JP3021961B2 - 冷凍機用圧縮機の防音構造 - Google Patents
冷凍機用圧縮機の防音構造Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍機用圧縮機から発
生される騒音を防止するための防音構造に関する。
生される騒音を防止するための防音構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から冷凍機用圧縮機から発生する騒
音を防止するため、図１０図示のような防音構造が用い
られている。すなわち、圧縮機１の下部には潤滑油貯留
部２が設けられており、この潤滑油貯留部２を含む外周
面の全体を防音層３によって覆っている。圧縮機１から
吐出する冷媒を導くための吐出管は、吐出管接続部４に
接続される。圧縮機を駆動するための電力は、ターミナ
ルカバー５内の端子を介して供給される。圧縮機１に冷
媒を供給するための吸入管は、吸入管接続部６に接続さ
れる。このような先行技術は、たとえば実開平２−１６
９３２号公報や実開平２−１４０２４３号公報などで開
示されている。
音を防止するため、図１０図示のような防音構造が用い
られている。すなわち、圧縮機１の下部には潤滑油貯留
部２が設けられており、この潤滑油貯留部２を含む外周
面の全体を防音層３によって覆っている。圧縮機１から
吐出する冷媒を導くための吐出管は、吐出管接続部４に
接続される。圧縮機を駆動するための電力は、ターミナ
ルカバー５内の端子を介して供給される。圧縮機１に冷
媒を供給するための吸入管は、吸入管接続部６に接続さ
れる。このような先行技術は、たとえば実開平２−１６
９３２号公報や実開平２−１４０２４３号公報などで開
示されている。
【０００３】冷凍機用圧縮機は、冷凍サイクルなどを実
現するために運転され、冷媒を循環させる。近年、空調
機を含めた冷凍機は、一般の人の生活空間の中に多く入
り込んでいる。このため、冷凍機用圧縮機の運転中に発
生する騒音などは極力減少させて、冷凍機が設置される
環境の許容騒音以下になるようにしなければならない。
騒音の発生が原理的に少ないのは、ロータリ式やスクロ
ール式などの回転圧縮機である。図１０図示の防音層３
は、圧縮機１からの騒音をさらに減少させるために使用
される。
現するために運転され、冷媒を循環させる。近年、空調
機を含めた冷凍機は、一般の人の生活空間の中に多く入
り込んでいる。このため、冷凍機用圧縮機の運転中に発
生する騒音などは極力減少させて、冷凍機が設置される
環境の許容騒音以下になるようにしなければならない。
騒音の発生が原理的に少ないのは、ロータリ式やスクロ
ール式などの回転圧縮機である。図１０図示の防音層３
は、圧縮機１からの騒音をさらに減少させるために使用
される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来からの冷凍機用圧
縮機の防音構造においては、図１０に示すように防音層
３で圧縮機１を全て覆う。圧縮機１内には圧縮機構や駆
動用モータが収納され、その下方に潤滑油貯留部２が設
けられている。防音層３で圧縮機１の全体を覆うと、発
生する騒音が減衰されて防音効果はあるけれども、潤滑
油貯留部２から発生する熱がこもって油温が上昇する。
潤滑油貯留部２で油温が上昇すると、潤滑油の粘性係数
が低下する。
縮機の防音構造においては、図１０に示すように防音層
３で圧縮機１を全て覆う。圧縮機１内には圧縮機構や駆
動用モータが収納され、その下方に潤滑油貯留部２が設
けられている。防音層３で圧縮機１の全体を覆うと、発
生する騒音が減衰されて防音効果はあるけれども、潤滑
油貯留部２から発生する熱がこもって油温が上昇する。
潤滑油貯留部２で油温が上昇すると、潤滑油の粘性係数
が低下する。
【０００５】圧縮機１がたとえばスクロール型圧縮機で
あるときは、圧縮機構の渦巻部では潤滑油のシール作用
が潤滑油の粘性係数の低下によって損なわれ、圧縮機１
としての能力がダウンする。さらに、渦巻部の固定スク
ロールと旋回スクロールとの接触状態が、潤滑油の油膜
を介する接触ではなく、金属接触となって、騒音の発生
量が多くなり、摩擦熱による温度上昇から焼損に至るお
それもある。
あるときは、圧縮機構の渦巻部では潤滑油のシール作用
が潤滑油の粘性係数の低下によって損なわれ、圧縮機１
としての能力がダウンする。さらに、渦巻部の固定スク
ロールと旋回スクロールとの接触状態が、潤滑油の油膜
を介する接触ではなく、金属接触となって、騒音の発生
量が多くなり、摩擦熱による温度上昇から焼損に至るお
それもある。
【０００６】本発明の目的は、潤滑油の油温の上昇を防
止することができる冷凍機用圧縮機の防音構造を提供す
ることである。
止することができる冷凍機用圧縮機の防音構造を提供す
ることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機１１の
ケーシング１６の下方に潤滑油貯留部１２が設けられる
冷凍機用圧縮機の防音構造において、ケーシング１６の
底面と、ケーシング１６の側面であって潤滑油貯留部１
２の高さに相当する高さよりも高い位置から下方の部分
を除くケーシング１６の外周面１６ａを覆うように防音
層１３を設けることを特徴とする冷凍機用圧縮機の防音
構造である。
ケーシング１６の下方に潤滑油貯留部１２が設けられる
冷凍機用圧縮機の防音構造において、ケーシング１６の
底面と、ケーシング１６の側面であって潤滑油貯留部１
２の高さに相当する高さよりも高い位置から下方の部分
を除くケーシング１６の外周面１６ａを覆うように防音
層１３を設けることを特徴とする冷凍機用圧縮機の防音
構造である。
【０００８】また本発明は、前記防音層１３は前記外周
面１６ａに巻き付けられることを特徴とする。
面１６ａに巻き付けられることを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明に従えば、圧縮機１１のケーシング１６
の下方に潤滑油貯留部１２が設けられる。防音層１３
は、ケーシング１６の底面と、ケーシング１６の側面の
うち潤滑油貯留部１２の高さに相当する高さよりも高い
位置から下方の部分を除くケーシング１６の外周面１６
ａを覆うように設けられる。潤滑油貯留部１２が設けら
れる部分の外周面１６ａには防音層１３がないので、潤
滑油貯留部１２の熱がこもることはなく、貯留されてい
る潤滑油の油温の上昇を防止することができる。
の下方に潤滑油貯留部１２が設けられる。防音層１３
は、ケーシング１６の底面と、ケーシング１６の側面の
うち潤滑油貯留部１２の高さに相当する高さよりも高い
位置から下方の部分を除くケーシング１６の外周面１６
ａを覆うように設けられる。潤滑油貯留部１２が設けら
れる部分の外周面１６ａには防音層１３がないので、潤
滑油貯留部１２の熱がこもることはなく、貯留されてい
る潤滑油の油温の上昇を防止することができる。
【００１０】また本発明に従えば、防音層１３は外周面
１６ａに巻き付けられるので、圧縮機１１へ容易に取付
けることができる。特に、既存の冷凍機用圧縮機にも取
付けることが容易であり、潤滑油の油温上昇を伴わずに
騒音防止を図ることができる。
１６ａに巻き付けられるので、圧縮機１１へ容易に取付
けることができる。特に、既存の冷凍機用圧縮機にも取
付けることが容易であり、潤滑油の油温上昇を伴わずに
騒音防止を図ることができる。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明の一実施例による冷凍機用圧
縮機の防音構造を示す。スクロール型圧縮機１１の下方
には、潤滑油貯留部１２が設けられる。潤滑油貯留部１
２の上方には、防音層１３によって覆われる。スクロー
ル型圧縮機１１の上部には、固定スクロールと旋回スク
ロールとで形成される渦巻部によって冷媒の圧縮を行う
圧縮機構１４が設けられる。圧縮機構１４は、駆動用モ
ータ１５によって回転駆動される。圧縮機構１４、駆動
用モータ１５および潤滑油貯留部１２は、全密閉型のケ
ーシング１６に内臓される。防音層１３は、ケーシング
１６の潤滑油貯留部１２が設けられている部分を除く外
周面１６ａを覆う。潤滑油貯留部１２の上限は、油面最
高位置２０となるので、防音層１３は油面最高位置２０
よりも上部を覆う。
縮機の防音構造を示す。スクロール型圧縮機１１の下方
には、潤滑油貯留部１２が設けられる。潤滑油貯留部１
２の上方には、防音層１３によって覆われる。スクロー
ル型圧縮機１１の上部には、固定スクロールと旋回スク
ロールとで形成される渦巻部によって冷媒の圧縮を行う
圧縮機構１４が設けられる。圧縮機構１４は、駆動用モ
ータ１５によって回転駆動される。圧縮機構１４、駆動
用モータ１５および潤滑油貯留部１２は、全密閉型のケ
ーシング１６に内臓される。防音層１３は、ケーシング
１６の潤滑油貯留部１２が設けられている部分を除く外
周面１６ａを覆う。潤滑油貯留部１２の上限は、油面最
高位置２０となるので、防音層１３は油面最高位置２０
よりも上部を覆う。
【００１２】ケーシング１６は、上蓋２１、本体２２お
よび底蓋２３によって構成される。底蓋２３には取付部
材２４が固定され、スクロール型圧縮機２１を冷凍機内
に取付けるために用いられる。ケーシング１６の外周面
１６ａには、駆動用モータ１５に電力を供給するための
端子を覆うターミナルカバー２５が取付けられる。スク
ロール型圧縮機１１に冷媒を導く吸入管は、吸入管接続
部２６に接続される。圧縮機構１４内に冷媒をインジェ
クションするためのインジェクション管は、インジェク
ション管接続部２７に接続される。スクロール型圧縮機
１１から吐出される冷媒を導く吐出管は吐出管接続部２
８に接続される。外周面１６ａにはさらに、機種名など
が表示される銘板２９および端子位置などが支持される
銘板３０が貼り付けられる。
よび底蓋２３によって構成される。底蓋２３には取付部
材２４が固定され、スクロール型圧縮機２１を冷凍機内
に取付けるために用いられる。ケーシング１６の外周面
１６ａには、駆動用モータ１５に電力を供給するための
端子を覆うターミナルカバー２５が取付けられる。スク
ロール型圧縮機１１に冷媒を導く吸入管は、吸入管接続
部２６に接続される。圧縮機構１４内に冷媒をインジェ
クションするためのインジェクション管は、インジェク
ション管接続部２７に接続される。スクロール型圧縮機
１１から吐出される冷媒を導く吐出管は吐出管接続部２
８に接続される。外周面１６ａにはさらに、機種名など
が表示される銘板２９および端子位置などが支持される
銘板３０が貼り付けられる。
【００１３】図２および図３は、スクロール型圧縮機１
１の正面図および平面図をそれぞれ示す。図１は、大略
的に図３図示の切断面線Ｉ−Ｉから見た断面図に相当す
る。図１と図２および図３との間で、対応する部分には
同一の参照符を付す。
１の正面図および平面図をそれぞれ示す。図１は、大略
的に図３図示の切断面線Ｉ−Ｉから見た断面図に相当す
る。図１と図２および図３との間で、対応する部分には
同一の参照符を付す。
【００１４】図４および図５は、図１図示の防音層１３
を構成し、特に本体２２の部分を覆う防音カバー３１の
平面図および側面図をそれぞれ示す。防音カバー３１
は、本体２２に巻き付けて用いられる。吐出管用孔３２
は、吐出管接続部２８が防音カバー３１を貫通するよう
に設けられる。吐出管用スリット３３は、防音カバー３
１を本体２２に巻き付けるときに、吐出管接続部２８を
吐出管用孔３２まで案内する。同様に、インジェクショ
ン管用孔３４およびインジェクション管用スリット３５
が、インジェクション管接続部２７を防音カバー３１に
貫通させるために設けられている。吸入管用孔３６およ
び吸入管用スリット３７は、吸入管接続部２６を防音カ
バー３１に貫通させるために設けられている。インジェ
クション管用切欠き３８は、防音カバー３１を本体２２
に巻き付けたときに、インジェクション管接続部２７に
当たる部分に設けられる。
を構成し、特に本体２２の部分を覆う防音カバー３１の
平面図および側面図をそれぞれ示す。防音カバー３１
は、本体２２に巻き付けて用いられる。吐出管用孔３２
は、吐出管接続部２８が防音カバー３１を貫通するよう
に設けられる。吐出管用スリット３３は、防音カバー３
１を本体２２に巻き付けるときに、吐出管接続部２８を
吐出管用孔３２まで案内する。同様に、インジェクショ
ン管用孔３４およびインジェクション管用スリット３５
が、インジェクション管接続部２７を防音カバー３１に
貫通させるために設けられている。吸入管用孔３６およ
び吸入管用スリット３７は、吸入管接続部２６を防音カ
バー３１に貫通させるために設けられている。インジェ
クション管用切欠き３８は、防音カバー３１を本体２２
に巻き付けたときに、インジェクション管接続部２７に
当たる部分に設けられる。
【００１５】防音カバー３１を本体２２に巻き付けた後
の固定は、締付具４１と締付具４２とを締付用ひも４３
で結び、締付具４４と締付具４５とを締付用ひも４６に
よって結んで行う。このような締付具４１，４２；４
４，４５は、中央の軸によって防音カバー３１の表面か
ら数ｍｍだけ突出した円盤状であり、締付用ひも４３，
４６を軸の部分に巻き付けて固定する。締付用ひも４
３，４６は、心線の径が０．９ｍｍの銅線であるビニル
銅バインド線を用いる。締付具４７，４８は、上方を覆
う防音層を固定するために設けられる。このような防音
カバー３１は、図５図示のような断面構造を有する。す
なわち比較的薄いＳＶシートと、比較的厚いグラスウー
ルとが積層される。ＳＶシート５１は、ナイロンなどの
合成樹脂製の薄膜であり、防音カバー３１に必要な強度
を与える。グラスウール５２は、騒音の音響エネルギー
を吸収して遮音する。
の固定は、締付具４１と締付具４２とを締付用ひも４３
で結び、締付具４４と締付具４５とを締付用ひも４６に
よって結んで行う。このような締付具４１，４２；４
４，４５は、中央の軸によって防音カバー３１の表面か
ら数ｍｍだけ突出した円盤状であり、締付用ひも４３，
４６を軸の部分に巻き付けて固定する。締付用ひも４
３，４６は、心線の径が０．９ｍｍの銅線であるビニル
銅バインド線を用いる。締付具４７，４８は、上方を覆
う防音層を固定するために設けられる。このような防音
カバー３１は、図５図示のような断面構造を有する。す
なわち比較的薄いＳＶシートと、比較的厚いグラスウー
ルとが積層される。ＳＶシート５１は、ナイロンなどの
合成樹脂製の薄膜であり、防音カバー３１に必要な強度
を与える。グラスウール５２は、騒音の音響エネルギー
を吸収して遮音する。
【００１６】図６および図７は、図４および図５図示の
防音カバー３１の上側に設ける上部防音材６１の平面図
および側面図をそれぞれ示す。上部防音材６１は円盤状
であり、その断面構造は、ＳＶシート６２およびグラス
ウール６３から構成され、図５図示の防音カバー３１の
断面構造と同様である。
防音カバー３１の上側に設ける上部防音材６１の平面図
および側面図をそれぞれ示す。上部防音材６１は円盤状
であり、その断面構造は、ＳＶシート６２およびグラス
ウール６３から構成され、図５図示の防音カバー３１の
断面構造と同様である。
【００１７】図８は、図１図示のスクロール型圧縮機１
１の上部付近の詳しい構造を示す。防音カバー３１の上
部には上部防音材６１が載置され、その上側を上部カバ
ー７０が覆う。上部カバー７０には、締付具７１および
締付用ひも７２が設けられ、防音カバー３１側の締付具
４０との間で固定する。同様に締付具７３と締付用ひも
７４を用いて、締付具４８との間で固定する。
１の上部付近の詳しい構造を示す。防音カバー３１の上
部には上部防音材６１が載置され、その上側を上部カバ
ー７０が覆う。上部カバー７０には、締付具７１および
締付用ひも７２が設けられ、防音カバー３１側の締付具
４０との間で固定する。同様に締付具７３と締付用ひも
７４を用いて、締付具４８との間で固定する。
【００１８】以上のように本実施例によれば、スクロー
ル型圧縮機１１の潤滑油貯留部１２の液面最高位置２０
よりも上方を防音層１３によって覆うようにしたので、
潤滑油貯留部１２の熱がこもらず、潤滑油の油温の上昇
を防止することができる。なお、本実施例ではスクロー
ル型圧縮機１１に対する防音構造について説明している
けれども、ロータリ型圧縮機など他の構造の圧縮機であ
ってもよいことは勿論である。また、防音層１３を防音
カバー３１、上部防音材６１および上部カバー７０に分
割して構成するようにしているけれども、一体で構成す
るようにしてもよいことは勿論である。
ル型圧縮機１１の潤滑油貯留部１２の液面最高位置２０
よりも上方を防音層１３によって覆うようにしたので、
潤滑油貯留部１２の熱がこもらず、潤滑油の油温の上昇
を防止することができる。なお、本実施例ではスクロー
ル型圧縮機１１に対する防音構造について説明している
けれども、ロータリ型圧縮機など他の構造の圧縮機であ
ってもよいことは勿論である。また、防音層１３を防音
カバー３１、上部防音材６１および上部カバー７０に分
割して構成するようにしているけれども、一体で構成す
るようにしてもよいことは勿論である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、冷凍機用
圧縮機１１のケーシング１６の下方に設けられる潤滑油
貯留部１２からの熱をこもらせないで、圧縮機１１から
発生する騒音を防止することができる。このため、潤滑
油の油温の上昇を防止することができ、圧縮機構のシー
ル性の低下による能力ダウンや、圧縮機構や駆動用モー
タなどへの潤滑不足による焼損を防止することができ
る。
圧縮機１１のケーシング１６の下方に設けられる潤滑油
貯留部１２からの熱をこもらせないで、圧縮機１１から
発生する騒音を防止することができる。このため、潤滑
油の油温の上昇を防止することができ、圧縮機構のシー
ル性の低下による能力ダウンや、圧縮機構や駆動用モー
タなどへの潤滑不足による焼損を防止することができ
る。
【００２０】また本発明によれば、防音層１３は外周面
１６ａに巻き付けられるので、圧縮機１１に対する防音
構造を容易に実現することができる。さらに、既存の冷
凍機用圧縮機に対しても、潤滑油の油温上昇を伴わない
防音構造を容易に実現することができる。
１６ａに巻き付けられるので、圧縮機１１に対する防音
構造を容易に実現することができる。さらに、既存の冷
凍機用圧縮機に対しても、潤滑油の油温上昇を伴わない
防音構造を容易に実現することができる。
【図１】本発明の一実施例の概略的な断面図である。
【図２】図１図示のスクロール型圧縮機１１の正面図で
ある。
ある。
【図３】図１図示のスクロール型圧縮機１１の平面図で
ある。
ある。
【図４】図１図示の防音層１３を構成する防音カバー３
１の平面図である。
１の平面図である。
【図５】図４図示の防音カバー３１の側面図である。
【図６】図１図示の防音層１３を構成する上部防音材６
１の平面図である。
１の平面図である。
【図７】図６図示の上部防音材６１の側面図である。
【図８】図１図示のスクロール型圧縮機１１の上部付近
の断面図である。
の断面図である。
【図９】図１図示の実施例の概略的な側面図である。
【図１０】従来からの防音構造を示す概略的な側面図で
ある。
ある。
１１ スクロール型圧縮機 １２ 潤滑油貯留部 １３ 防音層 １４ 圧縮機構 １５ 駆動用モータ １６ ケーシング １６ａ 外周面 ２０ 油面最高位置 ２２ 本体 ２５ ターミナルカバー ２６ 吸入管接続部 ２８ 吐出管接続部 ３１ 防音カバー ６１ 上部防音材 ７０ 上部カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F04B 39/00 101 F04B 39/02
Claims (2)
- 【請求項１】 圧縮機１１のケーシング１６の下方に潤
滑油貯留部１２が設けられる冷凍機用圧縮機の防音構造
において、 ケーシング１６の底面と、ケーシング１６の側面であっ
て潤滑油貯留部１２の高さに相当する高さよりも高い位
置から下方の部分を除くケーシング１６の外周面１６ａ
を覆うように防音層１３を設けることを特徴とする冷凍
機用圧縮機の防音構造。 - 【請求項２】 前記防音層１３は前記外周面１６ａに巻
き付けられることを特徴とする請求項１記載の冷凍機用
圧縮機の防音構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4130735A JP3021961B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 冷凍機用圧縮機の防音構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4130735A JP3021961B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 冷凍機用圧縮機の防音構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321839A JPH05321839A (ja) | 1993-12-07 |
| JP3021961B2 true JP3021961B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=15041377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4130735A Expired - Fee Related JP3021961B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 冷凍機用圧縮機の防音構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3021961B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006120879A1 (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Sanden Corporation | 密閉型流体機械 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001108350A (ja) * | 1999-10-01 | 2001-04-20 | Matsushita Refrig Co Ltd | 圧縮機及びこの圧縮機を備えた冷蔵庫 |
| KR100414121B1 (ko) * | 2001-12-22 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 압축기용 소음저감케이스 |
| JP4803126B2 (ja) * | 2007-01-24 | 2011-10-26 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機用防音材 |
| JP5536599B2 (ja) * | 2010-09-24 | 2014-07-02 | シャープ株式会社 | 電動送風機の防音構造及び電気掃除機 |
| JP2023131370A (ja) | 2022-03-09 | 2023-09-22 | 株式会社豊田自動織機 | 電動圧縮機 |
| JP2023149020A (ja) | 2022-03-30 | 2023-10-13 | 株式会社豊田自動織機 | 電動圧縮機 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4130735A patent/JP3021961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006120879A1 (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Sanden Corporation | 密閉型流体機械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05321839A (ja) | 1993-12-07 |
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