JP3025186B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

Info

Publication number
JP3025186B2
JP3025186B2 JP7340141A JP34014195A JP3025186B2 JP 3025186 B2 JP3025186 B2 JP 3025186B2 JP 7340141 A JP7340141 A JP 7340141A JP 34014195 A JP34014195 A JP 34014195A JP 3025186 B2 JP3025186 B2 JP 3025186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
air
fuel ratio
state
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7340141A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09178167A (ja
Inventor
孝三 吉山
俊也 白倉
Original Assignee
株式会社ハーマン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハーマン filed Critical 株式会社ハーマン
Priority to JP7340141A priority Critical patent/JP3025186B2/ja
Publication of JPH09178167A publication Critical patent/JPH09178167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3025186B2 publication Critical patent/JP3025186B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーナに点火する
点火手段と、前記点火手段による前記バーナの着火を検
出する着火検出手段と、前記バーナの点火用空燃比を調
節する空燃比調節手段と、前記点火手段が所定の点火用
空燃比で点火作動するように、前記空燃比調節手段の作
動を制御する点火制御手段とが設けられている燃焼装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記燃御装置は、点火用空燃比をその都
度調整することなくバーナに点火できるようにしたもの
であるが、従来の燃焼装置は、予め想定した設置条件に
対応して空燃比調節手段による点火用空燃比の調節状態
を設定し、点火制御手段がその想定した設置条件におい
て空燃比調節手段の作動を制御すると、点火手段が所定
の点火用空燃比で点火作動するように構成するととも
に、排気口のオリフィス径や点火用のファン回転数等を
別に変更調節できるようにして、例えば、排気ダクトの
長さ等の設置条件が想定した設置条件と異なる為に、点
火制御手段が空燃比調節手段の作動を制御しても実際に
は所定の点火用空燃比に調節できておらず、点火不良が
発生するおそれがあるような場合は、その燃焼装置の設
置時に、点火制御手段が空燃比調節手段の作動を制御す
ると所定の点火用空燃比に調節されるように、予めその
排気口のオリフィス径や点火用のファン回転数等を変更
調節して、その変更調節した状態で点火制御手段が空燃
比調節手段の作動を制御すると、点火手段が所定の点火
用空燃比で点火作動するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排気口
のオリフィス径や点火用のファン回転数等を変更調節で
きるようにしてあっても、所定の点火用空燃比が得られ
るようにする為の変更調節作業自体に熟練を要するとと
もに、燃焼装置を設置した後において、排気ダクト内へ
の埃の堆積等に起因してその使用条件が変化し、その結
果、燃焼ガスの排気抵抗や燃焼用空気の供給量等が変化
して所定の点火用空燃比が得られなくなっても点火不良
が発生し易くなるから、その都度、その排気口のオリフ
ィス径や点火用のファン回転数を変更調節しなければな
らず、そのメンテナンスに多大の費用と労力を要する欠
点がある。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、設置条件の違いや使用条件の変化
