JP3021062U - 収納家具 - Google Patents

収納家具

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JP3021062U
JP3021062U JP1995007076U JP707695U JP3021062U JP 3021062 U JP3021062 U JP 3021062U JP 1995007076 U JP1995007076 U JP 1995007076U JP 707695 U JP707695 U JP 707695U JP 3021062 U JP3021062 U JP 3021062U
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frame
drawer
storage furniture
wall member
ceiling
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JP1995007076U
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Inventor
和明 岡村
Original Assignee
株式会社インターワークス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で移動や吊り下げ使用が簡単であり、引
出しのデザインを各自で変更することが可能でインテリ
ア性が高い収納家具を提供する。 【解決手段】 収納家具を、天井フレーム11、底フレ
ーム12と、これらを接続する柱フレーム13、及び、
柱フレーム13に固定された棚板フレーム14を持つ筐
体部1と、この筐体部1内で棚板フレーム14によって
仕切られる空間に、引出し可能に収容される箱状の引出
しフレーム21と、この引出しフレーム21の側面と底
面を覆うようにこの引出しフレーム21に被せられる引
出し壁部材22とから構成される引出し部2とから構成
する。引出し壁部材22は、布製等のシート状体を用
い、引出しフレーム21の高さhよりも高い高さHの深
皿状に形成し、引出しフレーム21に被せた状態で引出
しフレーム21から突出する部分を引出しフレーム21
の内側に折り返して着脱可能に引出し壁部材22の内側
に固着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は収納家具に関し、特に、軽量なフレームで作られた筐体とこの筐体内 に引出し可能に収納される引出しフレームと、この引出しフレームの側面と底面 を覆うシート状体からなる引出し壁部材とを備えた収納家具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の引出しを備えた収納家具としては、タンスやチェスト等が知られ ている。タンスは大型の収納家具であり、木製の筐体に多数の木製の引出しが出 し入れ自由に設けられたもので、主に衣類の収納に使用されている。また、小型 の収納家具であるチェストは、部屋の隅や押入れ等に置かれて衣類等を収納する ものである。このチェストはベニヤ合板や藤、或いは、合成樹脂等によって作ら れており、その引出しに手軽に小物を収納できるので使用頻度が高い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のチェストのような小型収納家具は、部屋にいくつも置か れることが多いのに無味乾燥なデザインのものが多く、インテリア性に欠けると いう課題があった。また、従来の小型の収納家具は、ベニヤ合板製のもの、藤製 のもの、或いは、合成樹脂製のもの等、素材は色々あるがいずれも重量があり、 移動や天井から吊して使用する利用方法には難があった。
【0004】 そこで、本考案は、収納力を確保した上で軽量で移動や吊り下げ使用が可能で あり、また、引出しのデザインを各自で変更することが可能でインテリア性が高 い収納家具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本考案の収納家具は、軽量なフレームとシート状体で形成 された収納家具であって、筐体部と引出し部とから構成されている。筐体部は、 天井側にある天井フレームと、底側にある底フレームと、これら天井フレームと 底フレームとを接続する柱フレームと、天井フレームと底フレームとの間の柱フ レームに固定され、棚板の機能を果たす少なくとも1つの棚板フレームとから構 成される。また、引出し部は、天井フレームと棚板フレームとの間の空間、隣接 する棚板フレーム間の空間、及び棚板フレームと底フレームとの間の空間に、引 出し可能に収納される箱状の引出しフレームと、この引出しフレームの側面およ び底面を覆うように底面側からこの引出しフレームに被せられる引出し壁部材と から構成される引出し部とから構成したことを特徴としている。
【0006】 そして、引出し壁部材は、布製或いはビニール製のシート状体を用いて引出し フレームの外形に等しくかつその高さが引出しフレームの高さよりも高い深皿状 に形成され、この引出し壁部材は引出しフレームに被せられた状態で引出しフレ ームから突出する部分が引出しフレームの内側に折り返され、着脱可能に引出し 壁部材の内側に固着されることが好ましい。
【0007】 また、引出し壁部材の引出しフレームへの固着は、深皿状の引出し壁部材の上 縁部に取り付けられたホックと、折り返された引出し壁部材のこのホックの対向 位置に取り付けられた対ホックによって行うことができる。
【0008】 更に、天井フレームの上側、あるいは底フレームの下側に天井板あるいは底板 が取り付けられていても良い。
