JPH10121310A - 片手で装着できる手袋型防護具 - Google Patents

片手で装着できる手袋型防護具

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JPH10121310A
JPH10121310A JP30077096A JP30077096A JPH10121310A JP H10121310 A JPH10121310 A JP H10121310A JP 30077096 A JP30077096 A JP 30077096A JP 30077096 A JP30077096 A JP 30077096A JP H10121310 A JPH10121310 A JP H10121310A
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JP
Japan
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finger
hand
cut
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palm
Prior art date
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JP30077096A
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English (en)
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Tadanori Miyamori
忠則 宮森
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Individual
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  • Gloves (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】片手で簡単に短時間で装着でき、材料を掴み固
定し、手との滑りを防止し、手を傷つけずに調理、作業
ができる手袋型防護具を提供する。 【解決手段】本体1の手の甲側部分12から手のひら側
部分13にかけて開口部7とその形状保持部8を設け、
手のひら側部分13の内面13aの各指部分に凹凸部9
を設け、外面13bに円錐形突起物10を設け、開口部
7より手を挿入し、各指部分2、3、4、5、6に各指
を挿入し屈折することににより材料を掴み固定し、調
理、作業を行う。また手の甲側部分12の外面12bに
網状に形成したステンレス製の鎖11を被覆材14で被
覆し固着することにより刃物類からも手を防護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片手で装着できる
手袋型防護具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のゴム手袋類を装着する場合、両手
を使うため調理、作業を一旦中断してゴム手袋類を装着
せねばならず、時間を要し不便であった。
【0003】そのうえ、手とゴム手袋類の内面とが汗な
どで滑ったり、魚類の体の表面の粘液などでゴム手袋類
と材料とが滑るなどし、材料を掴みにくいという問題が
あった。
【0004】そのため、魚類や甲殻類などを調理する
際、あるいは魚釣りで釣れた魚から釣り針をはずす作業
をする際、素手あるいはタオル類を用いて掴み固定し、
調理、作業をしていたため甲殻類の甲羅の鋭い突起部分
や魚類の鋭いヒレ部分で手を傷つけるという問題があっ
た。
【0005】また包丁などの刃物類を使用し調理する
際、素手はむろんのことタオル類や従来の手袋類を使用
しても切断してしまい、手を傷つけるという危険性があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、片手で簡単
に短時間で装着することができ、材料を掴んだ状態で固
定し、手との滑りを防止し、手を傷つけずに調理、作業
のできる手袋型防護具の提供を目的とするものである
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明による片手で装着できる手袋型防護具
は、先端部が円弧状に密閉され根元部が開口した筒形の
形状を持つ各指部分、親指部分2と人差し指部分3と中
指部分4と薬指部分5と小指部分6を有する本体1の人
差し指部分3と中指部分4と薬指部分5と小指部分6の
指の付け根部分の手の甲側部分12を、各指部分は指の
先端方向にかけて円弧形に切断し、各指部分と指部分と
の間の部分は手首方向にかけて円弧形に切断し、隣り合
う円弧形の切断線が交点を持ち波形の切断線を描き、小
指部分6側の波形切断線の端から人の手の甲の小指部分
側を被覆する部分を5ミリから10ミリ程度残し手首方
向に向けて切断し、そして人の手首部分で人の手のひら
側の手首にかけて円弧を描き切断し、人の手のひらを覆
うように人の手のひら側の手首に沿って切断し、人の親
指の第3関節を覆うように親指部分2の付け根を人差し
指部分3側の波形切断線の端に向けて曲線を描き切断
し、人差し指部分3側の波形切断線の端と交点を持ち形
