JP3022013B2 - 空気調和機用遠隔制御装置 - Google Patents

空気調和機用遠隔制御装置

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JP3022013B2
JP3022013B2 JP4333045A JP33304592A JP3022013B2 JP 3022013 B2 JP3022013 B2 JP 3022013B2 JP 4333045 A JP4333045 A JP 4333045A JP 33304592 A JP33304592 A JP 33304592A JP 3022013 B2 JP3022013 B2 JP 3022013B2
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浩一 高丸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の遠隔制御
装置として使用される空気調和機用遠隔制御装置に関す
るもので、特に、空気調和機用遠隔制御装置の受信部で
受信される信号の信号処理の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、例えば、特公平2−2877
9号に公報された従来の空気調和機を遠隔制御する制御
装置を示したブロック図である。図12において、1は
空気調和機を遠隔操作するためのワイヤレスリモコン、
2はワイヤレスリモコン1より発生された操作指令信号
を受信する受信部、5は受信部2で受信した信号を取り
込み、空気調和機全体を制御する制御部を示すものであ
る。6は圧縮機、7はトランジスタモータ、8は圧縮機
6を駆動する半導体素子から成るインバータ部、9はト
ランジスタモータ7を駆動する半導体素子からなるスイ
ッチングレギュレータ部、10は制御部駆動用電源トラ
ンスで、その1次側巻線は商用電源11に接続されてい
る。12は空気調和機の冷凍サイクルを構成する各種の
弁、リレー、温度検出器等の制御機器及び検出機器を総
括して示したものである。13は各種制御機器及び各種
検出機器と制御部5とを接続する電源及び信号線であ
る。14は受信部2の電源を商用電源11から絶縁する
絶縁トランスからなる受信部駆動用電源トランスであ
る。15は受信部2で受信した信号と空気調和機全体を
制御する制御部5との間に配設した絶縁回路用のホトカ
プラである。
【0003】次に、図12に示した従来の空気調和機用
遠隔制御装置の動作を説明する。ワイヤレスリモコン1
から発生された操作指令信号は、受信部2で受信され制
御部5に入力される。受信部2はインバータ部8及びス
イッチングレギュレータ部9及び制御部5に電源を供給
する商用電源11からは受信部駆動用電源トランス14
によって絶縁されており、更に、ワイヤレスリモコン1
より発せられた信号を受けて制御部5へ送り出すための
電気的な接続部はホトカプラ15により光結合されてお
り、この間も電気的には絶縁されている。このように受
信部2は、インバータ部8、スイッチングレギュレータ
部9から電気的に絶縁することにより、受信部2の内部
回路に誘導され雑音障害を防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の空気
調和機用遠隔制御装置では、ワイヤレスリモコン1から
の操作指令信号を良好に受信するために受信部2は、イ
ンバータ部8及びスイッチングレギュレータ部9と電気
的絶縁を行ない、内部回路からの雑音障害を防止してい
る。しかし、太陽光や照明光等が受信部2から直接侵入
してくる雑音に対しては、何等考慮されていないため、
外乱光によってワイヤレスリモコン信号が受信できなく
なったり、空気調和機本体が誤動作する可能性が推定さ
れる。
【0005】また、前記公報に掲載の従来の空気調和機
用遠隔制御装置では、ワイヤレスリモコン信号そのもの
の処理方法について開示するものがないが、一般に、ワ
イヤレスリモコン信号の各データの処理の仕方として、
データの“1”と“0”の判別は、送信された1パルス
のロー(以下、単に、『Low』と記す)時間と全体時
間の両方を検出することで“1”または“0”の判別を
行なう処理方法が考えられる。しかし、ワイヤレスリモ
コン信号におけるデータを表わす部分のパルス幅は非常
に狭く受信部2とワイヤレスリモコン1との距離が長く
なればなる程、送信された1パルスのLow時間が狭く
なり、また、距離が短くなればなる程、送信された1パ
ルスのハイ(以下、単に、『High』と記す)時間は
短くなる。したがって、このような処理方法を採用する
と、正規信号をノイズと判別してキャンセルしてしまう
確率を大きくしてしまう可能性がある。
【0006】そこで、この発明は上記のような誤動作を
解消するためになされたもので、太陽光や照明光等が受
信部に直接侵入して発生する雑音と、送信部より送られ
る操作指令信号とを確実に分離できると共に、受信部と
送信部との距離の変化により、送信信号のパルス幅が変
化しても正規信号として処理できる空気調和機用遠隔制
