JP3025078U - 掴み搬送装置 - Google Patents

掴み搬送装置

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JP3025078U
JP3025078U JP1995012392U JP1239295U JP3025078U JP 3025078 U JP3025078 U JP 3025078U JP 1995012392 U JP1995012392 U JP 1995012392U JP 1239295 U JP1239295 U JP 1239295U JP 3025078 U JP3025078 U JP 3025078U
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clamp arm
clamp
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eccentric shaft
rotating
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JP1995012392U
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博 村上
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博 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプアームの付勢に板バネを使用して、
寿命延長を画る。 【解決手段】 周回部材1上に等間隔に配備されたクラ
ンプ装置8と、クランプ作動手段7とによって構成さ
れ、クランプ装置8は、周回部材1に取り付けられた支
持台2に形成されシート状物Sの端部を載せる載せ面2
6、支持台2上に回転可能に設けられた回転軸3の偏心
軸部31に取り付けられ周回部材1の周回面内にて回動し
て自由端を載せ面26に接近離間させるクランプアーム
5、偏心軸部31に回転可能に嵌まった回転部材4、回転
部材4の周面を押圧してクランプアーム5の自由端を載
せ面26を押圧する方向に付勢する板バネ42、及び回転軸
3上に取り付けられクランプアーム5の回動面と平行な
面内で回動可能な制御レバー6とを有し、クランプ作動
手段7は、制御レバー6に係脱してクランプアーム5を
回動させて該クランプアーム5を開閉させるものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、新聞等のシート状物を掴んで搬送するための掴み搬送装置である。
【0002】
【従来の技術及び本考案が解決しようとする課題】
新聞の印刷工場では、輪転機で印刷した新聞を供給コンベアによって1部づつ ずらしながら搬送し、チェンコンベアに配備したクランプ手段によって供給コン ベア上の新聞を1部づつクランプして取り出し、所定の位置でクランプを解除し て新聞を排出することが行なわれている。 従来のクランプ手段は、洗濯バサミ式のグリッパをコイルスプリングの付勢力 によって閉じ、カムによって開く。
【0003】 新聞は、1ライン当り、毎時14万部程度を処理せねばならず、クランプ手段 の開閉頻度は極めて高く、コイルスプリングが疲労によって折損し、クランプミ スが生じる。又、コイルスプリングの伸縮の際の音が大きく、騒音により作業環 境を悪くしている。 本考案は、上記問題を解決できるシート状物の掴み搬送装置を明かにするもの である。
【0004】
【課題を解決する手段】
本考案の掴み搬送装置は、周回部材(1)上に等間隔に配備されたクランプ装置 (8)と、クランプ作動手段(7)とによって構成され、各クランプ装置(8)は、周 回部材(1)に設けた支持台(2)に形成されシート状物Sの端部を載せる載せ面(2 6)、支持台(2)上に回転可能に設けた回転軸(3)の偏心軸部(31)に取り付けられ 周回部材(1)の周回面内にて回動して自由端を載せ面(26)に接近離間させるクラ ンプアーム(5)、偏心軸部(31)に回転可能に嵌まった回転部材(4)、回転部材( 4)の周面を押圧してクランプアーム(5)の自由端を載せ面(26)を押圧する方向 に付勢する板バネ(42)、及び回転軸(3)上に取り付けられクランプアーム(5)の 回動面と平行な面内で回動可能な制御レバー(6)とを有し、クランプ作動手段( 7)は、制御レバー(6)に係脱してクランプアーム(5)を回動させてクランプア ーム(5)を開閉させるものである。
【0005】
【作用及び効果】
掴み搬送装置は、シート供給コンベア(9)の下流端に接近して配備する。周回 部材(1)の周回に伴って、クランプ装置(8)が供給コンベア(9)の下流側のシー ト受渡し位置に達すると、支持台(2)上の載せ面(26)とクランプアーム(5)との 間にシートの端部が嵌まりこみ、このタイミングに合わせて、クランプ作動手段 (7)が制御レバー(6)に係合して板バネ(42)に抗して偏心軸部(31)を回転させ、 クランプアーム(5)を閉じる。 これによってシート状物Sはクランプ装置(8)にクランプされ、周回部材(1) の周回移行により、供給コンベア(9)から引き出される。
【0006】 クランプ装置(8)からのシート状物Sの取り出しは、シート状物Sを手で引っ 張っても可く、又、シート排出位置にて制御レバー(6)に係合してクランプアー ム(5)を開き方向に回転させるカム等を設けてもよい。 上記の如く、本考案は、クランプアーム(5)の付勢に、板バネ(42)を使用して いるため、従来のコイルスプリングを使用した場合の様な、コイルスプリングの 折損、それに伴うクランプミスを生じない。又、板バネ(42)は、偏心軸部(31)を 常時付勢しているため、板バネ(42)を叩く音が発することはなく、従来のコイル スプリングの場合の様にバネ音によって騒音が発生することはない。
【0007】
【考案の実施の形態】
図5は、供給コンベア(9)によって、新聞等のシート状物Sを1部づつずらせ て搬送する供給コンベア(9)から、本考案の掴み搬送装置によって1部づつ、取 り出す状態を示している。 掴み搬送装置は、周回部材(1)上に等間隔にクランプ装置(8)を配備して構成 される。 以下の説明で、上流側、下流側とは、クランプ装置(8)から見て、周回部材( 1)の周回方向に対する上流側、下流側のことである。
【0008】 図1に示す如く、実施例の周回部材(1)はチェンコンベア(11)であり、該コン ベアのリンク板(12)にクランプ装置(8)が取り付けられる。 クランプ装置(8)は、支持台(2)と、該支持台(2)に回転軸(3)を介して取り 付けられたクランプアーム(5)と、該クランプアーム(5)を閉じ方向に付勢する 板バネ(42)と、クランプアーム(5)の動きを制御する制御レバー(6)とによって 構成される。
【0009】 支持台(2)は、脚板(21)と載せ板(22)をL字状に繋ぎ、脚板(21)の上部端面と 載せ板(22)の端面に跨がって背板(23)を固定し、背板(23)の下部に外向きに取付 片(25)を突設している。 脚板(21)の下端をチェンコンベア(11)のリンク板(12)にネジ止め固定し、背板 (23)を上流側に向けている。 背板(23)の中央部には上端に開口する切欠き(24)が開設されている。 前記載せ板(22)の上面が、シート状物Sの端部が載る載せ面(26)と成っている 。
【0010】 支持台(2)の取付片(25)を貫通してチェンコンベア(11)のローラ(12)と平行に 回転軸(3)が回転自由に配備される。回転軸(3)の取付片(25)からの臨出部の一 端側は偏心軸部(31)となっている。 偏心軸部(31)の外面にリング状の回転部材(4)、実施例ではベアリング(41)が 嵌まり、該偏心軸部(31)の外側端面にはチェンコンベア(11)の周回面内にて回動 可能にクランプアーム(5)の基端が固定されている。
【0011】 クランプアーム(5)は前記支持台(2)の背板(23)の切欠き(24)に侵入可能であ り、クランプアーム(5)の自由端には2つのゴム製押え駒(51)が配備される。 前記回転軸(3)の、クランプアーム(5)とは反対側の端面には、チェンコンベ ア(11)の周回面と平行な面内にて回動可能に制御レバー(6)の基端が固定される 。 制御レバー(6)の自由端に当りローラ(61)が枢支される。
【0012】 支持台(2)の取付片(25)の上流側端面には、偏心軸部(31)に嵌まったベアリン グ(41)の上面を覆う様に円弧状に屈曲した板バネ(42)の基端がボルト止めされて いる。該板バネ(42)は、常時ベアリング(41)に接して偏心軸部(31)をチェンコン ベア(11)側に付勢している。 回転軸(3)の回転中心P1よりも偏心軸部(31)の軸心P2が上方で支持台(2)に 近い位置に有るときは、板バネ(42)の付勢力は、回転軸(3)を反時計方向、即ち 、クランプアーム(5)を載せ面(26)に対して上から押圧する方向に作用する。
【0013】 クランプアーム(5)に時計方向の外力が加わり、偏心軸部(31)の軸心P2が回 転軸(3)の回転中心P1よりも上流側に越えた瞬間、板バネ(42)の下向き付勢に より、回転軸(3)は反時計方向に180°回転して、図2の如く、クランプアー ム(5)は、上流側に倒れて全開状態を保つ。
【0014】 クランプ作動手段(7)は、制御レバー(6)に係脱して、クランプアーム(5)を を板バネ(42)に抗して作動させるものである。 クランプ作動手段(7)は、クランプアーム(5)を閉じる第1作動手段(71)と、 クランプアーム(5)を開く第2作動手段(72)とによって構成される。
【0015】 実施例では、第1、第2両作動手段(71)(72)はカムであって第1作動手段(71) は、周回部材(1)の下流側に、第2作動手段(72)は、シート状物の排出位置に対 応して配備される。第1作動手段(71)は、クランプアーム(5)が全開状態に於け る制御レバー(6)の当りローラ(61)に係合して、該制御レバー(6)をクランプア ーム(5)の閉じ側に回動させることのできる位置及び形状であり、第2作動手段 (72)は、クランプアーム(5)が全閉状態に於ける制御レバー(6)の当りローラ(6 1)に係合して、該制御レバー(6)をクランプアーム(5)のアームの開き方向に回 動させることのできる位置及び形状である。
【0016】 然して、掴み搬送装置は、シート供給コンベア(9)の下流端に接近して配備す る。周回部材(1)の周回に伴って、クランプ装置(8)が供給コンベア(9)の下流 側のシート受渡し位置に達すると、支持台(2)上の載せ面(26)とクランプアーム (5)との間にシートの端部が嵌まり込み、このタイミングに合わせて、第1作動 手段(71)が制御レバー(6)に係合して板バネ(42)に抗して偏心軸部(31)を回転さ せ、クランプアーム(5)を閉じる。 これによってシート状物Sはクランプ装置(8)にクランプされ、周回部材(1) の周回移行により、供給コンベア(9)から引き出される。
【0017】 シート状物Sをクランプしたクランプ装置(8)が、シート排出位置に達すると 、制御レバー(6)が第2作動手段(72)に係合して、クランプアーム(5)を開き、 シート状物に対するクランプを開放する。 尚、クランプ状態のシート状物を手で引っ張って、外すこともできる。
【0018】 上記の如く、本考案は、クランプアーム(5)の付勢に、回転軸(3)の偏心軸部 (31)と板バネ(42)を使用しているため、従来のコイルスプリングを使用した場合 の様な、コイルスプリングの折損、それに伴うクランプミスを生じない。又、板 バネ(42)は、偏心軸部(31)に嵌まったベアリング(41)に常時接して、偏心軸部(3 1)を付勢しているため、偏心軸部(31)が回転する際、ベアリング(42)が板バネ(4 2)を叩く音が発することなく、従来のコイルスプリングを用いた場合に比べて、 運転音は小さい。
【0019】 尚、クランプ作動手段(7)は、上記の様な、カムに限定されることはなく、制 御レバー(6)に係脱するシリンダ装置等でも実施可能であり、又、クランプアー ム(5)の開閉のタイミングも、クランプアーム(5)を常閉とし、クランプ位置の 直前に制御レバー(6)に係合してクランプアーム(5)を一旦開き、クランプアー ム(5)がクランプ位置に達するタイミングに対応して制御レバー(6)に係合し、 該制御レバー(6)をクランプアーム(5)が閉じる方向に回転させる様にすること もできる。
【0020】 図6は、クランプアーム(5)の他の実施例を示しており、該アームの取付け側 基端は2股に形成され、前記偏心軸部(31)を挟む様にして取付けられる。 アームの先端には、太幅の輪ゴム(50)を巻き付けて、新聞をクランプした時の 滑り止めとなしている。 尚、図6の実施に際し、回転軸(3)の存在が、アーム基端を偏心軸部(31)に取 付けるの邪魔になる様であれば、アームの二股基端の形状を回転軸(3)をかわす 様に形成すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】クランプ装置の斜面図である。
【図2】クランプアームの全閉状態のクランプ装置の正
面図である。
【図3】クランプ装置の右側面図である。
【図4】クランプ装置の断面図である。
【図5】シート状物の受渡し状態の説明図である。
【図6】クランプアームの他の実施例の斜面図である。
【符号の説明】
(1) 周回部材 (2) 支持台 (3) 回転軸 (31) 偏心軸部 (4) 回転部材 (5) クランプアーム (6) 制御レバー (7) クランプ作動手段 (8) クランプ装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周回部材(1)上に等間隔に配備されたク
    ランプ装置(8)と、クランプ作動手段(7)とによって構
    成され、各クランプ装置(8)は、周回部材(1)に設けた
    支持台(2)に形成されシート状物Sの端部を載せる載せ
    面(26)、支持台(2)上に回転可能に設けた回転軸(3)の
    偏心軸部(31)に取り付けられ周回部材(1)の周回面内に
    て回動して自由端を載せ面(26)に接近離間させるクラン
    プアーム(5)、偏心軸部(31)に回転可能に嵌まった回転
    部材(4)、回転部材(4)の周面を押圧してクランプアー
    ム(5)の自由端を載せ面(26)を押圧する方向に常時付勢
    する板バネ(42)、及び回転軸(3)上に取り付けられクラ
    ンプアーム(5)の回動面と平行な面内で回動可能な制御
    レバー(6)とを有し、クランプ作動手段(7)は、制御レ
    バー(6)に係脱してクランプアーム(5)を回動させてク
    ランプアーム(5)を開閉させるものである掴み搬送装
    置。
JP1995012392U 1995-11-22 1995-11-22 掴み搬送装置 Expired - Lifetime JP3025078U (ja)

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ID=43160289

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307724A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Nisshinbo Ind Inc ラミネート装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008307724A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Nisshinbo Ind Inc ラミネート装置

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