成された開口部7を設け、開口部7の開口縁を本体1の
厚みより大きくし丸形に成形した開口部7の形状保持部
8を設け、親指部分2と他の指部分の人差し指部分3、
中指部分4、薬指部分5、小指部分6とが相対する、側
面からみるとU字形の立体的な構造を持ち、本体1の手
のひら側部分13の内面13aの各指部分において、人
の指の手のひら側と接する部分に凹凸状に一体形成され
た凹凸部9を設け、本体1の手のひら側部分13の外面
13bに一体形成あるいは接着された不規則な配置の円
錐形突起物10を設ける、手段を講じたものである。
【0008】また本体1の手の甲側部分12の全体また
は部分的に、網状に形成されたステンレス製の鎖11
を、手の甲側部分12の外面12bと被覆材14との間
に固着するという、手段を講じたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、上記の手段を講じたの
で、これを使用するときは、開口部7より手を挿入し,
各指部分2と3と4と5と6にそれぞれ人の各指を挿入
し、各指を屈折することにより材料を掴み固定して、調
理、作業などを行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
【0011】以下に述べる図は、本発明による片手で装
着できる手袋型防護具の第1の実施例を示す図であり、
図1(a)は本体1の手の甲側斜視図であり、図1
(b)は図1(a)のB−B’線の断面図であり、図2
は手のひら側図であり、図3は親指部分側側面図であ
り、図4は小指部分側側面図であり、図5は手の甲側図
である。各図において、本体1は先端部が円弧状に密閉
され根元部が開口した筒形の形状を持つ各指部分、親指
部分2と人差し指部分3と中指部分4と薬指部分5と小
指部分6を有し、人差し指部分3と中指部分4と薬指部
分5と小指部分6の指の付け根部分の手の甲側部分12
を、各指部分は指の先端方向にかけて円弧形に切断し、
各指部分と指部分との間の部分は手首方向にかけて円弧
形に切断し、隣り合う円弧形の切断線が交点を持ち波形
の切断線を描き、小指部分6側の波形切断線の端から人
の手の甲の小指部分側を被覆する部分を5ミリから10
ミリ程度残し手首方向に向けて切断し、そして人の手首
部分で人の手のひら側の手首にかけて円弧を描き切断
し、人の手のひらを覆うように人の手のひら側の手首に
沿って切断し、人の親指の第3関節を覆うように親指部
分2の付け根を人差し指部分3側の波形切断線の端に向
けて曲線を描き切断し、人差し指部分3側の波形切断線
の端と交点を持ち形成された開口部7を設け、開口部7
の開口縁を本体1の厚みより大きくし、丸形に成形した
開口部7の形状保持部8を設けている。
【0012】この手袋型防護具は、魚類や甲殻類などを
調理する際、あるいは魚釣りで釣れた魚から釣り針をは
ずす作業をする際に用いられる。したがって、通常の手
袋のような手の甲の部分が必要なく開口しているため、
開口部より手を挿入することにより、片手で短時間で簡
単に装着することができる。
【0013】また、本体1の各指部分の長さは、人の指
の第3関節と第2関節の中間位で、各指部分の開口部は
人の指の第2関節位に位置するのが望ましい。
【0014】本体1の材質としては柔軟性があり、摩耗
性が少なく、浸透性がなく、ある程度の形状を保持する
ため1.5ミリから2.0ミリ程度の厚みのある、ゴム
類、合成ゴム類、合成樹脂類などが望ましい。
【0015】本発明の製造方法として、従来からの金型
による圧縮方法により図8に示す本体1の手の甲側部分
12と手のひら側部分13を成形し、手の甲側部分12
と手のひら側部分13とを融着させて成形する方法をと
れば、コストも安く大量生産が可能である。
【0016】図6(c)は、実際に材料を掴み固定した
図で、図6(d)は図6(c)のD−D’線で切断した
断面図である。同図において、本体1の開口部7より手
を挿入し各指部分2、3、4、5、6にそれぞれ人の各
指を挿入し各指を屈折することにより、各指部分も一体
動作で屈折し本体1の手のひら側部分13の外面13b
が材料を掴み固定している。
【0017】その際、本体1の手のひら側部分13の外
面13bに,一体形成あるいは接着された不規則な配置
の円錐形突起物10が、本体1と材料との滑りを防止し
ている。
【0018】また、接着する場合の突起物10の材質と
しては、摩耗性が少ない硬質プラスチック、木材、ステ
ンレスなどが望ましい。
【0019】また、同時に本体1の手のひら側部分13
の内面13aの各指部分の人の指の手のひら側と接する
部分に凹凸状に一体形成された凹凸部9が、手と本体1
との汗などによる滑りを防止している。
【0020】また、本体1において、親指部分2と他の
指部分の人差し指部分3、中指部分4、薬指部分5、小
指部分6とは相対する、側面からみるとU字形の立体的
な構造を持っているため、材料を掴み易い。
【0021】また、図7(e)は第2の実施例であり、
図7(f)は図7(e)の親指部分2の一点鎖線部Fを
切り取り、手の甲側部分12と被覆材14とを剥離した
拡大図であり、同図において11は、網状に形成された
ステンレス製の鎖である。
【0022】第2の実施例において材料を、本体1を装
着して調理している最中、誤って包丁などの刃物類で本
体1を切断しそうになったとき、網状に形成されたステ
