JPH11341447A - データスライス装置及びデータスライス方法 - Google Patents

データスライス装置及びデータスライス方法

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JPH11341447A
JPH11341447A JP10146143A JP14614398A JPH11341447A JP H11341447 A JPH11341447 A JP H11341447A JP 10146143 A JP10146143 A JP 10146143A JP 14614398 A JP14614398 A JP 14614398A JP H11341447 A JPH11341447 A JP H11341447A
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JP
Japan
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data
digital signal
signal
averaging
component
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JP10146143A
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Takashi Nakatani
孝 中谷
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/025Systems for the transmission of digital non-picture data, e.g. of text during the active part of a television frame
    • H04N7/035Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/06Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
    • H03M1/0602Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters of deviations from the desired transfer characteristic
    • H03M1/0604Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters of deviations from the desired transfer characteristic at one point, i.e. by adjusting a single reference value, e.g. bias or gain error
    • H03M1/0607Offset or drift compensation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオ信号の信号レベルが小さい場合や、振
幅レベルが異なるデータが付加された場合には、レジス
タ4に格納された基準値が必ずしも抽出するデータの中
央部分に分布しないため、ビデオ信号から正確にデータ
を抽出することができない課題があった。 【解決手段】 増幅回路13により増幅されたデジタル
信号に含まれる直流成分を平均化し、その平均結果をデ
ジタル信号と比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビデオ信号に重
畳される文字放送のデータや欧州のTELETEXT信
号を抽出するデータスライス装置及びデータスライス方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のデータスライス装置を示す
構成図であり、図において、1はクロックランインの周
期のn倍(n=2,3,4,・・・)の速度で、ビデオ
信号をデジタル信号に変換するA/D回路、2はA/D
回路1により変換されたデジタル信号に含まれるノイズ
成分を除去するノイズ除去回路、3はノイズ除去回路2
によりノイズ成分が除去されたデジタル信号の変化分を
検出し、その変化分を増幅する増幅回路、4はスライス
レベルを示す基準値を格納するレジスタ、5は増幅回路
3により変化分が増幅されたデジタル信号と、レジスタ
4により格納された基準値を比較して、そのデジタル信
号からデータを抽出する比較器である。なお、図9はデ
ータが重畳されたビデオ信号の1本の水平同期信号を示
す波形図である。
【0003】次に動作について説明する。まず、A/D
回路1は、ビデオ信号を入力すると、クロックランイン
の周期のn倍(n=2,3,4,・・・)の速度で、そ
のビデオ信号をデジタル信号に変換する。そして、ノイ
ズ除去回路2は、A/D回路1がビデオ信号をデジタル
信号に変換すると、n/2個以下のデジタル値を平均化
して、デジタル信号に含まれるノイズ成分を除去する。
例えば、n=8で4個のデジタル値を平均化する場合、
連続したデジタル値を4個分加算し、その加算結果を4
で除算して平均化する。
【0004】そして、増幅回路3は、ノイズ除去回路2
がノイズ成分を除去すると、デジタル信号の振幅が減衰
するため、まず、ノイズ除去回路2から出力されたデジ
タル信号を微分して、前後のデジタル値の変化分を検出
する。そして、前後のデジタル値の変化分を検出する
と、その変化分を後のデジタル値に加算することによ
り、そのデジタル信号の振幅を増幅する。これにより、
前後のデジタル値の変化分が増幅され、変化点が強調さ
れる。
【0005】そして、比較器5は、増幅回路3がデジタ
ル信号の振幅を増幅すると、そのデジタル信号と、レジ
スタ4に格納された基準値を比較して、そのデジタル信
号からデータを抽出する。即ち、そのデジタル信号が基
準値より大きければ、信号レベルがHレベルの信号を出
力し、そのデジタル信号が基準値より小さければ、信号
レベルがLレベルの信号を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータスライス
装置は以上のように構成されているので、ビデオ信号に
重畳されるデータを抽出することができるが、ビデオ信
号の信号レベルが小さい場合や、振幅レベルが異なるデ
ータが付加された場合には、レジスタ4に格納された基
準値が必ずしも抽出するデータの中央部分(デジタル信
号の頂点部分と、谷部分の中央に位置する部分)に分布
しないため、ビデオ信号から正確にデータを抽出するこ
とができない課題があった。
【0007】なお、振幅レベルが異なるデータが付加さ
れる場合を除き、ビデオ信号の振幅は一定であるが、ビ
デオ信号にノイズが重畳されると、ビデオ信号に含まれ
る直流成分が変化するため、抽出するデータの中央部分
が変化し、その結果、レジスタ4に格納された基準値
が、抽出するデータの中央部分に分布しなくなる(ノイ
ズ除去回路2がビデオ信号からノイズ成分を除去する
が、そのノイズ成分を完全に除去することは困難であ
る)。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ビデオ信号の信号レベルが小さい
場合や、振幅レベルが異なるデータが付加された場合で
も、ビデオ信号から正確にデータを抽出することができ
るデータスライス装置及びデータスライス方法を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータス
ライス装置は、変換手段により変換されたデジタル信号
に含まれる直流成分を平均化し、その平均結果をデジタ
ル信号と比較するようにしたものである。
【0010】この発明に係るデータスライス装置は、前
回の平均結果のM倍値と、デジタル信号のN倍値を加算
し、その加算結果を(M+N)で除算するようにしたも
のである。
【0011】この発明に係るデータスライス装置は、抽
出手段により抽出されたデータの信号レベルを監視し、
その信号レベルの変化点を検出したときのみ、直流成分
の平均化処理を実行するようにしたものである。
【0012】この発明に係るデータスライス装置は、抽
出手段により抽出されたデータの信号レベルを監視し、
その信号レベルの変化点を検出すると、検出後一定期
間、直流成分の平均化処理を実行するようにしたもので
ある。
【0013】この発明に係るデータスライス装置は、ビ
デオ信号を構成するクロックランインの入力期間に限
り、直流成分の平均化処理を実行するようにしたもので
ある。
【0014】この発明に係るデータスライス装置は、変
換手段により変換されたデジタル信号に含まれるノイズ
成分を除去するようにしたものである。
【0015】この発明に係るデータスライス装置は、変
換手段により変換されたデジタル信号の変化分を検出
し、その変化分を増幅するようにしたものである。
【0016】この発明に係るデータスライス装置は、変
換手段により変換されたデジタル信号に含まれるノイズ
成分を除去するとともに、そのデジタル信号の変化分を
検出し、その変化分を増幅するようにしたものである。
【0017】この発明に係るデータスライス方法は、デ
ジタル信号に含まれる直流成分を平均化するとともに、
そのデジタル信号とその平均結果を比較するようにした
ものである。
【0018】この発明に係るデータスライス方法は、前
回の平均結果のM倍値と、デジタル信号のN倍値を加算
し、その加算結果を(M+N)で除算するようにしたも
のである。
【0019】この発明に係るデータスライス方法は、抽
出したデータの信号レベルを監視し、その信号レベルの
変化点を検出したときのみ、直流成分の平均化処理を実
行するようにしたものである。
【0020】この発明に係るデータスライス方法は、抽
出したデータの信号レベルを監視し、その信号レベルの
変化点を検出すると、検出後一定期間、直流成分の平均
化処理を実行するようにしたものである。
【0021】この発明に係るデータスライス方法は、ビ
デオ信号を構成するクロックランインの入力期間に限
り、直流成分の平均化処理を実行するようにしたもので
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ータスライス装置を示す構成図であり、図において、1
1はクロックランインの周期のn倍(n=2,3,4,
・・・)の速度で、ビデオ信号をデジタル信号に変換す
るA/D回路(変換手段)、12はA/D回路11によ
り変換されたデジタル信号に含まれるノイズ成分を除去
するノイズ除去回路(ノイズ除去手段)、13はノイズ
除去回路12によりノイズ成分が除去されたデジタル信
号の変化分を検出し、その変化分を増幅する増幅回路
(増幅手段)、14は増幅回路13から出力されたデジ
タル信号に含まれる直流成分を平均化し、その平均結果
を基準値として出力する逐次積分回路(平均化手段)、
15は増幅回路13から出力されたデジタル信号と逐次
積分回路14から出力された基準値を比較して、そのデ
ジタル信号からデータを抽出する比較器(抽出手段)で
ある。なお、図2はこの発明の実施の形態1によるデー
タスライス方法を示すフローチャートである。
【0023】次に動作について説明する。まず、A/D
回路11は、ビデオ信号を入力すると、クロックランイ
ンの周期のn倍(n=2,3,4,・・・)の速度で、
そのビデオ信号をデジタル信号に変換する(ステップS
T1)。そして、ノイズ除去回路12は、A/D回路1
1がビデオ信号をデジタル信号に変換すると、n/2個
以下のデジタル値を平均化して、デジタル信号に含まれ
るノイズ成分を除去する(ステップST2)。例えば、
n=8で4個のデジタル値を平均化する場合、連続した
デジタル値を4個分加算し、その加算結果を4で除算し
て平均化する。
【0024】そして、増幅回路13は、ノイズ除去回路
12がノイズ成分を除去すると、デジタル信号の振幅が
減衰するため、まず、ノイズ除去回路12から出力され
たデジタル信号を微分して、前後のデジタル値の変化分
を検出する(ステップST3)。そして、前後のデジタ
ル値の変化分を検出すると、その変化分を後のデジタル
値に加算することにより、そのデジタル信号の振幅を増
幅する(ステップST4)。これにより、前後のデジタ
ル値の変化分が増幅され、変化点が強調される。
【0025】そして、逐次積分回路14は、増幅回路1
3がデジタル信号の振幅を増幅すると、ビデオ信号(抽
出するデータ)の中央部分に分布するスライスレベル
(比較器15が使用する基準値)を決定するため、ま
ず、逐次積分回路14が出力する基準値(前回の平均結
果)をM倍(例えば、7倍)するとともに、増幅回路1
3から出力されたデジタル信号をN倍(例えば、1倍)
する(ステップST5)。
【0026】そして、逐次積分回路14は、基準値のM
倍値とデジタル信号をN倍値を互いに加算したのち、そ
の加算結果を(M+N)で除算することにより、デジタ
ル信号に含まれる直流成分を平均化し、その平均結果を
次回の基準値に決定する(ステップST6)。なお、図
3はMを7に設定し、Nを1に設定して平均化処理を実
行した場合の波形図であるが、図3からも明らかなよう
に、ビデオ信号の変化に応じてスライスレベルが変化す
るので、そのスライスレベルはビデオ信号(抽出するデ
ータ)の中央部分に分布する。
【0027】そして、比較器15は、増幅回路13がデ
ジタル信号の振幅を増幅すると、そのデジタル信号と、
逐次積分回路14から出力された基準値を比較して(ス
テップST7)、そのデジタル信号からデータを抽出す
る。即ち、そのデジタル信号が基準値より大きければ、
信号レベルがHレベルの信号を出力し(ステップST
8)、そのデジタル信号が基準値より小さければ、信号
レベルがLレベルの信号を出力する(ステップST
9)。
【0028】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、増幅回路13により増幅されたデジタル信号
に含まれる直流成分を平均化し、その平均結果をデジタ
ル信号と比較するように構成したので、ビデオ信号の信
号レベルが小さい場合や、振幅レベルが異なるデータが
付加された場合でも、ビデオ信号から正確にデータを抽
出することができる効果を奏する。
【0029】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるデータスライス装置を示す構成図であり、図
において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すの
で説明を省略する。16は比較器15により抽出された
データの信号レベルを監視し、その信号レベルの変化点
を検出するとエッジ検出信号を出力するエッジ検出回路
(平均化手段)、17はエッジ検出回路16がエッジ検
出信号を出力したときのみ、直流成分の平均化処理を実
行する逐次積分回路(平均化手段)である。
【0030】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、逐次積分回路14が常時直流成分の平均化処
理を実行するものについて示したが、この場合、デジタ
ル信号から抽出するデータの信号レベルが変化せず、所
定期間連続してHレベル又はLレベルの信号を入力する
と、逐次積分回路14が出力する基準値が、デジタル信
号から抽出するデータと一致する可能性がある。
【0031】そこで、この実施の形態2では、デジタル
信号から抽出するデータの信号レベルが変化しないとき
は、スライスレベルが偏る不具合を防止するため、直流
成分の平均化処理を実行せず、前回の基準値を出力する
ようにする。
【0032】即ち、エッジ検出回路16が、比較器15
により抽出されたデータの信号レベルを監視して、その
信号レベルの変化点を検出するとエッジ検出信号を出力
し、逐次積分回路17は、エッジ検出回路16がエッジ
検出信号を出力したときだけ、直流成分の平均化処理を
実行する。
【0033】以上で明らかなように、この実施の形態2
によれば、エッジ検出回路16がエッジ検出信号を出力
したときのみ、直流成分の平均化処理を実行するように
構成したので、デジタル信号から抽出するデータの信号
レベルが変化しないときでも、ビデオ信号から正確にデ
ータを抽出することができる効果を奏する。
【0034】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるデータスライス装置を示す構成図であり、図
において、図4と同一符号は同一又は相当部分を示すの
で説明を省略する。18はエッジ検出回路16がエッジ
検出信号を出力すると、一定期間、動作許可信号を出力
するカウンタ(平均化手段)、19はカウンタ18から
動作許可信号を受けている期間中、直流成分の平均化処
理を実行する逐次積分回路(平均化手段)である。
【0035】次に動作について説明する。上記実施の形
態2では、信号レベルの変化点を検出したときのみ、直
流成分の平均化処理を実行するものについて示したが、
この場合、信号レベルの変化点を検出しない限り、直流
成分の平均化処理を実行しないため、スライスレベルが
安定するまでに長時間を要する。
【0036】そこで、この実施の形態3では、スライス
レベルが偏る不具合を防止できる範囲内で、スライスレ
ベルが安定するまでの期間を短縮するため、カウンタ1
8が、エッジ検出回路16がエッジ検出信号を出力する
と、一定期間、動作許可信号を出力し、逐次積分回路1
9は、カウンタ18から動作許可信号を受けている期間
中、直流成分の平均化処理を実行するようにする(動作
許可信号の出力期間が長い程、スライスレベルが安定す
るまでの期間を短縮することができる)。
【0037】以上で明らかなように、この実施の形態3
によれば、エッジ検出回路16がエッジ検出信号を出力
すると、一定期間、直流成分の平均化処理を実行するよ
うに構成したので、スライスレベルが偏る不具合を防止
できる範囲内で、スライスレベルが安定するまでの期間
を短縮することができる効果を奏する。
【0038】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4によるデータスライス装置を示す構成図であり、図
において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すの
で説明を省略する。20はビデオ信号を構成するクロッ
クランインのn周期の期間中、タイミング信号を出力す
る積分制御回路(平均化手段)、21は積分制御回路2
0からタイミング信号を受けている期間中、直流成分の
平均化処理を実行する部分積分回路(平均化手段)であ
る。
【0039】次に動作について説明する。上記実施の形
態3では、カウンタ18が動作許可信号を出力する期間
中、直流成分の平均化処理を実行するものについて示し
たが、クロックランインの入力期間中に限り、直流成分
の平均化処理を実行するようにしてもよい。
【0040】即ち、積分制御回路20が、クロックラン
インの入力を検出すると、クロックランインのn周期の
期間中、タイミング信号を出力し、部分積分回路21
は、積分制御回路20からタイミング信号を受けている
期間中、直流成分の平均化処理を実行する(図7を参
照)。これにより、部分積分回路21が出力する基準値
は、クロックランインの中央部分に分布するため、ビデ
オ信号から正確にデータを抽出することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、変換
手段により変換されたデジタル信号に含まれる直流成分
を平均化し、その平均結果をデジタル信号と比較するよ
うに構成したので、ビデオ信号の信号レベルが小さい場
合や、振幅レベルが異なるデータが付加された場合で
も、ビデオ信号から正確にデータを抽出することができ
る効果がある。
【0042】この発明によれば、前回の平均結果のM倍
値と、デジタル信号のN倍値を加算し、その加算結果を
(M+N)で除算するように構成したので、デジタル信
号に含まれる直流成分を簡単に平均化することができる
効果がある。
【0043】この発明によれば、抽出手段により抽出さ
れたデータの信号レベルを監視し、その信号レベルの変
化点を検出したときのみ、直流成分の平均化処理を実行
するように構成したので、デジタル信号から抽出するデ
ータの信号レベルが変化しないときでも、ビデオ信号か
ら正確にデータを抽出することができる効果がある。
【0044】この発明によれば、抽出手段により抽出さ
れたデータの信号レベルを監視し、その信号レベルの変
化点を検出すると、検出後一定期間、直流成分の平均化
処理を実行するように構成したので、スライスレベルが
偏る不具合を防止できる範囲内で、スライスレベルが安
定するまでの期間を短縮することができる効果がある。
【0045】この発明によれば、ビデオ信号を構成する
クロックランインの入力期間に限り、直流成分の平均化
処理を実行するように構成したので、スライスレベルが
クロックランインの中央部分に分布するようになり、そ
の結果、ビデオ信号から正確にデータを抽出することが
できる効果がある。
【0046】この発明によれば、変換手段により変換さ
れたデジタル信号に含まれるノイズ成分を除去するよう
に構成したので、デジタル信号に含まれる直流成分の変
動を抑制することができる効果がある。
【0047】この発明によれば、変換手段により変換さ
れたデジタル信号の変化分を検出し、その変化分を増幅
するように構成したので、デジタル信号から抽出するデ
ータの変化点を強調することができる効果がある。
【0048】この発明によれば、変換手段により変換さ
れたデジタル信号に含まれるノイズ成分を除去するとと
もに、そのデジタル信号の変化分を検出し、その変化分
を増幅するように構成したので、データの抽出精度が向
上する効果がある。
【0049】この発明によれば、デジタル信号に含まれ
る直流成分を平均化するとともに、そのデジタル信号と
その平均結果を比較するように構成したので、ビデオ信
号の信号レベルが小さい場合や、振幅レベルが異なるデ
ータが付加された場合でも、ビデオ信号から正確にデー
タを抽出することができる効果がある。
【0050】この発明によれば、前回の平均結果のM倍
値と、デジタル信号のN倍値を加算し、その加算結果を
(M+N)で除算するように構成したので、デジタル信
号に含まれる直流成分を簡単に平均化することができる
効果がある。
【0051】この発明によれば、抽出したデータの信号
レベルを監視し、その信号レベルの変化点を検出したと
きのみ、直流成分の平均化処理を実行するように構成し
たので、デジタル信号から抽出するデータの信号レベル
が変化しないときでも、ビデオ信号から正確にデータを
抽出することができる効果がある。
【0052】この発明によれば、抽出したデータの信号
レベルを監視し、その信号レベルの変化点を検出する
と、検出後一定期間、直流成分の平均化処理を実行する
ように構成したので、スライスレベルが偏る不具合を防
止できる範囲内で、スライスレベルが安定するまでの期
間を短縮することができる効果がある。
【0053】この発明によれば、ビデオ信号を構成する
クロックランインの入力期間に限り、直流成分の平均化
処理を実行するように構成したので、スライスレベルが
クロックランインの中央部分に分布するようになり、そ
の結果、ビデオ信号から正確にデータを抽出することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータスライ
ス装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるデータスライ
ス方法を示すフローチャートである。
【図3】 ビデオ信号の変化に応じて変化するスライス
レベルを説明する波形図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるデータスライ
ス装置を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるデータスライ
ス装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるデータスライ
ス装置を示す構成図である。
【図7】 ビデオ信号とタイミング信号の波形図であ
る。
【図8】 従来のデータスライス装置を示す構成図であ
る。
【図9】 データが重畳されたビデオ信号の1本の水平
同期信号を示す波形図である。
【符号の説明】
11 A/D回路(変換手段)、12 ノイズ除去回路
(ノイズ除去手段)、13 増幅回路(増幅手段)、1
4,17,19 逐次積分回路(平均化手段)、15
比較器(抽出手段)、16 エッジ検出回路(平均化手
段)、18 カウンタ(平均化手段)、20 積分制御
回路(平均化手段)、21 部分積分回路(平均化手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号をデジタル信号に変換する変
    換手段と、上記変換手段により変換されたデジタル信号
    に含まれる直流成分を平均化する平均化手段と、上記変
    換手段により変換されたデジタル信号と上記平均化手段
    により平均化された直流成分を比較して、そのデジタル
    信号からデータを抽出する抽出手段とを備えたデータス
    ライス装置。
  2. 【請求項2】 平均化手段は、前回の平均結果のM倍値
    (Mは自然数)と、変換手段により変換されたデジタル
    信号のN倍値(Nは自然数)を加算し、その加算結果を
    (M+N)で除算することを特徴とする請求項1記載の
    データスライス装置。
  3. 【請求項3】 平均化手段は、抽出手段により抽出され
    たデータの信号レベルを監視し、その信号レベルの変化
    点を検出したときのみ、直流成分の平均化処理を実行す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のデー
    タスライス装置。
  4. 【請求項4】 平均化手段は、抽出手段により抽出され
    たデータの信号レベルを監視し、その信号レベルの変化
    点を検出すると、検出後一定期間、直流成分の平均化処
    理を実行することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のデータスライス装置。
  5. 【請求項5】 平均化手段は、ビデオ信号を構成するク
    ロックランインの入力期間に限り、直流成分の平均化処
    理を実行することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のデータスライス装置。
  6. 【請求項6】 変換手段により変換されたデジタル信号
    に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去手段を設け
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載のデー
    タスライス装置。
  7. 【請求項7】 変換手段により変換されたデジタル信号
    の変化分を検出し、その変化分を増幅する増幅手段を設
    けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のデ
    ータスライス装置。
  8. 【請求項8】 変換手段により変換されたデジタル信号
    に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去手段と、上
    記ノイズ除去手段によりノイズ成分が除去されたデジタ
    ル信号の変化分を検出し、その変化分を増幅する増幅手
    段とを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のデータスライス装置。
  9. 【請求項9】 ビデオ信号をデジタル信号に変換し、そ
    のデジタル信号に含まれる直流成分を平均化するととも
    に、そのデジタル信号とその直流成分を比較して、その
    デジタル信号からデータを抽出するデータスライス方
    法。
  10. 【請求項10】 前回の平均結果のM倍値(Mは自然
    数)と、デジタル信号のN倍値(Nは自然数)を加算
    し、その加算結果を(M+N)で除算することを特徴と
    する請求項9記載のデータスライス方法。
  11. 【請求項11】 抽出したデータの信号レベルを監視
    し、その信号レベルの変化点を検出したときのみ、直流
    成分の平均化処理を実行することを特徴とする請求項9
    または請求項10記載のデータスライス方法。
  12. 【請求項12】 抽出したデータの信号レベルを監視
    し、その信号レベルの変化点を検出すると、検出後一定
    期間、直流成分の平均化処理を実行することを特徴とす
    る請求項9または請求項10記載のデータスライス方
    法。
  13. 【請求項13】 ビデオ信号を構成するクロックランイ
    ンの入力期間に限り、直流成分の平均化処理を実行する
    ことを特徴とする請求項9または請求項10記載のデー
    タスライス方法。
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