御装置の提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる空気調
和機用遠隔制御装置は、空気調和機を遠隔操作する操作
指令信号の送信部と、前記送信部より発せられた操作指
令信号を受信する受信部と、前記受信部で受信した操作
指令信号を取り込み空気調和機を制御する空気調和機用
遠隔制御装置において、前記受信部で受信されたパルス
信号の到来でスタートし、操作指令を行うデータビット
までのLowまたはHighの信号であるスタートビッ
ト内の所定のLowまたはHighのパルス時間を検出
し、かつ、前記スタートビットの所定のLow及びHi
ghのパルスを含めたスタートビット全体時間を検出
し、前記スタートビットの所定のLowまたはHigh
のパルス時間と前記スタートビット全体時間を予め定め
られた基準時間と比較するスタートビット基準値比較手
段を具備するものである。
【0008】請求項2にかかる空気調和機用遠隔制御装
置は、空気調和機を遠隔操作する操作指令信号の送信部
と、前記送信部より発せられた操作指令信号を受信する
受信部と、前記受信部で受信した操作指令信号を取り込
み空気調和機を制御する空気調和機用遠隔制御装置にお
いて、前記受信部で受信されたパルス信号の到来でスタ
ートし、操作指令を行うデータビットまでのLowまた
はHighの複数のパルスからなる信号のスタートビッ
ト時間を検出するスタートビット時間検出手段と、前記
スタートビット時間を予め定められた基準時間と比較す
るスタートビット基準値比較手段とを備え、スタートビ
ット時間を比較してスタートビットであるかどうかを判
別するものである。
【0009】請求項3にかかる空気調和機用遠隔制御装
置は、更に、データビットのパルス時間を検出するデー
タビット時間検出手段と、前記データビットのパルス時
間を予め定められたデータビット基準時間と比較し、前
記データビット基準時間内の信号が“0”であるか
“1”であるかを判別するデータ“0”,“1”判別手
段とを具備するものである。
【0010】請求項4にかかる空気調和機用遠隔制御装
置は、データビット基準時間内の信号が“0”であるか
“1”であるかを判別するデータ“0”,“1”判別手
段が、“0”でも“1”でもなくデータビットではない
と判別したとき、再度このパルスを予め定められたスタ
ートビット基準時間と比較するスタートビット時間再検
出時間手段を具備するものである。
【0011】
【作用】請求項1においては、受信部で受信されたパル
ス信号の到来でスタートし、操作指令を行うデータビッ
トまでのLowまたはHighの信号であるスタートビ
ット内の所定パルスの時間を検出し、かつ、前記スター
トビットの所定のLow及びHighのパルスを含めた
スタートビットパルスの全体時間を検出し、前記スター
トビットの所定パルスの時間とパルスの前記全体時間を
予め定められた基準時間と比較するものである。
【0012】請求項2においては、受信部で受信された
パルス信号の到来でスタートし、操作指令を行うデータ
ビットまでの信号であるとともに複数のパルスからなる
スタートビットの時間を検出し、前記パルスの時間を予
め定められた基準時間と比較して、スタートビットであ
るかどうかを判別するものである。
【0013】請求項3においては、データビットのパル
スの時間を検出し、そのデータビットのパルスの時間を
予め定められたデータビット基準時間と比較し、前記デ
ータビット基準時間内の信号が“0”であるか“1”で
あるかを判別するものである。
【0014】請求項4においては、データビット基準時
間内の信号が“0”であるか“1”であるかを判別し、
“0”でも“1”でもなくデータビットではないと判別
したとき、再度このパルスを予め定められたスタートビ
ット基準時間と比較するものである。
【0015】
【実施例】〈第一実施例〉 以下、この発明における実施例の空気調和機用遠隔制御
装置を図を用いて説明する。図1はこの発明の第一実施
例である空気調和機用遠隔制御装置の信号処理ブロック
図である。また、図4は照明光ノイズ及び送信信号の波
形図である。そして、図7及び図8はこの発明の第一実
施例である空気調和機用遠隔制御装置の信号処理のフロ
ーチャートである。
【0016】図1において、1はワイヤレスリモコン等
の送信部、2は送信部1より発せられた操作指令信号を
受信する受信部、3は受信部2で受信された送信信号を
電気的信号に変換する変換回路部、4は変換回路部3を
通して変換された電気的信号を取り込み、それにより空
気調和機全体を制御するマイクロコンピュータである。
【0017】51〜57はマイクロコンピュータ4に信
号を取り込む場合のソフト処理手段を示す機能ブロック
を示すものである。51は到来信号のHighの信号の
立下りでスタートするスタートビットのLow時間を検
出するスタートビットLow時間検出手段、52はスタ
ートビットの全体時間を検出するスタートビット時間検
出手段、53はスタートビットLow時間検出手段51
とスタートビット時間検出手段52で検出されたスター
トビットLow時間及びスタートビット全体時間を、予