【0009】 そして本考案によれば、箱状の引出しフレームにシート状体を下側から被せ、 シート状体を引出しフレームに止めれば引出しができ上がり、この引出しを筐体 の棚板フレームで仕切られた空間内に収容すれば簡単に収納家具が完成する。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下添付図面を用いて本考案の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】 図1は本考案の一実施の形態の収納家具10の一実施の形態の構成を示す組立 斜視図である。この実施の形態の収納家具10は、軽量なフレームとシート状体 で形成された収納家具であって、筐体部1と引出し部2とから構成されている。
【0012】 筐体部1は、天井側にある天井フレーム11と、底側にある底フレーム12と を備えており、これら天井フレーム11と底フレーム12とは柱フレーム13で 接続されている。また、天井フレーム11と底フレーム12との間の柱フレーム 13の所定箇所には、棚板の機能を果たす棚板フレーム14が固着されている。 この実施の形態では、棚板フレーム14は3箇所に取り付けられている。更に、 この実施の形態では、筐体部1の側面位置に筋交いフレーム15が筐体部1の補 強のために取り付けられていると共に、天井フレーム11と底フレーム12の四 隅にはそれぞれ補強板16,17が設けられている。
【0013】 なお、上述した筐体部1を構成する各フレームは、図1に示すように、金属製 或いは合成樹脂製の軽量なパイプ材、棒材等を折曲げ及び接合して形成されてい る。
【0014】 このように構成された筐体部1には、この実施の形態では天井フレーム11に 天井板3が取り付けられ、底フレーム12には底板4が取り付けられている。そ して、底板4の底面の四隅には収納家具10の移動を容易にするキャスタ5が設 けられている。
【0015】 一方、引出し部2は、引出しフレーム21と引出し壁部材22とから構成され ている。引出しフレーム21はこの実施の形態において図2に示すように金属製 或いは合成樹脂製の軽量なパイプ材、棒材等を方形の箱状に折曲げ接合して形成 されている。また、引出し壁部材22には、布製或いはビニール製の軽量なシー ト状体が使用されている。シート状体は裁断され、布製の場合は縫合によって、 ビニール製の場合は熱溶着によって、引出しフレーム21の外形に等しく、かつ その高さHが引出しフレーム21の高さhよりも高い深皿状に形成される。
【0016】 引出し部2を形成する場合は、この引出し壁部材22が引出しフレーム21に 底面側から被せられ、この状態で引出しフレーム21から突出する引出し壁部材 22の上縁部(図2の点線から上の部分)23が引出しフレーム21の内側に折 り返され、着脱可能に引出し壁部材22の内側に固着される。この実施の形態で は、引出し壁部材22の引出しフレーム21への取り付けは、深皿状の引出し壁 部材22の上縁部23に取り付けられた雄ホック24と、折り返された上縁部2 3のこの雄ホック24に対向する引出し壁部材22の内側の位置に取り付けられ た雌ホック25によって行われている。
【0017】 図3は引出し壁部材22が引出しフレーム21に底面側から被せられ、この状 態で引出しフレーム21から突出する引出し壁部材22の上縁部23が引出しフ レーム21の内側に折り返され、上縁部23に取り付けられた雄ホック24が、 引出し壁部材22の内側に取り付けられた雌ホック25に嵌め合わせられて、金 属製の引出しフレーム21に引出し壁部材22が固着される様子を説明するもの である。
【0018】 図2,図3に示したようにして引出し部2が組み立てられると、各引出し部2 は、図1に示される天井フレーム11と棚板フレーム14との間の空間、隣接す る棚板フレーム14間の空間、及び棚板フレーム14と底フレーム12との間の 空間にそれぞれ引出し可能に収容される。
【0019】 図4は、このようにして筐体部1に引出し部2が全て収容された完成状態の収 納家具10の全体斜視図である。この実施の形態の収納家具10は軽量な細い金 属製或いは合成樹脂製のフレームと引出し壁部材22とから構成されているので 、全体的に軽く、室内において容易に移動させることができる。また、図5に示 すように、天井板3と、室内の天井6にそれぞれフック7を取り付け、両フック 間をチェーン8等の吊り下げ部材で連結すれば、収納家具10を天井6から吊る して使用することができる。
【0020】 また、前述のように、引出し部2は引出しフレーム21に引出し壁部材22が 底面側から被せられるだけで形成できるので、引出し壁部材22に季節毎のデザ インが印刷されたものを複数種類用意しておけば、季節毎に収納家具10のデザ インを変更することができ、インテリア性が向上する。
【0021】 図6は、本考案の別の実施の形態の収納家具20の構成を示す組立斜視図であ り、図7は図6の筐体部1に引出し部2を取り付けた完成状態の収納家具20の 全体斜視図である。
【0022】 この実施の形態の収納家具20の構成は、天井板3、底板4の形状が円板状に なり、引出し部2の形状が円柱の両側を平行に削った形状になった以外は図1か ら図5で説明した収納家具10の構成と同じである。従って、この実施の形態の 収納家具20においては、前述した実施の形態の収納家具10と同じ構成部材に は同じ符号を付してその説明を省略する。
【0023】 図8(a)は、本考案の更に別の実施の形態の収納家具30の構成を示す組立 斜視図であり、図8(b)は図8(a)の引出し部2のみを取り出した状態の引 出し部2の全体斜視図である。
