JPH0527071Y2 - - Google Patents

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JPH0527071Y2
JPH0527071Y2 JP1986096919U JP9691986U JPH0527071Y2 JP H0527071 Y2 JPH0527071 Y2 JP H0527071Y2 JP 1986096919 U JP1986096919 U JP 1986096919U JP 9691986 U JP9691986 U JP 9691986U JP H0527071 Y2 JPH0527071 Y2 JP H0527071Y2
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JP
Japan
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reinforcing bar
back plate
plate reinforcing
plates
furniture
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JP1986096919U
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Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、大型の収納家具に関する。
【背景技術】
裏板として用いられる合板は、通常4尺×8尺
が最大の寸法であるため、例えば幅6尺×高さ8
尺の大型収納家具になると一枚物の裏板を用いる
ことはできず、2枚の裏板を継ぎ合わせて用いて
いた。このため、家具枠体の背面の上下に2枚の
裏板を用いた場合、上の裏板の下縁と下の裏板の
上縁との間に継ぎ目が生じ、継ぎ目が線状に見え
て外観が悪かつた。また、この継ぎ目においては
いずれの裏板も支持されておらず、この部分が後
方へ押されると、裏板がベコベコと動き、裏板間
に隙間が見えるという問題があつた。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは2枚の
裏板を継いで用いなけばならない大型収納家具に
おいて、上下の裏板間の継ぎ目が見えないように
すると共に上下の裏板間が押されて継ぎ目の隙間
が見えるのを防止できるようにすることにある。
【考案の開示】
本考案の大型収納家具は、前面及び背面が開口
した家具枠体1の背面に上下2枚の裏板3,4を
取着し、この上下の裏板3,4間の継ぎ目を隠す
ようにして裏板3,4間の前面に裏板補強桟5を
横方向に亘して設けるととに、裏板補強桟5に沿
うように小物収納パイプ6を裏板補強桟5に設け
て成ることを特徴とするものである。しかして、
上下の裏板3,4間に裏板補強桟5を設けてある
ので、裏板補強桟5により上下の裏板3,4間の
継ぎ目を隠して家具の外観を良好にできる。ま
た、裏板補強桟5により裏板3,4間の継ぎ目の
部分が押されるのを妨げることができ、たとえ裏
板3,4間の継ぎ目付近が押されて隙間が出来て
も裏板補強桟5により隠されていて発生した隙間
が見えないものである。更に、裏板補強桟5に小
物収納パイプを設けてあるので、この小物収納パ
イプ6に小物を吊り下げることができ、裏板補強
桟5の下の空間を小物の収納のために有効に活用
できるものである。 以下本考案の実施例を示す添付図に基いて詳述
する。家具枠体1は天板7と一対の側板8からな
るものであり、前面及び背面が開口している。家
具枠体1内の上下中段では背面の開口に臨んで側
板8間に裏板補強桟5が横架されており、裏板補
強桟5の上方には固定棚2が設けられており、固
定棚2の下面にはハンガーを吊り下げるための洋
服パイプ9が設けられている。更に、家具枠体1
の背面には上下2枚の合板の裏板3,4が上下に
つなぎ合わすように配設されており、上下の裏板
3,4の継ぎ目は裏板補強桟5の背面に位置して
いて隠れており、両裏板3,4は家具枠体1の背
面に接着ないし釘止めされており、更に両裏板
3,4の継ぎ目部分も裏板補強桟5の裏面に接着
ないし釘止めされている。従つて、裏板補強桟5
により隠されて上下の裏板3,4の継ぎ目が見え
ないばかりでなく、裏板3,4の継ぎ目の部分も
裏板補強桟5に固定されているので、裏板3,4
の継ぎ目の付近を押されても裏板3,4が動いて
裏板3,4間に隙間が生じることがないものであ
る。なお、裏板3,4が裏板補強桟5に固定しな
い場合であつても、裏板補強桟5は裏板3,4が
押されて隙間が発生するのを防げることができ、
隙間を隠すことができる。 しかして、固定棚2の上には収納物を載せて収
納することができ、洋服パイプ9には洋服などを
掛けたハンガーを吊すことができるものである。
更に、小物収納パイプ6には第3図に示すよう
に、バンドやネクタイなどの小物を下げることが
でき、引掛けフツク10を用いることにより帽子
やほうき、ブラシなどの小物を引つ掛けることも
できる。また、第4図のようなカツターラツク1
1をフツク12により小物収納パイプ6に吊り下
げると、カツターラツク11に複数枚のカツター
シヤツを収納することもできる。
【考案の効果】
本考案は、叙述のごとく前面及び背面が開口し
た家具枠体の背面に上下2枚の裏板を取着し、こ
の上下の裏板間の継ぎ目を隠すようにして裏板間
の前面に裏板補強桟を横方向に亘して設けるとと
もに、裏板補強桟に沿うように小物収納パイプを
裏板補強桟に設けてあるから、裏板補強桟により
上下の裏板間の継ぎ目を隠して家具の外観を良好
にできる。また、裏板補強桟により裏板補強桟に
より裏板間の継ぎ目の部分が押されるのを防げる
ことができ、たとえ裏板の継ぎ目付近が押されて
隙間が出来ても裏板補強桟により隠されていて発
生した隙間が見えないものである。更に、裏板補
強桟に小物補強パイプを設けてあるが、この小物
収納パイプに小物を吊り下げることができ、裏板
補強桟の下の空間を有効に活用でき、特に裏板補
強桟を横方向に亘して設けるとともに、裏板補強
桟に沿うように小物収納パイプを裏板補強桟に設
けてあるから、裏板補強桟が家具内に露出してい
ても、その裏板補強桟が、小物収納パイプの取付
け部材としか見えず、使用者には裏板が一枚板で
あるような印象を与えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は同上の断面図、第3図は同上の裏板補強桟の
下に設けられた小物収納パイプを示す一部破断し
た斜視図、第4図はカツターラツクの斜視図であ
る。 1……家具枠体、3……裏板、4……裏板、5
……裏板補強桟、6……小物収納パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面及び背面が開口した家具枠体の背面に上下
    2枚の裏板を取着し、この上下の裏板間の継ぎ目
    を隠すようにして裏板間の前面に裏板補強桟を横
    方向に亘して設けるとともに、裏板補強桟に沿う
    ように小物収納パイプを裏板補強桟に設けて成る
    大型収納家具。
JP1986096919U 1986-06-25 1986-06-25 Expired - Lifetime JPH0527071Y2 (ja)

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JP1986096919U JPH0527071Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP1986096919U JPH0527071Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JPS633236U JPS633236U (ja) 1988-01-11
JPH0527071Y2 true JPH0527071Y2 (ja) 1993-07-09

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ID=30963250

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261580A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Misawa Homes Co Ltd 収納システム、収納クローゼット及び収納ワゴン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532513U (ja) * 1978-08-18 1980-03-01

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JPS633236U (ja) 1988-01-11

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