JP3020974U - 生コンクリート打設養生用笠 - Google Patents

生コンクリート打設養生用笠

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JP3020974U
JP3020974U JP1995008645U JP864595U JP3020974U JP 3020974 U JP3020974 U JP 3020974U JP 1995008645 U JP1995008645 U JP 1995008645U JP 864595 U JP864595 U JP 864595U JP 3020974 U JP3020974 U JP 3020974U
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JP
Japan
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frame
shade
concrete
sheet
curing
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JP1995008645U
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English (en)
Inventor
藤 耕 蔵 加
Original Assignee
加藤 耕蔵
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚礁用、消波用等のコンクリートブロックを
屋外で製造するのに、構造が簡単で、取り付け、取り外
しが容易な生コンクリート打設養生用笠を提供する。 【解決手段】 骨組10にシート31がかぶせられて笠
状に形成され、この骨組10の頂点には吊金具20が固
設され、この吊金具20と骨組10を形成する縦の棒1
1の下端近くにはそれぞれロープ21,22が取り付け
られ、かつ、骨組10にはシート31がかぶせられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンクリートブロック用の型枠に生コンクリートを打設し、このコ ンクリートの養生用に反復使用される養生用笠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、魚礁用、消波用等のコンクリートブロックを製造するには 、屋外に型枠を多数ならべ、これに生コンクリートを打設し、所定の日数養生の 後、型枠を外して仕上げていた。 そして、生コンクリート打設後は、型枠上面にシートを置き石等を重しにする とか、シートの端に紐を付けて型枠に止める等の手段を用いていたが、このよう な手間がかけられない場合はそのまま養生する場合もあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、シートを置いた場合には、雨が降ったりすると、シート上に水がた まり、又、生コンが固まる時に発生する熱が溜り易く、養生に多大な人手をかけ ていた。
【0004】 特に、そのまま養生する場合は、特に、コンクリート打設後、このコンクリー トに直射日光が当るとヒビ割れが生じ、コンクリート製品に悪い影響が生じるこ とは避けられなかった。
【0005】 本考案は前述した事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で、反復使用 ができ、かつ、型枠にかぶせるだけで養生が可能な新規な生コンクリート打設養 生用笠を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、骨組にシートがかぶせられて笠状に形成され、この骨組の頂点に固 設された吊金具にはロープの下端が結ばれ、骨組を形成する棒の下端部近傍には それぞれコンクリート型枠に連結されるロープが吊下されていることを特徴とす る。
【0007】 また、本考案の養生用カバーの骨組は頂点から外方へ斜めに延出された3本以 上の縦の棒と、この棒の下部を略水平に結ぶ横の棒とで形成され、この横の棒に は所定長さのシートが吊下されていることを特徴とする。
【0008】 本考案によれば、生コンクリート打設養生用笠を型枠上にかぶせて置き、ロー プでこの笠を型枠に固定する構造であるから、簡単な構造で、且つ、良好な条件 でコンクリートの養生が可能になる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、添付図に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す生コンクリート打設養生用笠の図で、(a)は 正面図を、(b)は平面図を示す。図2は本考案の笠の使用状態を示す説明図で ある。
【0010】 図において、2は本考案の養生用笠であり、10は笠2の骨組、20は笠2の 吊金具で、骨組10は、金属またはプラスチックのパイプ製の単管や、製材時に 出る細木または垂木等の棒で形成され、単管の場合はクランプまたは溶接で加工 され、木製の場合は釘打ちや鉄線で緊締されている。 吊金具20は鉄筋を曲げて作ると簡単である。
【0011】 そして、骨組10を形成する縦の棒11の下端部10a近傍にはナイロン等で作 られた3〜5m長のロープ22が吊下されている。 又、骨組10の上面にはナイロンシート、塩ビシート等で作られたシート31 がかぶせられ、骨組10に絲、鉄線等でぬいつけて止められている。 図 1,2は縦の棒11が4本、頂点から外方へ斜めに延出された構造で、吊金 具20をロープ21で吊して、図2に示すように型枠1の開放された上面にかぶ せて置き、風でとばされないようにロープ22で型枠1側面に固定する。 なお、ロープ22は笠2を布設する際の誘導用にも使用される。
【0012】 前記のように構成した笠2は、図に示すように縦の棒11の下部を略水平に結 ぶ横の棒12で連結し、これに所定長さのシート32を吊下し、防寒養生用とす る場合もある。
【0013】 本実施例では縦の棒11は4本であるが、型枠の形により、3本でも5本以上 でも良く、要は型枠1の解放された上面の形状に合わせ、笠をかぶせた時に隙間 が余りない形状で、かつ、吊金具20で吊り下げた時にバランスがとれた形状に すれば良い。
【0014】 本考案の笠2を型枠にかぶせるには、人力またはレッカー等で笠の吊金具20 に取り付けられたロープ21を引きながら型枠1の上まで持って行き、図2に示 すように型枠1上にかぶせて置き、ロープ22を型枠1の側面に固定する。
【0015】
【考案の効果】
以上詳細に説明した本考案によれば、下記のような効果を奏するものである。 (1) 吊金具に取り付けたロープを吊り下げて、型枠上にかぶせ、型枠に骨組か らのロープを連結するだけなので、型枠の数が多くても時間がかからず、生コン クリート打設後の手間もかからず能率が向上する(請求項1)。
【0016】 (2) 笠は、シートが傾斜しているので、多少の雨が降っている時でもコンクリ ート打設と養生が可能である(請求項1)。
【0017】 (3) 笠に廃材を使用することも可能で、何回でも反復使用することができ費用 が安くてすむ(請求項1)。
【0018】 (4) 横の棒にシートが吊下された構造の笠を使用すると防寒養生ができる(請 求項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す笠の図で、(a)は正
面図を、(b)は平面図を示す。
【図2】本考案の一実施例を示す笠の使用状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 型枠 2 笠 10 骨組 11,12 棒 20 吊金具 21,22 ロープ 31,32 シート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨組にシートがかぶせられて笠状に形成
    され、この骨組の頂点に固設された吊金具にはロープの
    下端が結ばれ、前記骨組を形成する棒の下端部近傍には
    それぞれコンクリート型枠に連結されるロープが吊下さ
    れていることを特徴とする生コンクリート打設養生用
    笠。
  2. 【請求項2】 前記骨組は頂点から外方へ斜めに延出さ
    れた3本以上の縦の棒と、この棒の下部を略水平に結ぶ
    横の棒とで形成され、この横の棒には所定長さのシート
    が吊下されていることを特徴とする請求項1記載の生コ
    ンクリート打設養生用笠。
JP1995008645U 1995-07-26 1995-07-26 生コンクリート打設養生用笠 Expired - Lifetime JP3020974U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018135711A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 テクノプロ株式会社 コンクリート養生方法および養生装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813862A (ja) * 1981-07-15 1983-01-26 ナショナル住宅産業株式会社 雨養生装置
JPS6132456B2 (ja) * 1982-09-29 1986-07-26 Shigeru Tanaka

Patent Citations (2)

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