JP3024694U - 皮剥き器 - Google Patents

皮剥き器

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JP3024694U
JP3024694U JP1995013046U JP1304695U JP3024694U JP 3024694 U JP3024694 U JP 3024694U JP 1995013046 U JP1995013046 U JP 1995013046U JP 1304695 U JP1304695 U JP 1304695U JP 3024694 U JP3024694 U JP 3024694U
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JP
Japan
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thin plate
fruits
vegetables
hand
protrusions
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Application number
JP1995013046U
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English (en)
Inventor
教子 遠山
瑞代 小森
Original Assignee
教子 遠山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰でも簡単に野菜や果物などの皮を剥くこと
ができ、また子供や盲人にも安全に使うことができる皮
剥き器を提供する。 【解決手段】 可曲自在な薄板2の表面に多数の突起3
が形成されており、薄板2の裏面には、この薄板2に手
の内側を添えるために、伸縮自在なバンド4が対向する
両辺に架け渡して取り付けられている。このため、薄板
2の裏面とバンド4との間に手を入れると、バンド4の
張力によって皮剥き器1は手に保持されて、薄板2を凹
状や凸状に撓ませることができるので、この状態のまま
野菜や果物などを握って、野菜や果物などの表面を擦れ
ば、突起3が野菜や果物などの表面に食い込んで皮が剥
けるので、誰でも簡単に野菜や果物などの皮を剥くこと
ができ、また子供や盲人にも安全に使うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、皮剥き器に関する。さらに詳しくは、野菜や果物の皮を剥く皮剥き 器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の皮剥き器は、手で握るための棒状の取っ手の先端に剃刀が取り付けられ たものであり、この取っ手の先端は二股に分岐して2本の突起部が形成されてお り、この2本の突起部には前記剃刀の両端が架け渡されて取り付けられている。 この従来の皮剥き器を用いて野菜や果物などの皮を剥くためには、まず、取っ手 を片方の手で握り、他方の手に野菜や果物などを保持して、前記剃刀を野菜や果 物などに直角にあてて少し力を加えて剃刀を撓ませ、野菜や果物などの表面に沿 って動かせば剃刀が野菜や果物などに食い込んで野菜や果物などの皮が剥ける。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、前記剃刀が野菜や果物などの表面に接触している部分は前記撓んだ 形状の曲線であるが、野菜や果物などの凸凹した表面と同様の形状に剃刀を撓ま せるように力を加えるのは素人や初心者には難しいという問題がある。 また、従来の皮剥き器を用いて小さな形状の野菜や果物などを剥くときに、前 記剃刀は鋭利なので自分の片方の手を触れただけで切れてしまうことがよくあり 、従来の皮剥き器は危険であり、とくに子供や盲人には危険すぎて使用できない という問題がある。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、誰でも簡単に野菜や果物などの皮を剥くことがで き、また子供や盲人にも安全に使うことができる皮剥き器を提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1の皮剥き器は、多数の突起が表面に形成された可曲自在な薄板と、該 薄板の裏面に設けられ、該薄板に手の内側を添えるためのバンドとからなること を特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。図1は本考案の一実施形 態に係わる皮剥き器の概略正面図、図2は同概略背面図である。 図1に示すように、本考案の皮剥き器1は、可曲自在な薄板2の表面に多数の 突起3が形成されているので、この薄板2は野菜や果物などの表面の湾曲に沿っ て屈曲させることができる。前記突起3によって野菜や果物などの皮を削り落と すことができ、また、突起3は前記剃刀のごとく鋭利ではないので、触っただけ では指や手が切れたりしない。
【0007】 薄板2は四角い形状をしているが、三角であっても円形であってもよく、本考 案の皮剥き器において、薄板の形状は限定されない。なお、薄板2は、アルミニ ウム製であるが、アルミニウムだけでなくカーボンや合成樹脂などの屈曲性の高 い材料であればよく、金属・非金属を問わず屈曲性が高い材料であれば限定され ない。なお、図2に示すように、危険防止のために、薄板2の周囲は内側に折り 込まれているが、薄板2の周囲に沿ってゴムを張り付けてもよく、薄板2の周囲 に触れたときに手や指が切れたりしなければ、危険防止の方法は種々採用されう る。
【0008】 図1に示すように、突起3は、本実施形態の皮剥き器1では、薄板2に金属の アルミニウムを使用しているので、この薄板2を十字裂状に打ち抜くことによっ て、薄板2の片面に形成している。もし、薄板2が金属ではなく前記合成樹脂製 であれば、多数の突起が薄板の片面に取り付けられた形状の型を作っておき、こ の型に合成樹脂を流し込んで成型すればよい。なお、突起3の高さは1〜3mmの 範囲が好ましく、突起3の高さは野菜や果物などの皮の厚さや固さに応じて決め ればよい。この突起3を低くすれば、リンゴや梨、柿などの果物の皮、および、 大根やじゃがいも、さといもなどの野菜の皮を薄く剥くことができる。
【0009】 図2に示すように、前記薄板2の裏面には、この薄板2に手の内側を添えるた めに、伸縮自在なバンド4が対向する両辺に架け渡して取り付けられている。も ちろん、薄板2の裏面には前記突起3は形成されていない。したがって、薄板2 の裏面とバンド4との間に手を入れると、バンド4の張力によって皮剥き器1は 手に保持される。なお、バンド4は細長い紐状のものであっても、太くて幅のあ る帯状のものであってもよい。
【0010】 つぎに、本考案の皮剥き器の使用方法について説明する。 図3は本考案の一実施形態の皮剥き器の使用説明図である。(A)は皮剥き器 1の表面を凹形状に屈曲させた状態、(B)は皮剥き器1の表面を凸形状に屈曲 させた状態である。図3(A)、(B)に示すように、まず、薄板2の裏面とバ ンド4との間に手を入れると、バンド4の張力によって皮剥き器1は手に保持さ れる。なお、同図に示すように、人指し指、中指、薬指の3本の指を、前記薄板 2の裏面とバンド4との間に入れると野菜や果物などを握りやすいので使いやす い。
【0011】 つぎに、図3(A)に示すように、手を握る状態にすると、薄板2の表面は手 とともに凹状に撓むとともに、薄板2の裏面は手になじむ。この状態のまま野菜 や果物などを握り込んで、野菜や果物などの表面を擦れば、突起3が野菜や果物 などの表面に食い込んで、野菜や果物などの皮を剥くことができる。
【0012】 また、図3(B)に示すように、手を伸長させ、手のひらを反らした状態にす ると、薄板2の表面は凸状に撓む。この場合には、野菜や果物などの表面の凹ん だ部分に、集中的に薄板2の突起3をあてて擦ることができるので、前記図3( A)の状態では剥くのが難しい凹んだ部分であっても、きれいに皮を剥くことが できる。上記のごとく、野菜や果物などの形状に応じて薄板2を、凹状に撓まし たり、凸状に撓ませることによって、簡単にきれいに皮を剥くことができる。
【0013】 なお、野菜や果物などに流水を当てながら、皮剥き器1を使用すれば、突起3 に引掛かった野菜や果物などの皮を流し落とすことができ、突起3の目詰まりを 防止することができる。
【0014】 上記のごとく、本考案の皮剥き器は誰でも簡単に野菜や果物などの皮を剥くこ とができ、また子供や盲人にも安全に使うことができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の皮剥き器によれば、誰でも簡単に野菜や果物などの皮を剥くことがで き、また子供や盲人にも安全に使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の皮剥き器の一実施形態に係わる概略正
面図である。
【図2】本考案の皮剥き器の一実施形態に係わる概略背
面図である。
【図3】本考案の皮剥き器の一実施形態の使用説明図
で、(A)は皮剥き器1の表面を凹形状に屈曲させた状
態、(B)は皮剥き器1の表面を凸形状に屈曲させた状
態である。
【符号の説明】
1 皮剥き器 2 薄板 3 突起 4 バンド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の突起が表面に形成された可曲自在な
    薄板と、該薄板の裏面に設けられ、該薄板に手の内側を
    添えるためのバンドとからなることを特徴とする皮剥き
    器。
JP1995013046U 1995-11-15 1995-11-15 皮剥き器 Expired - Lifetime JP3024694U (ja)

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