JP3024503B2 - リモートコントロールシステム - Google Patents

リモートコントロールシステム

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JP3024503B2
JP3024503B2 JP7001583A JP158395A JP3024503B2 JP 3024503 B2 JP3024503 B2 JP 3024503B2 JP 7001583 A JP7001583 A JP 7001583A JP 158395 A JP158395 A JP 158395A JP 3024503 B2 JP3024503 B2 JP 3024503B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遠隔操作が可能であ
り、設定した内容をスーパーインポーズにより画面に表
示するリモートコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビの電源のオン/オフ、音量
の調節、チャンネルの切り替え等の遠隔操作を行うリモ
ートコントロール装置(以下、リモコンと記す)付きの
テレビジョン受像機(以下、テレビと記す)は広く一般
家庭に普及している。また、この種のリモコン付きテレ
ビは、スーパーインポーズ機能を有し、リモコンで設定
したチャンネルや音量のレベル等の操作情報をテレビ画
面に表示するものが多い。
【0003】同様に、リモコン付きのビデオテープレコ
ーダも一般家庭に普及しており、リモコンにより録画予
約を行い、その予約内容を映像にインポーズしてテレビ
に表示するもの等は周知の技術としてよく知られてい
る。さらに、上述したテレビやビデオ等のリモコンに四
則演算機能を持たせ、リモコン本体に取り付けられたデ
ィスプレイに計算結果を表示するもの(特開平6−19
851号公報参照)や、リモコンとテレビ受像機と電卓
とが一体となったもの(特開平6−6859号公報参
照)も考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したリ
モコンの多目的用途に関する技術は、リモコンにディス
プレイとその駆動回路(CPU;中央演算処理装置)等
の付加部品が必要であり、リモコン付きテレビのコスト
アップの原因となっている。また、リモコンに付加する
機能が複雑であるほどリモコン本体が大型化し、リモコ
ンの手軽な操作が困難となる。さらに、リモコン本体に
液晶等のディスプレイを設ける場合、リモコン本体の大
きさによってディスプレイのサイズが限られてしまうた
め、計算式や計算結果等の表示が小さくなり、見づらく
なってしまう。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、リモコンの操作性を保ち、かつ、計算
式や計算結果等の視認性が良好な計算機能を有するリモ
ートコントロールシステムを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも数値キー、四則演算等の演算キー、テレビ画
像のチャンネルを1チャンネルずつ順次切り替えるチャ
ンネル切替キー、通常モードまたは計算モードのいずれ
かを選択するモード選択キーを備えた操作入力手段と、
前記操作入力手段の入力に応じてリモートコントロール
信号送信する送信手段とを有するリモートコントロー
ル装置と、テレビ信号を受信する第1の受信手段と、
景画像用の映像信号に含まれる同期信号に同期して所定
の文字信号を発生し、前記映像信号に文字をインポーズ
して出力するスーパーインポーズ手段と、記リモート
コントロール装置から送信されるリモートコントロール
信号を受信する第2の受信手段と、この第2の受信手段
で受信したリモートコントロール信号に従って各部を制
御すると共に、四則演算等の計算機能を持つ制御手段
を有するテレビ受信装置とで構成され、前記テレビ受信
装置から出力される映像信号に応じて画像表示するリモ
ートコントロールシステムにおいて、前記テレビ受信装
置は、前記リモートコントロール装置の前記モード選択
キーの操作により前記通常モードが選択された場合に
は、前記数値キーもしくは前記チャンネル切替キーの操
作によって任意のチャンネルのテレビ画像を切り替えて
表示する一方、前記モード選択キーの操作により前記
算モードが選択された場合には、前記数値キーと前記演
算キーが操作されることにより入力された計算式に従い
計算を実行し、前記計算式とその計算結果を前記背景画
像用の映像信号にインポーズされる文字として出力する
と共に、前記チャンネル切替キーの操作のみによって任
意のチャンネルのテレビ画像を切り替えて背景画像とし
て表示することを特徴とするリモートコントロールシス
テムである。
【0007】
【0008】
【0009】ここで、上記請求項1に記載の各リモート
コントロールシステムにおけるスーパーインポーズ手段
がインポーズする文字には、数字および記号等も含まれ
ている。
【0010】請求項1に記載の発明によるリモートコン
トロールシステムにおいては、リモコンから入力された
計算式をテレビに送信し、テレビ側では、リモコンから
送信された計算式をスーパーインポーズ機能によってテ
レビの画面上に表示すると共に、内蔵されているマイク
ロコンピュータを利用してその計算式の演算を行い、演
算結果を計算式と共にテレビの画面上に表示する。ま
た、リモートコントロール装置のモード選択キーにより
計算モードが選択された場合、テレビ受信装置は、リモ
ートコントロール装置から入力された数値および計算式
に従って計算を実行し、その計算式と計算結果を背景画
像用の映像信号にインポーズし、かつ、リモートコント
ロール装置のチャンネル切替キーにより、チャンネル切
替操作がなされた場合は、その切替操作に応じて背景画
像であるテレビ画像を切り替える。このため、新たな構
成を追加することなく計算機能を付加させることが可能
となり、計算機能の付加に対するコストが大幅に軽減さ
れる。また、リモコン本体に対する追加要素が少ないた
め、リモコン本体のサイズを大型化することなく、リモ
コンの操作性を損なうことがない。さらに、計算式およ
び計算結果の視認性が良く、複数人数で見ることができ
るので、学習,教育用としても最適である。また、計算
モードが選択された場合でもチャンネル切り替えキーを
操作することにより背景画像としてのテレビ画像のチャ
ンネルを切り替えることができる
【0011】
【実施例】以下、本発明を更に理解しやすくするため、
実施例について説明する。かかる実施例は、本説明の一
態様を示すものであり、この発明を限定するものではな
い。本発明の範囲で任意に変更可能である。まず、図1
ないし図4を参照してこの発明の第1実施例について説
明する。図1は第1実施例によるリモコン付きテレビの
構成を示すブロック図である。この図において、20は
テレビ、30はリモコンであり、テレビ20は次に記す
構成からなっている。
【0012】1はマイクロコンピュータであり、CPU
(中央演算処理装置),ROM(リードオンリメモリ)
およびRAM(ランダムアクセスメモリ)で構成され、
ROM内には通常のテレビの制御を行うプログラムの
他、演算や表示制御を行うためのプログラムが格納さ
れ、これらプログラムに従って、装置各部を制御する。
2はテレビ側入力部であり、テレビ20本体の操作面に
設けられ、電源のオン/オフ、チャンネルの切り替え、
音量の調節等、テレビの操作に関する設定を行う際に使
用される。
【0013】3はアンテナであり、電波を受信する。4
はテレビ放送受信部であり、アンテナ3が受信した電波
の内、テレビ放送の電波を受信する。5はスーパインポ
ーズ回路であり、必要に応じてテレビ放送受信部4が受
信したテレビ放送の画像にマイクロコンピュータ1から
の指示に従って文字等を挿入した映像信号を出力する。
ここで、スーパーインポーズ回路5は図2に示す構成か
らなる。
【0014】図2において、9は同期分離回路であり、
テレビ放送受信回路4から出力される映像信号から同期
信号を取り出し、水平同期信号と垂直同期信号とに分離
して出力する。10は文字発生部であり、同期信号分離
回路9から出力される水平同期信号および垂直同期信号
に同期してマイクロコンピュータ1から指示された文字
に対応したドット信号を出力する。11は切替スイッチ
であり、文字発生部10から出力されるドット信号によ
り合成映像信号と直流白レベルVw(テレビ画面上に白
色を表示させるための色信号)とを切り替える。
【0015】図1の6は増幅器であり、スーパーインポ
ーズ回路5から出力される映像信号を増幅する。7はブ
ラウン管であり、増幅器6から出力される映像信号を表
示する。8は赤外線受信回路であり、リモコン30から
送信される赤外線を受信する。
【0016】また、リモコン30は次の構成からなる。
31はリモコン入力部であり、リモコン30の操作面に
設けられ、テレビ20を操作する際の操作情報または計
算を行う際の計算式等が入力される。また、この操作情
報や計算式等は、図3に示す各種ボタンから入力され
る。図3において、34はモード選択スイッチであり、
本実施例のリモコン付テレビで計算を行う場合は「電
卓」側に切り替え、テレビ20を操作する場合は「テレ
ビ」側に切り替える。
【0017】35は電源ボタンであり、テレビ20の電
源のオン/オフを行う。36はチャンネル切替ボタンで
あり、各テレビ放送のチャンネルを1チャンネルずつ上
下に順次切り替える。37は音量調節ボタンであり、受
信したテレビ放送の音量を調節する。38は選局ボタン
であり、押されたボタンに表示されている数字に対応す
るチャンネルを選局する。39は演算ボタンであり、計
算を行う際の各種演算子や、入力を取り消す際のクリア
ボタン等により構成される。また、図1の32は赤外線
送信部であり、リモコン側入力部31から入力された操
作情報または計算式をテレビ20へ赤外線により送信す
る。また、この赤外線は、図3に示す赤外線発信器33
から送信される。
【0018】次に上述したリモートコントロール装置付
きテレビジョン受像機の動作について説明する。まず、
本実施例のリモコン付きテレビで通常のテレビ操作を行
う場合は、リモコン30のモード選択スイッチ34を
「テレビ」側に切り替えて通常モードとし、従来のリモ
コンと同様に使用する。すなわち、テレビの電源をオン
したい場合は、電源ボタン35を押す。チャンネルを切
り替えたい場合はチャンネル切替ボタン36または選局
ボタン38を使用して所望のチャンネルを選局する。ま
た、音量を上げたい場合は、音量調節ボタン37の
“△”マーク側を押し、音量を下げたい場合は、“▽”
マーク側を押す。
【0019】そして、テレビ20のマイクロコンピュー
タは、リモコン30から送信された操作情報を赤外線受
信回路8を介して受信し、受信した操作情報に基づいて
各部を制御すると共に、操作情報に基づくテレビ20の
設定状態をブラウン管7の所定位置に所定時間表示す
る。例えばリモコン20のチャンネル切替ボタン36ま
たは選局ボタン38により、1チャンネルが選局された
場合、ブラウン管7上に“1”を表示し、音量調節ボタ
ン37によって音量のレベルが変更された場合は、変更
後の音量レベルを表示する。
【0020】次に本実施例のリモコン付きテレビで計算
を行う際の動作を、214+3という計算を行う場合を
例として説明する。まず、リモコン本体のモード選択ス
イッチ34を「電卓」側に切り替えて計算モードにする
と、選局ボタン38は、計算式を入力するための数値キ
ーとして機能する。(但し、選局ボタン38の内“1
1”,“12”のボタンは無効となる。)次に選局ボタ
ン38の“2”,“1”,“4”ボタンを順に押す。こ
の時、リモコン20の赤外線送信回路32からは押され
た選局ボタンの数値情報が送信され、テレビ20の赤外
線受信回路8はその数値情報を受信してマイクロコンピ
ュータ1へ出力する。
【0021】マイクロコンピュータ1は赤外線受信回路
8が受信した数値情報に対応する数字を画面に表示する
ための制御信号をスーパーインポーズ回路5へ出力す
る。スーパーインポーズ回路5は、マイクロコンピュー
タ1から出力されるの文字コードに応じたドット信号を
形成し、水平同期信号および垂直同期信号に同期して上
記ドット信号により切替スイッチ11を切り替える。こ
れにより、ブラウン管7にはテレビ画像を背景として
“2”,“1”,“4”の数字が白色で順次表示され
る。
【0022】続けてリモコン20の演算子ボタン39の
“+”ボタンおよび選局ボタン38の“3”ボタンを押
すと、同様にして既に表示されている“2”,“1”,
“4”の数字に続いて“+”,“3”の記号および数字
が順次表示される。次に演算子ボタン39の“=”ボタ
ンを押すと、マイクロコンピュータ1は“=”記号をブ
ラウン管7に表示するようスーパーインポーズ回路5へ
制御信号を出力すると共に、214+3という計算を行
う。
【0023】計算結果が求まると、その計算結果に相当
する数字、“217”をブラウン管7に表示するようス
ーパーインポーズ回路5へ制御信号を出力する。スーパ
ーインポーズ回路5は今までに表示している“214+
3=”の数字および記号に続けて計算結果“217”と
いう数字をブラウン管7に表示する。この時、ブラウン
管7に表示されている内容を図4に示す。本実施例にお
いては、文字および記号は白色で表示され、また、その
背景はテレビ放送の映像となる。
【0024】なお、計算式および計算結果の表示形態や
表示位置は図4に示した内容に限定されるものではな
く、例えば計算式および計算結果を1行で表示し、表示
位置を画面中央としてもよい。また、モード選択スイッ
チ34を「電卓」側に設定した場合、チャンネル切替
タン36および音量調節ボタン37の操作を無効となる
ようにしてもよいし、あるいは、チャンネル切替ボタン