にかかわらず、点火不良の発生を簡便に防止でき、空燃
比調節手段による点火用空燃比の調節状態を使用条件の
変化に応じて迅速に補正できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の燃焼装置
は、バーナに点火する点火手段と、前記点火手段による
前記バーナの着火を検出する着火検出手段と、前記バー
ナの点火用空燃比を調節する空燃比調節手段と、前記点
火手段が所定の点火用空燃比で点火作動するように、前
記空燃比調節手段の作動を制御する点火制御手段とが設
けられている燃焼装置であって、前記空燃比調節手段に
よる点火用空燃比の調節状態を補正する補正手段が設け
られ、前記点火制御手段は、前記点火手段の点火作動に
かかわらず、前記着火検出手段が設定時間内に着火を検
出しないときには、前記補正手段にて点火用空燃比の調
節状態を補正して、前記点火手段の再点火作動を実行さ
せるように構成されているので、空燃比調節手段による
点火用空燃比の調節状態を、設置条件の違いや使用条件
の変化に応じて、熟練を要することなく、しかも、特別
なメンテナンスを要することなく、所定の点火用空燃比
が得られるように補正できる。従って、設置条件の違い
や使用条件の変化にかかわらず、点火不良の発生を簡便
に防止できる。
【0006】記補正手段は、点火用空燃比の調節状態
を点火用空燃比が高くなる側に補正する状態と低くなる
側に補正する状態とに切換可能に構成され、前記点火制
御手段は、前記点火手段が再点火作動を連続して繰り返
す毎に、前記補正手段を点火用空燃比が高くなる側に補
正する状態と低くなる側に補正する状態とに交互に切り
換えるように構成されているので、例えば点火用空燃比
が高くなる側に補正する状態で点火手段の再点火作動を
実行してもバーナの着火を検出しないときには、次に、
点火用空燃比が低くなる側に補正する状態で点火手段の
再点火作動を実行させることができ、補正前の点火用空
燃比の調節状態から大きく逸脱しない状態で、その調節
状態を能率良く補正することができる。
【0007】記補正手段は、点火用空燃比の調節状態
を点火用空燃比が高くなる側に補正する状態と低くなる
側に補正する状態とに切換可能、かつ、点火用空燃比が
高くなる側に補正する状態と低くなる側に補正する状態
との各々の状態において、更に、一定範囲内で点火用空
燃比が高くなる側に補正する状態と低くなる側に補正す
る状態とに切換可能に構成され、前記点火制御手段は、
前記点火手段が再点火作動を所定回数連続して繰り返す
毎に、前記補正手段を点火用空燃比が高くなる側に補正
する状態と低くなる側に補正する状態とに交互に切り換
え、かつ、その切り換えた状態の各々において、前記点
火手段が再点火作動を連続して繰り返す毎に、一定範囲
内で点火用空燃比が高くなる側に補正する状態と低くな
る側に補正する状態とに交互に切り換えるように構成さ
れているので、補正前の点火用空燃比の調節状態から大
きく逸脱しない状態で、その調節状態を広い範囲に亘っ
て補正できる。
【0008】記空燃比調節手段が前記バーナへの燃焼
用の空気供給量を調節する空気供給量調節手段を設けて
構成され、前記補正手段は、前記空気供給量調節手段の
調節状態を補正するように構成されているので、燃料供
給量を略一定に維持して所定の緩点火状態で点火し易
い。
【0009】請求項2記載の燃焼装置は、前記点火制御
手段は、前記点火手段による再点火作動を実行させる前
にプレパージを実行させるように構成されているので、
点火用空燃比の調節状態を補正したにもかかわらず、前
回の点火作動時に供給された燃料が残存している為に、
所定の点火用空燃比を得られず、再点火作動を繰り返す
事態を回避して、点火不良の発生を効率良く防止でき
る。
【0010】請求項3記載の燃焼装置は、前記バーナの
着火を検出したときの点火用空燃比の調節状態を、次回
の点火作動時における点火用空燃比の調節状態として記
憶する記憶手段が設けられているので、次回の点火作動
時において点火用空燃比の調節状態を補正する必要が生
じた場合に、前回の点火作動時における点火用空燃比の
調節状態を基準にして補正することができ、空燃比調節
手段による点火用空燃比の調節状態を使用条件の変化に
応じて迅速に補正できる。特に、請求項2記載の燃焼装
置のように、点火制御手段が、点火手段の再点火作動を
実行させる前にプレパージを実行させるように構成され
ている場合は、燃料が残存していない状態に対応して点
火用空燃比の調節状態が補正されているので、次回の点
火作動時においても、その記憶手段に記憶されている調
節状態で、所定の点火用空燃比を得やすい。
【0011】請求項4記載の燃焼装置は、前記点火手段
の再点火作動が連続して実行された回数が所定回数を越
えると、以後の再点火作動の実行を中止するように構成
されているので、点火用空燃比以外の原因による異常事
態の発生に対応し易い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、給湯器本体Aと、給湯器
本体Aに内蔵されている制御部Bと、制御部Bに接続さ
れているリモコン装置Cとを備えた、本発明による燃焼
装置の一例としての給湯装置を示す。
【0013】前記給湯器本体Aには、バーナ1が内部に
備えられている燃焼室2と、バーナ1に点火する点火手
段としてのイグナイタ3と、イグナイタ3によるバーナ
1の着火を検出する着火検出手段としての着火センサ
(フレームロッド)4と、燃焼室2の上部に備えられて
いる水加熱用の熱交換器5と、燃焼室2の下部に備えら
れていて、燃焼室2に対して燃焼用空気を送風する送風
ファン6と、熱交換器5に対して加熱用の水を供給する
給水路7と、熱交換器5において加熱された湯を給湯栓
8に対して供給する給湯路9と、バーナ1に対して家庭
用のガス供給管から燃料ガスを供給する燃料供給路10
とが設けられている。
【0014】前記送風ファン6は、制御部Bからの駆動
電流によってファン回転数Qを増減して、燃焼室2に対
する燃焼用空気の通風量を増減できるように構成され、
この送風ファン6が、バーナ1の点火用空燃比を調節す
る空燃比調節手段としての、バーナ1への燃焼用の空気
供給量を調節する空気供給量調節手段に構成されてい
る。
【0015】前記燃料供給路10には、セイフティ電磁
弁V1と、ガスガバナ付き電磁比例弁V2と、メイン断
続弁V3と、バーナ1への実際の燃料供給量を検出する
ガス量センサ11とが備えられ、電磁比例弁V2は、制
御部Bからの駆動電流によってその弁の開度が調節され
るよう構成してある。前記給水路7は水道管に接続さ
れ、熱交換器5への給水温度を検出する給水温センサ1
2と、熱交換器5への給水量を検出する給水量センサ1
3と、水温補正バルブV4とが備えられている。前記給
湯路9には、熱交換器5の出口出湯温度を検出する出湯
温センサ14と、給水路7からの水を給湯路9に混合す
るミキシングバルブV5と、給湯栓8に対する給湯温度
を検出する給湯温センサ15とが設けられ、ミキシング
バルブV5は、制御部Bからの駆動電流によってその弁
の開度が調節され、給水路7からの水の給湯路9への取
り込み量を調節することによって、給湯栓8における給
湯温度を調節できるように構成されている。
【0016】前記制御部Bは、給湯装置の給湯動作を制
御するための制御プログラムがインストールされたマイ
クロ・コンピュータを主要部として備え、各種センサ
4,11,12,13,14,15と各種弁V1,V
2,V3,V5と送風ファン6、及び、イグナイタ3が
接続されているとともに、送風ファン6の緩点火用のフ
ァン回転数Q1を記憶する記憶手段としてのEEPRO
M16が設けられ、この制御部Bの制御プログラムに、
イグナイタ3が所定の点火用空燃比で点火作動するよう
に送風ファン6の作動を制御する点火制御手段Dが設け
られ、この点火制御手段Dに、送風ファン6による点火
用空燃比の調節状態を補正する補正手段Eとしての第1
補正手段E1と第2補正手段E2とが設けられている。
【0017】前記リモコン装置Cは有線手段によって制
御部Bに接続され、その操作パネルには、給湯装置の運
転を指示する運転スイッチC1と、給湯装置の運転状態
を示す運転ランプC2と、バーナ1の燃焼状態を示す燃
焼ランプC3と、給湯栓8に対する目標給湯温度を設定
する温度設定スイッチC4とが備えられている。
【0018】次に、図2,図3のフローチャートを参照
しながら、制御部Bによる給湯装置の制御動作を説明す
る。主電源がON操作されると制御動作が開始され、予
め初期設定されている送風ファン6の緩点火用のファン
回転数Q1がEEPROM16から読み込まれ(ステッ
プ#1)、後述するエラー回数Nが0に初期化される
(ステップ#2)。そして、リモコン装置Cの運転スイ
ッチC1がON操作され(ステップ#3)、給水量セン
