JP3020759U - 積み重ね可能な容器 - Google Patents
積み重ね可能な容器Info
- Publication number
- JP3020759U JP3020759U JP1995007422U JP742295U JP3020759U JP 3020759 U JP3020759 U JP 3020759U JP 1995007422 U JP1995007422 U JP 1995007422U JP 742295 U JP742295 U JP 742295U JP 3020759 U JP3020759 U JP 3020759U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- container
- small
- protrusion
- protrusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Stackable Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 積み重ねた場合に容易に離すことができる容
器を提供する。 【解決手段】 段部(3)に複数の突部(4)を形成
し、上縁部内径(D1)を突部外径(D3)より小さ
く、小径下部(5)の外径(D2)より大きく形成し、
小径下部(5)には下方に縮径勾配(β)を付け、上下
方の容器(1A、1B)を突部(4)だけで点接触させ
る。
器を提供する。 【解決手段】 段部(3)に複数の突部(4)を形成
し、上縁部内径(D1)を突部外径(D3)より小さ
く、小径下部(5)の外径(D2)より大きく形成し、
小径下部(5)には下方に縮径勾配(β)を付け、上下
方の容器(1A、1B)を突部(4)だけで点接触させ
る。
Description
【0001】
本考案は、コップなどの積み重ね可能な容器に関する。
【0002】
積み重ね可能な容器、例えばコップは、収納上又は配膳上から有用で多用され ている。
【0003】
しかし、この種のコップは、積み重ねた場合に上下のものが密着し、特に水切 りしないときは密着の度合いが強く、離すのが困難で困惑することがある。
【0004】 本考案は、積み重ねた場合に容易に離すことができる積み重ね可能な容器を提 供することを目的としている。
【0005】
本考案によれば、等肉厚の大径上部と下方に縮径された小径下部とが段部を介 して連続され、その段部には複数の突部が形成され、前記大径上部の上縁部内径 は前記突部外径より小さく前記小径下部外径より大きく形成されている。
【0006】 上記のように構成された積み重ね可能な容器においては、積み重ねた場合、上 方の容器は段部の突部で下方の容器の上縁部で係止され、したがって、突部で形 成された凹部は当接しない。
【0007】 また、上方の容器の小径下部外周面と下方の容器の内周面との間には、勾配の 差により前記凹部に連通する環状の隙間が形成される。したがって、上下方の容 器は、突部で点接触しているだけなので、上方の容器を下方の容器から容易に離 すことができる。
【0008】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0009】 図1および図2において、容器(例えばコップ)1は、例えばポリカーボネイ ト樹脂製で、大径上部2と、下方に勾配βで縮径する小径下部5及び両者2、5 を連続する段部で形成されており、全体的に同じ肉厚に形成されている。すなわ ち、内周面2b、5bは外周面2a、5aと平行に形成されている。図示の例で は大径上部2は下方に勾配αで縮径しいてる。また、段部3には、高さHの複数 の突部4が形成されている。そして、上縁部2cの内縁X1の内径D1は、突部 4の外縁X3の外径D3より小さく、小径下部5の上端X2の外径D2より大き く形成されている(図4)。
【0010】 次に作用について説明する。
【0011】 図3に示すように容器1A、1Bを積み重ねると、下方の容器1Bの上縁部2 cの内径D1は、上方の容器1Aの突部4の外径D3より小さく小径下部の外径 D2より大きいので、上方の容器1Aはその突部4で係止される。そして、両容 器1A、1Bとの間には、突部4の高さHに等しい凹部C(図1に斜線部で示す )が形成される。
【0012】 また、上方の容器1Aの小径下部の外周面5aと下方の容器1Bの内周面2b 、5bとの間には、勾配βが勾配αより大きいことによる環状の隙間C1が形成 され、その環状の隙間C1は前記の凹部Cに連通されている。したがって、上方 の容器1Aは、下方の容器1Bに複数の突部4で点接触しているだけである。そ の結果、上方の容器1Aを持ち上げると、容易に下方の容器1Bから離すことが できる。
【0013】
【考案の効果】 本考案は、以上説明したように構成されているので、容器を積み重ねた場合、 容易に離すことができる。
【図1】本考案の一実施例を示す側面図。
【図2】図1のX−X矢視断面図。
【図3】積み重ねた場合の側断面図。
【図4】図2の段部の詳細を示す断面図
【符号の説明】 C・・・凹部 C1・・・環状の隙間 α、β・・・勾配 1、1A、1B・・・容器 2・・・大径上部 2a、5a・・・外周面 2b、5b・・・内周面 2c・・・上縁部 3・・・段部 4・・・突部 5・・・小径下部
Claims (1)
- 【請求項1】 等肉厚の大径上部と下方に縮径された小
径下部とが段部を介して連続され、その段部には複数の
突部が形成され、前記大径上部の上縁部内径は前記突部
外径より小さく前記小径下部外径より大きく形成されて
いることを特徴とする積み重ね可能な容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007422U JP3020759U (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 積み重ね可能な容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007422U JP3020759U (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 積み重ね可能な容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020759U true JP3020759U (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=43156121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995007422U Expired - Lifetime JP3020759U (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 積み重ね可能な容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020759U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3495693B2 (ja) | 2000-09-13 | 2004-02-09 | 株式会社関坂漆器 | ホテルパン利用の食品加熱・冷却方法 |
JP2012106785A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Takano:Kk | 飲用容器 |
WO2022163238A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | くら寿司株式会社 | 飲料用容器 |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP1995007422U patent/JP3020759U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3495693B2 (ja) | 2000-09-13 | 2004-02-09 | 株式会社関坂漆器 | ホテルパン利用の食品加熱・冷却方法 |
JP2012106785A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Takano:Kk | 飲用容器 |
WO2022163238A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | くら寿司株式会社 | 飲料用容器 |
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