JP3021897B2 - 二酸化窒素の過フッ素化炭化水素溶液によるセルロースの酸化方法 - Google Patents
二酸化窒素の過フッ素化炭化水素溶液によるセルロースの酸化方法Info
- Publication number
- JP3021897B2 JP3021897B2 JP3361083A JP36108391A JP3021897B2 JP 3021897 B2 JP3021897 B2 JP 3021897B2 JP 3361083 A JP3361083 A JP 3361083A JP 36108391 A JP36108391 A JP 36108391A JP 3021897 B2 JP3021897 B2 JP 3021897B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cellulose
- nitrogen dioxide
- solvent
- oxidation
- cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M23/00—Treatment of fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, characterised by the process
- D06M23/10—Processes in which the treating agent is dissolved or dispersed in organic solvents; Processes for the recovery of organic solvents thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B15/00—Preparation of other cellulose derivatives or modified cellulose, e.g. complexes
- C08B15/02—Oxycellulose; Hydrocellulose; Cellulosehydrate, e.g. microcrystalline cellulose
- C08B15/04—Carboxycellulose, e.g. prepared by oxidation with nitrogen dioxide
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M11/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising
- D06M11/58—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with nitrogen or compounds thereof, e.g. with nitrides
- D06M11/64—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with nitrogen or compounds thereof, e.g. with nitrides with nitrogen oxides; with oxyacids of nitrogen or their salts
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
窒素の溶液においてセルロースを酸化させるための方法
に関する。
り、そして喫煙製品における煙草の代替物としての用途
を含む様々な用途に関して使用されて来た。体内におい
て可吸収性であると言う事実が酸化セルロースを医療用
の興味ある材科、たとえば縫合糸、止血鉗子および癒着
防止装置の材料とするものである。
素を使用することによってセルロースを酸化し得ること
が知られて来た。酸化セルロースが何等かの明らかに好
ましからざる結果を伴うことなく、ヒトの体液中で可溶
性であり、そして吸収可能であることが発見された後、
酸化セルロースは医療用途に関して関心が持たれて来
た。セルロースの酸化方法および医療用途に関する製品
の使用について初期の仕事はイーストマン・コダックの
W.0.Kenyon他(たとえば、Kenyon他に
対し1947年7月8日に付与された米国特許第2,4
23,707号およびR.H.Hasek他のInd.
&Eng.Chem.、Vol.41、第2頁(194
9年)の「セルロースの酸化」参照)により為された。
これらの初期の酸化方法において、セルロースはガス状
または液状二酸化窒素により、あるいは塩素化炭化水
素、たとえば四塩化炭素中の二酸化窒素溶液によって酸
化された。
月16日に特許された米国特許第3,364,200号
は劣化に対して改良された安定性を有する酸化セルロー
スの調製方法を開示している。それらは非水溶媒、たと
えばフレオン113(CCl2F−CClF2)および
フレオン11(CCl3F)中の二酸化窒素においてセ
ルロースを酸化することを開示している。セルロースの
酸化における二酸化窒素用の溶媒としての塩素化炭化水
素および塩素化フルオロカーボン(CFCs)はまた、
