JPS622862Y2 - - Google Patents
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- JPS622862Y2 JPS622862Y2 JP1981042709U JP4270981U JPS622862Y2 JP S622862 Y2 JPS622862 Y2 JP S622862Y2 JP 1981042709 U JP1981042709 U JP 1981042709U JP 4270981 U JP4270981 U JP 4270981U JP S622862 Y2 JPS622862 Y2 JP S622862Y2
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- Japan
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- microphone
- rubber
- soft
- flexible
- drip
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はマイクロホン、特には屋外において使
用度の高い、たとえば携帯用のサウンド8ミリ、
ピデオカメラなどと共に使用される新規かつ改良
された防滴形マイクロホンの構造に関するもので
ある。
用度の高い、たとえば携帯用のサウンド8ミリ、
ピデオカメラなどと共に使用される新規かつ改良
された防滴形マイクロホンの構造に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来、この種のマイクロホンとして、マイクロ
ホン素子を、柔軟可撓性の通気性軟質ウレタンフ
オームで覆つたものとか、あるいは前記ウレタン
フオームに代えてプラスチツク微粉末を焼成処理
した硬性の通気性焼成プラスチツク材料で覆つた
ものなどが知られているが、しかし通気性軟質ウ
レタンフオームを用いたものは、この種マイクロ
ホンに必要とされる通音特性ならびに衝撃吸収性
の点では満足し得ても、材質上耐候性に劣るほ
か、撥水性に劣り、そのため雨水や唾などがマイ
クロホン内部に侵入して次第に音声感知機能が低
下するという問題があり、一方、通気性焼成プラ
スチツクを用いたものは、その素材となるプラス
チツクを撥水性に富むもので構成することによ
り、防水効果の高いものとすることはできるが、
しかし、その製造工程における焼成処理が極めて
作業性の悪いものであり、また衝撃によつて破損
しやすいという不利、欠点を伴なうものであつ
た。
ホン素子を、柔軟可撓性の通気性軟質ウレタンフ
オームで覆つたものとか、あるいは前記ウレタン
フオームに代えてプラスチツク微粉末を焼成処理
した硬性の通気性焼成プラスチツク材料で覆つた
ものなどが知られているが、しかし通気性軟質ウ
レタンフオームを用いたものは、この種マイクロ
ホンに必要とされる通音特性ならびに衝撃吸収性
の点では満足し得ても、材質上耐候性に劣るほ
か、撥水性に劣り、そのため雨水や唾などがマイ
クロホン内部に侵入して次第に音声感知機能が低
下するという問題があり、一方、通気性焼成プラ
スチツクを用いたものは、その素材となるプラス
チツクを撥水性に富むもので構成することによ
り、防水効果の高いものとすることはできるが、
しかし、その製造工程における焼成処理が極めて
作業性の悪いものであり、また衝撃によつて破損
しやすいという不利、欠点を伴なうものであつ
た。
(考案の構成)
本考案は上記した従来の不利、欠点を解消する
ことのできる新規かつ改良された防滴形マイクロ
ホンを提供するものであつて、これは少なくとも
内外表面にシリコーンゴム層を有する柔軟可撓性
の連通性ゴム状スポンジでマイクロホン素子を覆
つてなる防滴形マイクロホンを特徴とするもので
ある。
ことのできる新規かつ改良された防滴形マイクロ
ホンを提供するものであつて、これは少なくとも
内外表面にシリコーンゴム層を有する柔軟可撓性
の連通性ゴム状スポンジでマイクロホン素子を覆
つてなる防滴形マイクロホンを特徴とするもので
ある。
以下、本考案の防滴形マイクロホンを詳しく説
明する。
明する。
第1図および第2図は本考案の防滴形マイクロ
ホンのそれぞれ異なる実施態様を示すものであつ
て、まず第1図に示すものについては、ケーシン
グ部材1内にセツトされたマイクロホン素子2を
覆うように少なくとも内外表面にシリコーンゴム
