JP3021903B2 - 車両用計器 - Google Patents
車両用計器Info
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- JP3021903B2 JP3021903B2 JP4006388A JP638892A JP3021903B2 JP 3021903 B2 JP3021903 B2 JP 3021903B2 JP 4006388 A JP4006388 A JP 4006388A JP 638892 A JP638892 A JP 638892A JP 3021903 B2 JP3021903 B2 JP 3021903B2
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- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
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Landscapes
- Indicating Measured Values (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン回転数、時
刻、水温等の情報を蛍光表示管や液晶等を用いて表示す
る車両用計器に関する。
刻、水温等の情報を蛍光表示管や液晶等を用いて表示す
る車両用計器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、蛍光表示管（以下ＶＦＤと呼
ぶ）を使用した車両用計器では、ＶＦＤの前にフィルタ
が配置されており、そのフィルタおよびＶＦＤは、運転
者の顔等が写らないように、視線に対して角度を付けて
配置されている。
ぶ）を使用した車両用計器では、ＶＦＤの前にフィルタ
が配置されており、そのフィルタおよびＶＦＤは、運転
者の顔等が写らないように、視線に対して角度を付けて
配置されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、運転者が実
際にＶＦＤの表示を見る場合には、ＶＦＤのガラス板、
フィルタ、および計器のフロントカバーを通して見るこ
とになるため、ＶＦＤ表示の近くにＶＦＤのガラス面お
よびフィルタ面に反射した虚像が生じて、表示が二重に
なって見えるという課題を有していた。
際にＶＦＤの表示を見る場合には、ＶＦＤのガラス板、
フィルタ、および計器のフロントカバーを通して見るこ
とになるため、ＶＦＤ表示の近くにＶＦＤのガラス面お
よびフィルタ面に反射した虚像が生じて、表示が二重に
なって見えるという課題を有していた。
【０００４】本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、その目的は、二重像を防止した車両用計器の提供
にある。
ので、その目的は、二重像を防止した車両用計器の提供
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、蛍光表示管または液晶等を用いて各種情
報を表示する表示器を備えるとともに、この表示器の前
にフィルタを配し、前記表示器の各種情報を前記フィル
タを通して表示する車両用計器において、前記表示器
は、運転者の顔が前記表示器に写らないように、運転者
の視線に対し角度を付けて取り付けられており、且つ前
記表示器の表示が前記フィルタに反射して生じる虚像を
運転者の可視範囲外に結像させるように、前記表示器に
対する前記フィルタの取付け角度を設定したことを技術
的手段とする。
成するために、蛍光表示管または液晶等を用いて各種情
報を表示する表示器を備えるとともに、この表示器の前
にフィルタを配し、前記表示器の各種情報を前記フィル
タを通して表示する車両用計器において、前記表示器
は、運転者の顔が前記表示器に写らないように、運転者
の視線に対し角度を付けて取り付けられており、且つ前
記表示器の表示が前記フィルタに反射して生じる虚像を
運転者の可視範囲外に結像させるように、前記表示器に
対する前記フィルタの取付け角度を設定したことを技術
的手段とする。
【０００６】
【作用】上記構成より成る本発明の車両用計器は、運転
者の顔が表示器に写らないように、運転者の視線に対し
角度を付けて表示器が取り付けられ、且つ表示器の表示
がフィルタに反射して生じる虚像を運転者の可視範囲外
に結像させるように、表示器に対するフィルタの取付け
角度を振ってフィルタの位置が決定される。
者の顔が表示器に写らないように、運転者の視線に対し
角度を付けて表示器が取り付けられ、且つ表示器の表示
がフィルタに反射して生じる虚像を運転者の可視範囲外
に結像させるように、表示器に対するフィルタの取付け
角度を振ってフィルタの位置が決定される。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の車両用計器の一実施例を図１
ないし図３を基に説明する。図１は車両用計器の要部拡
大断面図、図２は車両用計器の断面図である。本実施例
の車両用計器１は、蛍光表示管２ａを用いて時刻をデジ
タル表示する表示器２を備え、その表示器２の前方に
は、蛍光表示管２ａの明るさを調整するとともに、着色
を行なうためのフィルタ３が配されている。表示器２
は、プリント基板４にはんだ付けされて、樹脂製のケー
ス５内に収納されている。このとき表示器２は、蛍光表
示管２ａのガラス面に運転者の顔が写らないように、視
線に対して角度を付けて取付けられている。プリント基
板４は、そのはんだ付け部を保護する樹脂製のカバー６
とともに、ケース５にねじ止めされている。
ないし図３を基に説明する。図１は車両用計器の要部拡
大断面図、図２は車両用計器の断面図である。本実施例
の車両用計器１は、蛍光表示管２ａを用いて時刻をデジ
タル表示する表示器２を備え、その表示器２の前方に
は、蛍光表示管２ａの明るさを調整するとともに、着色
を行なうためのフィルタ３が配されている。表示器２
は、プリント基板４にはんだ付けされて、樹脂製のケー
ス５内に収納されている。このとき表示器２は、蛍光表
示管２ａのガラス面に運転者の顔が写らないように、視
線に対して角度を付けて取付けられている。プリント基
板４は、そのはんだ付け部を保護する樹脂製のカバー６
とともに、ケース５にねじ止めされている。
【０００８】フィルタ３の前には、計器全体の意匠が印
刷された文字板７が配されており、この文字板７には、
表示枠を形成する表示窓７ａが設けられている。文字板
７の前方には、意匠面の保護および埃の浸入を防止する
ためのフロントカバー８が配されている。このフロント
カバー８は、透明スモークアクリル８ａと、その周囲を
形成する黒色ＡＢＳ樹脂８ｂとで構成され、文字板７の
意匠範囲を形成するプレートウィンド９によって支持さ
れている。プレートウィンド９は、黒塗装された樹脂製
で、ケース５との間に文字板７を挟んだ状態で、フロン
トカバー８とともにケース５にねじ止めされている。
刷された文字板７が配されており、この文字板７には、
表示枠を形成する表示窓７ａが設けられている。文字板
７の前方には、意匠面の保護および埃の浸入を防止する
ためのフロントカバー８が配されている。このフロント
カバー８は、透明スモークアクリル８ａと、その周囲を
形成する黒色ＡＢＳ樹脂８ｂとで構成され、文字板７の
意匠範囲を形成するプレートウィンド９によって支持さ
れている。プレートウィンド９は、黒塗装された樹脂製
で、ケース５との間に文字板７を挟んだ状態で、フロン
トカバー８とともにケース５にねじ止めされている。
【０００９】上記のフィルタ３は、ケース５に圧入固定
されているが、表示器２の表示がフィルタ３に反射して
生じる虚像Ｂ（図中破線で示す）を運転者の可視範囲外
に結像させるために、蛍光表示管２ａのガラス面に対し
て所定の角度θを有して固定されている。この結果、運
転者の可視範囲を形成する文字板７の表示窓７ａ内に虚
像Ｂが表れることはなく、図３に示すように、文字板７
の表示窓７ａより外側に結像されることになる。従っ
て、表示器２の表示がフィルタ３に反射して虚像Ｂが生
じても、運転者が実際に虚像Ｂを見ることはなく、表示
窓７ａ内に表示された実像Ａのみを見ることになる。
されているが、表示器２の表示がフィルタ３に反射して
生じる虚像Ｂ（図中破線で示す）を運転者の可視範囲外
に結像させるために、蛍光表示管２ａのガラス面に対し
て所定の角度θを有して固定されている。この結果、運
転者の可視範囲を形成する文字板７の表示窓７ａ内に虚
像Ｂが表れることはなく、図３に示すように、文字板７
の表示窓７ａより外側に結像されることになる。従っ
て、表示器２の表示がフィルタ３に反射して虚像Ｂが生
じても、運転者が実際に虚像Ｂを見ることはなく、表示
窓７ａ内に表示された実像Ａのみを見ることになる。
【００１０】なお、フィルタ３に反射して生じる虚像
を、実像を見る視線上に結像させて、実像と虚像とを一
致させることで二重像を防止することも可能である。と
ころが、この場合には、運転者の目の位置が変わると虚
像の位置も変わるため、実際には、目の位置が一点のみ
で成立することになり、実用的でなく、確実に二重像を
防止することはできない。本実施例では、蛍光表示管２
ａを用いた表示器２を示したが、蛍光表示管２ａに限定
するものでなく、例えば、液晶や発光ダイオード等の表
示手段を用いても良い。
を、実像を見る視線上に結像させて、実像と虚像とを一
致させることで二重像を防止することも可能である。と
ころが、この場合には、運転者の目の位置が変わると虚
像の位置も変わるため、実際には、目の位置が一点のみ
で成立することになり、実用的でなく、確実に二重像を
防止することはできない。本実施例では、蛍光表示管２
ａを用いた表示器２を示したが、蛍光表示管２ａに限定
するものでなく、例えば、液晶や発光ダイオード等の表
示手段を用いても良い。
【００１１】
【発明の効果】本発明の車両用計器は、運転者の視線に
対し角度を付けて表示器を取り付けることにより、運転
者の顔が表示器に写り込むことを防止できる。また、表
示器の表示がフィルタに反射して生じる虚像を運転者の
可視範囲外に結像させることで、表示器の表示が二重に
なって見える二重像を防止することができる。
対し角度を付けて表示器を取り付けることにより、運転
者の顔が表示器に写り込むことを防止できる。また、表
示器の表示がフィルタに反射して生じる虚像を運転者の
可視範囲外に結像させることで、表示器の表示が二重に
なって見える二重像を防止することができる。
【図１】車両用計器の要部拡大断面図である。
【図２】車両用計器の断面図である。
【図３】表示器の表示状態を示す図である。
１ 車両用計器 ２ 表示器 ２ａ蛍光表示管 ３ フィルタ
Claims (1)
- 【請求項１】蛍光表示管または液晶等を用いて各種情報
を表示する表示器を備えるとともに、この表示器の前に
フィルタを配し、前記表示器の各種情報を前記フィルタ
を通して表示する車両用計器において、前記表示器は、運転者の顔が前記表示器に写らないよう
に、運転者の視線に対し角度を付けて取り付けられてお
り、且つ 前記表示器の表示が前記フィルタに反射して生
じる虚像を運転者の可視範囲外に結像させるように、前
記表示器に対する前記フィルタの取付け角度を設定した
ことを特徴とする車両用計器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4006388A JP3021903B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 車両用計器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4006388A JP3021903B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 車両用計器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05193397A JPH05193397A (ja) | 1993-08-03 |
| JP3021903B2 true JP3021903B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=11636997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4006388A Expired - Fee Related JP3021903B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 車両用計器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3021903B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7832903B2 (en) | 2006-11-07 | 2010-11-16 | Universidad Complutense De Madrid | Illumination system fitted with a therapeutic/prophylactic filter for healthy eyes, pseudoaphakic eyes or eyes suffering neurodegeneration |
| US7914177B2 (en) | 2006-11-07 | 2011-03-29 | Universidad Complutense De Madrid | Prophylaxic/therapeutic vehicle filter component for healthy eyes, pseudoaphakic eyes or eyes suffering neurodegeneration |
| CN102632806B (zh) * | 2012-04-27 | 2015-08-19 | 安徽金诚汽车装饰设计开发有限公司 | 一种仪表台表头可调联动机构 |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP4006388A patent/JP3021903B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05193397A (ja) | 1993-08-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
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