B.G.Yasnitskyの、1982年8月31日
に特許された米国特許第4,347,057号によって
開示された。
M.Pavlyuchenko 他の「四酸化窒素によ
るセルロースの相互作用に関する有機溶媒の性質の影
響」、Zh.Prikl.Khim. Vol.48、
No.8、第1822頁(1975年))は四酸化窒素
によるセルロースの酸化について報告した。より具体的
に、著者等はアルカン、ハロゲン化飽和炭化水素、芳香
族化合物、エーテル、複素環式エーテルおよびシクロヘ
キサンを含む溶媒についてのこの酸化に対する影響を研
究した。それらのデータに基づいてセルロースが最高の
速度で酸化される溶媒を選択し得ることを彼等は主張し
た。彼等は過フッ素化炭化水素溶媒を開示しなかった。
適切な溶媒であることが示されているCFCsはまた、
高所におけるオゾン層の喪失に関連する環境問題を提出
することをも示して来た。CFCsは冷媒、エーロゾル
推進薬および発泡剤ならびに溶媒として広範な用途が達
成された故で、数多くの研究は環境に対する有害な影響
を有していない代替的材料を見出だそうと努めて来た。
の科学者達が、溶媒としてCFCs、特にCFC−11
3を、そして具体的には排出用途において置き換えるた
めの努力について報告した。P.Morrisonおよ
びK.Wolfの「置換分析(Substitutio
n Analysis):溶媒のケーススタディ」、
J.of Haz,Hat.、Vol.10、第189
頁
物も見出だせず、そして純粋なCFC−113の最も有
効な置換物はCFC−113と他の溶媒との単純な組合
わせであった。L.E.Manzerによる批評論文
(「CFC−オゾン号:CFCsに対する代替物の開発
に関する進歩」Science、 Vol.249、第
31頁(1990年)において、CFC−113は溶剤
として説明されており、これに関して「多くの研究が、
受容可能な単一置換物の同定に関心を寄せて来たが、大
きな成功を伴うものではなかった」と述べられている、
第33頁。開示された代替物はCFC−113と2種類
の「候補」ヒドロクロロフルオロカーボン(HCFC
s)とのブレンド/共沸混合物である。
失に関する一般的な論文は日本の文献−K.Fujie
の「クロロフルオロカーボンによるオゾン層の喪失およ
びそれらの置換についての開発」、化学工学Vol.5
3、No.9、第62頁(1989年)中に見られた。
フルオロカーボン(FCs)、ヒドロフルオロカーボン
(HFCs)および(HCFCs)がCFCsの使用可
能な置換物として述べられている。CFC−12の代替
物としてのHFC−134aならびにCFC−11およ
びCFC−12の代替物としてHCFC−123の使用
が開示されているが、CFCsの代替物としてFCsか
ら調製される何等の均等物も開示されていない。
方法はそのセルロースを有効量のパーフルオロカーボン
溶媒中の二酸化窒素溶液と反応させる工程を含んで構成
される。
とえばCFCsの使用を回避し、そしてそれらの代わり
にパーフルオロカーボン(PFCs)を用いるものであ
り、それらは無臭かつ難燃性であり、また低い毒性を有
し、更に水溶性である。それに加えてPFCsはセルロ
ースの一層速い酸化をもたらし、残存二酸化窒素を安全
に中和することを許容する。本明細書および特許請求の
範囲において、「二酸化窒素」はNO2および二量体N
2O4の双方を包含するものと理解されることに注目さ
れたい。
し重大な危険を呈することが一層明白となるにつれて、
それらの数多くの用途においてこれらの物質を置き換え
るという動機が一層強くなる。フレオン113(CCl
2F−CClF2)はCFCであって、セルロースの酸
化に際して二酸化窒素用の溶媒としての利用を含む溶剤
として広範囲に及ぶ使用が判明している。本発明はフレ
オン113(および代替溶媒、たとえば四塩化炭素)を
セルロースの酸化方法においてPFCsによって置換す
るものである。
は、二酸化窒素溶媒としてのPFCの置き換え工程以外
は以前利用されていた方法と略同一である。この初期の
方法はここに参考として引用するものとし、かつ以下に
おいて要約する米国特許第3,364,200号中に可
成り詳細に説明されていた。
そしてこの用語は本明細書および特許請求の範囲におい
て天然に生成されるセルロース物質および再生セルロー
スの両者を包含するものとする。適切なセルロース物質
には綿、澱粉、木材チップ、木材パルプ、セルロースフ
ィルム、メチルセルロース等がある。数多くの医療用途
に関して、再生セルロース(すなわち、レーヨン)が好
ましい。それは均一な化学的および物理的性質を有して
いるからである。セルロースは無水グルコース(anh
ydroglucose)ユニットから構成されるポリ
マーを含んで成る。セルロースが酸化されるとき、無水
グルコースユニットのNo.6炭素原子上のアルコール
基はカルボキシル基に酸化される。セルロース分子の各
無水グルコースユニット上のNo.6炭素原子が酸化さ
れたとすれば、カルボキシル含量は約25 1/2重量
%となるであろう。以下において論述する理由によっ
て、そのように完全な酸化は一般的に望ましくない。
ーゼ等を反応容器内に導入することによって行われる。
このセルロースは細長い、多孔コアに取り付け、かつ緩
やかに巻き付ける。溶媒を容器内に導入し、そしてセル
ロースを介して循環させる。その後、二酸化窒素を適量
をもって添加する。このセルロースは数時間乃至約24
時間までの期間に亘り溶液中に浸漬した儘とするが、こ
の間にセルロースは酸化されることになる。この期間は
酸化の所望程度によって決定される。次いで、液体を容
器から除去し、そして酸化セルロースを洗浄し、かつ乾
燥する。もし、それを医療用途に予定しているのなら、
その材料を滅菌し、通常その後切断して寸法を整え、そ
して包装する。
媒の影響が研究され、そして先に参照したロシアの文献
(M,M,Pavlyuchenko他)中に報告され
た。その文献において、著者等はセルロースの酸化速度
は溶媒の性質によって決まることを結論づけていた。二
酸化窒素有機溶媒系におけるセルロース酸化の異なった
度合いは以下に帰することが出来る。 1.溶媒と二酸化窒素との相互作用、そしてこれはオキ
シダントの活性化(すなわち、飽和炭化水素による)を
導くか、あるいは溶媒(ジオキサン)との組合わせを導
くものである。 2.溶媒とセルロースとの相互作用、そしてこれはポリ
マー内への遊離および結合オキシダントの拡散に影響を
及ぼすものである。 これらの著者は非極性溶媒、たとえばシクロヘキサンに
よるオキシダントの活性化はN2O4←→2NO2の解
離度における増大に左右されることを見出だした。飽和
およびハロゲン化炭化水素中の二酸化窒素の溶液に関す
る分光学データと対応する溶媒におけるセルロースの酸
化度合いとの比較は、その溶媒中の二酸化窒素濃度の増
加がセルロースの酸化度合いの増加を伴うことを示して
いる。これら著者はセルロースを酸化するのは二酸化窒
素(NO2)であると考えている。溶液中のN2O4←
→2NO2の解離度は溶媒の性質、すなわち誘電率およ
びその双極子モーメントに左右される。二酸化窒素の量
およびセルロース酸化の程度は不活性溶媒の誘電率およ
び双極子モーメントが増加すると、減少する。
性を有する、有機溶媒によるπ錯体の生成ならびにセル
ロースによる純有機溶媒の収着度における相違は一連の
芳香族化合物におけるセルロースの酸化の間に得られる
結果の故である可能性があると考えている。溶媒分子に
よる二酸化窒素の結合ならびに溶媒によるセルロースの
反応中心の溶媒和の故でセルロースはエーテルおよびジ
オキサン中では酸化されない。溶媒分子によるこれら中
心の部分溶媒和はまた、多分溶媒の不存在における酸化
との比較において芳香族およびハロゲン化炭化水素双方
中の一層低い酸化度が原因であろう。彼等が検討した溶
煤中にPFCsは存在しなかった。
物のファミリーを生成するが、これらは性質のユニーク
な組合わせを有している。それらは全ての炭素−結合し
た水素原子をフッ素原子で置換することにより共通の有
機化合物から誘導される。これら生成物の一つの製造方
法は電気化学的フッ素化である。この方法において、有
機化合物は液体フッ化水素中で電気分解される。オクタ
ンの電気化学的フッ素化を示す以下の反応が典型的であ
る。
−→CF3(CF2)6CF3+18H2フッ素化は完
全なので、その生成物は水素または塩素を全く含まな
い。このことがPFCsを相対的に非毒性かつ難燃性と
し、そしてそれらに対し脱脂溶剤、冷媒およびエーロゾ
ル推進薬として通常用いられる炭化水素およびCFCs
とは全く異なる性質を付与するものである。
として適当なものとする数多くの性質を有している。そ
れらは二酸化窒素またはセルロースと化学的に反応する
ものではない。それらの低い双極子モーメントと誘電率
との組合わせであって、二酸化窒素とのそれらの相互反
応を減少させることにおいて、これが酸化を非常に効率
よく進行させる。それはあたかも気相におけるようであ
る。同時にそれらは反応を冷却するための放熱子を提供
する。それらは水に不溶であり、このことが酸化された
セルロースを都合良く水洗可能とするものである。それ
らは低い毒性を有し、かつ難燃性であって、安全性およ
び環境上の懸念を減少させる。それらはまた、無色かつ
無臭であって、高い熱安定性を有している。更に、それ
らはその高分子量に関して低い気化熱、高い密度、低い
粘度、低い表面張力、そして低い沸点を有している。3
Mインダストリアル・ケミカル・プロダクツ・ディヴィ
ジョンは「Fluorinert」商標の下に各種のP
FCsを販売している。
めに特定のPFCを選択するに際して、キー・ファクタ
ーは沸点である。過度の蒸発を回避するために、その沸
点は約30℃以上であるべきだが、高沸点を有する溶媒
は酸化されたセルロースから除去するのが一層困難とな
る。そのような訳で、約30℃乃至約100℃の範囲内
に沸点を有する溶媒が好ましく、45℃乃至85℃の範
囲が一層好ましい。特に適切なものは市販のPFCs、
たとえばFC−72[CF3(CF2)4CF3]およ
びFC−84[CF3(CF2)6CF3]であって、
両者共3Mから入手可能なもの、試験的PFC、KCD
−9445(C6F12)であって、デュポンから得ら
れるもの、およびこれらの2種類以上の混合物である。
PFCsの混合物は時にはより安価となる。それは製造
業者が純粋な物質を分離しなくてもよいからである。た
とえば、SF−2(3M)はFC−72、FC−84お
よび高沸点PFC′sの混合物である。
動はその環境問題を回避することであったが、PFCs
は付加的な操作上の利点を提供するものである。与えら
れた酸化レベルを達成するために、PFCsは減少させ
た二酸化窒素濃度、より低い温度およびより短い反応時
間を許容するものである。図1はフレオン113および
FC−84を用い、各ケース共温度25℃および37
℃、7%二酸化窒素濃度および反応時間7時間をもって
行ったレーヨン酸化の結果を比較するものである。
%酸化はカルボン酸含量25.5%に相当する。実用
上、好ましい酸化度は材料について意図される用途に左
右される。医療用途に関して、その材料は可バイオ吸収
性であるべきであり、これは少なくとも約10%のカル
ボン酸含量を必要とするものであり、このポイントにお
ける酸化は約40%完了の状態である。縫合糸に関して
は、低酸化レベルが望ましく、それによってバイオ吸収
が何週間にも亘って緩やかに起こり、この期間中その縫
合糸は機能する。その材料が止血用に使用される場合は
迅速な吸収が望ましく、カルボキシル含量18〜21%
が好ましい。
酸化窒素濃度、温度および反応時間の間での相互作用を
包含するものである。もし、二酸化窒素濃度が余り低い
と、酸化は緩慢となり、そして所望の酸化レベルには一
日以上の時間を要することになる。濃度が高すぎると、
その反応は大量の熱を発生し、そして制御することが困
難になる。更に、二酸化窒素がその材料を損傷する可能
性がある。2〜12重量%の二酸化窒素濃度の範囲が一
般に好ましく、5〜10%が一層好ましい。通常、好ま
しい二酸化窒素濃度はセルロース:二酸化窒素比約1を
もたらす。
が、好ましいのはその反応を閉塞容器内で行うことであ
り、これは反応中に発生した熱および蒸気の故で圧力上
昇を伴うものだからである。
速い作業をもたらすものであるが、その温度が高過ぎる
とき、特に二酸化窒素濃度が高過ぎるときは得られた材
料の品質が損なわれる(すなわち、それは硬くなり、そ
して柔軟性が乏しくなる)。酸化は周囲(25℃)乃
至60℃の温度において行うのが好ましく、35°乃至
50℃の範囲が一層好ましい。
て、所望レベルの酸化を達成するためには反応時間は少
なくとも約7時間である。
して二酸化窒素の5%溶液を使用する酸化を図2中に示
す。本発明を以下の実施例中で更に説明する。
Cの調製 圧力容器(Parr反応器)内にレーヨンクロス16,
18gを配置し、そのクロスを覆ってテフロンスクリー
ンを置くことによりそれが舞い上がったり、また反応器
の攪拌羽根に絡まるのを阻止し、そしてSF−2溶媒3
23.6gを添加した。SF−2は3Mカンパニーから
入手可能なパーフルオロカーボン混合物である。この混
合物は無色、透明かつ無臭の液体で、沸点範囲70℃乃
至90℃、そして比重1.7を有するものである。この
溶媒は二酸化窒素に対し非常に不活性である。反応器を
3分間窒素ガスでパージして空気と入れ替え、10℃に
冷却した二酸化窒素液体12.13gを添加し、そして
その頂部を圧力容器に対しボルト留めした。溶媒:クロ
ス:N2O4の比は20:1:0.75であった。オー
バーヘッド攪拌機をスタートさせ、そして反応器を38
℃に加熱した。圧力が最高66psiに上昇するけれど
も、温度は17時間一定に保持した。次いで、反応器を
室温に冷却し、圧力をアルカリトラップ内に逃がして溶
媒中のあらゆる酸化窒素ガスを中和させ、そして圧力容
器頂部のボルトを外した。このクロスを取り出し、20
0mlの新しいSF−2中に配置し、そして10分間緩
慢に攪拌した。新しいSF−2をもって2回目の洗浄を
反復した後、クロスを50:50v/vイソプロピルア
ルコール:水混合物200ml中に配置し、そして10
分間緩慢に攪拌した。このアルコール−水洗浄を合計5
回反復した。次に、このクロスを100%イソプロピル
アルコール200ml中に配置し、そして10分間緩や
かに攪拌して水を除去する。この100%アルコール洗
浄を合計3回反復した後、クロスを取り出し、そしてそ
れを風乾させた。この乾燥クロスを重量約1g/枚の片
に切断し、そして更にオーブン中で70℃において1時
間に亘り乾燥した。この乾燥クロスを秤量し、次いで
0.5N水酸化ナトリウム10ml中に溶解し、そして
蒸留水100mlで希釈した。この溶液をフェノールフ
タレイン終点に対し標準0.1N HClをもって滴定
した。ブランクもまた、クロスを添加せずに水酸化ナト
リウムのみを用いて行った。水酸化ナトリウム溶液の逆
滴定から計算されたクロスのカルボン酸含量は22.1
%であった。
中のレーヨンの酸化 圧力容器内にレーヨンクロス15.98gを配置し、そ
のクロスをテフロンスクリーンで覆い、そして他の3M
パーフルオロカーボンであるFC−84溶媒319.6
gを添加した。この十分にフッ素化された炭化水素は無
色、無臭の液体で、沸点80℃および比重1.73を有
するものであり、そしてこれは二酸化窒素に対し非常に
不活性である。この反応器を窒素ガスで3分間パージし
て空気を除去し、10℃に過冷却した二酸化窒素23.
97gを添加し、そしてその頂部を圧力容器に固定し
た。二酸化窒素の濃度は7%であり、そして溶媒:クロ
ス:N2O4の比率は20:1:1.5であった。この
溶液をオーバーヘッド攪拌機をもって攪拌し、そして2
5℃に加熱し、圧力が最高10.0psiに上昇するけ
れどもこの温度に7時間保持した。
に冷却した。クロスを取り出し、そしてそれを50:5
0イソプロピルアルコール:水(v/v)200mlに
おいて5回、更に100%イソプロピルアルコール20
0mlにおいて3回洗浄した。風乾の後、このクロスか
ら約1g/枚の2片を切断し、そしてそれらを更に、オ
ーブン内で70℃において1時間に亘り乾燥した。次
に、乾燥クロスの各片を秤量し、そしてそれらを0.5
N水酸化ナトリウム中に溶解した。この水酸化ナトリウ
ムを0.1N HClで逆滴定して、このクロスのカル
ボン酸含量が11.3%であることを計算した。
試験) 溶媒としてフレオン113を用い、溶媒:クロス:N2
O4の同一比率ならびに同一の反応温度および時間をも
って実施例2を反復した。溶媒としてフレオン113に
より、発現した最高圧力は僅かに3.5psiであり、
そして生成されたクロスはカルボン酸含量4.1%を有
していた。このことはFC−84がフレオン113より
速い酸化をもたらすことを示している。
中のレーヨンの酸化 圧力容器内にレーヨンクロス16.64gを配置し、こ
のクロスをテフロンスクリーンで覆い、そしてFC−7
2溶媒332.8gを添加した。窒素ガスで3分間フラ
ッシングした後、10℃に冷却した二酸化窒素17.5
2gを添加し、そして圧力容器の頂部を取り付けた。N
2O4の濃度は5.0%であり、そして溶媒:クロス:
N2O4の比率は20:1:1.05であった。攪拌機
を作動させて、温度を30℃とし、そして圧力は最高1
8.7psiに上昇するけれども反応を7時間に亘り行
わせた。次いで、反応器を室温に冷却し、そしてガス抜
きした。このクロスを取り出し、そして50:50イソ
プロピルアルコール:水(v/v)200mlにおいて
洗浄した。この洗浄を合計3回反復し、次いでこのクロ
スを100%イソプロピルアルコール200mlにおい
て2回洗浄し、そして風乾した。このクロスを滴定し、
そしてそれがカルボン酸含量12.2%を有することが
判明した。
−72中のレーヨンの酸化 低温のコンデンサーを備えた50ml容量の丸底フラス
コ内にレーヨンのメリヤス生地1.26gを配置した。
氷浴中で冷却したFC−72溶媒15.12g内に二酸
化窒素液体3.78gを溶解した。この二酸化窒素溶液
をレーヨン生地に添加し、そしてフラスコを25℃で2
2時間保持した。FC−72中の窒素の濃度は20%で
あった。この反応から泡が上昇するのが認められ、そし
て二酸化窒素の褐色のヒュームがフラスコ内の溶液の上
方に現れた。22時間の最後において、溶媒が再使用で
きるようにこの溶液を希水酸化ナトリウム水溶液に添加
して、過剰の二酸化窒素を中和した。クロスをフラスコ
から取り出し、そして50:50イソプロピルアルコー
ル:水(v:v)溶液50mlを添加し、更に10分間
攪拌する。このクロスを取り出し、そして新しい50:
50溶媒において10分間に亘り2回洗浄した。これを
合計5回反復した。次いで、クロスを100%イソプロ
ピルアルコール50ml中で10分間洗浄し、そして風
乾させた。この乾燥クロスをオーブン内に70℃で1時
間置いてそれを完全に乾燥させ、次いで秤量し、更に5
N水酸化ナトリウム10ml中に溶解した。この溶液を
標準0.1N HClで滴定し、そしてこのクロスがカ
ルボン酸含量1/.6重量%を有することが判明した。
C−84中のレーヨンの酸化 装置は実施例5におけるものと同一であった。丸底フラ
スコ内のレーヨンのメリヤス生地0.87gおよび予め
その中に二酸化窒素2.61gを溶解したFluori
nertFC=84 10.44gを配置した。溶媒中
の二酸化窒素の濃度は20%であった。低温のコンデン
サーを丸底フラスコの頂部に取り付け、そしてフラスコ
を25℃の水溶中に浸漬し、そこで22時間保持し、そ
の後クロスを取り出し、そして実施例5におけるように
洗浄した。このクロスをオーブン中70℃で1時間乾燥
し、次いでカルボン酸含量について滴定した。このクロ
スはカルボン酸含量20.5%を有することが判明し
た。
である。
内の沸点を有することを特徴とする請求項1の方法
の沸点を有することを特徴とする上記実施態様第1項の
方法。
D−9445およびそれらの混合物から成る群から選択
されることを特徴とする請求項1の方法。
乃至約12重量%の範囲内にあることを特徴とする請求
項1の方法。
%であることを特徴とする上記実施態様第4項の方法。
60℃の範囲内の温度に維持されることを特徴とする請
求項1の方法。
50℃の範囲内の温度に維持されることを特徴とする上
記実施態様第6項の方法。
されることを特徴とする請求頂1の方法。
了するまで継続することを特徴とする請求項1の方法。
とを特徴とする酸化セルロース材料。
結果と従来技術の溶媒による結果とを比較するグラフで
ある。
ーヨンの酸化を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 セルロースを有効量の、パーフルオロカ
ーボン溶媒中の二酸化窒素溶液と反応させる工程を含ん
で成ることを特徴とするセルロースの酸化方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US630631 | 1990-12-20 | ||
US07/630,631 US5180398A (en) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | Cellulose oxidation by a perfluorinated hydrocarbon solution of nitrogen dioxide |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559101A JPH0559101A (ja) | 1993-03-09 |
JP3021897B2 true JP3021897B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=24527956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3361083A Expired - Lifetime JP3021897B2 (ja) | 1990-12-20 | 1991-12-19 | 二酸化窒素の過フッ素化炭化水素溶液によるセルロースの酸化方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5180398A (ja) |
EP (1) | EP0492990B1 (ja) |
JP (1) | JP3021897B2 (ja) |
AT (1) | ATE128147T1 (ja) |
AU (1) | AU636260B2 (ja) |
BR (1) | BR9105492A (ja) |
CA (1) | CA2057980C (ja) |
DE (1) | DE69113236T2 (ja) |
ES (1) | ES2079040T3 (ja) |
MX (1) | MX9102659A (ja) |
TW (1) | TW212805B (ja) |
Families Citing this family (55)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4203923A1 (de) * | 1992-02-11 | 1993-08-12 | Henkel Kgaa | Verfahren zur herstellung von polycarboxylaten auf polysaccharid-basis |
DE19507717A1 (de) * | 1995-03-07 | 1996-09-12 | Henkel Kgaa | Verfahren zur Herstellung von neutralisierten Polycarboxylaten auf Polysaccharid-Basis |
US5603750A (en) * | 1995-08-14 | 1997-02-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Fluorocarbon fluids as gas carriers to aid in precious and base metal heap leaching operations |
IN192791B (ja) * | 1996-06-28 | 2004-05-22 | Johnson & Johnson Medical | |
GB2335921B (en) | 1997-01-30 | 2000-08-02 | Alpenstock Holdings Ltd | Microdispersed polyanhydroglucuronic acid and salts thereof |
US5914003A (en) * | 1998-06-09 | 1999-06-22 | Mach I, Inc. | Cellulose oxidation |
EP1215217A1 (en) * | 2000-12-12 | 2002-06-19 | SCA Hygiene Products Zeist B.V. | High molecular weight oxidised cellulose |
US7252837B2 (en) * | 2002-06-28 | 2007-08-07 | Ethicon, Inc. | Hemostatic wound dressing and method of making same |
US20040101548A1 (en) * | 2002-11-26 | 2004-05-27 | Pendharkar Sanyog Manohar | Hemostatic wound dressing containing aldehyde-modified polysaccharide |
US7279177B2 (en) | 2002-06-28 | 2007-10-09 | Ethicon, Inc. | Hemostatic wound dressings and methods of making same |
US20040106344A1 (en) * | 2002-06-28 | 2004-06-03 | Looney Dwayne Lee | Hemostatic wound dressings containing proteinaceous polymers |
US20040101546A1 (en) * | 2002-11-26 | 2004-05-27 | Gorman Anne Jessica | Hemostatic wound dressing containing aldehyde-modified polysaccharide and hemostatic agents |
US20040040096A1 (en) * | 2002-09-03 | 2004-03-04 | Lowell Saferstein | Concomitant scouring and oxidation process for making oxidized regenerated cellulose |
US7019191B2 (en) | 2003-03-25 | 2006-03-28 | Ethicon, Inc. | Hemostatic wound dressings and methods of making same |
US20040241212A1 (en) * | 2003-05-30 | 2004-12-02 | Pendharkar Sanyog Manohar | Biodegradable hemostatic wound dressings |
US20040265371A1 (en) * | 2003-06-25 | 2004-12-30 | Looney Dwayne Lee | Hemostatic devices and methods of making same |
US8129359B2 (en) * | 2004-06-04 | 2012-03-06 | Ethicon, Inc. | Composition and method for treating post-surgical pain |
US8377906B2 (en) * | 2004-06-04 | 2013-02-19 | Ethicon, Inc. | Compositions and methods for preventing or reducing postoperative ileus and gastric stasis |
FR2873700B1 (fr) * | 2004-07-29 | 2006-11-24 | Centre Nat Rech Scient Cnrse | Procede d'oxydation controlee de polysaccharides |
US7645874B2 (en) * | 2004-08-05 | 2010-01-12 | Xylos Corporation | Cellulose oxidation by nitrogen dioxide in a perfluorinated tertiary amine solvent |
US20060258995A1 (en) * | 2004-10-20 | 2006-11-16 | Pendharkar Sanyog M | Method for making a reinforced absorbable multilayered fabric for use in medical devices |
US9358318B2 (en) * | 2004-10-20 | 2016-06-07 | Ethicon, Inc. | Method of making a reinforced absorbable multilayered hemostatic wound dressing |
PL2345430T3 (pl) | 2004-10-20 | 2016-05-31 | Ethicon Inc | Wzmocniony, absorbowalny, wielowarstwowy materiał do zastosowania w wyrobach medycznych oraz sposób jego wytwarzania |
US20060257457A1 (en) * | 2004-10-20 | 2006-11-16 | Gorman Anne J | Method for making a reinforced absorbable multilayered hemostatic wound dressing |
DK2052746T3 (en) | 2004-10-20 | 2014-12-08 | Ethicon Inc | Absorbable hemostatic patch |
WO2007026341A1 (en) | 2005-09-02 | 2007-03-08 | Alltracel Development Services Limited | A method for preparing polyanhydroglucuronic acid and/or salts thereof |
CZ298350B6 (cs) * | 2006-03-10 | 2007-09-05 | Synthesia, A.S. | Zpusob prípravy bioresorbovatelné oxidované celulózy |
US7709631B2 (en) | 2006-03-13 | 2010-05-04 | Xylos Corporation | Oxidized microbial cellulose and use thereof |
US20070286884A1 (en) * | 2006-06-13 | 2007-12-13 | Xylos Corporation | Implantable microbial cellulose materials for hard tissue repair and regeneration |
EP2035008B1 (en) | 2006-06-13 | 2011-11-23 | Ethicon, Incorporated | Compositions and methods for preventing or reducing postoperative ileus and gastric stasis in mammals |
US20080288081A1 (en) | 2007-05-16 | 2008-11-20 | Joel Scrafton | Implant articular surface wear reduction system |
FR2919190B1 (fr) | 2007-07-26 | 2009-10-02 | Symatese Soc Par Actions Simpl | Procede de preparation de compresse de cellulose oxydee. |
US8299316B2 (en) * | 2007-12-18 | 2012-10-30 | Ethicon, Inc. | Hemostatic device |
US8629314B2 (en) * | 2007-12-18 | 2014-01-14 | Ethicon, Inc. | Surgical barriers having adhesion inhibiting properties |
EP2391338A1 (en) | 2009-01-30 | 2011-12-07 | Hemcon Medical Technologies (IP) Limited | Micronized oxidized cellulose salt |
US20100298264A1 (en) * | 2009-05-20 | 2010-11-25 | Huizhou Foryou Medical Devices Co., Ltd | Biodegradable and water-soluble hemostatic material and a method for preparing the same |
US8349354B2 (en) | 2009-09-22 | 2013-01-08 | Ethicon, Inc. | Composite layered hemostasis device |
US8273369B2 (en) | 2010-05-17 | 2012-09-25 | Ethicon, Inc. | Reinforced absorbable synthetic matrix for hemostatic applications |
US20120115384A1 (en) | 2010-11-10 | 2012-05-10 | Fitz Benjamin D | Resorbable Laparoscopically Deployable Hemostat |
FR2968564B1 (fr) | 2010-12-13 | 2013-06-21 | Perouse Medical | Dispositif medical destine a entrer en contact avec un tissu d'un patient et procede de fabrication associe. |
US20130084324A1 (en) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | Michel Gensini | Adhesion prevention fabric |
US8815832B2 (en) | 2012-05-25 | 2014-08-26 | Ethicon, Inc. | Oxidized regenerated cellulose hemostatic powders and methods of making |
FR2991328B1 (fr) | 2012-06-04 | 2014-05-23 | Symatese | Materiau solide a base de cellulose oxydee, son procede d'obtention et son utilisation comme compresse |
RU2563279C1 (ru) * | 2014-08-07 | 2015-09-20 | Федеральное государственное бюджетное учреждение "Новосибирский научно-исследовательский институт патологии кровообращения имени академика Е.Н. Мешалкина" Министерства здравоохранения Российской Федерации (ФГБУ "ННИИПК имени акад. Е.Н. Мешалкина" Минздрава России) | Способ получения гемостатического средства на основе окисленной целлюлозы с использованием микроволнового воздействия (варианты) |
RU2723215C2 (ru) | 2015-08-14 | 2020-06-09 | Этикон, Инк. | Способ лечения заболевания с использованием соединения, оказывающего воздействие на гликолиз |
CA3004272C (en) | 2015-11-06 | 2023-11-07 | Ethicon, Inc. | Compacted hemostatic cellulosic aggregates |
KR102665892B1 (ko) | 2015-11-08 | 2024-05-16 | 옴릭스 바이오파머슈티컬스 리미티드 | 셀룰로오스-기반의 짧은 섬유 및 긴 섬유의 지혈 혼합물 |
US11413335B2 (en) | 2018-02-13 | 2022-08-16 | Guangzhou Bioseal Biotech Co. Ltd | Hemostatic compositions and methods of making thereof |
CN107754005B (zh) | 2016-08-15 | 2021-06-15 | 广州倍绣生物技术有限公司 | 止血组合物及其制造方法 |
US10245817B2 (en) | 2016-09-16 | 2019-04-02 | Ethicon, Inc. | Method of laminating absorbable semi-crystalline polymeric films |
IL262716A (en) | 2018-11-01 | 2018-11-29 | Omrix Biopharmaceuticals Ltd | Oxidized cellulose preparations |
IL268572A (en) | 2019-08-07 | 2019-09-26 | Omrix Biopharmaceuticals Ltd | An expandable hemostatic composed of oxidized cellulose |
US20220023488A1 (en) | 2020-07-21 | 2022-01-27 | Ethicon, Inc. | Sealant Dressing with Removable Intermediate Separating Layer |
US20220062492A1 (en) | 2020-08-31 | 2022-03-03 | Ethicon, Inc. | Sealant Dressing with Protected Reactive Components |
US20240148933A1 (en) | 2022-11-08 | 2024-05-09 | Ethicon, Inc. | Expandable hemostatic tablets comprising oxidized regenerated cellulose |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2423707A (en) * | 1945-03-02 | 1947-07-08 | Eastman Kodak Co | Fabric or gauze of uniformly oxidized cellulose |
US3364200A (en) * | 1960-03-28 | 1968-01-16 | Johnson & Johnson | Oxidized cellulose product and method for preparing the same |
FR1310496A (fr) * | 1960-03-28 | 1962-11-30 | Johnson & Johnson | Procédé de fabrication d'une matière hémostatique et matière obtenue par ce procédé |
CH942173A4 (ja) * | 1973-06-28 | 1975-11-28 | ||
US4347056A (en) * | 1981-02-17 | 1982-08-31 | Yasnitsky Boris G | Method of making absorbable surgical threads |
US4347057A (en) * | 1981-03-05 | 1982-08-31 | Yasnitsky Boris G | Method of making absorbable surgical sutures |
FR2504803B1 (fr) * | 1981-05-04 | 1985-07-12 | Kh Khim Farmatsevtic | Procede d'obtention de fils chirurgicaux resorbables et fils chirurgicaux obtenus par ledit procede |
US4792643A (en) * | 1987-06-16 | 1988-12-20 | Kaiser Aluminum & Chemical Corporation | Catalyst and process for 1,1,1,2-tetrafluoroethane by vapor phase reaction |
-
1990
- 1990-12-20 US US07/630,631 patent/US5180398A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-12-17 AU AU89866/91A patent/AU636260B2/en not_active Expired
- 1991-12-18 BR BR919105492A patent/BR9105492A/pt not_active IP Right Cessation
- 1991-12-18 CA CA002057980A patent/CA2057980C/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-18 MX MX9102659A patent/MX9102659A/es unknown
- 1991-12-19 AT AT91311809T patent/ATE128147T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-12-19 EP EP91311809A patent/EP0492990B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-19 JP JP3361083A patent/JP3021897B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-19 DE DE69113236T patent/DE69113236T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-19 ES ES91311809T patent/ES2079040T3/es not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-01-29 TW TW081100637A patent/TW212805B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2057980A1 (en) | 1992-06-21 |
DE69113236D1 (de) | 1995-10-26 |
CA2057980C (en) | 2003-09-23 |
AU8986691A (en) | 1992-06-25 |
JPH0559101A (ja) | 1993-03-09 |
EP0492990A1 (en) | 1992-07-01 |
BR9105492A (pt) | 1992-09-01 |
MX9102659A (es) | 1992-06-01 |
TW212805B (ja) | 1993-09-11 |
EP0492990B1 (en) | 1995-09-20 |
ATE128147T1 (de) | 1995-10-15 |
DE69113236T2 (de) | 1996-03-21 |
AU636260B2 (en) | 1993-04-22 |
ES2079040T3 (es) | 1996-01-01 |
US5180398A (en) | 1993-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3021897B2 (ja) | 二酸化窒素の過フッ素化炭化水素溶液によるセルロースの酸化方法 | |
JP5159308B2 (ja) | ペルフルオロ三級アミン溶媒中における二酸化窒素によるセルロース酸化 | |
US6300378B1 (en) | Tropodegradable bromine-containing halocarbon additives to decrease flammability of refrigerants foam blowing agents solvents aerosol propellants and sterilants | |
US5900185A (en) | Tropodegradable bromine-containing halocarbon additives to decrease flammability of refrigerants, foam blowing agents, solvents, aerosol propellants, and sterilants | |
EP2258404B1 (en) | Method of sterilizing using compositions containing fluorine substituted olefins | |
JP2882537B2 (ja) | ビス―(ジフルオロメチル)エーテル冷媒 | |
KR970000509B1 (ko) | 살균제 혼합물 및 살균 방법 | |
JP2017141457A (ja) | シス−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンの組成物及び使用 | |
BRPI0611590A2 (pt) | composição, fluido de transferência, térmica, método de substituição de um fluido de transferência térmica existente contido em um sistema de transferência térmica, método de extração de solvente, e método de deposição de catalisador sobre um suporte sólido | |
JP2002532638A (ja) | ヒドロフルオロエーテルを含有するドライクリーニング組成物 | |
CA3090371A1 (en) | Compositions containing fluorine substituted olefins | |
KR20000070445A (ko) | 메톡시-퍼플루오로프로판의 공비 조성물 및 이의 용도 | |
US5376333A (en) | Ethylene oxide-carrier gas compositions having improved flammability suppressant characteristics | |
WO1992018562A1 (en) | Microcellular and ultramicrocellular materials containing hydrofluorocarbon inflatants | |
KR950003693B1 (ko) | 멸균 혼합물 및 멸균 방법 | |
JPH0312220A (ja) | 塩弗化アルカンの接触分解方法 | |
EP1056482B1 (en) | Sterilizing gas compositions of ethylene oxide, pentafluoroethane and heptafluoropropane | |
EP0639084B2 (en) | Sterilizing gas compositions of ethylene oxide and heptafluoropropane | |
Tsai | Environmental implications of perfluorotributylamine—a potent greenhouse gas | |
WO1996015205A1 (en) | Compositions that include a cyclic fluorocarbon | |
US6207109B1 (en) | Sterilant gas mixtures of pentafluorodimethyl ether and ethylene oxide | |
US20090306363A1 (en) | Preparation Method of Bioresorbable Oxidized Cellulose | |
JPH06501628A (ja) | 消火組成物及び方法 | |
JP3450327B2 (ja) | 滅菌剤混合物及び滅菌法 | |
Glass et al. | Highly effective, low toxicity, low environmental impact total flooding fire suppressants |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |