JP3021965U - 哺乳瓶 - Google Patents
哺乳瓶Info
- Publication number
- JP3021965U JP3021965U JP1995006651U JP665195U JP3021965U JP 3021965 U JP3021965 U JP 3021965U JP 1995006651 U JP1995006651 U JP 1995006651U JP 665195 U JP665195 U JP 665195U JP 3021965 U JP3021965 U JP 3021965U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nipple
- baby bottle
- coupling ring
- head
- rod
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 幼児の使用に便利で、幼児の注意を引くこと
ができる哺乳瓶を提供すること。 【構成】 上部に結合環部20と対向する基部22との
間を複数のグリップ条21で連結した支持体2と、前記
支持体2の結合環部20と基部22との間に支持される
使い捨て可能な容器30と、ニップル14と、前記ニッ
プル14の頭部を露出させるニップル保持具13と、上
縁にフランジを有する離間リング12と、前記離間リン
グ12とニップル保持具13とニップル14とを順次に
収容し、ニップル14の頭部を上方に露出した状態で支
持体2の結合環部20に螺着する蓋10とにより哺乳瓶
を構成する。
ができる哺乳瓶を提供すること。 【構成】 上部に結合環部20と対向する基部22との
間を複数のグリップ条21で連結した支持体2と、前記
支持体2の結合環部20と基部22との間に支持される
使い捨て可能な容器30と、ニップル14と、前記ニッ
プル14の頭部を露出させるニップル保持具13と、上
縁にフランジを有する離間リング12と、前記離間リン
グ12とニップル保持具13とニップル14とを順次に
収容し、ニップル14の頭部を上方に露出した状態で支
持体2の結合環部20に螺着する蓋10とにより哺乳瓶
を構成する。
Description
【0001】
本考案は幼児の使用に衛生的で便利であり、幼児を喜ばせることができる哺乳 瓶に関するものである。
【0002】
従来の哺乳瓶は、ニップルを装着した蓋と、空いた容器との組み合わせにより 構成されている。
【0003】
前記した従来の哺乳瓶にあっては次のような問題点がある。 従来の哺乳瓶は容器の深さが深くしかも口部が小さいために洗浄すること が相当困難であり、しかも綺麗に洗浄しないと細菌が生じて衛生面で好まし くない。 従来の哺乳瓶は幼児が掴む部位がないため、握持力の弱い幼児が哺乳瓶を 落しやすい。 従来の哺乳瓶は密封性が悪く、瓶内のミルクがなくなると幼児が容易に瓶 内の空気を吸い込んでお腹をこわす心配がある。 従来の哺乳瓶は造形が単純なので幼児の注意を引くことができない。 従来の哺乳瓶では幼児にストローの使用を練習させることもできない。
【0004】 本考案は前記した欠点を解消した哺乳瓶を提供することを目的とする。
【0005】
上記の課題を解決するために、本考案は上部に外ネジ山と下部にフランジとを 有する中空状の結合環部と、該結合環部と対向する基部と、前記結合環部と基部 との間に設けられ、それらを連結する複数のグリップ条とからなる支持体と、 上縁にフランジを有し、前記支持体の結合環部と基部との間に支持される使い 捨て可能な容器と、 ニップルと、 外周縁にフランジを有し、前記ニップルの基部をカバーできる凸状部とニップ ルの頭部が通過できる開口とを有するニップル保持具と、 上縁にフランジを有する離間リングと、 内縁に内ネジ山と前記ニップルの頭部が通過できる開口とを有すると共に、前 記離間リングとニップル保持具とニップルとを順次に収容し、ニップルの頭部を 上方に露出し、また、前記支持体の結合環部の外ネジ山に螺着する蓋とからなる 哺乳瓶である。
【0006】 また、本考案の哺乳瓶はさらに蓋の開口から露出したニップルの頭部をカバー するためのカップ体を有してもよい。
【0007】 また、本考案の哺乳瓶は前記グリップ条に幼児の指が掴める複数の凹部を形成 してもよい。
【0008】 また、本考案の哺乳瓶はさらに孔部を有する、前記蓋の内部に装着される基板 と、該基板に固定されて瓶内に延びた杆と、この杆に遊動可能に装着される浮遊 板とを具備し、前記浮遊板は哺乳瓶内で液体の表面に浮遊し、この液体が尽きる と、この浮遊板が前記基板の孔部を封じて、幼児に空いた瓶体内の空気を吸わせ ないようにしてもよい。
【0009】 また、本考案の哺乳瓶は前記結合環部と基部との間に杆が装着してあり、この 杆に複数の球が遊嵌自在に装着してあってもよい。
【0010】 また、前記ニップルは、ニップル保持具の開口に嵌合できる小径部とストロー の貫通できる孔を有するヘッドに取り替えてもよい。
【0011】
【作用】 本考案は、支持体を提供し、この支持体に使い捨ての容器を収容できるので、 使用後にいちいち哺乳瓶を洗う必要がなく、幼児の衛生と健康を確保できる。
【0012】 さらに、本考案はグリップ条を有し、且つこのグリップ条に幼児の掴み用凹部 が形成されている哺乳瓶を提供して、幼児が哺乳瓶を確実に掴んで哺乳瓶を落と すのを回避できる。