36および音量調節ボタン37が操作された場合は、背
景のテレビ放送のチャンネルを切り替えたり、音量を調
節できるようにしてもよい。さらに、モード選択スイッ
チ34を「電卓」側に設定した時に、選局ボタン38の
“11”,“12”ボタン,チャンネル切替ボタン36
および音量調節ボタン37のそれぞれが、演算子ボタン
39の各ボタンと同等の機能を果たすようにして、演算
子ボタン39を削除してもよい。
【0025】次に本発明の第2実施例について図5を参
照して説明する。本実施例において第1実施例と異なる
点は、数字や記号の表示色および背景画面の切り替えを
可能とする点である。上記の数字や記号の表示色の切り
替えは、スーパーインポーズ回路を図5に示す構成とす
ることで実現している。この図において、図2の各部と
対応する部分については同一の符号を付し、その説明を
省略する。この図に示す構成が図2のものと異なる点
は、2つの端子(端子a,b)と1つのコモン端子を有
する切替スイッチ12〜14が追加された点である。
【0026】図5に示す構成のスーパーインポーズ回路
においては、切替スイッチ13および14が連動して切
り替わるようになっている。また、切替スイッチ13の
端子bおよび切替スイッチ14の端子aには外部から供
給されるカラー信号(詳しくは後述する)が入力され、
切替スイッチ13の端子aおよび切替スイッチ14の端
子bには、直流白レベルVwが供給されている。また、
切替スイッチ12の端子aには合成映像信号が供給さ
れ、端子bには切替スイッチ14からの出力が供給され
ている。
【0027】上述した切替スイッチ12〜14は、マイ
クロコンピュータ1から出力される切替信号により、以
下に記す4通りの切替状態(モード)に切り替わる。 モード 切替状態 画面表示 1 切替スイッチ12:端子a側 背景画面:テレビ画像 切替スイッチ13,14:端子a側 表示文字:白色 2 切替スイッチ12:端子a側 背景画面:テレビ画像 切替スイッチ13,14:端子b側 表示文字:カラー信号による 3 切替スイッチ12:端子b側 背景画面:カラー信号による 切替スイッチ13,14:端子a側 表示文字:白色 4 切替スイッチ12:端子b側 背景画面:白色 切替スイッチ13,14:端子b側 表示文字:カラー信号による
【0028】ここで、カラー信号とは黄,シアン,緑,
マゼンダ,赤,青,黒等の各色に対応する色信号レベル
であり、これら色信号レベルの切替方法は多種考えられ
るが、例えばテレビ側入力部2およびリモコン側入力部
31に表示色設定ボタンを設けて、押されたボタンに対
応する色信号レベルが切替スイッチ13の端子bおよび
切替スイッチ14の端子aに供給されるようにしてもよ
い。また、モード選択スイッチ34を「電卓」側にした
時、チャンネル切替ボタン36または音量調節ボタン3
7により供給する色信号レベルを順次切り替えられるよ
うにしてもよい。また、前述した4種類のモードの切替
方法に関しても上述した方法と同様の切替方法を応用す
ることができる。
【0029】次に本発明の第3実施例について図6を参
照して説明する。本実施例では、第1実施例において、
テレビ20に内蔵されたマイクロコンピュータ1が行っ
ていた演算を、リモコンにマイクロコンピュータを搭載
することにより、リモコン側で行うものである。本実施
例におけるリモコンの構成を図6に示す。この図におい
て、図1に示したリモコン30の構成に対応する部分に
ついては同一の符号を付し、その説明を省略する。この
図に示す構成が図1のリモコン30の構成と異なる点
は、マイクロコンピュータ33が追加された点である。
【0030】図6に示すリモコンを用いた場合、モード
選択スイッチ34を「テレビ」側にした時、マイクロコ
ンピュータ33はリモコン側入力部31から出力される
操作情報をそのまま赤外線送信回路32へ出力し、第1
実施例と同様、テレビの遠隔操作を可能とする。また、
モード選択スイッチ34を「電卓」側にした時、マイク
ロコンピュータ33は、入力された計算式を赤外線送信
回路32へ出力して順次テレビ側へ送信すると共に、そ
の計算式に基づく演算を行い、演算結果を赤外線送信回
路32によってテレビ側に送信する。
【0031】テレビ側ではリモコンから送信される計算
式および計算結果を順次背景画面と重ねてブラウン管に
表示する。これにより、計算を行う場合のリモコンの操
作手順およびテレビ画面に表示される数字または記号の
表示順序等は第1実施例と同様になる。なお、本実施例
においては、本実施例におけるスーパーインポーズ回路
を第2実施例のものに置き換えることによって、数字ま
たは記号の表示色、および背景画面の切り替えが可能と
なる。
【0032】次に本発明の第4実施例について図7を参
照して説明する。まず、スーパインポーズ機能を有し、
録画の予約内容やテープの残り時間等の情報をテレビ画
面に表示させるビデオは、前述したように周知の技術で
ある。本実施例では、第1ないし第3実施例において、
テレビおよびテレビのリモコンによって計算を行ってい
たものを、上記ビデオおよびビデオのリモコンに応用し
たものである。
【0033】本実施例における構成の外観を図7に示
す。この図において、41はビデオテープレコーダであ
り、現在普及している通常のビデオテープレコーダの基
本的な機能(例えば、テレビ放送の受信,録画および録
画の予約、ビデオテープに記録された映像かつ/または
音声の再生、テレビ/ビデオの切り替え等)を有してい
る。但し、本実施例におけるビデオテープレコーダ41
にはこれら基本的な機能に加え、少なくともスーパーイ
ンポーズ機能および演算機能を有するマイクロコンピュ
ータが含まれているものとする。
【0034】42はビデオテープレコーダ41を遠隔操
作するためのリモコンであり、少なくとも数値キー(選
局/計算兼用),四則計算等の演算キーおよび通常モー
ドまたは計算モードのいずれかを選択するモード選択キ
ーを備えている。また、リモコンによる操作情報を赤外
線によりビデオテープレコーダ41へ送信する。44は
テレビであり、ビデオテープレコーダ41が出力する映
像/音声信号に従って画像の表示および音声の発生を行
う。
【0035】図7に示す構成において、その動作は基本
的には第1実施例の動作と大差ない。 すなわち、リモ
コン42のモード選択キーを通常モードとした場合、リ
モコン42からビデオテープレコーダ41を遠隔操作す
るための操作情報が送信され、ビデオテープレコーダ4
1に内蔵されたマイクロコンピュータは、操作情報受信
部43から受信した操作情報に基づいて各部を制御す
る。
【0036】また、モード選択キーを計算モードとした
場合、リモコン42は入力された計算式をビデオテープ
レコーダ41に送信し、ビデオテープレコーダ41は上
記計算式をスーパーインポーズ機能を用いてテレビ44
の画面に順次表示すると共に、内蔵されたマイクロコン
ピュータにより、受信した計算式に基づく演算を行い、
演算結果を先に表示されている計算式に続けて表示す
る。これにより、例えば“214+3”という計算を行
った場合、図4と同様の計算式および計算結果がテレビ
44の画面に表示される。
【0037】なお、本実施例では、演算をビデオテープ
レコーダに搭載されているマイクロコンピュータを利用
して行ったが、第3実施例と同様に、リモコン側にマイ
クロコンピュータを内蔵し、リモコン側で演算を行って
もよい。また、本実施例においても、本実施例における
スーパーインポーズ回路を第2実施例のものに置き換え
ることによって、数字または記号の表示色、および背景
画面の切り替えが可能となる。
【0038】なお、本発明においては、テレビまたはビ
デオおよびそのリモコンに計算機能を付加した例により
説明をしたが、例えば計算機能を有するマイクロコンピ
ュータおよびスーパーインポーズ機能を備えたレーザデ
ィスクプレーヤ等にも本発明の応用は可能である。ま
た、テレビまたはビデオおよびそのリモコンに付加する
計算機能として四則計算を行う場合を例に挙げて説明し
たが、関数キーなどをリモコンに設け、三角関数,指数
関数または対数関数などの関数計算を行えるように、計
算機能を拡張してもよい。さらに、付加する機能として
は計算機能に留まらず、リモコンに文字キー等を追加
し、スケジュール管理やアドレス帳等の機能を追加して
もよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、リモコンから入力された計算式をテレビに送信し、
テレビあるいはビデオテープレコーダ側では、リモコン
から送信された計算式をスーパーインポーズ機能によっ
てテレビの画面上に表示すると共に、内蔵されているマ
イクロコンピュータを利用してその計算式の演算を行
い、演算結果を計算式と共にテレビの画面上に表示する
ばかりでなく、テレビ画面上に表示する文字の色の変更
が可能となり、また、背景画像をテレビ画像または単色
画像のいずれかに変更することができる。このため、新
たな構成を追加することなく計算機能を付加させること
が可能となり、計算機能の付加に対するコストが大幅に
軽減される。また、リモコン本体に対する追加要素が少
ないため、リモコン本体のサイズを大型化することな
く、リモコンの操作性を損なうことがない。さらに、計
算式および計算結果の視認性が良く、表示する文字の色
が様々に変更することができ、かつ、複数人数で見るこ
とができるので、学習,教育用としても最適である。
た、計算モード選択時においてもチャンネル切替キーに
より、チャンネル切替操作がなされた場合は、その切替
操作に応じて背景画像であるテレビ画像を切り替えるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例によるリモコント付き
テレビの構成を示すブロック図である。
【図2】 同リモコン付きテレビのスーパーインポーズ
回路の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】 同リモコン付きテレビのリモコンの外観を示
す正面図である。
【図4】 同リモコン付きテレビにおいて、計算を行っ
た結果、テレビ画面に表示される内容を示す正面図であ
る。
【図5】 この発明の第2実施例によるリモコン付きテ
レビのスーパーインポーズ回路の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図6】 この発明の第3実施例によるリモコン付きテ
レビのリモコンの構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の第4実施例によるリモコン付きビ
デオテープレコーダの構成を示す外観図である。
【符号の説明】
1……マイクロコンピュータ、2……テレビ側入力部、
3……アンテナ、4……テレビ放送受信回路、5……ス
ーパーインポーズ回路、6……増幅器、7……ブラウン
管、8……赤外線受信回路、31……リモコン側入力
部、32……赤外線送信回路、34……モード選択スイ
ッチ、39……演算子ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−107974(JP,U) 実開 昭61−146068(JP,U) 実開 昭61−21173(JP,U) 実開 平1−162985(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 H04N 5/00 G06F 3/00 G06F 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも数値キー、四則演算等の演算
    キー、テレビ画像のチャンネルを1チャンネルずつ順次
    切り替えるチャンネル切替キー、通常モードまたは計算
    モードのいずれかを選択するモード選択キーを備えた操
    作入力手段と、 前記操作入力手段の入力に応じてリモートコントロール
    信号を送信する送信手段とを有するリモートコントロー
    ル装置と、 テレビ信号を受信する第1の受信手段と、 背景画像用の映像信号に含まれる同期信号に同期して所
    定の文字信号を発生し、前記映像信号に文字をインポー
    ズして出力するスーパーインポーズ手段と、 前記リモートコントロール装置から送信されるリモート
    コントロール信号を受信する第2の受信手段と、 この第2の受信手段で受信したリモートコントロール信
    号に従って各部を制御すると共に、四則演算等の計算機
    能を持つ制御手段とを有するテレビ受信装置とで構成さ
    れ、前記テレビ受信装置から出力される映像信号に応じ
    て画像表示するリモートコントロールシステムにおい
    て、 前記テレビ受信装置は、前記リモートコントロール装置
    の前記モード選択キーの操作により前記通常モードが選
    択された場合には、前記数値キーもしくは前記チャンネ
    ル切替キーの操作によって任意のチャンネルのテレビ画
    像を切り替えて表示する一方、前記モード選択キーの操
    作により前記計算モードが選択された場合には、前記数
    値キーと前記演算キーが操作されることにより入力され
    た計算式に従い計算を実行し、前記計算式とその計算結
    果を前記背景画像用の映像信号にインポーズされる文字
    として出力すると共に、前記チャンネル切替キーの操作
    のみによって任意のチャンネルのテレビ画像を切り替え
    て背景画像として表示することを特徴とするリモートコ
    ントロールシステム。
JP7001583A 1995-01-09 1995-01-09 リモートコントロールシステム Expired - Fee Related JP3024503B2 (ja)

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