。
【図8】本実施例での台脚の折り畳み状態を示す説明図
である。
【図9】従来の折り畳み式載置台の段重ね状態を示す説
明図である。
【図10】従来の折り畳み式載置台の枠付テーブルの底
面図である。
【符号の説明】
1 折り畳み式載置台 2 枠付テーブル 3 台脚 4 収納空間 5 欠番 6 側板 7 底板 8 側板本体 9 コーナージョイント 10 嵌合溝 11 欠番 12 円弧面 13 直線嵌合溝 14 中空部 15 挿入孔 16 底板辺部取付溝 17 欠番 18 欠番 19 円弧面 20 曲線嵌合溝 21 底板隅部取付溝 22 上突起 23 下突起 24 欠番 25 欠番 26 キャップ 27 嵌入孔 28 正面壁 29 側壁 30 底壁 31 垂直突起 32 枢着部 33 支持突起 34 欠番 35 車輪 36 ネジ W 円弧面の最大幅 50 折り畳み式載置台 51 枠付テーブル 52 台脚 53 収納空間 54 突起

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の外周を低い高さの側板で囲った枠
    付テーブルと、同枠付テーブルを支持する折り畳み可能
    で且つ前記枠付テーブルから分離可能な台脚とから成
    り、しかも折り畳み状態の台脚が前記枠付テーブル内に
    側板の高さより低く収納出来る折り畳み式載置台におい
    て、前記全部の側板の上端を凸円弧状に弯曲させ、枠付
    テーブルを多段に重ねた際に下段の枠付テーブルの側板
    の凸円弧状の上端だけが嵌合する浅い嵌合溝を枠付テー
    ブルの下面外周縁に設けたことを特徴とする折り畳み式
    載置台。
  2. 【請求項2】 枠付テーブルの平面形状を四隅を丸めた
    四角形とし、丸パイプを前記枠付テーブルの側板の上部
    に環状に設け、同丸パイプの上表面を側板の凸円弧状に
    弯曲させた上端とし、嵌合溝の幅を前記側板の上部の丸
    パイプ状の直径の幅以下とした請求項1記載の折り畳み
    式載置台。
  3. 【請求項3】 枠付テーブルの底板を略四角形とし、横
    長に直線的に延び且つ垂直の板材の上部を丸パイプ状に
    して凸円弧状に弯曲させ、同板材の下部の側面に前記底
    板の一辺の周縁を挿入する底板辺部取付溝を設け、前記
    板材の下部の内部に丸パイプ状にした前記板材の上部の
    中空部と平行に挿入孔を設け、前記板材の下面に前記板
    材の上端と嵌合する直線嵌合溝を設けて側板本体を形成
    し、同一断面形状の同側板本体を2対前記底板の四隅を
    除く前記底板の各辺の周縁に取付け、90度に折曲し且
    つ角を丸めた折曲片の上端を前記側板本体の上端と同一
    形状となる凸円弧状に弯曲させ、同折曲片の下面に同折
    曲片の上端と嵌合する曲線嵌合溝を設け、前記折曲片の
    内側の側面で前記側板本体の直線嵌合溝と連接される位
    置に前記底板の隅の周縁を挿入する底板隅部取付溝を設
    け、前記側板本体の丸パイプ状とした前記板材の上部の
    中空部に嵌入する上突起と前記側板本体の挿入孔に嵌入
    する下突起をそれぞれ前記折曲片の両端に水平に突設
    し、高さを側板本体の高さと同じとしたコーナージョイ
    ントを形成し、同一形状の同コーナージョイントを4つ
    前記底板の四隅に取付けると共に前記折曲片の上・下突
    起を隣接する前記側板本体の中空部及び挿入孔に嵌入し
    て隣接する前記側板本体と連結し、2対の側板本体と4
    つのコーナージョイントとで底板を囲む側板を形成して
    分解可能な枠付テーブルとした請求項1記載の折り畳み
    式載置台。
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