JP3023078B2 - 架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸)および少なくとも1つの活性成分前駆体を含有する化粧品および/または皮膚用組成物 - Google Patents

架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸)および少なくとも1つの活性成分前駆体を含有する化粧品および/または皮膚用組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つ
の、少なくとも90%が中性化した架橋ポリ(2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸)ポリマ
ー、および、角質層と接触すると酵素反応で活性成分を
放出可能な、少なくとも1つの活性成分前駆体を含有す
る、化粧品および/または皮膚用組成物、ならびに、そ
の用途に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】長年
の間、特別な処理目的で、特に、過剰体重、皮膚の老
化、皮膚乾燥、皮膚の色素沈着、アクネ、およびいくつ
かの疾患(乾せん)に対する処理目的で、または、特
に、皮膚を癒したり、および/または、再生する目的
で、ビタミン、たとえばビタミンA、B、C、D、E、およ
びF、および他の活性剤を化粧品および/または皮膚用
組成物に導入する研究が行われてきた。
【0003】特に、アスコルビン酸またはビタミンCを
十分量、皮膚に適用すると、関連組織の成長、特にコラ
ーゲンの成長を刺激することが可能である。アスコルビ
ン酸はまた、外部攻撃、たとえば紫外線または汚染、お
よび、医薬品、アルコール、またはタバコによる攻撃に
対して、皮膚組織の防御を強化することが可能である。
【0004】さらに、トコフェロール、たとえばビタミ
ンEは細胞膜のリン脂質に対しての抗酸化特性および抗
ラジカル(AFR:antiradical)特性(文献:Free radi
calsand vitamin E,by J.B.Chazan and M.Szu
lc,Cah.Nutr.Diet.,1987,6 XXII,1,pag
es 66−76)の双方を有していることが知られてい
る。
【0005】さらに、ビタミンAまたはレチノール、並
びに、ヒドロキシ酸は、老化に対抗することが知られて
おり、さらに、ビタミンAは皮膚を癒すために使用され
ることも知られている。
【0006】しかしながら、これらの活性成分(ビタミ
ン、酸化防止剤、ヒドロキシ酸等)は、溶液中で不安定
であり、これらの溶液を効果的でなくする外部要因に敏
感であり、所望の効果に対して不利になるものである。
【0007】特に、文献:”Sciences Pharmaceutique
s Revue”に記載された”Stability of ascorbic a
cid”,by Br.Hajratwala,pages281−286は、
アスコルビン酸が、水性媒体、好気性および非好気性媒
体中で不安定な特性、特に、好気性媒体中で著しく不安
定な特性を有することを教示している。該文献は、特に
アスコルビン酸を含有する溶液のpH変化、光変化、温度
変化に直面した場合の、および、界面活性剤、溶媒、ま
たは触媒、特に金属触媒などの化合物に直面した場合の
アスコルビン酸の特性を例示している。
【0008】したがって、種々の手段が、アルコルビン
酸を安定化させるために工夫されている。これらの手段
の内、日本国特許、JP 89/115,558およびJP
83/129,892は、アスコルビン酸の反応部
位、すなわちヒドロキシル部位を、特にホスファート、
スルファート、またはアルキル誘導体を用いたエステル
化および/またはエーテル化によってブロックするこ
と、および、ビタミンCなどとして作用させるために化
粧品組成物中に誘導体を使用することを教示している。
【0009】しかしながら、該誘導体は、フリーのビタ
ミンC(すなわち、添加基無し)と比較するとほとんど
効果がないものである。また、ビタミンCの前駆体の用
途も工夫されている。
【0010】すなわち、欧州特許、EP497404は、
組成物が皮膚と接触すると、アスコルビン酸を放出可能
である皮膚病用組成物におけるグルコシル誘導体の用途
を開示している。
【0011】さらに、アスコルビン酸誘導体のおよびト
コフェロール誘導体のリン酸を用いたエステル化(文
献:”Bioconversion of a vitamin to vitamins
C and E in skin”, by Kakuji Tojo and A
e−Ric.Lee,Published inJ.Cosmet.Chem.,3
8,pages333−339参照)および組成物における
その用途が提案されている。
【0012】しかしながら、該ジエステルは、アスコル
ビン酸に関しては、フリーのアルコルビン酸よりも効果
がなく、ビタミンEに関しては、フリーのビタミンEより
も酸化防止効果が小さい。
【0013】同様の問題点が、種々の活性成分に対して
存在する。したがって、角質相と接触して酵素的加水分
解によって、良好な収率で、前駆体から活性成分の多く
の量を放出することの可能な化粧品および/または皮膚
用組成物が望まれている。
【0014】さらに、化粧品または皮膚用組成物は一般
的には、高い粘度を有しており、増粘した液状形態、た
とえば、ミルク、クリーム、ゲル、またはペーストにほ
とんど製剤化されている。このタイプは、消費者には好
まれるが、大抵は、製剤者にとっては、多くのロス無く
