JP3023131U - 荷物吊り下げ移動用ベルトの安全フック器具 - Google Patents
荷物吊り下げ移動用ベルトの安全フック器具Info
- Publication number
- JP3023131U JP3023131U JP1995011503U JP1150395U JP3023131U JP 3023131 U JP3023131 U JP 3023131U JP 1995011503 U JP1995011503 U JP 1995011503U JP 1150395 U JP1150395 U JP 1150395U JP 3023131 U JP3023131 U JP 3023131U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- rope
- hole
- plate
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ロープやベルトによる荷物を吊り下作業の簡略
化と作業の安全性の向上である。 【構成】ロープやベルトに引っかけ保持する器具を、二
枚プレートを重ねた器具とした。ロープやベルトの一端
に、この二枚のプレート重ね器具を繋ぎ、もう一方の端
部をクレーンの鈎にかけるループとした。ループをクレ
ーンの鈎にかけたのち、ロープやベルトを荷物に回して
かけ、二枚重ね器具でロープに引っかけ保持し吊り下げ
る状態にする。二枚の重ね器具としたことで、引っかけ
保持し易く、加重時にロープやベルトが、はずれない構
造となった。
化と作業の安全性の向上である。 【構成】ロープやベルトに引っかけ保持する器具を、二
枚プレートを重ねた器具とした。ロープやベルトの一端
に、この二枚のプレート重ね器具を繋ぎ、もう一方の端
部をクレーンの鈎にかけるループとした。ループをクレ
ーンの鈎にかけたのち、ロープやベルトを荷物に回して
かけ、二枚重ね器具でロープに引っかけ保持し吊り下げ
る状態にする。二枚の重ね器具としたことで、引っかけ
保持し易く、加重時にロープやベルトが、はずれない構
造となった。
Description
【0001】
建築現場での建材吊り下げ作業、運輸などの荷役作業に使用される。
【0002】
ロープやベルトの一端にクレーンの鈎に引っかけるループがつけられ、もう一端 に方形状リングとした金具がついたものが使用されている。方形状リングに前も ってロープやベルトを通してループとし使用するやりかたと、方形状リングにロ ープやベルトの中間部分をループにして差し込み、そのループに棒を通し加重固 定して吊り下げ機能を持たせて使用するものがある。
【0003】
ロープやべルトによる荷物を吊り下作業の簡略化と、作業の安全性の向上である 。
【0004】
ロープやベルトに引っかけ保持する器具を、穴を開けた二枚プレートを重ねて形 成した。ロープやベルトの一端に、この二枚重ね器具を繋ぎ、もう一方の端部を クレーンの鈎にかけるループとした。ループをクレーンの鈎にかけたのち、ロー プやベルトを荷物に回してかけ、二枚重ね器具でロープやベルトに引っかけ保持 し吊り下げる状態にする。プレート二枚の重ね器具としたことで、加重時にロー プやベルトがはずれない形状とする事が可能となった。
【0005】
本案を図によって説明する。 図1は、正面図である。Aは上プレート、Bは下プレートを示す。1はベルトを 保持する穴で開口部2を側面部にもつ。3は下位置の穴で、ベルトの端部を重ね たプレートの内側から通して外へ出し、中位置の穴4、Bの中位置の穴9を通し て外側へ出し、その後、穴8の内側に通す役割を持つ。(ベルトを通した図は後 出)Bの5は上位置の穴で開口部7を持ち、Aの1とともにベルトを引っかけ保 持する。 6は、開口部2を塞ぐ突起である。上下プレートを同じ位置に重ねた時(加重し た時)開口部2が塞がれベルトが逸脱しない。7はベルトを通す開口部である。 上プレートを下にずらすと7が開口する。Bの8は下位置の穴、9は中位置の穴 で、Aの3、4と対応してベルトの端部を通し繋ぐ役割をもつ。 上プレートの4は幅が大きく設定される。上プレートを下にずらしたときにロー ルやベルトに触れてブレーキにならないようにするためである。 図2は、上プレートを下方にずらした状態を示す。10はベルトでA、Bの中位 置、下位置の穴に取り付けた状態である。11はベルトの端部を同じベルトに固 定した部分である。上プレートを下にずらすと13で示す開口部が現れベルト中 間部12が楽に挿入出来る。 図3は、ベルト中間部12を挿入し加重した状態を示す。CはA、Bの上位置の 穴とベルトの関わりを、DはA、Bの中位置、下位置の穴とベルトとの関わりを 示す側面模式図である。下プレートの突起6が上プレートの開口部2を塞ぎベル トを逸脱させない。 図4は、本案器具の使用模式図である。14はクレーンの鈎、15は本案器具、 16は荷物である
【0006】
構造がシンプルなので製造コストが安くすむ。引っかけ、取り外しが簡単な構造 なので前もってもってロープやベルトをループ状にしておく必要がない。作業が 単純になる。また中間のロープやベルトをループ状にしてリングに差し込み、そ のループに棒を差し込み固定する方式のように余分な棒は必要がなく、この棒の 落下による事故の懸念もない。従来の器具は端部のリングの穴が大きいので、こ の穴に突起物が引っかかるケースが多く事故が起きる懸念があるが、本案器具は 穴が小さいのでそのような事故が起こることがない。 操作性と安全性が従来のものと比較して高いので能率向上、安全性向上に効果が ある。
【図1】 上下プレートの正面図
【図2】 プレートをずらした状態図
【図3】 加重したときの金具の状態図と側面模式図
【図4】 使用状態を示す模式図
A、上プレート B、下プレート 1、ベルト保持部 2、開口部 3、ベルト保持用下位置の穴 4、ベルト保持用中位置の穴 5、ベルト保持部 6、開口部を閉じる突起部 7、開口部 8、ベルト保持用下位置の穴 9、ベルト保持用中位置の穴 10、ベルト端部 11、ベルト端部固定部 12、ベルト中間部 C、上位置の穴とベルトの関わりを示す D、中位置と下位置の穴とベルトの関わりを示す 13、ずらして開いた開口部 14、クレーンの鈎 15、本案器具 16、荷物
Claims (1)
- 【請求項1】荷物吊り下げ移動用のベルトやロープをル
ープ状にするフック器具において、ロープやベルトを連
結する穴とロープやベルトにひっかけ通し、保持する穴
を備えた二枚のプレートを重ねて使用する構造を持つ。
プレートの片方をずらすと側面部の一部が開口する形状
で、この開口部からロープやベルト通し保持する。その
後、加重することで二枚のプレートが同位置に揃い、片
方のプレートの側面部の開口部がもう一方のプレートで
塞がれ脱落防止機能が生ずる。すなわち、ロープやベル
トを引っかけ通し保持する機能を生じさせるために上プ
レートと下プレートの上位置の穴の形状をそれぞれ異な
ったものとした。上プレートの上位置の穴はロープやベ
ルトを通し保持するためのスペースを備え、側面部が開
口する形状とする。これに対応する下プレートの上位置
の穴は、上プレートの穴とほぼ同じであるが、穴の上辺
を上プレートの上辺と同じ位置に揃え、ロープやベルト
を引っかけ通す側面の開口部は上プレートの穴の下辺か
ら下に位置するように開ける。その開口幅はロープやベ
ルトが容易に挿入できるサイズとする。したがって下プ
レートの上位置の穴は上プレートの穴より下プレートの
開口幅だけ幅広となる。この穴の形状の違いは、加重の
際に上下二枚のプレートを同位置に重ね、開口部を閉じ
た状態とする機能となる。上下二枚のプレートの中位
置、下位置の穴は、ロープやベルトの端部を繋ぐととも
に、プレートをずらすことの出来る、たるみをロープや
ベルトに持たせる機能を持つ。すなわち、プレートの重
ね合わせた内側から下位置の穴へロープやベルトを通し
外面に出し、中位置の穴に差し込み二枚のプレートを跨
いで反対面に出し、さらに下位置の穴の内面に通し、端
部をプレートがずらせる余裕をもたせて同じロープやベ
ルトに固定する。これでフック器具が繋がれ保持され
る。以上の構造と機能を持つ、荷物吊り下げ移動用ベル
トの安全フック器具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011503U JP3023131U (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 荷物吊り下げ移動用ベルトの安全フック器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011503U JP3023131U (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 荷物吊り下げ移動用ベルトの安全フック器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3023131U true JP3023131U (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=43158412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995011503U Expired - Lifetime JP3023131U (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 荷物吊り下げ移動用ベルトの安全フック器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023131U (ja) |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP1995011503U patent/JP3023131U/ja not_active Expired - Lifetime
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