層を有する柔軟可撓性の通気性スポンジゴム層3
をその頭部に取着してなるものであり、一方、第
2図に示すものは、マイクロホン頭部とケーシン
グ部材とを一体的に形成すると共に、その頭部に
複数の貫通開孔を設けてなり、前記ケーシング1
内にセツトされたマイクロホン素子2を覆うよう
に頭部内面ならびに貫通開孔内に少なくとも内外
表面にシリコーンゴム層を有する柔軟可撓性通気
性スポンジゴム層3を充填配置してなるものであ
る。なお、図中4はそれぞれマイクロホン素子2
の引出しリード線である。
ホンのそれぞれ異なる実施態様を示すものであつ
て、まず第1図に示すものについては、ケーシン
グ部材1内にセツトされたマイクロホン素子2を
覆うように少なくとも内外表面にシリコーンゴム
層を有する柔軟可撓性の通気性スポンジゴム層3
をその頭部に取着してなるものであり、一方、第
2図に示すものは、マイクロホン頭部とケーシン
グ部材とを一体的に形成すると共に、その頭部に
複数の貫通開孔を設けてなり、前記ケーシング1
内にセツトされたマイクロホン素子2を覆うよう
に頭部内面ならびに貫通開孔内に少なくとも内外
表面にシリコーンゴム層を有する柔軟可撓性通気
性スポンジゴム層3を充填配置してなるものであ
る。なお、図中4はそれぞれマイクロホン素子2
の引出しリード線である。
本考案における上記通気性スポンジゴム層3
は、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フツ素ゴム
あるいはイソプレンゴムなどの柔軟可撓性を有す
る天然ゴムまたは合成ゴムを従来公知の連通気泡
発泡成形法により製作した連続気泡体や、独立気
泡体を機械的、物理的に破泡して連通状態として
なるもの、あるいは上記した天然ゴムまたは合成
ゴムからなる粉粒状物を、従来公知のゴム系接着
剤特にはシリコーンゴム系接着剤を用いて分散相
または懸垂相状態に一体化した連通気泡構造体、
さらには軟質ポリ塩化ビニル、軟質ポリ塩化ビニ
リデン、軟質後塩素化ポリ塩化ビニルなどのゴム
状軟質プラスチツク材料を発泡成形させたゴム状
弾性に富む連続気泡を有する発泡プラスチツクあ
るいは上記したゴム状弾性に富むプラスチツク材
料からなる粉粒物を従来公知のゴム系接着剤を用
いて分散相または懸垂相状態に一体化したゴム状
弾性連通気泡構造体が使用され、これらは必要に
応じて適宜の形状に加工(たとえば曲面加工)さ
れ、これらのうち、シリコーンゴム以外の天然ゴ
ムまたは合成ゴムあるいは軟質プラスチツクゴム
状材料からなる柔軟可撓性通気性スポンジゴム層
は、その内外表面にシリコーンゴム被覆処理が施
こされ、この方法としては、たとえば熱処理を行
ない撥水性を付与した溶剤性あるいはエマルジヨ
ン型シリコーンゴムをもつてスプレー塗布する
か、あるいはこれに浸漬・含浸することにより容
易に行なうことができる。
は、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フツ素ゴム
あるいはイソプレンゴムなどの柔軟可撓性を有す
る天然ゴムまたは合成ゴムを従来公知の連通気泡
発泡成形法により製作した連続気泡体や、独立気
泡体を機械的、物理的に破泡して連通状態として
なるもの、あるいは上記した天然ゴムまたは合成
ゴムからなる粉粒状物を、従来公知のゴム系接着
剤特にはシリコーンゴム系接着剤を用いて分散相
または懸垂相状態に一体化した連通気泡構造体、
さらには軟質ポリ塩化ビニル、軟質ポリ塩化ビニ
リデン、軟質後塩素化ポリ塩化ビニルなどのゴム
状軟質プラスチツク材料を発泡成形させたゴム状
弾性に富む連続気泡を有する発泡プラスチツクあ
るいは上記したゴム状弾性に富むプラスチツク材
料からなる粉粒物を従来公知のゴム系接着剤を用
いて分散相または懸垂相状態に一体化したゴム状
弾性連通気泡構造体が使用され、これらは必要に
応じて適宜の形状に加工(たとえば曲面加工)さ
れ、これらのうち、シリコーンゴム以外の天然ゴ
ムまたは合成ゴムあるいは軟質プラスチツクゴム
状材料からなる柔軟可撓性通気性スポンジゴム層
は、その内外表面にシリコーンゴム被覆処理が施
こされ、この方法としては、たとえば熱処理を行
ない撥水性を付与した溶剤性あるいはエマルジヨ
ン型シリコーンゴムをもつてスプレー塗布する
か、あるいはこれに浸漬・含浸することにより容
易に行なうことができる。
なお、本考案における上記柔軟可撓性通気性ス
ポンジゴム層3の空孔率(連通気泡の占める体積
