JPH047085Y2 - - Google Patents

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JPH047085Y2
JPH047085Y2 JP10931386U JP10931386U JPH047085Y2 JP H047085 Y2 JPH047085 Y2 JP H047085Y2 JP 10931386 U JP10931386 U JP 10931386U JP 10931386 U JP10931386 U JP 10931386U JP H047085 Y2 JPH047085 Y2 JP H047085Y2
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JP
Japan
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cap
container body
protrusions
mountain
ice cream
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JP10931386U
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JPS6334090U (ja
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、コーンカツプに充填されたアイス
クリームを包装する為の容器本体とキヤツプとか
らなるアイスクリーム包装用容器に関する。
(従来の技術) コーンカツプに充填されたアイスクリームを包
装する容器本体とキヤツプとからなる合成樹脂製
のアイスクリーム包装用容器は公知である。コー
ンカツプに充填されたアイスクリームは、上方に
大きく盛り上げられているため、キヤツプを容器
本体から外す際、該キヤツプを容器本体から垂直
上方に持上げて、盛り上げられたアイスクリーム
をキヤツプから抜き出すようにして外せばよい
が、キヤツプを容器本体から折曲げるようにして
外すと、盛り上げられたアイスクリームが折れて
しまうという不都合がある。
この不都合を解消する為、容器本体とキヤツプ
との嵌合部になる夫々の環状突壁又は環状溝に
夫々山状の突部を設け、容器本体からキヤツプを
外す際に、そのいずれかを持ち、他を回動するこ
とによつて上記山状の突部どうしのカム作用によ
り、両者の嵌合が容易に外されるようにしたアイ
スクリーム包装用容器が例えば実公昭61−8931号
公報により公知である。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知の容器本体とキヤツプの嵌合部に夫々
山状の突部を設けたアイスクリーム包装用容器は
キヤツプを容器本体から外す際には、容器本体と
キヤツプとの夫々の山状突部が有効に働いてキヤ
ツプの取外しを楽に行うことができて効果的であ
るが、アイスクリームを充填した容器本体にキヤ
ツプを被せて嵌合させる際に、容器本体の山状突
部とキヤツプの山状突部とが一致した際、その頂
部どうしが当つて容器本体にキヤツプが嵌合でき
ないという問題点がある。
この考案は、上記従前公知のアイスクリーム包
装用容器の問題点に鑑み、キヤツプを容器本体か
ら外す際、楽に垂直方向に外すことができるよう
にすることは勿論、キヤツプを容器本体に機械的
に自動嵌合させる際にも、キヤツプ及び容器本体
の夫々の山状突部の頂部が突き当つて嵌合不良を
生ずることなく、確実な自動嵌合を得ることを目
的としてなしたものである。
(問題点を解決する為の手段) この為にこの考案では、容器本体と、この容器
本体に嵌合離脱可能としたキヤツプとからなり、
該容器本体の嵌合部上縁に複数の上向き山状突部
を有し、キヤツプの嵌合部に複数の内向き且つ下
向き山状突部を有するアイスクリーム包装用容器
であつて、容器本体の突部とキヤツプの突部の数
を同数とし、夫々嵌合部の円周方向に略等間隔に
配置してあるが、容器本体の山状突部とキヤツプ
の山状突部を対向させた際全ての山状突部が一致
することなく、僅かに対向位置がずれている山状
突部を容器本体又はキヤツプの何れかに形成し、
容器本体の山状突部の上部外側位置に上部が内向
きになる傾斜縦溝を形成してあることを特徴とす
る。
(作用) この考案では、容器本体の山状突部の上部外側
位置に上部が内向きになる傾斜縦溝を形成してあ
り、而も容器本体の突部とキヤツプの突部の数を
同数とし、夫々嵌合部の円周方向に略等間隔に配
置してあるが、容器本体の山状突部とキヤツプの
山状突部を対向させた際全ての山状突部が一致す
ることなく、僅かに対向位置がずれている山状突
部を容器本体又はキヤツプの何れかに形成してあ
るから、キヤツプと容器本体を嵌合する際、容器
本体の山状突部とキヤツプと山状突部とが対向し
て一致した場合、キヤツプの山状突部の頂部が容
器本体の山状突部の傾斜縦溝内に入り込んで、頂
部どうしが突き当ることなく、而も上記対向位置
がずれている山状突部が対応する山状突部と僅か
に位置ずれして嵌合するから、この位置ずれして
いる突部どうしの傾斜部によるカム作用により、
容器本体とキヤツプとの位置を円周方向に僅かに
ずらし、上記対向一致していた山状突部どうしの
位置関係をもずらし、キヤツプと容器本体の嵌合
を確実とする。
(実施例) 以下図面に示した好ましい実施例により本考案
の詳細を説明する。
図中1が容器本体で、公知の容器本体と同様合
成樹脂により成型されており、キヤツプとの嵌合
上縁2に4個の上向き三角山状突部3,3を有す
る。この山状突部3,3は容器本体1の嵌合上縁
2の円周方向に等間隔に、即ち第4図に示すよう
に、平面図の中心を通るX,Y軸線上に夫々の突
部の頂部が位置するように配置させてある。この
夫々の三角山状突部3は第6図及び第7図に示す
ように夫々の頂部4が内側に向くよう僅かに彎曲
構成してあると共にその上部外側位置に上部が内
向きとなる傾斜縦溝5を形成してある。
一方図中6がキヤツプで、公知のそれと同様合
成樹脂により成型されており、段7により僅かに
大径に型成された嵌合部8を有する。この嵌合部
8に内向き且つ下向きの三角山状突部9,9が型
成したあり、その数を容器本体1の山状突部3の
数と同数の4個としてある。そしてこの山状突部
9,9の容器本体1の山状突部3と同様、嵌合部
8の円周方向に略等間隔に配置させてあるが、容
器本体1の上記山状突部3,3と対向させた際、
4つ全ての山状突部9,9が一致することなく、
僅かに対向位置をずらせた突部を有するようにし
てある。
図示した実施例では、第5図のキヤツプの底面
に示すように中心に通るX,Y軸に対応してみる
と、左右の突部9,9をX軸線上に配置し、上下
の突部9,9をY軸線上から僅かに時計方向寄り
にずらせてある。そしてこの突部9,9の側面
は、キヤツプの側面の延長面にて構成されてお
り、第9図に示すように下側が外向きに傾斜して
いる。
この他図中10は、上記キヤツプの嵌合部8に
形成した縦長のガス抜き突部で、容器内の加圧ガ
スが抜けるようにしてある。このガス抜きが必要
なのは、アイスクリームを容器に充填する際は、
柔らかい状態であり、これを硬める為に充填直後
にチツ素ガスを吹きかけてキヤツプを嵌合させ
る。その後この容器に充填されたアイスクリーム
は冷凍庫に収められるが、その際上記チツ素ガス
の為容器の内圧が外より高まり、キヤツプを離脱
してしまう惧がある。このキヤツプの離脱を防止
する為、上記ガス抜き突部10が必要となる。
上記の通りの構成からなる本考案アイスクリー
ム包装用容器にアイスクリームを充填してキヤツ
プ6を自動嵌合する際、容器本体1の山状突部3
とキヤツプ6の山状突部9とが対向しない位置で
嵌合すれば、従前の容器と同じように容易に嵌合
できる。
次にキヤツプ6の山状突部9,9の何れかが容
器本体1の山状突部3と対向して、その頂部どう
しが一致すれば、先ずキヤツプ6の山状突部9の
頂部が容器本体1の山状突部3の上部に形成した
傾斜縦溝5内に入り込むと同時に、僅かに位置を
ずらせた山状突部9が容器本体1の山状突部3と
僅かにずれた位置で対向し、これらが共働してカ
ム作用を働かせ、容器本体1に対してキヤツプ6
を回動させ、山状突部3,9の頂部どうしの一致
を外し、キヤツプ6の容器本体1への嵌合を確実
なものとする。
上記のようにして嵌合したキヤツプを離脱する
為には、容器本体1に対してキヤツプ6を回動さ
せると夫々の山状突部3と9とのカム作動によ
り、キヤツプ6が容器本体1に対して垂直方向に
移動し、夫々の嵌合を円滑に外すことになる。従
つてその後キヤツプ6をそれからアイスクリーム
を抜き出すようにして外せば、アイスクリームを
折ることはない。
(考案の効果) 叙上の如く本考案容器によれば、容器本体の山
状突部に形成した傾斜縦溝の作用及び、容器本体
とキヤツプの山状突部の僅かな位置ずれにより、
キヤツプの容器本体への嵌合時に、夫々の山状突
部の頂部どうしが一致した場合に、それらを自動
的に位置ずれさせ、自動機による嵌合の際嵌合不
良を生ぜしめることなく、自動嵌合を確実とする
ことができた大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好ましい実施例を示すもので、
第1図はその嵌合状態の正面図、第2図は容器本
体の斜面図、第3図はキヤツプの斜面図、第4図
は容器本体の平面図、第5図はキヤツプの底面
図、第6図は容器本体の山状突部の拡大斜面図、
第7図はその縦断面図、第8図はキヤツプの山状
突部の拡大斜面図、第9図はその縦断面図であ
る。 1……容器本体、2……嵌合上縁、2……山状
突部、4……頂部、5……傾斜縦溝、6……キヤ
ツプ、7……段、8……嵌合部、9……山状突
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体と、この容器本体に嵌合離脱可能とし
    たキヤツプとからなり、該容器本体の嵌合部上縁
    に複数の上向き山状突部を有し、キヤツプの嵌合
    部に複数の内向き且つ下向き山状突部を有するア
    イスクリーム包装用容器であつて、容器本体の突
    部とキヤツプの突部の数を同数とし、夫々嵌合部
    の円周方向に略等間隔に配置してあるが、容器本
    体の山状突部とキヤツプの山状突部を対向させた
    際全ての山状突部が一致することなく、僅かに対
    向位置がずれている山状突部を容器本体又はキヤ
    ツプの何れかに形成し、容器本体の山状突部の上
    部外側位置に上部が内向きになる傾斜縦溝を形成
    してあることを特徴とするアイスクリーム包装用
    容器。
JP10931386U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH047085Y2 (ja)

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JP10931386U JPH047085Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JP10931386U JPH047085Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JPS6334090U JPS6334090U (ja) 1988-03-04
JPH047085Y2 true JPH047085Y2 (ja) 1992-02-26

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JP6914720B2 (ja) * 2017-05-10 2021-08-04 デンカ株式会社 包装用容器

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