【0013】 また、本考案は浮遊板を設けて容器内の例えばミルクが尽きると、この浮遊板 が基板を覆うので、幼児の空気の吸い込み量を大幅に低減でき、幼児の健康を確 保できる。
【0014】 また、本考案は哺乳瓶に杆と、杆に遊動自在に球を設けることにより、この球 の遊動などで、幼児の注意を引くことができるので、幼児の飲食欲を引き起こす ことができる。
【0015】 また、本考案は、ニップル保持具の開口に嵌合できる小径部とストロー貫通孔 を有するヘッドをニップルと取り替えることで、幼児にストローの練習を使用さ せることができる。
【0016】
【実施例1】 以下、図面に基づき本考案の好適な実施例を説明する。 図1は本考案の組合式哺乳瓶の分解斜視図であり、図2は本考案の哺乳瓶の断 面図であり、図3は本考案の哺乳瓶の斜視図である。
【0017】 本考案の哺乳瓶は、主に支持体2と、容器30と、ニップル14と、ニップル 保持具13と、離間リング12と、蓋10と、カップ体15とを包含する。 図1と図2に示すように支持体20は、上部に外ネジ山201と下部にフラン ジ202とを有する結合環部20と、容器30の底の凹部を嵌合するための突起 部222を有する基部22と、一端が前記結合環部20に取り付けられ、一端が 前記基部22に取り付けられたグリップ条21とからなる。 このグリップ条21には幼児の指の掴みに適した凹部211を形成している。 容器30は上縁にフランジ31を形成している。 ニップル保持具13には、フランジ131と、ニップル14をカバーするため の凸状部132とを形成していると共に、この凸状部132には前記ニップル1 4を挿通できる開口133を形成している。 離間リング12の上縁にはフランジを形成している。 蓋10の内側には所定の高さまでの内ネジ山11を形成している。 前記カップ体15は蓋10から露出したニップル14の頭部を被覆可能な形状 をしている。
【0018】 つぎに哺乳瓶の組立方法について説明すると、図2に示すように、まず容器3 0の下部の凹部302を基部22の突起部222に嵌合して、容器30を基部2 2に載置する。離間リング12のフランジを蓋10の内ネジ山11の上方にある 凹部102に嵌合する。 さらに蓋10の上縁部101に前記ニップル保持具13のフランジ131を押 圧して、蓋10の開口からニップル保持具13を露出させると共に、ニップル1 4の小径部141を前記ニップル保持具13の開口に装着して、ニップル14を ニップル保持具13の開口より露出させる。 支持体2の結合環部20の上縁と前記ニップル保持具13のフランジ131と 離間リング12との間に画成された空間で容器30のフランジ31が挟持される ように、蓋10の内ネジ山11を結合環部20の外ネジ山201に螺着すること により、図3に示す哺乳瓶の組立体が完成する。尚、着脱可能なカップ体15は 蓋10の上方に設けられる。また哺乳瓶を解体する場合は、既述した組み立ての 逆の操作を行えば良い。
【0019】
【実施例2】 図4は本考案の哺乳瓶に浮遊板42の装置を取り付ける他の実施例を示す。 本実施例は、蓋10の内側に孔部45を形成した基板40を追加して設けると 共に、基板40の中心に杆41の上端部を貫挿し、杆41の上端部のネジ山41 2にナット43を螺着して杆41を基板40に固着する。 杆体41に浮遊板42を遊動自在に取り付け、杆体41の下端部に形成したス トッパー411で浮遊板42の抜け出しを阻止する。
【0020】 通常、幼児は哺乳瓶を逆さに向けてミルク等の液体を吸うので、前記浮遊板4 2が哺乳瓶の内部の液体の表面、つまり瓶の底部側に浮遊する。 浮遊板42の浮遊位置は瓶内の液量の減少にしたがって降下し、液体が飲み尽 くされ前記浮遊板42が最下位まで降下すると、浮遊板42が前記基板40の孔 部45を封鎖する。その結果、幼児がそれ以上吸っても哺乳内の空気は吸えなく なる。
【0021】
【実施例3】 図5はニップル14をヘッド50に取り替え可能にした他の実施例を示す。 ヘッド50はニップル保持具13の開口に嵌合可能な小径部501と、ストロ ー51の貫通できる貫通孔とを有する。 本実施例にあっては、ニップル14をヘッド50と取り替えるだけの操作で、 幼児にストローの使用を練習させることができる利点がある。
【0022】
【実施例4】 図6は哺乳瓶に玩具機能を付加した他の実施例を示す。 杆62は上部に突粒621を形成し、下部にネジ山を刻設していて、この杆6 2を支持体2の結合環部20と底盤22の間又は有孔構造の板体16と底盤22 の間に貫挿し、杆62の突粒621を結合環部20の上面又は板体16に当接さ せると共に、底盤22に貫挿させた杆62の下部にナット64を螺着して、結合 環部20又は板体16と底盤22の間に1本又は複数本の杆62を取り付ける。 この杆62に複数の球63を遊動自在に外嵌する。球63は杆62を中心とし た回転や杆62に沿った移動が可能であり、哺乳瓶に玩具性が付与される。 尚、本実施例は基本的に容器30(図示せず)を具備するが、容器30を省略 して幼児の玩具に供することも可能である。
【0023】
以上説明した通り、本考案によれば支持体2に容器30を取り替えることがで きるので、容器の洗浄を不要とし、哺乳瓶の衛生を確保できる。さらに本考案は グリップ条を設けているので、哺乳瓶が掴みやすくなる。また、本考案は浮遊板 が設けてあるので、空いた哺乳瓶内の空気を幼児に吸い込ませないようにするこ とができ、幼児の健康を確保できる。また、本考案はニップルをヘッドに取り替 えることにより、幼児にストローの使用を練習させることができる。また、本考 案は瓶に球が上下動する玩具が設けてあるので、幼児を喜ばせることができ、幼 児の飲食欲を引き起こすことができる。