割合)については、マイクロホンに必要とされる
通音特性ならびに防滴特性などを考慮してほぼ20
〜90%の範囲とされ、またスポンジゴム層の厚さ
については0.5〜1.0mm程度の厚さとされる。
ポンジゴム層3の空孔率(連通気泡の占める体積
割合)については、マイクロホンに必要とされる
通音特性ならびに防滴特性などを考慮してほぼ20
〜90%の範囲とされ、またスポンジゴム層の厚さ
については0.5〜1.0mm程度の厚さとされる。
以上説明した通り、本考案の防滴形マイクロホ
ンは、マイクロホン素子を少なくとも内外表面に
シリコーンゴム層を有する柔軟可撓性のゴムスポ
ンジ層で覆つてなるものであるから、通音特性は
もちろんのこと、耐候性、耐衝撃性に富むほか、
風合もよく、しかもシリコーンゴム独自の撥水効
果により、マイクロホン内部への雨水等の侵入を
防止でき、従つて長期に亘つて音声感知能力を維
持することができるので、その実用的価値はすこ
ぶる大きい。
ンは、マイクロホン素子を少なくとも内外表面に
シリコーンゴム層を有する柔軟可撓性のゴムスポ
ンジ層で覆つてなるものであるから、通音特性は
もちろんのこと、耐候性、耐衝撃性に富むほか、
風合もよく、しかもシリコーンゴム独自の撥水効
果により、マイクロホン内部への雨水等の侵入を
防止でき、従つて長期に亘つて音声感知能力を維
持することができるので、その実用的価値はすこ
ぶる大きい。
第1図および第2図は本考案のマイクロホンの
それぞれ異なる実施態様を示す要部断面図であ
る。 1……ケーシング部材、2……マイクロホン素
子、3……柔軟可撓性通気性スポンジゴム層、4
……引出しリード線。
それぞれ異なる実施態様を示す要部断面図であ
る。 1……ケーシング部材、2……マイクロホン素
子、3……柔軟可撓性通気性スポンジゴム層、4
……引出しリード線。
Claims (1)
- 少なくとも内外表面にシリコーンゴム層を有す
る柔軟可撓性の連通性ゴム状スポンジでマイクロ
ホン素子を覆つてなる防滴形マイクロホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981042709U JPS622862Y2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981042709U JPS622862Y2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57155886U JPS57155886U (ja) | 1982-09-30 |
JPS622862Y2 true JPS622862Y2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=29839731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981042709U Expired JPS622862Y2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS622862Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0648871B2 (ja) * | 1982-12-15 | 1994-06-22 | ソニー株式会社 | ヘッドホン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018392A (ja) * | 1973-06-22 | 1975-02-26 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5618073Y2 (ja) * | 1975-03-18 | 1981-04-27 |
-
1981
- 1981-03-26 JP JP1981042709U patent/JPS622862Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018392A (ja) * | 1973-06-22 | 1975-02-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57155886U (ja) | 1982-09-30 |
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