め定められたスタートビット基準値と比較し、正規のス
タートビットであるかどうかを判別するスタートビット
基準値比較手段である。54はスタートビット基準値比
較手段53で正規のスタートビットが検出された後に、
データビット時間を検出するデータビット時間検出手
段、55はデータビット時間検出手段54で検出された
データが“0”か“1”かを判別するデータ“0”,
“1”判別手段である。なお、従来例で説示しており、
当然ではあるが、データの“0”または“1”とスター
トビットのLowまたはHighの信号とは、パルスの
ピーク値においては相違するものではない。
【0018】次に、この第一実施例の空気調和機用遠隔
制御装置について、図4の波形図、図7及び図8のフロ
ーチャートを用いて説明する。まず、図4に示すよう
に、送信部1から送信される信号及び照明光による雑音
は、通常、信号の到来を示すHighの状態から受信部
2に取り込まれる。
【0019】図7及び図8において、ステップS101
でHighの信号が到来すると、それが受信部2に取り
込まれ、パルス検出され、ステップS102でそのパル
スのLow時間を検出し、更に、ステップS103でパ
ルスの全体時間を検出する。そして、ステップS104
においてステップS102、ステップS103で検出さ
れたパルスのLow時間及び全体時間を、予め定められ
たスタートビット基準値と照合し、正規のスタートビッ
トであるか否かの判別を行なう。このとき、送信部1か
らの信号は送信部1と受信部2の距離を遠ざけるほど、
そのビットが細くなってしまう特性を持つため、ある程
度の余裕をもってその判別を行なっている。このステッ
プS104の判別で正規のスタートビットとみなされな
かった場合は、送信部1からの送信信号ではないと判別
して他の処理を行ない、正規のスタートビットとみなさ
れたならば、ステップS105からのデータビット検出
の処理に入る。
【0020】データビット検出の処理に入ると、まず、
ステップS105でデータビット検出値の初期化を行な
い、ステップS106でそのパルスの全体時間を検出す
る。そして、ステップS106で得られた検出値をステ
ップS107で予め定められたデータビット基準値と照
合し、正規のデータビットであるか判別を行なう。この
判別で正規のデータビットとみなされなかった場合、送
信部1からの送信信号ではないと判別して他の処理へ移
る。正規のデータビットとみなされたとき、ステップS
108からステップS110で“0”か“1”かの判別
を行なう。即ち、正規のデータビットとみなされた到来
信号が“0”のデータ長であるか判別し、“0”のデー
タ長のとき検出値を“0”と判別し、“0”のデータ長
でないとき“1”と判別する。
【0021】ステップS108からステップS110で
判別されたデータは、ステップS111からステップS
113で一連のデータとして順次データ格納され、そし
て、例えば、送信信号が『家製協フォーマット』であっ
た場合、データビット数は104ビットであるので、こ
の一連のデータ検出が104回繰り返されたか判別し、
104回繰り返されるまで、ステップS106からステ
ップS113のルーチンを繰り返し実行する。この一連
のデータ検出が104回繰り返されると、ステップS1
14でチェックサムと照合され、ステップS115で特
定の内容に応じた送信制御信号であると認識されると、
送信信号に従って空気調和機本体の制御が行なわれる。
【0022】このように、本実施例の空気調和機用遠隔
制御装置は、空気調和機を遠隔操作する操作指令信号の
送信部1と、前記送信部1より発せられた操作指令信号
を受信する受信部2と、前記受信部2で受信した操作指
令信号を電気的信号に変換する変換回路部3と、前記変
換回路部3で電気的に変換された信号を取り込み空気調
和機全体を制御するマイクロコンピュータ4とを具備
し、しかも、前記マイクロコンピュータ4は、前記受信
部2で受信されたスタートビット部のパルスのLow時
間を検出するステップS102からなるスタートビット
Low時間検出手段51と、前記スタートビット部のパ
ルスの全体時間を検出するステップS103からなるス
タートビット時間検出手段52と、前記パルスのLow
時間とパルスの全体時間を予め定められた閾値としての
スタートビット基準時間と比較するステップS104か
らなるスタートビット基準値比較手段53と、データビ
ットのパルスの全体時間を検出するステップS106か
らなるデータビット時間検出手段54と、前記データビ
ットのパルスの全体時間を予め定められたデータビット
基準時間と比較し、前記データビット基準時間内の信号
が“0”であるか“1”であるかを判別するステップS
108乃至ステップS110からなるデータ“0”,
“1”判別手段55とを具備するものである。
【0023】このように、受信部2で受信された信号の
到来を示す状態からスタートし、操作指令を行うデータ
ビットまでのLow信号であるスタートビット内の所定
パルスの時間を検出し、かつ、そのスタートビットの所
定のLowパルスを含めたスタートビットパルスの全体
時間を検出し、そのスタートビットの所定のLowパル