サ13のONで熱交換器5への給水を検出すると(ステ
ップ#4)、点火制御手段Dによる制御を行う。
【0019】先ず、第1補正手段E1において、送風フ
ァン6の緩点火用のファン回転数Q1を補正する為の回
転数偏差αを0に初期化した後(ステップ#5)、エラ
ー回数N=1の場合はファン回転数Q1=Q1−200
rpm として点火用空燃比の調節状態を点火用空燃比が低
くなる側に補正し(ステップ#6,#7)、エラー回数
N=2の場合はファン回転数Q1=Q1+200rpm と
して点火用空燃比の調節状態を点火用空燃比が高くなる
側に補正し(ステップ#8,#9)、更に、その補正し
たファン回転数Q1に回転数偏差αを加算して、ファン
回転数Q1=Q1+αとする(ステップ#10)。
【0020】次に、ステップ#10で演算したファン回
転数Q1で通風ファン6を回転させた後(ステップ#1
1)、イグナイタ3を点火作動させるとともにガスガバ
ナ付き電磁比例弁V2を緩点火用の所定のガス供給量に
調節してメイン断続用のガス電磁弁V3とセイフティ電
磁弁V1をONし(ステップ#12)、着火センサ4が
炎を検知して着火が検出されると、イグナイタ3の点火
作動をOFFする(ステップ#13,#14)。そし
て、イグナイタ3の点火作動にかかわらず、着火センサ
4が設定時間(例えば約5秒)内に着火を検出しないと
きには(ステップ#13,#15)、第2補正手段E2
にてファン回転数Q1を更に補正することにより、点火
用空燃比の調節状態を補正して、イグナイタ3の再点火
作動を実行させる。
【0021】第2補正手段E2においては、ファン回転
数Q1を低くして点火用空燃比の調節状態を点火用空燃
比が低くなる側に補正する状態と、ファン回転数Q1を
高くして点火用空燃比の調節状態を点火用空燃比が高く
なる側に補正する状態とに切換可能に構成され、点火制
御手段Dは、イグナイタ3が再点火作動を連続して繰り
返す毎に、点火用空燃比が低くなる側に補正する状態と
高くなる側に補正する状態とに交互に切り換えるように
構成されている。
【0022】つまり、運転スイッチC1がON操作され
てから一回目の不着火の場合は、イグナイタ3の点火作
動をOFFするとともにガスガバナ付き電磁比例弁V2
とメイン断続用のガス電磁弁V3とセイフティ電磁弁V
1をOFFして(ステップ#16,#17)、通風ファ
ン6の回転による約3秒間のプレパージを実行し(ステ
ップ#18)、回転数偏差α=−100rpm とした後
(ステップ#19)、ステップ#10に戻って、ファン
回転数Q1=Q1−100rpm で一回目の再点火作動を
実行する。
【0023】また、一回目の再点火作動では着火せず、
従って、運転スイッチC1がON操作されてから二回目
の不着火の場合は、イグナイタ3の点火作動をOFFす
るとともにガスガバナ付き電磁比例弁V2とメイン断続
用のガス電磁弁V3とセイフティ電磁弁V1をOFFし
て(ステップ#20,#21)、通風ファン6の回転に
よる約3秒間のプレパージを実行し(ステップ#2
2)、回転数偏差α=+100rpm とした後(ステップ
#23)、ステップ#10に戻って、ファン回転数Q1
=Q1+100rpm で二回目の再点火作動を実行する。
【0024】そして、ステップ#13,#14で着火を
検出してイグナイタ3の点火作動をOFFすると、その
点火時の点火用空燃比の調節状態、つまり、その時のフ
ァン回転数Q1=Q1+αを次回の点火作動時における
点火用空燃比の調節状態としてEEPROM16に記憶
させる(ステップ#24)。
【0025】次に、所定の比例制御運転を実行し(ステ
ップ#25)、運転スイッチC1がOFF操作され(ス
テップ#26)、或いは、給水量センサ13が熱交換器
5への給水停止を検出すると(ステップ#27)、所定
時間に亘るポストパージの後(ステップ#28)、ステ
ップ#3に戻って、次に運転スイッチC1がON操作さ
れるまで待機する。
【0026】ステップ#20において、運転スイッチC
1がON操作されてから三回目の不着火の場合、つま
り、イグナイタ3の再点火作動が二回連続して実行され
ると、次の再点火作動の実行を停止するエラー停止処理
が行われて(ステップ#29)、エラー回数N=N+1
とし(ステップ#30)、エラー回数Nが三回を越えて
いない場合、エラー停止処理が解除されてステップ#3
に戻り(ステップ#31,#32)、エラー回数Nが三
回を越えた場合、つまり、イグナイタ3の再点火作動が
二回連続して実行された回数Nが三回を越えると、4時
間のインターロックをかけて以後の再点火作動の実行を
中止した後(ステップ#31,#33)、EEPROM
16に記憶されているファン回転数Q1を前述の初期設
定されているファン回転数Q1に初期化する(ステップ
#34)。
【0027】従って、補正手段Eは、第1補正手段E1
により、点火用空燃比の調節状態を点火用空燃比が高く
なる側に補正する状態と低くなる側に補正する状態とに
切換可能、かつ、点火用空燃比の調節状態を点火用空燃
比が高くなる側に補正する状態と低くなる側に補正する
状態との各々の状態において、更に、第2補正手段E2
により、一定範囲内で点火用空燃比の調節状態を点火用
空燃比が高くなる側に補正する状態と低くなる側に補正
する状態とに切換可能に構成されている。
【0028】また、点火制御手段Dは、イグナイタ3が
再点火作動を二回連続して繰り返す毎に、補正手段E
を、第1補正手段E1により、点火用空燃比が高くなる
側に補正する状態と低くなる側に補正する状態とに交互
に切り換え、かつ、その切り換えた状態の各々におい
て、イグナイタ3が再点火作動を連続して繰り返す毎
に、第2補正手段E2により、一定範囲内で点火用空燃
比が高くなる側に補正する状態と低くなる側に補正する
状態とに交互に切り換えるように構成されている。
【0029】〔別実施形態〕1. 空気供給量調節手段は、通風ファンの回転数の調節
によるものに限らず、例えば、通風路に設けられた開閉
シャッターなどの開閉操作により、空気供給量を調節す
るものであっても良い。尚、特許請求の範囲の項に図面
との対照を便利にするために符号を記すが、該記入によ
り本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃焼装置の全体構成を示す概略図
【図2】給湯装置の制御動作を示すフローチャート
【図3】給湯装置の制御動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 バーナ 3 点火手段 4 着火検出手段 6 空燃比調節手段(空気供給量調節手段) D 点火制御手段 E 補正手段 16 記憶手段 N 回数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/00 F23N 1/02 F23N 5/20 102

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナ(1)に点火する点火手段(3)
    と、 前記点火手段(3)による前記バーナ(1)の着火を検
    出する着火検出手段(4)と、 前記バーナ(1)の点火用空燃比を調節する空燃比調節
    手段(6)と、 前記点火手段(3)が所定の点火用空燃比で点火作動す
    るように、前記空燃比調節手段(6)の作動を制御する
    点火制御手段(D)とが設けられている燃焼装置であっ
    て、前記空燃比調節手段(6)が前記バーナ(1)への燃焼
    用の空気供給量を調節する空気供給量調節手段を設けて
    構成され、 その空気供給量調節手段(6)の調節状態を補正して、
    点火用空燃比の調節状態を補正する補正手段(E)が設
    けられ、その補正手段(E)が、点火用空燃比の調節状
    態を点火用空燃比が高くなる側に補正する状態と低くな
    る側に補正する状態とに切換可能、かつ、点火用空燃比
    が高くなる側に補正する状態と低くなる側に補正する状
    態との各々の状態において、更に、一定範囲内で点火用
    空燃比が高くなる側に補正する状態と低くなる側に補正
    する状態とに切換可能に構成され、 前記点火制御手段(D)は、 前記点火手段(3)の点火作動にかかわらず、前記着火
    検出手段(4)が設定時間内に着火を検出しないときに
    は、前記補正手段(E)にて点火用空燃比の調節状態を
    補正して、前記点火手段(3)の再点火作動を実行させ
    るように構成されるとともに、前記点火手段(3)が再
    点火作動を所定回数連続して繰り返す毎に、前記補正手
    段(E)を点火用空燃比が高くなる側に補正する状態と
    低くなる側に補正する状態とに交互に切り換え、かつ、
    その切り換えた状態の各々において、前記点火手段
    (3)が再点火作動を連続して繰り返す毎に、一定範囲
    内で点火用空燃比が高くなる側に補正する状態と低くな
    る側に補正する状態とに交互に切り換えるように構成さ
    ている燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記点火制御手段(D)は、前記点火手
    段(3)による再点火作動を実行させる前にプレパージ
    を実行させるように構成されている請求項1記載の燃焼
    装置。
  3. 【請求項3】 前記バーナ(1)の着火を検出したとき
    の点火用空燃比の調節状態を、次回の点火作動時におけ
    る点火用空燃比の調節状態として記憶する記憶手段(1
    6)が設けられている請求項1又は2記載の燃焼装置。
  4. 【請求項4】 前記点火手段(3)の再点火作動が連続
    して実行された回数(N)が所定回数を越えると、以後
    の再点火作動の実行を中止するように構成されている
    求項1,2又は3記載の燃焼装置。
JP7340141A 1995-12-27 1995-12-27 燃焼装置 Expired - Lifetime JP3025186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7340141A JP3025186B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7340141A JP3025186B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09178167A JPH09178167A (ja) 1997-07-11
JP3025186B2 true JP3025186B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=18334125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7340141A Expired - Lifetime JP3025186B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3025186B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4156321B2 (ja) * 2002-09-27 2008-09-24 アイシン精機株式会社 燃料電池用改質器バーナの着火方法およびこの方法による燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09178167A (ja) 1997-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9032950B2 (en) Gas pressure control for warm air furnaces
US6866202B2 (en) Variable output heating and cooling control
US6019593A (en) Integrated gas burner assembly
JP3025186B2 (ja) 燃焼装置
JP2003042444A (ja) 給湯器
KR930006168B1 (ko) 연소기의 제어장치
JP2002022156A (ja) 全一次式燃焼バーナの燃焼制御装置
JP3366394B2 (ja) 燃焼装置及び燃焼制御方法
JP3133724B2 (ja) 燃焼用の通風制御装置
JPH11173546A (ja) 燃焼機器の燃焼制御方法および燃焼制御装置
JPH0532654B2 (ja)
JP2975506B2 (ja) 燃焼装置
KR0153711B1 (ko) 연소장치
JP2686377B2 (ja) 燃焼装置
JP3157639B2 (ja) 給湯器
JP3292569B2 (ja) 燃焼装置
JPH02169919A (ja) 強制送風式燃焼装置の制御装置
JP2896111B2 (ja) 燃焼制御装置
KR0170170B1 (ko) 연소장치
JPH0318836Y2 (ja)
JPH09229353A (ja) 燃焼装置
JPH09236252A (ja) 燃焼用ファン制御装置
JPH0379611B2 (ja)
JPH0727418A (ja) 給湯装置
JPH0715338B2 (ja) 給湯器の制御装置