JP3020794B2 - 建設機械の電子制御装置 - Google Patents

建設機械の電子制御装置

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JP3020794B2 JP6050650A JP5065094A JP3020794B2 JP 3020794 B2 JP3020794 B2 JP 3020794B2 JP 6050650 A JP6050650 A JP 6050650A JP 5065094 A JP5065094 A JP 5065094A JP 3020794 B2 JP3020794 B2 JP 3020794B2
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吾一 竹留
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械の電子制御装
置に関するもので、特にその冗長回路に特徴を有するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の油圧ショベル等の建設機械におけ
る油圧システムは電子制御化され、図5に示されるよう
に、電源+Bに、油圧回路の電磁弁B1 〜Bn に電気信
号を送って油圧システムを自動制御するコントローラC
onと、コントローラ不具合時に油圧システムを操作スイ
ッチS1 〜Sn により手動制御する冗長回路JO とが、
冗長選択スイッチS0 を介して択一的に接続されてい
る。
【0003】そして、通常はコントローラConより油圧
回路の電磁弁B1 〜Bn に電気信号を送って油圧システ
ムを制御している。コントローラ不具合時は、冗長選択
スイッチS0 を冗長側に切換えることにより、コントロ
ーラConは停止する。その後、各電磁弁B1 〜Bn に対
応する操作スイッチS1 〜Sn をオンすることにより、
電磁弁B1 〜Bn に作動信号が送られる。抵抗器R1
n の抵抗値を適正値にすることにより電磁弁B1 〜B
n へ流れる電流を適正値にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(1) 電磁弁B1 〜Bn は大電流が必要であり、抵抗器R
1 〜Rn の消費電力は大きなものとなる。このため、抵
抗器R1 〜Rn の大型化によるコストアップ、取付場所
の制限、耐振性の低下を招く。
【0005】(2) 抵抗器R1 〜Rn は発熱するので、取
付場所の制限を受ける。
【0006】(3) 今後、電子制御化が進むにつれ、コン
トローラConの制御対象(電磁弁B1〜Bn )の増加と
ともに、冗長回路JO の抵抗器R1 〜Rn も多数にな
り、(1),(2) の理由により実用困難となる。実用的に
は2〜4系統程度の電磁弁冗長回路が限界であり、冗長
したくてもできないものが多かった。
【0007】(4) 操作スイッチS1 〜Sn には大電流が
流れるので、この操作スイッチS1 〜Sn を大きなもの
とする必要であった。これは、抵抗器R1 〜Rn の大型
化とともに制御装置の大型化、コストアップにつながっ
ている。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、小形、軽量、安価かつ発熱の少ない冗長回路を備
えた建設機械における電子制御装置を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電源に、油圧回路の電磁弁に電気信号を送って油圧
システムを自動制御するコントローラと、コントローラ
不具合時に油圧システムを手動制御する冗長回路とが、
冗長選択スイッチを介して択一的に接続された建設機械
における電子制御装置において、前記冗長回路が、電磁
弁のソレノイドへ出力される電圧をスイッチングにより
オン・オフの矩形波に制御するスイッチング素子と、こ
のスイッチング素子に出力するスイッチング制御信号に
て前記矩形波の周期に対するオン時間比を制御すること
により前記ソレノイドへ出力される電流を制御する波形
制御回路とを具備した構成である。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
電子制御装置における波形制御回路が、三角波発生回路
より三角波電圧を出力する発振部と、その三角波電圧と
スイッチ操作により抵抗器にて電圧降下される直流電圧
との大小関係によってスイッチング制御信号を出力する
比較器とにより構成され、この比較器の出力によりスイ
ッチング素子としてのトランジスタをオン・オフ制御す
るものである。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の電子制御装置において、発振部が独立に設置さ
れ、比較器とスイッチング素子とからなるドライバが増
設可能に設けられたものである。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2記載の
電子制御装置にて、比較器に入力される直流電圧を決定
する抵抗器として、可変抵抗器を外部操作可能に設けた