スの時間とパルスの全体時間を予め定められた基準時間
と比較するものであるから、操作指令信号を受信する前
に照明光ノイズが受信部に侵入していたとき、その照明
光ノイズの侵入によって操作指令信号に類似したパルス
幅が発生することになるが、操作指令信号のスタートビ
ット内の所定パルス時間とスタートビット全体時間の両
方に一致するようなパルス幅となることは殆ど皆無であ
るから、スタートビット内のLowパルス時間とスター
トビット全体時間の両方を検出し、それを基準時間と比
較することで、照明光ノイズと操作指令信号とを確実に
分離でき、スタートビットの直前に発生した照明光ノイ
ズの侵入によるパルス幅をスタートビットと誤認して正
規のスタートビットが読めず、操作指令信号が読込めな
くなることを防止できる。なお、Low信号の測定を前
提に説明したが、論理的には、High信号と実質的に
違いはない。故に、本実施例の空気調和機用遠隔制御装
置は、ステップS102からなるスタートビットLow
時間検出手段51とステップS103からなるスタート
ビット時間検出手段52により、スタートビットをパル
スのLow時間及び全体時間で検出するものであるか
ら、送信信号と外乱光による雑音を明確に区別すること
ができる。
【0024】〈第二実施例〉 上記第一実施例では、ステップS107のデータビット
検出時にデータの“0”でも“1”でもないと判別され
たときには、雑音とみなして他の処理へと移るが、デー
タビット検出時にデータの“0”でも“1”でもないと
判別されたときに、そのビットについて、再度スタート
ビットとして検出を行なわせることもできる。
【0025】図2はこの発明の第二実施例である空気調
和機用遠隔制御装置の信号処理ブロック図である。な
お、図中、第一実施例と同一符号及び記号は第一実施例
の構成部分と同一または相当する構成部分を示すもので
あるから、ここでは重複する説明を省略する。また、図
5は照明光ノイズ及び送信信号スタートビットの波形図
である。そして、図9はこの発明の第一実施例である空
気調和機用遠隔制御装置の信号処理のフローチャートで
ある。
【0026】図2において、マイクロコンピュータ4に
示したスタートビット時間再検出手段56は、データ
“0”,“1”判別手段55によって正規のデータビッ
トでないと判別されたとき、再度、そのパルスがスター
トビットであるか否の判別を行なうものである。
【0027】図9において、ステップS101でHig
hの信号が到来すると、それが受信部2に取り込まれ、
パルス検出され、ステップS103で受信部2に入って
きたパルスの全体時間を検出する。そして、ステップS
104からステップS107で予め定められたスタート
ビット基準値と照合し、正規のスタートビットであるか
の判別を行なう。ステップS104においてステップS
103で検出されたパルスの全体時間を、予め定められ
たスタートビット基準値と照合し、正規のスタートビッ
トであるか否かの判別を行ない、ステップS105でデ
ータビット検出値の初期化を行ない、ステップS106
でそのパルスの全体時間を検出する。そして、得られた
検出値をステップS107で予め定められたデータビッ
ト基準値と照合し、正規のデータビットであるか判別を
行なう。この判別で正規のデータビットとみなされなか
った場合には、再度、ステップS104まで戻し、その
パルスがスタートビットであるか、否かの判別を行な
う。即ち、例えば、ステップS104で正規のスタート
ビットであると判別されたとし、ステップS107にお
いて予め定められたデータビット基準値と照合し、正規
のデータビットであるかの判別を行ない、正規のデータ
ビットとみなされなかった場合には、その処理をステッ
プS104まで戻し、再度、そのパルスがスタートビッ
トであるか、否かの判別を行なうようにする。
【0028】このように、本実施例の空気調和機用遠隔
制御装置は、空気調和機を遠隔操作する操作指令信号の
送信部1と、前記送信部1より発せられた操作指令信号
を受信する受信部2と、前記受信部2で受信した操作指
令信号を電気的信号に変換する変換回路部3と、前記変
換回路部3で電気的に変換された信号を取り込み空気調
和機全体を制御するマイクロコンピュータ4とを具備
し、しかも、前記マイクロコンピュータ4は、前記受信
部2で受信されたスタートビット部のパルスの全体時間
を検出するステップS103からなるスタートビット時
間検出手段52と、前記パルスのLow時間とパルスの
全体時間を予め定められた閾値としてのスタートビット
基準時間と比較するステップS104からなるスタート
ビット基準値比較手段53と、データビットのパルスの
全体時間を検出するステップS106からなるデータビ
ット時間検出手段54と、前記データビットのパルスの
全体時間を予め定められたデータビット基準時間と比較
し、前記データビット基準時間内の信号が“0”である
か“1”であるかを判別するステップS108乃至ステ
ップS110からなるデータ“0”,“1”判別手段5
5と、前記データ“0”,“1”判別手段55で“0”
でも“1”でもなく正規のデータビットでないと判別さ
れたとき、再度、このパルスを予め定められたステップ
S107、ステップS104乃至ステップS106のル
ーチンからなるスタートビット基準時間と比較するスタ
ートビット時間再検出手段56とを具備するものであ
る。
【0029】このように、受信部2で受信された信号の
到来を示す状態からスタートし、操作指令を行うデータ
ビットまでの信号であるとともに複数のパルスからなる
スタートビット時間を検出するスタートビット時間検出
手段52と、パルス時間を予め定められた基準時間と比
較するスタートビット基準値比較手段53とを備え、ス
タートビットのパルス時間を比較してスタートビットで
あるかどうかを判別するものであり、更に、データビッ
ト時間検出手段54でデータビットのパルス時間を予め
定められたデータビット基準時間と比較し、前記データ
ビット基準時間内の信号が“0”であるか“1”である
かを判別するデータ“0”,“1”判別手段55が、
“0”でも“1”でもなくデータビットではないと判別
したとき、再度このパルスを予め定められたスタートビ
ット基準時間と比較するものである。したがって、スタ
ートビットを検出した後でも再度スタートビットを検出
できるスタートビット時間再検出手段56を設けたこと
から、外乱光による雑音をスタートビットと誤認してし
まった直後でも正規のスタートビットを認識することが
できるだけでなく、スタートビットの検出をパルスの全
体時間のみで判別するので、スタートビット検出時まで
のソフト処理を容易にすることが可能となった。
【0030】このような処理をすることにより、例え
ば、従来は、図5に示すように、同時に雑音と送信信号
が入ってきたときに、スタートビットと同様のパルス時
間を持つ照明光ノイズである信号P1 を送信信号のスタ
ートビットと誤って検出してしまい、更に、信号P2 ,
信号P3 がデータビットと同様のパルス時間を持った照
明光ノイズである場合には、これらをデータと検出し、
次の正規のスタートビットである信号P4 がデータビッ
トとして検出されないため、この送信信号はキャンセル
されてしまう。しかし、本実施例においては、スタート
ビット時間再検出手段56を設けたことにより、この信
号P4 が再度スタートビットかどうかの判別を行なうこ
とになり、正規の送信信号を誤ってキャンセルしてしま
うことを防ぐことができる。
【0031】なお、本実施例では、受信部2で受信され
たスタートビット部のパルスのLow時間を検出するス
テップS102からなるスタートビットLow時間検出
手段51を使用していないが、本発明を実施する場合に
は、スタートビットLow時間検出手段51を付加する
こともできる。
【0032】〈第三実施例〉 更に、送信信号のビットが照明光雑音によって割れてし
まうことがあり、この場合に正規の送信信号でも雑音と
判別されてしまうことがあるので、これを防止するのが
第三実施例である。図3はこの発明の第三実施例である
空気調和機用遠隔制御装置の信号処理ブロック図であ
る。また、図6は送信信号中の照明光ノイズによるビッ
ト割れ波形図である。そして、図10乃至図11はこの
発明の第三実施例である空気調和機用遠隔制御装置の信
号処理のフローチャートである。なお、図中、第一実施
例及び第二実施例と同一符号及び記号は第一実施例及び
第二実施例の構成部分と同一または相当する構成部分を
示すものであるから、ここでは重複する説明を省略す
る。
【0033】図3において、マイクロコンピュータ4に
示したデータ演算手段57は、データ“0”,“1”判
別手段55によってパルスが“1”または“0”のデー
タビット長のどちらにも相当しないと判別され、かつ、
そのパルスが“0”のデータビット長よりも短い場合
に、次のパルスデータビット長を検出し、この検出した
データビット長とその直後に検出されたパルスのデータ
ビット長とを加算するデータ演算手段である。
【0034】図10乃至図11において、ステップS1
01でHighの信号が到来すると、それが受信部2に
取り込まれ、パルス検出され、ステップS103で受信
部2に入ってきたパルスの全体時間を検出する。そし
て、ステップS104からステップS107で予め定め
られたスタートビット基準値と照合し、正規のスタート
ビットであるかの判別を行なう。ステップS104にお
いてステップS103で検出されたパルスの全体時間
を、予め定められたスタートビット基準値と照合し、正
規のスタートビットであるか否かの判別を行ない、ステ
ップS120でビット割れした回数を計数するカウンタ
Kをクリアしておき、ステップS105でデータビット
検出値の初期化を行ない、ステップS106でそのパル
スの全体時間を検出する。そして、得られた検出値をス
テップS107で予め定められたデータビット基準値と
照合し、正規のデータビットであるか判別を行なう。こ
の判別で正規のデータビットとみなされなかった場合に
は、ステップS121に移し、正規のデータビットとみ
なされた到来信号が“0”のデータ長より短いか判別
し、“0”のデータ長より長いときステップS122で
データ保留フラグを降ろし、正規のデータビットとみな
されなかったから、その処理をステップS104まで戻
し、再度、そのパルスがスタートビットであるか、否か
の判別を行なうようにする。
【0035】正規のデータビットとみなされた到来信号
がステップS121で“0”のデータ長より短いと判別
されたとき、ステップS123で既にデータ保留フラグ
が立っているか判別し、データ保留フラグが立っていな
いとき、ステップS124でデータ保留フラグを立て、
ステップS125でその到来信号を一連のデータとして
順次データ格納すべくデータ格納番地を「1」アップさ
せ、ステップS126でビット割れした回数を計数する
カウンタKに「+1」インクリメントし、ステップS1
06からのルーチンの処理に戻る。
【0036】ステップS123で既にデータ保留フラグ
が立っていると判別したとき、ステップS127で異常
であったデータビットとその直後のデータビットを加算
し、ステップS128でその値が“0”のデータビット
長に相当するか判別する。ステップS128でその値が
“0”のデータビット長に相当するものでないと判別さ
れたとき、ステップS129でその値が“0”のデータ
ビット長よりも長いか判別し、“0”のデータビット長
よりも短いと判別されたとき、複数のビット割れの状態
下にあるから、ステップS130で順次データ格納すべ
くデータ格納番地をその都度「+1」加算し、ステップ
S126に進む。ステップS128で“0”のデータビ
ット長に相当すると判別されたとき、ステップS131
でその到来信号を一連のデータとして順次データ格納す
べくデータ格納番地をビット割れした回数を計数するカ
ウンタKの値だけ減算し、ステップS132でデータ保
留フラグを降ろし、図8に示すステップS111のルー
チンに進む。また、ステップS129で“0”のデータ
ビット長以上と判別されたとき、この信号は空気調和機
を遠隔操作する操作指令信号でないから、ステップS1
33でデータ保留フラグを降ろし、ステップS134で
ビット割れした回数を計数するカウンタKの値をクリア
し、他の処理に入る。
【0037】このように、本実施例の空気調和機用遠隔
制御装置は、空気調和機を遠隔操作する操作指令信号の
送信部1と、前記送信部1より発せられた操作指令信号
を受信する受信部2と、前記受信部2で受信した操作指
令信号を電気的信号に変換する変換回路部3と、前記変
換回路部3で電気的に変換された信号を取り込み空気調
和機全体を制御するマイクロコンピュータ4とを具備
し、しかも、前記マイクロコンピュータ4は、前記受信
部2で受信されたデータビット長が“1”または“0”
のデータビット長のどちらにも相当せず、かつ、“0”
のデータビット長よりも短いときに、続くデータビット
長を検出し、前記データビット長とその後に検出したデ
ータビット長との総和をとり、そのデータビット長が
“0”のデータビット長に相当するか否かを判別するス
テップS121乃至ステップS134からなるデータ演
算手段57を具備するものである。
【0038】即ち、受信部2で受信されたデータビット
のパルスの時間を検出し、前記データビットのパルスの
時間を予め定められたデータビット基準時間と比較し、
前記データビット基準時間内の信号が“0”であるか
“1”であるかを判別し、前記データビット基準時間内
の信号が“0”であるか“1”であるかを判別できない
とき、かつ、そのパルスが予め定められた“0”のデー
タビット長さより短いとき、次のパルスのデータビット
長さを検出し、それを加算して“0”のデータビットか
どうかを判別するものであるから、例えば、ノイズの侵
入等によりデータビット“0”が2つにパルス割れして
も、その2つを1ビットとして処理することで、ノイズ
等によって破壊された操作指令信号でも、それを修復し
て確実に検出することができる。したがって、雑音のた
めに2つ以上に割れてしまったデータビットを合わせて
1つの正規のデータビットと判別するデータ演算手段5
7を設けたものであるから、雑音によってデータパルス
がビット割れしてしまっても、それを正規送信信号とし
て判別可能とすることができる。
【0039】図6に示すように、受信部2に入ってくる
送信信号中に照明光からの雑音によって、正規のデータ
ビットにビット割れが生じる。このビット割れによっ
て、その送信信号全体をすぐにキャンセルしてしまわな
いように、ステップS107によって予め定められたデ
ータビット基準値と照合し、正規のデータビットである
かの判別を行ない、正規のデータビットでないと判別さ
れたときに、ステップS121によってそのパルスのデ
ータビット長が“0”のデータビット長よりも短いかを
判別する。そのパルスのデータビット長が“0”のデー
タビット長よりも長ければ処理をステップS104まで
戻し、再度そのパルスがスタートビットであるか、否か
の判別を行なう。逆に、そのパルスのデータビット長が
“0”のデータビット長よりも短ければ、ステップS1
24でデータ保留フラグを立てる。このデータ保留フラ
グとは、データビットが異常であるため次のパルスを見
ているという印で、正常時には“0”が、異常時には
“1”が立つフラグである。そして、ステップS123
でデータ保留フラグが立っていることを確認した後に、
ステップS127によって異常であったデータビット
と、その直後のデータビットを加算し、ステップS12
8でその値が“0”のデータビット長に相当するかを判
別する。ここで“0”のデータビット長と判別されたな
ら複数のデータビットを合わせてビット割れしていない
状態の1つのデータビット長としての元の処理に戻る。
また、ステップS129で“0”のデータビット長より
も短いと判別されたなら、データ保留フラグを“1”の
ままにして、次のデータビットのパルス全体時間の測定
を行なうために、ステップS126を介してステップS
106に戻り、ステップS106以降の処理を繰り返し
行なう。しかし、ステップS129で“0”のデータビ
ット長よりも長いと判別された場合は、データ保留フラ
グを“1”から“0”に戻し、送信信号でないと判別し
て他の処理を行なう。
【0040】本実施例においては、正規信号を雑音とみ
なしてキャンセルしてしまうことが防止できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1の空気調和機用
遠隔制御装置によれば、空気調和機を遠隔操作する操作
指令信号の送信部から発せられた操作指令信号を受信部
で受信し、操作指令信号を取り込み空気調和機を制御す
る空気調和機用遠隔制御装置において、受信部で受信さ
れたパルス信号の到来でスタートし、操作指令を行うデ
ータビットまでの信号であるスタートビット内の所定パ
ルスの時間を検出し、かつ、前記スタートビットの所定
パルスを含めたスタートビットパルスの全体時間を検出
し、前記スタートビットの所定パルスの時間と前記スタ
ートビットパルス全体時間を予め定められた基準時間と
比較するものである。したがって、例えば、操作指令信
号を受信する前に照明光ノイズが受信部に侵入していた
とき、その照明光ノイズの侵入によって操作指令信号に
類似したパルス幅が発生することになるが、操作指令信
号のスタートビット内の所定パルス時間とスタートビッ
ト全体時間の両方に一致するようなパルス幅となること
は殆ど皆無であるから、スタートビット内の所定パルス
時間とスタートビット全体時間の両方を検出し、それを
基準時間と比較することで、照明光ノイズと操作指令信
号とを確実に分離でき、スタートビットの直前に発生し
た照明光ノイズの侵入によるパルス幅をスタートビット
と誤認して正規のスタートビットが読めず、操作指令信
号が読込めなくなることを防止できる。
【0042】請求項2の空気調和機用遠隔制御装置によ
れば、空気調和機を遠隔操作する操作指令信号の送信部
から発せられた操作指令信号を受信部で受信し、操作指
令信号を取り込み空気調和機を制御する空気調和機用遠
隔制御装置において、受信部で受信されたパルス信号の
到来でスタートし、操作指令を行うデータビットまでの
信号であるとともに複数のパルス状態からなるスタート
ビット時間を検出し、前記パルス時間を予め定められた
基準時間と比較して、スタートビットであるかどうかを
判別するものである。したがって、スタートビット全体
時間のみを検出することで、操作指令信号受信時の信号
検出処理を容易に行うことができ、信号処理するマイク
ロコンピュータの演算負担を軽減できる。
【0043】請求項3においては、更に、データビット
のパルスの時間を検出し、そのデータビットのパルスの
時間を予め定められたデータビット基準時間と比較し、
前記データビット基準時間内の信号が“0”であるか
“1”であるかを判別するものである。請求項1または
請求項2に記載の効果に加えて、スタートビット検出と
共に、複数にまたがり、かつ、1つのビット内に複数の
パルスを持つデータビットの全体時間を検出するように
したことで、照明光ノイズと操作指令信号との分離が確
実に行えると共に、データビットの信号検出処理が容易
に行うことができ、信号を処理するマイクロコンピュー
タの演算負担を軽減できる。
【0044】請求項4においては、更に、データビット
基準時間内の信号が“0”であるか“1”であるかを判
別し、“0”でも“1”でもなくデータビットではない
と判別したとき、再度このパルスを予め定められたスタ
ートビット基準時間と比較するものであるから、請求項
3の効果に加えて、例えば、受信部への照明光ノイズの
侵入によって正規のスタートビットの直前にパルスが発
生したとき、そのパルスを誤ってスタートビットと検出
した場合でも、次の正規のスタートビットをデータビッ
トとして検出を行い“0”でも“1”でもない場合は、
もう一度、スタートビットとしての検出を行うようにし
たため、操作指令信号の直前にノイズが発生しても確実
に操作指令信号を受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第一実施例である空気調和
機用遠隔制御装置の信号処理ブロック図である。
【図2】 図2はこの発明の第二実施例である空気調和
機用遠隔制御装置の信号処理ブロック図である。
【図3】 図3はこの発明の第三実施例である空気調和
機用遠隔制御装置の信号処理ブロック図である。
【図4】 図4は照明光ノイズ及び送信信号の波形図で
ある。
【図5】 図5は照明光ノイズ及び送信信号スタートビ
ットの波形図である。
【図6】 図6は照明光ノイズ及び送信信号スタートビ
ットの波形図である。
【図7】 図7はこの発明の第一実施例である空気調和
機用遠隔制御装置の信号処理のフローチャートの前部で
ある。
【図8】 図8はこの発明の第一実施例である空気調和
機用遠隔制御装置の信号処理のフローチャートの後部で
ある。
【図9】 図9はこの発明の第二実施例である空気調和
機用遠隔制御装置の信号処理のフローチャートである。
【図10】 図10はこの発明の第三実施例である空気
調和機用遠隔制御装置の信号処理のフローチャートの前
部である。
【図11】 図11はこの発明の第三実施例である空気
調和機用遠隔制御装置の信号処理のフローチャートの後
部である。
【図12】 図12は従来の空気調和機用遠隔制御装置
のブロック図である。
【符号の説明】
1 送信部 2 受信部 4 マイクロコンピュータ 51 スタートビットLow時間検出手段 52 スタートビット時間検出手段 53 スタートビット基準値比較手段 54 データビット時間検出手段 55 データ“0”,“1”判別手段 56 スタートビット時間再検出手段 57 データ演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−159497(JP,A) 特開 平2−179096(JP,A) 特開 平1−272398(JP,A) 特開 平3−174899(JP,A) 特開 平1−309448(JP,A) 特開 昭59−147593(JP,A) 実開 平3−65385(JP,U) 実開 昭58−176431(JP,U) 特公 平2−28779(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 F24F 11/02 104

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機を遠隔操作する操作指令信号
    の送信部と、前記送信部より発せられた操作指令信号を
    受信する受信部と、前記受信部で受信した操作指令信号
    を取り込み空気調和機を制御する空気調和機用遠隔制御
    装置において、 前記受信部で受信されたパルス信号の到来でスタート
    し、操作指令を行うデータビットまでのLowまたはH
    ighの信号であるスタートビット内の所定のLowま
    たはHighのパルス時間を検出し、かつ、前記スター
    トビットの所定のLow及びHighのパルスを含めた
    スタートビット全体時間を検出し、前記スタートビット
    の所定のLowまたはHighのパルス時間と前記スタ
    ートビット全体時間を予め定められた基準時間と比較す
    るスタートビット基準値比較手段を具備することを特徴
    とする空気調和機用遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 空気調和機を遠隔操作する操作指令信号
    の送信部と、前記送信部より発せられた操作指令信号を
    受信する受信部と、前記受信部で受信した操作指令信号
    を取り込み空気調和機を制御する空気調和機用遠隔制御
    装置において、 前記受信部で受信されたパルス信号の到来でスタート
    し、操作指令を行うデータビットまでのLowまたはH
    ighの複数のパルスからなる信号のスタートビット時
    間を検出するスタートビット時間検出手段と、前記スタ
    ートビット時間を予め定められた基準時間と比較するス
    タートビット基準値比較手段とを備え、スタートビット
    時間を比較してスタートビットであるかどうかを判別す
    ることを特徴とする空気調和機用遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 更に、データビットのパルス時間を検出
    するデータビット時間検出手段と、前記データビットの
    パルス時間を予め定められたデータビット基準時間と比
    較し、前記データビット基準時間内の信号が“0”であ
    るか“1”であるかを判別するデータ“0”,“1”判
    別手段とを具備することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の空気調和機用遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】 データビット基準時間内の信号が“0”
    であるか“1”であるかを判別するデータ“0”,
    “1”判別手段が、“0”でも“1”でもなくデータビ
    ットではないと判別したとき、再度このパルスを予め定
    められたスタートビット基準時間と比較するスタートビ
    ット時間再検出時間手段を具備することを特徴とする請
    求項3に記載の空気調和機用遠隔制御装置。
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