JPH0737269B2 - 容器蓋 - Google Patents
容器蓋Info
- Publication number
- JPH0737269B2 JPH0737269B2 JP62321471A JP32147187A JPH0737269B2 JP H0737269 B2 JPH0737269 B2 JP H0737269B2 JP 62321471 A JP62321471 A JP 62321471A JP 32147187 A JP32147187 A JP 32147187A JP H0737269 B2 JPH0737269 B2 JP H0737269B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- container lid
- mouth
- neck
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3423—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt
- B65D41/3428—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は、硬質合成樹脂製容器蓋本体と軟質合成樹脂製
密封ライナとを具備する、合成樹脂製容器のための容器
蓋に関する。
密封ライナとを具備する、合成樹脂製容器のための容器
蓋に関する。
〈従来技術〉 飲料等のための容器として、近時においては、ガラス製
容器に代えてポリエチレンテレフタレート（PET）の如
き合成樹脂から形成された容器が広く実用に供されてい
る。そして、かような合成樹脂製容器の略円筒状の口頚
部を密封するための容器蓋として、ガラス製容器の場合
と同様に、金属薄板製容器蓋本体と合成樹脂製ライナか
ら成る容器蓋と共に、容器蓋本体も合成樹脂製である容
器蓋が提案され実用に供されている。かかる容器蓋本体
は、ポリプロピレン又は硬質ポリエチレンの如き硬質合
成樹脂から成形され、天面壁及びこの天面壁の周縁から
垂下する筒状スカート壁を有する。硬質ポリエチレンの
如き軟質合成樹脂から成形されるライナは、容器蓋本体
の天面壁内面にて型押成形することによって好都合に成
形される。
容器に代えてポリエチレンテレフタレート（PET）の如
き合成樹脂から形成された容器が広く実用に供されてい
る。そして、かような合成樹脂製容器の略円筒状の口頚
部を密封するための容器蓋として、ガラス製容器の場合
と同様に、金属薄板製容器蓋本体と合成樹脂製ライナか
ら成る容器蓋と共に、容器蓋本体も合成樹脂製である容
器蓋が提案され実用に供されている。かかる容器蓋本体
は、ポリプロピレン又は硬質ポリエチレンの如き硬質合
成樹脂から成形され、天面壁及びこの天面壁の周縁から
垂下する筒状スカート壁を有する。硬質ポリエチレンの
如き軟質合成樹脂から成形されるライナは、容器蓋本体
の天面壁内面にて型押成形することによって好都合に成
形される。
〈従来技術の問題点〉 然るに、ガラス製容器に比べて合成樹脂製容器は一般に
剛性及び耐熱性が低く、それ故に、従来、合成樹脂製容
器の密封には、次の通りの解決すべき問題があった。即
ち、合成樹脂製容器の場合、特に内容物の加熱充填或い
は内容物充填後の加熱滅菌処理等によって容器が比較的
大幅な温度変化に晒された時に、容器の口頚部に過剰な
収縮が生成され、これによって容器蓋による口頚部の密
封が毀損される傾向があった。
剛性及び耐熱性が低く、それ故に、従来、合成樹脂製容
器の密封には、次の通りの解決すべき問題があった。即
ち、合成樹脂製容器の場合、特に内容物の加熱充填或い
は内容物充填後の加熱滅菌処理等によって容器が比較的
大幅な温度変化に晒された時に、容器の口頚部に過剰な
収縮が生成され、これによって容器蓋による口頚部の密
封が毀損される傾向があった。
〈発明の課題〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、本発明
の技術的課題は、合成樹脂製容器のための、硬質合成樹
脂製容器蓋本体とこの容器蓋本体の天面壁の内面に型押
成形された軟質合成樹脂製密封ライナとを具備する容器
蓋に改良を加えて、比較的大幅な温度変化に晒されても
容器の口頚部に過剰な収縮が生成されないようにせしめ
ることである。
の技術的課題は、合成樹脂製容器のための、硬質合成樹
脂製容器蓋本体とこの容器蓋本体の天面壁の内面に型押
成形された軟質合成樹脂製密封ライナとを具備する容器
蓋に改良を加えて、比較的大幅な温度変化に晒されても
容器の口頚部に過剰な収縮が生成されないようにせしめ
ることである。
〈発明の解決手段〉 上記技術的課題を達成するための本発明の解決手段は、
（イ）容器蓋本体の天面壁の内面に、周方向に間隔を置
いて複数個の弧状突起を配設し、（ロ）上記天面壁の中
央部に供給されたライナ素材を型押して上記複数個の弧
状突起間の間隔を通して半径方向外方に流動せしめるこ
とによって密封ライナを成形し、（ハ）上記複数個の弧
状突起の外径を容器の口頚部の内径に対応したものに設
定して、容器の口頚部に容器蓋が装着されると、上記弧
状突起が容器の口頚部内に挿入せしめられるようになす
ことである。
（イ）容器蓋本体の天面壁の内面に、周方向に間隔を置
いて複数個の弧状突起を配設し、（ロ）上記天面壁の中
央部に供給されたライナ素材を型押して上記複数個の弧
状突起間の間隔を通して半径方向外方に流動せしめるこ
とによって密封ライナを成形し、（ハ）上記複数個の弧
状突起の外径を容器の口頚部の内径に対応したものに設
定して、容器の口頚部に容器蓋が装着されると、上記弧
状突起が容器の口頚部内に挿入せしめられるようになす
ことである。
即ち、本発明によれば、天面壁及び該天面壁の周縁から
垂下する筒状スカート壁を有する硬質合成樹脂製容器蓋
本体と、該本体の該天面壁の内面に型押成形された軟質
合成樹脂製密封ライナとを具備する、略円筒状の口頚部
を有する合成樹脂製容器のための容器蓋において； 該本体の該天面壁の内面には、周方向に間隔を置いて配
設された複数個の弧状突起が形成されており、 該密封ライナは、該天面壁の中央部に供給されたライナ
素材を型押して該弧状突起間の間隔を通して半径方向外
方に流動せしめることによって成形されており、 該本体の該弧状突起の外径は容器の口頚部の内径に対応
しており、容器の口頚部に容器蓋が装着されると、該本
体の該弧状突起が容器の口頚部内に挿入せしめられる、 ことを特徴とする容器蓋が提供される。
垂下する筒状スカート壁を有する硬質合成樹脂製容器蓋
本体と、該本体の該天面壁の内面に型押成形された軟質
合成樹脂製密封ライナとを具備する、略円筒状の口頚部
を有する合成樹脂製容器のための容器蓋において； 該本体の該天面壁の内面には、周方向に間隔を置いて配
設された複数個の弧状突起が形成されており、 該密封ライナは、該天面壁の中央部に供給されたライナ
素材を型押して該弧状突起間の間隔を通して半径方向外
方に流動せしめることによって成形されており、 該本体の該弧状突起の外径は容器の口頚部の内径に対応
しており、容器の口頚部に容器蓋が装着されると、該本
体の該弧状突起が容器の口頚部内に挿入せしめられる、 ことを特徴とする容器蓋が提供される。
〈発明の作用〉 本発明の容器蓋によれば、硬質合成樹脂から成形されて
いる容器蓋本体の天面壁に配設されている複数個の弧状
突起が、容器の口頚部内に進入して、口頚部を内側から
支持する。それ故に、比較的大幅な温度変化に晒されて
も、口頚部の収縮に抵抗する上記弧状突起によって口頚
部の過剰な収縮が防止され、かくして容器蓋による密封
が毀損されることなく維持される。上記複数個の弧状突
起は周方向に間隔を置いて配設されており、従って天面
壁の中央部に供給されたライナ素材を上記弧状突起間の
間隔を通して半径方向外方に流動せしめることができ、
上記複数個の弧状突起の存在によって密封ライナの型押
成形が阻害されることはない。
いる容器蓋本体の天面壁に配設されている複数個の弧状
突起が、容器の口頚部内に進入して、口頚部を内側から
支持する。それ故に、比較的大幅な温度変化に晒されて
も、口頚部の収縮に抵抗する上記弧状突起によって口頚
部の過剰な収縮が防止され、かくして容器蓋による密封
が毀損されることなく維持される。上記複数個の弧状突
起は周方向に間隔を置いて配設されており、従って天面
壁の中央部に供給されたライナ素材を上記弧状突起間の
間隔を通して半径方向外方に流動せしめることができ、
上記複数個の弧状突起の存在によって密封ライナの型押
成形が阻害されることはない。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
容器蓋の好適具体例について詳細に説明する。
容器蓋の好適具体例について詳細に説明する。
第１図を参照して説明すると、全体を番号２で示す本発
明に従って構成された図示の容器蓋は、容器蓋本体４と
密封ライナ６とを具備している。
明に従って構成された図示の容器蓋は、容器蓋本体４と
密封ライナ６とを具備している。
ポリプロピレン又は硬質ポリエチレンの如き硬質合成樹
脂から射出成形又は圧縮成形することができる容器蓋本
体４は、円形天面壁８とこの天面壁８の周縁から垂下す
る円筒状スカート壁10とを有する。スカート壁10の下部
は比較的薄肉にせしめられており、かかる薄肉下部の上
端部には周方向に延びる破断ライン12が形成されてい
る。この破断ライン12は、周方向に間隔を置いて周方向
に延びる複数個のスリット（切溝）14によって規定され
ており、各スリット14間には橋絡部16が残留せしめられ
ている。破断ライン12はスカート壁10をそれより上方の
主部16とそれより下方のピルフアープルーフ裾部18とに
区画する。主部16の外周面には滑り防止用ローレット
（凹凸形状）20が形成されている。主部16の内周面には
雌螺条21が形成されている。主部16の内周面の上端部に
は、密封ライナ６を所要位置に保持する機能を有する環
状突条22が形成されている。ピルフアープルーフ裾部18
の内周面には、周方向に適宜の間隔を置いて半径方向内
方に突出する複数個の係止片23が形成されている。容器
蓋本体４の上述した通りの構成は、既に周知のものであ
ると共に、本発明が適用される容器蓋本体の単なる一例
を示すものにすぎず、それ故に、図示の容器蓋本体４の
上述した通りの構成についての詳細な説明は省略する。
脂から射出成形又は圧縮成形することができる容器蓋本
体４は、円形天面壁８とこの天面壁８の周縁から垂下す
る円筒状スカート壁10とを有する。スカート壁10の下部
は比較的薄肉にせしめられており、かかる薄肉下部の上
端部には周方向に延びる破断ライン12が形成されてい
る。この破断ライン12は、周方向に間隔を置いて周方向
に延びる複数個のスリット（切溝）14によって規定され
ており、各スリット14間には橋絡部16が残留せしめられ
ている。破断ライン12はスカート壁10をそれより上方の
主部16とそれより下方のピルフアープルーフ裾部18とに
区画する。主部16の外周面には滑り防止用ローレット
（凹凸形状）20が形成されている。主部16の内周面には
雌螺条21が形成されている。主部16の内周面の上端部に
は、密封ライナ６を所要位置に保持する機能を有する環
状突条22が形成されている。ピルフアープルーフ裾部18
の内周面には、周方向に適宜の間隔を置いて半径方向内
方に突出する複数個の係止片23が形成されている。容器
蓋本体４の上述した通りの構成は、既に周知のものであ
ると共に、本発明が適用される容器蓋本体の単なる一例
を示すものにすぎず、それ故に、図示の容器蓋本体４の
上述した通りの構成についての詳細な説明は省略する。
第１図と共に第２図を参照して説明すると、本発明に従
って構成された容器蓋２においては、容器蓋本体４の天
面壁８の内面に、周方向に間隔を置いて複数個の弧状突
起24が形成されていることが重要である。図示の具体例
においては、周方向に等間隔を置いて４個の弧状突起24
が形成されている。かかる弧状突起24の外径、特に下部
の外径は、後述する容器の口頚部の内径と略等しい値に
設定されている。弧状突起24の半径方向厚さｔは、充分
に大きいことが望ましく、例えば1.0乃至5.0mm程度であ
るのが好ましい。弧状突起24の軸線方向突出長さｌは、
後述する容器の口頚部内に進入することができるもので
あることが重要であり、例えば1.5乃至6.0mm程度である
のが好ましい。
って構成された容器蓋２においては、容器蓋本体４の天
面壁８の内面に、周方向に間隔を置いて複数個の弧状突
起24が形成されていることが重要である。図示の具体例
においては、周方向に等間隔を置いて４個の弧状突起24
が形成されている。かかる弧状突起24の外径、特に下部
の外径は、後述する容器の口頚部の内径と略等しい値に
設定されている。弧状突起24の半径方向厚さｔは、充分
に大きいことが望ましく、例えば1.0乃至5.0mm程度であ
るのが好ましい。弧状突起24の軸線方向突出長さｌは、
後述する容器の口頚部内に進入することができるもので
あることが重要であり、例えば1.5乃至6.0mm程度である
のが好ましい。
上述した容器蓋本体４の天面壁８の内面に配設される密
封ライナ６は、軟質ポリエチレンの如き軟質合成樹脂か
ら型押成形によって成形することができる。即ち、第３
図に図示する如く、アンビル26上に容器蓋本体４を倒立
状態で載置し、そしてかかる容器蓋本体４の天面壁８の
内面中央部に、加熱溶融状態のライナ素材28を所要量供
給する。次いで、第４図に図示する如く、アンビル26上
の容器蓋本体４内に型押工具30を降下せしめる。図示の
型押工具30は、円柱形状のセンターパンチ32、中間ブッ
シング34及び外側スリーブ36から構成されている。外側
スリーブ36は容器蓋本体４における環状突条22の内径に
略対応した内径を有し、型押成形の際には外側スリーブ
36の下端が環状突条22に当接せしめられる。中間ブッシ
ング34の内径は、容器蓋本体４における上記弧状突起24
の内径と実質上同一でる。かかる中間ブッシング34の下
端部内周面には環状凹部38が形成されており、この環状
凹部38の半径方向厚さは上記弧状突起24の半径方向厚さ
ｔと実質上同一にせしめられている。型押成形の際に
は、第４図に図示する如く、複数個の弧状突起24が中間
ブッシング34の環状凹部38に収容され、弧状突起24の突
出端面が環状凹部38の底面に当接せしめられる。センタ
ーパンチ32は弧状突起24の内径に対応した外径を有す
る。型押成形の際には、センターパンチ32が第４図に図
示する位置まで下降されて、ライナ素材28が押圧され
る。かくすると、ライナ素材28は複数個の弧状突起24間
の間隔を通って半径方向外方へ流動し、かくして第４図
に図示する通りの形態の密封ライナ６が型押成形され
る。
封ライナ６は、軟質ポリエチレンの如き軟質合成樹脂か
ら型押成形によって成形することができる。即ち、第３
図に図示する如く、アンビル26上に容器蓋本体４を倒立
状態で載置し、そしてかかる容器蓋本体４の天面壁８の
内面中央部に、加熱溶融状態のライナ素材28を所要量供
給する。次いで、第４図に図示する如く、アンビル26上
の容器蓋本体４内に型押工具30を降下せしめる。図示の
型押工具30は、円柱形状のセンターパンチ32、中間ブッ
シング34及び外側スリーブ36から構成されている。外側
スリーブ36は容器蓋本体４における環状突条22の内径に
略対応した内径を有し、型押成形の際には外側スリーブ
36の下端が環状突条22に当接せしめられる。中間ブッシ
ング34の内径は、容器蓋本体４における上記弧状突起24
の内径と実質上同一でる。かかる中間ブッシング34の下
端部内周面には環状凹部38が形成されており、この環状
凹部38の半径方向厚さは上記弧状突起24の半径方向厚さ
ｔと実質上同一にせしめられている。型押成形の際に
は、第４図に図示する如く、複数個の弧状突起24が中間
ブッシング34の環状凹部38に収容され、弧状突起24の突
出端面が環状凹部38の底面に当接せしめられる。センタ
ーパンチ32は弧状突起24の内径に対応した外径を有す
る。型押成形の際には、センターパンチ32が第４図に図
示する位置まで下降されて、ライナ素材28が押圧され
る。かくすると、ライナ素材28は複数個の弧状突起24間
の間隔を通って半径方向外方へ流動し、かくして第４図
に図示する通りの形態の密封ライナ６が型押成形され
る。
上述した通りの容器蓋本体４と密封ライナ６とを具備す
る、本発明に従って構成された図示の容器蓋２は、第５
図に図示する通りの口頚部40を備えた容器に適用され
る。ポリエチレンテレフタレート（PET）の如き適宜の
合成樹脂から形成される容器の口頚部40は略円筒形状で
あり、その外周面には雄螺条42とこの雄螺条42の下方に
位置する環状係止あご部44とが形成されている。口頚部
40に容器蓋２を装着して口頚部40を密封するためには、
口頚部40に容器蓋２を被嵌し、第５図において上方から
見て時計方向に回転せしめる。かくすると、容器蓋２に
おける雌螺条21が口頚部40の雄螺条42に螺合され、容器
蓋２は回転に応じて漸次下降せしめられる。そして、第
５図に図示する位置まで容器蓋２が下降せしめられる
と、半径方向外方へ弾性的に撓むことによって口頚部40
の環状係止あご部44を通過した複数個の係止片23が、弾
性的に復元して環状係止あご部44の下面に係止せしめら
れる。そして、密封ライナ６の周縁部（即ち複数個の弧
状突起24よりも半径方向外方に存在する周縁部）が口頚
部40の上端面に押圧され、これによって口頚部40が密封
される。加えて、本発明に従って構成された容器蓋２に
よれば、第５図に明確に図示する如く、複数個の弧状突
起24（そしてまた、図示の具体例においては、密封ライ
ナ６のうちの複数個の弧状突起24間の間隔を満たす部
分）が口頚部40内に挿入され。。
る、本発明に従って構成された図示の容器蓋２は、第５
図に図示する通りの口頚部40を備えた容器に適用され
る。ポリエチレンテレフタレート（PET）の如き適宜の
合成樹脂から形成される容器の口頚部40は略円筒形状で
あり、その外周面には雄螺条42とこの雄螺条42の下方に
位置する環状係止あご部44とが形成されている。口頚部
40に容器蓋２を装着して口頚部40を密封するためには、
口頚部40に容器蓋２を被嵌し、第５図において上方から
見て時計方向に回転せしめる。かくすると、容器蓋２に
おける雌螺条21が口頚部40の雄螺条42に螺合され、容器
蓋２は回転に応じて漸次下降せしめられる。そして、第
５図に図示する位置まで容器蓋２が下降せしめられる
と、半径方向外方へ弾性的に撓むことによって口頚部40
の環状係止あご部44を通過した複数個の係止片23が、弾
性的に復元して環状係止あご部44の下面に係止せしめら
れる。そして、密封ライナ６の周縁部（即ち複数個の弧
状突起24よりも半径方向外方に存在する周縁部）が口頚
部40の上端面に押圧され、これによって口頚部40が密封
される。加えて、本発明に従って構成された容器蓋２に
よれば、第５図に明確に図示する如く、複数個の弧状突
起24（そしてまた、図示の具体例においては、密封ライ
ナ６のうちの複数個の弧状突起24間の間隔を満たす部
分）が口頚部40内に挿入され。。
容器内に加熱した内容物を充填し、或いは内容物充填後
に加熱滅菌処理を遂行する場合、容器の口頚部40は比較
的大幅な温度変化に晒される。かくすると、口頚部40が
収縮される傾向があるが、本発明に従って構成された容
器蓋２によれば、硬質合成樹脂製の弧状突起24が口頚部
40内に挿入されて口頚部40の収縮に抵抗し、口頚部40の
過剰な収縮を防止する。従って、容器の口頚部40が比較
的大幅な温度変化に晒される場合でも、口頚部40が過剰
に収縮して容器蓋２による密封が毀損されてしまうこと
が防止される。
に加熱滅菌処理を遂行する場合、容器の口頚部40は比較
的大幅な温度変化に晒される。かくすると、口頚部40が
収縮される傾向があるが、本発明に従って構成された容
器蓋２によれば、硬質合成樹脂製の弧状突起24が口頚部
40内に挿入されて口頚部40の収縮に抵抗し、口頚部40の
過剰な収縮を防止する。従って、容器の口頚部40が比較
的大幅な温度変化に晒される場合でも、口頚部40が過剰
に収縮して容器蓋２による密封が毀損されてしまうこと
が防止される。
口頚部40を開封する際には、容器蓋２を第５図において
上方から見て反時計方向に回転せしめる。かくすると、
口頚部40の雄螺条42と容器蓋２における雌螺条21との協
働により、容器蓋２は回転と共に上昇せしめられる。然
るに、容器蓋本体４のピルフアープルーフ裾部18は、そ
の内周面に形成されている係止片23が口頚部40の係止あ
ご部44に係止されている故に上昇することができず、か
くして破断ライン12における橋絡部16に応力が生成され
て橋絡部16が破断され、ピルフアープルーフ裾部18が分
離される。しかる後においては、分離されたピルフアー
プルーフ裾部18を口頚部40に残留せしめて、容器蓋２が
回転と共に自由に上昇されて口頚部40から離脱され、か
くして口頚部40が開封される。
上方から見て反時計方向に回転せしめる。かくすると、
口頚部40の雄螺条42と容器蓋２における雌螺条21との協
働により、容器蓋２は回転と共に上昇せしめられる。然
るに、容器蓋本体４のピルフアープルーフ裾部18は、そ
の内周面に形成されている係止片23が口頚部40の係止あ
ご部44に係止されている故に上昇することができず、か
くして破断ライン12における橋絡部16に応力が生成され
て橋絡部16が破断され、ピルフアープルーフ裾部18が分
離される。しかる後においては、分離されたピルフアー
プルーフ裾部18を口頚部40に残留せしめて、容器蓋２が
回転と共に自由に上昇されて口頚部40から離脱され、か
くして口頚部40が開封される。
以上、特定の形態のピルフアープルーフ裾部を有する特
定の容器蓋に関連せしめて本発明を詳細に説明したが、
本発明はかかる特定の容器蓋に限られることなく種々の
形態の容器蓋に適用され得るものであることは多言する
までもない。
定の容器蓋に関連せしめて本発明を詳細に説明したが、
本発明はかかる特定の容器蓋に限られることなく種々の
形態の容器蓋に適用され得るものであることは多言する
までもない。
第１図は、本発明に従って構成された容器蓋の一具体例
を、一部を断面で示す側面図。 第２図は、第１図の線II−IIにおける断面図。 第３図及び第４図は、密封ライナを型押成形する様式を
説明するための部分断面図。 第５図は、第１図の容器蓋を容器の口頚部に装着して口
頚部を密封した状態を、一部を断面で示す側面図。 ２……容器蓋 ４……容器蓋本体 ６……密封ライナ ８……天面壁 10……スカート壁 24……弧状突起 28……ライナ素材 30……型押工具 40……口頚部
を、一部を断面で示す側面図。 第２図は、第１図の線II−IIにおける断面図。 第３図及び第４図は、密封ライナを型押成形する様式を
説明するための部分断面図。 第５図は、第１図の容器蓋を容器の口頚部に装着して口
頚部を密封した状態を、一部を断面で示す側面図。 ２……容器蓋 ４……容器蓋本体 ６……密封ライナ ８……天面壁 10……スカート壁 24……弧状突起 28……ライナ素材 30……型押工具 40……口頚部
Claims (1)
- 【請求項１】天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する筒
状スカート壁を有する硬質合成樹脂製容器蓋本体と、該
本体の該天面壁の内面に型押成形された軟質合成樹脂製
密封ライナとを具備する、略円筒状の口頸部を有する合
成樹脂製容器のための容器蓋において； 該本体の該天面壁の内面には、周方向に間隔を置いて配
設された複数個の弧状突起が形成されており、 該密封ライナは、該天面壁の中央部に供給されたライナ
素材を型押して該弧状突起間の間隔を通して半径方向外
方に流動せしめることによって成形されており、 該本体の該弧状突起の外径は容器の口頚部の内径に対応
しており、容器の口頚部に容器蓋が装着されると、該本
体の該弧状突起が容器の口頚部内に挿入せしめられる、 ことを特徴とする容器蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62321471A JPH0737269B2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62321471A JPH0737269B2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 容器蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01167054A JPH01167054A (ja) | 1989-06-30 |
| JPH0737269B2 true JPH0737269B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=18132937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62321471A Expired - Fee Related JPH0737269B2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 容器蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737269B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04339772A (ja) * | 1991-05-09 | 1992-11-26 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | ライナー付容器蓋及びその製造方法 |
| JP4462391B2 (ja) * | 2000-01-11 | 2010-05-12 | 東洋製罐株式会社 | プラスチックキャップ及びそれを使用した高温充填ボトル詰の密封部殺菌方法 |
| JP2006224996A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Japan Crown Cork Co Ltd | ライナー付プラスチックキャップ |
| JP4976077B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2012-07-18 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 包装容器及びその製造方法 |
| JP6200717B2 (ja) * | 2013-07-30 | 2017-09-20 | 日本クロージャー株式会社 | 樹脂製キャップ |
-
1987
- 1987-12-21 JP JP62321471A patent/JPH0737269B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01167054A (ja) | 1989-06-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4305517A (en) | Tamperproof closure | |
| US3703975A (en) | Safety closure | |
| US5190177A (en) | Metal screw closures for packaging containers | |
| US4579238A (en) | One-piece moisture-tight safety closure and container | |
| US5927532A (en) | Vapor-seal child resistant closure and container package | |
| EP0379775A1 (en) | Child resistant dispensing closure | |
| JPH0454113Y2 (ja) | ||
| JPH03176373A (ja) | ねじ形蓋閉装置 | |
| GB2124196A (en) | Necked container and pry-off closure | |
| US4498597A (en) | Container and closure | |
| JPH0737269B2 (ja) | 容器蓋 | |
| US6343705B1 (en) | Closure having back-angled lugs | |
| JP2003321040A (ja) | 容器蓋及び金属薄板製容器と容器蓋との組み合わせ | |
| JPH08183547A (ja) | 容器と合成樹脂製容器蓋との連結構造 | |
| US4671420A (en) | Tamper evident container with integral tear strip | |
| EP0021727A1 (en) | Container closure assembly | |
| AU604029B2 (en) | Improvements in or relating to closures | |
| JP2514376B2 (ja) | 密封方法 | |
| GB2312207A (en) | Cap and plug closure assembly | |
| JP3306733B2 (ja) | タンパーエビデント特性を有する合成樹脂製容器蓋 | |
| JPS60183355A (ja) | ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋 | |
| JPH0318368Y2 (ja) | ||
| JPS6159988B2 (ja) | ||
| JPH04115147U (ja) | 密閉キヤツプ | |
| KR940008316Y1 (ko) | 화장품 용기 구부 밀폐용 열수축성 필름캡의 성형장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |