JP3024392B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP3024392B2
JP3024392B2 JP4255641A JP25564192A JP3024392B2 JP 3024392 B2 JP3024392 B2 JP 3024392B2 JP 4255641 A JP4255641 A JP 4255641A JP 25564192 A JP25564192 A JP 25564192A JP 3024392 B2 JP3024392 B2 JP 3024392B2
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徹 藤原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定着装置、詳しくは電子
写真プロセスを用いた複写機、レーザビームプリンタ等
に使用される加熱式の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いた複写機、レー
ザビームプリンタ等においては、トナーをシートに定着
させる定着装置が使用されている。この定着装置は、図
13に示されるように、内部にヒータ1530を有する
定着ローラ1510と、この定着ローラ1510に対向
する加圧ローラ1520と、を有して構成されている。
レーザビームプリンタが待機状態にある場合には、定着
ローラ1510、加圧ローラ1520は停止している。
そして、プリント動作開始時の温度上昇時間を短縮する
ため、定着ローラ1510の温度は100〜150℃に
保たれている。このため、待機時において、ニップ部
(定着ローラ1510と加圧ローラ1520との当接
部)を形成する加圧ローラ1520の部分は高温になっ
ている。図13において、加圧ローラ1520の黒色に
塗られた部分は高温であることを示している。このよう
に、待機時において定着ローラ1510によって加熱さ
れた加圧ローラ1520の部分を「高温部」と呼ぶこと
とする。
【0003】そして、レーザビームプリンタがプリント
動作を開始すると、定着ローラ1510、加圧ローラ1
520は回転し始めるが、加圧ローラ1520が回転し
た後においても加圧ローラ1520の高温部は他の部分
に比べて高温となっている。ここで、図14に示される
ように、加圧ローラ1520の高温部がニップ部を形成
する際に、このニップ部にペーパの先端部分(ペーパ搬
送方向先端部)が到達したとする。すると、加圧ローラ
1520の外周面の高温部に当接するペーパの先端部分
はペーパの他の部分に比べて高温となる。このため、ペ
ーパの先端部分における水分が過度に蒸発し、この部分
において反り(カール)が生じるという問題が生じてい
た。
【0004】図15は、加圧ローラ1520のニップ部
における温度変化を表すグラフである。プリント動作開
始と同時に回転し始めた加圧ローラ1520が一回転す
ると、再度、加圧ローラ1520の外周面にあってその
高温部はニップ部に到達する。そして、m回転した加圧
ローラ1520の高温部がニップ部に到達した時点(t
1)において、ペーパの先端部分がニップ部に挟持され
た場合に、上述したように、ペーパのカールが発生する
という問題が生じていた。なお、ペーパの中央部分が加
圧ローラ1520の高温部に当接し、この中央部分が他
の部分に比べて高温となったとしても、カールが目立つ
ことは少ない。なぜなら、ペーパの中央部分におけるカ
ールはペーパの両端部の自重により矯正されてしまうか
らである。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は、定着装置において、
ペーパの先端部分が加圧ローラの高温部に当接すること
により生じるペーパカールを防止することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る定着装置は、ヒータにより加熱される定着ローラ
と、回転自在に配設され、その外周面の一部がこの定着
ローラに当接してペーパを挟圧する当接部を構成する加
圧ローラと、ペーパをこの当接部に搬送する搬送手段
と、を備えた定着装置において、加圧ローラの外周面に
あって、加圧ローラが停止していた際に定着ローラに当
接していなかった部分に、ペーパの搬送方向先端部が当
接するよう、加圧ローラの回転および/または搬送手段
によるペーパの搬送を制御する制御手段を有することを
特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明に係る定着装置におい
て、ヒータにより定着ローラは所定温度に加熱されてい
る。加圧ローラが停止している際(待機時)には、加圧
ローラの外周面のうち、定着ローラに当接する部分(高
温部)は他の部分に比べて高温になっている。そして、
加圧ローラの外周面にてこの高温部以外の部分に、ペー
パ搬送方向先端部が当接するよう、制御手段は搬送手段
によるペーパの搬送を制御する。および/または、加圧
ローラの回転開始時期等を制御することにより、ペーパ
の搬送方向先端部が加圧ローラの高温部に当接するのを
防止することも可能である。
【0008】このようにして、ペーパの搬送方向先端部
が過熱状態になるのを防止できるため、この部分の水分
蒸発を抑えることができる。よって、ペーパの搬送方向
先端部の反り(カール)を防止することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0010】図1は、本発明の第1実施例に係る定着装
置を用いたレーザビームプリンタの断面図である。この
レーザビームプリンタは以下に示される構成となってい
る。
【0011】本体カバー100の内部には、ペーパが貯
えられた給紙トレイ120、感光体ドラム131等を備
えた作像カートリッジ130、光学ユニット140、定
着装置150、等が配設されている。これらは、通常、
エンジンと呼ばれるものである。
【0012】給紙トレイ120の近傍には、給紙ローラ
122が配設されており、この給紙ローラ122はペー
パを給紙トレイ120から作像カートリッジ130に搬
送する機能を有している。着脱自在の作像カートリッジ
130内部の感光体ドラム131は、図中時計回りに回
転可能であり、感光体ドラム131の近傍には帯電ブラ
シ132が配設されている。この帯電ブラシ132によ
って、感光体ドラム131は所定の電位に帯電されるも
のである。また、帯電した感光体ドラム131の表面に
は、光学ユニット140からレーザビームが照射され、
靜電潜像が形成される構成となっている。この光学ユニ
ット140は、半導体レーザ141、ポリゴンミラー1
42等より構成されている。現像装置133は、この靜
電潜像に絶縁性を有するトナーを付着させることにより
トナー像を形成するものである。転写ローラ134は、
感光体ドラム131上のトナー像をペーパに転写させる
機能を有している。さらに、感光体ドラム131に接触
する位置に、残留トナーを掻き落とすブレード135が
配設されている。感光体ドラム131の上方には、ペー
パにトナーを定着させる定着装置150が配設されてい
る。
【0013】この定着装置150は、内部にハロゲンラ
ンプよりなるヒータを備えた定着ローラ151と、ペー
パを定着ローラ151に圧接する加圧ローラ152と、
を有して構成されている。さらに、定着装置150の上
方には、搬送ローラ160と、排紙ローラ165と、が
設けられている。本体カバー100の上部には、搬送ロ
ーラ160、排紙ローラ165を介して搬送されたペー
パが排出される排紙トレイ102が設けられている。ま
た、本体カバー100には開閉自在のドア101が設け
られている。このドア101は、給紙トレイ120にペ
ーパを補給する場合等に開かれるものである。また、図
1には示されていないが、定着装置150の動作を制御
する制御回路20が、本体カバー100内に配設されて
いる。
【0014】この制御回路20を図2にブロック図とし
て示す。この図において、データバスに接続されたCP
U21はプログラムROMに書き込まれた動作手順にし
たがい所定の処理を実行するものである。メインモータ
23は、定着ローラ151、加圧ローラ152、給紙ロ
ーラ122等を回転させる直流モータであり、メインモ
ータ駆動回路22によって駆動制御される。ヒータ駆動
回路24は定着ローラ151内に配設されたヒータ15
3をオン/オフ駆動するものである。そして、このヒー
タ駆動回路24はCPU21の出力信号に基づき動作
し、定着ローラ151を所定の温度に制御するものであ
る。給紙クラッチ25(給紙手段)は給紙ローラ122
(給紙手段)等の回動軸にメインモータ23の動力を断
続的に伝達する機構であり、ソレノイド等により構成さ
れている。CPU21に給紙指令が入力されると、所定
のタイミングで給紙クラッチ25、メインモータ23等
を作動させるものである。
【0015】図3は、給紙ローラ122から定着装置1
50に至るペーパ搬送経路を表す図である。
【0016】給紙ローラ122から距離Lだけ離れた位
置に定着装置150が配設されている。そして、給紙ロ
ーラ122から定着装置150に至る搬送経路の途中に
は感光体ドラム131、転写ローラ133が配設されて
いる。これらの給紙ローラ122、感光体ドラム13
1、転写ローラ133、定着ローラ151、加圧ローラ
152は上記メインモータ23により、図中矢印方向に
回転駆動され、各ローラの周面は速度Vsで回転する構
成となっている。このようにして、ペーパは給紙ローラ
122から定着装置150に至るまで速度Vs(以下、
システム速度Vsと呼ぶ)で搬送される。
【0017】この定着装置において、プリント動作時に
メインモータ23がオン状態になると、所定時間経過し
た後にメインモータ23の回転が定常状態になる。この
ため、加圧ローラ152の回転速度が0〜Vsに達する
までに所定の時間を要する。そして、制御回路20は上
記給紙クラッチ25を所定タイミングでオンすることに
より給紙ローラ122は回転する。給紙ローラ122
は、メインモータ23の回転が定常状態になった後、給
紙クラッチ25がオンになると同時に回転し始めるた
め、給紙ローラ122の回転速度がシステム速度Vsに
達する時間は極めて小さく、この時間は無視できるもの
とする。このようにして、給紙トレイ120上のペーパ
は給紙ローラ122により感光体ドラム131と転写ロ
ーラ133とのニップ部にシステム速度Vsで搬送さ
れ、トナー像が転写される。そして、このペーパは定着
ローラ151と加圧ローラ152とのニップ部にシステ
ム速度Vsで搬送され、ペーパ上のトナーが加熱定着す
るものである。本実施例においては、ペーパの先端部分
が上述した加圧ローラ152の高温部に当接しないよ
う、ペーパの搬送タイミングが制御されるものである。
【0018】続いて、第1実施例に係る定着装置の動作
を説明する。
【0019】図5は、本定着装置の動作を表すメインフ
ローチャートである。先ず、オペレータ等がレーザビー
ムプリンタの電源を投入すると(ステップS501)、
上記制御回路20のCPU21は内部レジスタ等の値を
初期化する(ステップS502)。同時に、当該メイン
フローチャートの実行周期を決定するメインルーチンタ
イマのカウント動作を開始する。そして、CPU21は
バスを介してオペレーションパネル等からのデータを入
力する(ステップS503)。この後、制御手段20
は、作像カートリッジ130、光学ユニット140等の
動作を制御する(ステップS504)。また、この際、
レーザビームプリンタにおいて機械的トラブルが発生し
ていないか否かについても判断する。
【0020】ステップS505においては給紙タイミン
グ(給紙の可否)が判断される。すなわち、この時点に
おいて仮にペーパを給紙したと想定し、ペーパの先端が
定着装置150のニップ部に達した際における加圧ロー
ラ152の高温部の位置を算出する。そして、加圧ロー
ラ152の高温部がニップ部に位置するであろうと判断
した場合には給紙を禁止し、他の場合には給紙を許可す
る。
【0021】この判断結果に従い、ペーパの給紙処理を
実行する(ステップS506)。すなわち、給紙許可の
判断がステップS506において行われた場合にのみ、
給紙を開始する。この後、CPU21はバスおよびI/
Oポート等を介して所定の入出力動作を行い(ステップ
S507、S508)。さらに、上記メインルーチンタ
イマが所定値に達している場合(ステップS509でY
ES)には、上記ステップS503に戻り、当該メイン
フローチャートを繰り返し実行する。
【0022】図6は、上記ステップS506の給紙処理
のサブルーチンを表している。先ず、既にレーザビーム
プリンタがプリント動作中であるか否か、すなわち、C
PU21がプリント指令を受信したか否かを判断する
(ステップS601)。そして、この判断の結果がNO
であればメインフローチャートに戻る。一方、CPU2
1がプリント指令を受信している場合(ステップS60
1でNO)には、ステップS602以下の処理を実行す
る。
【0023】ステップS602においては、レーザビー
ムプリンタが給紙可能な状態にあるか否かを判断する。
例えば、上述したプリントシーケンス処理(ステップS
504)において機械的トラブル等が検出された場合に
は、給紙不可であると判断し(ステップS602でN
O)、メインフローチャートに戻る。一方、機械的トラ
ブル等が検出されなかった場合(ステップS602でY
ES)には、続いてステップS603の処理を実行す
る。
【0024】ステップS603においては、上述した給
紙タイミング判断505において給紙許可の判断がなさ
れた場合(ステップS603でYES)には、給紙クラ
ッチ25をオン状態にすることにより、給紙動作を開始
する(ステップS604)。一方、給紙タイミング処理
において給紙禁止の判断がなされた場合(ステップS6
03でNO)には給紙を開始することなく、メインフロ
ーチャートに戻る。
【0025】続いて、メインフローチャートの給紙タイ
ミング処理(ステップS505のサブルーチン)を説明
する前に、加圧ローラ152の高温部等を図4に示すよ
うに定義する。上述したように、この高温部は、待機時
において停止した加圧ローラ152のうち定着ローラ1
51によって高温となった部分である。待機時における
加圧ローラ152外周面のうち、ニップ部から回転方向
(システム速度Vsで回転する方向)に距離α離れた位
置を高温部前端Aαと呼び、ニップ部に対して回転方向
と逆方向に距離β離れた位置を高温部後端Aβと呼ぶ。
そして、高温部前端Aαから高温部後端Aβまでの領域
を高温部とする。なお、ペーパが搬送される際にスリッ
プすることに起因して、ペーパがニップ部に到達するタ
イミングが遅れることがある。そこで、加圧ローラ15
2の高温部の領域を回転方向に広げて、α≧βとしても
よい。
【0026】また、給紙開始時における加圧ドラムの所
定位置がニップ部に移動した際に、ペーパの先端部分が
ニップ部に達したとする。加圧ローラ152上のこの所
定位置を同期位置Kと呼ぶこととする。この同期位置K
からニップ部までの加圧ローラ152上の距離をLKと
すると、給紙ローラ122から定着装置150に至るま
での搬送距離Lは、L=2πr・m+LKで表される。
ここで、mは、給紙開始後、ペーパがニップ部に至るま
での時間における加圧ローラ152の回転数を表し、r
は加圧ローラ152の半径を表している。
【0027】続いて、図7、図8に示される給紙タイミ
ング処理のサブルーチンを説明する。
【0028】メインフローチャートからこのサブルーチ
ンにジャンプすると、先ずステータスSTの値を調べる
(ステップS701)。この時点では、ステータスST
は初期化された状態のままであるため、その値は”0”
である。したがって、ステップS702以降の処理が実
行される。
【0029】ステップS702においては、プリントを
開始するか否か、すなわち、CPU21がプリント指令
を受信したか否かを判断する。プリント指令を受信して
いない場合(ステップS702でNO)には、ステータ
スSTを初期状態である”0”に保持する(ステップS
703)。一方、CPU21がプリント指令を受信した
場合(ステップS702でYES)には、メインモータ
23を立ち上げ(ステップS704)、ステータスST
を”1”に設定する(ステップS705)。すなわち、
CPU21はメインモータ駆動回路22に所定の信号を
出力することにより、メインモータ23は回転し始め、
感光体ドラム131、加圧ローラ152等が回転駆動さ
れる。
【0030】このメインモータ23が定常状態になるま
でには所定の時間を必要とするため、加圧ローラ152
の回転速度がシステム速度Vsに達するまでに同様に所
定の時間を必要とする。メインモータ23が定常状態に
なるまでの時間を予め観測しておき、この時間をtvと
おく。よって、この時間と等しいタイマtvを用いるこ
とにより、加圧ローラ152の回転速度がVsに達する
時刻を判断できるものである。
【0031】メインモータ23が回転を開始すると同時
に、このタイマtvを初期化し(ステップS706)、
メインフローチャートに戻る。そして、再度、このサブ
ルーチンにジャンプした場合には、ステータスSTの値
に応じて、以下のような処理が行われる。すなわち、C
PU21がプリント指令を受信していなければ、ステー
タスSTの値は”0”のままであるためステップS70
2以下の処理が実行される。一方、CPU21がプリン
ト指令を受信し、メインモータ23が回転し始めた場合
には、ステータスSTの値は”1”になっている。よっ
て、高温部位置検出処理ステップS710が実行され
る。この高温部位置検出処理のサブルーチンを図8に示
す。
【0032】図8のステップS801において、上記タ
イマtvが所定値に達したか否か、すなわち、加圧ロー
ラ152の回転速度がシステム速度Vsに達したか否か
を判断する。判断の結果NOである場合には、タイマt
vをインクリメントした後(ステップS802)、図7
のサブルーチンを介して図5のメインフローチャートへ
と戻る。
【0033】一方、加圧ローラが加速状態から定速度状
態になるまでの時間tvが経過すると(ステップS80
1でYES)、ステップS803の処理が実行される。
このステップS803においては、加圧ローラ152の
高温部前端Aαからニップ部までの距離Lαと、高温部
後端Aβからニップ部までの距離Lβと、を算出する。
すなわち、Lα=2πNr−(Vs・tv/2)−α、
Lβ=Lα+α+β、となる。ここで、Vs・tv/2
は加圧ローラ152の周面が加速中に回転した距離を表
している。NはN周目で定速度に達したことと定義す
る。なお、上記、Lα、Lβ等を図示すると、図9のよ
うに表される。
【0034】続いて、このようにして算出された距離L
α、Lβに基づき、現時点の高温部前端部Aα、高温部
後端部Aβのそれぞれが同期位置Kに移動する時間t
α、tβを算出する。同期位置Kと高温部の位置との関
係によって以下の4つの場合に分けて、時間tα、tβ
を算出する。
【0035】第1の場合は、Lα>LK(ステップS8
04でYES)、かつ、Lβ−2πr<LK(ステップ
S805でYES)である。図9の(1)に示されるよ
うに、加圧ローラ152の高温部前端Aαおよび高温部
後端Aβが同期位置Kよりも上流にあり、かつ、同期位
置Kに高温部が位置していない場合に、この条件が満た
される。この場合には、ステップS806の算出式に基
づき、高温部前端部Aα、高温部後端部Aβのそれぞれ
が同期位置Kに移動する時間tα、tβを算出する。ス
テップS806において、tα、tβは、tα=(Lα
−LK)/Vs、tβ=(Lβ−LK)/Vs、の式より
算出される。そして、ステータスSTの値を”2”に設
定する(ステップS807)。
【0036】第2の場合は、Lα>LK(ステップS8
04でYES)、かつ、Lβ−2πr≧LK(ステップ
S805でNO)、すなわち、図9の(2)に示される
ように加圧ローラ152の高温部前端Aαおよび高温部
後端Aβが同期位置Kよりも上流にあり、かつ、同期位
置Kに高温部が位置する場合である。この場合には、ス
テップS808の算出式に従い、tα、tβを求める。
ステップS809の算出式は、tα=(Lα−LK)/
Vs、tβ=(Lβ−2πr−LK)/Vsとなる。加
圧ローラ152が回転開始後、高温部後端Aβは1回転
しているため、上述の式において2πrが減じられてい
る。このょうに、tα、tβを算出した後、ステータス
STの値は”3”に設定される。
【0037】第3の場合は、Lα≦LK(ステップS8
04でNO)、かつ、Lβ>LK(ステップS810で
YES)の場合である。図9の(3)に示されるよう
に、加圧ローラ152の高温部後端Aβのみが同期位置
Kよりも上流にあり、かつ、同期位置Kに高温部が位置
する場合が該当する。この場合には、ステップS812
に示される算出式、tα={2πr−(LK−Lα)}
/Vs、tβ=(Lβ−LK)/Vsに基づき、tα、
tβを算出する。そして、この第3の場合にはステータ
スSTは”3”に設定される(ステップS812)。
【0038】最後に、第4の場合は、Lα≦LKであり
(ステップS804でNO)、かつ、Lβ≦LK(ステ
ップS810でNO)の場合である。図9の(4)に示
されるように、加圧ローラ152の高温部前端Aαおよ
び高温部後端Aβのみが同期位置Kよりも上流にあり、
かつ、同期位置Kに高温部が位置しない場合が該当す
る。この場合には、ステップS812に示される算出
式、tα={2πr−(LK−Lα)}/Vs、tβ=
{2πr−(LK−Lβ)}/Vsに基づき、tα、t
βを算出する。そして、この第4の場合にはステータス
STは”2”に設定される(ステップS812)。
【0039】このようにして、算出された時間tα、t
βは、現時点(加圧ローラ152の回転速度がシステム
速度Vsに達した時点)における高温部前端Aα、高温
部後端Aβのそれぞれが次に同期位置Kに到達するのに
要する時間である。換言すれば、現時点から時間tα〜
tβ(またはtβ〜tα)経過後に給紙を開始すると、
ペーパが高温部前端Aα、高温部後端Aβに当接するこ
とになる。よって、この時間tα〜tβ(tβ〜tα)
を避けて給紙を開始することにより、ペーパの先端部分
が加圧ローラ152の高温部に当接するのを防止するこ
とができるものである。
【0040】この後、タイマtaを”0”に初期化し
(ステップS815)、図7のサブルーチン、図5のメ
インフローチャートへと戻る。タイマtaは、加圧ロー
ラ152の回転速度がシステム速度Vsに達した後にカ
ウントされるタイマである。後の処理(図7のサブルー
チン)において、このタイマtaと時間tα、tβとを
比較することにより、給紙の可否を判断するものであ
る。
【0041】続いて、メインフローチャートから、図7
の給紙タイミング判断のサブルーチンへジャンプした場
合には、高温部位置検出処理(ステップS710)によ
り決定されたステータスSTの値に対応した処理が行わ
れる。上述したように、ステータスSTの値は、加圧ロ
ーラ152の高温部の位置と同期位置Kとの関係によっ
て決定されている。すなわち、加圧ローラ152が図9
の(1)、(4)に示される位置にある場合にはステー
タスSTは”2”に設定され、加圧ローラ152が図9
の(2)、(3)の位置にある場合にはステータスST
は”3”に設定されている。
【0042】ステータスSTが”2”の場合には、ステ
ップS720以降の処理が実行される。先ず、タイマt
aが加圧ローラ152の回転周期Taに達したか否かを
判断する(ステップS720)。この判断の結果がYE
Sである場合には、加圧ローラ152が一周したと判断
できるため、タイマtaをリセットする(ステップS7
22)。一方、この判断結果がNOである場合には、タ
イマtaをインクリメントする(ステップS721)。
【0043】そして、タイマtaと、高温部位置検出処
理(ステップS710)において算出された時間tα、
tβとを比較する(ステップS723)。タイマtaの
値が、時間tα〜tβの範囲内にあると判断された場合
に(ステップS723でYES)、給紙を開始すると、
時間ta後にペーパの先端部分が加圧ローラ152の高
温部に当接することが推測される。そこで、この場合に
は給紙を禁止する(ステップS724)。一方、タイマ
taの値が時間tα〜tβの範囲内にない場合(ステッ
プS723でNO)には、給紙を開始したとしても、ペ
ーパの先端部分が高温部に当接するおそれはない。よっ
て、この場合には給紙を許可し(ステップS725)、
メインフローチャートに戻る。
【0044】また、ステータスSTが”3”の場合に
は、ステップS730以降の処理が実行される。先ず、
上述したステップS720〜S722の処理と同様に、
ステップS730〜S732の処理を実行する。すなわ
ち、タイマtaが加圧ローラ152の回転周期Taに達
したか否かを判断する(ステップS730)。この判断
の結果がYESである場合には、加圧ローラ152が一
周したと判断できるため、タイマtaをリセットする
(ステップS732)。一方、この判断結果がNOであ
る場合には、タイマtaをインクリメントする(ステッ
プS731)。
【0045】そして、タイマtaと、高温部位置検出処
理(ステップS710)において算出された時間tα、
tβとを比較する(ステップS733)。タイマtaの
値が、時間tβ〜tαの範囲内にあると判断された場合
には(ステップS733でYES)、給紙を許可する
(ステップS734)。一方、タイマtaの値が時間t
β〜tαの範囲内にない場合(ステップS733でN
O)には、給紙を禁止する(ステップS735)。そし
て、この後、メインフローチャートに戻る。
【0046】メインフローチャートにおいては、この給
紙タイミング判断に従い、給紙を行う(図5のステップ
S506)。したがって、給紙開始後、ペーパの先端部
分が定着装置150のニップ部に達した際に、この先端
部分が加圧ローラ152の高温部に当接することを回避
できるものである。この結果、ペーパの先端部分が過熱
状態となることによるカールを防止することが可能とな
る。
【0047】図10は、本実施例に係る定着装置の動作
タイミングを表すタイミングチャートである。
【0048】この図において、(1)はメインモータ駆
動回路22の制御信号を表している。この制御信号はロ
ウアクティブであり、制御信号がロウレベルの場合にメ
インモータ23が回転するものである。ここで、時刻t
1にメインモータ23が回転し始めると、同図の(2)
に示されるように時間tv経過後(時刻t2)にメイン
モータ23は定常状態となる。同図の(6)は、このメ
インモータ23により駆動される加圧ローラ152の回
転速度を表している。時刻t1〜t2において、加圧ロ
ーラ152表面の回転速度がシステム速度Vsに達す
る。
【0049】この後、待機時に定着ローラ151により
加熱された加圧ローラ152の高温部は移動し、加圧ロ
ーラ152が一回転する毎に(加圧ローラ回転周期Ta
毎に)ニップ部を高温部が通過する。この加圧ローラ1
52のニップ部の温度変化を、同図の(7)に示す。
【0050】時刻t2に、加圧ローラ152の回転速度
がシステム速度Vsに達すると、CPU21によって時
間tα、tβが算出される。時間tα、tβは、上述し
たように、高温部前端Aα、高温部後端Aβが同期位置
Kに達する時間である。例えば、加圧ローラ152の高
温部の位置が、図9の(2)に示される位置にある場合
には、時間tβ〜tα(時刻t3〜t4)おいて加圧ロ
ーラ152の高温部がニップ部に位置しないため、給紙
可能であると推測される。すなわち、時刻t3からt4
までが給紙開始可能な時間であり、時刻t3からt4に
おいて図10の(4)に示される給紙許可開始信号がア
クティブ(ロウレベル)になる。よって、給紙許可信号
がアクティブである時期に、給紙を開始すればよい。給
紙の開始は、同図の(3)の給紙開始信号を立ち下げる
ことにより行われる。
【0051】すると、給紙クラッチ25がオンとなり、
給紙ローラ122が回転し始める。そして、時刻t3〜
t4の間のいずれかの時刻taにペーパの先端部分が定
着装置150に到達する。このとき、加圧ローラ152
の高温部はニップ部から離れた位置にあるため、ペーパ
の先端部分が高温部に当接することを回避できる。した
がって、ペーパの先端部分が過熱状態となることによる
カールを防止できるものである。その後、ペーパの後端
部がニップ部から離れ(時刻t5)、定着後のペーパが
排出されるものである。なお、上記の時刻taは、同図
の(5)に示されるように加圧ローラ152が一回転す
る毎にリセットされるタイマtaにより求められるもの
である。
【0052】次に、本発明の第2実施例に係る定着装置
を図11を参照しながら説明する。
【0053】図中、1100はサーミスタであり、加圧
ローラ152外周面の近傍に配設されている。このサー
ミスタ1100を用いて加圧ローラ152表面温度を検
出するものである。このような定着装置において、サー
ミスタ1100近傍の加圧ローラ152の温度変化に基
づき、加圧ローラ152の高温部がニップ部を通過する
時刻を推測することが可能となる。すなわち、加圧ロー
ラ152が一回転する毎に、サーミスタ1100の検出
温度には、高温部を検出することによるピークが生じ
る。そこで、このピークの現れる時刻に基づきペーパの
給紙を開始するタイミングを制御することにより、ペー
パ先端部分が加圧ローラ152の高温部に当接しないよ
うにすることが可能となる。したがって、本実施例に係
る定着装置においても、上記第1実施例に係る定着装置
と同様の効果を得ることが可能となるものである。
【0054】図12は、本発明の第3実施例に係る定着
装置を表す図である。
【0055】加圧ローラ152の一端にはギア1210
が設けられている。そして、このギア1210の近傍に
は、ギアの歯をカウントするフォトトランジスタ121
2および発光ダイオード1211が配設されている。発
光ダイオード1211から発せられた光は、ギア121
0の歯に反射した後、フォトトランジスタ1212に達
する。そして、加圧ローラ152が回転すると、発光ダ
イオード1211から発せられた光は断続的にギア12
10の歯に反射し、フォトトランジスタ1212に到達
する。よって、フォトトランジスタ1212からはパル
スが出力され、このパルスをカウントすることにより、
加圧ローラ152の位置を検出することが可能となる。
【0056】このようにして、加圧ローラ152の高温
部の位置を判断することができるため、上記1実施例と
同様の効果を得ることが可能となるものである。なお、
ギア1210の一部にのみ、光を反射するマークを付し
てもよい。このように構成した場合には、フォトトラン
ジスタ1212によりマークの位置を検出し、加圧ロー
ラ152の位置を検出することが可能となるものであ
る。
【0057】なお、第1〜第3実施例に係る定着装置に
おいて、メインモータ23としてパルスモータを用いて
もよい。パルスモータにおけるパルスをカウントするこ
とにより、加圧ローラ152の位置を検出することがで
きる。よって、加圧ローラ152の高温部の位置を容易
に把握することができるため、上述した効果(ペーパカ
ールの防止)を得ることができるものである。
【0058】さらに、定着動作終了時または異常動作停
止時において、加圧ローラ152の高温部がニップ部に
位置しないよう、加圧ローラ152の停止位置を制御し
てもよい。このように構成することにより、加圧ローラ
152の特定箇所のみが複数回加熱されるのを防止する
ことができるものである。よって、待機時における加圧
ローラ152の高温部の温度上昇を緩和でき、ペーパの
カール等を防ぐことが可能となるものである。
【0059】また、給紙タイミング(給紙ローラ122
の回転開始時期)を制御するのではなく、加圧ローラ1
52の回転開始時期を制御することにより、ペーパの先
端部分が加圧ローラ152の高温部に当接するのを回避
してもよい。さらに、給紙タイミングおよび加圧ローラ
152の回転開始時期の両方を制御してもよい。
【0060】給紙ローラ122と定着装置150の間に
位置するローラ(例えば、レジストローラ)等の駆動タ
イミングを制御することにより、給紙開始時期を制御し
てもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ペーパが定着装置に搬送された際に、ペーパの先端
部分が加圧ローラの高温部に当接するのを回避すること
により、このペーパの先端部分が過熱状態になるのを防
ぐことができる。したがって、ペーパの先端部分の水分
が過度に蒸発することがなくなるため、ペーパのカール
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る定着装置を用いたレ
ーザビームプリンタの断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る定着装置の制御回路
のブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るペーパ搬送経路を表
す図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る加圧ローラの高温部
を表す図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る定着装置の動作を表
すメインフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施例に係る定着装置の給紙処理
を表すサブルーチンである。
【図7】本発明の第1実施例に係る定着装置の給紙判断
処理を表すサブルーチンである。
【図8】本発明の第1実施例に係る定着装置の高温部位
置検出処理を表すサブルーチンである。
【図9】本発明の第1実施例に係る加圧ローラの高温部
と同期位置とを表す図である。
【図10】本発明の第1実施例に係る定着装置の動作を
表すタイミングチャートである。
【図11】本発明の第2実施例に係る定着装置を表す図
である。
【図12】本発明の第3実施例に係る定着装置を表す図
である。
【図13】従来の定着装置を表す図である。
【図14】従来の定着装置、ペーパを表す図である。
【図15】従来の定着装置におけるニップ部の温度変化
を表す図である。
【符号の説明】
20 制御回路(制御手段) 25 給紙クラッチ(搬送手段) 122 給紙ローラ(搬送手段) 150 定着装置 151 定着ローラ 152 加圧ローラ 153 ヒータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータにより加熱される定着ローラと、 回転自在に配設され、その外周面の一部がこの定着ロー
    ラに当接してペーパを挟圧する当接部を構成する加圧ロ
    ーラと、 ペーパをこの当接部に搬送する搬送手段と、を備えた定
    着装置において、 加圧ローラの外周面にあって、加圧ローラが停止してい
    た際に定着ローラに当接していなかった部分に、ペーパ
    の搬送方向先端部が当接するよう、加圧ローラの回転お
    よび/または搬送手段によるペーパの搬送を制御する制
    御手段を有することを特徴とする定着装置。
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