JP3022858B1 - Fsk信号復調回路およびfsk信号復調方法 - Google Patents

Fsk信号復調回路およびfsk信号復調方法

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Abstract

【要約】 【課題】 CPUへの負荷を軽減化したFSK信号復調
回路およびFSK信号復調方法を得る。 【解決手段】 検出基準生成手段22によりFSK変調
信号のサンプル入力より周波数検出基準を求め、デジタ
ルフィルタ21によりサンプル入力に対してデジタルフ
ィルタリング処理を行い、求めた周波数検出基準とデジ
タルフィルタリング処理後のサンプルとの比較により比
較手段23がFSK変調信号を構成する2つの周波数の
スペース周波数(f1)とマーク周波数(f2)とに識
別する。周波数検出後は、単位データカウンタのサンプ
ルについて検出された周波数が変化しなければ、確定し
た周波数に対応したデータを出力する。処理負荷のより
軽い検出基準生成処理を採用することで、CPUの処理
負荷が軽減化でき、システムのコストを低くすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FSK変調信号を
復調するFSK信号復調回路およびFSK信号復調方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FSK信号復調回路およびFSK
信号復調方法は一般に、FSK変調信号をA/Dコンバ
ータによりサンプリングデータとした後、デジタルフィ
ルタによるフィルタリング処理に基づき復調処理を行
う。例えば、従来のFSK信号受信回路の一例が、特開
平4−335733号公報に記載されている。
【0003】図9に示すように、この従来のFSK信号
受信回路は、アクティブフィルタ11と、増幅器12
と、A/Dコンバータ13と、CPU(中央演算処理装
置)14とから構成される。また、A/Dコンバータ1
3は、サンプルホールド回路51、コンパレータ52、
ロジック逐次比較回路53、基準電源54を含み構成さ
れる。さらに、CPU14は、デジタルフィルタ61を
含み構成される。このような構成を有する従来のFSK
信号受信回路は、次のように動作する。
【0004】すなわち、FSK信号をアクティブフィル
タ11でノイズ除去後、A/Dコンバータ13を介し、
所定のサンプル周期で一旦デジタルデータの信号列に変
換し、さらにこの変換出力データ列をCPU14に与
え、ソフトウェアで構成されるデジタルフィルタ61に
より、2つの信号周波数f1、f2を分離抽出する。こ
の抽出結果に基づき復調処理を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、2つの信号周波数を分離抽出するために、
異なる特性を持つ2つのソフトウェアのデジタルフィル
タを使用している。このため、CPU(中央演算処理装
置;マイクロコンピュータ)にかかる負荷が大きくなる
問題を伴う。
【0006】本発明は、CPUへの負荷を軽減化したF
SK信号復調回路およびFSK信号復調方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明のFSK信号復調回路は、FS
K変調信号をA/D変換するA/Dコンバータと、A/
DコンバータによりA/D変換されたFSK変調信号の
サンプル入力により、周波数検出基準を求める検出基準
生成手段と、A/DコンバータによりA/D変換された
FSK変調信号のサンプル入力に対してデジタルフィル
タリング処理を行うデジタルフィルタと、検出基準生成
手段により求めた周波数検出基準とデジタルフィルタリ
ング処理後のサンプルとの比較によりFSK変調信号を
構成する2つの周波数のスペース周波数(f1)とマー
ク周波数(f2)とに識別する比較手段と、を備えたF
SK信号復調回路であって、検出基準生成手段は、デジ
タルフィルタの振幅特性より周波数f1の振幅の減衰量
D1と周波数f2の振幅の減衰量D2との間の減衰量D
3を予め求めておき、A/Dコンバータにより与えられ
たデジタルデータをD3だけ振幅を減衰させたデータを
求めて検出基準とすることを特徴としている。
【0008】また、上記のスペース周波数(f1)はデ
ジタルデータの“0”を意味し、マーク周波数(f2)
はデジタルデータの“1”を意味する信号としてサンプ
ル入力した周波数を識別するとよい。
【0009】尚、上記の比較手段は、デジタルフィルタ
の結果と、検出基準生成手段の結果を比較し、デジタル
フィルタの結果の値が検出基準生成手段の結果の値を2
回以上連続で超えた場合に、周波数f1を検出したこと
とみなし、周波数f1の意味するデジタルデータ“0”
を出力し、上記の条件以外の場合はすべて周波数f2を
検出したこととみなし、周波数f2の意味するデジタル
データ“1”を出力するとよい。
【0010】請求項4に記載の発明のFSK信号復調方
法は、FSK変調信号をA/D変換するA/D変換工程
と、このA/D変換工程で変換されたデジタルデータを
フィルタ処理するデジタルフィルタ工程と、デジタルデ
ータに対して、予め求めておいた検出基準の振幅の減衰
量D3だけデータの振幅量を減衰させ、検出基準とする
検査基準生成工程と、フィルタ処理されたデータと検出
基準とされたデータとを比較し、減衰されたデジタルデ
ータに対する二種類の周波数f1およびf2を検出する
周波数検出工程と、当該周波数検出後に、前回の検出結
果と比較し同じ検出結果だった場合は、検出した周波数
を確定する周波数確定工程と、周波数確定後に、単位デ
ータカウンタの値を1づつ引いていき、カウンタが
“0”になった時に確定データに対応するデジタルデー
タを出力するデジタルデータ出力工程とを有することを
特徴とする。
【0011】また、上記のデジタルフィルタ工程の結果
が検出基準の結果以上の値だった場合には周波数f1を
検出し、デジタルフィルタ工程の結果が検出基準の結果
未満だった場合には周波数f2を検出するとよい。
【0012】さらに、上記の検出基準の振幅の減衰量D
3は、デジタルフィルタ工程の振幅特性から求めるとよ
い。
【0013】尚、上記の減衰量D3は、周波数f1をフ
ィルタリングした場合の振幅の減衰量をD1とし、周波
数f2をフィルタリングした場合の振幅の減衰量をD2
として、D1>D3>D2の範囲で定めるとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるFSK信号復調回路およびFSK信号復調方法の
実施の形態を詳細に説明する。図1〜図8を参照する
と、本発明のFSK信号復調回路およびFSK信号復調
方法の一実施形態の構成を説明するための図が示されて
いる。
【0015】図1を参照すると、本発明の実施の形態の
FSK信号復調回路は、FSK変調信号Sを所定のサン
プリング周期でデジタル変換を行うA/Dコンバータ1
と、プログラム制御により動作するコンピュータ2と、
ディスプレイ装置や印刷装置等の出力装置またはデータ
処理後の結果を記憶しておくための結果記憶装置3とを
有して構成される。尚、本実施形態におけるコンピュー
タ2は、中央演算処理装置、プロセッサ、データ処理装
置等が適用される総称名として用いている。また、この
コンピュータ2は、処理の実行を管理・制御する制御部
であり、信号の実行処理周辺回路部としてのデジタルフ
ィルタ21と検出基準生成手段22と比較手段23とを
含み構成される。これらの処理部は、それぞれ以下のよ
うに動作する。
【0016】デジタルフィルタ21は、FSK変調信号
を構成する2つの周波数(スペース周波数f1、マーク
周波数f2)の内、一方の周波数f1を通過周波数とす
る帯域通過フィルタであり、A/Dコンバータ1から与
えられたデジタルデータをフィルタリング処理する。
【0017】検出基準生成手段22は、デジタルフィル
タ21の振幅特性より周波数f1の振幅の減衰量D1と
周波数f2の振幅の減衰量D2とが解るので、周波数f
1の振幅の減衰量D1と周波数f2の振幅の減衰量D2
の間の減衰量D3を予め求めておき、A/Dコンバータ
1から与えられたデジタルデータをD3だけ振幅を減衰
させたデータを求めて検出基準とする。
【0018】比較手段23は、デジタルフィルタ21の
結果と、検出基準生成手段22の結果を比較し、デジタ
ルフィルタ21の結果の値が検出基準生成手段22の結
果の値を2回以上連続で超えた場合に、周波数f1を検
出したこととみなし、周波数f1の意味するデジタルデ
ータ“0”を出力し、上記の条件以外の場合はすべて周
波数f2を検出したこととみなし、周波数f2の意味す
るデジタルデータ“1”を出力する。
【0019】(動作の説明) 次に、図1のブロック構成図および図2のフローチャー
トを参照して本実施の形態のFSK信号復調方法の全体
の処理手順例について説明する。
【0020】まず、A/Dコンバータ1から出力され与
えられたデジタルデータは、デジタルフィルタ21に供
給される。デジタルフィルタ21は、通過周波数をf1
とする帯域通過フィルタであり、デジタルデータに対し
てフィルタリング処理を行う(ステップA1)。
【0021】次に、A/Dコンバータ1から与えられた
デジタルデータは、検出基準生成手段22にも供給され
る。この検出基準生成手段22は、与えられたデジタル
データに対して、予め求めておいた検出基準の振幅の減
衰量D3だけデータの振幅量を減衰させ、検出基準とす
る(ステップA2)。
【0022】検出基準の振幅の減衰量D3は、デジタル
フィルタ21の振幅特性から求める。周波数f1をフィ
ルタリングした場合の振幅の減衰量をD1とし、周波数
f2をフィルタリングした場合の振幅の減衰量をD2と
して、D1>D3>D2の範囲で検出基準の振幅の減衰
量D3を定める。
【0023】さらに、デジタルフィルタ21と検出基準
生成手段22から与えられたデータは、比較手段23に
供給される。比較手段23は、デジタルフィルタ21の
結果と検出基準生成手段22の結果とを比較し、デジタ
ルフィルタ21の結果が検出基準生成手段22の結果以
上の値だった場合には、周波数f1を検出し、デジタル
フィルタ21の結果が検出基準生成手段22の結果未満
だった場合には、周波数f2を検出する(ステップA
3、A4、A7)。またFSK信号復調処理開始後、初
めて周波数f1を検出した際には、同期を取るために単
位データカウンタを初期化する(ステップA5、A
6)。なお、この単位データカウンタについては後述す
る。
【0024】周波数検出後、前回の検出結果を比較し同
じ検出結果だった場合は、検出した周波数を確定する
(ステップA8、A9)。次に、FSK変調信号を構成
する単位データ長とFSK復調データの出力との同期を
取るために、単位データカウンタを設ける。この単位デ
ータカウンタは、FSK変調信号の1つのデータを構成
しているサンプル数をカウントするもので、予め求めた
サンプル数を設定し、カウンタをデクリメントして使用
する。カウンタ初期化時にもサンプル数を設定する。こ
のサンプル数はFSK変調信号の送信速度とサンプリン
グ周波数より算出しておく。
【0025】最後に、周波数を確定した後、単位データ
カウンタの値を1づつ引いていき、カウンタが”0”に
なった時に確定データに対応するデジタルデータを出力
する(ステップA10、A11、A12、A13)。
【0026】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。本実施の形態では、デジタルフィルタが1系統と、
デジタルフィルタ処理よりも十分CPU負荷の軽い検出
基準生成処理とを組み合わせ、FSK信号復調処理を行
うというように構成されているため、従来技術のデジタ
ルフィルタ2系統の処理よりもCPU負荷を十分軽減で
きる。
【0027】次に、具体的な実施例を用いて本実施の形
態の動作を説明する。図3は、デジタルフィルタの周波
数[Hz]対振幅の減衰量[dB]の振幅特性例を示す
図である。また、図4〜図8は、FSK変調信号の処理
手順を図解して示している。
【0028】図3に示すような振幅特性を持つデジタル
フィルタを図1のデジタルフィルタ21として使用した
場合、まず検出基準生成手段22で必要となる検出基準
の振幅の減衰量D3を求める。検出基準の振幅の減衰量
D3は、図3のD1、D2より次の式から求める。 D3=(D1+D2)/3
【0029】さらに、ステップA6、A10、A11、
A13等で使用されている単位データカウンタのカウン
ト初期値を決定する。この単位データカウンタは、FS
K変調信号において、1つのデータを表現するのに必要
なサンプル数をカウントするカウンタである。FSK変
調信号が1200baudの通信速度でデータを送信
し、サンプリング周波数が8kHzだった場合のカウン
ト初期値は、(1/1200)/(1/8000)=8
000/1200=6.66・・・・、となるので小数点の
端数を切り捨てると「6」となる。ここで、周波数を検
出する条件(ステップA8、A9)にて2回連続で同じ
周波数を検出することで検出した周波数を確定するの
で、その2回分のカウントは求めたカウント初期値より
引いておく必要がある。従って、この場合の単位データ
カウンタ初期値は、6−2=4で、4となる。
【0030】次に、図4に示すFSK変調信号を処理す
る場合、A/Dコンバータ1にてサンプリングを行う
と、図5のようなデジタルデータ列に変換される。この
デジタルデータ列を、図3の振幅特性を持つデジタルフ
ィルタ21にかけると低周波数成分が減衰されて図6の
ようなデジタルデータ列となる(ステップA1)。ま
た、検出基準生成手段22にてA/Dコンバータ1から
与えられたデジタルデータ列から図7のような検出基準
を生成する(ステップA2)。この検出基準とデジタル
フィルタ処理後のデジタルデータ列とを比較し(ステッ
プA3、図8)、検出基準を超えるデータが連続で2つ
以上あれば周波数f1を確定し、検出基準を超えないデ
ータが連続で2つ以上あれば周波数f2を確定する(ス
テップA3、A4、A5、A6、A7)。
【0031】周波数検出後は、単位データカウンタ(本
実施形態では4)のサンプルについて検出された周波数
が変化しなければ、確定した周波数に対応したデータを
出力する(ステップA8、A9、A10、A11、A1
2、A13)。
【0032】上記実施形態のFSK信号復調回路および
FSK信号復調方法によれば、サンプル入力より周波数
検出基準を求める手順(ステップA2)と、サンプル入
力に対してデジタルフィルタリング処理を行う手順(ス
テップA1)と、求めた周波数検出基準とデジタルフィ
ルタリング処理後のサンプルとの比較手順(ステップA
3〜A9)とを備えている。また、FSK変調信号を構
成する下記の2つの周波数f1、f2の一方の周波数f
1(スペース周波数)を検出するよう動作する。
【0033】 f1:スペース周波数[デジタルデータの“0”を意味
する。] f2:マーク周波数[デジタルデータの“1”を意味す
る。] このようにして、FSK信号の復調を可能にする。
【0034】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明のFSK信号復調回路は、A/D変換され
たFSK変調信号のサンプル入力により周波数検出基準
を求め、A/D変換されたFSK変調信号のサンプル入
力に対してデジタルフィルタリング処理を行い、周波数
検出基準とデジタルフィルタリング処理後のサンプルと
の比較によりFSK変調信号を構成する2つの周波数の
スペース周波数(f1)とマーク周波数(f2)とに識
別する。この識別において、デジタルフィルタの振幅特
性より周波数f1の振幅の減衰量D1と周波数f2の振
幅の減衰量D2との間の減衰量D3を予め求めておき、
A/Dコンバータにより与えられたデジタルデータをD
3だけ振幅を減衰させたデータを求めて検出基準とす
る。
【0036】本発明によれば、CPU(中央制御処理;
マイコン)の処理負荷が軽減できる。その理由は、処理
負荷の高いデジタルフィルタ処理の代わりに処理負荷の
軽い検出基準生成処理を採用することで、デジタルフィ
ルタ処理を従来技術の半分にしたためである。
【0037】また、本発明によれば、安価なCPU(中
央制御処理;マイコン)で実現できるので、システムの
コストを低くすることができる。その理由は、CPU
(中央制御処理;マイコン)の処理負荷が軽減したこと
により、安価なCPU(中央制御処理;マイコン)を使
用してもFSK信号復調回路およびFSK信号復調方法
を実現できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFSK信号復調回路の実施形態を示す
ブロック構成図である。
【図2】図2aおよびbは動作例を表したフローチャー
トである。
【図3】デジタルフィルタの周波数[Hz]対振幅の減
衰量[dB]の振幅特性例を示す図である。
【図4】FSK変調信号の処理手順1を示す図である。
【図5】FSK変調信号の処理手順2を示す図である。
【図6】FSK変調信号の処理手順3を示す図である。
【図7】FSK変調信号の処理手順4を示す図である。
【図8】FSK変調信号の処理手順5を示す図である。
【図9】従来のFSK信号復調回路の構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 A/Dコンバータ 2 コンピュータ 3 出力装置または結果記憶装置 21 デジタルフィルタ 22 検出基準生成手段 23 比較手段 S FSK変調信号 D 振幅の減衰量
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FSK変調信号をA/D変換するA/D
    コンバータと、 前記A/DコンバータによりA/D変換されたFSK変
    調信号のサンプル入力により、周波数検出基準を求める
    検出基準生成手段と、 前記A/DコンバータによりA/D変換されたFSK変
    調信号のサンプル入力に対してデジタルフィルタリング
    処理を行うデジタルフィルタと、 前記検出基準生成手段により求めた前記周波数検出基準
    と前記デジタルフィルタリング処理後のサンプルとの比
    較によりFSK変調信号を構成する2つの周波数のスペ
    ース周波数(f1)とマーク周波数(f2)とに識別す
    る比較手段と、を備えたFSK信号復調回路であって、 前記検出基準生成手段は、前記デジタルフィルタの振幅
    特性より周波数f1の振幅の減衰量D1と周波数f2の
    振幅の減衰量D2との間の減衰量D3を予め求めてお
    き、前記A/Dコンバータにより与えられたデジタルデ
    ータをD3だけ振幅を減衰させたデータを求めて前記検
    出基準とすることを特徴とする、FSK信号復調回路。
  2. 【請求項2】 前記スペース周波数(f1)はデジタル
    データの“0”を意味し、前記マーク周波数(f2)は
    デジタルデータの“1”を意味する信号として前記サン
    プル入力した周波数を識別することを特徴とする請求項
    1に記載のFSK信号復調回路。
  3. 【請求項3】 前記比較手段は、デジタルフィルタの結
    果と、検出基準生成手段の結果を比較し、デジタルフィ
    ルタの結果の値が検出基準生成手段の結果の値を2回以
    上連続で超えた場合に、周波数f1を検出したこととみ
    なし、周波数f1の意味するデジタルデータ“0”を出
    力し、前記条件以外の場合はすべて周波数f2を検出し
    たこととみなし、周波数f2の意味するデジタルデータ
    “1”を出力することを特徴とする請求項1または2に
    記載のFSK信号復調回路。
  4. 【請求項4】 FSK変調信号をA/D変換するA/D
    変換工程と、該A/D変換工程で変換されたデジタルデ
    ータをフィルタ処理するデジタルフィルタ工程と、 前記デジタルデータに対して、予め求めておいた検出基
    準の振幅の減衰量D3だけデータの振幅量を減衰させ、
    検出基準とする検査基準生成工程と、 前記フィルタ処理されたデータと前記検出基準とされた
    データとを比較し、前記減衰されたデジタルデータに対
    する二種類の周波数f1およびf2を検出する周波数検
    出工程と、 当該周波数検出後に、前回の検出結果と比較し同じ検出
    結果だった場合は、検出した周波数を確定する周波数確
    定工程と、 周波数確定後に、単位データカウンタの値を1づつ引い
    ていき、カウンタが“0”になった時に確定データに対
    応するデジタルデータを出力するデジタルデータ出力工
    程と、 を有することを特徴とするFSK信号復調方法。
  5. 【請求項5】 前記デジタルフィルタ工程の結果が検出
    基準の結果以上の値だった場合には周波数f1を検出
    し、デジタルフィルタ工程の結果が検出基準の結果未満
    だった場合には周波数f2を検出することを特徴とする
    請求項4に記載のFSK信号復調方法。
  6. 【請求項6】 前記検出基準の振幅の減衰量D3は、前
    記デジタルフィルタ工程の振幅特性から求めることを特
    徴とする請求項4または5に記載のFSK信号復調方
    法。
  7. 【請求項7】 前記減衰量D3は、前記周波数f1をフ
    ィルタリングした場合の振幅の減衰量をD1とし、前記
    周波数f2をフィルタリングした場合の振幅の減衰量を
    D2として、D1>D3>D2の範囲で定めることを特
    徴とする請求項6に記載のFSK信号復調方法。
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