JP3022096B2 - 基板搬送装置 - Google Patents
基板搬送装置Info
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- JP3022096B2 JP3022096B2 JP5260768A JP26076893A JP3022096B2 JP 3022096 B2 JP3022096 B2 JP 3022096B2 JP 5260768 A JP5260768 A JP 5260768A JP 26076893 A JP26076893 A JP 26076893A JP 3022096 B2 JP3022096 B2 JP 3022096B2
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- Japan
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- lever
- pulley
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Reciprocating Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品を装着するため
の基板を搬送する際に使用される基板搬送装置に関する
ものである。
の基板を搬送する際に使用される基板搬送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の基板搬送装置を示すもので
あり、図3において1は搬送用シリンダ、2は搬送爪挿
入用シリンダ、3はシャフト回転レバー、4は搬送爪上
下レバー、5は搬送爪、6は回転伝達シャフト、7は搬
送用ガイド、8は基板である。
あり、図3において1は搬送用シリンダ、2は搬送爪挿
入用シリンダ、3はシャフト回転レバー、4は搬送爪上
下レバー、5は搬送爪、6は回転伝達シャフト、7は搬
送用ガイド、8は基板である。
【0003】このように構成された従来の基板搬送装置
の動作について以下に説明する。まず、搬送爪挿入用シ
リンダ2が動作することによりシャフト回転レバー3が
揺動して回転伝達シャフト6を回転させ、この回転伝達
シャフト6を介して搬送爪上下レバー4が下降すること
によって搬送爪5が基板8の位置決め穴に挿入され、搬
送用シリンダ1が動作することによって基板8が搬送さ
れるように構成されていた。
の動作について以下に説明する。まず、搬送爪挿入用シ
リンダ2が動作することによりシャフト回転レバー3が
揺動して回転伝達シャフト6を回転させ、この回転伝達
シャフト6を介して搬送爪上下レバー4が下降すること
によって搬送爪5が基板8の位置決め穴に挿入され、搬
送用シリンダ1が動作することによって基板8が搬送さ
れるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、基板8を搬送するだけのために搬送用シリ
ンダ1と搬送爪挿入用シリンダ2の2つのアクチュエー
ターが必要であると共に、上記2つのシリンダの動作タ
イミングの制御が必要である。そのためにスピードも遅
く、また機構が複雑であり、コストも高いという問題を
有していた。
の構成では、基板8を搬送するだけのために搬送用シリ
ンダ1と搬送爪挿入用シリンダ2の2つのアクチュエー
ターが必要であると共に、上記2つのシリンダの動作タ
イミングの制御が必要である。そのためにスピードも遅
く、また機構が複雑であり、コストも高いという問題を
有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、高速搬送が可能であり、機構がシンプルで且つ低コ
ストの構成で基板を搬送することが可能な基板搬送装置
を提供することを目的とするものである。
で、高速搬送が可能であり、機構がシンプルで且つ低コ
ストの構成で基板を搬送することが可能な基板搬送装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による基板搬送装置は、駆動用のモータに結合
されて回転すると共に回転中心より偏芯した位置にベア
リングを結合した駆動用プーリと、この駆動用プーリの
ベアリングがはまり込む長孔を備え、かつ一端を支持し
た支軸を支点に前記ベアリングにより揺動自在な駆動用
レバーと、上記駆動用プーリに張架されたベルトを介し
て同期回転するように配設されると共に回転中心より偏
芯した位置に支点ピンを備えた伝達用プーリと、この伝
達用プーリの支点ピンに回動自在に一端を枢着すると共
に他端に連結プレートを介して上記駆動用レバーを連結
した伝達用レバーと、この伝達用レバーに一端を連結す
ると共に他端に基板をガイドする爪を備えた搬送部から
なる構成としたものである。
に本発明による基板搬送装置は、駆動用のモータに結合
されて回転すると共に回転中心より偏芯した位置にベア
リングを結合した駆動用プーリと、この駆動用プーリの
ベアリングがはまり込む長孔を備え、かつ一端を支持し
た支軸を支点に前記ベアリングにより揺動自在な駆動用
レバーと、上記駆動用プーリに張架されたベルトを介し
て同期回転するように配設されると共に回転中心より偏
芯した位置に支点ピンを備えた伝達用プーリと、この伝
達用プーリの支点ピンに回動自在に一端を枢着すると共
に他端に連結プレートを介して上記駆動用レバーを連結
した伝達用レバーと、この伝達用レバーに一端を連結す
ると共に他端に基板をガイドする爪を備えた搬送部から
なる構成としたものである。
【0007】
【作用】この構成により1つのモータで基板搬送の1サ
イクル動作を行うことが可能であり、搬送スピードも高
速動作が可能であると共にシンプルな機構で且つ低コス
トの基板搬送装置が実現できる。
イクル動作を行うことが可能であり、搬送スピードも高
速動作が可能であると共にシンプルな機構で且つ低コス
トの基板搬送装置が実現できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は同実施例における基板搬送装
置の構成を示す斜視図、図2は同正面図である。
しながら説明する。図1は同実施例における基板搬送装
置の構成を示す斜視図、図2は同正面図である。
【0009】図1において8は基板、11は駆動用のモ
ータ、12は駆動用プーリ、13はベアリング、14は
駆動用レバー、9は駆動用レバー14の一端を揺動自在
に支持する支軸、10はベアリングをはめ込む長孔、1
5は連結プレート、16は伝達用レバー、17は支点ピ
ン17aを備えた伝達用プーリ、18は伝達用レバー連
結プレート、19は複数の溝19aを備えた搬送用プレ
ート、20はベルト、21は複数の爪21aを備えたガ
イド板、24は回転支点であり、上記伝達用レバー連結
プレート18と搬送用プレート19とガイド板21で搬
送部を構成している。
ータ、12は駆動用プーリ、13はベアリング、14は
駆動用レバー、9は駆動用レバー14の一端を揺動自在
に支持する支軸、10はベアリングをはめ込む長孔、1
5は連結プレート、16は伝達用レバー、17は支点ピ
ン17aを備えた伝達用プーリ、18は伝達用レバー連
結プレート、19は複数の溝19aを備えた搬送用プレ
ート、20はベルト、21は複数の爪21aを備えたガ
イド板、24は回転支点であり、上記伝達用レバー連結
プレート18と搬送用プレート19とガイド板21で搬
送部を構成している。
【0010】以上のように構成された本発明の基板搬送
装置について図2を用いてその動作を説明する。まず、
モータ11により回転する駆動用プーリ12には、この
回転中心に対して偏芯した位置にベアリング13が取り
付けてあり、駆動用プーリ12が回転することにより駆
動用レバー14にベアリング13の直径と等しい長孔1
0が設けられてはまり込んでいるために駆動用レバー1
4は図中の右側に動き始める。すなわち、駆動用レバー
14が支軸9を支点として揺動するのである。またその
時、駆動用プーリ12と伝達用プーリ17はベルト20
でつながれているため同期回転を行う。
装置について図2を用いてその動作を説明する。まず、
モータ11により回転する駆動用プーリ12には、この
回転中心に対して偏芯した位置にベアリング13が取り
付けてあり、駆動用プーリ12が回転することにより駆
動用レバー14にベアリング13の直径と等しい長孔1
0が設けられてはまり込んでいるために駆動用レバー1
4は図中の右側に動き始める。すなわち、駆動用レバー
14が支軸9を支点として揺動するのである。またその
時、駆動用プーリ12と伝達用プーリ17はベルト20
でつながれているため同期回転を行う。
【0011】伝達用プーリ17には、この回転中心に対
して偏芯した位置に支点ピン17aを設け、この支点ピ
ン17aに伝達用レバー16の支点が取り付けてあり、
伝達用プーリ17が回転することによって伝達用レバー
16が図中の下方に動こうとする。しかしながら上述の
説明のように駆動用レバー14が支軸9を支点として揺
動することにより、右側に動き始めているため、連結プ
レート15を介して、伝達用レバー16も右側に動かさ
れるため、実際には伝達用レバー16は図中の右下方に
動かされる。
して偏芯した位置に支点ピン17aを設け、この支点ピ
ン17aに伝達用レバー16の支点が取り付けてあり、
伝達用プーリ17が回転することによって伝達用レバー
16が図中の下方に動こうとする。しかしながら上述の
説明のように駆動用レバー14が支軸9を支点として揺
動することにより、右側に動き始めているため、連結プ
レート15を介して、伝達用レバー16も右側に動かさ
れるため、実際には伝達用レバー16は図中の右下方に
動かされる。
【0012】従って駆動用プーリ12が回転すれば伝達
用レバー16の下端の回転支点24は図中に示す軌跡2
2を描くように動作する。このために伝達用レバー16
に取り付けられた伝達用レバー連結プレート18とこれ
に結合された搬送用プレート19、及びこの搬送用プレ
ート19に取り付けられたガイド板21も同じように図
中に示す軌跡23を描くような動きをし、この動きによ
って基板8は一定距離だけ搬送されるようになる。
用レバー16の下端の回転支点24は図中に示す軌跡2
2を描くように動作する。このために伝達用レバー16
に取り付けられた伝達用レバー連結プレート18とこれ
に結合された搬送用プレート19、及びこの搬送用プレ
ート19に取り付けられたガイド板21も同じように図
中に示す軌跡23を描くような動きをし、この動きによ
って基板8は一定距離だけ搬送されるようになる。
【0013】また、基板8の品種が変更される場合の対
応については、基板8の大きさに合わせてガイド板21
をはめ込むための溝19aを搬送用プレート19に設
け、基板8の品種毎にガイド板21の挿入位置を変える
ことによって極めて簡単に行うことができる。
応については、基板8の大きさに合わせてガイド板21
をはめ込むための溝19aを搬送用プレート19に設
け、基板8の品種毎にガイド板21の挿入位置を変える
ことによって極めて簡単に行うことができる。
【0014】なお、上記実施例では搬送部の構成を伝達
用レバー連結プレート18と搬送用プレート19とガイ
ド板21からなる構成とし、伝達用プーリ17ならびに
伝達用レバー16を2組設け、この2組の伝達用レバー
16のそれぞれに上記伝達用レバー連結プレート18を
連結し、この伝達用レバー連結プレート18に2個の搬
送用プレート19を結合し、さらにこの搬送用プレート
19に2枚のガイド板21を装着した構成としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、伝達用レバー1
6に一端を連結し、この連結部の回転支点24が回動す
る軌跡22を伝達することができる構成であればどのよ
うな構成であっても良いことは言うまでもない。
用レバー連結プレート18と搬送用プレート19とガイ
ド板21からなる構成とし、伝達用プーリ17ならびに
伝達用レバー16を2組設け、この2組の伝達用レバー
16のそれぞれに上記伝達用レバー連結プレート18を
連結し、この伝達用レバー連結プレート18に2個の搬
送用プレート19を結合し、さらにこの搬送用プレート
19に2枚のガイド板21を装着した構成としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、伝達用レバー1
6に一端を連結し、この連結部の回転支点24が回動す
る軌跡22を伝達することができる構成であればどのよ
うな構成であっても良いことは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明による基板搬送装置
は、1つの駆動用のモータで複数のプーリを同期回転さ
せることによって基板搬送を高速で行うことが可能であ
り、シンプルな機構で且つ低コストの基板搬送装置を可
能にするものである。
は、1つの駆動用のモータで複数のプーリを同期回転さ
せることによって基板搬送を高速で行うことが可能であ
り、シンプルな機構で且つ低コストの基板搬送装置を可
能にするものである。
【図1】本発明の一実施例における基板搬送装置の構成
を示す斜視図
を示す斜視図
【図2】同正面図
【図3】従来の基板搬送装置の構成を示す斜視図
8 基板9 支軸 10 長孔 11 モータ 12 駆動用プーリ 13 ベアリング 14 駆動用レバー 15 連結プレート 16 伝達用レバー 17 伝達用プーリ 17a 支点ピン 18 伝達用レバー連結プレート 19 搬送用プレート 19a 溝 20 ベルト 21 ガイド板 21a 爪 22 軌跡 23 軌跡 24 回転支点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 皆藤 裕祥 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−155108(JP,A) 実開 平2−57813(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 25/02 H05K 13/00 - 13/04
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動用のモータに結合されて回転すると
共に回転中心より偏芯した位置にベアリングを結合した
駆動用プーリと、この駆動用プーリのベアリングがはま
り込む長孔を備え、かつ一端を支持した支軸を支点に前
記ベアリングにより揺動自在な駆動用レバーと、上記駆
動用プーリに張架されたベルトを介して同期回転するよ
うに配設されると共に回転中心より偏芯した位置に支点
ピンを備えた伝達用プーリと、この伝達用プーリの支点
ピンに回動自在に一端を枢着すると共に他端に連結プレ
ートを介して上記駆動用レバーを連結した伝達用レバー
と、この伝達用レバーに一端を連結すると共に他端に基
板をガイドする爪を備えた搬送部からなる基板搬送装
置。 - 【請求項2】 搬送部が基板をガイドする爪を備えたガ
イド板と、このガイド板を装着する溝をピッチを変えて
複数個備えて伝達用レバーに結合された搬送用プレート
により構成されたものである請求項1記載の基板搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260768A JP3022096B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 基板搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260768A JP3022096B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 基板搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07115294A JPH07115294A (ja) | 1995-05-02 |
JP3022096B2 true JP3022096B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=17352463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5260768A Expired - Fee Related JP3022096B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 基板搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022096B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103771162B (zh) * | 2012-10-25 | 2016-05-25 | 何小午 | 用于胶印机的快速自动双杆推纸机构 |
DE102014204045A1 (de) * | 2014-03-05 | 2015-09-10 | Optima consumer GmbH | Transportvorrichtung für ein Transportgut |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP5260768A patent/JP3022096B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07115294A (ja) | 1995-05-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |