JP3024564U

JP3024564U - 連結部品内蔵型バリケード

Info

Publication number: JP3024564U
Application number: JP1995008936U
Authority: JP
Inventors: 清治田川
Original assignee: 清治田川
Priority date: 1995-07-21
Filing date: 1995-07-21
Publication date: 1996-05-21
Anticipated expiration: 2001-07-21

Abstract

(57)【要約】【目的】本案は、進入遮断の為の道路工事、敷地区切り
や、進路誘導または、案内板設置等におもに用いられる
保安器具であるところのバリケードに関するものであ
り、簡単な連結作業、運搬労力およびコストの軽減を目
的とするものである。【構成】本体部品（１）の内部に抜差し可能な連結部品
（２）を組合わせ、本体部品（１）に連結部品（２）固
定用の器具（１）を装着し、復元力のある器具（２）を
連結部品（２）の中間に装着することによって構成され
た連結部品内蔵型バリケード。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本案は、進入遮断の為の道路工事、敷地区切りや、進路誘導または、案内板設置等におもに用いられる保安器具であるところのバリケードに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

いままでの商品は、複数台連結するのに、木又はパイプ等を紐や針金などを使って連結せざる得なかったが、その作業に大変な時間がかかりまた、連結する長さに合せ強度を考えると出来るだけ長いものを使用せねばならず、作業労力や運搬労力及びコストも大変なものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記従来例の問題点を解決すべく本体部品（１）に連結部品（２）を内蔵し、必要に応じてその連結部品にて複数台を長さ調整をし連結、固定し且つ、器具（２）を装着する事により、地面、床等の設置面の若干の凹凸にも対応することにより作業、運搬労力およびコストの軽減を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】連結部品（２）を内蔵可能な本体部品（１）の端方部分に、若干を残して引出された連結部品（２）の残された一部分に圧力をかけ本体部品（１）と連結部品（２）を円定する器具（１）を設ける。連結部品（２）の中間、あるいは本体部品（１）の中間部に復元力のある器具２）を装着する。［図１］以上のような構成よりなる連結部品内蔵型バリケード。

【０００５】

【作用】連結部品（２）を本体部品（１）より引出し別一体の本体部品（１）に差込み、器具（１）により両本体と連結部品（２）を固定する。その場合、復元力のある器具（２）をどちらか一方の本体部品（１）に内蔵したままであれば、連結は強固であり直線状に並び、両本体の中間に位置すれば、地面、床等の設置面の若干の起伏にも対応し連結出来さらに、複数台連結する事により多角形の連結、上下左右の階段状と様々な形状に連結することが可能になる［図４］。また、必要に応じて本体部品に表示板を取付けて使用する。なお単体で使用する場合は、連結部品（２）を本体部品（１）に内蔵し使用する。

【０００６】

【実施例】

（イ）本体部品（１）の端部に器具（１）であるところの固定部品を取付け、１ないし２個の連結部品（２）の中間に復元力のある器具（２）を装着する。［図１］（ロ）または、本体部品（１）の端部に器具（１）であるところの固定部品を取付け本体部品（１）の中間に復元力のある器具（２）を装着し、連結部品（２）を伴う。［図２］（ハ）なお具体的な部材としては、次のようなものが考えられる。本体部品（１）および連結部品（２）はパイプもしくはレール。器具（１）はボルトナットによる構成、もしくはクランプ。器具（２）はコイルスプリング、板ばね、ホース、縄。

【０００７】

【考案の効果】本案は、以上のような構成により、連結作業が簡単容易であるばかりか連結部品を内蔵している為、運搬移動が容易であり、未使用時にも場所を取らず、その利用する用途場所等の条件により組合わせによる形状が三角から四角、六角等多角形への連結が可能である為、様々な条件に適応可能である。よって作業、運搬労力の軽減は多大である。また、器具（２）を本体部品（１）に内蔵した場合の直線状の連結［図３］及び、多角形の連結［図５］では、連結がより強固であり、保安性も高められる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の連結状態を示す構成斜視図である。

【図２】本考案の別実施例を示す構成斜視図である

【図３】本考案の使用例を示す表示板を取付けた場合の
実施図である。

【図４】本考案の使用例を示す表示板を取付けた場合の
実施斜視図である。

【図５】本考案の使用例を示す表示板を取付けた場合の
実施斜視図である。

【符号の説明】

１、本体部品（１）２、連結部品（２）３、器具
（１）４、器具（２）

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】本体部品（１）の内部に抜差し可能な１個
ないし２個の連結部品（２）を組合わせ、本体部品
（１）に連結部品（２）固定用の器具（１）を装着し、
復元力のある器具（２）を連結部品（２）の中間もしく
は、本体部品（１）の中間部に装着することによって構
成された連結部品内蔵型バリケード。