JP3023000B2 - 目地材 - Google Patents
目地材Info
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- JP3023000B2 JP3023000B2 JP4447591A JP4447591A JP3023000B2 JP 3023000 B2 JP3023000 B2 JP 3023000B2 JP 4447591 A JP4447591 A JP 4447591A JP 4447591 A JP4447591 A JP 4447591A JP 3023000 B2 JP3023000 B2 JP 3023000B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint material
- fire retardant
- weight
- parts
- joint
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Fireproofing Substances (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は架橋型のポリ塩化ビニル
発泡体を連通化した芯材に防火剤を含浸した目地材に関
するものである。
発泡体を連通化した芯材に防火剤を含浸した目地材に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の目地材は合成ゴムを連通化しし、
これに防火剤等を含浸した目地材、あるいは特開昭5
4−15917号公報、特開昭63−191841号
公報等に記載された目地材が知られている。
これに防火剤等を含浸した目地材、あるいは特開昭5
4−15917号公報、特開昭63−191841号
公報等に記載された目地材が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、合成ゴ
ムを連通化することができるが、連通孔に防火剤を充填
することが困難であり、ゴムは耐候性もあまりない。ま
た、上記に示す目地材は無機質繊維の織物に防火剤を
含浸し、その外周面を合成樹脂被膜で被覆したので高価
で、しかも耐候性に欠ける不利があった。さらに、は
シリコーンスポンジであり、十分な性能を発揮するが非
常に高価となる欠点があった。
ムを連通化することができるが、連通孔に防火剤を充填
することが困難であり、ゴムは耐候性もあまりない。ま
た、上記に示す目地材は無機質繊維の織物に防火剤を
含浸し、その外周面を合成樹脂被膜で被覆したので高価
で、しかも耐候性に欠ける不利があった。さらに、は
シリコーンスポンジであり、十分な性能を発揮するが非
常に高価となる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、芯材として架橋型のポリ塩化ビニル発
泡体を用い、これに必要により防火剤を含浸させ、すぐ
れた耐候性と防火性および低価格とした目地材を提案す
るものである。
を除去するため、芯材として架橋型のポリ塩化ビニル発
泡体を用い、これに必要により防火剤を含浸させ、すぐ
れた耐候性と防火性および低価格とした目地材を提案す
るものである。
【0005】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る目地材につ
いて詳細に説明する。図1、2は上記発明の代表例を示
す目地材の説明図であり、1は目地材、2は中空部、3
はスキン層、4は防火剤である。
いて詳細に説明する。図1、2は上記発明の代表例を示
す目地材の説明図であり、1は目地材、2は中空部、3
はスキン層、4は防火剤である。
【0006】さらに説明すると、目地材1は架橋型ポリ
塩化ビニル発泡体を低密度、例えば3〜10倍位に発泡
させ、かつ気泡を連通化した中空部2としたものであ
る。この中空部2は変形と弾力性を得るために有効なも
のであり、かつ必要に応じて充填する防火剤の収納機能
を有するものである。また、目地材1の表層にはスキン
層3があり、強度、耐候性を強化したものである。特
に、架橋型の発泡体は耐候性にすぐれているので、これ
を活用すると共に独立気泡組織を部分的に破壊して連通
化したものである。
塩化ビニル発泡体を低密度、例えば3〜10倍位に発泡
させ、かつ気泡を連通化した中空部2としたものであ
る。この中空部2は変形と弾力性を得るために有効なも
のであり、かつ必要に応じて充填する防火剤の収納機能
を有するものである。また、目地材1の表層にはスキン
層3があり、強度、耐候性を強化したものである。特
に、架橋型の発泡体は耐候性にすぐれているので、これ
を活用すると共に独立気泡組織を部分的に破壊して連通
化したものである。
【0007】本発明において、防火剤4としては炭酸マ
グネシウム、水酸化アルミニウム、タルク、クレー、シ
リコーン、マイカ、アルミナ、酸化マグネシウム等の1
種以上を油脂バインダー等で中空部2に液状にした後で
充填し、硬化させるものである。
グネシウム、水酸化アルミニウム、タルク、クレー、シ
リコーン、マイカ、アルミナ、酸化マグネシウム等の1
種以上を油脂バインダー等で中空部2に液状にした後で
充填し、硬化させるものである。
【0008】次に具体例につき説明する。まず、ポリ塩
化ビニル発泡体の組成としては下記のように選択する。 ポリ塩化ビニル 100重量部 ジオクチルアジペート 20重量部 ブチルベンジルフタレート(可塑剤) 20重量部 エポキシ化アマニ油 5重量部 無水トリメット(架橋助剤) 2重量部 三塩基性硫酸鉛(安定剤) 10重量部 アゾジカルボンアミド 10重量部 酸化ポリエチレン(滑剤) 2重量部 酸化亜鉛(発泡助剤) 1重量部 臭化テトラプロピルアンモニウム 1重量部 破泡剤(水) 1重量部 上記材料を混練してプラスチゾルの性状とし、これを筒
体型材に1/3の体積で充填し、次に230℃で加熱し
約5倍発泡の発泡組織の目地材を得た。その外周面はス
キン層3があり、発泡組織の1/3は連通化されてい
た。勿論、クッション性は十分にあった。
化ビニル発泡体の組成としては下記のように選択する。 ポリ塩化ビニル 100重量部 ジオクチルアジペート 20重量部 ブチルベンジルフタレート(可塑剤) 20重量部 エポキシ化アマニ油 5重量部 無水トリメット(架橋助剤) 2重量部 三塩基性硫酸鉛(安定剤) 10重量部 アゾジカルボンアミド 10重量部 酸化ポリエチレン(滑剤) 2重量部 酸化亜鉛(発泡助剤) 1重量部 臭化テトラプロピルアンモニウム 1重量部 破泡剤(水) 1重量部 上記材料を混練してプラスチゾルの性状とし、これを筒
体型材に1/3の体積で充填し、次に230℃で加熱し
約5倍発泡の発泡組織の目地材を得た。その外周面はス
キン層3があり、発泡組織の1/3は連通化されてい
た。勿論、クッション性は十分にあった。
【0009】その他の実施例としてはこのように形成し
た目地材1に連通気泡部分に防火剤4を充填し、目地材
1に防火性を付加した目地材1である。さらに、目地材
は発泡組織を物理的に加工して連通の中空部とすること
もできる。
た目地材1に連通気泡部分に防火剤4を充填し、目地材
1に防火性を付加した目地材1である。さらに、目地材
は発泡組織を物理的に加工して連通の中空部とすること
もできる。
【0010】
【発明の効果】上述したように本発明に係る目地材によ
れば、架橋型塩化ビニル発泡体を目地材の芯材とした
ため耐候性が抜群である。連通孔があり弾力性が十分
にある。低コストである。防火性の付与も容易であ
る。等の特徴、効果がある。
れば、架橋型塩化ビニル発泡体を目地材の芯材とした
ため耐候性が抜群である。連通孔があり弾力性が十分
にある。低コストである。防火性の付与も容易であ
る。等の特徴、効果がある。
【図1】本発明に係る目地材の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る目地材のその他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
1 目地材 2 中空部 3 スキン層 4 防火剤
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−177043(JP,A) 特開 昭48−102152(JP,A) 特開 昭56−95941(JP,A) 特公 昭62−56113(JP,B2) 特公 昭64−4992(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/684 C08J 9/00 C08L 27/06 C09K 21/02
Claims (1)
- 【請求項1】 架橋型塩化ビニル発泡体の発泡組織の少
なくとも一部に連通気泡部分を形成し、該連通気泡部分
に防火剤を含浸したことを特徴とする目地材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4447591A JP3023000B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 目地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4447591A JP3023000B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 目地材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261941A JPH04261941A (ja) | 1992-09-17 |
JP3023000B2 true JP3023000B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=12692554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4447591A Expired - Lifetime JP3023000B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 目地材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023000B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8265793B2 (en) | 2007-03-20 | 2012-09-11 | Irobot Corporation | Mobile robot for telecommunication |
US8918213B2 (en) | 2010-05-20 | 2014-12-23 | Irobot Corporation | Mobile human interface robot |
US8935005B2 (en) | 2010-05-20 | 2015-01-13 | Irobot Corporation | Operating a mobile robot |
US9014848B2 (en) | 2010-05-20 | 2015-04-21 | Irobot Corporation | Mobile robot system |
US8930019B2 (en) | 2010-12-30 | 2015-01-06 | Irobot Corporation | Mobile human interface robot |
CN104898652B (zh) | 2011-01-28 | 2018-03-13 | 英塔茨科技公司 | 与一个可移动的远程机器人相互交流 |
US9251313B2 (en) | 2012-04-11 | 2016-02-02 | Intouch Technologies, Inc. | Systems and methods for visualizing and managing telepresence devices in healthcare networks |
JP5908382B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-04-26 | 積水化学工業株式会社 | マスターバッチ及び発泡成形体 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP4447591A patent/JP3023000B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04261941A (ja) | 1992-09-17 |
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