ンレス製の鎖11により刃物類が指に到達することを妨
げ、指を傷つけるのを防止する。
【0023】また11は、材質にステンレスを使用して
いるので錆びない。
【0024】また、手の甲側部分12に網状に形成され
たステレス製の鎖11を固着する方法としては図9によ
り、厚みが0.5ミリから0.7ミリ程度の厚さで、本
体1と同一の材質の被覆材14を、金型による圧縮によ
り手の甲側部分12を覆う形に成形し、手の甲側部分1
2の外面12bと被覆材14との間に網状に形成された
ステンレス製の鎖11を全体あるいは部分的にはさみ、
接着あるいは圧着するという方法が考えられる。
【0025】本発明は、左右どちらの手にもあてはまる
ことは当然である。
【0026】また、手の甲側部分12、手のひら側部分
13、被覆材14の色をそれぞれ変えることにより、色
彩的にも美感をもたせることが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上に述べたように本発明は、立体的な
手袋型に形成した防護具に、開口部を設けることによ
り、片手で短時間で装着することを可能にし、甲殻類の
甲羅の鋭い突起部分や魚類の鋭いヒレなどから手を防護
し、また調理をする際、刃物類からも手を防護するとい
う効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本体1の手の甲側斜視図である。
(b)は(a)をB−B’線で切断した断面図である。
【図2】 本体1の手のひら側図である。
【図3】 本体1の親指部分側側面図である。
【図4】 本体1の小指部分側側面図である。
【図5】 本体1の手の甲側図である。
【図6】 (c)は本体1で実際に材料を掴み固定した
手の甲側斜視図である。(d)は(c)をD−D’線で
切断した断面図である。
【図7】 (e)は本体1の第2の実施例の手の甲側斜
視図である。(f)は(e)を一点鎖線部Fで切り取
り、剥離した図である。
【図8】 本体1の製作図である。
【図9】 本体1の第2の実施例の製作図である。
【符号の説明】 1 本体 2 本体の親指部分 3 本体の人差し指部分 4 本体の中指部分 5 本体の薬指部分 6 本体の小指部分 7 開口部 8 開口部の形状保持部 9 凹凸部 10 円錐形突起物 11 網状に形成されたステンレス製鎖 12 本体の手の甲側部分 12b 手の甲側部分の外面 13 本体の手のひら側部分 13a 手のひら側部分の内面 13b 手のひら側部分の外面 14 被覆材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部が円弧状に密閉され根元部が開口
    した筒形の形状を持つ各指部分、親指部分(2)と人差
    し指部分(3)と中指部分(4)と薬指部分(5)と小
    指部分(6)を有する本体(1)の人差し指部分(3)
    と中指部分(4)と薬指部分(5)と小指部分(6)の
    指の付け根部分の手の甲側部分(12)を、各指部分は
    指の先端方向にかけて円弧形に切断し、各指部分と指部
    分との間の部分は手首方向にかけて円弧形に切断し、隣
    り合う円弧形の切断線が交点を持ち波形の切断線を描
    き、小指部分(6)側の波形切断線の端から人の手の甲
    の小指部分側を被覆する部分を5ミリから10ミリ程度
    残し手首方向に向けて切断し、そして人の手首部分で人
    の手のひら側の手首にかけて円弧を描き切断し、人の手
    のひらを覆うように人の手のひら側の手首に沿って切断
    し、人の親指の第3関節を覆うように親指部分(2)の
    付け根を人差し指部分(3)側の波形切断線の端に向け
    て曲線を描き切断し、人差し指部分(3)側の波形切断
    線の端と交点を持ち形成された開口部(7)を設け、開
    口部(7)の開口縁を本体(1)の厚みより大きくし、
    丸形に成形した開口部(7)の形状保持部(8)を設
    け、親指部分(2)と他の指部分の人差し指部分
    (3)、中指部分(4)、薬指部分(5)、小指部分
    (6)とが相対する、側面からみるとU字形の立体的な
    構造を持ち、本体(1)の手のひら側部分(13)の内
    面(13a)の各指部分において、人の指の手のひら側
    と接する部分に凹凸状に一体形成された凹凸部(9)を
    設け、本体(1)の手のひら側部分(13)の外面(1
    3b)に一体形成あるいは接着された不規則な配置の円
    錐形突起物(10)を設けた片手で装着できる手袋型防
    護具。
  2. 【請求項2】 本体(1)の手の甲側部分(12)の全
    体または部分的に、網状に形成されたステンレス製の鎖
    (11)を、手の甲側部分(12)の外面(12b)と
    被覆材(14)との間に固着した請求項1の片手で装着
    できる手袋型防護具。
JP30077096A 1996-10-07 1996-10-07 片手で装着できる手袋型防護具 Pending JPH10121310A (ja)

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Cited By (3)

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