【図1】本考案の実施例1に係る哺乳瓶の構成の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】本考案の哺乳瓶の正面の断面図である。
【図3】本考案の哺乳瓶の斜視図である。
【図4】本考案の実施例2に係る哺乳瓶の正面断面図で
ある。
ある。
【図5】本考案の実施例3に係る哺乳瓶の他の正面断面
図である。
図である。
【図6】本考案の実施例4に係る哺乳瓶の正面断面図で
ある。
ある。
2 支持体 10 蓋 101 蓋の上縁 11 蓋の内縁のネジ山 12 離間リング 13 ニップル保持具 131 フランジ 132 凸状部 133 開口 14 ニップル 141 ニップルの小径部 15 カップ体 20 結合環部 201 ネジ山 202 フランジ 21 グリップ条 211 凹部 22 基部 30 容器 31 フランジ 40 基板 41 杆 411 ストッパー 412 ネジ山 42 浮遊板 43 ナット 50 取り替えヘッド 51 小径部 621 突粒 62 杆 63 球 64 ナット
Claims (6)
- 【請求項1】 上部に外ネジ山と下部にフランジとを有
する中空状の結合環部と、該結合環部とを対向する基部
と、前記結合環部と基部との間に設けられ、それらを連
結する複数のグリップ条とからなる支持体と、 上縁にフランジを有し、前記支持体の結合環部と基部と
の間に支持される使い捨て可能な容器と、 ニップルと、 外周縁にフランジを有し、前記ニップルの基部をカバー
できる凸状部とニップルの頭部が通過できる開口とを有
するニップル保持具と、 上縁にフランジを有する離間リングと、 内縁に内ネジ山と前記ニップルの頭部が通過できる開口
とを有すると共に、前記離間リングとニップル保持具と
ニップルとを順次に収容し、ニップルの頭部を上方に露
出し、また、前記支持体の結合環部の外ネジ山に螺着す
る蓋とからなる哺乳瓶。 - 【請求項2】 前記蓋の開口から露出したニップルの頭
部をカバーするためのカップ体を装備する請求項1に記
載の哺乳瓶。 - 【請求項3】 前記グリップ条に幼児の指が掴める複数
の凹部を形成する請求項1又は2に記載の哺乳瓶。 - 【請求項4】 孔部を有する、前記蓋の内部に装着され
た基板と、該基板に固定されて瓶内に延びた杆と、該杆
に遊動可能な浮遊板とを具備し、前記浮遊板は哺乳瓶内
で液体の表面に浮遊し、該液体が尽きると、該浮遊板が
前記基板の孔部を封じて、幼児に空いた瓶体内の空気を
吸わせないようにする請求項1,2又は3のいずれかに
記載の哺乳瓶。 - 【請求項5】 前記結合環部と基部との間に杆が装着し
てあり、該杆に複数の球が遊動自在に装着してあること
を特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の哺乳瓶。 - 【請求項6】 前記ニップルは、ニップル保持具の開口
に嵌合できる小径部とストローの貫通できる孔を有する
ヘッドに取り替えられ、幼児にストローの使用を練習さ
せることができる請求項1に記載の哺乳瓶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995006651U JP3021965U (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 哺乳瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995006651U JP3021965U (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 哺乳瓶 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3021965U true JP3021965U (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=43157287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995006651U Expired - Lifetime JP3021965U (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 哺乳瓶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021965U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021106646A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 株式会社電通グループ | 哺乳装置及び哺乳器 |
-
1995
- 1995-06-08 JP JP1995006651U patent/JP3021965U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021106646A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 株式会社電通グループ | 哺乳装置及び哺乳器 |
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