JP3022152B2 - 単独運転検出方法 - Google Patents

単独運転検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータを備えた分
散電源設備と商用電力系統との並列運転によって負荷に
電力を供給する系統連系システムに関し、商用電力系統
の停電時におけるインバータの単独運転検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽電池や燃料電池などの数KW
程度の直流電源と、その出力を交流に変換するインバー
タとを備えた分散電源設備を商用電力系統と連系し、家
電製品などの負荷に給電する系統連系システムが種々提
案されている。
【0003】系統連系システムでは、商用電力系統の保
全作業の安全を確保するため、商用電力系統の不測の停
電時及び作業停電時において、直ちにインバータの動作
を停止させるか、又は直ちに開閉器を作動させて連系を
解除することにより、インバータを商用電力系統から解
列させる機能、即ちインバータの単独運転を防止する機
能が不可欠である。
【0004】また、系統連系システムでは、系統停電時
に柱上トランスの励磁特性に起因した高調波電圧の急増
が発生するため、連系点電圧の高調波成分を検出して平
常時に対する増加の度合いを判定することにより、イン
バータの単独運転状態を検出する方法が提案されてい
る。特に、系統停電時に第3次高調波成分の急増が顕著
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来方法
によれば、インバータの出力電力が連系点に接続されて
いる負荷容量より小さい場合には、図3に示すように、
系統停電時に一時的に第3次高調波成分が増加して、す
ぐに減少する場合があリ、突発的なノイズとの区別がで
きず、確実に系統停電を検出できない虞れがあった。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
であって、連系されている負荷容量とインバータの出力
電力との状態に関係なく、系統停電の検出精度を高め、
確実にインバータの単独運転状態を検出することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、直流電源と、
該直流電源から発生する直流電力を交流電力に変換する
インバータを備え、前記インバータと商用電力系統と連
系して負荷へ電力を供給すると共に、前記商用電力系統
との連系点での電圧の高調波成分が急増し、その状態が
一定時間継続したことを検知して前記インバータの単独
運転状態を検出する方法であって、前記高調波成分の急
増状態が前記一定時間継続しなかった場合に、前記イン
バータの出力電力を減少させ、その際の連系点電圧の電
圧低下を検知して前記インバータの単独運転状態を検出
することを特徴とする単独運転検出方法である。
【0008】更に、直流電源として太陽電池を用い、前
記高調波成分の急増状態が前記一定時間継続しなかった
場合に、前記太陽電池の動作点を制御する制御目標値を
変化させて前記インバータの出力電力を減少させ、その
際の連系点電圧の電圧低下を検知することにより前記イ
ンバータの単独運転状態を検出してもよい。
【0009】また、前記高調波成分として第3次高調波
成分によりインバータの単独運転状態を検出してもい。
【0010】
【作用】本発明によれば、インバータの出力電力が負荷
容量より大きい場合には、系統停電に起因する連系点で
の高調波成分の急増状態が一定時間継続するため、それ
を検知することによりインバータの単独運転が検出され
る。一方、インバータの出力電力が負荷容量より小さい
場合には、系統停電に起因する連系点での高調波成分の
急増状態が一定時間継続しないが、インバータの出力電
力を減少させ、その際の連系点電圧の電圧低下の発生の
有無により、インバータの単独運転状態が検出される。
【0011】また、直流電源として太陽電池を用いる場
合には、太陽電池の動作点を変化させることにより、容
易にインバータの出力電力を制御することができ、一層
単独運転状態の検出精度が高められる。
【0012】更に、前記高調波成分として第3次高調波
成分を用いることにより、より正確な単独運転検出が行
い得る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の単独運転検出方法の一実施例
を示す図面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用
した単独運転検出装置40を有する太陽光発電システム
1のブロック図であり、図2は単独運転検出処理のフロ
−チャ−トである。
【0014】図1において、太陽光発電システム1は、
定格電圧が200Vの太陽電池10と、太陽電池10の
直流出力を交流出力に電力変換して所定交流電圧を供給
する電圧形電流制御インバータ20と、系統保護用の開
閉装置30と、単独運転検出装置40とから構成され、
図示しない配電盤や電力計などを介して商用電力系統2
に連系されている。
【0015】インバータ20は、複数のスイッチング素
子からなるインバータ回路21と、その制御部22を有
している。制御部22は、後述するように、変流器から
なる第1電流検出手段23により検出された太陽電池1
0の出力電流と、変圧器からなる第1電圧検出手段24
により検出された太陽電池10の出力電圧と、変流器か
らなる第2電流検出手段25により検出されたインバー
タ回路21の出力電流と、変圧器からなる第2電圧検出
手段26により検出されたインバータ回路21の出力電
圧、即ち連系点電圧とに基づいて、運転力率が1になり
且つ太陽電池10から最大電力を引き出すように、イン
バータ回路21のスイッチング素子にPWM制御信号を
供給して、インバータ回路21の出力電流を制御してい
る。
【0016】開閉装置30は、後述する単独運転装置4
0の単独運転検出部45からの解列信号の入力に呼応し
て作動し、インバータ20と商用電力系統2との連系を
解除する。これにより、太陽光発電システム1が商用電
力系統2から解列される。
【0017】単独運転検出装置40は、第2電圧検出手
段26により検出された連系点電圧の電圧レベルを調節
する入力レベル調整部41と、この入力レベル調整部4
1の出力から第3次高調波成分を抽出するバンドパスフ
ィルタ42と、抽出された第3次高調波成分の全波整流
を行う絶対値回路43と、第3次高調波成分の振幅に応
じたレベルの信号Shを出力する積分回路44と、マイ
クロコンピュータからなり積分回路44の出力を取り込
んで第3次高調波成分の急増を検出し、開閉装置30に
解列信号を送出する単独運転検出部45と、から構成さ
れている。
【0018】次に、上記制御部22の構成について説明
する。制御部22は、電力指令部221と、乗算手段2
22と、誤差増幅器223と、PWMコンパレータ22
4(パルス幅変調手段)とから構成されており、電力指
令部221では、第1電流検出手段23による検出電流
及び第1電圧検出手段24による検出電圧が所定のサン
プリング周期(本実施例では50μs)にて入力され、
その入力値に基づいて太陽電池10の出力電力PS及び
電力変化量ΔPSを算出し、その電力変化量ΔPSの符号
に基づいて太陽電池10の動作電圧の制御目標値となる
電圧指令値VSBの変化方向を決定し、一定の変化幅ΔV
(本実施例では1.5V)にて電圧指令値VSBを変化さ
せて、その電圧指令値VSBに基づいてインバータ回路2
1の出力電流Iの制御目標値となる電流指令値IBを算
出し、その電流指令値IBを乗算手段222の一端に入
力している。
【0019】そして、電力指令部221では、先ず太陽
電池10の電圧指令値VSBを、太陽電池10の最大電力
点となる出力電圧より高い電圧値(本実施例では210
Vに設定)から上記サンプリング周期で変化幅ΔVづつ
減少させ、その電圧指令値VSBに基づいた電流指令値I
Bを設定している。この間、電力変化量ΔPSは正の値を
取り、太陽電池の10の出力電力PSが増加して行く。
そして、電力変化量ΔPSの符号が正から負に変化した
場合、即ち電圧指令値VSBが最大電力点電圧を越えた場
合には、動作点の変化方向を逆転させて電圧指令値VSB
を変化幅ΔVづつ増加させ、その電圧指令値VSBに基づ
いた電流指令値IBを設定している。同様にして、電力
変化量ΔPSの符号の変化に基づいて動作点の変化方向
を逆転させる。以上の動作を繰り返し行わせることによ
り、太陽電池10の動作電圧が最大電力点近傍に維持さ
れ、太陽電池10の動作点が最大電力点を常に追従する
ことになる。
【0020】乗算手段222は、電力指令部221から
の出力と、第2電圧検出手段26による検出電圧波形と
の乗算を行い、その乗算結果を誤差増幅器223の一方
の入力としている。つまり、乗算手段222では、電力
指令部221において設定された電流指令値IBと、系
統電圧に対応する基準波形とが入力され、その両者の乗
算を行っているので、電流指令値IBに応じた振幅を有
し、系統電圧波形に同期した商用周波数の正弦波形の信
号が乗算手段222から出力される。
【0021】誤差増幅器223は、乗算手段222から
の出力と、第2電流検出手段25による検出電流との差
を増幅した後、PWMコンパレータ224に入力してい
る。PWMコンパレータ224は、誤差増幅器223か
らの誤差信号と、予め設定された基準三角波とを比較し
て、誤差増幅器223からの誤差信号が零になるように
インバータ回路21のスイッチング素子にスイッチング
制御信号を供給する。
【0022】次に、上記のように構成された太陽光発電
システム1の単独運転検出部45が実行する単独運転検
出処理動作の内容について図2のフローチャートに従い
説明する。
【0023】先ず、積分回路44からの第3次高調波抽
出信号Shを、一定周期(本実施例では10msに設
定)でサンプリングし、その複数回分(本実施例では3
回分に設定)のサンプリング値の平均値を求め、その平
均値を第3次高調波成分の検出値Vinとして取り込む
(S1)。つまり、このステップS1の実行により、3
0(=10×3)msの周期で第3次高調波成分が検出
されることになる。
【0024】次に、検出値Vinと予め設定された基準電
圧値Vrefとの差分(=Vin−Vref)が所定の閾値e1
より大きいかどうかを判断し(S3)、YESの場合に
は次のステップS5に進み、NOの場合にはステップS
15に進む。尚、基準電圧値Vrefは、通常運転時に連
系点に発生している第3次高調波成分の電圧レベルに基
づいて設定されている。また、閾値e1としては、商用
電力系統2の系統電圧が101V(実効値)の場合に、
連系点での電圧レベルに換算して1V程度となる値に設
定してある。
【0025】ステップS5では、時限タイマとして設け
たカウンタによりカウント動作中かどうかを判断し、Y
ESの場合にはステップS9に進み、NOの場合にはカ
ウント動作を開始させて(S7)、ステップS9に進
む。
【0026】そして、ステップS9では、時限タイマに
より一定時間T1(本実施例ではT1=240ms)のカ
ウント動作を行ったかどうかを判断し、YESの場合に
はステップS11に進み、NOの場合にはステップS1
に戻る。
【0027】以上のステップS1〜S9の処理により第
3次高調波成分の急増状態が一定時間T1にわたって継
続したかどうか、即ち連続した複数回の差分判定で同様
の結果が得られたかどうかによって、系統停電に起因す
る第3次高調波成分の急増状態の判断を行っているの
で、ノイズの影響を抑えて確実にインバータ20の単独
運転検出を行うことができる。
【0028】そして、ステップS11では、単独運転検
出フラグをセットし、開閉装置30に解列信号を出力し
て、太陽光発電システム1を商用電力系統2から解列さ
せ、ステップS13に進む。
【0029】ステップS13では、時限タイマのカウン
ト動作を停止させ、カウント値をリセットし、単独運転
検出処理を終了させる。一方、ステップS3においてN
Oの場合には、ステップS15に進み、時限タイマによ
るカウント動作中かどうかを判断し、YESの場合には
ステップS17に進み、NOの場合、即ち、系統正常時
にはステップS1に戻る。
【0030】ステップS17では、時限タイマにより一
定時間T1のカウント動作を行ったかどうか判断し、Y
ESの場合にはステップS19に進み、NOの場合には
ステップS1に戻る。このステップS17では、第3次
高調波成分の急増検出により時限タイマによるカウント
動作が開始され、一定時間T1の経過時点において第3
次高調波成分が減少した状態であるかどうかを判断して
いる。つまり、インバータ回路21の出力電力より容量
が大きい負荷が連系された状態での系統停電に起因する
第3次高調波成分の急増検出の可能性がある状態である
かどうかを判断している。
【0031】そして、ステップS17においてYESと
判断された場合、即ち、インバータ回路21の出力電力
より容量が大きい負荷が連系された状態での系統停電に
起因する第3次高調波成分の急増検出の虞れがあると判
断された場合には、ステップS19に進み、電力指令部
221に、出力低下指令信号を送出する。
【0032】そして、この単独運転検出部45から電力
指令部221への出力低下指令信号の入力に従い、電力
指令部221では、太陽電池10の電力変化量ΔPSの
符号に関係なく、電圧指令値VSBを上記サンプリング周
期で変化幅ΔVづつ増加させ、その電圧指令値VSBに基
づいた電流指令値IBを出力している。これにより、太
陽電池10の動作電圧が最大電力点電圧より大きな電圧
値に変化し、その結果、太陽電池10の出力電力PSが
低下すると共に、インバータ回路21の出力電力が低下
する。
【0033】そして、次のステップS21では、時限タ
イマにより一定時間T2(T2>T1)のカウント動作を
行ったかどうか判断し、YESの場合にはステップS2
3に進み、NOの場合にはステップS19に戻る。
【0034】尚、T2はインバータ回路21からの出力
電力をその時の50%程度まで低下させるのに必要な時
間に設定してある。ステップS23では、第2電圧検出
手段26による検出電圧値が所定の閾値e2以上低下し
たかどうかを判断している。ここで、閾値e2として
は、連系点での電圧レベルに換算して20V(実効値)
程度となる値に設定してある。つまり、このステップS
23では、インバータ回路21からの出力電力を負荷容
量より小さな値にした場合、系統停電時にはインバータ
回路21からの出力電力低下による負荷電圧の低下を招
き、一方、系統連系時には負荷への不足電力分が商用電
力系統2から供給され、ほとんど負荷電圧が低下しない
ことを利用して系統停電の有無を判断している。
【0035】そして、ステップS23にて、YESと判
断された場合、即ち、系統が停電状態にあり太陽光発電
システム1の単独運転状態であると判断された場合に
は、ステップS11に進み、単独運転検出フラグをセッ
トして開閉装置30に解列信号を出力し、ステップS1
3に進む。
【0036】一方、ステップS23にて、NOと判断さ
れた場合、即ち、系統が正常状態にあると判断された場
合には、時限タイマのカウント動作を停止させ、カウン
ト値をリセットし(S25)、ステップS1に戻る。
【0037】以上の単独運転検出処理を行わせることに
より、インバータ回路21の出力電力が負荷容量より小
さく、系統停電時に一時的に第3次高調波成分が増加す
る場合においても、突発的なノイズに起因する第3次高
調波成分の急増との区別を確実に行うことができ、系統
停電によるインバータ20の単独運転を確実に検出する
ことができる。
【0038】尚、上記実施例では、単独運転検出装置4
0において、系統停電に起因する連系点の第3次高調波
成分の急増を検出して、インバータの単独運転を検出す
る場合について説明したが、その他の奇数次高調波成
分、例えば第5次高調波成分の急増により検出させても
構わない。但し、この場合には第3次高調波成分の場合
に比べて、若干検出精度が劣ることになる。
【0039】また、上記実施例では、太陽光発電システ
ムを例に説明したが、その他の直流電源、例えば燃料電
池などの直流電源を備えた分散電源設備の単独運転検出
にも適用可能である。
【0040】
【0041】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、インバ
ータの出力電力が負荷容量より大きい場合には、系統停
電に起因する連系点での高調波成分の急増状態が一定時
間継続するため、それを検知することによりインバータ
の単独運転が検出される。一方、インバータの出力電力
が負荷容量より小さい場合には、系統停電に起因する連
系点での高調波成分の急増状態が一定時間継続しない
が、インバータの出力電力を減少させて、その際の連系
点電圧の電圧低下の発生の有無により、インバータの単
独運転が検出される。
【0042】従って、連系されている負荷容量とインバ
ータの出力電力との状態に関係なく、突発的なノイズに
起因する高調波成分の急増による誤検出を防止し、系統
停電の検出精度を高め、確実にインバータの単独運転を
検出することができる。
【0043】また、直流電源として太陽電池を用いるこ
とにより、太陽電池の動作点を変化させ、容易にインバ
ータの出力電力を制御することができ、更に単独運転の
検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した単独運転検出装置を有する太
陽光発電システムのブロック図である。
【図2】本発明の単独運転検出処理の内容を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】系統停電による連系点電圧の第3次高調波成分
の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 太陽光発電システム(分散電源設備) 2 商用電力系統 10 太陽電池 20 系統連系インバータ 21 インバータ回路 22 制御部 23 第1電流検出手段 24 第1電圧検出手段 25 第2電流検出手段 26 第2電圧検出手段 30 開閉装置 40 単独運転検出装置 41 入力レベル調整部 42 バンドパスフィルタ 43 絶対値回路 44 積分回路 45 単独運転検出部 221 電力指令部 222 乗算手段 223 誤差増幅器 224 PWMコンパレータ(パルス幅変調手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 健雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 牧野 康弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 前川 正弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−227633(JP,A) 特開 昭61−92131(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 3/08 - 3/52 H02J 3/00 - 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、該直流電源から発生する直
    流電力を交流電力に変換するインバータを備え、前記イ
    ンバータと商用電力系統と連系して負荷へ電力を供給す
    ると共に、前記商用電力系統との連系点での電圧の高調
    波成分が急増し、その状態が一定時間継続したことを検
    知して前記インバータの単独運転状態を検出する方法で
    あって、前記高調波成分の急増状態が前記一定時間継続
    しなかった場合に、前記インバータの出力電力を減少さ
    せ、その際の連系点電圧の電圧低下を検知して前記イン
    バータの単独運転状態を検出することを特徴とする単独
    運転検出方法。
  2. 【請求項2】 太陽電池と、該太陽電池から発生する直
    流電力を交流電力に変換するインバータを備え、前記イ
    ンバータと商用電力系統と連系して負荷へ電力を供給す
    ると共に、前記商用電力系統との連系点での電圧の高調
    波成分が急増し、その状態が一定時間継続したことを検
    知して前記インバータの単独運転状態を検出する方法で
    あって、前記高調波成分の急増状態が前記一定時間継続
    しなかった場合に、前記インバータの出力電力を減少さ
    せ、その際の連系点電圧の電圧低下を検知して前記イン
    バータの単独運転状態を検出することを特徴とする単独
    運転検出方法。
  3. 【請求項3】 前記高周波成分は、第3次高調波成分で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の単独運転
    検出方法。
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