パッケージから製品を取り込みやすくすること、局所治
療部位への製品の送達を限定すること、および、所望の
化粧品または皮膚用製品の効果を得るのに十分な量を使
用可能であること等、実用的に解決すべき問題点があ
る。
【0015】該目的は、処理されるべき局所部分に均一
にしかも良好に送達されなければならない、ケア、衛
生、またはメークアップ製品の製剤には、非常に重要で
ある。これらの条件を満たすためには、組成物の粘度
を、増粘剤および/またはゲル化剤を添加することによ
って増加させる。
【0016】上記活性成分前駆体は、現在使用されてい
る増粘および/またはゲル化ポリマーの存在下、化粧品
または皮膚用製剤に組み入れることが困難である。これ
らのポリマーは、活性成分前駆体を接触すると、一般的
にはその増粘力および/またはゲル化力が失われ、高く
て安定な粘度の製剤を得ることが不可能となる。さら
に、活性成分前駆体をベースとした製剤を安定化させる
目的で、増粘ポリマーの濃度を増加させると、通常は、
化粧品レベルでは所望しない効果、たとえば流れ落ちま
たは非常に魅力的ではない外観が得られることとなる。
【0017】ポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸)ホモポリマー、たとえば”Cosmedia
HSP1160”および”Rheotik 8011”としてヘ
ンケル社から販売されている商品が知られている。これ
らは、増粘剤および/またはゲル化剤として、多くの化
粧品製剤中に使用されている。これらのポリマーでは、
広いpH範囲で高い粘度に到達可能な、安定で均一な組成
物を、活性成分前駆体の存在下にえることは不可能であ
る。したがって、これらは、大抵は流動した、不均一
で、糸をひく粘質の流れるゲルとなる。
【0018】本出願会社は、驚くべきことに、ケラチン
物質を効果的に処理して、かつ、活性成分前駆体の酵素
的加水分解において良好な収率が得られる、活性成分前
駆体をベースとした、安定して増粘した化粧品および皮
膚用製剤をえることが可能である、新規の増粘および/
またはゲル化ポリマー類を発見した。
【0019】さらに、これらの特別なポリマーは、室温
または高温で経時的に安定な高い粘度に到達可能であ
る、均一な化粧品および/または皮膚用製品を製造可能
である。
【0020】最後に、これらの特別なポリマーは、適用
の際、透明で流れることなく、糸をひく粘質性でもなく
(non−stringy)、柔軟でスムーズなゲルを調製可能で
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明の主題は、したがって、少なくとも1つの、少な
くとも90%が中性化した架橋ポリ(2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸)、および、角質層
と接触すると酵素反応で活性成分を放出可能な、少なく
とも1つの活性成分前駆体を、化粧品として許容される
媒体中に含有することを特徴とする、化粧品および/ま
たは皮膚用組成物である。
【0022】本発明の組成物は、ある粘稠度および/ま
たは特性を有している。すなわち、糸をひく粘質性では
なく、言い替えれば、指にとった場合に糸を引くもので
はない。特に、ゲルの形態で提供される。
【0023】本発明による、架橋して実質的または完全
に中性化したポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸)ポリマーは、水溶性または水膨張性
である。該ポリマーは、a)ポリマーの全重量に対して
90から99.9重量%の、以下の式(1):
【0024】
【化3】
【0025】(式中、X+はカチオンまたはカチオンの混
合物を示し、カチオンX+のせいぜい10モル%がH+であ
ることが可能である)で表わされるユニットと、 b)ポリマーの全重量に対して0.01から10重量%
の、少なくとも2つのオレフィン系二重結合を含有する
少なくとも1つのモノマーから誘導された架橋ユニット
とを、任意に分布した状態で含有することを特徴とす
る。
【0026】特により好ましい本発明によるポリマー
は、式(1)のユニットを98から99.5重量%、お
よび、架橋ユニットを0.2から2重量%含有する。
【0027】本発明によるポリマーは好ましくは、分布
が均一で単峰性であり、水溶液中のポリマーの流体容量
(hydrodynamic volume)が10から500nmの範囲の
半径であるポリマー粒子を得るのに十分な量の、多くの
式(1)のユニットを含有する。
【0028】カチオンX+は、特に、プロトン、アルカリ
金属カチオン、アンモニウムイオン、またはアルカリ土
類金属のカチオンに相当するカチオンから選択されるカ
チオンまたはカチオンの混合物である。特に、カチオン
の90から100モル%がアンモニウムイオンであっ
て、0から10モル%がプロトンであるのが好ましい。
【0029】少なくとも2つのオレフィン系二重結合を
含有する架橋モノマーは、たとえば、ジプロピレングリ
コールジアリルエーテル、ポリグリコールジアリルエー
テル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒド
ロキノンジアリルエーテル、テトラアリルオキシエタノ
イルまたは他のアリルまたはビニルエーテル多官能基ア
ルコール、テトラエチレングリコールジアクリラート、
トリアリルアミン、トリメチロールプロパンジアリルエ
ーテル、メチレンビスアクリルアミド、および/または
ジビニルベンゼンから選択される。
【0030】少なくとも2つのオレフィン系二重結合を
含有する架橋モノマーが、式(2):
【0031】
【化4】
【0032】(式中、R1は水素原子または炭素数が1か
ら4のアルキル基であり、特に、メチル基(トリメチロ
ールプロパン=トリアクリラート)である)で表わされ
る化合物から特に選択される。
【0033】本発明のポリマーの重合反応では、直鎖の
みならず分岐または架橋したポリマー分子を生成する。
これらの分子は、特に水中での流動学的性質によって特
徴づけられ、特に、動的光散乱(dynamic light scat
tering)によって特徴づけられる。
【0034】動的光散乱による分子を特徴づける場合
は、ポリマーの流体容量(hydrodynamic volume)の分
布が測定される。水中に溶解した巨大分子は柔軟性があ
り、水分子によって形成された溶媒化シェル(solvatio
n sheath)によって取り囲まれている。本発明のよう
な荷電したポリマーを用いると、分子のサイズは水中の
塩の量に依存する。極性溶媒中では、ポリマーの主鎖に
そって均一に荷電していることによって、ポリマー鎖が
かなり拡張するものである。塩の量を上げることによっ
て、溶媒中の電解質の量が増加し、ポリマーの均一な荷
電に対して遮断する。溶媒化シェルにある分子に加え
て、溶媒分子がポリマーの空隙部に結合する。この場
合、溶媒分子は溶液中の巨大分子の部分を形成し、同じ
平均速度で移動する。流体容量からこれらの溶媒化分子
のおよび巨大分子の直線的な大きさが読み取れる。
【0035】流体容量Vhは、以下の式:
【0036】
【数1】
【0037】(式中、NAは、アボガドロ数を示し、M
は、不溶な巨大分子のグラム質量を示し、V1は、溶媒の
比体積を示し、V2は、巨大分子の比体積を示し、dは、
不溶な巨大分子の1グラムあたりの溶媒のグラム質量を
示す)で表わされる。流体粒子が球体である場合には、
以下の式:
【0038】
【数2】
【0039】(式中、Rは、動的半径(dynamic radiu
s)である)を用いて、流体容量から流体半径を容易に
計算できる。
【0040】流体粒子が完全な球体である場合は、極め
て稀である。合成ポリマーのほとんどは、コンパクト構
造または偏心した楕円形を含有する。この場合、半径の
決定は、問題となる粒子の形状に対する摩擦の観点から
同等である球体に基づくものである。
【0041】一般則としては、分子量分布に作用させる
と、流体半径および容量分布に作用する。ポリ分散系の
場合は、拡散係数の分布を計算しなければならない。該
分布から、半径分布および流体容量分布に関する結果が
推論される。
【0042】本発明のポリマーの流体容量は、特に、
式:D=KT/6πhR(式中、Kはボルツマン定数であり、
Tはケルビン単位の絶対温度であり、hは溶媒(水)の粘
度であり、Rは流体半径である)から、ストークス・ア
インシュタイン(Stokes Einstein)による拡散係数D
から動的光散乱によって定められる。拡散係数Dは、以
下の参照文献に記載された、レーザー拡散によるポリマ
ー混合物を特徴づける方法によって測定される。
【0043】参照文献: (1)Pecora,R.;Dynamic Light Scattering;Ple
num Press,New York,1976; (2)Chu,B.;Dynamic Light Scattering;Academ
ic Press,New York,1994; (3)Schmitz,K.S.;Introduction to Dynamic
Light Scattering;Academic Press,New York,1
990; (4)Provincher S.W.;Comp.Phys.,27,21
3,1982; (5)Provincher S.W.;Comp.Phys.,27,22
9,1982; (6)ALV Laservertriebgesellschaft mbH,Robert
Bosch Str.47,D−63225 Langen,German
y; (7)ELS−Reinheimer Strasse 11,D−6484
6 Gross−Zimmern,Germany; (8)Chi Wu et al.,Macromolecules,199
5,28,4914−4919。
【0044】特に好ましいポリマーは、2%の水溶液
中、25℃、100回転/分の回転速度で、4ローター
で、B形粘度計で測定した粘度が、1000cP以上のも
の、より好ましくは、5000cPから40000cPの範
囲のもの、さらに好ましくは、6500cPから3500
0cPの範囲ものもである。
【0045】本発明による架橋ポリ(2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸)は、以下の工程を
含有する調製方法にしたがって、調製可能である。 (a)2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸モノマーを、tert−ブタノールのまたは水のおよび
tert−ブタノールの溶液中でフリーの形態で分散又は溶
解する。 (b)(a)で得られたモノマー溶液または分散液を、1
またはいくつかの無機または有機塩基、好ましくはアン
モニアを、90から100%の範囲でポリマーのスルホ
ン酸官能基を中性化可能なような量で用いて中性化す
る。 (c)架橋モノマーを(b)で得られた溶液または分散液
に添加する。 (d)従来のラジカル重合を、10から150℃の温度
でフリーラジカル重合開始剤の存在下、行い、ポリマー
がtert−ブタノールベースの溶液または分散液中に沈殿
する。
【0046】架橋して、実質的にまたは全体的に中性化
したポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸)は、本発明による組成物中に、組成物の全重
量に対して0.01から20重量%の濃度で、好ましく
は0.1から10重量%の濃度で存在する。
【0047】本発明によれば、活性成分前駆体が、ホス
ファート;スルファート;活性成分アルキルまたはアシ
ルエステル;アシルまたはアルキルエーテル;活性成分
アミド;および活性成分単糖誘導体から選択可能であ
る。これらは、単独でまたは混合物として使用可能であ
る。
【0048】アシルおよびアルキル基は特に、1から3
0の炭素数を含有する。特に、アシルまたはアルキルエ
ステルおよびエーテルは、皮膚と接触させてスルファタ
ーゼまたはホスファターゼと反応させるために、無機
酸、たとえばサルファートまたはホスファートとの反応
の結果得ることが可能であり、または、皮膚の特別なエ
ステラーゼと反応させるために、有機酸、たとえば、パ
ルミチン酸、酢酸、プロピオン酸、ニコチン酸、1,
2,3−プロパントリカルボン酸またはフェルラ酸との
反応の結果得られる。
【0049】本発明によれば、皮膚と接触して酵素的加
水分解することによって活性成分を放出可能な前駆体は
好ましくは、ビタミン前駆体、たとえばビタミンA(レ
チノール)、ビタミンB、ビタミンC(アスコルビン
酸)、ビタミンD、ビタミンE(トコフェロール)または
ビタミンFの前駆体;ヒドロキシ酸前駆体、たとえば乳
酸またはグリコール酸の前駆体;ケルセチン前駆体;ヌ
クレオチド前駆体;ホスファート化ヒドロキシアセト
ン;グリセロール前駆体;およびこれらの混合物から選
択される。
【0050】ビタミンの前駆体として、ビタミンA(レ
チノール)、ビタミンC(アスコルビン酸)、またはビ
タミンE(トコフェロール)の、単糖誘導体、プロピオ
ナート、ニコチナート、アセタート、パルミタート、ホ
スファート、スルファートが挙げられる。
【0051】アスコルビン酸ホスファートとしては、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、または遷移金属、たと
えば、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム、または亜鉛のアスコルビルホスファートが挙げられ
る。
【0052】ビタミンCの有機酸エステルとしては、ビ
タミンCの2または3位にグラフト化したパルミチン
酸、酢酸、またはプロピオン酸エステルが挙げられる。
トコフェロールエステルとしては、トコフェロールニコ
チナートまたはアセタートが挙げられる。レチノールエ
ステルとしては、パルミチン酸、プロピオン酸または酢
酸のエステルが挙げられる。
【0053】本発明において使用可能なビタミンCの単
糖誘導体としては、グルコシル化、マンノシル化、フル
クトシル化、またはN−アセチルグルコサミン化ビタミ
ンC、ビタミンCのN−アセチルムラミン酸誘導体、フコ
シル化またはガラクトシル化誘導体またはこれらの混合
物が挙げられる。
【0054】乳酸(α−ヒドロキシ酸)としては、乳酸
のスルファート化誘導体、グリセロールトリラクター
ト、およびエチル−ラクタートが挙げられる。
【0055】さらに、グリセロールとしては、皮膚と接
触するとグリセロールを放出するための、β−グリセロ
ホスファートおよびグリセロールトリラクタートが挙げ
られる。
【0056】ケルセチン前駆体としては、ケルセチンを
相乗的に放出するための、グルコシルケルセチンおよび
ケルセチンエステル、たとえばケルセチン=フェルラー
トが挙げられる。
【0057】ヌクレオチド前駆体としては、アデノシン
ホスファート、グアノシンホスファート、シトシンホス
ファート、ウリジンホスファート、チミジンホスファー
ト、イノシンホスファート、またはキサントシンホスフ
ァートが挙げられる。
【0058】本発明の特に好ましい活性前駆体は、ビタ
ミンCのホスファート誘導体であり、特に好ましくはア
スコルビルホスファートの遷移金属塩であり、ここで、
遷移金属は、たとえばマグネシウム、カリウム、ナトリ
ウム、カルシウム、または亜鉛である。
【0059】活性成分前駆体が、組成物の全重量に対し
て、0.01から10重量%で、より好ましくは0.0
1から1重量%で存在する。
【0060】本発明による組成物はさらに、化粧品とし
て許容される水性媒体、すなわち、全てのケラチン物
質、たとえば皮膚、爪、髪、粘膜、および体および顔の
他の皮膚領域と適合する媒体を含有する。
【0061】組成物は好ましくは、化粧品としておよび
/または皮膚用に許容される水性媒体を含有する。これ
らは、好ましくは1から13、さらに好ましくは2から
12の範囲のpHを示す。
【0062】本発明による組成物の、化粧品としておよ
び/または皮膚用に許容される水性媒体は、特に、水お
よび任意に化粧品としておよび/または皮膚用に許容さ
れる有機溶媒(許容耐性、毒性、および感触)からな
る。これらの有機溶媒は、組成物の全重量に対して5か
ら98重量%存在してもよい。これらは、親水性有機溶
媒、親油性有機溶媒、両親媒性溶媒、およびこれらの混
合物からなる群から選択可能である。
【0063】親水性有機溶媒としては、たとえば、1か
ら8の炭素原子を有する直鎖または分岐の低級モノアル
コール、たとえば、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール、イソプロパノール、イソブタノール;6から80
のエチレンオキシドを有するポリエチレングリコール;
ポリオール、たとえばプロピレングリコール、イソプレ
ングリコール、ブチレングリコール、グリセロールおよ
びソルビトール;モノ−またはジアルキル=イソソルバ
イド(ここで、アルキル基は1から5の炭素原子を有す
る)、たとえばジメチル=イソソルバイド;グリコール
エーテル、たとえばジエチレングリコールモノメチルま
たはモノエチルエーテル、およびプロピレングリコール
エーテル、たとえばジプロピレングリコールメチルエー
テルが挙げられる。
【0064】両親媒性有機溶媒としては、たとえば、ポ
リオール、たとえば、プロピレングリコール(PPG)誘
導体、たとえば、プロピレングリコールおよび脂肪酸の
エステル、PPGおよび脂肪アルコールのエーテル、たと
えばPPG−23オレイルエーテルおよびPPG−36オレア
ートが挙げられる。親油性有機溶媒としては、たとえ
ば、脂肪エステル、たとえば、ジイソプロピル=アジパ
ート、ジオクチル=アジパート、および、アルキル=ベ
ンゾアートが挙げられる。
【0065】本発明による化粧品または皮膚用組成物が
より心地よく使用される(適用時の柔軟性、栄養化、エ
モリエント性)ために、脂肪相をこれらの組成物の媒体
に添加可能である。
【0066】脂肪相は好ましくは、組成物の全重量に対
して、0%から50%存在する。該脂肪相は、好ましく
は、以下の群から選択された1以上のオイルを含有可能
である。
【0067】−水溶性または水不溶性で、有機変性また
は非有機変性の、直鎖または分岐、または環状で、揮発
性または不揮発性のシリコーン、 −鉱油、たとえば、液状パラフィン、液状ワセリン、 −動物由来の油、たとえばペルヒドロスクアレン、 −植物由来の油、たとえばスイートアーモンド油、アボ
カド油、ひまし油、オリーブ油、ホホバ油、ゴマ油、落
花生油、マカデミア油、葡萄種油、西洋あぶらな油、ま
たはココナツ油、 −合成油、たとえばプルセリン油またはイソパラフィ
ン、 −フッ素化およびペルフッ素化オイル、 −脂肪酸のエステル、たとえばプルセリン油。
【0068】さらに、脂肪物質として、1以上の脂肪ア
ルコール、脂肪酸(ステアリン酸)またはワックス(パ
ラフィンワックス、ポリエチレンワックス、カルナウバ
ワックスまたはビーズワックス)を含有可能である。
【0069】公知の方法で、本発明による全ての組成物
は、化粧品および皮膚用組成物の分野において通常使用
される添加剤、すなわち他の通常の親水性または親油性
ゲル化剤および/または増粘剤;親水性または親油性活
性剤;防腐剤;酸化防止剤;香料;乳化剤;保湿剤;エ
モリエント;金属イオン封止剤;界面活性剤;ポリマ
ー;塩基性化または酸性化剤;充填剤;抗フリーラジカ
ル剤;セラミド;サンスクリーン剤;UVサンスクリーン
剤;虫よけ剤;スリミング剤;着色剤;殺菌剤;または
抗フケ剤を含有可能である。これらの種々の添加剤の量
は、当該分野において通常使用される量である。
【0070】無論、当業者は、本発明による組成物に添
加可能な化合物を、本発明による組成物が本質的に有す
る優位な特性を該添加剤によって不利益に影響されな
い、または実質的に影響されないように選択するもので
あろう。
【0071】本発明による組成物は、種々の、適当な局
所適用形態、特に、液状または半液状またはペースト状
または固形のコンシステンシーの、水相中への油相の分
散(O/W)またはその逆(W/O)によって得られるエマ
ルション、たとえば、ミルク、多かれすくなかれスムー
ズなクリーム、ペースト、しょう液、ローション、水性
ゲルの形態であってもよい。これらの組成物は常法にし
たがって調製される。
【0072】本発明による組成物は、洗い流すタイプま
たはリーブインタイプの髪洗浄製品、特に、髪等のケラ
チン繊維を、洗浄、ケア、コンディショニング、スタイ
ル保持、またはシェイピングするために使用される。
【0073】本発明による組成物はまた、スタイリング
製品、たとえば、ヘアーセットローション、ブロー用ロ
ーション、または定着およびスタイリング組成物であっ
てもよい。これらのローションは、泡形状でまたは霧形
状で組成物を適用するために、種々の形態、特に、ベイ
パライザーまたはポンプ式スプレー、またはアエロゾル
にパッケージされてもよい。このようなパッケージ形態
は、たとえば、髪を定着したりトリートメントしたりす
るスプレーまたはフォームが所望される場合に、使用さ
れるものである。
【0074】本発明による組成物はまた、ストレートヘ
アー処理、パーマ、ブリーチ、ヘアダイ、または、シャ
ンプーの前後に適用されるべき、洗い流しまたはリーブ
インタイプのシャンプーまたは組成物であってもよい。
【0075】本発明による組成物はまた、ケアおよび/
または衛生製品、たとえば、フェース用、ハンド用、ま
たはボディ用のプロテクション、トリートメント、また
はケアクリーム、皮膚をクレンジングするための、また
は、皮膚および粘膜をケアーするためのゲルまたはフォ
ーム、プロテクションまたはケアーボディミルクまたは
ローションであってもよい。
【0076】本発明による組成物はまた、抗太陽光線製
品として使用されてもよい。本発明による組成物はま
た、クレンジングバーまたはソープをなす固形組成物を
含有してもよい。
【0077】本発明による組成物はまた、口内ケア製
品、たとえば歯みがきペーストとして使用されてもよ
い。本発明による組成物はまた、メークアップ製品とし
て使用されてもよい。
【0078】本発明の他の主題はまた、皮膚、頭皮、
髪、まつげ、まゆげ、爪、または粘膜の非治療である美
容処理方法、特に、脂性の肌におけるにきび(blackhea
ds)に対抗するための、髪成長促進のための、皮膚の老
化、着色、または色素沈着防止のための、皮膚の再生お
よび/または皮膚を癒すことを促進するための、または
表皮の連結組織の成長を刺激するための方法に関する。
該方法は、上記組成物が、常法にしたがって、ケラチン
基体に適用されることを特徴とする。たとえば、クリー
ム、ゲル、シーラム、ローション、またはミルクを、皮
膚、頭皮、および/または粘膜に適用することである。
該タイプのトリートメントは、該組成物に存在する活性
成分前駆体に依存する。
【0079】本発明の他の主題はまた、特に、脂性の肌
におけるにきび(blackheads)およびアクネに対抗する
ための、髪抜けに対抗するための、ある種の皮膚病(乾
せん)に対抗するための、皮膚の老化、着色、または色
素沈着に対抗するための、皮膚の再生および/または皮
膚を癒すことを促進するための、または表皮の連結組織
の成長を刺激するための、皮膚、頭皮、髪、まつげ、ま
ゆげ、爪、または粘膜などのケラチン物質の治療処理用
ローション、シーラム、ミルク、ポマード、または軟膏
製剤を調製するための、上記組成物の用途に関する。以
下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるわけではない。
【0080】
【実施例】
調製例A スターラー、還流用コンデンサー、温度計、および窒素
またはアンモニア用導入装置を装備した5リットルの丸
底フラスコに、2006.2gのtert−ブタノール、次
いで、340.0gの2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸を添加し、激しく攪拌しながら溶液
中に分散させた。30分後、アンモニアを丸底フラスコ
の上部導入部から添加し、反応混合物を、pHが6から
6.5のオーダーになるまで、30分間、室温で保持す
る。32.0gのトリメチロールプロパン=トリアクリ
ラートの25%の濃度のtert−ブタノール溶液を次いで
添加し、60℃まで加熱すると同時に、反応混合物をフ
ラスコに窒素を導入することによって不活性状態にす
る。一旦、該温度に達したら、ジラウロイルペルオキシ
ドを添加する。反応が直ちに始まり、温度が上昇して重
合物が沈殿する。重合開始から15分後、窒素気流を導
入する。重合開始剤を添加して30分後、反応温度は6
5−70℃の最高温度に達する。該温度に達してから3
0分後、還流して、該状態を2時間保持する。反応中、
粘稠性の高いペーストが観察される。得られた生成物を
室温まで冷却し、ろかする。回収したペーストを60−
70℃で24時間真空乾燥すると、391gの架橋して
中性化したポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸)が得られ、その粘度を、2%の水溶液
中、25℃、100回転/分の回転速度で、4ローター
で、B形粘度計で測定すると、15000cPから350
00cPの範囲である。該ポリマーの粘度は、適用される
化粧品の機能に応じて、常法にしたがって選択および制
御される。動的光拡散によって定められた、水溶液中の
得られたポリマーの流体半径は、440nmである。
【0081】調製例B スターラー、還流用コンデンサー、温度計、および窒素
またはアンモニア用導入装置を装備した5リットルの丸
底フラスコに、2006.2gのtert−ブタノール、次
いで、340.0gの2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸を添加し、激しく攪拌しながら溶液
中に分散させた。30分後、アンモニアを丸底フラスコ
の上部導入パイプから添加し、反応混合物を、pHが6か
ら6.5のオーダーになるまで、30分間、室温で保持
する。19.2gのトリメチロールプロパン=トリアク
リラートの25%の濃度のtert−ブタノール溶液を次い
で添加し、60℃まで加熱すると同時に、反応混合物を
フラスコに窒素を導入することによって不活性状態にす
る。一旦、該温度に達したら、ジラウロイルペルオキシ
ドを添加する。反応が直ちに始まり、温度が上昇して重
合物が沈殿する。重合開始から15分後、窒素気流を導
入する。重合開始剤を添加して30分後、反応温度は6
5−70℃の最高温度に達する。該温度に達してから3
0分後、還流して、該状態を2時間保持する。反応中、
粘稠性の高いペーストが観察される。得られた生成物を
室温まで冷却し、ろかする。回収したペーストを60−
70℃で24時間真空乾燥すると、391gの架橋して
中性化したポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸)が得られ、その粘度を、2%の水溶液
中、25℃、100回転/分の回転速度で、4ローター
で、B形粘度計で測定すると、7000cPのオーダーで
ある。動的光拡散によって定められた、水溶液中の得ら
れたポリマーの流体半径は、160nmである。
【0082】実施例1 ライトニングゲル(Lightening gel) −調製例Bにより調製された、2%の水溶液中、25℃で、7000cPの粘度 を有し、アンモニアで中性化した、架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチル プロパンスルホン酸) 1.5% 活性物質 −アスコルビルリン酸マグネシウム 0.3% −防腐剤 適量 −蒸留水 合計 100% 安定して、粘度が高く、スムーズで均一なゲルが得られ
る。
【0083】実施例2 脂性肌用リフレッシュゲル −調製例Aにより調製された、2%の水溶液中、25℃で、16000cPの粘 度を有し、アンモニアで中性化した、架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチ ルプロパンスルホン酸) 2g 活性物質 −アスコルビルリン酸マグネシウム 1g −グリセロール 3g −防腐剤 適量 −蒸留水 合計 100g 粘度が高く、完全に透明で、皮膚に適用すると柔軟かつ
さわやかで、取り出すと、たれ流れすることなく、糸を
ひく粘稠性がないゲルが得られる。
【0084】従来技術の組成物との比較 架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸)を、架橋していない(2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸)ホモポリマー、たとえ
ば”Cosmedia HSP1160”としてヘンケル社から販
売されている商品に置き換えたところ、流動的な外観
で、取り出すと、流れて、糸をひく粘稠性があり、べた
べたした感じがする、化粧品特性としては許容されない
製品が得られる。
【0085】実施例3 ビタミンケアークリームゲル 脂肪相: −スイートアーモンド油 4.0g −シクロメチコーン 2.0g −トコフェロール=アセタート 1.0g 水相: −調製例Aにより調製された、2%の水溶液中、25℃で、16000cPの粘 度を有し、アンモニアで中性化した、架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチ ルプロパンスルホン酸) 1.5g 活性物質 −アスコルビルリン酸マグネシウム 1.0g −グリセロール 3.0g −防腐剤 適量 −蒸留水 合計 100g pH7で、非常に粘度があり、たれ流れすることなく、ス
ムーズで光沢のあるクリームが得られる。
【0086】従来技術の組成物との比較 架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸)を、架橋していない(2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸)ホモポリマー、たとえ
ば”Cosmedia HSP1160”としてヘンケル社から販
売されている商品に置き換えたところ、不均一な外観
で、荒くて不安定な分散物が得られる。如何なるホモポ
リマーであっても、粘度があって、たれ流れることのな
い製品を製造することは不可能であった。
【0087】実施例4 顔用スムージングクリーム 脂肪相: −ダイズ油 7.0g −水素化ポリイソブテン 5.0g −トコフェロール=アセタート 0.5g 水相: −調製例Aにより調製された、2%の水溶液中、25℃で、16000cPの粘 度を有し、アンモニアで中性化した、架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチ ルプロパンスルホン酸) 1.5g 活性物質 −グルコピラノシル−L−アスコルビン酸 1.0g −グリセロール 3.0g −防腐剤 適量 −蒸留水 合計 100g pH2.7で、白色で、スムーズで光沢のあるクリームが
得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−182413(JP,A) 特開 平3−109308(JP,A) 特開 平4−230310(JP,A) 米国特許5605694(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/48 A61K 7/00 WPIDS(STN)

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの、少なくとも90%が
    中性化した架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチル
    プロパンスルホン酸)、および、角質層と接触すると酵
    素反応で活性成分を放出可能な、少なくとも1つの活性
    成分前駆体を、化粧品として許容される媒体中に含有
    し、前記活性成分前駆体が、ビタミンA、ビタミンB、ビ
    タミンC、ビタミンD、ビタミンEまたはビタミンFの、単
    糖誘導体、プロピオナート、ニコチナート、アセター
    ト、パルミタートから選択された有機酸エステル、スル
    ファート、ホスファート誘導体;乳酸のスルファート化
    誘導体またはエチル−ラクタート;皮膚と接触するとグ
    リセロールを放出するための、β−グリセロホスファー
    トおよびグリセロールトリラクタート;アデノシンホス
    ファート、グアノシンホスファート、シトシンホスファ
    ート、ウリジンホスファート、チミジンホスファート、
    イノシンホスファート、およびキサントシンホスファー
    ト;ホスファート化ヒドロキシアセトン;ケルセチンを
    相乗的に放出するための、グルコシルケルセチンおよび
    ケルセチンエステル;およびこれらの混合物からなる群
    から選択されることを特徴とする、化粧品および/また
    は局所適用皮膚用組成物。
  2. 【請求項2】 少なくとも90%が中性化した架橋ポリ
    (2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
    酸)が、a)ポリマーの全重量に対して90から99.
    9重量%の、以下の式(1): 【化1】 (式中、X+はカチオンまたはカチオンの混合物を示し、
    カチオンX+のせいぜい10モル%がH+であることが可能
    である)で表わされるユニットと、 b)ポリマーの全重量に対して0.01から10重量%
    の、少なくとも2つのオレフィン系二重結合を含有する
    少なくとも1つのモノマーから誘導された架橋ユニット
    とを、任意に分布した状態で含有する、請求項1に記載
    の組成物。
  3. 【請求項3】 架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メ
    チルプロパンスルホン酸)が、均一で単峰性な分布で、
    10から500nmの範囲の流体半径を有する水溶液中の
    ポリマーの流体容量を有するのに十分な量の、多くの式
    (1)のユニットを含有することを特徴とする、請求項
    1または2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メ
    チルプロパンスルホン酸)が、式(1)のユニットを9
    8から99.5重量%、および、架橋ユニットを0.2
    から2重量%含有することを特徴とする、請求項1ない
    し3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 式(1)中、カチオンX+が、NH4 +である
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に
    記載の組成物。
  6. 【請求項6】 架橋モノマーが、式(2): 【化2】 (式中、R1は水素原子または炭素数1−4のアルキル基
    である)で表わされる化合物であることを特徴とする、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ポリ(2−アクリルアミド−2−メチル
    プロパンスルホン酸)が、トリメチロールプロパン=ト
    リアクリラートによって架橋されることを特徴とする、
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メ
    チルプロパンスルホン酸)が、1000cP以上の、2%
    の水溶液中、25℃、100回転/分の回転速度で、4
    ローターで、B形粘度計で測定した、粘度を有する、請
    求項1ないし7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メ
    チルプロパンスルホン酸)が、5000cPから4000
    0cPの範囲の、2%の水溶液中、25℃、100回転/
    分の回転速度で、4ローターで、B形粘度計で測定し
    た、粘度を有する、請求項1ないし8のいずれか1項に
    記載の組成物。
  10. 【請求項10】 架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−
    メチルプロパンスルホン酸)が、組成物の全重量に対し
    て0.01から20重量%の濃度で存在する、請求項1
    ないし9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 活性成分前駆体が、ビタミンA、C、ま
    たはEの、単糖誘導体、有機酸エステル、ホスファー
    ト、スルファート、およびこれらの混合物からなる群か
    ら選択されることを特徴とする、請求項1ないし10の
    いずれか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 活性成分前駆体が、ビタミンCのホス
    ファート誘導体からなる群から選択されることを特徴と
    する、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成
    物。
  13. 【請求項13】 活性成分前駆体が、アスコルビルホス
    ファートの遷移金属塩から選択されることを特徴とす
    る、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組成
    物。
  14. 【請求項14】 活性成分前駆体が、組成物の全重量に
    対して、0.01から10重量%で存在することを特徴
    とする、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の組
    成物。
  15. 【請求項15】 化粧品としておよび/または皮膚用と
    して許容される媒体が、水、または、親水性有機溶媒、
    親油性有機溶媒、両親媒性有機溶媒、またはこれらの混
    合物からなる群から選択される少なくとも1つの有機溶
    媒および水からなることを特徴とする、請求項1ないし
    14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 有機溶媒が、モノ−またはポリ−官能
    性アルコール、任意にオキシエチレン化したポリエチレ
    ングリコール、プロピレングリコールエステル、ソルビ
    トールおよびその誘導体、ジアルキルイソソルバイド、
    グリコールエーテル、およびプロピレングリコールエー
    テルまたは脂肪エステルからなる群から選択されること
    を特徴とする、請求項15に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 有機溶媒が、組成物の全重量に対し
    て、5%から98%存在することを特徴とする、請求項
    15または16に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つの脂肪相をさらに含有
    することを特徴とする、請求項1ないし17のいずれか
    1項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 脂肪相が、組成物の全重量に対して、
    0%から50%存在することを特徴とする、請求項18
    に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 親水性または親油性ゲル化剤および/
    または増粘剤;親水性または親油性活性剤;防腐剤;酸
    化防止剤;香料;乳化剤;保湿剤;ピグメント剤;脱色
    剤;ケラチン溶解剤;ビタミン;エモリエント;金属イ
    オン封止剤;界面活性剤;ポリマー;塩基性化または酸
    性化剤;充填剤;抗フリーラジカル剤;セラミド;サン
    スクリーン剤;UVサンスクリーン剤;虫よけ剤;スリミ
    ング剤;着色剤;殺菌剤;または抗フケ剤からなる群か
    ら選択される少なくとも1つのれ添加剤をさらに含有す
    ることを特徴とする、請求項1ないし19のいずれか1
    項に記載の組成物。
  21. 【請求項21】 洗い流すタイプまたはリーブインタイ
    プの、髪洗浄、ヘアケア、コンディショニング、ヘアー
    スタイル保持、またはヘアーシェイピング用製品として
    使用されることを特徴とする、請求項1ないし20のい
    ずれか1項に記載の組成物。
  22. 【請求項22】 ケアおよび/または衛生製品として使
    用されることを特徴とする、請求項1ないし21のいず
    れか1項に記載の組成物。
  23. 【請求項23】 メークアップ製品として使用されるこ
    とを特徴とする、請求項1ないし20のいずれか1項に
    記載の組成物。
  24. 【請求項24】 抗太陽光線製品として使用されること
    を特徴とする、請求項1ないし20のいずれか1項に記
    載の組成物。
  25. 【請求項25】 口内ケア製品として使用されることを
    特徴とする、請求項1ないし25のいずれか1項に記載
    の組成物。
  26. 【請求項26】 請求項1ないし20のいずれか1項に
    記載の組成物が皮膚、頭皮、髪、まつげ、まゆげ、爪、
    または粘膜に適用されることを特徴とする、皮膚、頭
    皮、髪、まつげ、まゆげ、爪、または粘膜の非治療であ
    る美容処理方法。
JP9172562A 1996-06-28 1997-06-27 架橋ポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸)および少なくとも1つの活性成分前駆体を含有する化粧品および/または皮膚用組成物 Expired - Fee Related JP3023078B2 (ja)

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