【0024】 この実施の形態の収納家具30の構成は、天井板3、底板4の形状が三角形状 になり、引出し部2の形状が三角柱状になった以外は図1から図7で説明した収 納家具10,20の構成と同じである。従って、この実施の形態の収納家具30 においても、前述した実施の形態の収納家具10,20と同じ構成部材には同じ 符号を付してその説明を省略する。この実施の形態の収納家具30は室内のコー ナー部に設置可能である。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、軽量なフレームでできた筐体部に、箱 状のフレームをシートで覆った引出しを収納すれば簡単に収納家具を完成するこ とができる。
【0026】 従って、収納力を確保した上で軽量で移動や吊り下げ使用を簡単に行なうこと ができる。また、引出しのデザインを各自で変更することが可能なので、インテ リア性を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の収納家具の一実施の形態の構成を示す
組立斜視図である。
【図2】図1に示した実施の形態の収納家具の引出しを
組み立てる過程を示すものであり、箱状のフレームに深
皿状のシート状体を被せる状態を説明する組立斜視図で
ある。
【図3】図2の箱状のフレームに深皿状のシート状体を
被せた後、シート状体をフレームに固定する様子を説明
する説明図である。
【図4】図1の筐体フレームに図2,図3のようにして
組み立てられた引出しを取り付けた完成状態の収納家具
の全体斜視図である。
【図5】図1から図4に示す収納家具の使用状態の一例
を示す正面図である。
【図6】本考案の収納家具の別の実施の形態の構成を示
す組立斜視図である。
【図7】図6の筐体フレームに引出しを取り付けた完成
状態の収納家具の全体斜視図である。
【図8】(a)は本考案の収納家具の更に別の実施の形
態の構成を示す全体斜視図、(b)は(a)の収納家具
に収納される引出しの形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体部 2 引出し部 3 天井板 4 底板 5 キャスタ 6 天井 7 フック 8 チェーン 10 本発明の一実施の形態の収納家具 11 天井フレーム 12 底フレーム 13 柱フレーム 14 棚板フレーム 15 筋交いフレーム 16,17 補強板 20 本発明の別の実施の形態の収納家具 21 引出しフレーム 22 引出し壁部材 23 上縁部 24 雄ホック 25 雌ホック 30 本発明の更に別の実施の形態の収納家具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量なフレームとシート状体で形成され
    た収納家具であって、 天井側にある天井フレームと、底側にある底フレーム
    と、これら天井フレームと底フレームとを接続する柱フ
    レームと、前記天井フレームと底フレームとの間の前記
    柱フレームに固定され、棚板の機能を果たす少なくとも
    1つの棚板フレームとから構成される筐体部と、 前記天井フレームと前記棚板フレームとの間の空間、隣
    接する前記棚板フレーム間の空間、及び前記棚板フレー
    ムと前記底フレームとの間の空間に、引出し可能に収容
    される箱状の引出しフレームと、この引出しフレームの
    側面および底面を覆うように底面側からこの引出しフレ
    ームに被せられる引出し壁部材とから構成される引出し
    部とから構成したことを特徴とする収納家具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の収納家具であって、 前記引出し壁部材は、布製或いはビニール製のシート状
    体を用いて前記引出しフレームの外形に等しくかつその
    高さが前記引出しフレームの高さよりも高い深皿状に形
    成され、この引出し壁部材は前記引出しフレームに被せ
    られた状態で引出しフレームから突出する部分が前記引
    出しフレームの内側に折り返され、着脱可能に前記引出
    し壁部材の内側に固着されることを特徴とする収納家
    具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の収納家具であって、 前記引出し壁部材の前記引出しフレームへの固着が、前
    記深皿状の引出し壁部材の上縁部に取り付けられたホッ
    クと、折り返された前記引出し壁部材のこのホックの対
    向位置に取り付けられた対ホックによって行われること
    を特徴とする収納家具。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の収納家具であ
    って、 前記天井フレームの上側、あるいは前記底フレームの下
    側に天井板あるいは底板が取り付けられていることを特
    徴とする収納家具。
JP1995007076U 1995-07-11 1995-07-11 収納家具 Expired - Lifetime JP3021062U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931637B1 (ja) * 1970-12-17 1974-08-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931637B1 (ja) * 1970-12-17 1974-08-23

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