JP3024101U - チューブ容器入り粘土 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性を有する粘土の取出しが極めて簡単で
あると共に手指を汚すこともない取扱いが極めて便利な
チューブ容器入り粘土を提供する。 【解決手段】 蓋体３付きの軟質素材製のチューブ容器
１の内部に、流動性を有する粘土を充填し、チューブ容
器１を圧迫して粘土を絞り出すことができるようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】 本考案は、チューブ容器入り粘土に関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】 従来、学習教材、その他に用いられる粘土は、粘稠性の高 い所謂粘土状のものの他に粘稠性が低く流動性を有する形態の粘土があり、かか る流動性を有する粘土は、原素材の質感を変えるために画用紙或は細工物の表面 に塗着する等として使用される。

【０００３】 該流動性を有する粘土にあっては、合成樹脂フィルム製の袋をもって包装容器 となしている。然しながら、合成樹脂フィルム製の袋入りの流動性を有する粘土 は、使用の度毎の取出しが極めて面倒であると共に手指を甚だしく汚すものであ った。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記した流動性を有する粘土における従来の合成樹脂フィルム製の 袋を用いた包装形態の問題点を解決すべく案出したものであって、流動性を有す る粘土の取出しが極めて簡単であると共に手指を汚すこともない取扱いが極めて 便利なチューブ容器入り粘土を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するための本考案の構成を図面を参照して説明すると、本考 案に係るチューブ容器入り粘土は、開閉自在或は着脱自在の蓋体３付きの軟質素 材製のチューブ容器１の内部に、流動性を有する粘土を充填し、チューブ容器１ を圧迫することによって内部の粘土を絞り出すことができるようにしてなるもの である。

【０００６】 そして、上記チューブ容器１における蓋体３は、その外径を広く形成して、チ ューブ容器１を上下逆さ状態で静置できるようにすることが好ましい。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明すると、１は、ゴム、 軟質合成樹脂その他の軟質素材にて成形してなるチューブ容器であって、該チュ ーブ容器１は頭端に口部２を突設しており、該口部２を通してチューブ容器１の 内部に流動性を有する粘土（図示省略）を充填していると共に該口部２には蓋体 ３を装着している。

【０００８】 該蓋体３は、その外径を広く形成して、施蓋状態のチューブ容器１を上下逆さ 状態で静置できるようにすることが好ましいと共に該蓋体３はチューブ容器１の 口部２に着脱自在に螺合或は嵌合し得るように構成してもよく、或はまた、蓋体 ３はチューブ容器１の口部２に開閉自在に蝶着するように構成することも可能で ある。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は以上説明した如くなり、次に記載する効果を有する。

【００１０】 請求項１に記載のチューブ容器入り粘土にあっては、着脱自在或は開閉自在の 蓋体３付きの軟質素材製のチューブ容器１の内部に、流動性を有する粘土を充填 したことにより、蓋体３を外してチューブ容器１を圧迫することによって極めて 手軽に且つ手指を全く汚すことなくして内部の粘土を所要量だけ所要箇所に向け て絞り出すことができ、極めて便利である。

【００１１】 請求項２に記載のチューブ容器入り粘土にあっては、蓋体３を、その外径を広 く形成して、施蓋状態のチューブ容器１を上下逆さ状態で静置できるようにした ことによって、チューブ容器１内部の粘土を常に口部２方向に滞留させておくこ とができて素早く粘土を絞り出すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】斜視図である。

【符号の説明】

１ チューブ容器 ２ 口部 ３ 蓋体

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 蓋体３付きの軟質素材製のチューブ容器
   １の内部に、流動性を有する粘土を充填し、チューブ容
   器１を圧迫して粘土を絞り出すことができるようにした
   ことを特徴とするチューブ容器入り粘土。
2. 【請求項２】 前記蓋体３を、その外径を広く形成し
   て、チューブ容器１を上下逆さ状態で静置できるように
   してなる請求項第１項記載のチューブ容器入り粘土。