ものである。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明は、スイッチング素子に
より電磁弁へ出力される矩形波電圧の周期に対するオン
時間比を波形制御回路により制御することにより、電磁
弁のソレノイドに通電される出力電流を制御する。
【0014】請求項2に記載の発明は、発振部から出力
された三角波電圧と、抵抗器にて決定される直流電圧と
を比較器に入力し、両電圧の大小関係によって比較器か
らトランジスタへスイッチング制御信号を出力し、トラ
ンジスタから電磁弁へ矩形波電圧を出力する。
【0015】請求項3に記載の発明は、一つの発振部を
共通に使用して、比較器とスイッチング素子とからなる
ドライバを必要に応じて増設し、各ドライバから対応す
る電磁弁に出力電流を供給する。
【0016】請求項4に記載の発明は、外部操作可能の
可変抵抗器により比較器に入力される直流電圧を変化さ
せることにより三角波電圧との関係を変化させ、冗長中
でも比較器からトランジスタへ出力されるスイッチング
制御信号を手動制御する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を、図1乃至図3に示される一
実施例および図4に示される部分変形例を参照して詳細
に説明する。
【0018】図2は建設機械における電子制御装置を示
し、電源+Bに、油圧回路の電磁弁B1 〜Bn に電気信
号を送って油圧システムを自動制御するコントローラC
onと、コントローラ不具合時に油圧システムを手動制御
する冗長回路JO とが、冗長選択スイッチS0 を介して
択一的に接続されている。
【0019】そして、コントローラConより油圧回路の
電磁弁B1 〜Bn に電気信号を送り、油圧システムを制
御している。コントローラ不具合時は、冗長選択スイッ
チS0 を冗長に切換えることにより、コントローラCon
は停止する。その後、各電磁弁B1 〜Bn に対応する操
作スイッチS1 〜Sn をオンすることにより、冗長回路
O から、電磁弁B1 〜Bn に作動信号が送られる。
【0020】コントローラConの出力端子に接続された
冗長回路JO の入力端子IN1 〜INnは、図1に示される
ように冗長回路JO の出力端子 OUT1 〜 OUTn に直結さ
れている。
【0021】次に、図1により冗長回路JO を説明す
る。この冗長回路JO は、独立に設置された一つの発振
部Oscに対し、比較器C1 〜Cn とスイッチング素子と
してのトランジスタQ1 〜Qn とからなる複数のドライ
バD1 〜Dn が増設可能に設けられている。各々のドラ
イバD1 〜Dn は、従来の抵抗器R1 〜Rn (図5)の
代りにトランジスタQ1 〜Qn で電流をスイッチングし
制限するものである。
【0022】以下の説明では、一つのドライバD1 を例
にとって発振部OscとドライバD1との組合せ回路を説
明するが、ドライバD2 〜Dn も同様である。
【0023】前記発振部Oscは、直流電源回路Eと三角
波発生回路Δとにより構成されている。この三角波発生
回路Δは、図3に示される三角波電圧VD を出力する発
振器である。
【0024】前記比較器C1 は、前記三角波発生回路Δ
より出力された三角波電圧VD を+端子に入力し、電源
回路Eより出力された直流電圧+B2から操作スイッチ
1のオンにより抵抗器RA1,RB1における抵抗器RB1
にて電圧降下される直流電圧VRef を−端子に入力し、
+端子の三角波電圧VD と−端子の直流電圧VRef とを
比較し、この2端子に入力される信号の大小関係によっ
てスイッチング制御信号「H」「L」を出力するもので
ある。
【0025】この比較器C1 の出力部がトランジスタQ
1 のベースに接続されている。このトランジスタQ
1 は、比較器C1 から出力されたベース電流によりコレ
クタ電流をオン・オフ制御され、出力端子 OUT1 より電
磁弁B1 のソレノイドに印加される電圧+Bを、図3
(B)に示されるようにオン・オフの矩形波に制御する
スイッチング素子である。
【0026】前記発振部OscおよびドライバD1 の比較
器C1 は、前記図3(B)に示される矩形波の周期Tに
対するオン時間TONの比(Duty =TON/T)を制御す
ることにより、前記電磁弁B1 のソレノイドへ出力され
る電流IB1を制御する波形制御回路A1 を構成してい
る。
【0027】なお、共通の発振部Oscと各ドライバD2
〜Dn の比較器C2 〜Cn とによっても、それぞれの波
形制御回路が構成されているが、その符号は省略する。
【0028】次に、この図1乃至図3に示された実施例
の動作を説明する。
【0029】冗長選択スイッチS0 を冗長側へ切換える
と、コントローラConは停止し、冗長回路JO に電源の
電圧+Bが印加される。
【0030】この電圧+Bが印加されると(操作スイッ
チS1 はオフのままとする)、比較器C1 の−端子には
抵抗器RB1を通じ電圧VRef が印加されるが、比較器C
1 の−端子および+端子は高インピーダンスなので抵抗
器RB1には電流がほとんど流れない。よって、抵抗器R
B1での電圧降下はほぼ0(V)であり、電圧VRef には
電圧+B2が印加される。
【0031】三角波発生回路Δの出力端子からは図3
(A)のような適当な周波数の三角波が出力され、比較
器C1 の+端子にアース GNDに対する電圧VD が印加さ
れる。この三角波電圧VD の最大値をVDHとし、最小値
をVDLとする。
【0032】比較器C1 は、−端子より+端子の電位が
高い時に出力が「H」電位となり、スイッチング素子
(トランジスタ)Q1 をオンにする。このとき、電圧+
Bはスイッチング素子Q1 を経て出力端子 OUT1 から電
磁弁B1 へ印加される。
【0033】反対に、−端子より+端子の電位が低いと
出力が「L」電位となり、スイッチング素子Q1 はオフ
し、出力端子 OUT1 からは何も出力されない。
【0034】いずれにしても、操作スイッチS1 がオフ
の場合は、電圧VRef =+B2であるから、図3(A)
に示されるように+端子の電圧VD より−端子の電圧V
Refの電位が高く、比較器C1 の出力は常に「L」であ
り、スイッチング素子Q1 は常にオフであり、出力端子
OUT1 からは何も出力されない。つまり操作スイッチS
1 がオフであれば、出力端子 OUT1 からは無出力であ
る。
【0035】一方、この冗長状態で操作スイッチS1
オンにすると、電圧VRef は+B2が抵抗器RB1と抵抗
器RA1とで分割された電圧に低下し、図3(B)に示さ
れるように電圧VD の最大値VDHと最小値VDLとの間に
位置し、この電圧VRef が比較器C1 の−端子に印加さ
れる。
【0036】このため、図3(B)に示されるように三
角波電圧VD が電圧VRef よりも高いか低いかによっ
て、比較器C1 の出力は「H」と「L」を繰返し、スイ
ッチング素子Q1 はオン・オフ動作し、出力端子 OUT1
からは、図3(B)に示される電圧+B(実際はスイッ
チング素子Q1 のコレクタ・エミッタ間電位差VCEを+
Bから差引いた値)が矩形波状に出力される。
【0037】電磁弁B1 はソレノイド構造であり、大き
なインダクタンスを持っているので、出力端子 OUT1
り電磁弁B1 のソレノイドに矩形波状に電圧+Bを印加
しても、ソレノイドに出力される電流IB1(アンペア)
は、図3(B)に示されるように直流に近いものとな
り、出力端子 OUT1 より電磁弁B1 への電圧印加がない
ときでも、フライホイールダイオードCR1 によりソレノ
イドに出力電流IB1が流れる。この出力電流IB1は、下
記の式によって表わされる。
【0038】
【式1】 このように、抵抗器RB1と抵抗器RA1との比により電圧
Ref を設定でき、この電圧VRef を設定することによ
りDuty を設定でき、このDuty の設定により電磁弁B
1 に流れる電流IB1を設定でき、従来の抵抗器R1 〜R
n と同等の機能を持たすことができる。
【0039】従来の抵抗器R1 〜Rn の場合は電力消費
をもって電流を制御するが、本装置ではスイッチング素
子Q1 により結果的に電流を制御するので、理論上の電
力消費は「0」であり、実際はスイッチング素子Q1
オン作動時の抵抗分のみの電力消費となり、ごく小さな
発熱で通電制御を実現でき、冗長回路JO を小形化でき
る。また、操作スイッチS1 〜Sn は小電流のため、小
形スイッチでも使用可能となる。
【0040】次に、本発明の変形例を説明する。先ず、
スイッチング素子Q1 としては、図1に示されるように
一般トランジスタを例示したが、この一般トランジスタ
の他に、例えば電界効果トランジスタ(FET)を使用
してもよい。
【0041】また、比較器C1 の入力側抵抗器は、図1
に示された固定抵抗器RA1,RB1の代わりに、図4に示
されるように可変抵抗器VR1 にすれば任意に電圧VRef
を変化させて、電磁弁B1 への出力電流IB1を自由に設
定できる。
【0042】この可変抵抗器を各ドライバに設けること
により、各電磁弁B1 〜Bn に流す電流を各々最適値に
設定でき、一つの冗長回路JO で多種の冗長すべきシス
テムに対応できる。
【0043】さらに、前記可変抵抗器VR1 を外部に設け
て外部操作可能としておけば、冗長中でも手動で電磁弁
1 への出力電流IB1を変化でき、例えば油圧ショベル
でのポンプ出力馬力の調整等を行うことが可能である。
【0044】以上は、一つのドライバD1 について説明
したが、図1の冗長回路詳細図に示されるように、ドラ
イバD2 〜Dn を増設することにより安価かつ容易に多
系統の冗長回路が実現できる。
【0045】最後に、以上の実施例に示された電子制御
システムの効果をまとめると、次のようになる。
【0046】(1) スイッチング素子としてのトランジス
タQ1 〜Qn により電流制限するので従来の抵抗器R1
〜Rn のような発熱が少ない。
【0047】(2) 発熱が少ないので、小形化が可能であ
る。
【0048】(3) 小形化可能であるからコストダウンで
きる。特に多系統になるほどコストダウンの効果が顕著
である。
【0049】(4) 内部の小電力抵抗器RA1〜RAnおよび
B1〜RBnの抵抗値を変化させるだけで電磁弁B1 〜B
n のソレノイドに対する電流制限量を容易に設定できる
ので、多種の電流制限量を持った電子制御装置でも製作
が容易である。
【0050】(5) 前記 (4)の固定抵抗器RA1〜RAn,R
B1〜RBnの代わりに可変抵抗器VR1 を接続すれば、冗長
動作中でも外部より電磁弁B1 〜Bn への電流を容易に
調整できる。例えば、油圧ショベルのポンプ出力を調整
するバルブを動作させるための電磁弁の冗長回路にこの
可変抵抗器VR1 を適用すれば、コントローラの不具合時
でも手動によりポンプ出力を調整できる。
【0051】(6) (1),(2),(3) の理由により、多数の
ドライバD1 〜Dn を増設して容易に多系統化できるの
で、例えば、油圧ショベル等で制御対象(電磁弁B1
n )の全てを冗長することも可能である。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、建設機
械の電子制御システムにて従来の冗長回路における抵抗
器の代わりに、スイッチング素子より出力される矩形波
を波形制御回路にて制御することにより、電磁弁のソレ
ノイドへ出力される電流を制限したから、小形、軽量か
つ発熱の少ない冗長回路を提供できる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、三角波電
圧と直流電圧とを比較して矩形波を得るようにしたか
ら、直流電圧を変化させて両電圧の大小関係を変化させ
ることにより、結果的に電磁弁のソレノイドに供給され
る電流を容易に設定でき、またその可変調整も容易に行
うことができる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、発振部を
独立させるとともにドライバを増設する構造としたか
ら、多数の電磁弁に対応できる多回路化を容易に達成で
き、多数の電磁弁を冗長動作できる。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、外部操作
可能の可変抵抗器により冗長動作中でも電磁弁への供給
電流を容易に調整でき、例えば、コントローラ不具合時
でも建設機械のポンプ出力などを手動調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の電子制御装置における冗長
回路の一実施例を示す電気回路図である。
【図2】同上電子制御装置の概要を示す電気回路図であ
る。
【図3】(A)は同上冗長回路の操作スイッチS1 がオ
フのときの比較器の+端子電圧と−端子電圧との関係を
示す波形図、(B)はその操作スイッチS1 がオンのと
きの比較器の+端子電圧と−端子電圧との関係を示す波
形図、冗長回路の出力端子からの矩形波および電磁弁に
通電される出力電流波形を示す波形図である。
【図4】比較器の入力部の変形例を示す回路図である。
【図5】従来の建設機械における電子制御装置を示す回
路図である。
【符号の説明】
+B 電源 B1 〜Bn 電磁弁 Con コントローラ JO 冗長回路 S0 冗長選択スイッチ Q1 〜Qn スイッチング素子としてのトランジスタ A1 波形制御回路 Δ 三角波発生回路 Osc 発振部 RA1〜RAn,RB1〜RBn 抵抗器 C1 〜Cn 比較器 D1 〜Dn ドライバ VR1 可変抵抗器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に、油圧回路の電磁弁に電気信号を
    送って油圧システムを自動制御するコントローラと、コ
    ントローラ不具合時に油圧システムを手動制御する冗長
    回路とが、冗長選択スイッチを介して択一的に接続され
    た建設機械における電子制御装置において、 前記冗長回路が、 電磁弁のソレノイドへ出力される電圧をスイッチングに
    よりオン・オフの矩形波に制御するスイッチング素子
    と、 このスイッチング素子に出力するスイッチング制御信号
    にて前記矩形波の周期に対するオン時間比を制御するこ
    とにより前記ソレノイドへ出力される電流を制御する波
    形制御回路とを具備したことを特徴とする建設機械の電
    子制御装置。
  2. 【請求項2】 波形制御回路が、三角波発生回路より三
    角波電圧を出力する発振部と、その三角波電圧とスイッ
    チ操作により抵抗器にて電圧降下される直流電圧との大
    小関係によってスイッチング制御信号を出力する比較器
    とにより構成され、この比較器の出力によりスイッチン
    グ素子としてのトランジスタをオン・オフ制御すること
    を特徴とする請求項1記載の建設機械の電子制御装置。
  3. 【請求項3】 発振部が独立に設置され、比較器とスイ
    ッチング素子とからなるドライバが増設可能に設けられ
    たことを特徴とする請求項1または2記載の建設機械の
    電子制御装置。
  4. 【請求項4】 比較器に入力される直流電圧を決定する
    抵抗器として、可変抵抗器を外部操作可能に設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の建設機械の電子制御装置。
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